JPH0647165A - パチンコ機の前面枠用表示装置 - Google Patents

パチンコ機の前面枠用表示装置

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JPH0647165A
JPH0647165A JP24409292A JP24409292A JPH0647165A JP H0647165 A JPH0647165 A JP H0647165A JP 24409292 A JP24409292 A JP 24409292A JP 24409292 A JP24409292 A JP 24409292A JP H0647165 A JPH0647165 A JP H0647165A
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lamp
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Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前面枠に設けられる表示装置の強度を高める
と共に、ランプ交換作業の簡易化を図る。 【構成】 パチンコ機の前面枠に取り付けられる枠状の
本体ベース6に、第1〜第4コード25a〜25d及び
ランプ7…を収納するレンズ収納空間13を設け、該レ
ンズ収納空間13を前面側より覆うようにレンズ部材8
a〜8cを着脱可能に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機の前面枠の
適所(上部等)に取付けるパチンコ機の前面枠用表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前面枠の上部に取付ける従来のランプ表
示器は、平板状の本体ベースの前面にランプを取付け、
該ランプと本体ベースの前面を覆う箱状のレンズ部材を
各々ネジにより本体ベースに止着していた。そして、こ
のランプ表示器は、遊技盤だけを新たなものに交換して
も継続して使用されるので、長期に亘って使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近時のパチン
コ機は、遊技盤だけを新たなものに交換し、発射装置等
の他の部品は継続して使用する所謂分離式パチンコ機が
殆どである。このため、ランプ表示器も長期に亘って使
用されている。ランプ表示器を長期に亘って使用してい
ると、電球が断線したときにレンズ部材を本体ベースか
ら取り外して、新たな電球と交換しなければならない。
また、従来のランプ表示器は、レンズ部材を1つ宛本体
ベースに止着しなければならないので、組立工場での組
立作業及びパチンコ店でのランプ交換作業等が面倒であ
った。
【0004】そこで、長期間の使用に耐える強度を有
し、簡単に組立作用や修理作業を行えるパチンコ機の前
面枠用表示装置の開発が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑みなさ
れたもので、前面枠(3)の表面に止着する本体ベース
(6)に発光源(例えばランプ7)を取り付け、該発光
源(7)の前面側をレンズ部材(8)で覆ってなるパチ
ンコ機(1)の前面枠用表示装置であって、上記本体ベ
ース(6)は、前面枠(3)表面から所定の間隔を有す
るように突出させて、後面が開放した未形成空間部(例
えば補強空間11)を有する長尺状の枠体に構成し、該
長尺状の枠体の中央部分には枠体表面から前面枠表面側
に向って所定の領域を有して窪み、複数の発光源(7)
を収納し且つ該発光源(7)に接続されたコード(例え
ば第1コード25a〜第4コード25d)を配線処理す
る凹室(例えばレンズ収納空間13)を設け、該凹室
(13)の前面側に透光性合成樹脂製のレンズ部材(8
a〜8c)を着脱可能に設けるものとした。
【0006】
【作用】横長な区画壁間を縦方向の仕切壁で区切って補
強空間を形成したので、本体ベースの剛性が高まる。そ
して、本体ベースの一側に配置したレンズ部材の係止部
を本体ベースの係合部に係合するとともに受部に隣りの
レンズ部材の押圧部を係合し、この状態で隣りのレンズ
部材の本体ベース用止着部を本体ベースに止着すると、
当該レンズ部材が本体ベースに止着されることは勿論の
こと、一側に配置したレンズ部材も受部が隣りのレンズ
部材の押圧部に押圧されるので、本体ベースに止着され
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。
【0008】パチンコ機1は、図1に示すように、機枠
2の一側に額縁状の前面枠3をヒンジ4,4により開閉
可能に蝶着し、該前面枠3の表面の上部に前面枠用表示
装置5を取付けてある。
【0009】前面枠用表示装置5は、前面枠3の表面に
取付ける本体ベース6と、該本体ベース6に発光源とし
て取付けたランプ7…と、ランプ7…と本体ベース6の
前面を覆うレンズ部材8…とが主要な構成部材である。
【0010】本体ベース6は、図3および図4に示すよ
うに、合成樹脂製の横長な部材であって、下端縁から前
方に起立する横長な第1区画壁9aを形成するととも
に、該第1区画壁9aの上方に間隙を配して第1区画壁
9aと同様な第2区画壁9bを形成し、第1区画壁9a
と第2区画壁9bとの間を縦方向の仕切壁10…で区切
って補強空間11…を形成し、各補強空間11の前面の
凹部には『大当り』等の機能を表示したり装飾模様を施
したプレート12を止着し、上端縁には第1区画壁9a
並びに第2区画壁9bと同様な形状及び大きさの第3区
画壁9cを形成してレンズ収納空間13を形成し、該レ
ンズ収納空間13の左右に位置する前面にはシールや飾
りプレート等の装飾部材14を嵌合する浅い嵌合凹部1
5を形成するとともに、パチンコ機1の前面枠3の表面
に止着する止着部として止着孔16を開設してなる。
【0011】そして、上記レンズ収納空間13内にはレ
