JPH0648157B2 - 人体防護材 - Google Patents
人体防護材Info
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- JPH0648157B2 JPH0648157B2 JP916885A JP916885A JPH0648157B2 JP H0648157 B2 JPH0648157 B2 JP H0648157B2 JP 916885 A JP916885 A JP 916885A JP 916885 A JP916885 A JP 916885A JP H0648157 B2 JPH0648157 B2 JP H0648157B2
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Landscapes
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- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は人体を刃物による損傷から防護するものに係
り、警察官、ガードマン等不意の攻撃にさらされる分野
に就務する者に着用され、或いは刃物を常時使用する作
業従事者に着用される人体防護衣に用いられるものであ
る。
り、警察官、ガードマン等不意の攻撃にさらされる分野
に就務する者に着用され、或いは刃物を常時使用する作
業従事者に着用される人体防護衣に用いられるものであ
る。
〈従来の技術〉 人間の着用する衣類に人体防護機能を付与することは、
刃や槍を武器として戦った時代のよろいを待つまでもな
く古くから行なわれていた。
刃や槍を武器として戦った時代のよろいを待つまでもな
く古くから行なわれていた。
銃が出現して以来、防弾衣で対処する試行も種々行なわ
れ、特に正常の装身衣の中に携帯出来るピストルが社会
に出てからは、平常の着衣によってピストルの危険から
護身するため防弾チョッキが開発されて来た。
れ、特に正常の装身衣の中に携帯出来るピストルが社会
に出てからは、平常の着衣によってピストルの危険から
護身するため防弾チョッキが開発されて来た。
最近例えば特開昭58−19700号公報で開示された
防弾刃下着の提案がある。この発明は刃剣からアイスピ
ックまでを止める防刃効果のある防護材を公知の防弾用
繊維シートと組合せて、防弾、防刃機能を有する下着を
提供せんとする物であり、防刃板状体は防刃子相互を一
層に展開し、相互の防丸子を2種類の形状の連結子によ
って連結する構成になっており、連結子と防刃子の一部
では2層構造であるが、防刃機能は防刃子の一層構造と
してしか働かないものである。
防弾刃下着の提案がある。この発明は刃剣からアイスピ
ックまでを止める防刃効果のある防護材を公知の防弾用
繊維シートと組合せて、防弾、防刃機能を有する下着を
提供せんとする物であり、防刃板状体は防刃子相互を一
層に展開し、相互の防丸子を2種類の形状の連結子によ
って連結する構成になっており、連結子と防刃子の一部
では2層構造であるが、防刃機能は防刃子の一層構造と
してしか働かないものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 従来のものにおいては防弾機能はかなり満足する物があ
るが、防刃機能を達成せんとするものでは、極端に着用
性が低下するか、或いは着用性を下げない為に人体への
フィット性に留意した物は分割小片で構成する必要があ
るので各小片の間隙が防刃時に細刃に対して無力となっ
ていた。また細刃に対する防刃機能を果たさんとすれば
防刃材一面に間隙のない均一強度を付与せねばならず、
結局小片群の連結体でなくなり、人体へのフイット性を
犠性にせざるを得なかった。
るが、防刃機能を達成せんとするものでは、極端に着用
性が低下するか、或いは着用性を下げない為に人体への
フィット性に留意した物は分割小片で構成する必要があ
るので各小片の間隙が防刃時に細刃に対して無力となっ
ていた。また細刃に対する防刃機能を果たさんとすれば
防刃材一面に間隙のない均一強度を付与せねばならず、
