JPH0647302A - 竪型ローラミルの運転方法 - Google Patents
竪型ローラミルの運転方法Info
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- JPH0647302A JPH0647302A JP20501092A JP20501092A JPH0647302A JP H0647302 A JPH0647302 A JP H0647302A JP 20501092 A JP20501092 A JP 20501092A JP 20501092 A JP20501092 A JP 20501092A JP H0647302 A JPH0647302 A JP H0647302A
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- crushing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 前もって振動の発生を予知して振動防止処置
を講じることにより、竪型ローラミルの安定運転を継続
する。 【構成】 先端に粉砕ローラが装着されてなるアームを
揺動支持するフルクラムシャフトの端面に加速度計10
を付設し、この加速度計10で振動発生の予兆である粉
砕ローラの回転方向の滑りを間接的に検知し、加速度計
10からの加速度信号を比較器12に入力すると共にそ
の大小を設定値と比較して、加速度信号値が設定値を超
えたときに、振動の発生を抑える因子である押圧力かあ
るいは被粉砕物の供給量の何れか一方または両方を制御
器13で調整することにより、振動が発生する前に竪型
ローラミルに振動が発生しないようにすることができ
る。
を講じることにより、竪型ローラミルの安定運転を継続
する。 【構成】 先端に粉砕ローラが装着されてなるアームを
揺動支持するフルクラムシャフトの端面に加速度計10
を付設し、この加速度計10で振動発生の予兆である粉
砕ローラの回転方向の滑りを間接的に検知し、加速度計
10からの加速度信号を比較器12に入力すると共にそ
の大小を設定値と比較して、加速度信号値が設定値を超
えたときに、振動の発生を抑える因子である押圧力かあ
るいは被粉砕物の供給量の何れか一方または両方を制御
器13で調整することにより、振動が発生する前に竪型
ローラミルに振動が発生しないようにすることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、竪型ローラミルの運転
方法の改善に係り、より詳しくは、振動の発生を防止し
て竪型ローラミルの安定運転状態を容易に継続し得るよ
うにした竪型ローラミルの運転方法に関するものであ
る。
方法の改善に係り、より詳しくは、振動の発生を防止し
て竪型ローラミルの安定運転状態を容易に継続し得るよ
うにした竪型ローラミルの運転方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】竪型ローラミルではミル動力一定制御に
よる運転も行われているが、多くの竪型ローラミルで
は、ミル差圧定値制御による運転が採用されている。こ
れは、確かに竪型ローラミルの運転を安定化させるが、
ミル内の粉砕状況をミル差圧で代表させて、被粉砕物量
をミル差圧定値制御すると、被制御変数であるミル差圧
は、操作変数である被粉砕物量に対する応答性が悪い
上、ミル内の粉砕状況が変化しても、その変化が排石量
やミル内滞留量の変化を通じてミル差圧に伝えられるた
め、ミル差圧定値制御は非常に無駄時間のある遅れた制
御となり、またミル差圧は外乱の大きさによる差圧の変
動が小さいので、感度の点から被制御変数としてあまり
好ましくないという問題点があった。そこで、このよう
な問題を解決するために、例えば特開昭64−3444
8号公報、特開平3−232544号公報に開示されて
なるもののようなミル制御が提案されている。
よる運転も行われているが、多くの竪型ローラミルで
は、ミル差圧定値制御による運転が採用されている。こ
れは、確かに竪型ローラミルの運転を安定化させるが、
ミル内の粉砕状況をミル差圧で代表させて、被粉砕物量
