JPH064743B2 - ポリ塩化ビニル用耐汚染性可塑剤 - Google Patents
ポリ塩化ビニル用耐汚染性可塑剤Info
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- JPH064743B2 JPH064743B2 JP60230907A JP23090785A JPH064743B2 JP H064743 B2 JPH064743 B2 JP H064743B2 JP 60230907 A JP60230907 A JP 60230907A JP 23090785 A JP23090785 A JP 23090785A JP H064743 B2 JPH064743 B2 JP H064743B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/10—Esters; Ether-esters
- C08K5/101—Esters; Ether-esters of monocarboxylic acids
- C08K5/103—Esters; Ether-esters of monocarboxylic acids with polyalcohols
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Description
発明の分野 本発明は一般に塩化ビニル可塑剤に関し、より詳しくは
新規な耐汚染性可塑剤に関する。 従来技術の説明 多くの高分子材料、例えばポリ塩化ビニル、セルロース
誘導体など、は比較的硬く、もろい性質を有する。柔軟
度およびたわみ性を改良して生ずる生成物を広範な用途
に使用可能にするため、可塑剤を重合体に添加すること
が必要である。良好な可塑剤の基本的性質は、 (1)可塑化される重合体または樹脂との相容性、 (2)所望の加工性および柔軟度を与える能力、 (3)加工および後の熟成の条件下の熱定定性、および (4)殊に揮発による、しかしまた溶媒抽出、移行または
しみ出しによる減量に対する耐久度、 である。相溶性は通常透明フィルムを生ずる、および、
殊に熟成で樹脂組成物全体に多少の均一に分散して残存
する可塑剤の能力と規定される。耐久度は揮発、化学的
分解、水、石けん水または有機溶媒による抽出、移行お
よびしみ出しによる減量に耐える可塑剤の傾向を示す。
可塑剤の他の重要な性質は能率、すなわち所望の性質を
付与するために必要な可塑剤の量(可塑剤と樹脂との相
対的コストおよび比重により、高い能力は可塑化樹脂組
成物の体積原価を低下または上昇することができる)、
樹脂に低温柔軟度を与える能力、樹脂系の加工、すなわ
ち容易な流れおよび成形または押出し、を容易にする能
力などである。 改良された耐汚染性表面を与えることはビニル樹脂最終
用途、例えば通常、領域の外観を装飾し、高揚するよう
に設計される表面の保護カバー、における床材およびウ
ォールカバリング工業の非常に重要な目的である。多く
の場合、これらの保護表面カバリングは摩損、摩耗にさ
らされ、加えて、組成物を変色または汚染し、それによ
りカバリングの装飾的外観を実質的に低下させる傾向が
ある他の物質による作用をうける。汚染の問題は限定さ
れないがしかし壁および床並びに汚染および変色させる
傾向がある物質にしばしばさらされ接触される他の領域
に使用されるポリ塩化ビニルカバリング組成物に殊に重
要である。 しかし、例えばビニルシート床材がその実用寿命にわた
って接触されると予想できる多様な汚染のための、耐汚
染性は不完全に理解されているにすぎない非常に複雑な
問題である。可塑化ポリ塩化ビニルの耐汚染性の測定、
およびそれに関連する複雑な問題はかなり詳しくシアズ
ら(J.K.Sears andJ.R.Darby);ザ・テクノロ
ジイ・オブ・プラスチサイザーズ(The Technology of P
lasticizers),555〜580頁(1982)に論議さ
れている。 従って、耐汚染性可塑剤は通常の基本的可塑剤性質を満
たし、加えて可塑化樹脂に所望の耐汚染性を与えねばな
らない。 可塑化塩化ビニル組成物に対し改良された耐汚染性を与
えると認められた従来技術の可塑剤には、米国特許第3,
158,585号および第3,160,599号に開示されたものが含ま
れる。米国特許第3,158,585号の耐汚染性可塑剤にはフ
タル酸のエステルが含まれ、そのアルコール部分はテト
ラヒドロピラン−2−メチル基、3〜8個の炭素原子を
有するアルコキシアルキレンおよび1〜5個の炭素原子
を有する低級アルキル基からなる群から選ばれる。米国
特許第3,160,599号の耐汚染性可塑剤には構造式
(I): (式中、R1およびR2はともに基、 を表わす) を有する2,2,4-トリメチル−ペンタン-1,3-ジオールの
モノイソブチラートモノベンゾアートエステルが含まれ
る。 ベイリ(A.V.Bailey)ら,ジャーナル・オブ・アメ
リカン・オイル・ケミスッ・ソサイエティ(J.Amer.O
il Chem.Soc.),VOL.53,176〜178(197
6)はPVC可塑剤として、エステル部分の1つが安息
香酸である3つのジオール(エチレングリコール、ジエ
チレングリコールおよび2−ブテン−1,4-ジオール)の
一定混合エステルを調査した。2つのアロイル基または
ベンゾイルおよび短枝分れ鎖アルカノイル基(トリメチ
ルアセタート)を含むジエステル類がPVC樹脂に対す
る相溶性可塑剤であると認められた。しかし、1つのベ
ンゾイル基および長鎖のアルカノイル基を含むジエステ
ル類は混ざった結果を与え:C29ジエステル(12−ア
セトキシオレイン酸ベンゾイルオキシエチル)およびC
21ジエステル(ラウリン酸ベンゾイルオキシエチル)化
合物は相容性であると認められたが、一方C27ジエステ
ル(オレイン酸ベンゾイルオキシエチル)およびC25ジ
エステル(パルミチン酸ベンゾイルオキシエチル)化合
物は相容性でなかった。従って、式、 φC(O)OCH2CH2O(O)CR′化合物に対し
て、相容性はR′がC15およびC17であるとき(非相容
性)ないしR′がC11およびC19であるとき(相容性)
に著しく変化する〔ベイリ(A.V.Bailey)らに関す
る論文は米国特許第4,024,164号;第4,074,05
8号および第4,107,192号である)。 ウィクソン(E.J.Wickson)ら、Soc.Plastic Eng.P
erprint,Annual Technical Conference,pp.238〜2
42(1969)は1つのエステル基がネオ−デカン酸
およびネオ−トリデカン酸から誘導され、第2のエステ
ル基がアジピン酸、アゼライン酸およびフタル酸からな
る群から選ばれる二塩基酸から誘導おされるエチレング
リコールジエステルの一定のPVC可塑剤の性能特性を
比較している。 米国特許第2,454,274号はグリコール類の一定混成脂肪
族芳香族エステル、例えばエチレングリコールアセター
トベンゾアート、の製造およびそのセルロースの有機エ
ステルおよびエーテルに対する可塑剤としての使用に関
する。 米国特許第2,700,656号および第2,766,266号は、基中の
1つのエステルが芳香族酸から誘導され、第2のエステ
ル基が一定の脂肪族モノカルボン酸から誘導される置換
1,5−ペンテンジオール類のジエステルを含む可塑化ポ
リ塩化ビニルに関する。8〜12個の炭素原子を含む脂
肪族モノカルボン酸がカプリル酸、ペラルゴン酸、カプ
リン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、2−エチル−ヘキ
サン酸で適当であると示されている。 米国特許第3,072,591号は可塑剤が少くとも3個のメチ
ロール基を含むポリメチロールアルカンの1以上の芳香
族−脂肪族カルボン酸混成エステルである可塑化ビニル
樹脂に関し、1モルのポリメチロールアルカンが少くと
も1モルの芳香族酸でエステル化され、残りのメチロー
ル基が少くとも6個の炭素原子の平均炭素含量を有する
1以上の飽和脂肪族酸、6〜18個の炭素原子の範囲の
個々の脂肪族酸および4〜18個の炭素原子の範囲の脂
肪族酸の混合物でエステル化される。 米国特許第3,341,574号は第四級炭素原子に結合したカ
ルボキシル基(アルファ炭素)と2〜3個のメチロール
基に結合した第四級炭素原子を有するポリオールとを有
するカルボン酸エステルを含む合成高温潤滑剤組成物に
関する。そのエステルはネオアルカン酸エステルが含ま
れ、適当なネオアルカン酸は4〜13個の炭素の鎖長を
有する2,3−ジメチルアルカン酸、例えばネオデカン
酸、ネオトリデカン酸、2,2,4,4−テトラメチルペンタ
ン酸、2−メチル−2−エチルカプロン酸、ネオ−ノナ
ン酸およびネオ−ヘプタン酸(これが好ましい)を含む
と示されている。適当なポリオールにはトリメチロール
プロパン、トリメチロールエタン、2,2,4−トリメチル
1,3−ペンタンジオールおよび2−ブチル、2−エチル
プロパンジオールが含まれる。しかし、これらの潤滑剤
の可塑剤の使用は開示または示唆させていない。 米国特許第3,433,661号には芳香族炭化水素、ホルムア
ルデヒドおよび一定のモノカルボン酸から製造した複合
モノエステルである耐汚染性可塑剤が開示される。 米国特許第3,562,300号はネオ−および直鎖または枝分
れ鎖アルカンエステル混合物の液体ネオアルキルポリオ
ールエステルに関し、それらが潤滑剤または可塑剤とし
て有用であることが開示され、それらは(1)10個また
は12個までまたは以上の炭素原子で2〜6個のヒドロ
キシル基のネオ−アルキルポリオールを(2)4〜12個
の炭素原子を有する直鎖アルカンカルボン酸またはネオ
酸以外の4〜12個の炭素原子の枝分れ鎖アルカン酸お
よび(3)5〜20個の炭素原子を有するネオアルカン酸
でエステル化することにより製造される。その特許のエ
ステルは多段階手順により製造され、直鎖脂肪酸のネオ
アルキルポリオールエステル(例えばペンタエリトリト