ンズ部材止着手段として雌ネジ部17,17を2箇所形
成するとともに、先端に対向する係止爪18,18を有
する第1ランプホルダ19a、第2ランプホルダ19
b、第3ランプホルダ19c、第4ランプホルダ19d
を発光源止着手段として突設し、またレンズ収納空間1
3の一側正面部分に配線挿通口20を開設し、該配線挿
通口20の近傍に一対のピン状のコードバインダ21を
突設し、上記雌ネジ部17,17、ランプホルダ19
…、配線挿通口20等を除く正面部分には反射部材22
を添設する。また、レンズ収納空間13の左右端部には
レンズ部材8b,8cの各一端を止着するためにスリッ
ト状の止着用係合部47,47を形成する。
【0012】上記した構成からなる本体ベース6に取付
けるランプ7は、各々ねじ式ソケット23に螺合され、
該ソケット23を本体ベース6の各ランプホルダ19の
係止爪18,18間に係止することにより本体ベース6
に止着されている。そして、第1ランプホルダ19aと
第2ランプホルダ19bに係止する第1ソケット23
a、第2ソケット23bには一端にコネクタ24を接続
した比較的太い芯線の第1コード25a、第2コード2
5bの他端を接続し、第3ソケット23c、第4ソケッ
ト23dには第1ソケット23a、第2ソケット23b
に一端を接続した比較的細い芯線の第3コード25c、
第4コード25dの他端を接続し、各4コード25の途
中を本体ベース6から突設したコード保持部材26で支
持して、チューブ状のコード保護部材27で束ねた第1
コード25aと第2コード25bを本体ベース6の配線
挿通口20内に通してコネクタ24側の部分を本体ベー
ス6の裏側に出す。
【0013】上記の様に、コネクタ24側に比較的太い
コード25a,25bを使用し、それから先には比較的
細いコード25c,25dを使用したのは、大きな電流
が流れるのはコネクタ24側のコード25a,25bで
ありその先のコード25c,25dには小さな電流が流
れるだけであり、通る電流の大きさに対応した容量とし
たからである。この様に電流の大きさに対応させてコー
ド25…の太さを選択すると、従来よりも細いコードの
使用範囲が拡大され、経済的である。また、本実施例で
は、ソケット23とランプ7との間にゴム紐等の弾性部
材28をソケット23の長さ方向に介在させてある。こ
の様にすると、弾性部材28の弾性によりソケット23
とランプ7との間の導通状態が安定して接触不良を未然
に防止することができ、また繰り返して振動や衝撃を受
けても、弾性部材28が緩衝材として機能するので、ラ
ンプ7が緩んだり外れたりしない。
【0014】レンズ部材8は、本実施例では中央の第1
レンズ部材8aと、左側の第2レンズ部材8b、右側の
第3レンズ部材8cの3つからなる。
【0015】第1レンズ部材8aは、前面が曲面で上下
左右の面が平面で後面が開放した略蒲鉾状の透光性合成
樹脂製箱体であり、前面と上下の面の内側面には四角錘
形の小さな凹凸を無数に形成したレンズ加工を施し、該
前面の左右に開設した止着孔29,29から後方に向け
てボス30,30を突設して本体ベース用止着部とす
る。なお、ボス30は、第1レンズ部材8aの左右の端
部が押圧部31a,31aとして機能するので、端部よ
りも僅か中央側に位置している。
【0016】第2レンズ部材8bは、僅かに傾斜した前
面が第1レンズ部材8aの前面とほぼ同じ曲率の曲面で
左側の端部には鍔状の係止部32bを左方向に突設し、
右側には階段状の受部33bを形成した後面開放の透光
性合成樹脂製箱体である。第3レンズ部材8cは、第2
レンズ部材8bと左右対称の透光性合成樹脂製箱体であ
り、右側の端部に鍔状の係止部32cを突設し、左側に
は階段状の受部33cを形成してある。なお、第2レン
ズ部材8bと第3レンズ部材8cの前面にも第1レンズ
部材8aと同様のレンズ加工を施してある。
【0017】上記した構成からなる第1レンズ部材8
a、第2レンズ部材8b、第3レンズ部材8cを本体ベ
ース6に止着するには、第2レンズ部材8bを本体ベー
ス6のレンズ収納空間13内の左側に、第3レンズ部材
8cをレンズ収納空間13内の右側に臨ませ、第2レン
ズ部材8bの係止部32bを本体ベース6の左側の係合
部47内に、第3レンズ部材8cの係止部32cを右側
の係合部47内に係合し、その後に第1レンズ部材8a
を第2レンズ部材8bと第3レンズ部材8cの間に臨ま
せ、第1レンズ部材8aの左側押圧部31aを第2レン
ズ部材8bの受部33bに、右側押圧部31aを第3レ
ンズ部材8cの受部33cに夫々重合し、この状態で第
1レンズ部材8aをレンズ収納空間13内の所定位置ま
で前進させて本体ベース6に当接し、第1レンズ部材8
aの本体ベース用止着部、即ち止着孔29内に挿通した
ねじの先端を本体ベース6のレンズ部材止着手段として
の雌ネジ部17に螺合する。
【0018】ねじを充分に締め付けると、第1レンズ部
材8aはボス30内に通した上記ねじにより本体ベース
6に強固に止着され、また、第2レンズ部材8b及び第
3レンズ部材8cは係止部32と係合部47との係合に
より一端が止着され、他端は受部33と隣り合う第1レ
ンズ部材8aの押圧部31aに押圧されることにより本
体ベース6に堅固に止着される。そして、レンズ部材8
を本体ベース6のレンズ収納空間13内に止着すると、
第2ランプ7bと第3ランプ7cが第1レンズ部材8a
内に、第1ランプ7aが第2レンズ部材8b内に、第4
ランプ7dが第2レンズ部材8b内に夫々収納される。
【0019】なお、第1レンズ部材8aの止着孔29の
周囲を窪ませておき、ここにシールや板材等の覆い部材
34を嵌合して止着孔29を塞ぐと体裁がよくなる。
【0020】上記した構成からなる前面枠用表示装置5
をパチンコ機1の前面枠3に取付けるには、前面枠3に
開設した貫通孔35内にコネクタ24とコード25を通
してから本体ベース6の後面を前面枠3の表面に当接
し、本体ベース6の左右に開設してある止着孔20,2
