JPH0647165Y2 - 移動農機における給油装置 - Google Patents

移動農機における給油装置

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JPH0647165Y2
JPH0647165Y2 JP1989024521U JP2452189U JPH0647165Y2 JP H0647165 Y2 JPH0647165 Y2 JP H0647165Y2 JP 1989024521 U JP1989024521 U JP 1989024521U JP 2452189 U JP2452189 U JP 2452189U JP H0647165 Y2 JPH0647165 Y2 JP H0647165Y2
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JP
Japan
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oil
slide pipe
pipe
gap
axle housing
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JP1989024521U
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JPH02116061U (ja
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明司 安井
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、トラクタ等の移動農機における給油装置に係
り、詳しくはアクスルハウジングに対して摺動・固定自
在にしたスライドパイプ内方に、駆動軸をベアリングに
て回転自在に支持して収納し、スライドパイプの一端に
キングピンケースを設置してなるトレッド調節装置に給
油する給油装置に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、移動農機例えばトラクタにおいて、作業内容に
応じる等により前輪のトレッドを適宜調節するように構
成したトレッド調節装置を有するものがある。
そして、機体左右方向に自在に伸縮するスライドパイプ
の一端に前輪を設置し、該スライドパイプを適宜伸ばし
た(又は縮めた)状態にて、該スライドパイプ側面の所
定箇所に形成した多数の位置決め溝を、アクスルハウジ
ング側に形成したピン挿入部に挿入・配置したピン部材
により圧接・係合し、これによりスライドパイプを適宜
の位置にて固定し、前輪のトレッドを自在に調整・位置
決めし得るように構成した前輪トレッド調節装置が、本
出願人により提案されている。
該前輪トレッド調節装置は、アクスルハウジング内方に
摺動自在に収納・配置したスライドパイプを有してお
り、かつ該スライドパイプの内方には駆動軸となる駆動
パイプがその両端をベアリングにて回転自在に支持され
て配置されている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 従って、組立て時にアクスルハウジングに給油する際、
注油口からアクスルハウジング内方に流入されるオイル
をキングピンケースまで充填するには、該アクスルハウ
ジング内方の駆動パイプ一端を支持しているベアリング
のボールとリテーナとの隙間から入り込んだオイルが、
駆動パイプとスライドパイプとの隙間に流入し更に該隙
間を通って、駆動パイプ他端を支持しているベアリング
の隙間を通ってキングピンケースに流入されることにな
り、給油作業に多くの時間を要さなければならず、作業
効率が悪くなっている。
そこで、本考案は、駆動パイプの一端を支持しているベ
アリングを介することなく容易に駆動パイプとスライド
パイプの隙間にオイルが流入し得るように構成し、もっ
て上述課題を解消した移動農機における給油装置を提供
することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図及び第2図を参照して示すと、アクスルハウジ
ング(2)内方に形成した支持部(13)にてスライドパ
イプ(12)を摺動・固定自在に支持し、かつ該スライド
パイプ内方に、駆動軸(22)をベアリング(23)にて回
転自在に支持して収納し、更に前記スライドパイプ(1
2)の一端にキングピンケース(21)を設置したトレッ
ド調節装置を有する移動農機において、前記支持部(1
3)に油溝となる切欠部(13a)を形成し、かつ前記スラ
イドパイプ(12)の他端に油孔(12a)を形成し、注油
口(11)から供給するオイルを、前記切欠部(13a)及