ールテトラカプロアート);ネオアルキルポリオールと
枝分れ鎖脂肪酸とから誘導されたエステル(例えばペン
タエリトリトールテトラピバラート);セバシン酸ジエ
チルヘキシル;ネオアルキル脂肪酸と3〜5個のヒドロ
キシル基のネオアルキルポリオールとのエステル;およ
びネオペンチルポリオールとネオ−および直鎖酸の混合
物とからそれに記載される1段階手順を用いて製造した
エステル(例えばn−バレル基50モル%未満を含むネ
オヘプタン酸とn−吉草酸との混合物のペタエリトリト
ールエステル)を含む公知潤滑剤より改良された性質を
与えるといわれる。 米国特許第3,652,610号は立体障害性酸グリコールモノ
エステルと二または三塩基酸または酸無水物との反応に
より製造される可塑剤を指向する。例示されるモノエス
テル反応物はC2〜C15アルカノールのネオ−酸エステル
であり、そのネオ−酸部分はトリメチル酢酸、α,α−
ジメチルシクロヘキシル酢酸、α,α−ジメチルフェニ
ル酢酸、α,α−ジメチルペンタン酸などから誘導する
ことができる。 日本特許公開第77/101,253号は1〜14個のエーテ
ル結合を有し、2〜6個の炭素原子のアルキレングリコ
ールから誘導され、1個の安息香酸エステル基および8
〜22個炭素の直鎖飽和脂肪酸または炭素1〜10個の
側鎖によりα−炭素上を置換された8〜22個の炭素の
枝分れ鎖飽和脂肪酸から誘導された第2のエステル基を
有するポリアルキレングリコールジエステルを含む可塑
剤が開示される。 発明の概要 本発明によれば式(II): 〔式中、R1およびR2は同一または異なっていて独立に
1〜3個の炭素原子のアルキルからなる群から選ばれ、
R3は1〜6個の炭素原子のアルキルであり、R4は式−
(CH2)m−式中、mは2〜8の整数である)で示され
る二価アルキレンであり、R5はフェニルおよびモノー
アルキル置換フェニルからなる群から選ばれる一員であ
って、化合物が毎分子合計16〜19個の炭素原子を含
む〕の化合物およびそれらの混合物からなる群から選ば
れる一員を含む新規なポリ塩化ビニル用耐汚染性可塑剤
が提供される。 本発明の新規な可塑剤は可塑化した組成物に高い耐汚染
性および改良された低温柔軟度を与えることが認められ
た。さらに本発明の新規可塑剤は、通常使用される揮発
性溶媒の量の低下を可能にするのでビニルシート床材の
製造に使用するプラスチゾルおよびオルガノゾルにとっ
て非常に有利な性質である低粘度のプラスチゾルおよび
オルガノゾルを与えることが認められた。 本発明の可塑剤は分子中の弱点であり、酸化を受けやす
く、所望の可塑剤特性を劣化を生ずるエーテル基を含ま
ない。さらに本発明の可塑剤は耐熱性であることが認め
られた。
新規な耐汚染性可塑剤に関する。 従来技術の説明 多くの高分子材料、例えばポリ塩化ビニル、セルロース
誘導体など、は比較的硬く、もろい性質を有する。柔軟
度およびたわみ性を改良して生ずる生成物を広範な用途
に使用可能にするため、可塑剤を重合体に添加すること
が必要である。良好な可塑剤の基本的性質は、 (1)可塑化される重合体または樹脂との相容性、 (2)所望の加工性および柔軟度を与える能力、 (3)加工および後の熟成の条件下の熱定定性、および (4)殊に揮発による、しかしまた溶媒抽出、移行または
しみ出しによる減量に対する耐久度、 である。相溶性は通常透明フィルムを生ずる、および、
殊に熟成で樹脂組成物全体に多少の均一に分散して残存
する可塑剤の能力と規定される。耐久度は揮発、化学的
分解、水、石けん水または有機溶媒による抽出、移行お
よびしみ出しによる減量に耐える可塑剤の傾向を示す。
可塑剤の他の重要な性質は能率、すなわち所望の性質を
付与するために必要な可塑剤の量(可塑剤と樹脂との相
対的コストおよび比重により、高い能力は可塑化樹脂組
成物の体積原価を低下または上昇することができる)、
樹脂に低温柔軟度を与える能力、樹脂系の加工、すなわ
ち容易な流れおよび成形または押出し、を容易にする能
力などである。 改良された耐汚染性表面を与えることはビニル樹脂最終
用途、例えば通常、領域の外観を装飾し、高揚するよう
に設計される表面の保護カバー、における床材およびウ
ォールカバリング工業の非常に重要な目的である。多く
の場合、これらの保護表面カバリングは摩損、摩耗にさ
らされ、加えて、組成物を変色または汚染し、それによ
りカバリングの装飾的外観を実質的に低下させる傾向が
ある他の物質による作用をうける。汚染の問題は限定さ
れないがしかし壁および床並びに汚染および変色させる
傾向がある物質にしばしばさらされ接触される他の領域
に使用されるポリ塩化ビニルカバリング組成物に殊に重
要である。 しかし、例えばビニルシート床材がその実用寿命にわた
って接触されると予想できる多様な汚染のための、耐汚
染性は不完全に理解されているにすぎない非常に複雑な
問題である。可塑化ポリ塩化ビニルの耐汚染性の測定、
およびそれに関連する複雑な問題はかなり詳しくシアズ
ら(J.K.Sears andJ.R.Darby);ザ・テクノロ
ジイ・オブ・プラスチサイザーズ(The Technology of P
lasticizers),555〜580頁(1982)に論議さ
れている。 従って、耐汚染性可塑剤は通常の基本的可塑剤性質を満
たし、加えて可塑化樹脂に所望の耐汚染性を与えねばな
らない。 可塑化塩化ビニル組成物に対し改良された耐汚染性を与
えると認められた従来技術の可塑剤には、米国特許第3,
158,585号および第3,160,599号に開示されたものが含ま
れる。米国特許第3,158,585号の耐汚染性可塑剤にはフ
タル酸のエステルが含まれ、そのアルコール部分はテト
ラヒドロピラン−2−メチル基、3〜8個の炭素原子を
有するアルコキシアルキレンおよび1〜5個の炭素原子
を有する低級アルキル基からなる群から選ばれる。米国
特許第3,160,599号の耐汚染性可塑剤には構造式
(I): (式中、R1およびR2はともに基、 を表わす) を有する2,2,4-トリメチル−ペンタン-1,3-ジオールの
モノイソブチラートモノベンゾアートエステルが含まれ
る。 ベイリ(A.V.Bailey)ら,ジャーナル・オブ・アメ
リカン・オイル・ケミスッ・ソサイエティ(J.Amer.O
il Chem.Soc.),VOL.53,176〜178(197
6)はPVC可塑剤として、エステル部分の1つが安息
香酸である3つのジオール(エチレングリコール、ジエ
チレングリコールおよび2−ブテン−1,4-ジオール)の
一定混合エステルを調査した。2つのアロイル基または
ベンゾイルおよび短枝分れ鎖アルカノイル基(トリメチ
ルアセタート)を含むジエステル類がPVC樹脂に対す
る相溶性可塑剤であると認められた。しかし、1つのベ
ンゾイル基および長鎖のアルカノイル基を含むジエステ
ル類は混ざった結果を与え:C29ジエステル(12−ア
セトキシオレイン酸ベンゾイルオキシエチル)およびC
21ジエステル(ラウリン酸ベンゾイルオキシエチル)化
合物は相容性であると認められたが、一方C27ジエステ
ル(オレイン酸ベンゾイルオキシエチル)およびC25ジ
エステル(パルミチン酸ベンゾイルオキシエチル)化合
物は相容性でなかった。従って、式、 φC(O)OCH2CH2O(O)CR′化合物に対し
て、相容性はR′がC15およびC17であるとき(非相容
性)ないしR′がC11およびC19であるとき(相容性)
に著しく変化する〔ベイリ(A.V.Bailey)らに関す
る論文は米国特許第4,024,164号;第4,074,05
8号および第4,107,192号である)。 ウィクソン(E.J.Wickson)ら、Soc.Plastic Eng.P
erprint,Annual Technical Conference,pp.238〜2
42(1969)は1つのエステル基がネオ−デカン酸
およびネオ−トリデカン酸から誘導され、第2のエステ
ル基がアジピン酸、アゼライン酸およびフタル酸からな
る群から選ばれる二塩基酸から誘導おされるエチレング
リコールジエステルの一定のPVC可塑剤の性能特性を
比較している。 米国特許第2,454,274号はグリコール類の一定混成脂肪
族芳香族エステル、例えばエチレングリコールアセター
トベンゾアート、の製造およびそのセルロースの有機エ
ステルおよびエーテルに対する可塑剤としての使用に関
する。 米国特許第2,700,656号および第2,766,266号は、基中の
1つのエステルが芳香族酸から誘導され、第2のエステ
ル基が一定の脂肪族モノカルボン酸から誘導される置換
1,5−ペンテンジオール類のジエステルを含む可塑化ポ
リ塩化ビニルに関する。8〜12個の炭素原子を含む脂
肪族モノカルボン酸がカプリル酸、ペラルゴン酸、カプ
リン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、2−エチル−ヘキ
サン酸で適当であると示されている。 米国特許第3,072,591号は可塑剤が少くとも3個のメチ
ロール基を含むポリメチロールアルカンの1以上の芳香
族−脂肪族カルボン酸混成エステルである可塑化ビニル
樹脂に関し、1モルのポリメチロールアルカンが少くと
も1モルの芳香族酸でエステル化され、残りのメチロー
ル基が少くとも6個の炭素原子の平均炭素含量を有する
1以上の飽和脂肪族酸、6〜18個の炭素原子の範囲の
個々の脂肪族酸および4〜18個の炭素原子の範囲の脂
肪族酸の混合物でエステル化される。 米国特許第3,341,574号は第四級炭素原子に結合したカ
ルボキシル基(アルファ炭素)と2〜3個のメチロール
基に結合した第四級炭素原子を有するポリオールとを有
するカルボン酸エステルを含む合成高温潤滑剤組成物に
関する。そのエステルはネオアルカン酸エステルが含ま
れ、適当なネオアルカン酸は4〜13個の炭素の鎖長を
有する2,3−ジメチルアルカン酸、例えばネオデカン
酸、ネオトリデカン酸、2,2,4,4−テトラメチルペンタ
ン酸、2−メチル−2−エチルカプロン酸、ネオ−ノナ
ン酸およびネオ−ヘプタン酸(これが好ましい)を含む