0内にねじを挿入し、該ねじを前面枠3にねじ込んで固
定する。なお、図5に示すように、本体ベース6の下端
を前面枠3の縁飾り36に多少重合させると、体裁がよ
くなる。
【0021】そして、図2に示すように、前面枠3の裏
側に出たコード25を遊技盤収納フレーム37の一部を
切り起こしてなるコードバインダ38により止着し、コ
ネクタ24に一端を接続した中間コード39の他端を裏
機構盤40に設けた中継基板41に接続し、該中継基板
41に一端を接続した連絡コード42…の他端を電気的
制御装置43に接続する。上記の様に、コードバインダ
38でコード25の途中を止着すると、配線を整然と整
理することができ、また中継基板41を設けると、1本
のコードの長さを短く抑えて配線の共通化もできる。
【0022】上記した前面枠用表示装置5は、図6に示
すように、遊技中に所謂大当りの賞態様が形成されたと
きに電気的制御装置43からの信号により全てのランプ
7…を点滅させたり、発射装置が作動しているときに第
1ランプ7aを点灯させたり、特定ランプの球切れや排
出待機球の球切れのときに第2ランプ7bを点滅させた
り、オーバーフローが発生したときに第3ランプ7cを
点灯したり、前面枠3のガラス枠が完全に閉じていない
ときに第4ランプ7dを点滅させたりして、種々の状況
をランプ7…の点灯乃至点滅によって遊技者や係員等に
可視表示することができる。
【0023】なお、ランプ7を交換する場合には、第1
レンズ部材8aのねじを緩めることにより第1レンズ部
材8aを取り外すと、第2レンズ部材8bと第3レンズ
部材8cの各受部33が押圧されない状態となるので、
第2レンズ部材8b及び第3レンズ部材8cを簡単に取
り外すことができる。したがって、ランプ7が断線した
場合にも、レンズ部材8を簡単に取り外して、内部のラ
ンプ7を新しいランプ7に容易に交換することができ
る。
【0024】図7から図9に示す前面枠用表示装置5′
は、前面枠3の表面に取付ける本体ベース6′と、該本
体ベース6′に発光源として取付けたランプ7…と、ラ
ンプ7…と本体ベース6′の前面を覆う第4レンズ部材
8d、第5レンズ部材8e、第6レンズ部材8f、第7
レンズ部材8gとが主要な構成部材である。
【0025】本体ベース6′は、図8に示すように、合
成樹脂製の横長な部材であって、上端縁と下端縁から後
方に起立する横長な区画壁9d…を形成するとともに、
該区画壁9d,9d間を縦方向の仕切壁10で区切って
補強空間11を形成し、前面の横長なレンズ収納空間1
3′のほぼ中央に中央壁部44を立設し、該中央壁部4
4の左右の上下に爪係合部45…を形成し、さらにその
側方に半円状のランプホルダ19e…を突設し、一対の
ランプホルダ19,19間に配線挿通口20′を、各ラ
ンプ7に対応する部分に放熱孔46をそれぞれ開設し、
レンズ収納空間13′の左右の端部にはスリット状の止
着用係合部47,47を形成し、また両係合部47,4
7の外側に位置する端部には止着孔16′,16′を開
設してなる。
【0026】上記した構成からなる本体ベース6′に取
付けるランプ7e…は、ねじ式ソケット23′に螺合さ
れ、該ソケット23′に接続した挟持部材48により本
体ベース6′の各ランプホルダ19を挟み込むことによ
り本体ベース6′に止着されている。また、ソケット2
3′に一端を接続したコード25′は、配線挿通口2
0′を通して本体ベース6′の裏側に出す。
【0027】第4レンズ部材8d及び第5レンズ部材8
eは、いずれも前面が曲面で構成された断面略横U字状
の透光性合成樹脂製であり、左右の開口部分には押圧部
として機能する縁部31′を形成し、内側面にはダイヤ
カットを施し、上面と下面の縁には係合爪49,49を
形成してある。第6レンズ部材8fは、第4レンズ部材
8dや第5レンズ部材8eと同様に、前面が曲面で構成
された断面略横U字状の透光性合成樹脂製であり、内側
面にはダイヤカットを施し、左側面の後端には係止部3
2fを左側に向けて突設してある。また、第7レンズ部
材8gは、第6レンズ部材8fと同様であり、右側面の
後端に係止部32gを右側に向けて突設してある。
【0028】本体ベース6′にレンズ部材8…を止着す
るには、左側の第6レンズ部材8fの係止部32fを本
体ベース6′の左側の係合部47内に係合してから第4
レンズ部材8dの縁部31′を第6レンズ部材8fの受
部33fとしての端部に当接し、この状態で第4レンズ
部材8dの係合爪49,49を本体ベース6′の爪係合
部45,45内に係合する。この様にすると、第4レン
ズ部材8dの縁部31′が押圧部として第6レンズ部材
8fの一端を押圧して本体ベース6′に堅固に止着す
る。同様にして、第7レンズ部材8gの係止部32gを
本体ベース6′の右側の係合部47内に係合してから第
5レンズ部材8eの縁部31′を第7レンズ部材8gの
受部33gとしての端部に当接し、この状態で第5レン
ズ部材8eの係合爪49,49を本体ベース6′の爪係
合部45,45内に係合する。
【0029】上記した構成からなる前面枠用表示装置
5′をパチンコ機1の前面枠3の表面に取付けるには、
図9に示すように、本体ベース6′の裏側に出したコー
ド25′を前面枠3の貫通孔35′内に挿通し、本体ベ
ース6′の各止着孔16′内に挿通したねじの先端を前
面枠3にねじ込むことにより止着する。なお、図9に示
すように、本体ベース6′の裏面に位置決め突起50,
50を突設し、該位置決め突起50,50を前面枠3の
表面に穿設した位置決め孔51,51内に嵌合すること
により前面枠用表示装置5′の位置を所定位置に合せる
ようにしてもよい。
【0030】なお、本発明における発光源は、上記した
ランプ7に限定されるものではなく、例えば発光ダイオ
ード等であってもよい。また、レンズ部材8の係止部3
2や受部33は、隣り合のレンズ部材の止着により当該
レンズ部材を本体ベース6に止着できるものであればど
のような構成でもよく、例えば突起と該突起を嵌合する
