JPH0648680A - 吊荷の姿勢制御装置 - Google Patents
吊荷の姿勢制御装置Info
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- JPH0648680A JPH0648680A JP20353892A JP20353892A JPH0648680A JP H0648680 A JPH0648680 A JP H0648680A JP 20353892 A JP20353892 A JP 20353892A JP 20353892 A JP20353892 A JP 20353892A JP H0648680 A JPH0648680 A JP H0648680A
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- JP
- Japan
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- suspended load
- hydraulic
- piston
- control unit
- movement amount
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吊荷姿勢制御装置において、発電所の大物機
器などの吊荷を吊上げる際、迅速かつ安全に吊荷の水平
な保持をできるようにする。 【構成】 中間部に油圧ジャッキ4a〜4dを介在させ
た吊荷5を吊上げるワイヤロープ3a〜3d、吊荷5上
に設置した吊荷5の傾きを検出する傾斜検出器6a及び
6b、傾斜検出器6a及び6bからの信号を読み取り、
吊荷5を水平に保持するための油圧ジャッキ4a〜4d
内のピストンの所要移動量を演算し、その所要移動量を
送信する演算装置8、その所要移動量を受信して油圧ジ
ャッキ4a〜4dに送給する作動油を制御するオイルコ
ントロールユニット10より構成される。
器などの吊荷を吊上げる際、迅速かつ安全に吊荷の水平
な保持をできるようにする。 【構成】 中間部に油圧ジャッキ4a〜4dを介在させ
た吊荷5を吊上げるワイヤロープ3a〜3d、吊荷5上
に設置した吊荷5の傾きを検出する傾斜検出器6a及び
6b、傾斜検出器6a及び6bからの信号を読み取り、
吊荷5を水平に保持するための油圧ジャッキ4a〜4d
内のピストンの所要移動量を演算し、その所要移動量を
送信する演算装置8、その所要移動量を受信して油圧ジ
ャッキ4a〜4dに送給する作動油を制御するオイルコ
ントロールユニット10より構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレーンによる吊荷吊
上げ時の吊荷の姿勢制御装置に係り、特に発電所の大物
機器の水平吊上げ時の吊荷の姿勢制御装置に関する。
上げ時の吊荷の姿勢制御装置に係り、特に発電所の大物
機器の水平吊上げ時の吊荷の姿勢制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クレーンによる吊上げ時の吊荷の
姿勢制御装置は、特開昭59−212385号公報に開
示のように、吊荷の支持部を有する吊りビームに、ピニ
オン・ラックの歯車機構を内蔵させ、傾斜検出器の信号
により吊荷の支持部を移動させ、吊荷の水平保持を図っ
ていた。
姿勢制御装置は、特開昭59−212385号公報に開
示のように、吊荷の支持部を有する吊りビームに、ピニ
オン・ラックの歯車機構を内蔵させ、傾斜検出器の信号
により吊荷の支持部を移動させ、吊荷の水平保持を図っ
ていた。
【0003】また、吊荷に取り付けた傾斜計を作業監督
者が目視で読み取り、吊荷を支持している3個以上のチ
ェーンブロックを巻き上げたり、又は巻き下げたりし
て、吊荷の水平保持を行っていた。
者が目視で読み取り、吊荷を支持している3個以上のチ
ェーンブロックを巻き上げたり、又は巻き下げたりし
て、吊荷の水平保持を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の場合
は、幅の薄い長尺物、例えば長尺配管のように、水平保
持が一方向に限られるものに対してのみ適用が可能であ
った。すなわち、例えばタービンケーシングのように、
長手方向及び幅方向ともに大きな吊荷については水平制
御は不可能であった。
は、幅の薄い長尺物、例えば長尺配管のように、水平保
持が一方向に限られるものに対してのみ適用が可能であ
った。すなわち、例えばタービンケーシングのように、
長手方向及び幅方向ともに大きな吊荷については水平制
御は不可能であった。
【0005】また、予め設定された吊りビームの長さに
より、水平制御ができる吊荷の長さも制限されてしまう
という欠点があった。
より、水平制御ができる吊荷の長さも制限されてしまう
という欠点があった。
【0006】一方、後者の場合は、操作を作業員の手動