結局小片群の連結体でなくなり、人体へのフイット性を
犠性にせざるを得なかった。
本発明は、従来品の有していた防刃機能面からの要求と
着用性即ち人体へのフイット性からの要求の二律背反的
問題を巧みに解決せんとするものである。
着用性即ち人体へのフイット性からの要求の二律背反的
問題を巧みに解決せんとするものである。
即ち本発明は、アイスピック等の細刃物の突き刺しにも
十分耐え、且つ四季を通じて正常衣の装着状態と変らな
い状態で着用出来、通気性及び人体へのフイット性を兼
備した防護衣を提供せんとするものである。
十分耐え、且つ四季を通じて正常衣の装着状態と変らな
い状態で着用出来、通気性及び人体へのフイット性を兼
備した防護衣を提供せんとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は可撓性を付与するために防刃材を小片群から形
成し、各小片群の衝合縁に隙間が出来ないように且つ、
どこにも細刃に対する弱点のないようにするものであ
り、同一形状の所定厚みを有する防刃用板状小片の2枚
を適宜にずらして一体化し、中央部に板状小片の2枚分
の厚みを形成し、周縁の上面及び下面にずらした分だけ
突出した板状小片の1枚分の厚みからなるせり出し部を
形成して防刃板小片とし、該防刃板小片には連結用孔を
複数設け、該防刃板小片をそれぞれ上面せり出し部と下
面せり出し部が重なった状態に衝合して全体が板状小片
の2枚厚を有し且つ、空き面の存在しない防刃板小片群
からなるシート状の第一層を形成し、更に同様に形成し
た第二層を、それぞれの層の形成時に出現した上下透過
空隙点を相互に防刃板小片の面で被覆し合うに、ずらし
て積層し、両層のずらした位置で重なった両層の連結用
孔に有頭止め具を挿通して両層を厚み方向及び面方向の
両方に遊びのある状態に相互連結し、お互いの防刃板小
片で他層側の防刃板小片間の接続を達成したものであ
り、更に第一層と第二層の積層に際して基布を介在した
ものである。
成し、各小片群の衝合縁に隙間が出来ないように且つ、
どこにも細刃に対する弱点のないようにするものであ
り、同一形状の所定厚みを有する防刃用板状小片の2枚
を適宜にずらして一体化し、中央部に板状小片の2枚分
の厚みを形成し、周縁の上面及び下面にずらした分だけ
突出した板状小片の1枚分の厚みからなるせり出し部を
形成して防刃板小片とし、該防刃板小片には連結用孔を
複数設け、該防刃板小片をそれぞれ上面せり出し部と下
面せり出し部が重なった状態に衝合して全体が板状小片
の2枚厚を有し且つ、空き面の存在しない防刃板小片群
からなるシート状の第一層を形成し、更に同様に形成し
た第二層を、それぞれの層の形成時に出現した上下透過
空隙点を相互に防刃板小片の面で被覆し合うに、ずらし
て積層し、両層のずらした位置で重なった両層の連結用
孔に有頭止め具を挿通して両層を厚み方向及び面方向の
両方に遊びのある状態に相互連結し、お互いの防刃板小
片で他層側の防刃板小片間の接続を達成したものであ
り、更に第一層と第二層の積層に際して基布を介在した
ものである。
〈作用〉 本発明に於て、各防刃板小片がそれぞれせり出し部を有
し、せり出し部相互が重なった状態で各小片が衝合され
て層を形成しているので、各小片が面方向、即ち各片が
分離する方向に少し移動しても相互の上下せり出し部が
すべり落ちない以上真の隙間は生じない。又小片群を衝
合して層を形成する際に出現する幾何学上の上下透過空
隙点は第一層と第二層の積層に際して重ならないように
ずれているので2層が積層した状態では防護材のどの個
所にも幾何学上の空隙点は存在しない。また各層の連結
は有頭止め具で達成されたので止め具の軸方向及び軸と
直交方向(面方向)共に遊びを形成しても、止め具頭部
が抜脱を防止すると共に、該頭部が細刃に対する防刃、
即ち空隙発生防止を果たす。
し、せり出し部相互が重なった状態で各小片が衝合され
て層を形成しているので、各小片が面方向、即ち各片が
分離する方向に少し移動しても相互の上下せり出し部が
すべり落ちない以上真の隙間は生じない。又小片群を衝
合して層を形成する際に出現する幾何学上の上下透過空
