JPH0648081Y2 - ガスタービン - Google Patents
ガスタービンInfo
- Publication number
- JPH0648081Y2 JPH0648081Y2 JP9875489U JP9875489U JPH0648081Y2 JP H0648081 Y2 JPH0648081 Y2 JP H0648081Y2 JP 9875489 U JP9875489 U JP 9875489U JP 9875489 U JP9875489 U JP 9875489U JP H0648081 Y2 JPH0648081 Y2 JP H0648081Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- blade
- gas turbine
- stationary blade
- gas passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 29
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 5
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 3
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000009897 systematic effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ジェットエンジン等に適用されるガスタービ
ンに関し、より詳細には静翼、リングおよび翼環一体型
ガスタービンの熱応力による亀裂発生防止技術に関す
る。
ンに関し、より詳細には静翼、リングおよび翼環一体型
ガスタービンの熱応力による亀裂発生防止技術に関す
る。
従来の技術 一般に、ガスタービンは、第3図に示すように、圧縮機
1、燃焼器2およびタービン3を有する構成とされ、圧
縮機1とタービン3とに設けられた共通な回転軸4に発
電機5が連結されている。そして、圧縮機1で圧縮した
空気を燃焼器2に供給するとともに、この燃焼器2に燃
料を供給して燃焼させ、その燃焼ガスをタービン3に導
入して仕事に供し、発電機5を回転させるようになって
いる。
1、燃焼器2およびタービン3を有する構成とされ、圧
縮機1とタービン3とに設けられた共通な回転軸4に発
電機5が連結されている。そして、圧縮機1で圧縮した
空気を燃焼器2に供給するとともに、この燃焼器2に燃
料を供給して燃焼させ、その燃焼ガスをタービン3に導
入して仕事に供し、発電機5を回転させるようになって
いる。
ところで、このようなガスタービン特に小型のガスター
ビンにあっては、構成のコンパクト化が望まれ、部品点
数の低減が図られている。
ビンにあっては、構成のコンパクト化が望まれ、部品点
数の低減が図られている。
その一手段として、従来、タービン3を構成する静翼
と、この静翼の内外周に配置されガス通路を形成するリ
ングと、静翼下流側に設けられる動翼の外周側を覆う翼
環とを一体構造とすることが知られている。
と、この静翼の内外周に配置されガス通路を形成するリ
ングと、静翼下流側に設けられる動翼の外周側を覆う翼
環とを一体構造とすることが知られている。
第4図および第5図は、このような構造を有するタービ
ンの一例を示している。即ち、第4図に示すように、燃
焼器2から導入される燃焼ガスaのガス通路6内に、第
1段および第2段の静翼7および動翼8が配置されてい
る。そして、第5図に示すように、静翼7と、この静翼
7の内外周に配置されガス通路6を形成するリング9
と、動翼8の外周を覆う翼環10とが、一体的に構成され
ている。
ンの一例を示している。即ち、第4図に示すように、燃
焼器2から導入される燃焼ガスaのガス通路6内に、第
1段および第2段の静翼7および動翼8が配置されてい
る。そして、第5図に示すように、静翼7と、この静翼
7の内外周に配置されガス通路6を形成するリング9
と、動翼8の外周を覆う翼環10とが、一体的に構成され
ている。
このような構成により、単独静翼の組立て方式によるも
のに比べて、部品点数が低減し、タービン全体のコンパ
クト化が図られる。
のに比べて、部品点数が低減し、タービン全体のコンパ
クト化が図られる。
考案が解決しようとする課題 ところが、静翼7の後縁部7aは、第5図に示す如く流路
抵抗低減のため薄肉とされており、その部分の板厚が各
リング9に比して極めて小さい。したがって、これらが
一体構造とされている場合には、ガスタービン起動時ま
たは停止時において静翼7の後縁部7aがリング9に比し
て急激に温度上昇または降下する。
抵抗低減のため薄肉とされており、その部分の板厚が各
リング9に比して極めて小さい。したがって、これらが
一体構造とされている場合には、ガスタービン起動時ま
たは停止時において静翼7の後縁部7aがリング9に比し
て急激に温度上昇または降下する。
このため、上述した従来の構成では、静翼7とリング9
