JPH0647700U - 屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水圧送装置における排水構造 - Google Patents
屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水圧送装置における排水構造Info
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- JPH0647700U JPH0647700U JP8969992U JP8969992U JPH0647700U JP H0647700 U JPH0647700 U JP H0647700U JP 8969992 U JP8969992 U JP 8969992U JP 8969992 U JP8969992 U JP 8969992U JP H0647700 U JPH0647700 U JP H0647700U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転不能状態時において、浴槽、洗濯機槽な
どからの残留排水が装置内に流入して、装置内が異常水
位に達した際に、装置内の残留排水を即刻、自動的に系
外へ排出することができ、これによって装置からの溢水
現象を未然に防止することができる一方、故障や運転不
能状態に圧送部の機能を果たすほか、運転時の遮音、省
エネをも可能にすることができる屎尿破砕圧送装置や雑
排水圧送装置など汚水圧送装置における排水構造を提供
する。 【構成】 固形汚物を破砕し、この破砕したものを雑排
水と合せて排水するようにした屎尿破砕圧送装置や、前
記雑排水のみを排水するようにした雑排水圧送装置など
汚水圧送装置における排水構造であって、前記汚水圧送
装置内の異常水位発生時に、この装置内の貯留汚水をサ
イホン作用によって排水可能なサイホン排水管を配置し
た。
どからの残留排水が装置内に流入して、装置内が異常水
位に達した際に、装置内の残留排水を即刻、自動的に系
外へ排出することができ、これによって装置からの溢水
現象を未然に防止することができる一方、故障や運転不
能状態に圧送部の機能を果たすほか、運転時の遮音、省
エネをも可能にすることができる屎尿破砕圧送装置や雑
排水圧送装置など汚水圧送装置における排水構造を提供
する。 【構成】 固形汚物を破砕し、この破砕したものを雑排
水と合せて排水するようにした屎尿破砕圧送装置や、前
記雑排水のみを排水するようにした雑排水圧送装置など
汚水圧送装置における排水構造であって、前記汚水圧送
装置内の異常水位発生時に、この装置内の貯留汚水をサ
イホン作用によって排水可能なサイホン排水管を配置し
た。
Description
【0001】
この考案は、集合住宅、ホテル等の便所ユニットあるいはユニットバス内に設 けられ、屎尿中の固形分を自動的に破砕し、この液状化した汚水と、浴槽,洗面 用流し,洗濯機などからの雑排水とを合せて共用立管に圧送する屎尿破砕圧送装 置や、前記雑排水あるいは流し台などからの雑排水を排水するように浴槽,洗面 器,洗濯機,流し台など用として専用または兼用して設けられる雑排水圧送装置 など汚水圧送装置における排水構造に関するものである。
【0002】
図13及び図14に示すものは、従来の汚水圧送装置のなかでも代表的な屎尿 破砕圧送装置(実開昭61−99657号公報)であって、図中1は屎尿破砕圧 送装置、1aはそのケーシング、2は屎尿破砕用のカッタ、3は排水を圧送する ポンプ、4はカッタ2とポンプ3とを同軸に接続して駆動するモータ、5は破砕 部を囲繞するトレーナ、6はストレーナ5内に開口する大便器からの排便管、7 はケーシング1a内の水位を検出してモータをON・OFF作動するフロートス イッチ、8は浴槽,洗面用流し,洗濯機などからの雑排水を流入する排水横枝管 (図中右側の横枝管の接続は省略)、9は排水横枝管のケーシング1a内の開口 部10に蝶番(ジョイント)12で開閉自在に取り付けたフラッパー弁、11は フラッパー弁9と一体に蝶番12を支点として回動するレバー13に固定したフ ロート、14はポンプ3の吐出口に接続し、排水を共用立管に圧送する圧送管、 15は圧送管14に設けたチェッキ弁(逆止弁)である。
【0003】 図15、図16は排水横枝管で接続されている雑排水の発生源として、ホテル などのユニットバス17b及び集合住宅などの浴室17a,洗面所18a,洗面 所19a(サニタリゾーン)を示したもので、図において、16は便器、1は便 器16に併設した屎尿破砕圧送装置、17は浴槽、18は洗面器、19は図示さ れていない洗濯機が載置されるパン、20は浴槽17,洗面器18,パン19な どからの雑排水が屎尿破砕圧送装置1に流入するように設けた排水横枝管、21 は排水横枝管の途中に設けたバス兼トラップである。