隙点は第一層と第二層の積層に際して重ならないように
ずれているので2層が積層した状態では防護材のどの個
所にも幾何学上の空隙点は存在しない。また各層の連結
は有頭止め具で達成されたので止め具の軸方向及び軸と
直交方向(面方向)共に遊びを形成しても、止め具頭部
が抜脱を防止すると共に、該頭部が細刃に対する防刃、
即ち空隙発生防止を果たす。
更に両層間に介在した基布は、両層間の緩衝作用を果た
し、各小片のがたつきによる不快音の発生を防止し、各
層間に一定間隔を保持したので刃物の突刺し時にその刃
物の貫通エネルギーを拡散消滅する。
し、各小片のがたつきによる不快音の発生を防止し、各
層間に一定間隔を保持したので刃物の突刺し時にその刃
物の貫通エネルギーを拡散消滅する。
〈実施例〉 (1)第1B図に平面図として示され、第1C図に正面図
として示される防刃板小片(1)は、上下左右対称の各
六角形A,B,C,D,E,Fと六角形A′,B′,
C′,D′,E′,F′が合同であり、 として横方向に上側の六角形をずらして一体化された形
状をとり、一体成形塑造か2部材を接着したものであ
る。
として示される防刃板小片(1)は、上下左右対称の各
六角形A,B,C,D,E,Fと六角形A′,B′,
C′,D′,E′,F′が合同であり、 として横方向に上側の六角形をずらして一体化された形
状をとり、一体成形塑造か2部材を接着したものであ
る。
六角形の縦中心線▲▼と横線▲▼及び▲
▼との交点をそれぞれO,Oとし、同じく線▲
▼と横線▲▼及び▲▼との交点をO′,
O′とし防刃板小片の縦中心線L上の両六角形の辺の交
点をL1,L2とし、線▲▼及び線▲▼との交
点をそれぞれO1,O2とし: ▲▼=▲▼=▲▼=▲▼:2
0mm、 ▲▼=▲▼(=▲▼=▲
▼):40mm、 ▲▼=▲▼(=▲▼=▲
▼):20mm、 ▲▼=▲▼:60mm ▲▼=▲▼=▲▼=▲▼=▲
▼:10mm の幾何学的平面形状を形成し、該防刃板小片に連結用孔
イ、ロ、ハ、ニをそれぞれ線BF′と線CE′上に、 (=15mm)でそれぞれ線▲▼,▲▼,▲
▼,▲▼の中点に4mm径で設けた。
▼との交点をそれぞれO,Oとし、同じく線▲
▼と横線▲▼及び▲▼との交点をO′,
O′とし防刃板小片の縦中心線L上の両六角形の辺の交
点をL1,L2とし、線▲▼及び線▲▼との交
点をそれぞれO1,O2とし: ▲▼=▲▼=▲▼=▲▼:2
0mm、 ▲▼=▲▼(=▲▼=▲
▼):40mm、 ▲▼=▲▼(=▲▼=▲
▼):20mm、 ▲▼=▲▼:60mm ▲▼=▲▼=▲▼=▲▼=▲
▼:10mm の幾何学的平面形状を形成し、該防刃板小片に連結用孔
イ、ロ、ハ、ニをそれぞれ線BF′と線CE′上に、 (=15mm)でそれぞれ線▲▼,▲▼,▲
▼,▲▼の中点に4mm径で設けた。
板材として、ポリカーボネートの1.5〜2mm厚板又はナ
イロン66グラスファイバー43%混入の1.5〜2mm厚
板を用いて単位六角形板とし、前記幾何学的条件の下に
上側板を右方に第1C図の如くずらして中央部が3〜4
mm厚、左右のせり出し部(1′,1″)が1.5〜2mm厚
を有する防刃板小片を一体成形又は2枚の接着により形
成した。
イロン66グラスファイバー43%混入の1.5〜2mm厚
板を用いて単位六角形板とし、前記幾何学的条件の下に
上側板を右方に第1C図の如くずらして中央部が3〜4
mm厚、左右のせり出し部(1′,1″)が1.5〜2mm厚
を有する防刃板小片を一体成形又は2枚の接着により形
成した。
次に該防刃板小片を第1A図に示す如く、各上面せり出
し部(1′)が下面せり出し部(1″)上に載置された
形態で、所望面積全部を敷きつめて第一層(B1)形成
した。この状態では各小片群の縁辺の衝合であるので各
小片の点L1,L2の存在位置で空隙点Xが出現している。
し部(1′)が下面せり出し部(1″)上に載置された
形態で、所望面積全部を敷きつめて第一層(B1)形成
した。この状態では各小片群の縁辺の衝合であるので各
小片の点L1,L2の存在位置で空隙点Xが出現している。
更に第一層(B1)と同一構成を有する波線で表示した
防刃板小片群層を第二層(B2)とし、且つ第10図の