孔とで構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るパチ
ンコ機の前面枠用表示装置によれば、本体ベースの剛性
を高めたので、長期間の使用にも十分に耐えることがで
きる。また、レンズ部材を本体ベースに止着する作業の
簡略化を図ることができるので、組立作業における手間
を省くことができ、またランプ7交換等のメンテナンス
作業の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機及び表示器の斜視図である。
【図2】パチンコ機の裏側の斜視図である。
【図3】表示器の分解斜視図である。
【図4】図3に示す表示器の裏側から見た斜視図であ
る。
【図5】図3に示す表示器の断面図である。
【図6】表示装置の表示制御に関連した概略ブロック図
である。
【図7】表示器の他の実施例の斜視図である。
【図8】図7に示す表示器の分解斜視図である。
【図9】図7に示す表示器の断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 3 前面枠 5 前面枠用表示装置 6 本体ベース 7 ランプ 8a レンズ部材 8b レンズ部材 8c レンズ部材 11 補強空間 13 レンズ収納空間 25a 第1コード 25b 第2コード 25c 第3コード 25d 第4コード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 パチンコ機の前面枠用表示装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前面枠上部における横
長状前面領域に設けられ、該前面枠に止着される本体ベ
ースと発光源を覆う透光性合成樹脂製のレンズ部材とか
らなるパチンコ機の前面枠用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近来のパチンコ機における遊技内容にお
いては、通常の遊技状態とは異なる特別遊技を設定して
おり、所謂大当たりが発生することに伴って開始される
特別遊技においては、遊技者が比較的短時間のうちに大
きな遊技利益(多量の賞球)を獲得できるものとなって
いる。そして、この大当たりの発生確率(特別遊技の開
始される確率)は、遊技者と遊技店との利益バランスを
図るために、比較的低い値に設定されることが慣例であ
り、希にしか発生しない大当たりが発生した場合には、
当該特別遊技によって得られる大きな遊技利益に対する
期待感から遊技者は歓喜するものである。
【0003】このようなことから、特別遊技は遊技上の
興趣を高める上で非常に有効な機能を備えており、パチ
ンコ遊技に不慣れな遊技者に対しても大当たりの発生を
明瞭に報らせると共に、当該パチンコ機で遊技を行って
いる遊技者に祝賞表示を行うべく、パチンコ機の前面枠
上に表示装置を設けることが、本願出願人によって例え
ば実開昭61−180082号公報(実公平4−171
81号公報)によって提案されている。この文献に開示
された考案においては、逆L字状の表示装置を前面枠の
隅角部に取り付けることで、遊技者へ特別遊技状態の発
生を報らせると共に、前面枠の隅角部を補強するものと
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の前面枠用表示装置においては、隅角部に位置す
ることから、遊技者への視認性が良好とは限らず、効果
的な表示機能を発揮していると言えない点もあった。な
お、視認性を高めるために、前面枠上部における横長状
前面領域の中央部へ表示装置を取り付けることも考えら
れるが、前面枠と伴に長期間に亙って使用される表示装
置は、ある程度の耐久性を要求されることから比較的重
厚な構造が採られており、表示装置が前面枠に及ぼす重
量負荷を考慮する必要があるため、単純に大型の表示装
置を前面枠上部に取り付けることはできない。
【0005】また、従来の表示装置は当該パチンコ機で
遊技を行っている遊技者への祝賞表示を目的としている
だけで、表示装置による大当たりの発生状態を広い範囲
で視認できるものではなかった。すなわち、遊技店にあ
っては複数のパチンコ機を横一列状態に設置している関
係上、大当たりの発生したパチンコ機と同じ並びのパチ
ンコ機列で遊技を行っている遊技者に対しても、大当た
りの発生を報らせると、他の遊技者等の大当たりに対す
る期待感が高められ、臨場感を効果的に与えることがで
きるのである。
【0006】そこで、本発明は、前面枠上部における横
長状前面領域の狭小なスペースに取り付けることが可能
で、他のパチンコ機で遊技している客からも容易に視認
できる程に良好な照明効果を得られ、しかも表示装置自
体の取扱いが容易であると共に配線処理も簡略化された
比較的大型の前面枠用表示装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑みなさ
れたもので、前面枠(3)上部における横長状前面領域
に止着される本体ベース(6)と、該本体ベース側に保
持される発光源(例えばランプ7a〜7d)と、該発光
源を覆う透光性合成樹脂製のレンズ部材(例えば第1〜
第3レンズ部材8a〜8c)とからなり、パチンコ遊技
における特別賞態様の発生を可視表示するパチンコ機の
前面枠用表示装置(5)において、上記本体ベースは、
前面枠上部の横長状前面領域を広域に亙って覆い得るよ
うな横長状の大きさに設定した枠体に対し、所定部分よ
り前面側へ起立する複数の区画壁(例えば第1〜第3区
画壁9a〜9c)を形成すると共に、上記枠体の左右方
向に所定間隔を隔てて位置させた複数の発光源保持手段
(例えば第1〜第4ランプホルダ19a〜19d)を設
けてなり、上記本体ベースの発光源保持手段によって保
持される複数の発光源は、電源供給用のコード(例えば
比較的細い第3,第4コード25c,25d)を共通化
した並列接続によって結線し、上記透光性合成樹脂製の