び油孔(12a)を介して前記スライドパイプ(12)と駆
動軸(22)の隙間(s)に導きそして該駆動軸一端から
前記キングピンケース(21)に流入するように構成した
ことを特徴とする。
(ホ)作用 以上構成に基づき、組立て時等にアクスルハウジング
(2)に注油する際、注油口(11)から流入されるオイ
ルは、該アクスルハウジング(2)内方にて支持部(1
3)の切欠部(13a)を通り、更に油孔(12a)からスラ
イドパイプ(12)と駆動パイプ(22)の隙間(s)に、
ベアリング(23)を介することなく速やかに流入し、そ
して該隙間(s)を通ったオイルはキングピンケース
(21)に流入される。
なお、カッコ内の符号は、図面を参照するためのもので
あるが、何等構成を限定するものではなく、また同一符
号であっても、実用新案登録請求の範囲に基づき記載し
ているため、以下に示す実施例の名称とは異なる場合も
ある。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本考案による実施例について説明
する。
4輪駆動トラクタのフロントアクスル1は、第1図に示
すように、アクスルハウジング2を有しており、かつ該
アクスルハウジング2にはそのデフ室に差動装置3が内
蔵されていると共に、デフ軸5がデフ室から突出して回
転自在に支持されている。そして、アクスルハウジング
2の突出部2aには、テーパピン6,7をそれぞれ挿入・配
置するピン挿入部9,10が所定間隔を開けて形成されてお
り、かつこれらピン挿入部9と10の間には注油口11が形
成されている。また、アクスルハウジング2の内方には
支持部13,15が形成されていると共にスライドパイプ12
が該支持部13,15等に支持されて摺動自在に収納・配置
されている。更に、スライドパイプ12の下方側にはキー
溝16が形成され、かつ前記支持部13にはボルト17が螺入
されるようになっており、該ボルト17の先端がキー溝16
に挿入されることにより、スライドパイプ12がその回転
を阻止される。
また、該スライドパイプ12の上側面には多数の位置決め
溝19a,19b,19c,19d,19eが形成されており、前記スライ
ドパイプ12を摺動してこれら位置決め溝の任意の2箇所
を適宜ピン挿入部9,10に対応させ、この状態にてテーパ
ピン6,7を締め付け、位置決め・固定するようになって
いる。一方、前記スライドパイプ12の一端にはフランジ
部20が設けられており、かつ該フランジ部20にはキング
ピンケース21がボルト止めされている。また、スライド
パイプ12の内方には、駆動パイプ22がその両端を軸受2
3,24を介して回転自在に支持されており、かつ該駆動パ
イプ22の一端には前記デフ軸5がスプライン5aにより摺
動のみ自在に嵌合されている。また、該駆動パイプ22の
他端にはベベルギヤ28が固着されており、該ベベルギヤ
28はキングピンケース21内においてベベルギヤ25に噛合
し、更に該ベベルギヤ25は軸26、ギヤ27,29を介して車
軸30に連動しており、かつ該車軸30にはディスク31を介
して前輪32が装着されている。
また、前記支持部13には切欠部13aが形成され、かつス
ライドパイプ12の一端部下方には油孔12aが形成されて
おり、車輌組立て時、注油口11から注入するオイルが該
注油口11に続く空間33を通り、更に支持部13の切欠部13
aを通り、空間35から油孔12aを通り、駆動パイプ22とス
ライドパイプ12の間の隙間sを通って、ベアリング24に
おけるボールとリテーナとの隙間からキングピンケース
21の内方に流入されるようになっている。また、駆動パ
イプ22の他端部にはその下側面に油孔22aが形成されて
いると共にキングピンケース21側に向けて油孔36が形成
されており、従って前述した駆動パイプ22とスライドパ
イプ12との隙間sを通って流入されるオイルは、これら
油孔22a及び油孔36を通ることにてもキングピンケース2
1に流入される。
一方、前記テーパピン6,7は、第2図に示すように、円
筒形のピン挿入部9(10)に合せてその一端部6a(7a)
及び他端部6b(7b)が円筒状に形成されていると共に、
その中央部分が、図中右方から左方に向けて次第に広が
るようにかつその下側面6c(7c)が角度αにて左方に向
けて傾斜するように形成されている。更に、他端部6b
(7b)に続いてOリングを嵌め込むリング溝6d(7d)が
形成されていると共に、螺子部6e(7e)が形成されてい
る。そして、該螺子部6e(7e)には座金37,39が被嵌さ
れかつナット40が螺合している。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、差動装置
3によるデフ軸5の回転はスプライン5a及び駆動パイプ