をミル差圧定値制御すると、被制御変数であるミル差圧
は、操作変数である被粉砕物量に対する応答性が悪い
上、ミル内の粉砕状況が変化しても、その変化が排石量
やミル内滞留量の変化を通じてミル差圧に伝えられるた
め、ミル差圧定値制御は非常に無駄時間のある遅れた制
御となり、またミル差圧は外乱の大きさによる差圧の変
動が小さいので、感度の点から被制御変数としてあまり
好ましくないという問題点があった。そこで、このよう
な問題を解決するために、例えば特開昭64−3444
8号公報、特開平3−232544号公報に開示されて
なるもののようなミル制御が提案されている。
【0003】先ず、特開昭64−34448号公報に開
示されてなる技術は、応答性と制御性に優れ、さらには
製品粒度を代表するような変数を被制御変数として用い
れば良いと考え、そして被制御変数の1つである振動は
粉砕ローラと粉砕テーブルによって噛込まれた被粉砕物
の粉砕状態を表し、また他の1つである層厚はニューフ
ィード量を表すことを知見し、これら振動と層厚の2変
数の被制御変数と関係が強いニューフィード量、ミル風
量、粉砕ローラの圧縮力の3つを操作変数とするように
したものである。
示されてなる技術は、応答性と制御性に優れ、さらには
製品粒度を代表するような変数を被制御変数として用い
れば良いと考え、そして被制御変数の1つである振動は
粉砕ローラと粉砕テーブルによって噛込まれた被粉砕物
の粉砕状態を表し、また他の1つである層厚はニューフ
ィード量を表すことを知見し、これら振動と層厚の2変
数の被制御変数と関係が強いニューフィード量、ミル風
量、粉砕ローラの圧縮力の3つを操作変数とするように
したものである。
【0004】より詳しくは、その概略制御系統図の図3
に示すように、竪型ローラミルMのハウジングに振動計
11を、粉砕ローラのアーム12とミル本体に層厚計1
3を、ニューフィード供給装置14には計量装置15
を、粉砕ローラ緊張圧調整ユニット16に緊張圧力計1
7を、バグフィルタ出口ダクト18に風量測定装置19
とダンパ開度調整装置20とを配設する。従って、振動
計11によって検出された信号がフィルタ21を通り、
不必要な周波数成分が除去され、コントローラ26に送
られる。同様に、層厚計13からの信号、計量装置15
からの信号、緊張圧力計17からの信号、ミル風量測定
装置19からの信号も、それぞれフィルタ22,23,
24,25を通り、コントローラ26に送られる。これ
ら5つの信号をもとに、コントローラ26内部では予め
定められた計算式によりニューフィード量,粉砕ローラ
緊張圧力およびミル風量の操作量が計算され、この計算
値にしたがってニューフィード供給装置14と緊張圧力
調整ユニット16およびミル風量調整用のダンパ開度調
整装置20が自動的に制御される。
に示すように、竪型ローラミルMのハウジングに振動計
11を、粉砕ローラのアーム12とミル本体に層厚計1
3を、ニューフィード供給装置14には計量装置15
を、粉砕ローラ緊張圧調整ユニット16に緊張圧力計1
7を、バグフィルタ出口ダクト18に風量測定装置19
とダンパ開度調整装置20とを配設する。従って、振動
計11によって検出された信号がフィルタ21を通り、
不必要な周波数成分が除去され、コントローラ26に送
られる。同様に、層厚計13からの信号、計量装置15
からの信号、緊張圧力計17からの信号、ミル風量測定
装置19からの信号も、それぞれフィルタ22,23,
24,25を通り、コントローラ26に送られる。これ
ら5つの信号をもとに、コントローラ26内部では予め
定められた計算式によりニューフィード量,粉砕ローラ
緊張圧力およびミル風量の操作量が計算され、この計算
値にしたがってニューフィード供給装置14と緊張圧力
調整ユニット16およびミル風量調整用のダンパ開度調
整装置20が自動的に制御される。
【0005】また、特開平3−232544号に開示さ
れてなる技術は、粉砕ローラと粉砕テーブルによって噛
込まれた被粉砕物の粉砕状態を表す被制御変数の1つで
ある振動により制御するようにしたもので、その主要部
平面図の図4に示すように、粉砕ローラ32と粉砕ロー