【0004】 次に動作について説明する。 便器16からの屎尿が排便管6を経て一気にケーシング1aにストレーナ5で 囲繞されカッタ2を有する破砕部を経て流入すると、ケーシング1a内の水位が 上昇し、フロートスイッチ7が所定の水位Hを越えたことを検知するとモータ4 を起動する。その結果、カッタ2とポンプ3が駆動されて、カッタ2によって屎 尿中の固形分が破砕されて液状化され、ストレーナ5を通過し、ポンプ3によっ て圧送管14に吐出される。さらに、圧送された排水は、チェッキ弁15によっ てケーシング1a内への逆流が防止される。 又、排水横枝管8を経て浴槽17,洗面器18,パン19に載置した洗濯機な どの雑排水も流入されているので、この雑排水の流入中に一気に多量の屎尿が便 器16から流入するときは、この流入量がポンプの吐出容量を越えて一時的にケ ーシング1a内の水位が急上昇する。このとき、排水横枝管8を経て汚水が浴槽 17,パン19などの逆流するのを防止するために、水位の上昇に伴いフロート 11が浮上し、レバー13を介してフラッパー弁9を閉じるように作動する構成 となっている。
【0005】 なお、上述した屎尿破砕圧送装置と同様に汚水圧送装置のなかで代表的な雑排 水圧送装置については、上述した屎尿破砕圧送装置から固形物の破砕構造を取り 除いた構造の装置であるので、その構造及び作動のここでの説明は省略する。
【0006】 以上は通常時の動作であるが、屎尿破砕圧送装置1は、破砕部(カッタ2)が 故障したり異物を噛み込むとロック状態となり、また、停電時には運転不能状態 となる。 このような屎尿破砕圧送装置1や雑排水圧送装置(図示しない)の運転不能状 態時には、ケーシング1a内の残留排水を揚水しないばかりか、この状態におい て、風呂の残湯などの残留排水が前記ケーシング1a内に流入すると、このケー シング内の水位が異常に上昇し、やがて、そのケーシング内から溢水するほか、 前記屎尿破砕圧送装置1や雑排水圧送装置の運転水位(ケーシング1a内)レベ ルの近くにある洗濯機パンや浴室内の床排水系統からも排水が逆流現象を起し、 その結果、水損による二次災害が発生する恐れがあった。
【0007】 そこで、前記二次災害の予防手段として、各器具へ水を供給する給水系の1次 側には、前記ケーシング1a内が異常水位レベルに達した際に満水警報水位を感 知してインターロック回路で前記給水系を遮断する電磁弁(停電時には閉)を設 けている。 しかし、前記予防手段は、各器具で使用される給水手段においては有効である が、屎尿破砕圧送装置1の運転不能状態時において、浴槽または洗濯機槽からの 残留排水がケーシング内に流入した際に、何等有効な手段とは成り得ない。
【0008】
従来の屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水圧送装置は、以上のように 構成されているので、この各装置の運転不能状態時に浴槽や洗濯機槽などの残留 排水を処理する機能が必要であり、特に、前記運転不能状態に各器具からケーシ ング内への流入水に起因した水損による二次災害の予防機能に欠ける恐れがある という問題があった。特に、ホテルに於いては、営業上の損害補償にまで進展す る事態が憂慮された。 さらに、この各装置の動力は、電気であるところから、例えば夏期の電力需要 ひっ迫に伴なって電力危機が叫ばれる折、電気に依存することによって停電状態 での使用が不能になり、また、浴槽や洗濯槽の残留水の大量、かつ、連続流入水 に対してポンプの発停頻度が極端に増えることでポンプ運転音が気掛りとなるの に加えて省エネの観点からも問題があった。
【0009】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、その目的は、 運転不能状態時において、浴槽、洗濯機槽などからの残留排水が装置内に流入し て、装置内が異常水位に達した際に、装置内の残留排水を即刻、自動的に系外へ 排出することができ、これによって装置からの溢水現象を未然に防止することが できる一方、故障や運転不能状態に圧送部の機能を果たすほか、運転時の遮音、 省エネをも可能にすることができる屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水 圧送装置における排水構造を提供することにある。
【0010】
この考案に係る屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水圧送装置における 排水構造は、固形汚物を破砕し、この破砕したものを雑排水と合せて排水するよ うにした屎尿破砕圧送装置や、前記雑排水のみを排水するようにした雑排水圧送 装置など汚水圧送装置における排水構造であって、前記汚水圧送装置内の異常水 位発生時に、この装置内の貯留汚水をサイホン作用によって排水するサイホン排 水管を配置したことを特徴とする。
