JPH0647624A - 放電加工装置 - Google Patents
放電加工装置Info
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- JPH0647624A JPH0647624A JP20390792A JP20390792A JPH0647624A JP H0647624 A JPH0647624 A JP H0647624A JP 20390792 A JP20390792 A JP 20390792A JP 20390792 A JP20390792 A JP 20390792A JP H0647624 A JPH0647624 A JP H0647624A
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- tank
- machining
- working fluid
- fluid
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加工条件により最適な電導度に調整された加
工液を加工間隙に迅速に供給可能な放電加工装置を提供
する。 【構成】 加工スラッジ6が除去された第2タンク8内
の加工液5を、荒加工時は制御手段19が管路22,2
5を介して加工間隙へ供給するように制御し、そのと
き、第2タンク8内の加工液5の電導度が、第1電導度
判別手段15の設定レベル以上になると、制御手段19
によりイオン交換手段17aを通した加工液を管路23
a,24を介して第2タンク8に戻しながら、加工液5
を加工間隙に供給する。また、仕上加工時は制御手段1
9がイオン交換手段17aを通した加工液5を管路23
a,25を介して加工間隙へ供給するよう制御する。
工液を加工間隙に迅速に供給可能な放電加工装置を提供
する。 【構成】 加工スラッジ6が除去された第2タンク8内
の加工液5を、荒加工時は制御手段19が管路22,2
5を介して加工間隙へ供給するように制御し、そのと
き、第2タンク8内の加工液5の電導度が、第1電導度
判別手段15の設定レベル以上になると、制御手段19
によりイオン交換手段17aを通した加工液を管路23
a,24を介して第2タンク8に戻しながら、加工液5
を加工間隙に供給する。また、仕上加工時は制御手段1
9がイオン交換手段17aを通した加工液5を管路23
a,25を介して加工間隙へ供給するよう制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工装置に関する
ものであり、特に、電極と被加工物で形成される加工間
隙に水もしくは水を主体とする加工液を循環供給しなが
ら放電加工を行う放電加工装置に関するものである。
ものであり、特に、電極と被加工物で形成される加工間
隙に水もしくは水を主体とする加工液を循環供給しなが
ら放電加工を行う放電加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の放電加工装置に関連する
ものとして、特開平3−239414号公報に掲載の技
術を挙げることができる。
ものとして、特開平3−239414号公報に掲載の技
術を挙げることができる。
【0003】従来の水もしくは水を主体とする加工液を
使用して放電加工を行う放電加工装置においては、放電
加工を行っているときにその時間経過に応じて、放電加
工中に発生する加工スラッジの一部が加工液中でイオン
化したり、空気中の炭酸ガスを溶解してイオン化するた
め加工液の電導度が高くなる。一方、安定な放電加工を
行なうには、荒加工時と仕上加工時等の加工条件の変化
に応じて加工液の電導度が所定範囲内に維持される必要
がある。
使用して放電加工を行う放電加工装置においては、放電
加工を行っているときにその時間経過に応じて、放電加
工中に発生する加工スラッジの一部が加工液中でイオン
化したり、空気中の炭酸ガスを溶解してイオン化するた
め加工液の電導度が高くなる。一方、安定な放電加工を
行なうには、荒加工時と仕上加工時等の加工条件の変化
に応じて加工液の電導度が所定範囲内に維持される必要
がある。
【0004】例えば、水を主体としその中に有機化合物
を混ぜた加工液を使用する放電加工装置では、高速且つ
高精度という二つの要請に応え得るものが必要とされて
おり、電極と被加工物の対向面積が700〜1000c
m2 のような大面積の場合、高速加工では100g/m
in、高精度加工では仕上面粗さが30μRmax以下
の加工も可能になってきている。
を混ぜた加工液を使用する放電加工装置では、高速且つ
高精度という二つの要請に応え得るものが必要とされて
おり、電極と被加工物の対向面積が700〜1000c
m2 のような大面積の場合、高速加工では100g/m
in、高精度加工では仕上面粗さが30μRmax以下
の加工も可能になってきている。
【0005】このように広い範囲に亘って加工エネルギ
ーを変えるような加工では、加工液の電導度を調整する
ことにより、加工安定度、加工精度が大幅に異なってく
る。なぜならば、水もしくは水を主体とし、その中に有
機化合物を混ぜた加工液を用いる場合には、加工液が電
導性であるため、加工間隙のインピーダンスRは、電極
と被加工物間の距離をg、電極と被加工物の対向面積を
S、加工液の電導度をρとするとき、R=g/(ρ・
S)の関係式が成立つ。つまり、加工間隙がせまい程、
対向面積が大きい程、また電導度が大きい程インピーダ
ンスは低下する。したがって、上記のような対向面積が
700〜1000cm2 の場合に、仕上加工を行おうと
すると、加工間隙が小さくなり、且つ対向面積も大きい
ので、加工間隙に加工電圧印加時には加工間隙のインピ
ーダンス低下によりオームの法則に基く電流が流れ無効
電流となる。このため、加工間隙への印加電圧が上昇せ
ず放電が不可能となるため、対向面積が大面積の場合に
は、加工液の電導度をイオン交換樹脂等で低下させる必
要がある。
ーを変えるような加工では、加工液の電導度を調整する
ことにより、加工安定度、加工精度が大幅に異なってく
る。なぜならば、水もしくは水を主体とし、その中に有
機化合物を混ぜた加工液を用いる場合には、加工液が電
導性であるため、加工間隙のインピーダンスRは、電極
と被加工物間の距離をg、電極と被加工物の対向面積を
S、加工液の電導度をρとするとき、R=g/(ρ・
S)の関係式が成立つ。つまり、加工間隙がせまい程、
対向面積が大きい程、また電導度が大きい程インピーダ
ンスは低下する。したがって、上記のような対向面積が
700〜1000cm2 の場合に、仕上加工を行おうと
すると、加工間隙が小さくなり、且つ対向面積も大きい
ので、加工間隙に加工電圧印加時には加工間隙のインピ
ーダンス低下によりオームの法則に基く電流が流れ無効
電流となる。このため、加工間隙への印加電圧が上昇せ
ず放電が不可能となるため、対向面積が大面積の場合に
は、加工液の電導度をイオン交換樹脂等で低下させる必
要がある。
【0006】したがって、所望の加工面粗さや加工面積
精度を得るには、加工の目的に応じて選定された加工条
件に応じて加工液の電導度を適宜調整する必要がある。
例えば、上記電極と被加工物の対向面積が700〜10
00cm2 で、仕上面粗さ30μRmax以下を目標に
する場合には、加工液の電導度は荒加工時で2から10
μS/cm以下、仕上加工時で0.5から1μS/cm
以下であることが必要である。
精度を得るには、加工の目的に応じて選定された加工条
件に応じて加工液の電導度を適宜調整する必要がある。
例えば、上記電極と被加工物の対向面積が700〜10
00cm2 で、仕上面粗さ30μRmax以下を目標に
する場合には、加工液の電導度は荒加工時で2から10
μS/cm以下、仕上加工時で0.5から1μS/cm
以下であることが必要である。
【0007】また、前述したように水を主体とし、その
中に有機化合物を混ぜた加工液を使用する放電加工装置
は、最大加工速度100g/minを達成しており、加
工量が大きい放電加工に使用されている。しかし、短時
間で大量の加工スラッジを処理するために、フィルタエ
レメントに加工スラッジを付着させて加工液を濾過し、
フィルタが目詰まりしたら新しいフィルタに交換する方
法では、フィルタの交換頻度が多く、ランニングコスト
が高い。そのために、従来から前記フィルタによる濾過
工程の前にマグネット式フィルタによる濾過工程を入
れ、磁性体加工スラッジはマグネット式フィルタで除去
し、その他の加工スラッジはチューブ状の筒に珪素土を
プリコートしたフィルタエレメントで除去し、このフィ
ルタエレメントが目詰まりしたらプリコートした珪素土
ごと加工スラッジをフィルタ外部に排出し、再度チュー
ブ状の筒に新しい珪素土をプリコートし、加工液の濾過
を行う方法が採られている。
中に有機化合物を混ぜた加工液を使用する放電加工装置
は、最大加工速度100g/minを達成しており、加
工量が大きい放電加工に使用されている。しかし、短時
間で大量の加工スラッジを処理するために、フィルタエ
レメントに加工スラッジを付着させて加工液を濾過し、
フィルタが目詰まりしたら新しいフィルタに交換する方
法では、フィルタの交換頻度が多く、ランニングコスト
が高い。そのために、従来から前記フィルタによる濾過
工程の前にマグネット式フィルタによる濾過工程を入
れ、磁性体加工スラッジはマグネット式フィルタで除去
し、その他の加工スラッジはチューブ状の筒に珪素土を
プリコートしたフィルタエレメントで除去し、このフィ
ルタエレメントが目詰まりしたらプリコートした珪素土
ごと加工スラッジをフィルタ外部に排出し、再度チュー
ブ状の筒に新しい珪素土をプリコートし、加工液の濾過
を行う方法が採られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、従来の
水もしくは水を主体とする加工液を使用して放電加工を
行う放電加工装置では、前述したように加工条件を変更
する都度、あるいは所望の電導度が上昇する都度、加工
液タンク内の加工液の電導度を調整していた。したがっ
て、その時間がかかるだけでなく、イオン交換樹脂の消
耗が多大となり、調整時間の無駄とランニングコストの
増加を招いていた。
水もしくは水を主体とする加工液を使用して放電加工を
行う放電加工装置では、前述したように加工条件を変更
する都度、あるいは所望の電導度が上昇する都度、加工
液タンク内の加工液の電導度を調整していた。したがっ
て、その時間がかかるだけでなく、イオン交換樹脂の消
耗が多大となり、調整時間の無駄とランニングコストの
増加を招いていた。
【0009】また、加工量が大きい放電加工を行うとき
は、前述したようなフィルタでは珪素土を補給するため
の作業時間が必要になり、ランニングコストが増大する
ばかりか、一次フィルタと二次フィルタで排出された加
工スラッジを別々に廃棄する作業が必要になり、その作
業性に問題があった。