と示されている。適当なポリオールにはトリメチロール
プロパン、トリメチロールエタン、2,2,4−トリメチル
1,3−ペンタンジオールおよび2−ブチル、2−エチル
プロパンジオールが含まれる。しかし、これらの潤滑剤
の可塑剤の使用は開示または示唆させていない。 米国特許第3,433,661号には芳香族炭化水素、ホルムア
ルデヒドおよび一定のモノカルボン酸から製造した複合
モノエステルである耐汚染性可塑剤が開示される。 米国特許第3,562,300号はネオ−および直鎖または枝分
れ鎖アルカンエステル混合物の液体ネオアルキルポリオ
ールエステルに関し、それらが潤滑剤または可塑剤とし
て有用であることが開示され、それらは(1)10個また
は12個までまたは以上の炭素原子で2〜6個のヒドロ
キシル基のネオ−アルキルポリオールを(2)4〜12個
の炭素原子を有する直鎖アルカンカルボン酸またはネオ
酸以外の4〜12個の炭素原子の枝分れ鎖アルカン酸お
よび(3)5〜20個の炭素原子を有するネオアルカン酸
でエステル化することにより製造される。その特許のエ
ステルは多段階手順により製造され、直鎖脂肪酸のネオ
アルキルポリオールエステル(例えばペンタエリトリト
ールテトラカプロアート);ネオアルキルポリオールと
枝分れ鎖脂肪酸とから誘導されたエステル(例えばペン
タエリトリトールテトラピバラート);セバシン酸ジエ
チルヘキシル;ネオアルキル脂肪酸と3〜5個のヒドロ
キシル基のネオアルキルポリオールとのエステル;およ
びネオペンチルポリオールとネオ−および直鎖酸の混合
物とからそれに記載される1段階手順を用いて製造した
エステル(例えばn−バレル基50モル%未満を含むネ
オヘプタン酸とn−吉草酸との混合物のペタエリトリト
ールエステル)を含む公知潤滑剤より改良された性質を
与えるといわれる。 米国特許第3,652,610号は立体障害性酸グリコールモノ
エステルと二または三塩基酸または酸無水物との反応に
より製造される可塑剤を指向する。例示されるモノエス
テル反応物はC2〜C15アルカノールのネオ−酸エステル
であり、そのネオ−酸部分はトリメチル酢酸、α,α−
ジメチルシクロヘキシル酢酸、α,α−ジメチルフェニ
ル酢酸、α,α−ジメチルペンタン酸などから誘導する
ことができる。 日本特許公開第77/101,253号は1〜14個のエーテ
ル結合を有し、2〜6個の炭素原子のアルキレングリコ
ールから誘導され、1個の安息香酸エステル基および8
〜22個炭素の直鎖飽和脂肪酸または炭素1〜10個の
側鎖によりα−炭素上を置換された8〜22個の炭素の
枝分れ鎖飽和脂肪酸から誘導された第2のエステル基を
有するポリアルキレングリコールジエステルを含む可塑
剤が開示される。 発明の概要 本発明によれば式(II): 〔式中、R1およびR2は同一または異なっていて独立に
1〜3個の炭素原子のアルキルからなる群から選ばれ、
R3は1〜6個の炭素原子のアルキルであり、R4は式−
(CH2)m−式中、mは2〜8の整数である)で示され
る二価アルキレンであり、R5はフェニルおよびモノー
アルキル置換フェニルからなる群から選ばれる一員であ
って、化合物が毎分子合計16〜19個の炭素原子を含
む〕の化合物およびそれらの混合物からなる群から選ば
れる一員を含む新規なポリ塩化ビニル用耐汚染性可塑剤
が提供される。 本発明の新規な可塑剤は可塑化した組成物に高い耐汚染
性および改良された低温柔軟度を与えることが認められ
た。さらに本発明の新規可塑剤は、通常使用される揮発
性溶媒の量の低下を可能にするのでビニルシート床材の
製造に使用するプラスチゾルおよびオルガノゾルにとっ
て非常に有利な性質である低粘度のプラスチゾルおよび
オルガノゾルを与えることが認められた。 本発明の可塑剤は分子中の弱点であり、酸化を受けやす
く、所望の可塑剤特性を劣化を生ずるエーテル基を含ま
ない。さらに本発明の可塑剤は耐熱性であることが認め
られた。
本発明の新規なポリ塩化ビニル耐汚染性可塑剤は式(I
I): 〔式中、R1およびR2は同一または異なっていて独立に
1〜4個の炭素原子のアルキルからなる群から選ばれ、
R3は1〜6個の炭素原子のアルキルであり、R4は式−
(CH2)m−式中、mは2〜8の整数である)で示され
る二価アルキレンであり、R5はフェニルおよびモノー
アルキル置換フェニルからなる群から選ばれる一員であ
って、化合物が毎分子合計16〜19個の炭素原子を含
む〕 の化合物およびそれらの混合物からなる群から選ばれる
一員を含む。 R1、R2およびR3はアルキル基の例はメチル、エチ
ル、n−プロピルおよびイソ−プロピル、n−ブチル、
イソ−ブチルおよびsec-ブチルである。またR3基の例
はペンチル、ヘキシルおよびアルキル置換アルキル基の
炭素原子の総数が6炭素原子より大きくない前記のアル
キル置換誘導体、誘導体2−メチル−ブチル、3−エチ
ル−ブチル、2,4−ジメチル−ブチルなどである。式(II
I): (たゞしこの部分は合計4〜10個の炭素原子を有し、
R1、R2およびR3は前記のとおりである)の部分から
なる群から選ばれるものが好ましい。そのような好まし
い式(III)の部分の例は、 CH3CH(CH3)CH2CH2C(CH3)2C(O)
−, (CH3)3CC(O)−, (C2H5)2C(CH3)C(O)−, (C3H7)2C(C3H7)C(O)−, などである。 R4アルキレン基の例は2〜8個の炭素原子を有する直
鎖アルキレン基、即ち−(CH2)m−(式中「m」は
2〜8、殊に2〜5、最も好ましくは2〜3の整数であ
る)、例えば−CH2−,−C2H4,−C3H6,−C7H
14などである。 R5の例はフェニル基およびアルキル置換フェニル基例
えばトリル、3−イソプロピルフェニルなどである。 本発明の殊に好ましい耐汚染性可塑剤は式(IV): (式中、R1、R2およびR3は単独に、または一緒に規
定したとおりであって合計2〜8個の炭素原子を有し、
「p」は2〜8の整数であり、R6は水素または1〜6
個の炭素原子のアルキルである)の化合物およびその混
合物からなる群から選ばれるものである。 最も好ましくは、可塑剤はR6が水素であり、「p」が
2〜4であり、R1およびR2が同一または異なっていて
それぞれC1〜C2アルキルであり、R3がC3〜C6アル
キルアルキルである式(IV)の化合物からなる群から選ば
れる一員からなる。これらの最も好ましい群の可塑剤の
例はエチレングリコールベンゾアートネオオクタノアー
ト、エチレングリコールベンゾアートネオノナノアー
ト、エチレングリコールベンゾアートネオデノアートお
よびそれらの混合物である。 本発明の新規な可塑剤は立体障害性酸グリコールモノエ
ステルと式(V): (式中、R5は前記のとおりである) の芳香族含有モノカルボン酸との反応により製造するこ
とができる。 本発明に適用できる立体障害性酸グリコールモノエステ
ルは一般式(VI): (式中、R1、R2、R3およびR4は前記のとおりであ
る) により表わすことができる。これらのモノエステル化合
物は英国特許第1,119,897号に開示されたように製造す
ることができる。手短かに記載すると、それに記載され
た方法には立体障害性、飽和モノカルボン酸とアルキレ
ンオキシドとのエステル化条件下の反応が含まれる。ア
ルキレンオキシド例えばエチレンオキシド、プロピレン
オキシド、ブチレンオキシド、など、を用いることがで
きる。用いる立体障害性酸はカルボキシル基が立体的に
保護または障害されたものである。立体障害の論議はニ
ウーマン(Newman)の有機化学における立体効果(Steric
Effect in Organic Chemistry),1956,pp204
〜207に見出すことができる。一般に立体障害は酸中
の第三級α、βまたはγ−炭素原子の存在の結果であ
り、置換が増すと障害が増加する。殊に好ましい方法
は、名称“グリコールモノエステル製造の改良法 (Improved Process for Preparing Glycol Monoester
s)」の、本願と同時に提出した同時係属出願、代理人整
理番号No.CS−355、中に開示され(その開示は参
照によりこゝに加入される)、所望の障害性酸グリコー
ルモノエステルを製造するアルキレンオキシド/ネオ−
酸エトキシル化反応にアミン触媒が使用される。 殊に好ましい立体障害性飽和モノカルボン酸の種類はネ
オ−酸(例えば、2,2-ジメチルプロパンとしても知られ
るネオ−ペンタンのように、ネオ−は4個の他の炭素原
子に結合した炭素原子を示すために使用される)であ
る。従って、R1およびR2は好ましくは、各C1〜C3ヒ
ドロカルビル基であり、R3は好ましくはC1〜C6アル
キルである。ネオ−酸の若干の典型的な例は:トリメチ
ル酢酸、α,α−ジメチルシクロヘキシル酢酸、α,α
−ジメチルヘプタン酸など、である。これらのネオ−酸
はコッホ(H.Koch)のブレンストッフ・ヘミー(Brennstaf
f Chem.)36,321(1955)に記載されたよう
に、周知のコッホ(Koch)プロセスにより一酸化炭素、水
およびII、III、IVまたはV型オレフィンから製造するこ
とができる。ネオ−酸の製造方法の一層の詳細は英国特
許第998,974号および米国特許第3,349,107号に見出すこ
とができ、そのすべては参照によりこゝに加入される。
ネオ−酸はしばしばオレフィン結合の位置に関してラン
ダム異性体混合物である枝分か鎖オレフィン原料から製
造される。従ってこれらの酸はネオ−酸のランダム異性
体混合物である。これらのネオ−酸はその異性体形態で
適当であり、あるいはその任意の適宜な混合物を反応に
使用して相当するモノエステル混合物を生成することが
できる。 本発明の新規化合物を製造するため式(VI)の立体障害性
酸グリコールモノエステルを式(V)の芳香族含有酸と
反応させる。前記一塩基酸の例は芳香族酸例えば安息香
酸およびそのアルキル置換誘導体、誘導体トルイル酸、
プロピル安息香酸など、およびそれらの混合物(例えば