【0011】
この考案は、故障や停電時などの運転不能状態において、浴槽や洗濯槽などか ら残留排水が装置内に流入し、装置内が異常水位に達すると、サイホン排水管の サイホン現象を誘引させることで、装置内が溢水状態になる前に、流入水を大気 圧力で装置内から装置外へ強制的に排水することができる。
【0012】
以下この考案の実施例を図面を参照しつつ説明するに、図1はこの考案を屎尿 破砕圧送装置に具現化した第1実施例の断面説明図、図2は同上右側面説明図、 図3はこの考案を屎尿破砕圧送装置に具現化した第2実施例の断面説明図、図4 は同上右側面説明図、図5はこの考案を屎尿破砕圧送装置に具現化した第3実施 例の断面説明図、図6は同上右側面説明図、図7はこの考案を雑排水圧送装置に 具現化した一実施例の断面説明図、図8はサイホン排水管のサイホン現象につい ての説明図、図9は図1に示すこの考案の第1実施例からなる屎尿破砕圧送装置 のフロート弁取付部分の拡大断面説明図、図10は図9におけるフロート弁の正 面説明図、図11は図9のA−A線矢視説明図、図12はフロート弁の他の実施 例を示す断面構成説明図である。なお、前述した図13〜図16と同一または相 当部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0013】 図1〜図6においてEはこの考案の実施例からなる屎尿破砕圧送装置で、この 装置E内の異常水位発生時に、この装置E内の貯留汚水をサイホン作用によって 排水するサイホン排水管40を配置することにより構成されている。 そして図1及び図2に示す第1実施例においては、上記装置E内のポンプ吐出 側に圧送管14に代えてサイホン排水管40を設けると共に、このサイホン排水 管40の装置Eの内側所要位置に、吸込用開口部41を形成し、この開口部41 に、装置E内の所定の水位Hで開閉するフロート弁30が設けられている。
【0014】 また、図3及び図4に示す第2実施例においては、装置E内のポンプ吐出側に 設けられている圧送管14と併設して、吸込側40aを装置Eの内側の所要の位 置に開口すると共に、吐出側40bを装置Eの側において前記圧送管14に連通 せしめてサイホン排水管40を設け、前記吸込側40aの開口部41に、装置E 内の所定の水位で開閉するフロート弁30が設けられている。
【0015】 さらに、図5及び図6に示す第3実施例においては、装置E内のポンプ吐出側 に設けられている圧送管14とは別に独立して、吸込側40aを装置Eの内側の 所要の位置に配置すると共に、吐出側40bを装置Eの外側の排水管50に連通 せしめてサイホン排水管40が設けられている。
【0016】 また、図7はこの考案を雑排水圧送装置Gに具現化した一実施例である。この 雑排水圧送装置Gは、前述したように、屎尿破砕圧送装置Eから固形物の破砕構 造を取り除いた構造の装置であり、この実施例の場合、図示したように、装置G 内のポンプ吐出側に圧送管14に代えてサイホン排水管40を設けると共に、こ のサイホン排水管40の装置Gの内側所要位置に、吸込用開口部41を形成し、 この開口部41に、装置G内の所定の水位Hで開閉するフロート弁30が設けら れている。 なお、この考案を雑排水圧送装置Gに具現化した他の例は、上述したこの考案 を屎尿破砕圧送装置Eに具現化した例と同様なのでここでの例示は省略する。
【0017】 以下図1〜図6及び図9〜図12を参照して、屎尿破砕圧送装置E及びフロー ト弁30の構造を説明する。 図において、圧送管14は、ケーシングEa内にて排水圧送ポンプ3の吐出口 に接続されて立上がる可撓性の1次側圧送管14Aと、この1次側圧送管14A の上端にチェッキ弁15を介して接続され、前記ケーシングEaの側壁に向って 横方向に延びる2次側圧送管14Bと、この2次側圧送管14Bに前記ケーシン グEaの側壁部で管継手を介して接続された外側圧送管14Cとから構成されて いる。(図1及び図2に示す第1実施例の場合はサイホン排水管40) 前記フロート弁30は、前記サイホン排水管40の吸込側40aの開口部41 に接続された弁箱31を備えており、この弁箱31は、図9に示すように、ケー シングEa内の上限水位(異常水位)領域に開口する弁口32を有している。
【0018】 また、前記弁箱31内には、図9および図11に示す弁ガイド33が設けられ この弁ガイド33には、前記弁口32を開閉する弁体34が摺動自在に嵌込まれ ており、この弁体34には、アームバー35を介してフロート36が取り付けら れている。ここで、前記アームバー35は上部アームバー35aと下部アームバ ー35bとを一体に有する構成となっており、上部アームバー35aが前記弁体 34の前面中央部にピンP1を介して上下回動自在に連結され、且つ、下部アー ムバー35bが前記弁箱31の下部にピンP2を介して上下回動自在に連結され ている。 従って、上述のように構成されたフロート弁30は、図9に実線で示す閉弁状 態において、フロート36が上昇すると、アームバー35が下部アームバー35 bの連結ピンP2を回動支点として上昇回動することにより、上部アームバー3 5aが弁体34を押し開き、この状態から前記フロート36が下降すると、前記 アームバー35が下降回動することにより前記弁体34が弁口32を閉じる位置 (図9の実線位置)に変位作動する構成となっている。