は、前述したようなフィルタでは珪素土を補給するため
の作業時間が必要になり、ランニングコストが増大する
ばかりか、一次フィルタと二次フィルタで排出された加
工スラッジを別々に廃棄する作業が必要になり、その作
業性に問題があった。
【0010】そこで、本発明は、放電加工における加工
条件に応じて、最適な電導度に調整された加工液を加工
間隙に迅速に供給し、電導度を調整するためのイオン交
換樹脂の無駄な消耗を抑制できる放電加工装置の提供を
課題とするものである。また、本発明は、大量に発生す
る加工スラジの処理にかかる費用及び時間を低減できる
放電加工装置の提供を課題とするものである。
条件に応じて、最適な電導度に調整された加工液を加工
間隙に迅速に供給し、電導度を調整するためのイオン交
換樹脂の無駄な消耗を抑制できる放電加工装置の提供を
課題とするものである。また、本発明は、大量に発生す
る加工スラジの処理にかかる費用及び時間を低減できる
放電加工装置の提供を課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
放電加工装置は、電極と被加工物で形成される加工間隙
を含み、水もしくは水を主体とした加工液を溜めて放電
加工が行なわれる加工槽と、前記加工間隙で放電加工に
使用されて汚濁した加工液を受入れる第1タンクと、前
記第1タンク内の加工液を濾過するフィルタと、前記フ
ィルタによって濾過された加工液を受入れる第2タンク
と、前記第1タンク内の加工液と第2タンク内の加工液
が混合した加工液を受入れる第3タンクと、前記第3タ
ンク内の加工液を前記加工槽に供給する第1供給路と、
前記第2タンク内の加工液を前記加工間隙に供給する第
2供給路と、前記第2タンク内の加工液を脱イオン化す
るイオン交換手段と、前記脱イオン化された加工液を前
記加工間隙に供給する第3供給路と、前記脱イオン化さ
れた加工液を前記第2タンクに戻す返還路と、荒加工時
に前記第2タンク内の加工液の電導度が設定されたレベ
ル以上になったとき、及び設定されたレベル以下にある
ときに信号を出力する第1電導度判別手段と、前記第1
電導度判別手段の出力信号及び加工条件に応じて前記第
2タンク内の加工液の供給路を選択する制御手段と、前
記イオン交換手段で脱イオン化された加工液の電導度が
設定されたレベル以上に上昇したときに信号を出力する
第2電導度判別手段と、前記第2電導度判別手段の出力
信号によって加工液の電導度が設定されたレベル以上に
なったことを報知する表示手段とを具備するものであ
る。
放電加工装置は、電極と被加工物で形成される加工間隙
を含み、水もしくは水を主体とした加工液を溜めて放電
加工が行なわれる加工槽と、前記加工間隙で放電加工に
使用されて汚濁した加工液を受入れる第1タンクと、前
記第1タンク内の加工液を濾過するフィルタと、前記フ
ィルタによって濾過された加工液を受入れる第2タンク
と、前記第1タンク内の加工液と第2タンク内の加工液
が混合した加工液を受入れる第3タンクと、前記第3タ
ンク内の加工液を前記加工槽に供給する第1供給路と、
前記第2タンク内の加工液を前記加工間隙に供給する第
2供給路と、前記第2タンク内の加工液を脱イオン化す
るイオン交換手段と、前記脱イオン化された加工液を前
記加工間隙に供給する第3供給路と、前記脱イオン化さ
れた加工液を前記第2タンクに戻す返還路と、荒加工時
に前記第2タンク内の加工液の電導度が設定されたレベ
ル以上になったとき、及び設定されたレベル以下にある
ときに信号を出力する第1電導度判別手段と、前記第1
電導度判別手段の出力信号及び加工条件に応じて前記第
2タンク内の加工液の供給路を選択する制御手段と、前
記イオン交換手段で脱イオン化された加工液の電導度が
設定されたレベル以上に上昇したときに信号を出力する
第2電導度判別手段と、前記第2電導度判別手段の出力
信号によって加工液の電導度が設定されたレベル以上に
なったことを報知する表示手段とを具備するものであ
る。
【0012】請求項2の発明にかかる放電加工装置は、
電極と被加工物で形成される加工間隙を含み、水もしく
は水を主体とした加工液を溜めて放電加工が行なわれる
加工槽と、前記加工間隙で放電加工に使用されて汚濁し
た加工液を受入れる第1タンクと、前記第1タンク内の
加工液を濾過するフィルタと、前記フィルタによって濾
過された加工液5を受入れる第2タンクと、前記第1タ
ンク内の加工液と第2タンク内の加工液が混合した加工
液を受入れる第3タンクと、前記第3タンク内の加工液
を前記加工槽に供給する第1供給路と、前記第2タンク
内の加工液を前記加工間隙に供給する第2供給路と、前
記第2タンク内の加工液を脱イオン化する並列に配設さ
れたイオン交換手段と、前記イオン交換手段の一方で脱
イオン化された加工液を前記加工間隙に供給する第3供
給路と、前記脱イオン化された加工液を前記第2タンク
に戻す返還路と、荒加工時に前記第2タンク内の加工液
の電導度が設定されたレベル以上になったとき、及び設
定されたレベル以下にあるときに信号を出力する第1電
導度判別手段と、前記イオン交換手段で脱イオン化され
た加工液の電導度が設定されたレベル以上に上昇したと
きに信号を出力する第2電導度判別手段と、前記第1電
導度判別手段の出力信号及び加工条件に応じて前記第2
タンク内の加工液の供給路を選択するとともに、前記第
2電導度判別手段の出力信号によって前記加工液が供給
されていた一方のイオン交換手段からもう一方のイオン
交換手段へ加工液の供給を変更する制御手段とを具備す
るものである。
電極と被加工物で形成される加工間隙を含み、水もしく
は水を主体とした加工液を溜めて放電加工が行なわれる
加工槽と、前記加工間隙で放電加工に使用されて汚濁し
た加工液を受入れる第1タンクと、前記第1タンク内の
加工液を濾過するフィルタと、前記フィルタによって濾
過された加工液5を受入れる第2タンクと、前記第1タ
ンク内の加工液と第2タンク内の加工液が混合した加工
液を受入れる第3タンクと、前記第3タンク内の加工液
を前記加工槽に供給する第1供給路と、前記第2タンク
内の加工液を前記加工間隙に供給する第2供給路と、前
記第2タンク内の加工液を脱イオン化する並列に配設さ
れたイオン交換手段と、前記イオン交換手段の一方で脱
イオン化された加工液を前記加工間隙に供給する第3供
給路と、前記脱イオン化された加工液を前記第2タンク
に戻す返還路と、荒加工時に前記第2タンク内の加工液
の電導度が設定されたレベル以上になったとき、及び設
定されたレベル以下にあるときに信号を出力する第1電
導度判別手段と、前記イオン交換手段で脱イオン化され
た加工液の電導度が設定されたレベル以上に上昇したと
きに信号を出力する第2電導度判別手段と、前記第1電
導度判別手段の出力信号及び加工条件に応じて前記第2
タンク内の加工液の供給路を選択するとともに、前記第
2電導度判別手段の出力信号によって前記加工液が供給
されていた一方のイオン交換手段からもう一方のイオン
交換手段へ加工液の供給を変更する制御手段とを具備す
るものである。
【0013】請求項3の発明にかかる放電加工装置は、
電極と被加工物で形成される加工間隙を含み、水もしく
は水を主体とした加工液を溜めて放電加工が行なわれる
加工槽と、前記加工間隙で放電加工に使用されて汚濁し
た加工液を受入れる第1タンクと、前記第1タンク内に
配設され、底部が傾斜した第4タンクと、前記第4タン
クの最深部に連結されたマグネット式の一次フィルタ
と、前記第1タンク内の加工液を濾過する二次フィルタ
と、前記一次フィルタ及び二次フィルタで濾過された加
工スラッジを収納し、加工液と加工スラッジとを分離す
る三次フィルタと、前記一次フィルタ及び二次フィルタ
に付着した加工スラッジを前記三次フィルタへ供給する
供給手段と、前記二次フィルタで濾過された加工液を受
入れる第2タンクと、前記第1タンク内の加工液と第2
タンク内の加工液が混合した加工液を受入れる第3タン
クと、前記第3タンク内の加工液を前記加工槽に供給す
る第1供給路と、前記第2タンク内の加工液を前記加工
間隙に供給する第2供給路と、前記第2タンク内の加工
液を脱イオン化するイオン交換手段と、前記イオン交換
手段で脱イオン化された加工液を前記加工間隙に供給す
る第3供給路と、前記イオン交換手段で脱イオン化され
た加工液を前記第2タンクに戻す返還路と、荒加工時に
前記第2タンク内の加工液の電導度が設定されたレベル
以上になったとき、及び設定されたレベル以下にあると
きに信号を出力する第1電導度判別手段と、前記第1電
導度判別手段の出力信号及び加工条件に応じて前記第2
タンク内の加工液の供給路を選択する制御手段と、前記
イオン交換手段で脱イオン化された加工液の電導度が設
定されたレベル以上に上昇したときに信号を出力する第
2電導度判別手段と、前記第2電導度判別手段の出力信
号によって加工液の電導度が設定されたレベル以上にな
ったことを報知する表示手段とを具備するものである。
電極と被加工物で形成される加工間隙を含み、水もしく
は水を主体とした加工液を溜めて放電加工が行なわれる
加工槽と、前記加工間隙で放電加工に使用されて汚濁し
た加工液を受入れる第1タンクと、前記第1タンク内に
配設され、底部が傾斜した第4タンクと、前記第4タン
クの最深部に連結されたマグネット式の一次フィルタ
と、前記第1タンク内の加工液を濾過する二次フィルタ
と、前記一次フィルタ及び二次フィルタで濾過された加
工スラッジを収納し、加工液と加工スラッジとを分離す
る三次フィルタと、前記一次フィルタ及び二次フィルタ
に付着した加工スラッジを前記三次フィルタへ供給する
供給手段と、前記二次フィルタで濾過された加工液を受
入れる第2タンクと、前記第1タンク内の加工液と第2
タンク内の加工液が混合した加工液を受入れる第3タン
クと、前記第3タンク内の加工液を前記加工槽に供給す
る第1供給路と、前記第2タンク内の加工液を前記加工
間隙に供給する第2供給路と、前記第2タンク内の加工
液を脱イオン化するイオン交換手段と、前記イオン交換
手段で脱イオン化された加工液を前記加工間隙に供給す
る第3供給路と、前記イオン交換手段で脱イオン化され
た加工液を前記第2タンクに戻す返還路と、荒加工時に
前記第2タンク内の加工液の電導度が設定されたレベル
以上になったとき、及び設定されたレベル以下にあると
きに信号を出力する第1電導度判別手段と、前記第1電
導度判別手段の出力信号及び加工条件に応じて前記第2
タンク内の加工液の供給路を選択する制御手段と、前記
イオン交換手段で脱イオン化された加工液の電導度が設
定されたレベル以上に上昇したときに信号を出力する第
2電導度判別手段と、前記第2電導度判別手段の出力信
号によって加工液の電導度が設定されたレベル以上にな
ったことを報知する表示手段とを具備するものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明の放電加工装置においては、加