如く第一層の空隙点Xを第二層の板面で覆う状態にずら
して各層の連結用孔が重合するように、即ち第二層の孔
と第一層の孔がそれぞれ第1A図の如く(イ、ハ)、
(ロ、イ)、(ハ、ニ)、(ニ、ロ)と重合するように
両層を積層し、第3A図の拡大図で明らかなように頭部
(3)と軸(4)からなる中空リベットで、上下方向
(リベットの軸方向)に約2mm及び面方向(リベット軸
直交方向)に約1mmそれぞれ遊びを有する状態でかしめ
て両層を連結した。
防刃板小片群層を第二層(B2)とし、且つ第10図の
如く第一層の空隙点Xを第二層の板面で覆う状態にずら
して各層の連結用孔が重合するように、即ち第二層の孔
と第一層の孔がそれぞれ第1A図の如く(イ、ハ)、
(ロ、イ)、(ハ、ニ)、(ニ、ロ)と重合するように
両層を積層し、第3A図の拡大図で明らかなように頭部
(3)と軸(4)からなる中空リベットで、上下方向
(リベットの軸方向)に約2mm及び面方向(リベット軸
直交方向)に約1mmそれぞれ遊びを有する状態でかしめ
て両層を連結した。
得られた積層防護材は、曲げに対して連結部が各小片の
周辺寄りに点在したためと遊びのある状態で連結された
ために上下方向及び面方向に変形を生じて構造に起因す
る可撓性を示した。
周辺寄りに点在したためと遊びのある状態で連結された
ために上下方向及び面方向に変形を生じて構造に起因す
る可撓性を示した。
また各小片の面方向移動変形によってもそれぞれのせり
出し部(1′,1″)の存在によって空隙の発生するこ
とが防がれた。
出し部(1′,1″)の存在によって空隙の発生するこ
とが防がれた。
(2)実施例1で用いたのと同一の防刃板小片を用い、連
結用孔群のみを変形した。即ち第2B図及び第2C図か
ら明らかなように、連結用孔ホを線▲▼の中点
に、連結用孔ヘ、トを線▲▼と線▲▼の
交点O′、線▲▼と線▼▼の交点をOとした
とき、孔ヘは線▲▼の中点、孔トは線▲▼
の中点に設けた。即ち本実施例における連結用孔ヘは第
1実施例の孔ロに一致し、孔トは孔ハに一致している。
結用孔群のみを変形した。即ち第2B図及び第2C図か
ら明らかなように、連結用孔ホを線▲▼の中点
に、連結用孔ヘ、トを線▲▼と線▲▼の
交点O′、線▲▼と線▼▼の交点をOとした
とき、孔ヘは線▲▼の中点、孔トは線▲▼
の中点に設けた。即ち本実施例における連結用孔ヘは第
1実施例の孔ロに一致し、孔トは孔ハに一致している。
次に第1実施例同様に各小片群を敷き詰めて第1層(B
1)を形成し、第二層は第一層の各小片群の天地を逆
に、即ち面を裏返すか面をそのまゝ180°回転させた
状態で第一層上の各空隙点Xをそれぞれ第二層の各小片
の面部で覆うようにずらして例えば第2A図に示す如
く、第二層の連結用孔ホを第1層の孔ホに、同様に孔ヘ
を孔トに、孔トを孔ヘに重合し、第1実施例同様のリベ
ットで連結した。
1)を形成し、第二層は第一層の各小片群の天地を逆
に、即ち面を裏返すか面をそのまゝ180°回転させた
状態で第一層上の各空隙点Xをそれぞれ第二層の各小片
の面部で覆うようにずらして例えば第2A図に示す如
く、第二層の連結用孔ホを第1層の孔ホに、同様に孔ヘ
を孔トに、孔トを孔ヘに重合し、第1実施例同様のリベ
ットで連結した。
得られた防護材は、第1実施例のものより支持点が少な
く、各3点支持であるので各小片間の移動がよりスムー
ズとなり、且つ製作容易となった。
く、各3点支持であるので各小片間の移動がよりスムー
ズとなり、且つ製作容易となった。
(3)実施例1及び2の人体防護材の形成に際し、第一層
と第2層の間に第3B図に示す如く緩衝機能を有する中
間シート、例えば防弾用化学繊維シート(F)を介在
し、第一層と第2層とをリベットの軸方向及び軸直交方
向にかなり遊びのある状態でリベット連結した。
と第2層の間に第3B図に示す如く緩衝機能を有する中
間シート、例えば防弾用化学繊維シート(F)を介在
し、第一層と第2層とをリベットの軸方向及び軸直交方
向にかなり遊びのある状態でリベット連結した。
得られた防護材は、中間シートが緩衝材の役目を果たす
結果、第一層(B1)と第二層(B2)のリベット軸方