レンズ部材は、上記本体ベースの発光源保持手段に保持
された発光源を覆い得る横長状で、且つ上記発光源の少
なくとも前面側を覆い得る大きさに設定すると共に、表
面積を大ならしめ得る膨出形状の箱枠体に形成し、上記
レンズ部材を区画壁に対応させた状態で本体ベースに着
脱可能に止着することにより、内部に発光源を蔵する照
射室を形成し、上記本体ベース裏面側には、一端部が発
光源に並列接続されたコードに導通して他端部にコネク
タ(24)を有する配線コード(例えば比較的太い第
1,第2コード25a,25b)を延在させるようにし
た。
【0008】
【作用】前面枠上部における横長状前面領域に止着され
る本体ベースは、枠体に複数の区画壁を設けるものとし
たので、比較的軽量であると共に、枠構造そのものと区
画壁との相乗効果によって剛性が高まる。また、本体ベ
ースの枠体は、前面枠上部の横長状前面領域を広域に亙
って覆いうるような横長状の大きさであると共に、左右
方向に所定間隔を隔てて発光源保持手段を設けるものと
したので、表示装置としての照明領域が左右方向に拡大
される。
【0009】本体ベースの発光源保持手段に各々保持さ
れる発光源は並列接続するものとしたので、並列接続さ
れた各発光源には等しく電源電圧が印加されることとな
り、発光状態が良好となる。また、共通化した電源供給
用のコードに配線コードを導通させて、コネクタを介し
て配線コードから電源供給することにより、発光源とコ
ードの配線処理が簡素化される。さらに、本体ベース裏
面側には上記配線コードのみが延在することとなるの
で、前面枠用表示装置への配線処理も簡素化される。
【0010】透光性合成樹脂製のレンズ部材は、本体ベ
ース側に保持された発光源の少なくとも前面側を覆い得
る横長状で、表面積を大ならしめる膨出形状の箱枠体と
したので、該レンズ部材を本体ベースに取り付けた際に
形成される照射室は立体的となり、表示装置における照
射領域が拡大されると共に左右両側方への照射が可能
なる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。
【0012】パチンコ機1は、図1に示すように、機枠
2の一側に額縁状の前面枠3をヒンジ4,4により開閉
可能に蝶着し、該前面枠3の表面の上部における横長状
前面領域に前面枠用表示装置5を取付けてある。
【0013】前面枠用表示装置5は、前面枠3の表面に
取付ける本体ベース6と、該本体ベース6に発光源とし
て取付けたランプ7…と、ランプ7…と本体ベース6の
前面を覆う透光性合成樹脂製のレンズ部材8…とが主要
な構成部材であり、後述するようにパチンコ遊技におけ
る特別賞態様の発生を可視表示するものである。
【0014】本体ベース6は、図3および図4に示すよ
うに、合成樹脂製の横長な枠体よりなる部材であって、
下端縁から前面側へ起立する横長な第1区画壁9aを形
成するとともに、該第1区画壁9aの上方に間隙を配し
て第1区画壁9aと同様な第2区画壁9bを形成し、第
1区画壁9aと第2区画壁9bとの間を縦方向の仕切壁
10…で区切って補強空間11…を形成し、各補強空間
11の前面の凹部には『大当り』等の機能を表示したり
装飾模様を施したブレート12を止着し、上端縁には第
1区画壁9a並びに第2区画壁9bと同様な形状及び大
きさの第3区画壁9cを形成してレンズ収納空間13を
形成し、該レンズ収納空間13の左右に位置する前面に
はシールや飾りプレート等の装飾部材14を嵌合する浅
い嵌合凹部15を形成するとともに、パチンコ機1の前
面枠3の表面に止着する止着部として止着孔16を開設
してなる。なお、本体ベース6は、図1に示す如く、前
面枠3上部の横長状前面領域を広域に亙って覆い得るよ
うな横長状の大きさに設定してある。
【0015】そして、上記レンズ収納空間13内にはレ
ンズ部材止着手段として雌ネジ部17,17を2箇所形
成するとともに、先端に対向する係止爪18,18を有
する第1ランプホルダ19a、第2ランプホルダ19
b、第3ランプホルダ19c、第4ランプホルダ19d
を発光源保持手段として突設し、またレンズ収納空間1
3の一側正面部分に配線挿通口20を開設し、該配線挿
通口20の近傍に一対のピン状のコードバインダ21を
突設し、上記雌ネジ部17,17、ランプホルダ19
…、配線挿通口20等を除く正面部分には反射部材22
を添設する。なお、発光源保持手段としての第1〜第4
ランプホルダ19a〜19dは、図3に示す如く、本体
ベース6の左右方向に所定間隔を隔て定置させるものと
してある。また、レンズ収納空間13の左右端部にはレ
ンズ部材8b,8cの各一端を止着するためにスリット
状の止着用係合部47,47を形成する。
【0016】上述したように、本発明にかかる前面枠用
表示装置5の本体ベース6は、枠体に第1〜第3区画壁
9a〜9cを設けると共に、前面枠3上部の横長状前面
領域を広域に亙って覆いうるような横長状の大きさに設
定し、且つ左右方向に所定間隔を隔てて第1〜第4ラン
プホルダ19a〜19dを設けるものとしたので、比較
的軽量で剛性を高めることができると共に、前面枠用表
示装置5としての照明領域(発光源による照明が可能な
領域)を左右方向に拡大できる。したがって、前面枠3
上部における横長状前面領域の狭小なスペースに比較的
大型の前面枠用表示装置5を取り付けることが可能にな
ると共に、左右方向に対しての照明効率を高めることが
できる。
【0017】上記した構成からなる本体ベース6に取付
けるランプ7は、各々ねじ式ソケット23に螺合され、
該ソケット23を本体ベース6の各ランプホルダ19の
係止爪18,18間に係止することにより本体ベース6
に止着されている。そして、第1ランプホルダ19aと
第2ランプホルダ19bに係止する第1ソケット23
a、第2ソケット23bには一端にコネクタ24を接続
した比較的太い芯線の第1コード25a、第2コード2
5bの他端を接続し、第3ソケット23c、第4ソケッ