【0019】 また、前記フロート弁30の弁体34は、弁箱31の弁口32よりも大径に形 成され、屎尿破砕圧送装置Eの運転中には、前記弁箱31の内側から弁口32を 閉じるので、屎尿破砕圧送装置Eの運転中に圧送管14を流通する圧送排水が、 サイホン排水管40の吸込側40aの開口部41からケーシングEa内に逆流す る恐れはない。 なお、8aは、前記ケーシングEaの側壁下部に設けられた雑排水流入口であ り、この雑排水流入口8aには、浴槽・洗濯機槽などからの排水を流入させるた めの配管等が接続される。
【0020】 次に動作について説明する。 屎尿破砕圧送装置Eが正常に運転されている状態では、従来の場合と同様、排 便管6からケーシングEa内に流入した屎尿中の固形分がカッタ2で粉砕されて 液状化し、ポンプ3によって圧送管14(図1及び図2に示す第1実施例の場合 はサイホン排水管40)から円滑に圧送排水される。 上述したような圧送排水時にはケーシングEa内の水位が通常の低レベルに維 持されることから、フロート弁30は図9に実線で示す閉弁状態に維持される。 しかし、前記屎尿破砕圧送装置Eが故障したり破砕部(カッタ2)が異物を噛み 込んだり、また停電したりすると、前記屎尿破砕圧送装置Eは運転不能状態とな る。
【0021】 このような運転不能状態時には、ケーシングEa内の残留排水を揚水しないば かりか、この状態において、風呂の残湯などの残留排水が前記ケーシングEa内 に流入すると、ケーシング内Eaの水位が異常に上昇する。このとき、その異常 水位上昇によって、フロート弁30のフロート36が上昇することにより、アー ムバー35が下部のピンP2を回動支点として図9に二点左線で示す如く上昇回 動し、これによって、弁体34が押し開かれる。従って、前記ケーシングEa内 で水位が異常に上昇した残留排水は、ケーシングEaから溢水する前に、サイホ ン排水管40のサイホン現象を誘引させることで、流入水を大気圧力でケーシン グEa内から強制的に排水することができる。
【0022】 図12は上述したフロート弁30の他の実施例を示す。この実施例では前実施 例においてアームバータイプとしたフロート弁30を、シリンダータイプの構成 としている。すなわち、この実施例のフロート弁30は、弁箱31を弁口32が 下向き開口となるように縦型にしてその側部に前記サイホン排水管40を連接し その弁箱31内にフロート36を一体に有する弁体34を昇降自在に嵌装したシ リンダータイプ構成としている。 この場合、前記フロート弁体34は、前記弁口32から水圧を受けない状態で は弁口32と前記サイホン排水管40の吸込側40aの開口部41とを遮断する 位置に自重下降するので、この実施例にあっても、屎尿破砕圧送装置Eの運転中 に圧送管14を流通する圧送排水がサイホン排水管40からケーシングEa内に 逆流するようなことはない。また、前記フロート弁体34は、弁口32から上昇 水圧を受けると上昇して前記弁口32と前記接続開口27とを連通する。従って この実施例のフロート弁30にあっても、前実施例の場合と同様の作用効果を奏 する。
【0023】 上述したように故障や停電時などの運転不能状態において、浴槽や洗濯槽から の残留排水がケーシングEa(Ga)内に流入してこのケーシングEa(Ga) 内が異常水位に達すると、サイホン排水管40の吸込側40aの開口部41に設 けられているフロート弁30を開弁させ、この開口部41から異常水位に達した 貯留水が逆U字状のサイホン排水管40の管路を満水状態で流れ、やがて管内圧 力を大気圧以下のサイホン現象を誘引させることで、前記ケーシングEa(Ga )内が溢水状態になる前に、このケーシングEa(Ga)内への流入水を大気圧 力でケーシング内から系外へ排出できる。 従って、屎尿破砕圧送装置Eや雑排水圧送装置Gの、運転不能時におけるケー シングEa(Ga)内の異常水位に起因した溢水現象を、未然に阻止することが できる一方、故障や運転不能状態にある圧送部の機能を代行することができ、さ らに、運転時における騒音の軽減や省エネルギーをも可能化することができる。