向間隔をかなり大として小片相互のがたつきを大きくし
ても不快音の発生が防止出来、両層間の間隔を大きくし
たために防護材全体の可撓性が増大した。また両層間に
中間シート層を介した為に、細刃物の刺し通し実験に於
て、防板小片相互の遊び接続と両層間の遊びが大きく、
且つ異質材の三層構造のため、刃物の挿入開始時、及び
第1層から基層、第二層へと突入する各界面到達時のエ
ネルギー放散によって、高い防刃機能を発揮した。
結果、第一層(B1)と第二層(B2)のリベット軸方
向間隔をかなり大として小片相互のがたつきを大きくし
ても不快音の発生が防止出来、両層間の間隔を大きくし
たために防護材全体の可撓性が増大した。また両層間に
中間シート層を介した為に、細刃物の刺し通し実験に於
て、防板小片相互の遊び接続と両層間の遊びが大きく、
且つ異質材の三層構造のため、刃物の挿入開始時、及び
第1層から基層、第二層へと突入する各界面到達時のエ
ネルギー放散によって、高い防刃機能を発揮した。
なお、中間シートである防弾用化学繊維シート自体も、
そのヤング率の大な繊維の高密度なシート構造によって
刃の突き刺しエネルギーを摩擦エネルギーとしてかなり
吸収すると共に、シートの端部にベルト等の装着用片を
付設するので、防護材の装着に便利であり、中間シート
に各防刃材小片が貼り付いた形態である故に人体防護材
の製造、取扱い面でチョッキ形態の袋中に挿入するが如
き手間もはぶけ、便利となった。
そのヤング率の大な繊維の高密度なシート構造によって
刃の突き刺しエネルギーを摩擦エネルギーとしてかなり
吸収すると共に、シートの端部にベルト等の装着用片を
付設するので、防護材の装着に便利であり、中間シート
に各防刃材小片が貼り付いた形態である故に人体防護材
の製造、取扱い面でチョッキ形態の袋中に挿入するが如
き手間もはぶけ、便利となった。
以上、3つの実施例に就いて詳述したが、防刃板小片と
して例えば、第4図に示す如き方形小片の2枚を縦横共
にずらしてせり出し部(1,1″)を形成し、連結用孔
イ′、ロ′、ハ′、ニ′を設けたものとしても本発明の
実施が可能であり、又防護材の特定部分、例えば心臓を
防護する部分に特に防刃機能の秀れた小片を適用するこ
とや、各防刃板小片を人体の形状に沿うように少し彎曲
させて置いて人体へのフイット性を高めること等も本発
明の範囲内で行なわれる事は、当業者にとって自明であ
ろう。
して例えば、第4図に示す如き方形小片の2枚を縦横共
にずらしてせり出し部(1,1″)を形成し、連結用孔
イ′、ロ′、ハ′、ニ′を設けたものとしても本発明の
実施が可能であり、又防護材の特定部分、例えば心臓を
防護する部分に特に防刃機能の秀れた小片を適用するこ
とや、各防刃板小片を人体の形状に沿うように少し彎曲
させて置いて人体へのフイット性を高めること等も本発
明の範囲内で行なわれる事は、当業者にとって自明であ
ろう。
〈発明の効果〉 本発明は既に述べたように、その構成によって従来品で
は得られない有利な作用を生じるものであり、人体防護
衣として用いた際に、防刃機能と被服特性との二律背反
的要求を共に満たすことの出来る物を提供した。
は得られない有利な作用を生じるものであり、人体防護
衣として用いた際に、防刃機能と被服特性との二律背反
的要求を共に満たすことの出来る物を提供した。
即ち、防刃板材を小片に分割して全体として人体へのフ
イット性を付与することが達成された。
イット性を付与することが達成された。
各小片はそれぞれせり出し部相互が重なる状態で遊び連
結されていることにより、各小片相互が相当ずれ動いて
も、それぞれのせり出し部のために防護材面に刃物の挿
入を許す空隙は形成されない。
結されていることにより、各小片相互が相当ずれ動いて
も、それぞれのせり出し部のために防護材面に刃物の挿
入を許す空隙は形成されない。
防刃機能として必要な防刃板の厚さを複数枚で形成する
ために、例えば必要厚4mmを単板で形成した場合より2
mm厚の2枚でしかも相互をがたつきを許す関係で形成し
た方が第一層から第二層に刃物が作用する境界での刃物
の作用エネルギーの放散が生ずるために、使用材料の割