ト23dには第1ソケット23a、第2ソケット23b
に一端を接続した比較的細い芯線の第3コード25c、
第4コード25dの他端を接続し、各4コード25の途
中を本体ベース6から突設したコード保持部材26で支
持して、チューブ状のコード保護部材27で束ねた第1
コード25aと第2コード25bを本体ベース6の配線
挿通口20内に通してコネクタ24側の部分を本体ベー
ス6の裏側に出す。
【0018】上記の様に、第1ソケット23aと第4ソ
ケット24dを第4コード24dで、第2ソケット23
bと第3ソケット24cを第3コード24cで各々並列
接続によって結線すれば、電源供給用のコードが共通化
されて、各ソケットへの印加電圧は電源電圧に等しくな
るので、直列接続の場合に比べて点灯状態が明るくな
る。したがって、並列接続された第1ランプ7aおよび
第4ランプ7d(若しくは第2ランプ7bおよび第3ラ
ンプ7c)には電源電圧が印加されて発光状態が良好に
なるので、効果的な表示効果を期すことができる。ま
た、第1コード25aは第1ソケット23aを介して第
4コード25dと、第2コード25bは第2ソケット2
3bを介して第3コード25cと、各々導通させ、コネ
クタ24側を本体ベース6の裏面側に延在させるように
したので、配線コードが煩雑になることがない。したが
って、前面枠用表示装置の組立行程や該前面枠用表示装
置の前面枠への取付行程を効率よく行うことができると
共に、メンテナンス時にも配線が煩雑となって作業を妨
げることもない。
【0019】なお、コネクタ24側に比較的太いコード
25a,25bを使用し、それから先には比較的細いコ
ード25c,25dを使用したのは、大きな電流が流れ
るのはコネクタ24側のコード25a,25bでありそ
の先のコード25c,25dには小さな電流が流れるだ
けであり、通る電流の大きさに対応した容量としたから
である。この様に電流の大きさに対応させてコード25
…の太さを選択すると、従来よりも細いコードの使用範
囲が拡大され、経済的である。また、本実施例では、ソ
ケット23とランプ7との間にゴム紐等の弾性部材28
をソケット23の長さ方向に介在させてある。この様に
すると、弾性部材28の弾性によりソケット23とラン
プ7との間の導通状態が安定して接触不良を未然に防止
することができ、また繰り返して振動や衝撃を受けて
も、弾性部材28が緩衝材として機能するので、ランプ
7が緩んだり外れたりしない。
【0020】レンズ部材8は、本実施例では中央の第1
レンズ部材8aと、左側の第2レンズ部材8b、右側の
第3レンズ部材8cの3つからなる。
【0021】第1レンズ部材8aは、前面が曲面で上下
左右の面が平面で後面が開放した略蒲鉾状の透光性合成
樹脂製箱体であり、前面と上下の面の内側面には四角
錘形の小さな凹凸を無数に形成したレンズ加工を施し、
該前面の左右に開設した止着孔29,29から後方に向
けてボス30,30を突設して本体ベース用止着部とす
る。なお、ボス30は、第1レンズ部材8aの左右の端
部が押圧部31a,31aとして機能するので、端部よ
りも僅か中央側に位置している。
【0022】第2レンズ部材8bは、僅かに傾斜した前
面が第1レンズ部材8aの前面とほぼ同じ曲率の曲面で
左側の端部には鍔状の係止部32bを左方向に突設し、
右側には階段状の受部33bを形成した後面開放の透光
性合成樹脂製箱体である。第3レンズ部材8cは、第
2レンズ部材8bと左右対称の透光性合成樹脂製箱
であり、右側の端部に鍔状の係止部32cを突設し、左
側には階段状の受部33cを形成してある。なお、第2
レンズ部材8bと第3レンズ部材8cの前面にも第1レ
ンズ部材8aと同様のレンズ加工を施してある。
【0023】上記した構成からなる第1レンズ部材8
a、第2レンズ部材8b、第3レンズ部材8cを本体ベ
ース6に止着するには、第2レンズ部材8bを本体ベー
ス6のレンズ収納空間13内の左側に、第3レンズ部材
8cをレンズ収納空間13内の右側に臨ませ、第2レン
ズ部材8bの係止部32bを本体ベース6の左側の係合
部47内に、第3レンズ部材8cの係止部32cを右側
の係合部47内に係合し、その後に第1レンズ部材8a
を第2レンズ部材8bと第3レンズ部材8cの間に臨ま
せ、第1レンズ部材8aの左側押圧部31aを第2レン
ズ部材8bの受部33bに、右側押圧部31aを第3レ
ンズ部材8cの受部33cに夫々重合し、この状態で第
1レンズ部材8aをレンズ収納空間13内の所定位置ま
で前進させて本体ベース6に当接し、第1レンズ部材8
aの本体ベース用止着部、即ち止着孔29内に挿通した
ねじの先端を本体ベース6のレンズ部材止着手段として
の雌ネジ部17に螺合する。
【0024】ねじを充分に締め付けると、第1レンズ部
材8aはボス30内に通した上記ねじにより本体ベース
6に強固に止着され、また、第2レンズ部材8b及び第
3レンズ部材8cは係止部32と係合部47との係合に
より一端が止着され、他端は受部33と隣り合う第1レ
ンズ部材8aの押圧部31aに押圧されることにより本
体ベース6に堅固に止着される。そして、レンズ部材8
を本体ベース6のレンズ収納空間13内に止着すると、
第2ランプ7bと第3ランプ7cが第1レンズ部材8a
内に、第1ランプ7aが第2レンズ部材8b内に、第4
ランプ7dが第2レンズ部材8b内に夫々収納される。
【0025】上記のように、透光性合成樹脂製のレンズ
部材8は、本体ベース6の各ランプホルダ19a〜19
dに各々保持された第1〜第4ランプを覆い得る横長状
で、且つ各ランプ19a〜19cの少なくとも前面側を
覆いうる大きさに設定すると共に、表面積を大ならしめ
うる膨出形状の箱枠体に形成することで、該レンズ部材
8を本体ベース6に取り付けた際に形成される照射室は
立体的となって、前面枠用表示装置5における照射領域
(発光源の発光状態を外部から視認できる範囲)が拡大
されると共に左右両側方への照射が可能となるので、他
のパチンコ機で遊技している遊技者等からも容易に視認