工条件によって必要な電導度に調整された加工液を電極
と被加工物で形成される加工間隙に供給できるように供
給路を設け、加工条件及び必要な電導度を判別する電導
度判別手段からの信号によって供給路を適宜選択するも
のであるから、加工に応じた電導度の最適な加工液が加
工間隙に迅速に供給でき、これにより荒加工から仕上加
工までの加工が迅速に行なわれ、イオン交換樹脂の無駄
な消耗を避けることができる。
工条件によって必要な電導度に調整された加工液を電極
と被加工物で形成される加工間隙に供給できるように供
給路を設け、加工条件及び必要な電導度を判別する電導
度判別手段からの信号によって供給路を適宜選択するも
のであるから、加工に応じた電導度の最適な加工液が加
工間隙に迅速に供給でき、これにより荒加工から仕上加
工までの加工が迅速に行なわれ、イオン交換樹脂の無駄
な消耗を避けることができる。
【0015】請求項2の発明の放電加工装置において
は、電極と被加工物で形成される加工間隙に加工液を供
給する供給路に、加工液を脱イオン化するイオン交換手
段を並列に設け、加工液のイオン交換には一方のイオン
交換手段のみ働かせ、このイオン交換手段の脱イオン化
性能が低下した場合には、もう一方のイオン交換手段に
切換えて加工液のイオン交換を行なうものであるから、
寿命になったイオン交換樹脂の交換作業のために加工を
中断する必要がない。
は、電極と被加工物で形成される加工間隙に加工液を供
給する供給路に、加工液を脱イオン化するイオン交換手
段を並列に設け、加工液のイオン交換には一方のイオン
交換手段のみ働かせ、このイオン交換手段の脱イオン化
性能が低下した場合には、もう一方のイオン交換手段に
切換えて加工液のイオン交換を行なうものであるから、
寿命になったイオン交換樹脂の交換作業のために加工を
中断する必要がない。
【0016】請求項3の発明の放電加工装置において
は、放電加工によって発生した加工スラッジを一次フィ
ルタから三次フィルタに分けて加工液から除去するもの
であるから、各フィルタにかかる負担は軽くなり、且つ
二次フィルタは珪素土によるプリコート等をする必要が
なく、フィルタエレメントが加工スラッジで目詰まりし
てもフィルタエレメントと加工スラッジの分離ができ、
しかも、一次フィルタと二次フィルタで除去された加工
スラッジは最終的に三次フィルタに集められる。
は、放電加工によって発生した加工スラッジを一次フィ
ルタから三次フィルタに分けて加工液から除去するもの
であるから、各フィルタにかかる負担は軽くなり、且つ
二次フィルタは珪素土によるプリコート等をする必要が
なく、フィルタエレメントが加工スラッジで目詰まりし
てもフィルタエレメントと加工スラッジの分離ができ、
しかも、一次フィルタと二次フィルタで除去された加工
スラッジは最終的に三次フィルタに集められる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明をす
る。 〈第一実施例〉図1は本発明の第一実施例である放電加
工装置の全体構成を示す説明図である。図において、1
は電極、2は被加工物、3は被加工物2が載置される定
盤、4は電極1と被加工物2で形成される加工間隙を含
み、加工液5を溜めて放電加工が行なわれる加工槽、6
は電極1と被加工物2で形成される加工間隙で放電加工
が行われるとき発生する加工スラッジ、7は加工槽4か
ら加工スラッジ6を含んだ加工液5を受入れるための第
1タンク、8は第1タンク7内の加工液5を濾過した後
に受入れるための第2タンク、9は第1タンク7と第2
タンク8との間に位置し、第1タンク7内の加工液5と
第2タンク8内の加工液5が混合した加工液5を受入れ
る第3タンク、10〜13は加工液5を強制的に流すポ
ンプ、14は前記第1タンク7内の加工液5を濾過する
フィルタである。15は第2タンク8内の加工液5の電
導度を検出し、設定レベル以上になると信号を出力する
第1電導度判別手段、16は加工間隙に供給される加工
液5の電導度を検出し、設定されたレベル以上になると
信号を出力する第2電導度判別手段、17a,17bは
第2タンク8内の加工液5をイオン交換樹脂によって脱
イオン化するイオン交換手段、18は荒加工から仕上加
工までの加工に応じて加工条件を設定する加工条件設定
手段、19は第1電導度判別手段15、第2電導度判別
手段16、及び加工条件設定手段18からの信号を受け
て、加工液5の供給路を適宜選択する制御手段である。
20a〜20gは制御手段19からの信号により開閉す
る電磁弁等の制御弁、21〜27bは各々加工液5が流
れる管路であり、21は第3タンク9内の加工液5を加
工槽4へ供給する管路、22は第2タンク8内の加工液
5を加工間隙へ供給する管路、23a,23bはイオン
交換手段17a,あるいはイオン交換手段17bで電導
度を低下させた加工液5を流す管路、24は電導度を低
下させた加工液5を管路23a、あるいは管路23bを
通って第2タンク8へ戻す管路、25は管路22,23
a,23bに接続されて加工液5を加工間隙へ供給する
管路、26は加工槽4から加工液5を第1タンク7に供
給する管路、27aは第1タンク7とフィルタ14とを
接続する管路、27bはフィルタ14と第2タンク8と
を接続する管路である。28a〜28dは加工液5の逆
流を防止する逆止弁、29は第2電導度判別手段16か
ら出力された信号を受けて、イオン交換手段17a,1
7b内のイオン交換樹脂の寿命を報知する表示手段であ
る。なお、上記の各制御弁20a〜20gの開閉動作、
及びポンプ10〜13の運転、停止動作は制御手段19
からの信号によって制御され、これらの制御状態に応じ
て加工液5は管路21〜27bを流れる。
る。 〈第一実施例〉図1は本発明の第一実施例である放電加
工装置の全体構成を示す説明図である。図において、1
は電極、2は被加工物、3は被加工物2が載置される定
盤、4は電極1と被加工物2で形成される加工間隙を含
み、加工液5を溜めて放電加工が行なわれる加工槽、6
は電極1と被加工物2で形成される加工間隙で放電加工
が行われるとき発生する加工スラッジ、7は加工槽4か
ら加工スラッジ6を含んだ加工液5を受入れるための第
1タンク、8は第1タンク7内の加工液5を濾過した後
に受入れるための第2タンク、9は第1タンク7と第2
タンク8との間に位置し、第1タンク7内の加工液5と
第2タンク8内の加工液5が混合した加工液5を受入れ
る第3タンク、10〜13は加工液5を強制的に流すポ
ンプ、14は前記第1タンク7内の加工液5を濾過する
フィルタである。15は第2タンク8内の加工液5の電
導度を検出し、設定レベル以上になると信号を出力する
第1電導度判別手段、16は加工間隙に供給される加工
液5の電導度を検出し、設定されたレベル以上になると
信号を出力する第2電導度判別手段、17a,17bは
第2タンク8内の加工液5をイオン交換樹脂によって脱
イオン化するイオン交換手段、18は荒加工から仕上加
工までの加工に応じて加工条件を設定する加工条件設定
手段、19は第1電導度判別手段15、第2電導度判別
手段16、及び加工条件設定手段18からの信号を受け
て、加工液5の供給路を適宜選択する制御手段である。
20a〜20gは制御手段19からの信号により開閉す
る電磁弁等の制御弁、21〜27bは各々加工液5が流
れる管路であり、21は第3タンク9内の加工液5を加
工槽4へ供給する管路、22は第2タンク8内の加工液
5を加工間隙へ供給する管路、23a,23bはイオン
交換手段17a,あるいはイオン交換手段17bで電導
度を低下させた加工液5を流す管路、24は電導度を低
下させた加工液5を管路23a、あるいは管路23bを
通って第2タンク8へ戻す管路、25は管路22,23
a,23bに接続されて加工液5を加工間隙へ供給する
管路、26は加工槽4から加工液5を第1タンク7に供
給する管路、27aは第1タンク7とフィルタ14とを
接続する管路、27bはフィルタ14と第2タンク8と
を接続する管路である。28a〜28dは加工液5の逆
流を防止する逆止弁、29は第2電導度判別手段16か
ら出力された信号を受けて、イオン交換手段17a,1
7b内のイオン交換樹脂の寿命を報知する表示手段であ
る。なお、上記の各制御弁20a〜20gの開閉動作、
及びポンプ10〜13の運転、停止動作は制御手段19
からの信号によって制御され、これらの制御状態に応じ
て加工液5は管路21〜27bを流れる。
【0018】次に、上記構成の放電加工装置の動作につ
いて説明する。加工槽4内の所定の位置に電極1と被加
工物2をセッティングし、荒加工条件を設定すると、加
工条件設定手段18から出力される信号を受けて、制御
弁20b〜20eを閉じ、ポンプ12を運転させるよう
に制御手段19から信号が出力される。その後、第2タ
ンク9内の加工液5をポンプ10で汲上げ、管路21か
ら制御弁20aを介して加工槽4へ供給し、加工槽4内
に加工液5を充満させる。加工液充満完了後、加工を開
始すると第2タンク8内の加工液5をポンプ12で汲上
げ、管路22,25から制御弁20fを介して加工間隙
に供給する。この管路25の途中にある制御弁20fは
加工間隙に供給する加工液5の液圧を設定するための弁
である。加工間隙に供給された加工液5は放電加工によ
って発生した加工スラッジ6を含んで、加工間隙から排
出される。そして、加工スラッジ6を含んだ加工液5は
制御弁20gを介して管路26から第1タンク7へ戻さ
れる。第1タンク7内の加工液5はポンプ11により管
路27aを通りフィルタ14へ供給され、加工スラッジ
6を除去して管路27bから第2タンク8へ戻される。
いて説明する。加工槽4内の所定の位置に電極1と被加
工物2をセッティングし、荒加工条件を設定すると、加
工条件設定手段18から出力される信号を受けて、制御
弁20b〜20eを閉じ、ポンプ12を運転させるよう
に制御手段19から信号が出力される。その後、第2タ
ンク9内の加工液5をポンプ10で汲上げ、管路21か
ら制御弁20aを介して加工槽4へ供給し、加工槽4内
に加工液5を充満させる。加工液充満完了後、加工を開
始すると第2タンク8内の加工液5をポンプ12で汲上
げ、管路22,25から制御弁20fを介して加工間隙
に供給する。この管路25の途中にある制御弁20fは
加工間隙に供給する加工液5の液圧を設定するための弁
である。加工間隙に供給された加工液5は放電加工によ
って発生した加工スラッジ6を含んで、加工間隙から排
出される。そして、加工スラッジ6を含んだ加工液5は
制御弁20gを介して管路26から第1タンク7へ戻さ
れる。第1タンク7内の加工液5はポンプ11により管
路27aを通りフィルタ14へ供給され、加工スラッジ
6を除去して管路27bから第2タンク8へ戻される。
【0019】しかし、放電加工が進むにつれて、加工ス
ラッジ6の一部がイオン化したものの濃度が次第に増加
し、加工液5の電導度が上昇する。そのために、第2タ