ラ32との間の粉砕テーブル31の外周部上面に、押圧
手段により作動される補助ローラ33を配設し、竪型ロ
ーラミルのハウジング(図示省略)に装着されている振
動計(図示省略)の支持値が予め設定された値を超えた
ときに、押圧手段(図示省略)によって補助ローラ33
の粉砕テーブル31に対する押圧力を変更させるように
したものである。そのため、補助ローラ33によって原
料の粒子を圧縮して粒子間に介在する空気を脱気しなが
ら粉砕ローラ32で原料を粉砕することにより、竪型ロ
ーラミルの振動が抑えられるので、この竪型ローラミル
の安定運転を継続することができる。
れてなる技術は、粉砕ローラと粉砕テーブルによって噛
込まれた被粉砕物の粉砕状態を表す被制御変数の1つで
ある振動により制御するようにしたもので、その主要部
平面図の図4に示すように、粉砕ローラ32と粉砕ロー
ラ32との間の粉砕テーブル31の外周部上面に、押圧
手段により作動される補助ローラ33を配設し、竪型ロ
ーラミルのハウジング(図示省略)に装着されている振
動計(図示省略)の支持値が予め設定された値を超えた
ときに、押圧手段(図示省略)によって補助ローラ33
の粉砕テーブル31に対する押圧力を変更させるように
したものである。そのため、補助ローラ33によって原
料の粒子を圧縮して粒子間に介在する空気を脱気しなが
ら粉砕ローラ32で原料を粉砕することにより、竪型ロ
ーラミルの振動が抑えられるので、この竪型ローラミル
の安定運転を継続することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1従来例に係る特開
昭64−34448号公報に開示されてなる技術では、
層厚と振動との2つを被制御変数として竪型ローラミル
を制御するとしている。しかしながら、層厚と振動とは
密接な逆相関関係があるから、結果的に、振動あるいは
層厚のみを被制御変数とするのと同じであって無駄であ
り、さらに層厚がライナーの摩耗と共に次第に正確な値
を測定することが不可能になることを考慮すると、振動
を被制御変数として層厚を決定する要因であるニューフ
ィード量、加圧力、風量条件の設定値変更量を求めると
いう内容になる。
昭64−34448号公報に開示されてなる技術では、
層厚と振動との2つを被制御変数として竪型ローラミル
を制御するとしている。しかしながら、層厚と振動とは
密接な逆相関関係があるから、結果的に、振動あるいは
層厚のみを被制御変数とするのと同じであって無駄であ
り、さらに層厚がライナーの摩耗と共に次第に正確な値
を測定することが不可能になることを考慮すると、振動
を被制御変数として層厚を決定する要因であるニューフ
ィード量、加圧力、風量条件の設定値変更量を求めると
いう内容になる。
【0007】従って、制御に時間遅れが生じ、振動とこ
れら制御変数との関係を定式化することは非常に困難で
あるのに加えて、このような制御自体が非常に難しく、
粒度管理も難しいという解決すべき課題がある。つま
り、被制御変数や制御変数は制御が容易で、かつそれら
の数も少ない方が好ましい。
れら制御変数との関係を定式化することは非常に困難で
あるのに加えて、このような制御自体が非常に難しく、
粒度管理も難しいという解決すべき課題がある。つま
り、被制御変数や制御変数は制御が容易で、かつそれら
の数も少ない方が好ましい。
【0008】また、第2従来例に係る特公平3−232
544号公報に開示されてなる技術では、竪型ローラミ
ルの振動を検知して粉体層を押圧する補助ローラの押圧
力を制御するのであるから、やはり時間遅れを回避する
ことができず、竪型ローラミルの運転状態を安定状態に
戻すことができない。つまり、制御が時間的に間に合わ
ない場合が多く、必ずしも実用的とはいえないという解
決すべき課題がある。
544号公報に開示されてなる技術では、竪型ローラミ
ルの振動を検知して粉体層を押圧する補助ローラの押圧
力を制御するのであるから、やはり時間遅れを回避する
ことができず、竪型ローラミルの運転状態を安定状態に
戻すことができない。つまり、制御が時間的に間に合わ
ない場合が多く、必ずしも実用的とはいえないという解
決すべき課題がある。