【0024】 つづいてサイホン現象について図8を参照しつつ説明するに、まず、ケーシン グEa(Ga)内は、流入する浴槽などの貯留水によって正圧状態になりサイホ ン排水管40内の大気圧は±0である。(図8(a)参照) そして、水位の上昇と共に、サイホン排水管40を水と空気が分離した状態で 流れるとケーシングEa(Ga)内の大気圧が±0となり、サイホン排水管40 内の空気を吐出しながら流れることから、次第に水封状態をつくり出す。(図8 (b)参照) さらに、サイホン排水管40のケーシングEa(Ga)外、つまり立下げ下端 (エルボ部分)を充満する水量以上、すなわち、この下端が空気の浮上限度以上 (約0.2〜0.3m/s )になると、サイホン排水管40の管路内が負圧となり サイホン現象が発生して、ケーシングEa(Ga)内に流入する貯留水を吸上げ てケーシングEa(Ga)に排出する。そして、ケーシングEa(Ga)内の吸 込側開口部41の管端レベルで止まる。(図8(c)参照)
【0025】 上述したように、この考案の屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水圧送 装置における排水構造によれば、ポンプとサイホン作用の二重のフエルセーフ機 構により、水損による二次災害を確実に防止することができる。また、異常事態 発生時において、ケーシング内へ流入する貯留水を無エネルギーで排出できる。
【0026】
この考案は上述したように構成したから、故障や停電時などの運転不能状態に おいて、浴槽や洗濯槽などから残留排水が装置内に流入し、装置内が異常水位に 達すると、サイホン排水管のサイホン現象を誘引させることで、装置内が溢水状 態になる前に、流入水を大気圧力で装置内から装置外へ強制的に排水することが できる。 従って、屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水圧送装置の、運転不能時 における装置内の異常水位に起因した溢水現象を、未然に阻止することができる 一方、故障や運転不能状態にある圧送部の機能を代行せしめることができ、さら に、運転時における騒音の軽減や省エネルギーをも可能にすることができる。
【図1】この考案を屎尿破砕圧送装置に具現化した第1
実施例の断面説明図である。
実施例の断面説明図である。
【図2】図1の右側面説明図である。
【図3】この考案を屎尿破砕圧送装置に具現化した第2
実施例の断面説明図である。
実施例の断面説明図である。
【図4】図3の右側面説明図である。
【図5】この考案を屎尿破砕圧送装置に具現化した第3
実施例の断面説明図である。
実施例の断面説明図である。
【図6】図5の右側面説明図である。
【図7】この考案を雑排水圧送装置に具現化した一実施
例の断面説明図である。
例の断面説明図である。
【図8】サイホン排水管のサイホン現象についての説明
図である。
図である。
【図9】図1に示すこの考案の第1実施例からなる屎尿
破砕圧送装置のフロート弁取付部分の拡大断面説明図で
ある。
破砕圧送装置のフロート弁取付部分の拡大断面説明図で
ある。
【図10】図9におけるフロート弁の正面説明図であ
る。
る。
【図11】図9のA−A線矢視説明図である。
【図12】フロート弁の他の実施例を示す断面構成説明
図である。
図である。
【図13】従来の屎尿破砕圧送装置を示す断面説明図で
ある。
ある。
【図14】図13におけるフラッパー弁の作動説明説明
図である。
図である。
【図15】図13の屎尿破砕圧送装置を組み込んだユニ
ットバスの雑排水系配管説明図である。
ットバスの雑排水系配管説明図である。
【図16】図13の屎尿破砕圧送装置を組み込んだサニ
タリゾーンの雑排水系配管説明図である。
タリゾーンの雑排水系配管説明図である。
E 屎尿破砕圧送装置 G 雑排水圧送装置 30 フロート弁 40 サイホン排水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 11/00 ZAB A 7824−4D
Claims (5)
- 【請求項1】 固形汚物を破砕し、この破砕したものを
雑排水と合せて排水するようにした屎尿破砕圧送装置
や、前記雑排水のみを排水するようにした雑排水圧送装
置など汚水圧送装置における排水構造であって、前記汚
水圧送装置内の異常水位発生時に、この装置内の貯留汚
水をサイホン作用によって排水するサイホン排水管を配
置したことを特徴とする屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送
装置など汚水圧送装置における排水構造。 - 【請求項2】 装置内のポンプ吐出側に圧送管に代えて
サイホン排水管を設けると共に、このサイホン排水管の
装置内側所要位置に、吸込用開口部を形成しこの開口部
に、装置内の所定の水位で開閉するフロート弁を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の屎尿破砕圧送装置や雑
排水圧送装置など汚水圧送装置における排水構造。 - 【請求項3】 装置内のポンプ吐出側に設けられている
圧送管と併設して、吸込側を装置内側の所要の位置に開
口すると共に、吐出側を装置外側において前記圧送管に
