JPH064749U - 多焦点カメラの光学装置駆動装置 - Google Patents
多焦点カメラの光学装置駆動装置Info
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- JPH064749U JPH064749U JP8881592U JP8881592U JPH064749U JP H064749 U JPH064749 U JP H064749U JP 8881592 U JP8881592 U JP 8881592U JP 8881592 U JP8881592 U JP 8881592U JP H064749 U JPH064749 U JP H064749U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スペ−スの無駄を省くとともに駆動リングに
不所望のモ−メントが作用しないようにする。 【構成】 焦点距離を可変とするために回転駆動される
駆動鏡筒130と、駆動鏡筒130の回転に伴い光軸L
Xに沿って前後進して焦点距離を得るレンズ光学系LS
と、駆動鏡筒130の回転に連動して焦点距離に対応し
た状態にその光学系を設定するファインダ装置FDと、
駆動鏡筒130の外周面の同一周方向に一列に刻設され
た入力側歯車136および出力側歯車132と、入力側
歯車136に噛合して駆動鏡筒130を回転駆動する力
をこの駆動鏡筒130に伝達する駆動歯車37と、出力
側歯車132に噛合され、駆動鏡筒130の回転と連動
して光学装置FDを駆動する連動歯車122とを備えた
多焦点カメラの光学装置駆動装置において、連動歯車1
22の回動を一方向に付勢するとともに、連動歯車12
2に摺接し、付勢力に抗してこの連動歯車122の回動
を規制するストッパ部134を出力側歯車132の同一
周方向に延在して連設した。
不所望のモ−メントが作用しないようにする。 【構成】 焦点距離を可変とするために回転駆動される
駆動鏡筒130と、駆動鏡筒130の回転に伴い光軸L
Xに沿って前後進して焦点距離を得るレンズ光学系LS
と、駆動鏡筒130の回転に連動して焦点距離に対応し
た状態にその光学系を設定するファインダ装置FDと、
駆動鏡筒130の外周面の同一周方向に一列に刻設され
た入力側歯車136および出力側歯車132と、入力側
歯車136に噛合して駆動鏡筒130を回転駆動する力
をこの駆動鏡筒130に伝達する駆動歯車37と、出力
側歯車132に噛合され、駆動鏡筒130の回転と連動
して光学装置FDを駆動する連動歯車122とを備えた
多焦点カメラの光学装置駆動装置において、連動歯車1
22の回動を一方向に付勢するとともに、連動歯車12
2に摺接し、付勢力に抗してこの連動歯車122の回動
を規制するストッパ部134を出力側歯車132の同一
周方向に延在して連設した。
Description
【0001】
本考案は、多焦点カメラの光学系をレンズ鏡筒の焦点距離切換動作に連動して 切換えるようにした光学装置駆動装置に関する。
【0002】
本出願人は先に、図7および図8に示す2焦点カメラのファインダ駆動装置を 提案した。ここで、図7はファインダ装置がワイド(広角撮影)状態の場合を示 し、図8はテレ(望遠撮影)状態を示している。
【0003】 図7および図8において、カメラボディ10には上下方向に長孔12が形成さ れており、移動部材14に立設された二本ピン16がその長孔12に嵌入してい る。後述するようにこの移動部材14には、電子閃光装置を構成する発光部42 からの光の拡散板(光透過部材)40やファインダ光学系を構成する第1の対物 レンズ46が一体的に固定されている。この移動部材14の一側縁にはラック部 18が形成されており、このラック部18はピニオン20と噛合し、このピニオ ン20が伝達歯車22に噛合している。ピニオン20は、ねじりばね24により 左旋方向に付勢されており、移動部材14を常に上方(ワイド側)に付勢してい る。これにより、ワイド状態のときに移動部材14が自重で落下するのを防止し ている。また伝達歯車22の歯部の一部は図8によく示すように切欠かれ、平坦 部26とされている。
【0004】 伝達歯車22に隣接して大径の駆動鏡筒(以下、駆動リング)30が回転可能 に配置されており、この駆動リング30には、伝達歯車22と噛合する歯車部3 2およびこれに連続する盛上部34が形成されている。駆動リング30の外周面 にはまた、これら歯車部32や盛上部34と光軸方向に所定距離離れて歯車部3 6が形成されるとともにリ−ド角の小さい雄ヘリコイド38が形成されており、 歯車部36は、図示しないモ−タで駆動される駆動歯車37に噛合している。雄 ヘリコイド38をカメラボディの雌ヘリコイド(図示せず)に螺合することによ り駆動リング30がカメラボディに回転可能に支持される。