に防刃機能が向上した。
ために、例えば必要厚4mmを単板で形成した場合より2
mm厚の2枚でしかも相互をがたつきを許す関係で形成し
た方が第一層から第二層に刃物が作用する境界での刃物
の作用エネルギーの放散が生ずるために、使用材料の割
に防刃機能が向上した。
第一防刃層と第二防刃層間に中間シートを介在したの
で、各小片相互のがたつきによる着用時の不快音の発生
が防止出来、同時に防刃機能の面で、刃物の第一層から
第二層への貫通時に両層間に十分な間隔を形成したこと
で、刃物の作用エネルギーの拡散消失が顕著になった。
で、各小片相互のがたつきによる着用時の不快音の発生
が防止出来、同時に防刃機能の面で、刃物の第一層から
第二層への貫通時に両層間に十分な間隔を形成したこと
で、刃物の作用エネルギーの拡散消失が顕著になった。
基布が第一防刃層と第二防刃層間に一定間隔を形成した
ため通気性、吸湿性が著しく向上した。
ため通気性、吸湿性が著しく向上した。
第1A図は本発明第1実施例の人体防護材説明用部分平
面図。 第1B図及び第1C図はそれぞれ第1A図の防護材構成
に用いる防刃板小片の説明平面図及び正面図である。 第1D図は、第1A図の人体防護材の説明用部分正面図
である。 第2A図は本発明の異なる実施例における第1A図に相
当する平面図。 第2B図及び第2C図は第2A図の防護材構成に用いる
防刃板小片の各説明平面図及び正面図である。 第3A図及び第3B図は、それぞれ両層間を有頭止め具
で積層連結した状態の説明拡大断面図で、基布を介在し
ない場合と基布を介在した場合を示す。 第4図は防刃板小片の変形例である。 1:防刃板小片、1′,1″:防刃板のせり出し部、
イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、イ′、ロ′、ハ′、
ニ′:連結用孔、B1:第一層、B2:第二層、X:空
隙点、F:中間シート、3:止め具の頭部、4:止め具
の軸。
面図。 第1B図及び第1C図はそれぞれ第1A図の防護材構成
に用いる防刃板小片の説明平面図及び正面図である。 第1D図は、第1A図の人体防護材の説明用部分正面図
である。 第2A図は本発明の異なる実施例における第1A図に相
当する平面図。 第2B図及び第2C図は第2A図の防護材構成に用いる
防刃板小片の各説明平面図及び正面図である。 第3A図及び第3B図は、それぞれ両層間を有頭止め具
で積層連結した状態の説明拡大断面図で、基布を介在し
ない場合と基布を介在した場合を示す。 第4図は防刃板小片の変形例である。 1:防刃板小片、1′,1″:防刃板のせり出し部、
イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、イ′、ロ′、ハ′、
ニ′:連結用孔、B1:第一層、B2:第二層、X:空
隙点、F:中間シート、3:止め具の頭部、4:止め具
の軸。
Claims (4)
- 【請求項1】同一形状の所定厚みを有する板状小片の2
枚を適宜ずらして一体化することにより、中央部に板状
小片の2枚分の厚みを、周縁部に上面及び下面からずら
して突設した1枚分の厚みからなるせり出し部(1′,
1″)有すると共に、複数の連結用孔(イ、ロ、ハ、
ニ、ホ、ヘ、ト、イ′、ロ′、ハ′、ニ′)を有する防
刃板小片(1)を形成し、該防刃板小片(1)をそれぞ
れ上面せり出し部(1′)と下面せり出し部(1″)と
を重ねた状態に衝合して全面が板状小片の2枚厚を有し
且つ空き面の存在しない防刃板小片(1)群から成るシ
ート状の第一層(B1)を構成し、更に同様に構成した
第二層(B2)を第1層の衝合により生じた各上下透過
空隙点(X)を第二層の防刃板小片の面が覆うようにず
らして積層し、第一層と第二層の積層により両層の各連
結用孔を重合すると共に、該重合連結用孔に有頭止め具
で遊びのある積層連結を施し、お互いの防刃板小片
(1)を他層の防刃板小片群の相互接続素子とした、人
体になじむ可撓性を付与した人体防護材。 - 【請求項2】上下左右対称六角形の板状小片2枚を横方
向にずらせて重ねた形状の防刃板小片(1)とし、該小
片(1)の中心線(L)上に1個の上方連結用孔(ホ)