ンク8内の加工液5の電導度が設定した電導度以上にな
ったとき、第1電導度判別手段15が信号を制御手段1
9へ出力し、制御手段19はその信号を受けて、制御弁
20b,20cを開き、ポンプ13を運転させるように
信号を出力する。これにより、第2タンク8内の加工液
5はポンプ13によって汲上げられ、制御弁20cを介
してイオン交換手段17aへ供給される。イオン交換手
段17aへ供給された加工液5はイオン交換手段17a
内のイオン交換樹脂によりイオンが取除かれ、管路23
a,24から制御弁20bを介して第2タンク8へ戻さ
れる。このイオン交換手段17aによるイオン除去速度
がイオン発生速度よりも大きければ、この加工液循環を
続けることにより加工液5の電導度は、その後第1電導
度判別手段15の設定したレベル以下となり、第1電導
度判別手段15から設定したレベル以下になったことを
知らせる信号を制御手段19へ出力する。この信号を受
けて制御手段19は、制御弁20b,20cを閉じ、ポ
ンプ13を停止させ、上記の加工液循環動作を停止す
る。こうして、イオン交換手段17a,17bが使用さ
れる状態を制限する。
ラッジ6の一部がイオン化したものの濃度が次第に増加
し、加工液5の電導度が上昇する。そのために、第2タ
ンク8内の加工液5の電導度が設定した電導度以上にな
ったとき、第1電導度判別手段15が信号を制御手段1
9へ出力し、制御手段19はその信号を受けて、制御弁
20b,20cを開き、ポンプ13を運転させるように
信号を出力する。これにより、第2タンク8内の加工液
5はポンプ13によって汲上げられ、制御弁20cを介
してイオン交換手段17aへ供給される。イオン交換手
段17aへ供給された加工液5はイオン交換手段17a
内のイオン交換樹脂によりイオンが取除かれ、管路23
a,24から制御弁20bを介して第2タンク8へ戻さ
れる。このイオン交換手段17aによるイオン除去速度
がイオン発生速度よりも大きければ、この加工液循環を
続けることにより加工液5の電導度は、その後第1電導
度判別手段15の設定したレベル以下となり、第1電導
度判別手段15から設定したレベル以下になったことを
知らせる信号を制御手段19へ出力する。この信号を受
けて制御手段19は、制御弁20b,20cを閉じ、ポ
ンプ13を停止させ、上記の加工液循環動作を停止す
る。こうして、イオン交換手段17a,17bが使用さ
れる状態を制限する。
【0020】また、イオン交換手段17a内のイオン交
換樹脂は加工液5の電導度を低下させるために使用され
ると次第に消耗が進むので、管路23aを通ってきた加
工液5でも電導度が第2電導度判別手段16で設定した
レベル以上になるときがくる。そのとき、第2電導判別
手段16が設定レベル以上の電導度を検出すると、制御
手段19へ信号を出力し、制御手段19は制御弁20c
を閉じ、制御弁20dを開いて、ポンプ13によって汲
上げられた加工液5をイオン交換手段17aから他のイ
オン交換手段17bに変更して供給する。そして、イオ
ン交換手段17bから管路23bを通ってきた加工液5
の電導度が第2電導判別手段16の設定したレベル以下
であれば、そのまま管路24を通り、制御弁20bを介
して第2タンク8に戻され、第2タンク8内の加工液5
の電導度が第1電導度判別手段15の設定したレベル以
下になるまで上記加工液循環が続けられる。この際、第
2電導度判別手段16からの信号は表示手段29にも出
力され、この信号を受取った表示手段19はイオン交換
手段17a内のイオン交換樹脂に寿命がきたことを表示
する。したがって、作業オペレータはこの表示を見て、
イオン交換手段17b内のイオン交換樹脂が加工液5の
電導度を低下させるのに使用されている間に、イオン交
換手段17a内のイオン交換樹脂を新品に取換えること
ができる。
換樹脂は加工液5の電導度を低下させるために使用され
ると次第に消耗が進むので、管路23aを通ってきた加
工液5でも電導度が第2電導度判別手段16で設定した
レベル以上になるときがくる。そのとき、第2電導判別
手段16が設定レベル以上の電導度を検出すると、制御
手段19へ信号を出力し、制御手段19は制御弁20c
を閉じ、制御弁20dを開いて、ポンプ13によって汲
上げられた加工液5をイオン交換手段17aから他のイ
オン交換手段17bに変更して供給する。そして、イオ
ン交換手段17bから管路23bを通ってきた加工液5
の電導度が第2電導判別手段16の設定したレベル以下
であれば、そのまま管路24を通り、制御弁20bを介
して第2タンク8に戻され、第2タンク8内の加工液5
の電導度が第1電導度判別手段15の設定したレベル以
下になるまで上記加工液循環が続けられる。この際、第
2電導度判別手段16からの信号は表示手段29にも出
力され、この信号を受取った表示手段19はイオン交換
手段17a内のイオン交換樹脂に寿命がきたことを表示
する。したがって、作業オペレータはこの表示を見て、
イオン交換手段17b内のイオン交換樹脂が加工液5の
電導度を低下させるのに使用されている間に、イオン交
換手段17a内のイオン交換樹脂を新品に取換えること
ができる。
【0021】なお、荒加工中は、加工間隙に供給される
加工液5の電導度の上昇が加工に与える影響が少ないの
で、第2タンク8内の加工液5の電導度が所望の電導度
になるまで上記のような加工液5の循環を続けて、第2
タンク8内の加工液5を管路22,25を通して加工間
隙に供給し、荒加工を続けることができる。
加工液5の電導度の上昇が加工に与える影響が少ないの
で、第2タンク8内の加工液5の電導度が所望の電導度
になるまで上記のような加工液5の循環を続けて、第2
タンク8内の加工液5を管路22,25を通して加工間
隙に供給し、荒加工を続けることができる。
【0022】また、荒加工終了後、仕上加工に移ったと
きは、加工条件設定手段18から制御手段19へ信号が
出力され、制御手段19は制御弁20c,20eを開
き、ポンプ12の運転を停止させ、ポンプ13を運転さ
せるように信号を出力する。この信号を受けて、ポンプ
13を用いて汲上げられた第2タンク8内の加工液5
は、イオン交換手段17aに制御弁20cを介して供給
され、イオン交換手段17aによって脱イオン化し電導
度を低下させた加工液5は管路23a,25を通って、
直接加工間隙に供給され、仕上加工が進行する。このと
き、加工間隙に供給される加工液5の電導度は、電極1
と被加工物2の対向面積にもよるが、1μS/cm以下
であればよい。加工間隙に供給された加工液5は放電加
工によって発生した加工スラッジ6を含んで、加工間隙
から排出される。そして、加工スラッジ6を含んだ加工
液5は制御弁20gを介して管路26から第1タンク7
へ戻される。第1タンク7内の加工液5はポンプ11に
より管路27を通してフィルタ14へ供給され、加工ス
ラッジ6を除去し、第2タンク8へ戻される。
きは、加工条件設定手段18から制御手段19へ信号が
出力され、制御手段19は制御弁20c,20eを開
き、ポンプ12の運転を停止させ、ポンプ13を運転さ
せるように信号を出力する。この信号を受けて、ポンプ
13を用いて汲上げられた第2タンク8内の加工液5
は、イオン交換手段17aに制御弁20cを介して供給
され、イオン交換手段17aによって脱イオン化し電導
度を低下させた加工液5は管路23a,25を通って、
直接加工間隙に供給され、仕上加工が進行する。このと
き、加工間隙に供給される加工液5の電導度は、電極1
と被加工物2の対向面積にもよるが、1μS/cm以下
であればよい。加工間隙に供給された加工液5は放電加
工によって発生した加工スラッジ6を含んで、加工間隙
から排出される。そして、加工スラッジ6を含んだ加工
液5は制御弁20gを介して管路26から第1タンク7
へ戻される。第1タンク7内の加工液5はポンプ11に
より管路27を通してフィルタ14へ供給され、加工ス
ラッジ6を除去し、第2タンク8へ戻される。
【0023】しかし、先に説明したように、イオン交換
手段17a内のイオン交換樹脂は加工液5の電導度を低
下させるために使用されていると次第に消耗が進み、管
路23aを通ってきた加工液5でもその電導度が第2電
導度判別手段16の設定したレベル以上になるときがく
る。そのときには、第2電導度判別手段16から信号が
制御手段19へ出力され、その信号を受け取った制御手
段19は制御弁20cを閉じ、制御弁20dを開くよう
に信号を出力し、加工間隙に供給される加工液5はもう
一方のイオン交換手段17bに供給される。イオン交換
手段17bから管路23bを通ってきた加工液5の電導
度が第2電導度判別手段16の設定レベル以下であれ
ば、そのまま制御弁20eを介して管路25を通り、加
工間隙に供給される。この際、第2電導度判別手段16
からの信号は表示手段29にも出力され、信号を受取っ
た表示手段29はイオン交換手段17a内のイオン交換
樹脂に寿命がきたことを表示する。したがって、作業オ
ペレータはこの表示を見て、イオン交換手段17b内の
イオン交換樹脂が加工液5の電導度を低下させるのに使
用されている間に、イオン交換手段17a内のイオン交
換樹脂を新品と取換えることができる。
手段17a内のイオン交換樹脂は加工液5の電導度を低
下させるために使用されていると次第に消耗が進み、管
路23aを通ってきた加工液5でもその電導度が第2電
導度判別手段16の設定したレベル以上になるときがく
る。そのときには、第2電導度判別手段16から信号が
制御手段19へ出力され、その信号を受け取った制御手
段19は制御弁20cを閉じ、制御弁20dを開くよう
に信号を出力し、加工間隙に供給される加工液5はもう
一方のイオン交換手段17bに供給される。イオン交換
手段17bから管路23bを通ってきた加工液5の電導
度が第2電導度判別手段16の設定レベル以下であれ
ば、そのまま制御弁20eを介して管路25を通り、加
工間隙に供給される。この際、第2電導度判別手段16
からの信号は表示手段29にも出力され、信号を受取っ
た表示手段29はイオン交換手段17a内のイオン交換
樹脂に寿命がきたことを表示する。したがって、作業オ
ペレータはこの表示を見て、イオン交換手段17b内の
イオン交換樹脂が加工液5の電導度を低下させるのに使
用されている間に、イオン交換手段17a内のイオン交
換樹脂を新品と取換えることができる。
【0024】このように、本実施例の放電加工装置は、
電極1と被加工物2で形成される加工間隙を含み、水も
しくは水を主体とした加工液5を溜めて放電加工が行な
われる加工槽4と、前記加工間隙で放電加工に使用され
て汚濁した加工液5を制御弁20gを介し管路26を通
して受入れる第1タンク7と、前記第1タンク7内の加
工液5を管路27aを通してポンプ11で汲上げて濾過
するフィルタ14と、前記フィルタ14によって濾過さ
れた加工液5を管路27bを通して受入れる第2タンク
8と、前記第1タンク7と第2タンク8との間に位置