連通せしめてサイホン排水管を設け、前記吸込側の開口
部に、装置内の所定の水位で開閉するフロート弁を設け
たことを特徴とする請求項1記載の屎尿破砕圧送装置や
雑排水圧送装置など汚水圧送装置における排水構造。 - 【請求項4】 装置内のポンプ吐出側に設けられている
圧送管とは別に独立して、吸込側を装置内側の所要の位
置に配置すると共に、吐出側を装置外側の排水管に連通
せしめてサイホン排水管を設けたことを特徴とする請求
項1記載の屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水
圧送装置における排水構造。 - 【請求項5】 前記フロート弁は、汚水圧送装置の作動
中に圧送排水が装置内に逆流するのを防止する逆止機構
を備え、且つ、前記汚水圧送装置の故障または停電によ
る運転不能状態時に、流入排水によって前記装置内が異
常上昇水位に達した際に、フロートの浮力でサイホン排
水管の吸込側開口部を開く開閉機能を有していることを
特徴とする請求項1,請求項2及び請求項3いずれか1
項記載の屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水圧
送装置における排水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992089699U JP2555904Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水圧送装置における排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992089699U JP2555904Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水圧送装置における排水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0647700U true JPH0647700U (ja) | 1994-06-28 |
| JP2555904Y2 JP2555904Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=13978024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992089699U Expired - Fee Related JP2555904Y2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 屎尿破砕圧送装置や雑排水圧送装置など汚水圧送装置における排水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2555904Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003010720A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Toto Ltd | 粉砕装置および粉砕装置システム |
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|---|---|---|---|---|
| JPS4929672A (ja) * | 1972-07-10 | 1974-03-16 | ||
| JPS6199657U (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-25 |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP1992089699U patent/JP2555904Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4929672A (ja) * | 1972-07-10 | 1974-03-16 | ||
| JPS6199657U (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-25 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003010720A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-14 | Toto Ltd | 粉砕装置および粉砕装置システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2555904Y2 (ja) | 1997-11-26 |
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