【0009】従って、本発明の目的とするところは、竪
型ローラミルの振動発生を迅速かつ容易に防止し得て、
竪型ローラミルの安定運転を継続することを可能ならし
める実用的な竪型ローラミルの運転方法を提供するにあ
る。
型ローラミルの振動発生を迅速かつ容易に防止し得て、
竪型ローラミルの安定運転を継続することを可能ならし
める実用的な竪型ローラミルの運転方法を提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】発明者等は鋭意研究を重
ねた結果、操業中において竪型ローラミルが振動を始め
る予兆現象があることを知見し、そしてこの予兆現象を
予知して然るべき振動防止処置を講ずれば、確実に竪型
ローラミルの振動の発生が防止し得て竪型ローラミルの
安定運転を継続することが可能になると考えてなしたも
のである。
ねた結果、操業中において竪型ローラミルが振動を始め
る予兆現象があることを知見し、そしてこの予兆現象を
予知して然るべき振動防止処置を講ずれば、確実に竪型
ローラミルの振動の発生が防止し得て竪型ローラミルの
安定運転を継続することが可能になると考えてなしたも
のである。
【0011】従って、本発明に係る竪型ローラミルの運
転方法が採用した主たる手段の特徴とするところは、水
平に回転される粉砕テーブルと、水平なフルクラムシャ
フトにより揺動自在に支持され、緊張シリンダの作動に
より揺動されるアームの粉砕テーブル側の先端に粉砕ロ
ーラが回転自在に支持されてなる竪型ローラミルの、前
記粉砕テーブルと粉砕ローラとの間に、被粉砕物供給装
置により供給される被粉砕物を粉砕する竪型ローラミル
の運転方法において、前記フルクラムシャフトに、該シ
ャフトの軸方向の動きを検出する加速度計を配設し、こ
の加速度計からの加速度信号値を予め設定されている設
定値と比較して、加速度信号値が設定値を超えたとき
に、前記緊張シリンダを作動させる作動油の油圧力を高
めるか、あるいは前記被粉砕物供給装置による被粉砕物
の供給量を少なくするかの何れか一方の手段を選択し
て、またはそれら両手段によって運転するところにあ
る。
転方法が採用した主たる手段の特徴とするところは、水
平に回転される粉砕テーブルと、水平なフルクラムシャ
フトにより揺動自在に支持され、緊張シリンダの作動に
より揺動されるアームの粉砕テーブル側の先端に粉砕ロ
ーラが回転自在に支持されてなる竪型ローラミルの、前
記粉砕テーブルと粉砕ローラとの間に、被粉砕物供給装
置により供給される被粉砕物を粉砕する竪型ローラミル
の運転方法において、前記フルクラムシャフトに、該シ
ャフトの軸方向の動きを検出する加速度計を配設し、こ
の加速度計からの加速度信号値を予め設定されている設
定値と比較して、加速度信号値が設定値を超えたとき
に、前記緊張シリンダを作動させる作動油の油圧力を高
めるか、あるいは前記被粉砕物供給装置による被粉砕物
の供給量を少なくするかの何れか一方の手段を選択し
て、またはそれら両手段によって運転するところにあ
る。
【0012】
【作用】竪型ローラミルの振動を検知するだけでは、振
動の速さに制御が追随できない場合が多く、また不安定
現象自体が振動に表れない場合も少なくないが、振動が
始まる前に竪型ローラミルの駆動力が突然大きく変化す
るような竪型ローラミルの不安定現象は、何れも粉砕ロ
ーラの原料噛込み〜圧縮粉砕の際に生じる摩擦力の変化
に起因して生じるもので、振動が発生する前に粉砕ロー
ラが回転方向へ滑り、そしてその後のこのような滑りの
繰り返しによって振動が発生する。つまり、この粉砕ロ
ーラの横方向の初期の滑りを検出することによって、竪
型ローラミルに振動が発生することを予知し得ることを
示唆するものである。
動の速さに制御が追随できない場合が多く、また不安定
現象自体が振動に表れない場合も少なくないが、振動が
始まる前に竪型ローラミルの駆動力が突然大きく変化す
るような竪型ローラミルの不安定現象は、何れも粉砕ロ
ーラの原料噛込み〜圧縮粉砕の際に生じる摩擦力の変化
に起因して生じるもので、振動が発生する前に粉砕ロー
ラが回転方向へ滑り、そしてその後のこのような滑りの
繰り返しによって振動が発生する。つまり、この粉砕ロ