し、前記第1タンク7内の加工液5と第2タンク8内の
加工液5が混合した加工液5を受入れる第3タンク9
と、前記第3タンク9内の加工液5をポンプ10で汲上
げ管路21を通し制御弁20aを介して前記加工槽4に
供給する第1供給路と、前記第2タンク8内の加工液5
をポンプ12で汲上げ管路22,25を通し制御弁20
fを介して前記加工間隙に供給する第2供給路と、前記
第2タンク8内の加工液5を脱イオン化するイオン交換
手段17a,17bと、前記イオン交換手段17a,1
7bのイオン交換樹脂によって脱イオン化された加工液
5を管路23a,23bから制御弁20eを経て管路2
5を通し制御弁20fを介して前記加工間隙に供給する
第3供給路と、前記イオン交換手段17a,17bのイ
オン交換樹脂によって脱イオン化された加工液5を管路
23a,23b,24を通し前記第2タンク8に戻す返
還路と、荒加工時に前記第2タンク8内の加工液5の電
導度が設定されたレベル以上になったとき、及び設定さ
れたレベル以下にあるときに所定の信号を制御手段19
に出力する第1電導度判別手段15と、前記第1電導度
判別手段15の出力信号及び加工条件設定手段18から
の加工条件に応じて前記第2タンク8内の加工液5の供
給路を選択する制御手段19と、前記イオン交換手段1
7a,17bによって脱イオン化された加工液5の電導
度が設定されたレベル以上に上昇したときに信号を制御
手段19に出力する第2電導度判別手段16と、前記第
2電導度判別手段16の出力信号によって加工液5の電
導度が設定されたレベル以上になったことを報知する表
示手段29とを備えている。
電極1と被加工物2で形成される加工間隙を含み、水も
しくは水を主体とした加工液5を溜めて放電加工が行な
われる加工槽4と、前記加工間隙で放電加工に使用され
て汚濁した加工液5を制御弁20gを介し管路26を通
して受入れる第1タンク7と、前記第1タンク7内の加
工液5を管路27aを通してポンプ11で汲上げて濾過
するフィルタ14と、前記フィルタ14によって濾過さ
れた加工液5を管路27bを通して受入れる第2タンク
8と、前記第1タンク7と第2タンク8との間に位置
し、前記第1タンク7内の加工液5と第2タンク8内の
加工液5が混合した加工液5を受入れる第3タンク9
と、前記第3タンク9内の加工液5をポンプ10で汲上
げ管路21を通し制御弁20aを介して前記加工槽4に
供給する第1供給路と、前記第2タンク8内の加工液5
をポンプ12で汲上げ管路22,25を通し制御弁20
fを介して前記加工間隙に供給する第2供給路と、前記
第2タンク8内の加工液5を脱イオン化するイオン交換
手段17a,17bと、前記イオン交換手段17a,1
7bのイオン交換樹脂によって脱イオン化された加工液
5を管路23a,23bから制御弁20eを経て管路2
5を通し制御弁20fを介して前記加工間隙に供給する
第3供給路と、前記イオン交換手段17a,17bのイ
オン交換樹脂によって脱イオン化された加工液5を管路
23a,23b,24を通し前記第2タンク8に戻す返
還路と、荒加工時に前記第2タンク8内の加工液5の電
導度が設定されたレベル以上になったとき、及び設定さ
れたレベル以下にあるときに所定の信号を制御手段19
に出力する第1電導度判別手段15と、前記第1電導度
判別手段15の出力信号及び加工条件設定手段18から
の加工条件に応じて前記第2タンク8内の加工液5の供
給路を選択する制御手段19と、前記イオン交換手段1
7a,17bによって脱イオン化された加工液5の電導
度が設定されたレベル以上に上昇したときに信号を制御
手段19に出力する第2電導度判別手段16と、前記第
2電導度判別手段16の出力信号によって加工液5の電
導度が設定されたレベル以上になったことを報知する表
示手段29とを備えている。
【0025】即ち、本実施例の放電加工装置は、加工条
件によって必要な電導度に調整された加工液5を電極1
と被加工物2で形成される加工間隙に供給できるように
供給路を設け、加工条件及び必要な電導度を判別する電
導度判別手段からの信号によって供給路を適宜選択する
ものである。
件によって必要な電導度に調整された加工液5を電極1
と被加工物2で形成される加工間隙に供給できるように
供給路を設け、加工条件及び必要な電導度を判別する電
導度判別手段からの信号によって供給路を適宜選択する
ものである。
【0026】したがって、加工に応じた最適な電導度の
加工液が加工間隙に迅速に供給でき、これにより荒加工
から仕上加工までの加工が迅速に行なわれ、イオン交換
樹脂の無駄な消耗を避けることができる。このため、加
工条件の変更、あるいは加工液の電導度の上昇に応じ
て、加工液の電導度は自動的に調整され加工間隙に供給
されるので、作業性及び経済性が向上する。
加工液が加工間隙に迅速に供給でき、これにより荒加工
から仕上加工までの加工が迅速に行なわれ、イオン交換
樹脂の無駄な消耗を避けることができる。このため、加
工条件の変更、あるいは加工液の電導度の上昇に応じ
て、加工液の電導度は自動的に調整され加工間隙に供給
されるので、作業性及び経済性が向上する。
【0027】しかも、本実施例の放電加工装置では、第
2タンク8内の加工液5を脱イオン化するイオン交換手
段17a,17bは並列に配設され、前記イオン交換手
段17a,17bの一方で加工液5を脱イオン化し、第
1電導度判別手段15の出力信号及び加工条件に応じて
前記第2タンク8内の加工液5の供給路を選択して、第
2タンク8に戻したり加工間隙に供給するとともに、第
2電導度判別手段16の出力信号によって前記加工液5
が供給されていた一方のイオン交換手段からもう一方の
イオン交換手段へ加工液5の供給を変更する。
2タンク8内の加工液5を脱イオン化するイオン交換手
段17a,17bは並列に配設され、前記イオン交換手
段17a,17bの一方で加工液5を脱イオン化し、第
1電導度判別手段15の出力信号及び加工条件に応じて
前記第2タンク8内の加工液5の供給路を選択して、第
2タンク8に戻したり加工間隙に供給するとともに、第
2電導度判別手段16の出力信号によって前記加工液5
が供給されていた一方のイオン交換手段からもう一方の
イオン交換手段へ加工液5の供給を変更する。
【0028】即ち、本実施例の放電加工装置は、電極と
被加工物で形成される加工間隙に加工液を供給する供給
路に、加工液を脱イオン化するイオン交換手段を並列に
設けて、加工液のイオン交換には一方のイオン交換手段
のみ働かせ、このイオン交換手段の脱イオン化性能が低
下した場合には、もう一方のイオン交換手段に切換えて
加工液のイオン交換を行なうものである。
被加工物で形成される加工間隙に加工液を供給する供給
路に、加工液を脱イオン化するイオン交換手段を並列に
設けて、加工液のイオン交換には一方のイオン交換手段
のみ働かせ、このイオン交換手段の脱イオン化性能が低
下した場合には、もう一方のイオン交換手段に切換えて
加工液のイオン交換を行なうものである。
【0029】したがって、寿命になったイオン交換樹脂
の交換作業のために加工を中断する必要がないので、イ
オン交換樹脂の交換作業に要する時間は加工時間に影響
しない。
の交換作業のために加工を中断する必要がないので、イ
オン交換樹脂の交換作業に要する時間は加工時間に影響
しない。
【0030】〈第二実施例〉図2は本発明の第二実施例
である放電加工装置の要部構成を示す説明図であり、図
3は図2の二次フィルタの動作を示す斜視図である。図
中、第一実施例と同一符号及び記号は第一実施例の構成
部分と同一または相当する構成部分を示す。なお、図2
では図1で示した加工槽4、第2タンク8、第3タンク
9、及びその加工液5の循環系は省略されている。
である放電加工装置の要部構成を示す説明図であり、図
3は図2の二次フィルタの動作を示す斜視図である。図
中、第一実施例と同一符号及び記号は第一実施例の構成
部分と同一または相当する構成部分を示す。なお、図2
では図1で示した加工槽4、第2タンク8、第3タンク
9、及びその加工液5の循環系は省略されている。
【0031】図2において、50は第1タンク7内に配
設され、加工スラッジ6を含んだ加工液5を受取る第4
タンクであり、この第4タンク50の底部は傾斜してい
る。51は第4タンク50の最新部に連結されたマグネ
ット式フィルタからなる一次フィルタであり、14aは
マグネット式フィルタを一次フィルタ51とすると、一
次フィルタ51で除去できなかった加工スラッジ6を取
除く二次フィルタである。52はモータ、53は一次フ
ィルタ51の内面に設けられたマグネット、54はモー
タ52によって回転するスクリュ、55は第4タンク5
0と一次フィルタ51とを連結する管路、56は磁性体
加工スラッジが除去された加工液5を一次フィルタ51
から第1タンク7へ排出する管路である。57は一次フ
ィルタ51と二次フィルタ14aで除去された加工スラ
ッジ6を収納し、加工液5と加工スラッジ6とを分離す
る三次フィルタ、58は三次フィルタ57に取付けられ
た濾紙、59は加工スラッジ6が濾紙58に溜った廃棄
用の加工スラッジである。60は一次フィルタ51から
三次フィルタ57へ磁性体加工スラッジを排出するため
の管路、61は二次フィルタ14aの底部に接続された
管路である。65は二次フィルタ14aの下部、66は
二次フィルタ14aの上部であり、67は二次フィルタ
14a内に装着されているフィルタエレメントである。
68は二次フィルタ14aに加工液5を供給するときの
圧力が設定したレベル以上になると信号を出力する圧力
判別手段、69は圧力判別手段68からの信号を受けて
各制御弁80a〜80eの開閉を制御する制御手段、7
0a,70bは二次フィルタ14aに加圧空気を供給す
る加圧空気源である。なお、その他の構成は上記第一実
施例で説明した図1と同様である。
設され、加工スラッジ6を含んだ加工液5を受取る第4
タンクであり、この第4タンク50の底部は傾斜してい
る。51は第4タンク50の最新部に連結されたマグネ
ット式フィルタからなる一次フィルタであり、14aは
マグネット式フィルタを一次フィルタ51とすると、一
次フィルタ51で除去できなかった加工スラッジ6を取
除く二次フィルタである。52はモータ、53は一次フ
ィルタ51の内面に設けられたマグネット、54はモー
タ52によって回転するスクリュ、55は第4タンク5
0と一次フィルタ51とを連結する管路、56は磁性体
加工スラッジが除去された加工液5を一次フィルタ51
から第1タンク7へ排出する管路である。57は一次フ
ィルタ51と二次フィルタ14aで除去された加工スラ
ッジ6を収納し、加工液5と加工スラッジ6とを分離す
る三次フィルタ、58は三次フィルタ57に取付けられ
た濾紙、59は加工スラッジ6が濾紙58に溜った廃棄
用の加工スラッジである。60は一次フィルタ51から
三次フィルタ57へ磁性体加工スラッジを排出するため
の管路、61は二次フィルタ14aの底部に接続された