できる程に良好な照明効果を得られると共に、当該パチ
ンコ機1と同じパチンコ機列で遊技している遊技者にも
明瞭にさせることが可能となる。
【0026】したがって、特別賞態様の発生を表示して
いるパチンコ機の遊技者のみでなく、他のパチンコ機で
遊技を行っている遊技者に対しても、所謂大当たりの発
生を効果的に報らせることで、未だ特別賞態様の発生に
至らない他の遊技者等に対しても大当たりへの期待感を
高めて、臨場感を効果的に与えることができる。
【0027】また、本実施例においてば、レンズ部材8
を本体ベース6の第2,第3区画壁9b,9cに対応さ
せた状態で着脱可能に止着することにより、これら区画
壁9b,9cによってレンズ部材8が保護されて、前面
枠用表示装置5としての耐久性が高められると共に、レ
ンズ部材を前面側から取り外すことができて、ランプ交
換等の作業を効率良く行うことも可能となる。
【0028】なお、第1レンズ部材8aの止着孔29の
周囲を窪ませておき、ここにシールや板材等の覆い部材
34を嵌合して止着孔29を塞ぐと体裁がよくなる。
【0029】上記した構成からなる前面枠用表示装置5
をパチンコ機1の前面枠3に取付けるには、前面枠3に
開設した貫通孔35内にコネクタ24とコード25を通
してから本体ベース6の後面を前面枠3の表面に当接
し、本体ベース6の左右に開設してある止着孔20,2
0内にねじを挿入し、該ねじを前面枠3にねじ込んで固
定する。なお、図5に示すように、本体ベース6の下端
を前面枠3の縁飾り36に多少重合させると、体裁がよ
くなる。
【0030】そして、図2に示すように、前面枠3の裏
側に出たコード25を遊技盤収納フレーム37の一部を
切り起こしてなるコードバインダ38により止着し、コ
ネクタ24に一端を接続した中間コード39の他端を裏
機構盤40に設けた中継基板41に接続し、該中継基板
41に一端を接続した連絡コード42…の他端を電気的
制御装置43に接続する。上記の様に、コードバインダ
38でコード25の途中を止着すると、配線を整然と整
理することができ、また中継基板41を設けると、1本
のコードの長さを短く抑えて配線の共通化もできる。
【0031】上記した前面枠用表示装置5は、図6に示
すように、遊技中に所謂大当りである特別賞態様が形成
されたときに電気的制御装置43からの信号により全て
のランプ7…を点滅させたりすることができる。また、
本実施例においては、発射装置が作動しているときに第
1ランプ7aを点灯させたり、特定ランプの球切れや排
出待機球(賞球)の球切れのときに第2ランプ7bを点
滅させたり、オーバーフローが発生したときに第3ラン
プ7cを点灯したり、前面枠3のガラス枠が完全に閉じ
ていないときに第4ランプ7dを点滅させたりして、種
々の状況をランプ7…の点灯乃至点滅によって遊技者や
係員等に可視表示することできる。
【0032】なお、ランプ7を交換する場合には、第1
レンズ部材8aのねじを緩めることにより第1レンズ部
材8aを取り外すと、第2レンズ部材8bと第3レンズ
部材8cの各受部33が押圧されない状態となるので、
第2レンズ部材8b及び第3レンズ部材8cを簡単に取
り外すことができる。したがって、ランプ7が断線した
場合にも、レンズ部材8を簡単に取り外して、内部のラ
ンプ7を新しいランプ7に容易に交換することができ
る。
【0033】図7から図9に示す前面枠用表示装置5′
は、前面枠3の表面に取付ける本体ベース6′と、該本
体ベース6′に発光源として取付けたランプ7…と、ラ
ンプ7…と本体ベース6′の前面を覆う第4レンズ部材
8d、第5レンズ部材8e、第6レンズ部材8f、第7
レンズ部材8gとが主要な構成部材である。
【0034】本体ベース6′は、図8に示すように、合
成樹脂製の横長な部材であって、上端縁と下端縁から後
方に起立する横長な区画壁9d…を形成するとともに、
該区画壁9d,9d間を縦方向の仕切壁10で区切って
補強空間11を形成し、前面の横長なレンズ収納空間1
3′のほぼ中央に中央壁部44を立設し、該中央壁部4
4の左右の上下に爪係合部45…を形成し、さらにその
側方に半円状のランプホルダ19e…を突設し、一対の
ランプホルダ19,19間に配線挿通口20′を、各ラ
ンプ7に対応する部分に放熱孔46をそれぞれ開設し、
レンズ収納空間13′の左右の端部にはスリット状の止
着用係合部47,47を形成し、また両係合部47,4
7の外側に位置する端部には止着孔16′,16′を開
設してなる。
【0035】上記した構成からなる本体ベース6′に取
付けるランプ7e…は、ねじ式ソケット23′に螺合さ
れ、該ソケット23′に接続した挟持部材48により本
体ベース6′の各ランプホルダ19を挟み込むことによ
り本体ベース6′に止着されている。また、ソケット2
3′に一端を接続したコード25′は、配線挿通口2
0′を通して本体ベース6′の裏側に出す。
【0036】第4レンズ部材8d及び第5レンズ部材8
eは、いずれも前面が曲面で構成された断面略横U字状
の透光性合成樹脂製であり、左右の開口部分には押圧部
として機能する縁部31′を形成し、内側面にはダイヤ
カットを施し、上面と下面の縁には係合爪49,49を
形成してある。第6レンズ部材8fは、第4レンズ部材
8dや第5レンズ部材8eと同様に、前面が曲面で構成
された断面略横U字状の透光性合成樹脂製であり、内側
面にはダイヤカットを施し、左側面の後端には係止部3
2fを左側に向けて突設してある。また、第7レンズ部
材8gは、第6レンズ部材8fと同様であり、右側面の
後端に係止部32gを右側に向けて突設してある。
【0037】本体ベース6′にレンズ部材8…を止着す
るには、左側の第6レンズ部材8fの係止部32fを本
体ベース6′の左側の係合部47内に係合してから第4
レンズ部材8dの縁部31′を第6レンズ部材8fの受
部33fとしての端部に当接し、この状態で第4レンズ
部材8dの係合爪49,49を本体ベース6′の爪係合