ーラの横方向の初期の滑りを検出することによって、竪
型ローラミルに振動が発生することを予知し得ることを
示唆するものである。
【0013】従って、本発明に係る竪型ローラミルの運
転方法によれば、加速度計でローラの横方向の滑りをフ
ルクラムシャフトの軸方向の動きとして間接的に検知す
るので、振動が発生する前に不安定現象の発生を予知で
きる。そして、加速度信号値が設定値を超えたときに、
前記緊張シリンダを作動させる作動油の圧力を高める
か、あるいは前記被粉砕物供給装置による被粉砕物の供
給量を多くするかの何れか一方の手段が選択されて、ま
たはこれら両手段によって運転されるので、各1つづつ
の被操作変数と操作変数とで振動の発生を防止すること
ができる。
転方法によれば、加速度計でローラの横方向の滑りをフ
ルクラムシャフトの軸方向の動きとして間接的に検知す
るので、振動が発生する前に不安定現象の発生を予知で
きる。そして、加速度信号値が設定値を超えたときに、
前記緊張シリンダを作動させる作動油の圧力を高める
か、あるいは前記被粉砕物供給装置による被粉砕物の供
給量を多くするかの何れか一方の手段が選択されて、ま
たはこれら両手段によって運転されるので、各1つづつ
の被操作変数と操作変数とで振動の発生を防止すること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る竪型ローラミルの運転方
法を、竪型ローラミルへの加速度計の装着状態説明図の
図1と、竪型ローラミルの運転制御ブロック図の図2を
参照しながら説明すると、図1に示す符号1は、竪型ロ
ーラミルMのハウジングで、このハウジング1の下部内
側には垂直軸心回りに粉砕テーブル2が回転自在に支持
されると共に、この粉砕テーブル2の上面には粉砕ロー
ラ3が転動しており、被粉砕物供給装置(図示省略)か
ら粉砕テーブル2の上面に供給される被粉砕物をこの粉
砕テーブル2と粉砕ローラ3との間に噛込んで粉砕す
る。
法を、竪型ローラミルへの加速度計の装着状態説明図の
図1と、竪型ローラミルの運転制御ブロック図の図2を
参照しながら説明すると、図1に示す符号1は、竪型ロ
ーラミルMのハウジングで、このハウジング1の下部内
側には垂直軸心回りに粉砕テーブル2が回転自在に支持
されると共に、この粉砕テーブル2の上面には粉砕ロー
ラ3が転動しており、被粉砕物供給装置(図示省略)か
ら粉砕テーブル2の上面に供給される被粉砕物をこの粉
砕テーブル2と粉砕ローラ3との間に噛込んで粉砕す
る。
【0015】上記粉砕ローラ3は、ハウジング1の外側
にブラケットを介して水平なフルクラムシャフト5によ
り揺動自在に支持され、ボトム側が据え付け面側に枢着
されてなる緊張シリンダ6によって揺動されるアーム4
の先端に装着されてなる構成になっており、以上の説明
から良く理解されるように、この竪型ローラミルMは周
知の構成になるものである。
にブラケットを介して水平なフルクラムシャフト5によ
り揺動自在に支持され、ボトム側が据え付け面側に枢着
されてなる緊張シリンダ6によって揺動されるアーム4
の先端に装着されてなる構成になっており、以上の説明
から良く理解されるように、この竪型ローラミルMは周
知の構成になるものである。
【0016】本実施例では、上記構成になる竪型ローラ
ミルMのフルクラムシャフト5の端面に加速度計10を
付設したものである。従って、粉砕ローラ3に回転方向
の滑りが生じるとこの滑りは、アーム4を介してフルク
ラムシャフト5に伝達されるので、その軸方向の動きを
加速度計10で検出することにより粉砕ローラ3の回転
方向の滑りを間接的に検知することができ、竪型ローラ
ミルMに振動が発生するということを前もって知ること
が可能になる。なお、上記加速度計10は、入手の容易
な市販品であって、この実施例においては、例えばその
主要仕様が、固有振動数14Hz、感度100mV/c
m/s、最大許容加速度100m/s2、最大計測変位
1000μmp-p の防滴型のものを用いた。
ミルMのフルクラムシャフト5の端面に加速度計10を
付設したものである。従って、粉砕ローラ3に回転方向