管路である。65は二次フィルタ14aの下部、66は
二次フィルタ14aの上部であり、67は二次フィルタ
14a内に装着されているフィルタエレメントである。
68は二次フィルタ14aに加工液5を供給するときの
圧力が設定したレベル以上になると信号を出力する圧力
判別手段、69は圧力判別手段68からの信号を受けて
各制御弁80a〜80eの開閉を制御する制御手段、7
0a,70bは二次フィルタ14aに加圧空気を供給す
る加圧空気源である。なお、その他の構成は上記第一実
施例で説明した図1と同様である。
【0032】次に、上記構成の放電加工装置の動作につ
いて説明する。加工中、加工間隙で発生した加工スラッ
ジ6を含む加工液5は管路26を通り第1タンク7内に
設けられた第4タンク50へ排出される。第4タンク5
0へ入った加工液5は管路55から一次フィルタ51の
マグネット式フィルタへ供給される。第4タンク50の
底部は傾斜しており、管路55は第4タンク50の傾斜
した底部の最深部に連結されているので、第4タンク5
0へ入った加工液5の中に含まれる加工スラッジ6は第
4タンク50の底部に沈澱することなく一次フィルタ5
1のマグネット式フィルタへ供給される。このマグネッ
ト式フィルタに入った加工液5に含まれる加工スラッジ
6のうち、磁性体加工スラッジはマグネット式フィルタ
の内面に設けられたマグネット53の表面に一旦付着す
るが、スクリュー54をモータ52で回転させて、マグ
ネット式フィルタの内面上部へ移動させる。マグネット
式フィルタの内面上部に移動した磁性体加工スラッジは
管路60の位置にきたところでマグネット式フィルタ内
面から離れ、管路60を通って三次フィルタ57へ排出
される。三次フィルタ57は金網状の箱であり、その中
に袋状の濾紙58が入れてある。
いて説明する。加工中、加工間隙で発生した加工スラッ
ジ6を含む加工液5は管路26を通り第1タンク7内に
設けられた第4タンク50へ排出される。第4タンク5
0へ入った加工液5は管路55から一次フィルタ51の
マグネット式フィルタへ供給される。第4タンク50の
底部は傾斜しており、管路55は第4タンク50の傾斜
した底部の最深部に連結されているので、第4タンク5
0へ入った加工液5の中に含まれる加工スラッジ6は第
4タンク50の底部に沈澱することなく一次フィルタ5
1のマグネット式フィルタへ供給される。このマグネッ
ト式フィルタに入った加工液5に含まれる加工スラッジ
6のうち、磁性体加工スラッジはマグネット式フィルタ
の内面に設けられたマグネット53の表面に一旦付着す
るが、スクリュー54をモータ52で回転させて、マグ
ネット式フィルタの内面上部へ移動させる。マグネット
式フィルタの内面上部に移動した磁性体加工スラッジは
管路60の位置にきたところでマグネット式フィルタ内
面から離れ、管路60を通って三次フィルタ57へ排出
される。三次フィルタ57は金網状の箱であり、その中
に袋状の濾紙58が入れてある。
【0033】次に、磁性体加工スラッジが除去された加
工液5はマグネット式フィルタから管路56を通って第
1タンク7に排出される。第1タンク7に排出された加
工液5はポンプ11で汲上げられ、管路27aを通って
二次フィルタ14aへ供給される。二次フィルタ14a
の下部65に入った加工液5はフィルタエレメント67
によって濾過され、加工液5に含まれる磁性体加工スラ
ッジ以外の加工スラッジ6はフィルタエレメント67に
付着する。加工スラッジ6が除去された加工液5はフィ
ルタエレメント67の内部を通って二次フィルタ14a
の上部66へ出る。このフィルタエレメト67は図3に
示すような構造となっている。
工液5はマグネット式フィルタから管路56を通って第
1タンク7に排出される。第1タンク7に排出された加
工液5はポンプ11で汲上げられ、管路27aを通って
二次フィルタ14aへ供給される。二次フィルタ14a
の下部65に入った加工液5はフィルタエレメント67
によって濾過され、加工液5に含まれる磁性体加工スラ
ッジ以外の加工スラッジ6はフィルタエレメント67に
付着する。加工スラッジ6が除去された加工液5はフィ
ルタエレメント67の内部を通って二次フィルタ14a
の上部66へ出る。このフィルタエレメト67は図3に
示すような構造となっている。
【0034】図3は図2の二次フィルタの動作を示す斜
視図である。図3において、100は積層ペーパフィル
タであり、101は加工スラッジを含んだ加工液、10
2は加工スラッジが除去された加工液である。つまり、
二次フィルタ14aのフィルタエレメント67はペーパ
ーウェハーを積層したものであり、その濾過精度は1μ
である。
視図である。図3において、100は積層ペーパフィル
タであり、101は加工スラッジを含んだ加工液、10
2は加工スラッジが除去された加工液である。つまり、
二次フィルタ14aのフィルタエレメント67はペーパ
ーウェハーを積層したものであり、その濾過精度は1μ
である。
【0035】二次フィルタ14aの上部66に出た加工
スラッジ6が除去された加工液5は、制御弁80aを介
して管路27bを通って第2タンク8へ供給される。し
かし、二次フィルタ14aで濾過を続けていくとフィル
タエレメント67は加工スラッジ6によって目詰まり状
態になり、第2タンク8へ供給される加工スラッジ6が
除去された加工液5の濾過流量が次第に減ってくる。ま
た、フィルタエレメント67が目詰り状態になると、ポ
ンプ11により二次フィルタ14aへ供給される加工液
5の供給圧力も上昇する。そこで、上記濾過流量の減少
が問題にならない程度のときの上記供給圧力を設定レベ
ルとした圧力判別手段68を管路27aの途中に設け
て、供給圧力が設定されたレベル以上になったときに、
圧力判別手段68から制御手段69へ信号を出力する。
信号を受け取った制御手段69はポンプ11の運転を停
止させ、制御弁80aを閉じ、制御弁80b,80cを
開く。これにより、加圧空気源70aから圧縮空気が制
御弁80bを介して二次フィルタ14aの下部65に供
給され、二次フィルタ14aの下部65に溜まっていた
加工液5は管路61を通って制御弁80cを介して第1
タンク7へ排出される。そして、二次フィルタ14aの
下部65内から加工液5が排出されたところで制御弁8
0b,80cを閉じ、この後に制御弁80e,80dを
開く。これにより、加圧空気源70bから圧縮空気が制
御弁80eを介して二次フィルタ14aの上部66に供
給され、二次フィルタ14aの上部66に溜まっていた
加工液5をフィルタエレメント67の内部から外部表面
へ押し出す。するとフィルタエメント67の表面に付着
していた加工スラッジ6はフィルタエレメント67の内
部から外部表面に押し出された加工液5によって取除か
れ、加工スラッジ6が濃縮された加工液5となって管路
61を通って制御弁80dを介して三次フィルタ57の
袋状の濾紙58へ排出される。加工スラッジ6が濃縮さ
れた加工液5は袋状の濾紙58により、加工スラッジ6
は濾紙58内に残り、加工液5だけが濾紙58を抜けて
第1タンク7に戻される。こうして、フィルタエレメン
ト67の表面に付着した加工スラッジ6が取除いた後、
制御弁80e,80dを閉じ、制御弁80aを開き、ポ
ンプ11の運転を開始させ第1タンク7内の加工液5の
濾過を再開する。
スラッジ6が除去された加工液5は、制御弁80aを介
して管路27bを通って第2タンク8へ供給される。し
かし、二次フィルタ14aで濾過を続けていくとフィル
タエレメント67は加工スラッジ6によって目詰まり状
態になり、第2タンク8へ供給される加工スラッジ6が
除去された加工液5の濾過流量が次第に減ってくる。ま
た、フィルタエレメント67が目詰り状態になると、ポ
ンプ11により二次フィルタ14aへ供給される加工液
5の供給圧力も上昇する。そこで、上記濾過流量の減少
が問題にならない程度のときの上記供給圧力を設定レベ
ルとした圧力判別手段68を管路27aの途中に設け
て、供給圧力が設定されたレベル以上になったときに、
圧力判別手段68から制御手段69へ信号を出力する。
信号を受け取った制御手段69はポンプ11の運転を停
止させ、制御弁80aを閉じ、制御弁80b,80cを
開く。これにより、加圧空気源70aから圧縮空気が制
御弁80bを介して二次フィルタ14aの下部65に供
給され、二次フィルタ14aの下部65に溜まっていた
加工液5は管路61を通って制御弁80cを介して第1
タンク7へ排出される。そして、二次フィルタ14aの
下部65内から加工液5が排出されたところで制御弁8
0b,80cを閉じ、この後に制御弁80e,80dを
開く。これにより、加圧空気源70bから圧縮空気が制
御弁80eを介して二次フィルタ14aの上部66に供
給され、二次フィルタ14aの上部66に溜まっていた
加工液5をフィルタエレメント67の内部から外部表面
へ押し出す。するとフィルタエメント67の表面に付着
していた加工スラッジ6はフィルタエレメント67の内
部から外部表面に押し出された加工液5によって取除か
れ、加工スラッジ6が濃縮された加工液5となって管路
61を通って制御弁80dを介して三次フィルタ57の
袋状の濾紙58へ排出される。加工スラッジ6が濃縮さ
れた加工液5は袋状の濾紙58により、加工スラッジ6
は濾紙58内に残り、加工液5だけが濾紙58を抜けて
第1タンク7に戻される。こうして、フィルタエレメン
ト67の表面に付着した加工スラッジ6が取除いた後、
制御弁80e,80dを閉じ、制御弁80aを開き、ポ
ンプ11の運転を開始させ第1タンク7内の加工液5の
濾過を再開する。
【0036】上記の一連の動作により、加工スラッジ6
は全て三次フィルタ57に集められるので、最終的な加
工スラッジ59の廃棄作業は、三次フィルタ57の袋状
の濾紙58ごと廃棄すればよい。
は全て三次フィルタ57に集められるので、最終的な加
工スラッジ59の廃棄作業は、三次フィルタ57の袋状
の濾紙58ごと廃棄すればよい。
【0037】このように、本実施例の放電加工装置は、
電極1と被加工物2で形成される加工間隙を含み、水も
しくは水を主体とした加工液5を溜めて放電加工が行な
われる加工槽4と、前記加工間隙で放電加工に使用され
て汚濁した加工液5を制御弁20gを介し管路26を通
して受入れる第1タンク7と、前記第1タンク7内に配
設され、底部が傾斜した第4タンク50と、前記第4タ
ンク50の最深部に管路55で連結されたマグネット式
フィルタである一次フィルタ51と、前記第1タンク7
内の加工液5を管路27aを通してポンプ11で汲上げ
て濾過する積層ペーパフィルタからなるフィルタエレメ
ント67を装着した二次フィルタ14aと、前記一次フ
ィルタ51及び二次フィルタ14aで濾過された加工ス
ラッジ6を収納し、加工液5と加工スラッジ6とを濾紙
58によって分離する三次フィルタ57と、前記一次フ
ィルタ51及び二次フィルタ14aに付着した加工スラ