22を介してベベルギヤ28に伝達され、更にベベルギヤ2
5、軸26、ギヤ27,29を介して車軸30に伝達されて、ディ
スク31を介して前輪32を駆動する。
そして、該前輪32,32間のトレッドを調節する際には、
テーパピン6,7を締結しているナット40を緩める方向に
回動し、テーパピン6,7を第2図矢印C方向に摺動し、
下側面6c,7cを位置決め溝から離間してスライドパイプ1
2を解放する。この状態において、スライドパイプ12を
例えばトレッドを広げる方向に最大に伸ばす。すると、
ピン挿入部9,10にはそれぞれ位置決め溝19a,19cが対応
し、この状態においてナット40を締めてテーパピン6,7
をそれぞれ第2図矢印A方向に移動する。これにより、
機体内方側に位置するテーパピン6は位置決め溝19aを
圧接・係合し、かつ機体外方側に位置するテーパピン7
は位置決め溝19cを圧接・係合する。
また、これとは反対に例えばトレッドを最小にするため
スライドパイプ12を最収縮した場合、今度はピン挿入部
9,10に位置決め溝19c,19eがそれぞれ対応して位置す
る。この状態にて、ナット40を締めてテーパピン6,7を
矢印A方向に移動すると、機体内方側のテーパピン6が
位置決め溝19cを圧接・係合し、かつ機体外方側のテー
パピン7が位置決め溝19eを圧接・係合する。
一方、車輌組立て時にアクスルハウジング2及びキング
ピンケース21内にオイルを充填する場合、注油口11から
注入されるオイルは、該注油口11に続く空間33を通り、
更に支持部13に形成した切欠部13aを通って空間35に導
かれる。そして、該空間35に順次流入するオイルは、ス
ライドパイプ12に形成した油孔12aを通って、即ちベア
リング23を介することなく速やかに駆動パイプ22とスラ
イドパイプ12間の隙間sに流入される。すると、該隙間
sを通ったオイルは、ベアリング24のボールとリテーナ
の隙間からキングピンケース21の内方に流入される。
また、駆動パイプ22とスライドパイプ12との隙間sを通
るオイルは、駆動パイプ22の他端部下側面に形成した油
孔22aから該駆動パイプ22内方にも導かれ、そして油孔3
6を介してキングピンケース21内方に流入される。
(ト)考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、注油口(11)か
ら供給されるオイルを切欠部(13a)及び油孔(12a)を
介して、スライドパイプ(12)及び駆動軸(22)の隙間
(s)に導きそしてキングピンケース(21)に流入する
ように構成したので、組立て時にアクスルハウジング
(2)内にオイルを給油する際、注油口(11)から流入
するオイルを速やかにスライドパイプ(12)と駆動パイ
プ(22)との隙間(s)に導いて、アクスルハウジング
内方は勿論のこと、キングピンケース(21)にオイルを
迅速に給油することができ、従って給油作業に要する時
間を大幅に減少して、作業効率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る給油装置を示す断面図、第2図は
第1図II-II線による断面図である。 2……アクスルハウジング、12……スライドパイプ、12
a……油孔、13……支持部、13a……切欠部、21……キン
グピンケース、22……駆動軸(駆動パイプ)、23……ベ
アリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクスルハウジング内方に形成した支持部
    にてスライドパイプを摺動・固定自在に支持し、かつ該
    スライドパイプ内方に、駆動軸をベアリングにて回転自
    在に支持して収納し、更に前記スライドパイプの一端に
    キングピンケースを設置したトレッド調節装置を有する
    移動農機において、 前記支持部に油溝となる切欠部を形成し、かつ前記スラ
    イドパイプの他端に油孔を形成し、注油口から供給する
    オイルを、前記切欠部及び油孔を介して前記スライドパ
    イプと駆動軸の隙間に導きそして該駆動軸一端から前記
    キングピンケースに流入するように構成したことを特徴
    とする、 移動農機における給油装置。
JP1989024521U 1989-03-03 1989-03-03 移動農機における給油装置 Expired - Lifetime JPH0647165Y2 (ja)

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JPH02116061U JPH02116061U (ja) 1990-09-17
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