の滑りが生じるとこの滑りは、アーム4を介してフルク
ラムシャフト5に伝達されるので、その軸方向の動きを
加速度計10で検出することにより粉砕ローラ3の回転
方向の滑りを間接的に検知することができ、竪型ローラ
ミルMに振動が発生するということを前もって知ること
が可能になる。なお、上記加速度計10は、入手の容易
な市販品であって、この実施例においては、例えばその
主要仕様が、固有振動数14Hz、感度100mV/c
m/s、最大許容加速度100m/s2、最大計測変位
1000μmp-p の防滴型のものを用いた。
【0017】次に、竪型ローラミルMの運転制御系統
は、図2に示すように、加速度計10からの加速度信号
は増幅器11を介して、データテーブル12aから設定
値が入力されている比較器12に入力される。この比較
器12は前記加速度信号値と設定値の大小を比較して加
速度信号値が設定値より小さいときは作動しないが、加
速度信号値が設定値を超えると警報を発すると共に、後
述する制御器13に対して竪型ローラミルMへの操作指
令信号を出力する。なお、データテーブル12aにイン
プットされる設定値は、長年にわたる経験から設定した
ものである。
は、図2に示すように、加速度計10からの加速度信号
は増幅器11を介して、データテーブル12aから設定
値が入力されている比較器12に入力される。この比較
器12は前記加速度信号値と設定値の大小を比較して加
速度信号値が設定値より小さいときは作動しないが、加
速度信号値が設定値を超えると警報を発すると共に、後
述する制御器13に対して竪型ローラミルMへの操作指
令信号を出力する。なお、データテーブル12aにイン
プットされる設定値は、長年にわたる経験から設定した
ものである。
【0018】上記制御器13は、前記緊張シリンダ6に
作動油を供給さる油圧ユニット(図示省略)に対して作
動油の油圧力を高めるように指令信号を発する緊張油圧
調節器13aと、被粉砕物供給装置(図示省略)に対し
てコンベアの移動速度を低下させる指令信号を発するフ
ィード量調節器13bとからなり、さらにこれら緊張油
圧調節器13aかフィード量調節器13bかの何れか一
方に前記竪型ローラミルMへの操作指令信号が入力され
るように構成されている。
作動油を供給さる油圧ユニット(図示省略)に対して作
動油の油圧力を高めるように指令信号を発する緊張油圧
調節器13aと、被粉砕物供給装置(図示省略)に対し
てコンベアの移動速度を低下させる指令信号を発するフ
ィード量調節器13bとからなり、さらにこれら緊張油
圧調節器13aかフィード量調節器13bかの何れか一
方に前記竪型ローラミルMへの操作指令信号が入力され
るように構成されている。
【0019】上記緊張油圧調節器13aとフィード量調
節器13bとの操作は、設定値より大きな加速度が検出
された場合には、先ず緊張油圧の設定を上げることによ
って加速度検出値が設定値以下になるように調整する。
これが、達成できない場合には、さらにフィード量を下
げる操作を行う。つまり、緊張油圧を上げる操作を優先
させ、機械的強度から定められる最大油圧まで上げて
も、加速度検出値が設定値を超える場合にフィード量の
調整だけを行うものである。以上の説明から良く理解さ
れるように、この実施例に係る制御系統は、第1従来例
に係る制御系統に比較して極めて簡略化されている。
節器13bとの操作は、設定値より大きな加速度が検出
された場合には、先ず緊張油圧の設定を上げることによ
って加速度検出値が設定値以下になるように調整する。
これが、達成できない場合には、さらにフィード量を下
げる操作を行う。つまり、緊張油圧を上げる操作を優先
させ、機械的強度から定められる最大油圧まで上げて
も、加速度検出値が設定値を超える場合にフィード量の
調整だけを行うものである。以上の説明から良く理解さ
れるように、この実施例に係る制御系統は、第1従来例
に係る制御系統に比較して極めて簡略化されている。
【0020】以下、上記運転制御の作用態様を説明する
と、粉砕ローラ3の横方向の初期の滑りがアーム4を介
してフルクラムシャフト5に伝達され、これがフルクラ
ムシャフト5の軸方向の動きとして加速度計10により