ッジ6を前記三次フィルタ57へ供給する圧力判別手段
68、制御手段69、加圧空気源70a,70b、制御
弁80a〜80e、モータ52、スクリュ54からなる
供給手段と、前記二次フィルタ14aで濾過された加工
液5を管路27b及び制御弁80aを通して受入れる第
2タンク8と、前記第1タンク7と第2タンク8との間
に位置し、前記第1タンク7内の加工液5と第2タンク
8内の加工液5が混合した加工液5を受入れる第3タン
ク9と、前記第3タンク9内の加工液5をポンプ10で
汲上げ管路21を通し制御弁20aを介して前記加工槽
4に供給する第1供給路と、前記第2タンク8内の加工
液5をポンプ12で汲上げ管路22,25を通し制御弁
20fを介して前記加工間隙に供給する第2供給路と、
前記第2タンク8内の加工液5を脱イオン化するイオン
交換手段17a,17bと、前記イオン交換手段17
a,17bのイオン交換樹脂によって脱イオン化された
加工液5を管路23a,23bから制御弁20eを経て
管路25を通し制御弁20fを介して前記加工間隙に供
給する第3供給路と、前記イオン交換手段17a,17
bのイオン交換樹脂によって脱イオン化された加工液5
を管路23a,23b,24を通し前記第2タンク8に
戻す返還路と、荒加工時に前記第2タンク8内の加工液
5の電導度が設定されたレベル以上になったとき、及び
設定されたレベル以下にあるときに所定の信号を制御手
段19に出力する第1電導度判別手段15と、前記第1
電導度判別手段15の出力信号及び加工条件設定手段1
8からの加工条件に応じて前記第2タンク8内の加工液
5の供給路を選択する制御手段19と、前記イオン交換
手段17a,17bによって脱イオン化された加工液5
の電導度が設定されたレベル以上に上昇したときに信号
を制御手段19に出力する第2電導度判別手段16と、
前記第2電導度判別手段16の出力信号によって加工液
5の電導度が設定されたレベル以上になったことを報知
する表示手段29とを備えている。
電極1と被加工物2で形成される加工間隙を含み、水も
しくは水を主体とした加工液5を溜めて放電加工が行な
われる加工槽4と、前記加工間隙で放電加工に使用され
て汚濁した加工液5を制御弁20gを介し管路26を通
して受入れる第1タンク7と、前記第1タンク7内に配
設され、底部が傾斜した第4タンク50と、前記第4タ
ンク50の最深部に管路55で連結されたマグネット式
フィルタである一次フィルタ51と、前記第1タンク7
内の加工液5を管路27aを通してポンプ11で汲上げ
て濾過する積層ペーパフィルタからなるフィルタエレメ
ント67を装着した二次フィルタ14aと、前記一次フ
ィルタ51及び二次フィルタ14aで濾過された加工ス
ラッジ6を収納し、加工液5と加工スラッジ6とを濾紙
58によって分離する三次フィルタ57と、前記一次フ
ィルタ51及び二次フィルタ14aに付着した加工スラ
ッジ6を前記三次フィルタ57へ供給する圧力判別手段
68、制御手段69、加圧空気源70a,70b、制御
弁80a〜80e、モータ52、スクリュ54からなる
供給手段と、前記二次フィルタ14aで濾過された加工
液5を管路27b及び制御弁80aを通して受入れる第
2タンク8と、前記第1タンク7と第2タンク8との間
に位置し、前記第1タンク7内の加工液5と第2タンク
8内の加工液5が混合した加工液5を受入れる第3タン
ク9と、前記第3タンク9内の加工液5をポンプ10で
汲上げ管路21を通し制御弁20aを介して前記加工槽
4に供給する第1供給路と、前記第2タンク8内の加工
液5をポンプ12で汲上げ管路22,25を通し制御弁
20fを介して前記加工間隙に供給する第2供給路と、
前記第2タンク8内の加工液5を脱イオン化するイオン
交換手段17a,17bと、前記イオン交換手段17
a,17bのイオン交換樹脂によって脱イオン化された
加工液5を管路23a,23bから制御弁20eを経て
管路25を通し制御弁20fを介して前記加工間隙に供
給する第3供給路と、前記イオン交換手段17a,17
bのイオン交換樹脂によって脱イオン化された加工液5
を管路23a,23b,24を通し前記第2タンク8に
戻す返還路と、荒加工時に前記第2タンク8内の加工液
5の電導度が設定されたレベル以上になったとき、及び
設定されたレベル以下にあるときに所定の信号を制御手
段19に出力する第1電導度判別手段15と、前記第1
電導度判別手段15の出力信号及び加工条件設定手段1
8からの加工条件に応じて前記第2タンク8内の加工液
5の供給路を選択する制御手段19と、前記イオン交換
手段17a,17bによって脱イオン化された加工液5
の電導度が設定されたレベル以上に上昇したときに信号
を制御手段19に出力する第2電導度判別手段16と、
前記第2電導度判別手段16の出力信号によって加工液
5の電導度が設定されたレベル以上になったことを報知
する表示手段29とを備えている。
【0038】即ち、本実施例の放電加工装置は、上記第
一実施例の放電加工装置の第1タンク7内に第4タンク
50を設けるとともに一次乃至三次フィルタ51,14
a,57を設け、放電加工によって発生した加工スラッ
ジ6を一次フィルタ51から三次フィルタ57に分けて
加工液5から除去するものである。
一実施例の放電加工装置の第1タンク7内に第4タンク
50を設けるとともに一次乃至三次フィルタ51,14
a,57を設け、放電加工によって発生した加工スラッ
ジ6を一次フィルタ51から三次フィルタ57に分けて
加工液5から除去するものである。
【0039】したがって、上記第一実施例と同様に、加
工に応じた最適な電導度の加工液が加工間隙に迅速に供
給でき、これにより荒加工から仕上加工までの加工が迅
速に行なわれ、イオン交換樹脂の無駄な消耗を避けるこ
とができる。このため、加工条件の変更、あるいは加工
液の電導度の上昇に応じて、加工液の電導度は自動的に
調整され加工間隙に供給されるので、作業性及び経済性
が向上する。しかも、各フィルタ51,14a,57に
かかる負担は軽くなり、且つ二次フィルタ14aは珪素
土によるプリコート等をする必要がなく、フィルタエレ
メント67が加工スラッジ6で目詰まりしてもフィルタ
エレメント67と加工スラッジ6の分離ができるので、
一次フィルタ51と二次フィルタ14aにかかるランニ
ングコストを低減できる。また、一次フィルタ51と二
次フィルタ14aで除去された加工スラッジ6は三次フ
ィルタ57に集められるので、加工スラッジ6の最終的
な廃棄処理にかかる作業負担を軽減できる。
工に応じた最適な電導度の加工液が加工間隙に迅速に供
給でき、これにより荒加工から仕上加工までの加工が迅
速に行なわれ、イオン交換樹脂の無駄な消耗を避けるこ
とができる。このため、加工条件の変更、あるいは加工
液の電導度の上昇に応じて、加工液の電導度は自動的に
調整され加工間隙に供給されるので、作業性及び経済性
が向上する。しかも、各フィルタ51,14a,57に
かかる負担は軽くなり、且つ二次フィルタ14aは珪素
土によるプリコート等をする必要がなく、フィルタエレ
メント67が加工スラッジ6で目詰まりしてもフィルタ
エレメント67と加工スラッジ6の分離ができるので、
一次フィルタ51と二次フィルタ14aにかかるランニ
ングコストを低減できる。また、一次フィルタ51と二
次フィルタ14aで除去された加工スラッジ6は三次フ
ィルタ57に集められるので、加工スラッジ6の最終的
な廃棄処理にかかる作業負担を軽減できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
放電加工装置は、加工槽と、第1乃至第3タンクと、フ
ィルタと、第1乃至第3供給路と、イオン交換手段と、
返還路と、第1及び第2電導度判別手段と、制御手段
と、表示手段とを備え、加工条件によって必要な電導度
に調整された加工液を電極と被加工物で形成される加工
間隙に供給できるように供給路を設け、加工条件及び必
要な電導度を判別する電導度判別手段からの信号によっ
て供給路を適宜選択することにより、加工に応じた電導
度の最適な加工液が加工間隙に迅速に供給でき、これに
より荒加工から仕上加工までの加工が迅速に行なわれ、
イオン交換樹脂の無駄な消耗を避けることができるの
で、作業性及び経済性が向上する。
放電加工装置は、加工槽と、第1乃至第3タンクと、フ
ィルタと、第1乃至第3供給路と、イオン交換手段と、
返還路と、第1及び第2電導度判別手段と、制御手段
と、表示手段とを備え、加工条件によって必要な電導度
に調整された加工液を電極と被加工物で形成される加工
間隙に供給できるように供給路を設け、加工条件及び必
要な電導度を判別する電導度判別手段からの信号によっ
て供給路を適宜選択することにより、加工に応じた電導
度の最適な加工液が加工間隙に迅速に供給でき、これに
より荒加工から仕上加工までの加工が迅速に行なわれ、
イオン交換樹脂の無駄な消耗を避けることができるの
で、作業性及び経済性が向上する。
【0041】請求項2の発明の放電加工装置は、加工槽
と、第1乃至第3タンクと、フィルタと、第1乃至第3
供給路と、イオン交換手段と、返還路と、第1及び第2
電導度判別手段と、制御手段とを備え、電極と被加工物
で形成される加工間隙に加工液を供給する供給路に、加
工液を脱イオン化するイオン交換手段を並列に設け、加
工液のイオン交換には一方のイオン交換手段のみ働か
せ、このイオン交換手段の脱イオン化性能が低下した場
合には、もう一方のイオン交換手段に切換えて加工液の
イオン交換を行なうことにより、寿命になったイオン交
換樹脂の交換作業のために加工を中断する必要がないの
で、イオン交換樹脂の交換作業に要する時間は加工時間
に影響しない。
と、第1乃至第3タンクと、フィルタと、第1乃至第3
供給路と、イオン交換手段と、返還路と、第1及び第2
電導度判別手段と、制御手段とを備え、電極と被加工物
で形成される加工間隙に加工液を供給する供給路に、加
工液を脱イオン化するイオン交換手段を並列に設け、加
工液のイオン交換には一方のイオン交換手段のみ働か
せ、このイオン交換手段の脱イオン化性能が低下した場
合には、もう一方のイオン交換手段に切換えて加工液の
イオン交換を行なうことにより、寿命になったイオン交
換樹脂の交換作業のために加工を中断する必要がないの
で、イオン交換樹脂の交換作業に要する時間は加工時間
に影響しない。
【0042】請求項3の発明の放電加工装置は、加工槽
と、第1乃至第4タンクと、一次乃至三次フィルタと、
供給手段と、第1乃至第3供給路と、イオン交換手段
と、返還路と、第1及び第2電導度判別手段と、制御手
段と、表示手段とを備え、放電加工によって発生した加
工スラッジを一次フィルタから三次フィルタに分けて加
工液から除去することにより、各フィルタにかかる負担
は軽くなり、且つ二次フィルタは珪素土によるプリコー
ト等をする必要がなく、フィルタエレメントが加工スラ
ッジで目詰まりしてもフィルタエレメントと加工スラッ