異性体混合物)である。 この反応が起る条件は一般にエステル化条件と記載する
ことができ、技術的に知られたものが含まれる。温度お
よび圧力は広範囲で変動できる。約80〜250℃の範
囲の温度を用いることができるが、160〜230℃の
温度が好ましい。230℃より高い温度は着色体の生成
を最小にするために一般に回避される。圧力もまた広く
変動することができ、減圧、大気圧および過圧、例えば
約0.1〜5atm(10.1〜508kPa)、例えば1〜10at
m(101〜1013kPa)が適当である。モノエステルと芳
香族含有酸とのモル比は臨界的でないが、しかし少くと
も化学量論、すなわちカルボン酸1モル当り1モルのモ
ノエステル、であるべきである。しかし、通常過剰のモ
ノエステルが使用され、モノ比は化学量論ないし100
%過剰、好ましくは化学量論ないし50%過剰、より好
ましくは20%過剰までのモノエステルの範囲であるこ
とができる。反応時間は臨界的でなく、数分例えば30
分ないし数時間例えば6時間であることができる。しか
し、反応は実質的にすべてのカルボン酸を反応させる十
分な時間を行うべきである。 反応は、反応中に生ずる水を除去する溶媒または共留剤
とともに、またはそれなしで行なうことができる。適当
な共留剤に脂肪族または芳香族炭化水素、例えばC10〜
C16パラフィン例えばデカン、ドデカンなど、C6〜C
16芳香族例えばベンゼン、トルエン、キシレンなど、が
含まれる。連行剤は使用されるとき、通常反応混合物の
約3〜30重量%、好ましくは5〜10重量%含まれる
べきである。 エステル化反応は通常触媒量のエステル化触媒の存在下
に行なわれる。これらの触媒の例は強鉱酸、例えばH2
SO4その他例えば次亜リン酸、p−トルエンスルホン
酸など、または金属塩、例えばスズカルボン酸塩(例え
ばシュウ酸第一スズ)およびチタン酸塩例えばチタン酸
テトライソデシル(これが好ましい)である。触媒の量
は反応物全重量を基にして約0.05〜5.0重量%、好まし
くは0.1〜0.5重量%の範囲であることができる。 このように生成された新規な化合物は、さらに塩基洗浄
次いで中性になるまで水洗浄、減圧下の約160℃にお
けるストリッピング、活性アルミナ、アタパルジャイト
粘土またはセライト(木炭の存在下または存在なく)に
よる処理、分子蒸留など、のような標準的方法により精
製することが好ましい。 一般に、本発明の新規な可塑剤は広範な合成樹脂ととも
に使用することができ、また合成紡織繊維に対する潤滑
剤および自動伝送流体(automatic transmission fluid)
として使用できる。しかし、それらは好ましくは、熱可
塑性樹脂、殊にビニル樹脂、セルロース樹脂並びにアク
リルおよびメタクリル樹脂に使用される。合成ゴムもま
たこれらのエステルで可塑化することができる。これら
の可塑化樹脂の最終用途は塗料、成形または抽出材料、
カレンダーシート材料などであることができる。 ビニル樹脂は塩化ビニル単量体から誘導され、またビニ
ル化合物と、それと共重合できる他のモノ−およびジ−
オレフィン性不飽和単量体との共重合体を含むことがで
きる。これらの例は塩化ビニルと、塩化ビニリデン;カ
ルボン酸のビニルエステル(例えば酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、酪酸ビニルなど);不飽和酸のエステル
(例えばアクリル酸アルキル、例えばアクリル酸メチル
など);およびメタクリル酸の相応するエステルなど、
との共重合体である。しかし、可塑剤はまた、例えばポ
リビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチ
ラール、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチルアクリレー
ト、ポリメチルアクリレート、およびポリメチルメタク
リレートを含む他の重合体またはそれらの混合物ととも
に使用することができる。 セルロース樹脂例えばセルロースエステル類および混合
エステル、例えば酢酸セルロース、酢酸酪酸セルロー
ス、硝酸セルロースなど、はこれらの新規可塑剤が有用
である他の種類の所望の重合体を形成する。ハロゲン樹
脂系に対し米国特許第3,167,524号もまた参照される。 ビニル樹脂、殊にハロゲン化ビニル例えばポリ塩化ビニ
ル、およびハロゲン化ビニルの共重合体、が好ましい。 好ましくは、ハロゲン化ビニルと他の不飽和単量体(例
えば前に示した任意のもの)との共重合体を含むビニル
樹脂中、樹脂中の全単量体単位の少くとも70重量%、
より好ましくは少くとも85重量%がハロゲン化ビニ
ル、例えば塩化ビニル、である。 本発明の新規な可塑剤は可塑化量で使用され、それらは
一次可塑剤として、または二次可塑剤と組合せて使用す
ることができる。任意の樹脂系で用いる可塑剤の量は特
定所望の性質および樹脂系自体を基にして広く変動す
る。しかし、可塑剤は重量で樹脂100部当り可塑剤約
1〜200部(phr)、好ましくは10〜100phrの範囲
の量で用いることができる。 多くの場合に、可塑剤−樹脂組成物中に、例えば充てん
剤(例えば粘土)、顔料、光および熱安定剤、潤滑剤、
酸化防止剤などのような普通の添加剤を配合することが
好ましい。普通に用いる安定剤にはバリウム−カドミウ
ムのオクタン酸塩、ラウリン酸塩および他の金属石けん
が含まれる。例えば有機ホスフィット、置換フェノール
のような補助安定剤を同様に使用することができ、また
普通に使用する充てん剤および顔料には炭酸カルシウ
ム、ケン酸塩、バライトなどが含まれる。そのような組
成物は当然本発明の範囲内にある。 また本発明の新規な可塑剤はそのまゝで使用でき、また
はそれらを他種の可塑剤、例えばエポキシ化脂肪酸エス
テル、高分子可塑剤、アジピン酸エステル、炭化水素類
およびこの技術に普通に使用される多くの他の種類、と
配合することができる。 包含できる他の成分の性質および割合などは技術的によ
く知られ、本発明の範囲内ではない。 本発明の改良された可塑剤およびビニル樹脂組成物はさ
らに以下の実施例を参照することにより例示される。実
施例において、可塑剤の本性はHP3380積分器付バリア
ン(Varian)2700、 FIDデテクターを用いてガスクロマトグラフィーによ
り、5′×1/8″NCW98、クロモソソルブ(Chrom
osorb)80/100メッシュカラム、95℃/340℃
の初期/最終温度、プログラム速度10℃/分;デテク
ター温度350℃;注入器温度285℃;および試料大
きさ0.5マイクロリットル、を用いて測定した。 実施例1 エチレングリコールモノネオヘプタノアートの製造 1のガラスフラスコにネオヘプタン酸1モルおよび水
酸化カリウム(固体)1gを加えて次のエトキシル化反
応のための塩基触媒を供給する。気体窒素を導入してフ
ラスコから酸素をパージする。又ジョール(NUJO
L、登録商標)油を備えた普通のバブラー装置を反応フ
ラスコへの窒素ガスフィードライン中に備える。反応フ
ラスコから排出されるガスは第2の前記バブラー装置に
通す。フラスコに窒素を連続的に流してネオー酸/塩基
混合物の温度を加熱マントルにより約10℃/分の速度
で150℃に上昇させる。その後、気体窒素流を停止
し、これを気体エチレンオキシドに代え、それをネオー
酸混合物に通す。反応混合物の試料を定期的に抜出し、
それを滴定して残留ネオー酸の水準を測定する。エチレ
ンオキシドの添加は、導入された実質的にすべてのエチ
レンオキシドが反応するように制御されそれにより反応
容器のガス抜出しラインのガスの通過を回避する。エチ
レンオキシドの吸収はまた反応熱のために反応容器の温
度の実質的な上昇がないように制御される。適当量のエ
チレンオキシドが添加されたと決定されたとき(前記滴
定による)、エチレンオキシドの流れを終え、反応容器
を再び気体窒素でパージし、室温に冷却させる(過剰の
エチレンオキシドは避けるべきである)。次いで粗生成
物を洗浄水が中性であると測定されるまで水で洗浄す
る。それにより得られるモノエトキシル化物を100mm
Hg(13.3kPa)の圧力で蒸留する。 実施例2 一連の試験において、次に示されるモノエトキシル化物
を製造するために実施例1の手順を繰返す: 試験2A、エチレングリコール モノネオオクタノアー
ト(ネオオクタン酸を使用)、 試験2B、エチレングリコール モノネオデカノアート
(ネオデカン酸を使用)、 試験2C、エチレングリコール モノネオノナノアート
の製造、 機械かくはん機、加熱器、冷却コイルおよび自動温度制
御器を備えた1ステンレス鋼オートクレーブにネオノ
ナン酸500gおよび水酸化カリウム2.0gを加える。
反応器を約100℃に加熱し、反応器の気体N2パージを
導入して酸素および水をともに除去する。N2パージを続
けてネオー酸/水酸化カリウムの溶液の温度を徐々に1
50℃に上げる。温度の達するとN2パージを停止し、反
応器ベントを密封する。次にエチレンオキシドを60ps
igの圧力が得られるまで反応器に徐々に加える。次にエ
チレンオキシド流を止める。ネオー酸とエチレンオキシ
ドとの反応が進むとともに反応容器の圧力は徐々に低下
する。圧力が20psigに達すると反応器に60psig(4
14kPa)の圧力が得られるまでエチレンオキシドを再
び徐々に装入する。次にエチレンオキシド流を60psig
(414kPa)の安定反応器圧力が得られる点に減少さ
る。エチレンオキシドが合計139g反応に添加される
までエチレンオキシドの添加を続ける。次にエチレンオ
キシドの流れを止める。反応器圧力が15psig(103
kPa)に低下するまで反応混合物をさらに20分間かく
はんする。エチレンオキシド添加の開始からの全反応時
間は約55分である。次に反応器を排気して気体窒素パ
ージを導入し、反応生成物を室温に冷却する。粗生成物
を15mmHg(2kPa)で109〜125℃で蒸留する。
得られたエチレングリコール モノネオノナノアートを