との大きな温度差によって、静翼7のリング9に対する
付根部7bに非常に大きな熱応力が発生し、応力集中によ
り付根部7bに亀裂が生じ易いものであった。
との大きな温度差によって、静翼7のリング9に対する
付根部7bに非常に大きな熱応力が発生し、応力集中によ
り付根部7bに亀裂が生じ易いものであった。
課題を解決するための手段 本考案は、このような従来技術の課題を解決するため
に、静翼と、この静翼の内外周に配置されガス通路を形
成するリングと、前記静翼の下流側に設けられる動翼の
外周側を覆う翼環とを一体構造としたガスタービンにお
いて、前記各リングの少なくとも静翼下流側部分をそれ
ぞれ二重壁構造とし、かつ二重壁構造のリングのうち、
ガス通路に面する側のリング部の各静翼間部位に、その
リング部の端縁にて開口するスリットを形成したもので
ある。
に、静翼と、この静翼の内外周に配置されガス通路を形
成するリングと、前記静翼の下流側に設けられる動翼の
外周側を覆う翼環とを一体構造としたガスタービンにお
いて、前記各リングの少なくとも静翼下流側部分をそれ
ぞれ二重壁構造とし、かつ二重壁構造のリングのうち、
ガス通路に面する側のリング部の各静翼間部位に、その
リング部の端縁にて開口するスリットを形成したもので
ある。
作用 このような手段によれば、静翼後縁部に近いリング部分
が二重壁構造で薄肉となるから、板厚の差による静翼後
縁部とリングとの温度差が減少する。また、二重壁構造
のリングのうち、ガス通路側つまり静翼付根部側のリン
グ部にスリットを形成したので、ガスタービン起動時ま
たは停止時に、静翼後縁部とリング部との温度差による
熱伸びがスリットによって吸収され、したがって静翼付
根部の熱応力発生が抑制され、亀裂防止が有効的に図れ
るようになる。
が二重壁構造で薄肉となるから、板厚の差による静翼後
縁部とリングとの温度差が減少する。また、二重壁構造
のリングのうち、ガス通路側つまり静翼付根部側のリン
グ部にスリットを形成したので、ガスタービン起動時ま
たは停止時に、静翼後縁部とリング部との温度差による
熱伸びがスリットによって吸収され、したがって静翼付
根部の熱応力発生が抑制され、亀裂防止が有効的に図れ
るようになる。
しかも、二重壁構造のリングのうち、スリットはガス通
路に面する側の一方のリング部にのみ形成されているか
ら、圧縮機で生成した高圧ガスは、二重壁を構成する他
方のリング部によって閉塞され、スリットを介して外部
に漏れることはない。
路に面する側の一方のリング部にのみ形成されているか
ら、圧縮機で生成した高圧ガスは、二重壁を構成する他
方のリング部によって閉塞され、スリットを介して外部
に漏れることはない。
実施例 以下図面を参照して、本考案の一実施例について詳述す
る。
る。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し、第3図
および第4図に示したものと同一の部分には同一の符号
を付して説明する。
および第4図に示したものと同一の部分には同一の符号
を付して説明する。
第1図および第2図に示すように、本実施例において
も、燃焼器2から導入される燃焼ガスaのガス通路6内
に、第1段および第2段の静翼7および動翼8が配置さ
れている。そして、静翼7と、この静翼7の内外周に配
置されガス通路6を形成するリング9と、動翼8の外周
を覆う翼環10とが、一体的に構成されている。
も、燃焼器2から導入される燃焼ガスaのガス通路6内
に、第1段および第2段の静翼7および動翼8が配置さ
れている。そして、静翼7と、この静翼7の内外周に配
置されガス通路6を形成するリング9と、動翼8の外周
を覆う翼環10とが、一体的に構成されている。
このものにおいて、各リング9の軸方向両端部、即ち静
翼上下流部分がそれぞれ二重壁構造部11、12とされてい
る。この二重壁構造部11、12のうち、静翼下流側のもの
12におけるガス通路6に面する側の一方のリング部12a
には、各静翼7相互間に位置して、そのリング部12aの
端縁にて開口するスリット13が一定長さで形成されてい
る。また、各スリット13の止端部には、そのスリット13
の幅よりも大径な円形孔14が連通して形成してある。
翼上下流部分がそれぞれ二重壁構造部11、12とされてい
る。この二重壁構造部11、12のうち、静翼下流側のもの
12におけるガス通路6に面する側の一方のリング部12a
には、各静翼7相互間に位置して、そのリング部12aの
端縁にて開口するスリット13が一定長さで形成されてい
る。また、各スリット13の止端部には、そのスリット13
の幅よりも大径な円形孔14が連通して形成してある。
なお、ガス通路6に面しない側の他方のリング部12bに
はスリットは形成されず、翼環10に連設されている。以
上の構成は第1段、第2段の静翼部において共通であ
る。
はスリットは形成されず、翼環10に連設されている。以
上の構成は第1段、第2段の静翼部において共通であ
る。
しかして、上記構成によれば、静翼7の後縁部7aに近い
リング部分が二重壁構造で薄肉となるから、板厚の差に