部45,45内に係合する。この様にすると、第4レン
ズ部材8dの縁部31′が押圧部として第6レンズ部材
8fの一端を押圧して本体ベース6′に堅固に止着す
る。同様にして、第7レンズ部材8gの係止部32gを
本体ベース6′の右側の係合部47内に係合してから第
5レンズ部材8eの縁部31′を第7レンズ部材8gの
受部33gとしての端部に当接し、この状態で第5レン
ズ部材8eの係合爪49,49を本体ベース6′の爪係
合部45,45内に係合する。
【0038】上記した構成からなる前面枠用表示装置
5′をパチンコ機1の前面枠3の表面に取付けるには、
図9に示すように、本体ベース6′の裏側に出したコー
ド25′を前面枠3の貫通孔35′内に挿通し、本体ベ
ース6′の各止着孔16′内に挿通したねじの先端を前
面枠3にねじ込むことにより止着する。なお、図9に示
すように、本体ベース6′の裏面に位置決め突起50,
50を突設し、該位置決め突起50,50を前面枠3の
表面に穿設した位置決め孔51,51内に嵌合すること
により前面枠用表示装置5′の位置を所定位置に合せる
ようにしてもよい。斯く構成した前面枠用表示装置5′
においても、上記実施例と同様の効果を期すことができ
る。
【0039】なお、本発明における発光源は、上記した
ランプ7に限定されるものではなく、例えば発光ダイオ
ード等であってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るパチ
ンコ機の前面枠用表示装置によれば、前面枠上部におけ
る横長状前面領域に止着される本体ベースは、枠体に複
数の区画壁を設けると共に、前面枠上部の横長状前面領
域を広域に亙って覆いうるような横長状の大きさに設定
し、且つ左右方向に所定間隔を隔てて発光源保持手段を
設けるものとしたので、比較的軽量で剛性を高めること
ができると共に、表示装置としての照明領域を左右方向
に拡大できる。したがって、前面枠上部における横長状
前面領域の狭小なスペースに比較的大型の表示装置を取
り付けることが可能になると共に、左右方向に対しての
照明効率を高めることができる。
【0041】また、本体ベースの発光源保持手段に各々
保持される発光源は並列接続すると共に、共通化した電
源供給用のコードに配線コードを導通させて、コネクタ
を介して配線コードから電源供給するものとしたので、
並列接続された各発光源には等しく電源電圧が印加され
るて発光状態が良好になると共に、発光源とコードの配
線処理が簡素化される。しかも 、本体ベース裏面側に
延在する配線コードを介して表示装置への電源供給を行
うので、前面枠用表示装置への配線処理も簡素化され
る。したがって、前面枠用表示装置の組立行程や該前面
枠用表示装置の前面枠への取付行程を効率よく行うこと
ができると共に、メンテナンス時にも配線が煩雑となっ
て作業を妨げることもない。
【0042】さらに、透光性合成樹脂製のレンズ部材
を、本体ベース側に保持された発光源の少なくとも前面
側を覆い得る横長状で、表面積を大ならしめる膨出形状
の箱枠体とすることにより、該レンズ部材を本体ベース
に取り付けた際に形成される照射室は立体的となって、
表示装置における照射領域が拡大されると共に左右両側
方への照射が可能となるので、他のパチンコ機で遊技し
ている遊技者等からも容易に視認できる程に良好な照明
効果を得られると共に、当該パチンコ機と同じパチンコ
機列で遊技している遊技者にも明瞭にさせることが可能
となる。したがって、特別賞態様が発生した当該パチン
コ機の遊技者に対する大々的な祝賞表示が可能になるば
かりでなく、他のパチンコ機で遊技を行っている遊技者
に対しても特別賞態様の発生を効果的に報らせること
で、未だ特別賞態様の発生に至らない他の遊技者等に対
しても所謂大当たりヘの期待感を高めて、臨場感を効果
的に与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機及び前面枠用表示装置の斜視図であ
る。
【図2】パチンコ機の裏側の斜視図である。
【図3】前面枠用表示装置の分解斜視図である。
【図4】図3に示す前面枠用表示装置の裏側から見た斜
視図である。
【図5】図3に示す前面枠用表示装置の断面図である。
【図6】前面枠用表示装置の表示制御に関連した概略ブ
ロック図である。
【図7】前面枠用表示装置の他の実施例の斜視図であ
る。
【図8】図7に示す前面枠用表示装置の分解斜視図であ
る。
【図9】図7に示す前面枠用表示装置の断面図である。
【符号の説明】 1 パチンコ機 3 前面枠 5 前面枠用表示装置 6 本体ベース7a 第1ランプ 7b 第2ランプ 7c 第3ランプ 7d 第4ランプ 8a 第1レンズ部材 8b 第2レンズ部材 8c 第3レンズ部材9a 第1区画壁 9b 第2区画壁 9c 第3区画壁 24 コネクタ 19a 第1ランプホルダ 19b 第2ランプホルダ 19c 第3ランプホルダ 19d 第4ランプホルダ 25a 第1コード 25b 第2コード 25c 第3コード 25d 第4コード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面枠の表面に止着する本体ベースに発
    光源を取り付け、該発光源の前面側をレンズ部材で覆っ
    てなるパチンコ機の前面枠用表示装置であって、 上記本体ベースは、前面枠表面から所定の間隔を有する
    ように突出させて、後面が開放した未形成空間部を有す
    る長尺状の枠体に構成し、該長尺状の枠体の中央部分に
    は枠体表面から前面枠表面側に向って所定の領域を有し
    て窪み、複数の発光源を収納し且つ該発光源に接続され
    たコードを配線処理する凹室を設け、該凹室の前面側に
    透光性合成樹脂製のレンズ部材を着脱可能に設けたこと
    を特徴とするパチンコ機の前面枠用表示装置。
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