ガスクロマトグラフィーにより分析し、また次の性質を
有すると認められた: 色、Pt/Co スケール 30 比重、20/20 1.0362 屈 折 率 1.490 実施例3 エチレングリコール ベンゾアート ネオヘプタノアー
トの製造 2ガラスフラスコに、実施例1として製造したエチレ
ングリコール モノネオヘプタノアートモノエステル3
13gおよび安息香酸183g、並びにチタン酸テトラ
−イソデシル触媒2.0gおよび共留剤としてオルト−キ
シレン100gを加えた。従ってモノエステルは装入安
息香酸との反応に化学量論的に必要な量より0.2モル過
剰で使用された。反応容器は初めに700mmHg(93kP
a)に減圧し、反応は液体を室温(約25℃)から加熱
マントルにより約5〜6℃毎分の速さで190℃の最高
温度に加熱することにより開始させ、熱は電磁かくはん
機を用いた連続かくはん下に約350分の期間供給し
た。 反応容器は、有機相と反応中に上部からとられる水相と
を分離し、所望のアルコールを含む有機相を反応器に戻
すためにディーン・スターク(DEAN STARK)
トラップを備え、それにより反応から有効に水を除去
し、平衡を一層所望ジエステルの方向へ進ませた。この
手順における温度は液体反応相中に浸漬した熱電対によ
り測定した。反応容器中の圧力は選んだ反応温度で連続
的な還流を与えるのに必要な程度に制御した。上記反応
時間中の圧力の低下は反応の進行とともにアルコールが
消滅するために避けられなかった。 上記反応期間の終りに(これは99モル%の安息香酸転
化率で決定した)、反応混合物を95℃に冷却させ、そ
の温度で液体を50%苛性アルカリ水溶液で中和し、次
に半時間95℃でかくはんする。次に冷水を液体反応混
合物の20体積%の量加えた。次に生じた有機および水
相を分離し、回収した有機相を、pH試験紙により中性で
あると決定されるまで水で洗浄した。その後有機相を1
60℃、10mmHg(窒素下)でスチームストリッピング
して未反応モノエステルを除去した。その後、可塑剤を
脱色するために、ストリップした反応液体の0.1重量%
の量の粉末炭素および反応液体の0.2重量%の量の粘土
を95℃で加えた。この混合物を1時間かくはんして濾
過すると所望のエチレングリコール ベンゾアート モ
ノネオヘプタノアートが回収され、それをガスクロマト
グラフィーにより同定し、また次の性質を有すると認め
られた: 色、 Pt/Co 75 比重、20/20℃ 1.0411 実施例4 エチレングリコール ベンゾアート ネオオクタノアー
トの製造 実施例2Aとして製造したエチレングリコールモノネオ
オクタノアート310gおよび安息香酸183g、並び
にチタン酸テトライソデシル触媒2.0gおよび共留剤と
してオルト−キシレン100gを用いて実施例3の手順を
繰返した。反応は大気圧で行ない、反応混合物は最高温
度213℃に、安息香酸の転化率約97モル%まで約3
00分間加熱した。回収されたエチレングリコール ベ
ンゾアート ネオオクタノアートはガスクロマトグラフ
ィーにより分析し、また次の性質を有すると認められ
た: 色、 Pt/Co 50 比重、20/20℃ 1.0397 実施例5 エチレングリコール ベンゾアート ネオノナノアート
の製造 実施例3の手順に従い、実施例2Cとして製造したエチ
レングリコール モノネオノナノアート443gおよび
安息香酸222g、並びに触媒としてチタン酸テトライ
ソデシル1.5gを反応フラスコに入れた。オルト−キシ
レン共留剤はこの実施例に使用しなかった。連続かくは
んしながら反応混合物を室温から221℃へ、約5〜6
℃毎分の速さで約150分の全加熱時間加熱し、約50
0mmHg(66.7kPa)の初期反応容器圧力を用いた。反応
の過程中、反応容器をさらに減圧させて連続液体還流を
維持した〔最終反応圧力は約100mmHg(13.3kPa)で
あった〕。約99.2モル%の安息香酸転化率に相当する
反応150分後にエチレングリコール ベンゾアート
ネオノナノアートが回収され、ガスクロマトグラフィー
により分析し、また次の特性を有すると認められた: 色、 Pt-Co 45 比重、20/20℃ 1.036 粘度、cP、20℃ 31.9 元 素 分 析 70.1%C、8.6%H 屈 折 率 1.490 実施例6 エチレングリコール ベンゾアート ネオデカノアート
の製造 実施例3の手順を用い、実施例2Bとして製造したエチ
レングリコール モノネオデカノアート255gおよび
安息香酸122g、並びにチタン酸テトライソデシル2.
0gおよび共留剤としてオルト−キシレン100gを反
応フラスコに装入し、700mmHg(93.3kPa)の初期反
応容器圧を用いた。反応容器を約5〜6℃毎分の速さで
220℃の最高温度に加熱することにより開始させた。
420分の反応時間(約88モル%の安息香酸転化率に
相当)エチレングリコール ベンゾアート ネオデカノ
アートが回収され、ガスクロマトグラフィーにより分析
し、また次の特性を有すると認められた: 色、 Pt/Co 60 比重、 20/20℃ 1.0220 実施例7 エチレングリコール パラ−トルアート ネオヘプタノ
アートの製造 実施例3の手順を用い、実施例1として製造したエチレ
ングリコール モノネオヘプタノアート313gをパラ
−トルイル酸204g、チタン酸テトライソデシル2.0
gおよびオルト−キシレン共留剤100gと混合する。
600mmHg(8.0kPa)の初期反応圧、および約5〜6℃
毎分の速度で、最高反応温度で、490分間反応させた
(約96モル%のトルイル酸転化率に相当)。この時間
後、回収されたエチレングリコール パラ−トルアート
ネオヘプタノアートをガスクロマトグラフィーにより
分析した。 実施例8〜12 実施例3〜6のエチレングリコール ベンゾアート ネ
オアルカノアートエステル、および実施例7のエチレン
グリコール パラ−トルアート ネオヘプタノアートを
一次可塑剤として、表1に示す追加プラスチゾル成分
を、示した比率で用いて一連の6つのプラスチゾルを配
合した。 実施例13 実施例8の手順および表1のプラスチゾル組成を用い、
二次可塑剤(表1中の品目*)として次の化合物で一連
の5つのプラスチゾルを配合した: 実施例13 エチレングリコール ベンゾアート ネオ
デカノアート(1) 比較例IIヌオプラツ(Nuoplaz)1046.トリメチル ペタ
ンジオールの混合イソ酪酸および安息香酸エステル(2) 比較例IIIジプロピレングリコール ジベンゾアート 比較例IVプロピレングリコール ジベンゾアート 比較例Vトリメチルペンタンジオールの混合イソ酪酸お
よび安息香酸エステル(3) 比較例VIフタル酸ジヘキシル 比較例VIIフタル酸ブチルベンジル (1)実施例2に用いた手順に従って得た。 (2)2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジオール イソブ
チラート ベンゾアート約65% 2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジオール モノイソブ
チラート6%および2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジ
オール ジベンゾアート24%を含む混合物〔ヌオデッ
クス社(Nuodex Co.)〕。 (3)2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジオール イソブ
チラート ベンゾアート約64% 2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジオール イソブチラ
ート17%および2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジオ
ール ジベンゾアート19%の混合物。 次いでこれらのプラスチゾルを評価し、表8〜11に要
約したデータを得た。 実施例14 一次可塑剤としてエチレングリコール ベンゾアート
ネオノナノアート(実施例5として製造)および追加プ
ラスチゾル成分(表10に示す)を示した割合で用いて
プラスチゾルを配合した。比較プラスチゾル(比較例V
I)は表10に示した成分を用いた配合した。次いで各
プラスチゾルを用いて試験片を製造し、得られたデータ
は表11に示される。 *実施例No. 一次可塑剤 8 エチレングリコール ベンゾアート ネオヘプタノアート 9 エチレングリコール ベンゾアート ネオオクタノアート 10 エチレングリコール ベンゾアート ネオノナノアート 11 エチレングリコール ベンゾアート ネオデカノアート 12 エチレングリコール パラートルアート ネオヘプタノアート 比較例 I トリメチル ペタンジオールの混合イソ酪酸
および安息香酸エステル(2,2,4−トリメチル-1,3-ペン
タンジオール イソブチラート ベンゾアート65%、
2,2,4−トリメチル−1,3−ベンタンジオール モノ−イ
ソブチラート6%、および2,2,4−トリメチル-1,3-ペタ
ンタンジオール ジベンゾアート24%を含む〔ヌオデ
クス社(Nuodex Co.)〕。 前記説明から、当業者は本発明の本質的特徴を容易に確
認することができ、その精神および範囲から逸脱するこ
となく種々の使用法および条件に本発明を適合させるた
め種々変更および(または)変形することができる。従
って、そのような変更および変形は当然特許請求の範囲
の等価の完全な範囲内にあるものである。
I): 〔式中、R1およびR2は同一または異なっていて独立に
1〜4個の炭素原子のアルキルからなる群から選ばれ、
R3は1〜6個の炭素原子のアルキルであり、R4は式−
(CH2)m−式中、mは2〜8の整数である)で示され
る二価アルキレンであり、R5はフェニルおよびモノー
アルキル置換フェニルからなる群から選ばれる一員であ
って、化合物が毎分子合計16〜19個の炭素原子を含
む〕 の化合物およびそれらの混合物からなる群から選ばれる