ジの分離ができるので、一次フィルタと二次フィルタに
かかるランニングコストを低減でき、しかも、一次フィ
ルタと二次フィルタで除去された加工スラッジは三次フ
ィルタに集められるので、加工スラッジの最終的な廃棄
処理にかかる作業負担を軽減できる。
と、第1乃至第4タンクと、一次乃至三次フィルタと、
供給手段と、第1乃至第3供給路と、イオン交換手段
と、返還路と、第1及び第2電導度判別手段と、制御手
段と、表示手段とを備え、放電加工によって発生した加
工スラッジを一次フィルタから三次フィルタに分けて加
工液から除去することにより、各フィルタにかかる負担
は軽くなり、且つ二次フィルタは珪素土によるプリコー
ト等をする必要がなく、フィルタエレメントが加工スラ
ッジで目詰まりしてもフィルタエレメントと加工スラッ
ジの分離ができるので、一次フィルタと二次フィルタに
かかるランニングコストを低減でき、しかも、一次フィ
ルタと二次フィルタで除去された加工スラッジは三次フ
ィルタに集められるので、加工スラッジの最終的な廃棄
処理にかかる作業負担を軽減できる。
【図1】図1は本発明の第一実施例である放電加工装置
の全体構成を示す説明図である。
の全体構成を示す説明図である。
【図2】図2は本発明の第二実施例である放電加工装置
の要部構成を示す説明図である。
の要部構成を示す説明図である。
【図3】図3は図2の二次フィルタの動作を示す斜視図
である。
である。
1 電極 2 被加工物 4 加工槽 5 加工液 6 加工スラッジ 7 第1タンク 8 第2タンク 9 第3タンク 10〜13 ポンプ 14 フィルタ 15 第1電導度判別手段 16 第2電導度判別手段 17a,17b イオン交換手段 18 加工条件設定手段 19 制御手段 20a〜20g,80a〜80e 制御弁 21〜27b,55,56,60,61 管路 28a〜28d 逆止弁 29 表示手段 14a 二次フィルタ 50 第4タンク 51 一次フィルタ 57 三次フィルタ 58 濾紙 67 フィルタエレメント 68 圧力判別手段 69 制御手段 70a,70b 加圧空気源
Claims (3)
- 【請求項1】 電極と被加工物で形成される加工間隙を
含み、水もしくは水を主体とした加工液を溜めて放電加
工が行なわれる加工槽と、 前記加工間隙で放電加工に使用されて汚濁した加工液を
受入れる第1タンクと、 前記第1タンク内の加工液を濾過するフィルタと、 前記フィルタによって濾過された加工液を受入れる第2
タンクと、 前記第1タンク内の加工液と第2タンク内の加工液が混
合した加工液を受入れる第3タンクと、 前記第3タンク内の加工液を前記加工槽に供給する第1
供給路と、 前記第2タンク内の加工液を前記加工間隙に供給する第
2供給路と、 前記第2タンク内の加工液を脱イオン化するイオン交換
手段と、 前記脱イオン化された加工液を前記加工間隙に供給する
第3供給路と、 前記脱イオン化された加工液を前記第2タンクに戻す返
還路と、 荒加工時に前記第2タンク内の加工液の電導度が設定さ
れたレベル以上になったとき、及び設定されたレベル以
下にあるときに信号を出力する第1電導度判別手段と、 前記第1電導度判別手段の出力信号及び加工条件に応じ
て前記第2タンク内の加工液の供給路を選択する制御手
段と、 前記イオン交換手段で脱イオン化された加工液の電導度
が設定されたレベル以上に上昇したときに信号を出力す
る第2電導度判別手段と、 前記第2電導度判別手段の出力信号によって加工液の電
導度が設定されたレベル以上になったことを報知する表
示手段とを具備することを特徴とする放電加工装置。 - 【請求項2】 電極と被加工物で形成される加工間隙を
含み、水もしくは水を主体とした加工液を溜めて放電加
工が行なわれる加工槽と、 前記加工間隙で放電加工に使用されて汚濁した加工液を
受入れる第1タンクと、 前記第1タンク内の加工液を濾過するフィルタと、 前記フィルタによって濾過された加工液を受入れる第2
タンクと、 前記第1タンク内の加工液と第2タンク内の加工液が混
合した加工液を受入れる第3タンクと、 前記第3タンク内の加工液を前記加工槽に供給する第1
供給路と、 前記第2タンク内の加工液を前記加工間隙に供給する第
2供給路と、 前記第2タンク内の加工液を脱イオン化する並列に配設
されたイオン交換手段と、 前記イオン交換手段の一方で脱イオン化された加工液を
前記加工間隙に供給する第3供給路と、 前記脱イオン化された加工液を前記第2タンクに戻す返
還路と、 荒加工時に前記第2タンク内の加工液の電導度が設定さ
れたレベル以上になったとき、及び設定されたレベル以
下にあるときに信号を出力する第1電導度判別手段と、 前記イオン交換手段で脱イオン化された加工液の電導度
が設定されたレベル以上に上昇したときに信号を出力す
る第2電導度判別手段と、 前記第1電導度判別手段の出力信号及び加工条件に応じ
て前記第2タンク内の加工液の供給路を選択するととも
に、前記第2電導度判別手段の出力信号によって前記加
工液が供給されていた一方のイオン交換手段からもう一
方のイオン交換手段へ加工液の供給を変更する制御手段
とを具備することを特徴とする放電加工装置。 - 【請求項3】 電極と被加工物で形成される加工間隙を
含み、水もしくは水を主体とした加工液を溜めて放電加
工が行なわれる加工槽と、 前記加工間隙で放電加工に使用されて汚濁した加工液を
受入れる第1タンクと、 前記第1タンク内に配設され、底部が傾斜した第4タン
クと、 前記第4タンクの最深部に連結されたマグネット式の一
次フィルタと、 前記第1タンク内の加工液を濾過する二次フィルタと、 前記一次フィルタ及び二次フィルタで濾過された加工ス
ラッジを収納し、加工液と加工スラッジとを分離する三
次フィルタと、 前記一次フィルタ及び二次フィルタに付着した加工スラ
ッジを前記三次フィルタへ供給する供給手段と、 前記二次フィルタで濾過された加工液を受入れる第2タ
ンクと、 前記第1タンク内の加工液と第2タンク内の加工液が混
合した加工液を受入れる第3タンクと、 前記第3タンク内の加工液を前記加工槽に供給する第1
供給路と、 前記第2タンク内の加工液を前記加工間隙に供給する第
2供給路と、 前記第2タンク内の加工液を脱イオン化するイオン交換
手段と、 前記イオン交換手段で脱イオン化された加工液を前記加
工間隙に供給する第3供給路と、 前記イオン交換手段で脱イオン化された加工液を前記第
2タンクに戻す返還路と、 荒加工時に前記第2タンク内の加工液の電導度が設定さ
れたレベル以上になったとき、及び設定されたレベル以
下にあるときに信号を出力する第1電導度判別手段と、 前記第1電導度判別手段の出力信号及び加工条件に応じ
て前記第2タンク内の加工液の供給路を選択する制御手
段と、 前記イオン交換手段で脱イオン化された加工液の電導度
が設定されたレベル以上に上昇したときに信号を出力す
る第2電導度判別手段と、 前記第2電導度判別手段の出力信号によって加工液の電
導度が設定されたレベル以上になったことを報知する表
示手段とを具備することを特徴とする放電加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20390792A JPH0647624A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20390792A JPH0647624A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 放電加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0647624A true JPH0647624A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16481677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20390792A Pending JPH0647624A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 放電加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647624A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8101683B2 (en) | 2009-05-29 | 2012-01-24 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Addition-curable silicone emulsion composition |
| JP6599046B1 (ja) * | 2018-08-07 | 2019-10-30 | 三菱電機株式会社 | 放電加工装置および放電加工方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57205027A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-16 | Amada Co Ltd | Working liquid supplier for wire cut discharge machining machine |
| JPH0215826B2 (ja) * | 1981-03-26 | 1990-04-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | |
| JP3100026B2 (ja) * | 1995-03-07 | 2000-10-16 | 株式会社日立製作所 | 搬送機構 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP20390792A patent/JPH0647624A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0215826B2 (ja) * | 1981-03-26 | 1990-04-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | |
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| JP6599046B1 (ja) * | 2018-08-07 | 2019-10-30 | 三菱電機株式会社 | 放電加工装置および放電加工方法 |
| WO2020031251A1 (ja) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 三菱電機株式会社 | 放電加工装置および放電加工方法 |
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