を設け、線(L)対称の一方と他方に2個の下方連結用
孔(ヘ、ト)を設けた第1層に対し、各孔(ホ、ヘ、
ト)の関係位置を第1層の小片群に対して第2層の小片
群を天地方向を逆にして積層し、第2層の中心線(L)
上の上方連結用孔(ホ)が第1層の上方連結用孔(ホ)
に、第2層の一方の下方連結用孔(ヘ)が第1層の他方
の下方連結用孔(ト)に、同じく第2層の他方の下方連
結用孔(ト)が第1層の一方の下方連結用孔(ヘ)に重
なった特許請求の範囲第1項記載の人体防護材。 - 【請求項3】同一形状の所定厚みを有する板状小片の2
枚を適宜ずらして一体化することにより、中央部に板状
小片の2枚分の厚みを、周縁部に上面及び下面からずら
して突設した1枚分の厚みからなるせり出し部(1′,
1″)を有すると共に、複数の連結用孔(イ、ロ、ハ、
ニ、ホ、ヘ、ト、イ′、ロ′、ハ′、ニ′)を有する防
刃板小片(1)を形成し、該防刃板小片(1)をそれぞ
れ上面せり出し部(1′)と下面せり出し部(1″)と
を重ねた状態に衝合して全面が板状小片の2枚厚を有し
且つ空き面の存在しない防刃板小片(1)からなるシー
ト状の第1層(B1)を構成し、更に同様に構成した第
二層(B2)を第1層の衝合により生じた上下透過空隙
(X)を覆うようにずらし、且つ両層間に中間シート
(F)を介在して積層し、第一層(B1)と第二層(B
2)の積層により重合された両層の連結用孔の各組に有
頭止め具で遊びのある積層連結を施し、お互いの防刃板
小片を他層の防刃板小片群の相互接続素子とした人体に
なじむ可撓性を付与した人体防護材。 - 【請求項4】中間シート端部が装着用帯を有している特
許請求の範囲第3項の人体防護材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP916885A JPH0648157B2 (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 人体防護材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP916885A JPH0648157B2 (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 人体防護材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61168799A JPS61168799A (ja) | 1986-07-30 |
| JPH0648157B2 true JPH0648157B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=11713066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP916885A Expired - Lifetime JPH0648157B2 (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 人体防護材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648157B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005117489A1 (ja) | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | スピーカ |
| JP7385248B2 (ja) * | 2019-08-29 | 2023-11-22 | 有限会社ポルテ | 作業用プロテクター |
-
1985
- 1985-01-23 JP JP916885A patent/JPH0648157B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61168799A (ja) | 1986-07-30 |
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