よる静翼後縁部7aとリング9との温度差が減少する。ま
た、二重壁構造部12のうち、ガス通路6側つまり静翼付
根部7b側のリング部12aにスリット13および円形孔14を
形成したので、ガスタービン起動時または停止時に、静
翼後縁部7aとリング部12aとの温度差による熱伸びがス
リット13および円形孔14によって吸収され、したがって
静翼付根部7bの熱応力発生が抑制され、亀裂防止が有効
的に図れるようになる。特に、スリット13の止端部に円
形孔14を設けた構造により、応力分散が有効的に作用す
る。
リング部分が二重壁構造で薄肉となるから、板厚の差に
よる静翼後縁部7aとリング9との温度差が減少する。ま
た、二重壁構造部12のうち、ガス通路6側つまり静翼付
根部7b側のリング部12aにスリット13および円形孔14を
形成したので、ガスタービン起動時または停止時に、静
翼後縁部7aとリング部12aとの温度差による熱伸びがス
リット13および円形孔14によって吸収され、したがって
静翼付根部7bの熱応力発生が抑制され、亀裂防止が有効
的に図れるようになる。特に、スリット13の止端部に円
形孔14を設けた構造により、応力分散が有効的に作用す
る。
しかも、二重壁構造部12のうち、スリット13はガス通路
6に面する側の一方のリング部12aにのみ形成されてい
るから、圧縮機で生成した高圧ガスは、二重壁を構成す
る他方のリング部12bによって閉塞され、スリット13を
介して外部に漏れることはない。
6に面する側の一方のリング部12aにのみ形成されてい
るから、圧縮機で生成した高圧ガスは、二重壁を構成す
る他方のリング部12bによって閉塞され、スリット13を
介して外部に漏れることはない。
また、静翼7、リング9および翼環10は一体構成のまま
であるから、部品点数低減による利点は維持される。
であるから、部品点数低減による利点は維持される。
なお、前記実施例では、リング9の前後端部の両方を二
重壁構造部11、12としたが、少なくとも後縁側部を二重
壁構造にすることで所期の目的は十分に達成できる。
重壁構造部11、12としたが、少なくとも後縁側部を二重
壁構造にすることで所期の目的は十分に達成できる。
また、スリット13の止端部に円形孔14を形成したが、こ
れは亀裂発生防止上、最も有効な例であって、円形孔14
の形成は場合によって省略できるものである。
れは亀裂発生防止上、最も有効な例であって、円形孔14
の形成は場合によって省略できるものである。
考案の効果 以上述べたように、本考案によれば、静翼、リング及び
翼環一体構造のものにあって、リング後縁部を二重壁構
造とし、熱応力の発生し易いガス通路側にスリットと設
けたことにより、静翼のリングに対する付根部での熱伸
び差の吸収による過大な応力の発生防止、ひいては亀裂
発生防止が、ガス漏れなく、しかも構成コンパクト化を
阻害することなく、有効的に図れるガスタービンが提供
される。
翼環一体構造のものにあって、リング後縁部を二重壁構
造とし、熱応力の発生し易いガス通路側にスリットと設
けたことにより、静翼のリングに対する付根部での熱伸
び差の吸収による過大な応力の発生防止、ひいては亀裂
発生防止が、ガス漏れなく、しかも構成コンパクト化を
阻害することなく、有効的に図れるガスタービンが提供
される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同実
施例を示す中央部縦断面図、第3図はガスタービンの一
般的構成例を示す系統図、第4図は従来例を示す中央部
縦断面図、第5図は同斜視図である。 6……ガス通路、7……静翼、7a……静翼後縁部、8…
…動翼、9……リング、10……翼環、13……スリット。
施例を示す中央部縦断面図、第3図はガスタービンの一
般的構成例を示す系統図、第4図は従来例を示す中央部
縦断面図、第5図は同斜視図である。 6……ガス通路、7……静翼、7a……静翼後縁部、8…
…動翼、9……リング、10……翼環、13……スリット。
Claims (1)
- 【請求項1】静翼と、この静翼の内外周に配置されガス
通路を形成するリングと、前記静翼の下流側に設けられ
る動翼の外周側を覆う翼環とを一体構造としたガスター
ビンにおいて、前記各リングの少なくとも静翼下流側部
分をそれぞれ二重壁構造とし、かつ二重壁構造のリング
のうち、ガス通路に面する側のリング部の各静翼間部位
に、そのリング部の端縁にて開口するスリットを形成し
たことを特徴とするガスタービン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9875489U JPH0648081Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | ガスタービン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9875489U JPH0648081Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | ガスタービン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0337206U JPH0337206U (ja) | 1991-04-11 |
| JPH0648081Y2 true JPH0648081Y2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=31647840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9875489U Expired - Lifetime JPH0648081Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | ガスタービン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648081Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-24 JP JP9875489U patent/JPH0648081Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0337206U (ja) | 1991-04-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4311431A (en) | Turbine engine with shroud cooling means | |
| US6082966A (en) | Stator vane assembly for a turbomachine | |
| JP3912935B2 (ja) | タービン・エンジン用の高圧タービン・ステータ・リング | |
| US7600973B2 (en) | Blades for gas turbine engines | |
| US6832890B2 (en) | Gas turbine engine casing and rotor blade arrangement | |
| US6350102B1 (en) | Shroud leakage flow discouragers | |
| US8123471B2 (en) | Variable stator vane contoured button | |
| US8317465B2 (en) | Systems and apparatus relating to turbine engines and seals for turbine engines | |
| JP4856306B2 (ja) | ガスタービンエンジンの流れ通路の静止構成要素 | |
| US6935837B2 (en) | Methods and apparatus for assembling gas turbine engines | |
| US4391565A (en) | Nozzle guide vane assemblies for turbomachines | |
| US10227879B2 (en) | Centrifugal compressor assembly for use in a turbine engine and method of assembly | |
| US5545004A (en) | Gas turbine engine with hot gas recirculation pocket | |
| US7059129B2 (en) | Variable geometry turbocharger | |
| JP2835381B2 (ja) | ガスタービン | |
| JP4625158B2 (ja) | 遠心式コンプレッサ | |
| JPH04228805A (ja) | タービンブレード外端取付け構造 | |
| JPH0692741B2 (ja) | タービンエンジン二重反転ロータのエアーホイル段に用いる段間シール構造 | |
| US5299910A (en) | Full-round compressor casing assembly in a gas turbine engine | |
| US5941683A (en) | Gas turbine engine support structure | |
| US20120027601A1 (en) | Rotatable component mount for a gas turbine engine | |
| US4310286A (en) | Rotor assembly having a multistage disk | |
| CN111197501B (zh) | 用于涡轮机的密封组件 | |
| US20170159457A1 (en) | Damper seal installation features | |
| US7246989B2 (en) | Shroud leading edge cooling |