検知される。そして、加速度計10から加速度信号値と
して増幅器11を介して比較器12に入力され、入力さ
れた加速度信号値は、データテーブル12Aから予め入
力されている設定値とその大小が比較され、加速度信号
値が設定値を超えると、この比較器12は制御器13に
対して竪型ローラミルMへの操作指令信号を発信する。
と、粉砕ローラ3の横方向の初期の滑りがアーム4を介
してフルクラムシャフト5に伝達され、これがフルクラ
ムシャフト5の軸方向の動きとして加速度計10により
検知される。そして、加速度計10から加速度信号値と
して増幅器11を介して比較器12に入力され、入力さ
れた加速度信号値は、データテーブル12Aから予め入
力されている設定値とその大小が比較され、加速度信号
値が設定値を超えると、この比較器12は制御器13に
対して竪型ローラミルMへの操作指令信号を発信する。
【0021】操作指令信号が入力された制御器13は、
選択により緊張油圧調節器13aとフィード量調節器1
3bとの何れか一方に竪型ローラミルMへの操作指令を
発信するので、その操作指令に基づいて緊張シリンダ6
の油圧力が高められて粉砕ローラ3の粉砕テーブル2に
対する押圧力が下げられるか、あるいは被粉砕物供給装
置のコンベアの移動速度が低下されて被粉砕物の供給量
が減らされる。
選択により緊張油圧調節器13aとフィード量調節器1
3bとの何れか一方に竪型ローラミルMへの操作指令を
発信するので、その操作指令に基づいて緊張シリンダ6
の油圧力が高められて粉砕ローラ3の粉砕テーブル2に
対する押圧力が下げられるか、あるいは被粉砕物供給装
置のコンベアの移動速度が低下されて被粉砕物の供給量
が減らされる。
【0022】このように、竪型ローラミルMに振動が発
生する前に振動が発生することが予知されると共に、振
動の発生を抑制する押圧力と被粉砕物の供給量の何れか
一方が調整されるので、従来のように時間的に遅れるこ
とも、また難しい制御を行うまでもなく、1つの被操作
変数と1つの操作変数とで確実に振動の発生を防止する
ことができ、粒度に係る製品品質の優れた粉末製品を得
ることが可能になる。
生する前に振動が発生することが予知されると共に、振
動の発生を抑制する押圧力と被粉砕物の供給量の何れか
一方が調整されるので、従来のように時間的に遅れるこ
とも、また難しい制御を行うまでもなく、1つの被操作
変数と1つの操作変数とで確実に振動の発生を防止する
ことができ、粒度に係る製品品質の優れた粉末製品を得
ることが可能になる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る竪型
ローラミルの運転方法によれば、ふるクラムシャフトに
付設した加速度計でローラの横方向の滑りを検知するこ
とにより、振動が発生する前に不安定現象の発生を予知
することができ、そして振動を抑制するべく緊張シリン
ダの作動油の油圧力か、あるいは被粉砕物の供給量かの
何れか一方、または両方が調整されるため、従来例のよ
うに制御に時間遅れもなく、1つの被操作変数と1つの
操作変数とで前もって振動が発生しないようにすること
ができるので、振動の発生が迅速かつ容易に防止され、
竪型ローラミルの安定運転の継続が可能なるという効果
がある。
ローラミルの運転方法によれば、ふるクラムシャフトに
付設した加速度計でローラの横方向の滑りを検知するこ
とにより、振動が発生する前に不安定現象の発生を予知
することができ、そして振動を抑制するべく緊張シリン
ダの作動油の油圧力か、あるいは被粉砕物の供給量かの
何れか一方、または両方が調整されるため、従来例のよ
うに制御に時間遅れもなく、1つの被操作変数と1つの
操作変数とで前もって振動が発生しないようにすること
ができるので、振動の発生が迅速かつ容易に防止され、
竪型ローラミルの安定運転の継続が可能なるという効果
がある。
【図1】本発明の実施例に係る竪型ローラミルへの加速
度計の装着状態説明図である。
度計の装着状態説明図である。
【図2】本発明の実施例に係る竪型ローラミルの運転制
御ブロック図である。
御ブロック図である。
【図3】第1従来例に係る竪型ローラミルの制御系統図
である。
である。