一員を含む。 R1、R2およびR3はアルキル基の例はメチル、エチ
ル、n−プロピルおよびイソ−プロピル、n−ブチル、
イソ−ブチルおよびsec-ブチルである。またR3基の例
はペンチル、ヘキシルおよびアルキル置換アルキル基の
炭素原子の総数が6炭素原子より大きくない前記のアル
キル置換誘導体、誘導体2−メチル−ブチル、3−エチ
ル−ブチル、2,4−ジメチル−ブチルなどである。式(II
I): (たゞしこの部分は合計4〜10個の炭素原子を有し、
R1、R2およびR3は前記のとおりである)の部分から
なる群から選ばれるものが好ましい。そのような好まし
い式(III)の部分の例は、 CH3CH(CH3)CH2CH2C(CH3)2C(O)
−, (CH3)3CC(O)−, (C2H5)2C(CH3)C(O)−, (C3H7)2C(C3H7)C(O)−, などである。 R4アルキレン基の例は2〜8個の炭素原子を有する直
鎖アルキレン基、即ち−(CH2)m−(式中「m」は
2〜8、殊に2〜5、最も好ましくは2〜3の整数であ
る)、例えば−CH2−,−C2H4,−C3H6,−C7H
14などである。 R5の例はフェニル基およびアルキル置換フェニル基例
えばトリル、3−イソプロピルフェニルなどである。 本発明の殊に好ましい耐汚染性可塑剤は式(IV): (式中、R1、R2およびR3は単独に、または一緒に規
定したとおりであって合計2〜8個の炭素原子を有し、
「p」は2〜8の整数であり、R6は水素または1〜6
個の炭素原子のアルキルである)の化合物およびその混
合物からなる群から選ばれるものである。 最も好ましくは、可塑剤はR6が水素であり、「p」が
2〜4であり、R1およびR2が同一または異なっていて
それぞれC1〜C2アルキルであり、R3がC3〜C6アル
キルアルキルである式(IV)の化合物からなる群から選ば
れる一員からなる。これらの最も好ましい群の可塑剤の
例はエチレングリコールベンゾアートネオオクタノアー
ト、エチレングリコールベンゾアートネオノナノアー
ト、エチレングリコールベンゾアートネオデノアートお
よびそれらの混合物である。 本発明の新規な可塑剤は立体障害性酸グリコールモノエ
ステルと式(V): (式中、R5は前記のとおりである) の芳香族含有モノカルボン酸との反応により製造するこ
とができる。 本発明に適用できる立体障害性酸グリコールモノエステ
ルは一般式(VI): (式中、R1、R2、R3およびR4は前記のとおりであ
る) により表わすことができる。これらのモノエステル化合
物は英国特許第1,119,897号に開示されたように製造す
ることができる。手短かに記載すると、それに記載され
た方法には立体障害性、飽和モノカルボン酸とアルキレ
ンオキシドとのエステル化条件下の反応が含まれる。ア
ルキレンオキシド例えばエチレンオキシド、プロピレン
オキシド、ブチレンオキシド、など、を用いることがで
きる。用いる立体障害性酸はカルボキシル基が立体的に
保護または障害されたものである。立体障害の論議はニ
ウーマン(Newman)の有機化学における立体効果(Steric
Effect in Organic Chemistry),1956,pp204
〜207に見出すことができる。一般に立体障害は酸中
の第三級α、βまたはγ−炭素原子の存在の結果であ
り、置換が増すと障害が増加する。殊に好ましい方法
は、名称“グリコールモノエステル製造の改良法 (Improved Process for Preparing Glycol Monoester
s)」の、本願と同時に提出した同時係属出願、代理人整
理番号No.CS−355、中に開示され(その開示は参
照によりこゝに加入される)、所望の障害性酸グリコー
ルモノエステルを製造するアルキレンオキシド/ネオ−
酸エトキシル化反応にアミン触媒が使用される。 殊に好ましい立体障害性飽和モノカルボン酸の種類はネ
オ−酸(例えば、2,2-ジメチルプロパンとしても知られ
るネオ−ペンタンのように、ネオ−は4個の他の炭素原
子に結合した炭素原子を示すために使用される)であ
る。従って、R1およびR2は好ましくは、各C1〜C3ヒ
ドロカルビル基であり、R3は好ましくはC1〜C6アル
キルである。ネオ−酸の若干の典型的な例は:トリメチ
ル酢酸、α,α−ジメチルシクロヘキシル酢酸、α,α
−ジメチルヘプタン酸など、である。これらのネオ−酸
はコッホ(H.Koch)のブレンストッフ・ヘミー(Brennstaf
f Chem.)36,321(1955)に記載されたよう
に、周知のコッホ(Koch)プロセスにより一酸化炭素、水
およびII、III、IVまたはV型オレフィンから製造するこ
とができる。ネオ−酸の製造方法の一層の詳細は英国特
許第998,974号および米国特許第3,349,107号に見出すこ
とができ、そのすべては参照によりこゝに加入される。
ネオ−酸はしばしばオレフィン結合の位置に関してラン
ダム異性体混合物である枝分か鎖オレフィン原料から製
造される。従ってこれらの酸はネオ−酸のランダム異性
体混合物である。これらのネオ−酸はその異性体形態で
適当であり、あるいはその任意の適宜な混合物を反応に
使用して相当するモノエステル混合物を生成することが
できる。 本発明の新規化合物を製造するため式(VI)の立体障害性
酸グリコールモノエステルを式(V)の芳香族含有酸と
反応させる。前記一塩基酸の例は芳香族酸例えば安息香
酸およびそのアルキル置換誘導体、誘導体トルイル酸、
プロピル安息香酸など、およびそれらの混合物(例えば
異性体混合物)である。 この反応が起る条件は一般にエステル化条件と記載する
ことができ、技術的に知られたものが含まれる。温度お
よび圧力は広範囲で変動できる。約80〜250℃の範
囲の温度を用いることができるが、160〜230℃の
温度が好ましい。230℃より高い温度は着色体の生成
を最小にするために一般に回避される。圧力もまた広く
変動することができ、減圧、大気圧および過圧、例えば
約0.1〜5atm(10.1〜508kPa)、例えば1〜10at
m(101〜1013kPa)が適当である。モノエステルと芳
香族含有酸とのモル比は臨界的でないが、しかし少くと
も化学量論、すなわちカルボン酸1モル当り1モルのモ
ノエステル、であるべきである。しかし、通常過剰のモ
ノエステルが使用され、モノ比は化学量論ないし100
%過剰、好ましくは化学量論ないし50%過剰、より好
ましくは20%過剰までのモノエステルの範囲であるこ
とができる。反応時間は臨界的でなく、数分例えば30
分ないし数時間例えば6時間であることができる。しか
し、反応は実質的にすべてのカルボン酸を反応させる十
分な時間を行うべきである。 反応は、反応中に生ずる水を除去する溶媒または共留剤
とともに、またはそれなしで行なうことができる。適当
な共留剤に脂肪族または芳香族炭化水素、例えばC10〜
C16パラフィン例えばデカン、ドデカンなど、C6〜C
16芳香族例えばベンゼン、トルエン、キシレンなど、が
含まれる。連行剤は使用されるとき、通常反応混合物の
約3〜30重量%、好ましくは5〜10重量%含まれる
べきである。 エステル化反応は通常触媒量のエステル化触媒の存在下
に行なわれる。これらの触媒の例は強鉱酸、例えばH2
SO4その他例えば次亜リン酸、p−トルエンスルホン
酸など、または金属塩、例えばスズカルボン酸塩(例え
ばシュウ酸第一スズ)およびチタン酸塩例えばチタン酸
テトライソデシル(これが好ましい)である。触媒の量
は反応物全重量を基にして約0.05〜5.0重量%、好まし
くは0.1〜0.5重量%の範囲であることができる。 このように生成された新規な化合物は、さらに塩基洗浄
次いで中性になるまで水洗浄、減圧下の約160℃にお
けるストリッピング、活性アルミナ、アタパルジャイト
粘土またはセライト(木炭の存在下または存在なく)に
よる処理、分子蒸留など、のような標準的方法により精
製することが好ましい。 一般に、本発明の新規な可塑剤は広範な合成樹脂ととも
に使用することができ、また合成紡織繊維に対する潤滑
剤および自動伝送流体(automatic transmission fluid)
として使用できる。しかし、それらは好ましくは、熱可
塑性樹脂、殊にビニル樹脂、セルロース樹脂並びにアク
リルおよびメタクリル樹脂に使用される。合成ゴムもま
たこれらのエステルで可塑化することができる。これら
の可塑化樹脂の最終用途は塗料、成形または抽出材料、
カレンダーシート材料などであることができる。 ビニル樹脂は塩化ビニル単量体から誘導され、またビニ
ル化合物と、それと共重合できる他のモノ−およびジ−
オレフィン性不飽和単量体との共重合体を含むことがで
きる。これらの例は塩化ビニルと、塩化ビニリデン;カ
ルボン酸のビニルエステル(例えば酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、酪酸ビニルなど);不飽和酸のエステル
(例えばアクリル酸アルキル、例えばアクリル酸メチル
など);およびメタクリル酸の相応するエステルなど、
との共重合体である。しかし、可塑剤はまた、例えばポ
リビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチ
ラール、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチルアクリレー
ト、ポリメチルアクリレート、およびポリメチルメタク
リレートを含む他の重合体またはそれらの混合物ととも
に使用することができる。 セルロース樹脂例えばセルロースエステル類および混合
エステル、例えば酢酸セルロース、酢酸酪酸セルロー
ス、硝酸セルロースなど、はこれらの新規可塑剤が有用
である他の種類の所望の重合体を形成する。ハロゲン樹
脂系に対し米国特許第3,167,524号もまた参照される。 ビニル樹脂、殊にハロゲン化ビニル例えばポリ塩化ビニ
ル、およびハロゲン化ビニルの共重合体、が好ましい。 好ましくは、ハロゲン化ビニルと他の不飽和単量体(例
えば前に示した任意のもの)との共重合体を含むビニル
樹脂中、樹脂中の全単量体単位の少くとも70重量%、
より好ましくは少くとも85重量%がハロゲン化ビニ
ル、例えば塩化ビニル、である。 本発明の新規な可塑剤は可塑化量で使用され、それらは
一次可塑剤として、または二次可塑剤と組合せて使用す
ることができる。任意の樹脂系で用いる可塑剤の量は特
定所望の性質および樹脂系自体を基にして広く変動す
る。しかし、可塑剤は重量で樹脂100部当り可塑剤約
1〜200部(phr)、好ましくは10〜100phrの範囲
の量で用いることができる。 多くの場合に、可塑剤−樹脂組成物中に、例えば充てん
剤(例えば粘土)、顔料、光および熱安定剤、潤滑剤、
酸化防止剤などのような普通の添加剤を配合することが
好ましい。普通に用いる安定剤にはバリウム−カドミウ
ムのオクタン酸塩、ラウリン酸塩および他の金属石けん
が含まれる。例えば有機ホスフィット、置換フェノール
のような補助安定剤を同様に使用することができ、また
普通に使用する充てん剤および顔料には炭酸カルシウ
ム、ケン酸塩、バライトなどが含まれる。そのような組
成物は当然本発明の範囲内にある。 また本発明の新規な可塑剤はそのまゝで使用でき、また
はそれらを他種の可塑剤、例えばエポキシ化脂肪酸エス
テル、高分子可塑剤、アジピン酸エステル、炭化水素類
およびこの技術に普通に使用される多くの他の種類、と
配合することができる。 包含できる他の成分の性質および割合などは技術的によ
く知られ、本発明の範囲内ではない。 本発明の改良された可塑剤およびビニル樹脂組成物はさ
らに以下の実施例を参照することにより例示される。実
施例において、可塑剤の本性はHP3380積分器付バリア
ン(Varian)2700、 FIDデテクターを用いてガスクロマトグラフィーによ
り、5′×1/8″NCW98、クロモソソルブ(Chrom
osorb)80/100メッシュカラム、95℃/340℃
の初期/最終温度、プログラム速度10℃/分;デテク
ター温度350℃;注入器温度285℃;および試料大
きさ0.5マイクロリットル、を用いて測定した。 実施例1 エチレングリコールモノネオヘプタノアートの製造 1のガラスフラスコにネオヘプタン酸1モルおよび水
酸化カリウム(固体)1gを加えて次のエトキシル化反
応のための塩基触媒を供給する。気体窒素を導入してフ
ラスコから酸素をパージする。又ジョール(NUJO
L、登録商標)油を備えた普通のバブラー装置を反応フ
ラスコへの窒素ガスフィードライン中に備える。反応フ
ラスコから排出されるガスは第2の前記バブラー装置に
通す。フラスコに窒素を連続的に流してネオー酸/塩基
混合物の温度を加熱マントルにより約10℃/分の速度
で150℃に上昇させる。その後、気体窒素流を停止
し、これを気体エチレンオキシドに代え、それをネオー
酸混合物に通す。反応混合物の試料を定期的に抜出し、
それを滴定して残留ネオー酸の水準を測定する。エチレ
ンオキシドの添加は、導入された実質的にすべてのエチ
レンオキシドが反応するように制御されそれにより反応
容器のガス抜出しラインのガスの通過を回避する。エチ
レンオキシドの吸収はまた反応熱のために反応容器の温
度の実質的な上昇がないように制御される。適当量のエ
チレンオキシドが添加されたと決定されたとき(前記滴
定による)、エチレンオキシドの流れを終え、反応容器
を再び気体窒素でパージし、室温に冷却させる(過剰の
エチレンオキシドは避けるべきである)。次いで粗生成
物を洗浄水が中性であると測定されるまで水で洗浄す
る。それにより得られるモノエトキシル化物を100mm
Hg(13.3kPa)の圧力で蒸留する。 実施例2 一連の試験において、次に示されるモノエトキシル化物
を製造するために実施例1の手順を繰返す: 試験2A、エチレングリコール モノネオオクタノアー
ト(ネオオクタン酸を使用)、 試験2B、エチレングリコール モノネオデカノアート
(ネオデカン酸を使用)、 試験2C、エチレングリコール モノネオノナノアート
の製造、 機械かくはん機、加熱器、冷却コイルおよび自動温度制
御器を備えた1ステンレス鋼オートクレーブにネオノ
ナン酸500gおよび水酸化カリウム2.0gを加える。
反応器を約100℃に加熱し、反応器の気体N2パージを
導入して酸素および水をともに除去する。N2パージを続
けてネオー酸/水酸化カリウムの溶液の温度を徐々に1
50℃に上げる。温度の達するとN2パージを停止し、反
応器ベントを密封する。次にエチレンオキシドを60ps
igの圧力が得られるまで反応器に徐々に加える。次にエ
チレンオキシド流を止める。ネオー酸とエチレンオキシ
ドとの反応が進むとともに反応容器の圧力は徐々に低下
する。圧力が20psigに達すると反応器に60psig(4
14kPa)の圧力が得られるまでエチレンオキシドを再
び徐々に装入する。次にエチレンオキシド流を60psig
(414kPa)の安定反応器圧力が得られる点に減少さ
る。エチレンオキシドが合計139g反応に添加される
までエチレンオキシドの添加を続ける。次にエチレンオ
キシドの流れを止める。反応器圧力が15psig(103
kPa)に低下するまで反応混合物をさらに20分間かく
はんする。エチレンオキシド添加の開始からの全反応時
間は約55分である。次に反応器を排気して気体窒素パ
ージを導入し、反応生成物を室温に冷却する。粗生成物
を15mmHg(2kPa)で109〜125℃で蒸留する。
得られたエチレングリコール モノネオノナノアートを
ガスクロマトグラフィーにより分析し、また次の性質を
有すると認められた: 色、Pt/Co スケール 30 比重、20/20 1.0362 屈 折 率 1.490 実施例3 エチレングリコール ベンゾアート ネオヘプタノアー
トの製造 2ガラスフラスコに、実施例1として製造したエチレ
ングリコール モノネオヘプタノアートモノエステル3
13gおよび安息香酸183g、並びにチタン酸テトラ
−イソデシル触媒2.0gおよび共留剤としてオルト−キ
シレン100gを加えた。従ってモノエステルは装入安
息香酸との反応に化学量論的に必要な量より0.2モル過
剰で使用された。反応容器は初めに700mmHg(93kP
a)に減圧し、反応は液体を室温(約25℃)から加熱
マントルにより約5〜6℃毎分の速さで190℃の最高
温度に加熱することにより開始させ、熱は電磁かくはん
機を用いた連続かくはん下に約350分の期間供給し
た。 反応容器は、有機相と反応中に上部からとられる水相と
を分離し、所望のアルコールを含む有機相を反応器に戻
すためにディーン・スターク(DEAN STARK)
トラップを備え、それにより反応から有効に水を除去
し、平衡を一層所望ジエステルの方向へ進ませた。この
手順における温度は液体反応相中に浸漬した熱電対によ
り測定した。反応容器中の圧力は選んだ反応温度で連続
的な還流を与えるのに必要な程度に制御した。上記反応
時間中の圧力の低下は反応の進行とともにアルコールが
消滅するために避けられなかった。 上記反応期間の終りに(これは99モル%の安息香酸転
化率で決定した)、反応混合物を95℃に冷却させ、そ
の温度で液体を50%苛性アルカリ水溶液で中和し、次
に半時間95℃でかくはんする。次に冷水を液体反応混
合物の20体積%の量加えた。次に生じた有機および水
相を分離し、回収した有機相を、pH試験紙により中性で
あると決定されるまで水で洗浄した。その後有機相を1
60℃、10mmHg(窒素下)でスチームストリッピング
して未反応モノエステルを除去した。その後、可塑剤を
脱色するために、ストリップした反応液体の0.1重量%
の量の粉末炭素および反応液体の0.2重量%の量の粘土
を95℃で加えた。この混合物を1時間かくはんして濾
過すると所望のエチレングリコール ベンゾアート モ
ノネオヘプタノアートが回収され、それをガスクロマト
グラフィーにより同定し、また次の性質を有すると認め
られた: 色、 Pt/Co 75 比重、20/20℃ 1.0411 実施例4 エチレングリコール ベンゾアート ネオオクタノアー
トの製造 実施例2Aとして製造したエチレングリコールモノネオ
オクタノアート310gおよび安息香酸183g、並び
にチタン酸テトライソデシル触媒2.0gおよび共留剤と
してオルト−キシレン100gを用いて実施例3の手順を
繰返した。反応は大気圧で行ない、反応混合物は最高温
度213℃に、安息香酸の転化率約97モル%まで約3
00分間加熱した。回収されたエチレングリコール ベ
ンゾアート ネオオクタノアートはガスクロマトグラフ
ィーにより分析し、また次の性質を有すると認められ
た: 色、 Pt/Co 50 比重、20/20℃ 1.0397 実施例5 エチレングリコール ベンゾアート ネオノナノアート
の製造 実施例3の手順に従い、実施例2Cとして製造したエチ
レングリコール モノネオノナノアート443gおよび
安息香酸222g、並びに触媒としてチタン酸テトライ
ソデシル1.5gを反応フラスコに入れた。オルト−キシ
レン共留剤はこの実施例に使用しなかった。連続かくは
んしながら反応混合物を室温から221℃へ、約5〜6
℃毎分の速さで約150分の全加熱時間加熱し、約50
0mmHg(66.7kPa)の初期反応容器圧力を用いた。反応
の過程中、反応容器をさらに減圧させて連続液体還流を
維持した〔最終反応圧力は約100mmHg(13.3kPa)で
あった〕。約99.2モル%の安息香酸転化率に相当する
反応150分後にエチレングリコール ベンゾアート
ネオノナノアートが回収され、ガスクロマトグラフィー
により分析し、また次の特性を有すると認められた: 色、 Pt-Co 45 比重、20/20℃ 1.036 粘度、cP、20℃ 31.9 元 素 分 析 70.1%C、8.6%H 屈 折 率 1.490 実施例6 エチレングリコール ベンゾアート ネオデカノアート
の製造 実施例3の手順を用い、実施例2Bとして製造したエチ
レングリコール モノネオデカノアート255gおよび
安息香酸122g、並びにチタン酸テトライソデシル2.
0gおよび共留剤としてオルト−キシレン100gを反
応フラスコに装入し、700mmHg(93.3kPa)の初期反
応容器圧を用いた。反応容器を約5〜6℃毎分の速さで
220℃の最高温度に加熱することにより開始させた。
420分の反応時間(約88モル%の安息香酸転化率に
相当)エチレングリコール ベンゾアート ネオデカノ
アートが回収され、ガスクロマトグラフィーにより分析
し、また次の特性を有すると認められた: 色、 Pt/Co 60 比重、 20/20℃ 1.0220 実施例7 エチレングリコール パラ−トルアート ネオヘプタノ
アートの製造 実施例3の手順を用い、実施例1として製造したエチレ
ングリコール モノネオヘプタノアート313gをパラ
−トルイル酸204g、チタン酸テトライソデシル2.0
gおよびオルト−キシレン共留剤100gと混合する。
600mmHg(8.0kPa)の初期反応圧、および約5〜6℃
毎分の速度で、最高反応温度で、490分間反応させた
(約96モル%のトルイル酸転化率に相当)。この時間
後、回収されたエチレングリコール パラ−トルアート
ネオヘプタノアートをガスクロマトグラフィーにより
分析した。 実施例8〜12 実施例3〜6のエチレングリコール ベンゾアート ネ
オアルカノアートエステル、および実施例7のエチレン
グリコール パラ−トルアート ネオヘプタノアートを
一次可塑剤として、表1に示す追加プラスチゾル成分
を、示した比率で用いて一連の6つのプラスチゾルを配
合した。 実施例13 実施例8の手順および表1のプラスチゾル組成を用い、
二次可塑剤(表1中の品目*)として次の化合物で一連
の5つのプラスチゾルを配合した: 実施例13 エチレングリコール ベンゾアート ネオ
デカノアート(1) 比較例IIヌオプラツ(Nuoplaz)1046.トリメチル ペタ
ンジオールの混合イソ酪酸および安息香酸エステル(2) 比較例IIIジプロピレングリコール ジベンゾアート 比較例IVプロピレングリコール ジベンゾアート 比較例Vトリメチルペンタンジオールの混合イソ酪酸お
よび安息香酸エステル(3) 比較例VIフタル酸ジヘキシル 比較例VIIフタル酸ブチルベンジル (1)実施例2に用いた手順に従って得た。 (2)2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジオール イソブ
チラート ベンゾアート約65% 2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジオール モノイソブ
チラート6%および2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジ
オール ジベンゾアート24%を含む混合物〔ヌオデッ
クス社(Nuodex Co.)〕。 (3)2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジオール イソブ
チラート ベンゾアート約64% 2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジオール イソブチラ
ート17%および2,2,4−トリメチル-1,3-ペンタンジオ
ール ジベンゾアート19%の混合物。 次いでこれらのプラスチゾルを評価し、表8〜11に要
約したデータを得た。 実施例14 一次可塑剤としてエチレングリコール ベンゾアート
ネオノナノアート(実施例5として製造)および追加プ
ラスチゾル成分(表10に示す)を示した割合で用いて
プラスチゾルを配合した。比較プラスチゾル(比較例V
I)は表10に示した成分を用いた配合した。次いで各
プラスチゾルを用いて試験片を製造し、得られたデータ
は表11に示される。 *実施例No. 一次可塑剤 8 エチレングリコール ベンゾアート ネオヘプタノアート 9 エチレングリコール ベンゾアート ネオオクタノアート 10 エチレングリコール ベンゾアート ネオノナノアート 11 エチレングリコール ベンゾアート ネオデカノアート 12 エチレングリコール パラートルアート ネオヘプタノアート 比較例 I トリメチル ペタンジオールの混合イソ酪酸
および安息香酸エステル(2,2,4−トリメチル-1,3-ペン
タンジオール イソブチラート ベンゾアート65%、
2,2,4−トリメチル−1,3−ベンタンジオール モノ−イ
ソブチラート6%、および2,2,4−トリメチル-1,3-ペタ
ンタンジオール ジベンゾアート24%を含む〔ヌオデ
クス社(Nuodex Co.)〕。 前記説明から、当業者は本発明の本質的特徴を容易に確
認することができ、その精神および範囲から逸脱するこ
となく種々の使用法および条件に本発明を適合させるた
め種々変更および(または)変形することができる。従
って、そのような変更および変形は当然特許請求の範囲
の等価の完全な範囲内にあるものである。
Claims (6)
- 【請求項1】式: 〔式中、R1およびR2は同一または異なっていて独立に
1〜4個の炭素原子のアルキルからなる群から選ばれ、
R3は1〜6個の炭素原子のアルキルであり、R4は式−
(CH2)m−(式中、mは2〜8の整数である)で示される
二価アルキレンであり、R5はフェニルおよびモノーア
ルキル置換フェニルからなる群から選ばれる一員であっ
て、化合物が毎分子合計16〜19個の炭素原子を含
む〕 の化合物およびそれらの混合物からなる群から選ばれる
一員からなるポリ塩化ビニル用耐汚染性可塑剤。 - 【請求項2】R1およびR2が各独立にメチル、エチル、
n−プロピルおよびイソ−プロピルからなる群から選ば
れ、R3がメチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロ
ピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、ペン
チル、ヘキシルおよび前記のアルキル−置換誘導体でア
ルキル置換アルキル基の炭素原子の総数が6炭素原子よ
り大きくない誘導体からなる群から選ばれる、特許請求
の範囲第(1)項記載の耐汚染性可塑剤。 - 【請求項3】R5はフェニル、トリルおよび3−イソプ
ロピルフェニルからなる群から選ばれる一員からなる、
特許請求の範囲第(1)項記載の耐汚染性可塑剤。 - 【請求項4】R1、R2およびR3が合計2〜8個の炭素
原子を有し、R4が−(CH2)P−(式中「p」は2〜
4の整数である)からなり、R5が (式中、R6は水素または1〜3個の炭素原子のアルキ
ルである)およびその混合物である、特許請求の範囲第
(1)項記載の耐汚染性可塑剤。 - 【請求項5】R6が水素であり、pが2〜4であり、R1
およびR2がそれぞれC1〜C3アルキル基であり、R3が
C1〜C6アルキル基である、特許請求の範囲第(4)項記
載の耐汚染性可塑剤。 - 【請求項6】pが2であり、 部分が合計5〜10個の炭素原子を有するネオ−酸から
誘導される、特許請求の範囲第(5)項記載の耐汚染性可
塑剤。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| US66142584A | 1984-10-16 | 1984-10-16 | |
| US661425 | 1984-10-16 |
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|---|---|
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ID=24653541
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60230907A Expired - Lifetime JPH064743B2 (ja) | 1984-10-16 | 1985-10-16 | ポリ塩化ビニル用耐汚染性可塑剤 |
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| Country | Link |
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Patent Citations (1)
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