【0005】 なお、駆動リング30の内周面にはリ−ド角の大きいヘリコイドが形成され、 このヘリコイドが駆動リング30内に内挿されるレンズ保持筒(レンズ光学系L Sが保持されている)の外周面に形成されたヘリコイドと噛合する。レンズ保持 筒は、カメラボディにキ−などで光軸中心の回転が阻止されているから、駆動リ ング30の回転により、レンズ保持筒、すなわちレンズ光学系LSが光軸方向に 前後進する。
【0006】 移動部材14には光透過部40が一体的に成形されており、この光透過部40 は、少なくともカメラボディに固設された電子閃光装置の発光部42の前面を覆 い、照射光を拡散する。また、光透過部40には側方に伸びる腕部44が固設さ れ、その上に第1の対物レンズ46が載置されて移動部材14と一体的に上下動 するようになっている。
【0007】 第1の対物レンズ46が上昇位置にある場合の光路上には、第2の対物レンズ 50,アルバダレンズ52,フレ−ムガラス54および接眼レンズ56が配置さ れている。第2の対物レンズ50は、アルバダレンズ52の前方において軸部5 8の回りに揺動自在とされ、その一側面からピン60が突出してレバ−62の長 孔64を貫通して延びている。レバ−62はカメラボディ10に立設されたピン 70のまわりに枢動可能とされ、ピン72との間に掛け渡されたねじりばね74 により右旋方向に付勢されている。レバ−62の自由端には当接部76が形成さ れ、第1の対物レンズ46の側面から突出する腕部78に当接可能となっている 。従って、第1の対物レンズ46が上下動すると、レバ−62が枢動して第2の 対物レンズ50が旋回することになる。
【0008】
上記の如き従来の技術においては、駆動歯車37と噛合する歯車部(入力側歯 車)36と、伝達歯車22と噛合する歯車部(出力側歯車)32の2つが駆動リ ング30の外周面に形成されている。このため、駆動リング30の外周面の2箇 所に歯車が突出する。駆動リング30は回転するから、駆動リング30の全周に それら歯車の分だけ外方に所定のスペ−スが必要となり、カメラの小型化を阻害 する要因となる。
【0009】 また、駆動歯車37と駆動リング30の入力側歯車36の噛み合い部と、駆動 リング30の出力側歯車32と伝達歯車22の噛み合い部とが、光軸方向に歯車 部32,36間の距離だけずれ、駆動リング30にモ−メントが働き不所望に変 形するという問題もある。
【0010】 本考案の目的は、スペ−スの無駄を省くとともに駆動リングに不所望のモ−メ ントが作用しないようにした多焦点カメラの光学装置駆動装置を提供することに ある。
【0011】
一実施例を示す図1により説明すると、本考案は、駆動鏡筒駆動用の駆動歯車 37と、外周面に駆動歯車37と噛合する入力側歯車136が刻設され、少なく とも第1および第2の焦点距離を得るために駆動歯車37により回転駆動される 駆動鏡筒130と、駆動鏡筒130の回転に伴い光軸LXに沿って前後進して第 1および第2の焦点距離を得るレンズ光学系LSと、駆動鏡筒130の回動に連 動して、第1および第2の焦点距離に対応した少なくとも第1および第2の状態 にその光学系を設定する光学装置FDとを備えた多焦点カメラの光学装置駆動装 置に適用される。 そして上述の問題点は、駆動鏡筒130の回転を光学装置FDに伝達する伝達 歯車122を設けるとともに、この伝達歯車122と噛合する出力側歯車132 を駆動鏡筒130に設け、この出力側歯車132と伝達歯車122の噛み合い部 が、駆動歯車37と入力側歯車136の噛み合い部と光軸LXに直交する方向で 一列に並ぶようにすることにより解決される。 出力側歯車132を入力側歯車136の一部の領域と重複して設けたり、ある いは入力側歯車136の周方向に延在して連設してもよい。
【0012】
駆動歯車37の回転力が入力側歯車136を介して駆動鏡筒130に伝達され 、この駆動鏡筒130の回転力が出力側歯車132を介して伝達歯車122に伝 達される。伝達歯車122の回転により、光学装置FDが駆動されて、レンズ光 学系LSの焦点距離に応じて少なくとも第1または第2の状態にその光学系が設 定される。このような各歯車を介した力の伝達に際し、駆動歯車37と入力側歯 車136の噛み合い部と、出力側歯車132と伝達歯車122の噛み合い部とが 光軸LXと直交する方向に一列に並ぶから、各噛み合い部を介して駆動鏡筒13 0に作用する力は互いに相殺され、光学装置FDを駆動する際に歯車の伝達力に よるモ−メントの発生が防止され、不所望な駆動鏡筒130の変形が防止される 。
【0013】 なお、本考案の構成を説明する上記課題を解決するための手段と作用の項では 、本考案を分かり易くするために実施例の図を用いたが、これにより本考案が実 施例に限定されるものではない。
【0014】
図1〜図6に基づいて、本考案を2焦点カメラに適用した場合の一実施例を説 明する。図1〜図3がワイド状態、図4がテレ状態を示している。なお、図7お よび図8と同様な箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。従来装置と の主な相違点は、図7に示した伝達歯車22に噛合する歯車32と、駆動歯車3 7に噛合する歯車36とを一体化するとともに、歯車37,歯車36,歯車22 を一列に並べた点である。
【0015】 (I)実施例の構成 図1および図2に示すとおり、駆動リング130は、駆動歯車37と噛合する 入力側歯車136と、この歯車136の両終端部の歯136aと136bとの間 に形成され伝達歯車122と噛合する出力側歯車132と、この歯車132の終 端部の歯132aと歯車136の終端部の歯136aとの間の盛上部134とを 有する。歯車132は歯車136の終端歯車136bに周方向に連設された同一 モジュールのものであり、その境界の歯車132bのみ歯幅を大きくしている。 この歯車132bは、後述するとおり、ワイド状態からテレ状態に切換える際に 駆動リング130が右旋すると、ある回転位置で伝達歯車122の切欠歯122 bと噛合して伝達歯車122の回転を開始せしめるためのものである。すなわち 歯車132は、伝達歯車122の全歯幅のうちカメラ前側の約半分の幅領域の歯 とのみ噛合するようにされている。
【0016】 伝達歯車122は、歯車の全歯幅にわたって刻設された歯122aと、約半幅 の歯幅で刻設された切欠歯122bと、切欠歯122bが刻設された角度範囲の みに設けられた平坦部122cとを有し、駆動リング130の歯車132から駆 動力を得て、ピニオン20を回転駆動するものである。平坦部122cは、テレ 状態からワイド状態に移動する移動部材14のストロ−クを得るだけ伝達歯車1 22が回転すると、駆動リング130の回転力が伝達歯車122に伝達されない ようにするために設けられている。
【0017】 以上のように各歯車を配置することにより、図6に示すとおり、駆動歯車37 と入力側歯車136の噛み合い部101と、出力側歯車132と伝達歯車122 の噛み合い部102とが、光軸LXに直交する方向で一列に並ぶことになる。 なお、図1および図3において、FDは図8に示すものと同一のファインダ装 置を示し、移動部材14,第1の対物レンズ46,第2の対物レンズ50,アル バダレンズ52,フレ−ムガラス54,接眼レンズ56などから構成される。
【0018】 (II)実施例の動作 以下、図1〜図3,図4および図5を参照して本実施例の動作について説明す る。 図1〜図3の各部の状態と図5中二点鎖線で示し状態はワイド状態における各 構成部材の位置であり、移動部材14が上昇して第1の対物レンズ46が光路上 にある(図5中46aにて図示)。従って、レバー62は第1の対物レンズ46 の腕部78により左旋されており、第2の対物レンズ50は上方に揺動して水平 状態にあり(図5中50aにて図示)、ファインダ光学系の光軸から退避してい る。その結果、第1の対物レンズ46,アルバダレンズ52,フレ−ムガラス5 4および接眼レンズ56により、ワイド撮影用のファインダ光学系が構成される 。このとき、光透過部40は発光部42の前方にあり、発光部42により発せら れる閃光は拡散されて対象物に向けて照射される。
【0019】 図1〜図3の状態から、不図示の操作釦により焦点距離をテレ状態に切換え指 令すると、不図示の駆動装置が作動して駆動歯車37が左旋する。これにより駆 動リング130が右旋する。駆動リング130の回転当初は、歯車136は伝達 歯車 122の平坦部122c上を滑動する。歯車 132bが伝達歯車122の 切欠歯122bの終端の歯と噛合すると伝達歯車122が左旋を開始し、歯車1 32と歯122aとが噛合する。
【0020】 両者の噛み合いが始まると歯車122は左旋し、ピニオン20が右旋する。そ の結果、ピン16を長孔12に案内されつつ移動部材14が下降し、光透部材4 0が電子閃光装置の発光部42の前方から退避するとともに、第1の対物レンズ 46がファインダ光学系の光軸上から下方に退避する。
【0021】 第1の対物レンズ46が下降すると、腕部78も同時に下降するので、ばね7 4の付勢力によってレバ−62が右旋し、ピン60と長孔64との係合を介して 第2の対物レンズ50が軸部58のまわりに右旋される。第2の対物レンズ50 が図5に示すストッパ55に当接するとアルバダレンズ52と平行な直立状態と なる。こうして、第2の対物レンズ50,アルバダレンズ52,フレ−ムガラス 54および接眼レンズ56によりテレ撮影時のファインダ光学系が構成される( 図5中実線にて図示)。 なお、テレ状態を示す図4からわかるとおり、駆動リング130が更に右旋し ても、盛土部134上を伝達ギヤ122の歯先が滑動し、駆動リング130の回 転は伝達歯車22に伝達されないので、第1の対物レンズ46および第2の対物 レンズ50に更に駆動力が加わることはない。
【0022】 この図4の状態から、不図示の操作釦により焦点距離がワイド状態に切換指令 されると、各構成部材が上述したのとは反対方向に作動し、左旋する歯車132 は伝達歯車122の歯122aと噛合し、伝達歯車122が右旋、ピニオン20 が左旋して第1の対物レンズ46が上昇する。それにつれて、腕部78によりレ バ−62が左旋され、ピン60と長孔64との係合を介して第2の対物レンズ5 0が左旋されて図1〜図3に示すように水平状態となる。これにより、第1の対 物レンズ46,アルバダレンズ52,フレ−ムガラス54および接眼レンズ56 によりワイド撮影時のファインダ光学系が構成される(図5中二点鎖線にて図示 )。
【0023】 また、ピニオン20はばね24によって左旋方向に付勢されているので、ピニ オン20の右旋、すなわち移動部材14の下降はこのばね24の作用に抗してな されることとなる。また、レバ−62はばね74により右旋方向に付勢されてい るので、レバ−62の左旋すなわち第2の対物レンズ50の左旋はばね74の作 用に抗してなされることになる。ばね24および74の作用により、ピン60と 長孔64との係合および腕部78とレバ−当接部76との当接が確実になり、ま た、伝達歯車122とピニオン20との間およびピニオン20とラック部18と の間のバックラッシュが除去されることとなる。また、図6に示すとおり駆動歯 車37と入力側歯車136の噛み合い部101と、出力側歯車132と伝達歯車 122の噛み合い部102とが、光軸LXに直交する方向で一列に並び、駆動鏡 筒130にモ−メントが働かないので、駆動鏡筒130の変形が防止される。
【0024】 (III)変形例 なお、以上では、入力側歯車136と出力側歯車132とはそれぞれ同一周上 の別々の角度領域に設けたが、両者を同じ角度範囲で重複させてもよい。また、 両歯車132,136はそれぞれ連設されたが、同一周上ならばある角度分だけ 離れていてもよい。更に、上記実施例では歯幅の広い歯132bによって伝達歯 車122の回転を開始せしめるようにしたが、これに限らず他の部材で回転のき っかけを与えても良い。更にまた、歯車37,136,132,122が図6の ように一列に並ぶ構成ならば、ファインダ装置FDなどの他の構成はどのような ものでもよい。
【0025】
本考案によれば、駆動歯車から駆動鏡筒に回転力を入力するための入力側歯車 と、駆動鏡筒から光学装置を駆動する伝達歯車に回転力を出力するための出力側 歯車とを駆動鏡筒の同一の周上に形成したので、駆動鏡筒の外周面に1箇所だけ 歯車を突設すればよく、したがって、駆動鏡筒の外周部のスペ−スを有効に使用 することができる。また、このような構成により、駆動鏡筒の入力側歯車と出力 側歯車の両噛み合い部が光軸と直交する方向で一列に並び、駆動鏡筒にモ−メン トが作用せず、この結果、駆動鏡筒の不所望な変形が防止できる。更に、駆動鏡 筒を型成形で作成する場合、形状が単純化でき、型自体が廉価に構成できるとい う効果もある。
【提出日】平成5年1月25日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【0002】
本出願人は先に、図7および図8に示す2焦点カメラのファインダ駆動装置を 提案した(特願昭62−58951号参照)。ここで、図7はファインダ装置が ワイド(広角撮影)状態の場合を示し、図8はテレ(望遠撮影)状態を示してい る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【0011】
一実施例を示す図1により説明すると、本考案は、焦点距離を可変とするため に 回転駆動される駆動鏡筒130と、駆動鏡筒130の回転に伴い光軸LXに沿 って前後進して焦点距離を得るレンズ光学系LSと、駆動鏡筒130の回転に連 動して、焦点距離に対応した状態にその光学系を設定する光学装置FDと、駆動 鏡筒130の外周面の同一周方向に一列に刻設された入力側歯車136および出 力側歯車132と、入力側歯車136に噛合して駆動鏡筒130を回転駆動する 力をこの駆動鏡筒130に伝達する駆動歯車37と、出力側歯車132に噛合さ れ、駆動鏡筒130の回転と連動して光学装置FDを駆動する連動歯車122と を備えた多焦点カメラの光学装置駆動装置に適用される。 そして上述の問題点は、連動歯車122の回動を一方向に付勢するとともに、 連動歯車122に摺接し、連動歯車122への付勢力に抗してこの連動歯車12 2の回動を規制するストッパ部134を出力側歯車132の同一周方向に延在し て連設する ことにより解決される。 出力側歯車132を入力側歯車136の一部の領域と重複して設けたり、ある いは入力側歯車136の周方向に延在して連設してもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
駆動歯車37の回転力が入力側歯車136を介して駆動鏡筒130に伝達され 、この駆動鏡筒130の回転力が出力側歯車132を介して連動歯車122に伝 達される。連動歯車122の回転により、光学装置FDが駆動されて、レンズ光 学系LSの焦点距離に対応した状態にその光学系が設定される。 ここで、駆動鏡筒130には同一周方向に入力用歯車136と出力用歯車13 2とが刻設されており、すなわち、駆動鏡筒130の外周面には1箇所だけ歯車 が刻設されているので、駆動鏡筒130の入力側歯車136と出力側歯車132 の両噛み合い部は光軸LXと直交する方向で一列に並ぶ。 また、連動歯車122に摺接し、付勢力に抗してこの連動歯車122の回動を 規制するストッパ部134が出力側歯車132の同一周方向に延在して連設され ているので、駆動鏡筒130の回動によりストッパ部134が連動歯車122と 相対向した際にこの連動歯車122が付勢力により空転してその回転位置が大き くずれることが抑制される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【0016】 伝達歯車122は、歯車の全歯幅にわたって刻設された歯122aと、約半幅 の歯幅で刻設された切欠歯122bと、切欠歯122bが刻設された角度範囲の みに設けられた平坦部122cとを有し、駆動リング130の歯車132から駆 動力を得て、ピニオン20を回転駆動するものである。平坦部122cは、テレ 状態からワイド状態に移動する移動部材14のストロ−クを得るだけ伝達歯車1 22が回転すると、駆動リング130の回転力が伝達歯車122に伝達されない ようにするために設けられている。なお、盛上部134は、図4に示すように、 伝達歯車122の平坦部122cと相対向した際にその上面が平坦部122cに 摺接するだけの高さを有している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【0018】 (II)実施例の動作 以下、図1〜図5を参照して本実施例の動作について説明する。 図1〜図3の各部の状態と図5中二点鎖線で示す状態はワイド状態における各 構成部材の位置であり、移動部材14が上昇して第1の対物レンズ46が光路上 にある(図5中46aにて図示)。従って、レバー62は第1の対物レンズ46 の腕部78により左旋されており、第2の対物レンズ50は上方に揺動して水平 状態にあり(図5中50aにて図示)、ファインダ光学系の光軸から退避してい る。その結果、第1の対物レンズ46,アルバダレンズ52,フレ−ムガラス5 4および接眼レンズ56により、ワイド撮影用のファインダ光学系が構成される 。このとき、光透過部40は発光部42の前方にあり、発光部42により発せら れる閃光は拡散されて対象物に向けて照射される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【0021】 第1の対物レンズ46が下降すると、腕部78も同時に下降するので、ばね7 4の付勢力によってレバ−62が右旋し、ピン60と長孔64との係合を介して 第2の対物レンズ50が軸部58のまわりに右旋される。第2の対物レンズ50 が図5に示すストッパ55に当接するとアルバダレンズ52と平行な直立状態と なる。こうして、第2の対物レンズ50,アルバダレンズ52,フレ−ムガラス 54および接眼レンズ56によりテレ撮影時のファインダ光学系が構成される( 図5中実線にて図示)。 なお、テレ状態を示す図4からわかるとおり、駆動リング130が更に右旋し ても、盛上部134上を伝達歯車122の歯先(詳しくは平坦部122c)が滑 動し、駆動リング130の回転は伝達歯車122に伝達されないので、第1の対 物レンズ46および第2の対物レンズ50に更に駆動力が加わることはない。加 えて、テレ状態においては盛上部134と伝達歯車122の平坦部122cとは 常に摺接状態にあるため、ねじりばね24からの付勢力により伝達歯車122が 空転して移動部材14が不用意に移動してしまうことが盛上部134と平坦部1 22cとの間の摩擦抵抗により規制される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【0024】 (III)変形例 なお、以上では、入力側歯車136と出力側歯車132とはそれぞれ同一周上 の別々の角度領域に設けたが、両者を同じ角度範囲で重複させてもよい。また、 両歯車132,136はそれぞれ連設されたが、同一周上ならばある角度分だけ 離れていてもよい。更に、上記実施例では歯幅の広い歯132bによって伝達歯 車122の回転を開始せしめるようにしたが、これに限らず他の部材で回転のき っかけを与えても良い。更にまた、歯車37,136,132,122が図6の ように一列に並ぶ構成ならば、ファインダ装置FDなどの他の構成はどのような ものでもよい。 なお、以上説明した実施例と請求の範囲との対応において、ファインダ装置F Dは光学装置を、伝達歯車122は連動歯車を、盛上部134はストッパ部をそ れぞれ構成している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【0025】
本考案によれば、駆動歯車から駆動鏡筒に回転駆動力を伝達するための入力側 歯車と、駆動鏡筒から光学装置を駆動する連動歯車に回転力を出力するための出 力側歯車とを駆動鏡筒の同一周方向に形成したので、駆動鏡筒の外周面に1箇所 だけ歯車を刻設すればよく、したがって、駆動鏡筒の外周部のスペースを有効に 使用することができる。また、このような構成により、駆動鏡筒の入力側歯車と 出力側歯車の両噛み合い部が光軸と直交する方向で一列に並び、光学装置を駆動 する際に歯車の伝達力によるモーメントが駆動鏡筒に 作用せず、この結果、駆動 鏡筒の不所望な変形が防止できる。更に、駆動鏡筒を型成形で作成する場合、形 状が単純化でき、型自体が廉価に構成できるという効果もある。 また、連動歯車に摺接し、付勢力による連動歯車の回動を規制して光学装置の 光学系設定を確実になすストッパ部を出力側歯車の同一周方向に延在して連設し たので、ストッパ部付設に伴って余分なスペースを駆動鏡筒の外周部に設ける必 要がなく、したがって、駆動鏡筒の外周部のスペースをさらに有効に使用するこ とができる、という効果を奏する。
【図1】本考案に係るファインダ装置の一実施例の全体
構成を説明する斜視図。
構成を説明する斜視図。
【図2】本考案に係るファインダ装置の一実施例の一部
を説明する斜視図。
を説明する斜視図。
【図3】本考案に係るファインダ装置の一実施例の一部
を説明する斜視図。
を説明する斜視図。
【図4】本考案に係るファインダ装置の一実施例を説明
する正面図。
する正面図。
【図5】本考案に係るファインダ装置の動作説明図。
【図6】本考案に係るファインダ装置の歯車の配置図。
【図7】従来のファインダ装置の一例を示す斜視図。
【図8】従来のファインダ装置の一例を示す正面図。
14 移動部材 18 ラック部 20 ピニオン 24 ばね 37 駆動歯車 28 ヘリコイド 40 拡散板 42 発光部 46 第1の対物レンズ 50 第2の対物レンズ 52 アルバダレンズ 54 フレ−ムガラス 56 接眼レンズ 122 伝達歯車 122a 歯部 122b 切欠歯 122c 平坦部 132 出力側歯車 134 盛土部 136 入力側歯車 LX 光軸 LS レンズ光学系 FD ファインダ装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項3】 前記出力側歯車は、前記入力側歯車の周
方向に延在して連設されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項に記載の多焦点カメラの光学装
置駆動装置。 ─────────────────────────────────────────────────────
方向に延在して連設されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項に記載の多焦点カメラの光学装
置駆動装置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月25日
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 14 移動部材 18 ラック部 20 ピニオン 24 ばね 37 駆動歯車 28 ヘリコイド 40 拡散板 42 発光部 46 第1の対物レンズ 50 第2の対物レンズ 52 アルバダレンズ 54 フレ−ムガラス 56 接眼レンズ 122 伝達歯車 122a 歯部 122b 切欠歯 122c 平坦部 132 出力側歯車 134 盛上部 136 入力側歯車 LX 光軸 LS レンズ光学系 FD ファインダ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 町田 清貞 東京都品川区西大井1丁目6番3号日本光 学工業株式会社大井製作所内 (72)考案者 片野 勇次 東京都品川区西大井1丁目6番3号日本光 学工業株式会社大井製作所内 (72)考案者 加藤 稔 東京都品川区西大井1丁目6番3号日本光 学工業株式会社大井製作所内
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動鏡筒駆動用の駆動歯車と、 外周面に前記駆動歯車と噛合する入力側歯車が刻設さ
れ、少なくとも第1および第2の焦点距離を得るために
駆動歯車により回転駆動される駆動鏡筒と、 前記駆動鏡筒の回転に伴い光軸に沿って前後進して前記
第1および第2の焦点距離を得るレンズ光学系と、 前記駆動鏡筒の回動に連動して、第1および第2の焦点
距離に対応した少なくとも第1および第2の状態にその
光学系を設定する光学装置とを備えた多焦点カメラの光
学装置駆動装置において、 前記駆動鏡筒の回転を前記光学装置に伝達する伝達歯車
を設けるとともに、 前記駆動鏡筒にこの伝達歯車と噛合する出力側歯車を設
け、この出力側歯車と前記伝達歯車の噛み合い部が、前
記駆動歯車と入力側歯車の噛み合い部と光軸に直交する
方向で一列に並ぶようにしたことを特徴とする多焦点カ
メラの光学装置駆動装置。 - 【請求項2】 前記出力側歯車は、前記入力側歯車の一
部の領域と重複して設けられていることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項に記載の多焦点カメラの光
学装置駆動装置。 - 【請求項3】 前記出力側歯車は、前記入力側歯車の周
方向に延在して連設されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項に記載の多焦点カメラの光学装
置駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992088815U JP2508704Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 多焦点カメラの光学装置駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992088815U JP2508704Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 多焦点カメラの光学装置駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH064749U true JPH064749U (ja) | 1994-01-21 |
| JP2508704Y2 JP2508704Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=13953412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992088815U Expired - Lifetime JP2508704Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 多焦点カメラの光学装置駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2508704Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6445827U (ja) * | 1987-09-16 | 1989-03-20 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP1992088815U patent/JP2508704Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6445827U (ja) * | 1987-09-16 | 1989-03-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2508704Y2 (ja) | 1996-08-28 |
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