【図4】第2従来例に係る竪型ローラミルの主要部平面
図である。
図である。
1…ハウジング 2…粉砕テーブル 3…粉砕ローラ 4…アーム 5…フルクラムシャフト 6…緊張シリンダ 10…加速度計 11…増幅器 12…比較器、12a…データテーブル 13…制御器、13a…緊張油圧調節器、13b…フィ
ード量調節器 M…竪型ローラミル
ード量調節器 M…竪型ローラミル
Claims (1)
- 【請求項1】 水平に回転される粉砕テーブルと、水平
なフルクラムシャフトにより揺動自在に支持され、緊張
シリンダの作動により揺動されるアームの粉砕テーブル
側の先端に粉砕ローラが回転自在に支持されてなる竪型
ローラミルの、前記粉砕テーブルと粉砕ローラとの間
に、被粉砕物供給装置により供給される被粉砕物を粉砕
する竪型ローラミルの運転方法において、前記フルクラ
ムシャフトに、該シャフトの軸方向の動きを検出する加
速度計を配設し、この加速度計からの加速度信号値を予
め設定されている設定値と比較して、加速度信号値が設
定値を超えたときに、前記緊張シリンダを作動させる作
動油の油圧力を高めるか、あるいは前記被粉砕物供給装
置による被粉砕物の供給量を少なくするかの何れか一方
の手段を選択して、またはこれら両手段によって運転す
ることを特徴とする竪型ローラミルの運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20501092A JPH0647302A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 竪型ローラミルの運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20501092A JPH0647302A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 竪型ローラミルの運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0647302A true JPH0647302A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16499958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20501092A Withdrawn JPH0647302A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 竪型ローラミルの運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647302A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5781823A (en) * | 1995-03-27 | 1998-07-14 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus having a plurality of image forming sections each having different means of forming images |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP20501092A patent/JPH0647302A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5781823A (en) * | 1995-03-27 | 1998-07-14 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus having a plurality of image forming sections each having different means of forming images |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |