JPH0647500Y2 - メダル磨き装置に於ける分離樋 - Google Patents

メダル磨き装置に於ける分離樋

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JPH0647500Y2
JPH0647500Y2 JP1989105287U JP10528789U JPH0647500Y2 JP H0647500 Y2 JPH0647500 Y2 JP H0647500Y2 JP 1989105287 U JP1989105287 U JP 1989105287U JP 10528789 U JP10528789 U JP 10528789U JP H0647500 Y2 JPH0647500 Y2 JP H0647500Y2
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利一 鶴巻
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狭山精密工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主としてメダル遊技機やパチンコ機等に使用す
るメダルの磨き装置に関し、特に浄化されたメダルと研
磨材とを分離するためのメダル磨き装置に於ける分離樋
に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のメダル磨き装置として、特開昭59−2196
公報の遊戯用コインの研掃装置が提供されている。該遊
戯用コインの研掃装置は、収容ケース内に汚れたメダル
と研磨材を投入し、モータを駆動させてスクリューコン
ベア状の攪拌研掃部材を回転し、メダルと研磨材とを該
攪拌研掃部材によって混合攪拌することにより、メダル
の表面に付着している汚れを研磨材によって綺麗に磨き
つつ順次上方に移送して、吐出口より該メダル及び研磨
材を排出する。排出されたメダル及び研磨材は連通管を
経て第1選別樋、第2選別樋、第3選別樋、第4選別樋
上を流下し、研磨材は該第1選別樋、第2選別樋、第3
選別樋、第4選別樋に設けられた小孔から落下してメダ
ルと分離し、さらにシュータを経て取入口より収容ケー
ス内に還元する。またメダルは第1選別樋、第2選別
樋、第3選別樋、第4選別樋上を滑動をしてメダル収納
ケース内収納するように形成されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記遊戯用コインの研掃装置の選別樋に
あっては、その全面に所定間隔を存して研磨材のみが通
過する小孔が設けられているが、該小孔の径はメダルの
通過を阻止するため小さく、また小さいがために小孔間
の桟の数が多くなり、該桟に遮られて研磨材が選別樋か
ら落下しない課題があった。特に選別樋上のメダルと研
磨材の流下状態は、メダルは金属製で重いため選別樋上
を滑動するが、研磨材は材質が合成樹脂製で軽く、且つ
小粒であるため、選別樋上を飛び跳ねながら流下するこ
とがある。このため、飛び跳ねた研磨材が着地する部分
に該桟があるとさらに飛び跳ねて選別樋状を流下し、容
易には小孔内に落下しない課題があった。また小孔間の
桟で跳ねた研磨材がメダル間に挟まったり、さらにメダ
ルの上面に研磨材が乗載され、メダル収納ケース内に研
磨材も収納されてしまう課題があった。
また、上記理由により該選別樋ではメダルと研磨材の分
離を短時間で行うことが出来ない課題があった。
そして、上記磨かれたメダルと共に研磨材もメダル貸出
機等に投入されてしまい、その結果、該研磨材がメダル
貸出機内の主要部で詰まって故障を誘発する要因となる
課題があった。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、メダルと研磨材とを確実に分離し
て、メダルのみを機外に排出することができるようにし
たメダル磨き装置に於ける分離樋を提供しようとするも
のである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案のメダル磨き装置に於
ける分離樋は、円形縦長の内筒を立設し、内筒内にモー
タの駆動により回転する回転軸を設け、該回転軸にスク
リューを固着した攪拌磨き機構により、研磨材とメダル
を内筒内下方から揚送して内筒の上部排出口から排出
し、排出された研磨材とメダルを内筒の外側に周回状に
設けた分離樋にて分離する如く形成したメダル磨き装置
に於いて、分離樋を複数の段差状に連接して形成し、前
記上部排出口直下部位及び段差部の下段側分離樋の段差
直下部位の分離樋底面に、研磨材より大径の小孔を複数
個設け、上部排出口直下部位及び段差直下部位以外の分
離樋底面に、メダル直径より長径の長溝孔をメダルの流
下方向に沿って縦長状に複数個穿設したことを特徴とす
るものである。
また請求項2記載の本考案のメダル磨き装置における分
離樋は、請求項1記載のメダル磨き装置に於ける分離樋
に於いて、複数の段差状に形成された各段の分離樋底面
の断面形状を、各々相違して形成したことを特徴とする
ものである。
(作用) 以上のように構成された本考案のメダル磨き装置に於け
る分離樋は、スクリューの回転による攪拌磨き機構によ
りメダルと研磨材が内筒内下方から攪拌されながら順次
上方に揚送され、メダルは該研磨材によって磨かれた
後、研磨材と共に上部排出口から排出される。排出され
たメダルと研磨材は段差状に連接された第1分離樋、第
2分離樋、第3分離樋上を流下し、研磨材は上部排出口
直下部位及び段差直下部位の複数の小孔と、上部排出口
直下部位及び段差直下部位以外の複数の長溝孔から傾斜
案内板上に落下して確実にメダルと分離され、傾斜案内
板上に落下した研磨材は再び内筒内に還元される。特に
研磨材は第1分離樋、第2分離樋、第3分離樋上を連続
して飛び跳ねながら流下することがなく、僅かに飛び跳
ねても長溝孔より落下する。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。
第1図において、1は下側に複数の車輪2を有する台車
で、その右側上面に汚れたメダルを磨く磨き機本体100
を立設し、左側上面には研磨材清浄機200、集塵装置300
が設置されている。また磨き機本体100の右側に隣接し
てメダルの保管ボックス400を設置し、その下側に複数
の車輪3を固定して移動できるようにしてある。
前記磨き機本体100は、方形縦長のカバー4内に円形縦
長の内筒5を立設し、その内筒5内の中心にスクリュー
6を有する回転軸7を設け、該回転軸7の両端を内筒5
の上下両端部に設けた軸受8により回転自在に枢着して
攪拌磨き機構を形成する。前記回転軸7下端の小径軸部
7aにはスプロケット9を固着し、前記台車1上に固定し
た電動機10の回転軸10aに固着したスプロケット11と前
記スプロケット9とをチエン12により連結させる。また
前記内筒5の上端部周面に排出口13を設け、攪拌磨きさ
れて排出口13から排出されるメダルと研磨材(合成樹脂
の粒状体)をそれぞれに分離させる分離樋14と、分離さ
れたメダルの搬出樋15及び分離された研磨材を内筒5の
下端部周面に設けた還元口16に還元される傾斜案内板17
を付設したものである。
また前記排出口13より排出されるメダルと研磨材を分離
させる分離樋14は、該排出口13の下端部を頂点として左
右に傾斜状に取り付けられた第1分離樋14aと、その左
右の下端にそれぞれ下端が下に傾斜して連絡されて段差
状に形成された第2分離樋14bと、さらにそれぞれの下
端に両端が連絡し、中央に向かって下に傾斜して段差状
に連絡された第3分離樋14cとから構成されている。
前記第1分離樋14aの底面にはその頂点を中心とし、そ
の左右にあって、且つ排出口13の幅の範囲の直下部位
に、メダルの径よりも小さく且つ研磨材より大径の小孔
aからなる小孔群Aが設けられ、該小孔群Aより下流部
位で排出口13直下部位以外には、メダル直径より長径の
長溝孔bがメダルの流下方向に沿って縦長状に複数個穿
設され、長溝孔群Bと成している。なお長溝孔bの溝幅
はメダルの厚みより広く、メダルは万が一垂直状になれ
ば該長溝孔bを通過する程の大きさと成っている。
排出口13の直下部位に小孔aが設けられるのは、第1分
離樋14aの排出口13に対応する直下部位に、メダルの径
より長い長溝孔bを設けると、折角浄化されたメダル
が、該長溝孔bから落下する恐れがあるからである。
そして排出口13に対して左右にメダル排出方向を成した
第1分離樋14a上に排出されたメダルはその方向を直角
に曲げて滑動することになる。
この部位においては研磨材が落下する孔をメダルの径よ
り長くしても、その溝幅が例えメダルの厚みより広くて
もメダルの径より小さければ、メダルは面滑動する故に
落下する恐れはない。
結局、長溝孔bを設けることにより孔間の桟の数が少な
くなるため、研磨材が桟上を順次飛び跳ねて流下するこ
とが無くなり、この結果メダルと共に排出されることは
皆無となる。
なお、長溝孔bは本実施例では、同一列に並設している
が、千鳥状に並設してもよい。
また、第1分離樋14aは排出口13よりメダル及び研磨材
が排出される方向、即ち、奥行きを広く取ってある。こ
れは第1分離樋14aの奥行きが狭いと、排出口13からの
メダル排出がスムーズに行われないと共に、狭い底面範
囲では排出されたメダルが一枚一枚独立せずに重合状態
となってしまい、その結果、メダルとメダルの間に研磨
材が挟まった状態で排出されてしまう事を防止するため
である。
さらに第1分離樋14aの底面は、上記メダルの重合状態
を効率よく解消するために第4図に示すように平板状に
形成されている。
前記第2分離樋14bは、第1分離樋14aに対して段差状に
連接されていて段差直下部位には小孔群Aを、他の部位
には長溝孔群Bを形成してある。これは前述したよう
に、段差直下部位に長溝孔bを形成すると、第1分離樋
14aから滑動して来るメダルが段差によって平面状態を
失ってやや縦状に第2分離樋14b上に落下するため、メ
ダルが長溝孔bに丁度嵌まって落下してしまう恐れがあ
るからである。そして段差直下部位以外の部位にあって
は、メダルは平面状に滑動するため長溝孔群Bを形成し
てもメダルは該長溝孔bより落下することがなく、長溝
孔bからは研磨材のみが落下する。
さらに第2分離樋14bは、第5図に示すようにその底面
を僅かに内側に湾曲して成している。これは滑動距離が
長い第2分離樋14bにあっては、スムーズな滑動を得る
為、面ではなく点でのメダル滑動を成すためのものであ
る。
また、前記第3分離樋14cは、本実施例ではその全面に
所定間隔を在して小孔aが形成されている。これは、第
2分離樋14bまでの長溝孔bで殆どの研磨材がメダルと
分離されるためであるが、第2分離樋14bの如く、段差
部の段差直下部位には小孔群Aを、他の部位には長溝孔
群Bを形成してもよいのは勿論である。加えて第3分離
樋14cの底面は第6図に示すように僅かに内側に傾斜
し、研磨材とメダルとの分離を確実に行えるように形成
している。
なお、第2分離樋14bは前述のように第1分離樋14aと落
差をもって段差状に連接され、同様に第3分離樋14cは
第2分離樋14bと落差をもって段差状に連接されてい
る。
これはメダルが次位分離樋14に落下した際に、メダルの
重合状態を解消すると共に、メダルに付着した研磨材等
を払い落とす役目を果たすものである。
更に分離樋14の途中にゴム等の弾性板で形成した短冊状
の防塵片14′が設けてある。
また前記内筒5の排出口13より若干下側の左右には研磨
材のみが排出される複数の研磨材オーバーフロー小孔18
を穿設し、これにより排出口13より排出される研磨材の
量を軽減して、前記分離樋14での分離を容易にするもの
である。
また前記排出口13の反対側には循環使用によりメダルの
汚れが付着して磨き能力を喪失した研磨材を浄化するた
め、研磨材のみが排出される複数の排出小孔19を穿設し
し、この排出小孔19から排出される研磨材の導出樋20
を、前記研磨材清浄機200に連絡させ、該研磨材清浄機2
00の浄化済研磨材の排出樋21及び汚れたメダルを投入す
るホッパー22の放出樋23を前記カバー4内に連通させ
た。
またカバー4と内筒5間に設けた分離樋14の下側近傍
に、上面を網状24に形成した吸引室25を設け(第3図参
照)、前記集塵装置300の吸引管26を前記吸引室25に接
続し、研磨材の粉塵を集塵するようにしたものである。
また前記メダル保管ボックス400には、前記搬出樋15よ
り送出される磨き済のメダルを上方に揚送する移送機構
27と揚送されたメダルの貯蔵槽28を装備し、該貯蔵槽28
下端の取出口29には図では省略しているが計数機構が組
み込まれている。
(考案の効果) 本考案は、以上のように構成されているので、以下に記
載されるような効果を奏する。
排出口直下部位及び複数の段差状の分離樋の段差直下部
位の分離樋底面にあっては、研磨材より大径の複数個の
小孔を、また排出口直下部位及び段差直下部位以外の部
位の分離樋底面にあっては、メダルの流下方向に沿って
縦長状にメダル直径より長径の長溝孔を複数個穿設する
ことにより、分離樋に形成された孔の面積が非常に多く
なり、その結果研磨材が落下する機会は格段に上昇し、
研磨材とメダルとの分離が確実に行われるように成った
効果がある。また、分離樋の底面にメダル直径より長径
で、メダルが万が一垂直状になったならば落下する程大
きな長溝孔を穿設したことにより、分離樋の孔間の桟の
数は減少し、このため分離樋内を飛び跳ねながら流下す
る研磨材が孔間の桟でバウンドすることが著しく減少
し、その結果多くの研磨材が長溝孔より落下し易くな
り、前記小孔からの研磨材の落下と合わせて、本考案の
分離樋により全ての研磨材がメダルより分離することが
できる効果があり、また短時間で全ての研磨材がメダル
と分離することができる効果もある。
全ての研磨材がメダルと分離されることにより、研磨材
が磨き済のメダル収納ケースに混入することも無くな
り、その結果メダル貸出機等に投入されることもなく、
メダル貸出機内に研磨材が詰まって故障を誘発すること
も皆無となった効果がある。
また請求項2記載の本考案のメダル磨き装置に於ける分
離樋は、複数の段差状に形成された各段の分離樋底面の
断面形状を、各々相違して形成しているため、メダルと
研磨材の分離樋内での流下が早くなるとともに、メダル
と研磨材との分離が確実に行える効果があり、その結
果、より短い長さの分離樋でメダルと研磨材の分離が行
える効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るメダル磨き装置の一実施例を示した
もので、第1図は一部を縦断した正面図、第2図は磨き
機本体の斜視図、第3図は同上背面の斜視図、第4図は
第1分離樋の断面状態図、第5図は第2分離樋の断面状
態図、第6図は第3分離樋の断面状態図である。 5……内筒、6……スクリュー、13……排出口、14……
分離樋、14a……第1分離樋、14b……第2分離樋、14c
……第3分離樋、a……小孔、b……長溝孔、100……
磨き機本体。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形縦長の内筒を立設し、内筒内にモータ
    の駆動により回転する回転軸を設け、該回転軸にスクリ
    ューを固着した攪拌磨き機構により、研磨材とメダルを
    内筒内下方から揚送して内筒の上部排出口から排出し、
    排出された研磨材とメダルを内筒の外側に周回状に設け
    た分離樋にて分離する如く形成したメダル磨き装置に於
    いて、分離樋を複数の段差状に連接して形成し、前記上
    部排出口直下部位及び段差部の下段側分離樋の段差直下
    部位の分離樋底面に、研磨材より大径の小孔を複数個設
    け、上部排出口直下部位及び段差直下部位以外の分離樋
    底面に、メダル直径より長径の長溝孔をメダルの流下方
    向に沿って縦長状に複数個穿設したことを特徴とするメ
    ダル磨き装置に於ける分離樋。
  2. 【請求項2】複数の段差状に形成された各段の分離樋底
    面の断面形状を、各々相違して形成したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のメダル磨き装置
    に於ける分離樋。
JP1989105287U 1989-09-07 1989-09-07 メダル磨き装置に於ける分離樋 Expired - Lifetime JPH0647500Y2 (ja)

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JPH0343883U JPH0343883U (ja) 1991-04-24
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592196A (ja) * 1982-06-29 1984-01-07 株式会社大一商会 遊戯用コインの研掃装置

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