で行っており、高い水平精度を要求される大物機器で
は、微調整に多大な作業時間を費していた。また、作業
者及び作業監督者の熟練度にも、作業時間が大きく左右
されていた。
で行っており、高い水平精度を要求される大物機器で
は、微調整に多大な作業時間を費していた。また、作業
者及び作業監督者の熟練度にも、作業時間が大きく左右
されていた。
【0007】本発明は、長手方向及び幅方向が共に大き
な吊荷に対する水平2方向の姿勢制御手段を確立して、
建設現場の作業時間を短縮し、熟練度を要する特殊作業
を削減することを目的としている。
な吊荷に対する水平2方向の姿勢制御手段を確立して、
建設現場の作業時間を短縮し、熟練度を要する特殊作業
を削減することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、次のように
して達成することができる。
して達成することができる。
【0009】(1)複数のワイヤロープのそれぞれを下
部は吊荷に連結し、ワイヤロープの上部はクレーンのフ
ックに吊設し、吊荷を吊上げている間、吊荷の姿勢制御
を行う吊荷の姿勢制御装置において、ワイヤロープを2
つに分断して、この分断箇所に油圧ジャッキを介在さ
せ、分断したワイヤロープの一端は油圧ジャッキのピス
トンロッドと連結し、分断したワイヤロープの他端は油
圧ジヤッキのピストンロッドとはピストンに対して反対
側に位置している油圧ジヤッキのシリンダカバーと連結
してあること。
部は吊荷に連結し、ワイヤロープの上部はクレーンのフ
ックに吊設し、吊荷を吊上げている間、吊荷の姿勢制御
を行う吊荷の姿勢制御装置において、ワイヤロープを2
つに分断して、この分断箇所に油圧ジャッキを介在さ
せ、分断したワイヤロープの一端は油圧ジャッキのピス
トンロッドと連結し、分断したワイヤロープの他端は油
圧ジヤッキのピストンロッドとはピストンに対して反対
側に位置している油圧ジヤッキのシリンダカバーと連結
してあること。
【0010】(2)(1)において、ピストンの移動量
を遠隔制御する油圧コントロールユニットを別置し、油
圧ジャッキと油圧コントロールユニットとを、ピストン
を移動させる作動油が内在する配管により連絡してある
こと。
を遠隔制御する油圧コントロールユニットを別置し、油
圧ジャッキと油圧コントロールユニットとを、ピストン
を移動させる作動油が内在する配管により連絡してある
こと。
【0011】(3)(1)において、ピストンの所要移
動量を遠隔制御する油圧コントロールユニットを別置
し、吊荷に傾斜検出器を取り付け、傾斜検出器からの吊
荷の傾きに関するデータを入力し、このデータを基にピ
ストンの所要移動量を演算し、この所要移動量を油圧コ
ントロールユニットに出力する演算装置を設置してある
こと。
動量を遠隔制御する油圧コントロールユニットを別置
し、吊荷に傾斜検出器を取り付け、傾斜検出器からの吊
荷の傾きに関するデータを入力し、このデータを基にピ
ストンの所要移動量を演算し、この所要移動量を油圧コ
ントロールユニットに出力する演算装置を設置してある
こと。
【0012】
【作用】本発明によれば、吊荷を吊上げるワイヤロープ
の中間部に油圧ジヤッキが介在させてあるので、油圧ジ
ヤッキのピストンをシリンダ内で移動させることによ
り、ワイヤロープの長さを伸縮させることができる。す
なわち、吊荷を吊上げる複数のワイヤロープの長さを自
由に伸縮させて吊荷の水平を保つことができる。
の中間部に油圧ジヤッキが介在させてあるので、油圧ジ
ヤッキのピストンをシリンダ内で移動させることによ
り、ワイヤロープの長さを伸縮させることができる。す
なわち、吊荷を吊上げる複数のワイヤロープの長さを自
由に伸縮させて吊荷の水平を保つことができる。
【0013】また、ピストンの移動量を遠隔制御する油
圧コントロールユニットを別置し、ピストンを移動させ
る作動油が内在する配管により油圧ジャッキと油圧コン
トロールユニットとを連絡してあるので、ワイヤロープ
の長さの伸縮を遠隔制御することができ、吊荷から離れ
た位置で吊荷の水平を制御することが可能となる。
圧コントロールユニットを別置し、ピストンを移動させ
る作動油が内在する配管により油圧ジャッキと油圧コン
トロールユニットとを連絡してあるので、ワイヤロープ
の長さの伸縮を遠隔制御することができ、吊荷から離れ
た位置で吊荷の水平を制御することが可能となる。
【0014】また、吊荷に傾斜検出器を取り付け、傾斜
検出器からの吊荷の傾きに関するデータを受信し、この
データを基に吊荷を水平にするピストンの所要移動量を
演算し、この所要移動量を油圧コントロールユニットに
送信する演算装置を設置してあるので、吊荷の水平度の
調整を容易に行うことができる。
検出器からの吊荷の傾きに関するデータを受信し、この
データを基に吊荷を水平にするピストンの所要移動量を
演算し、この所要移動量を油圧コントロールユニットに
送信する演算装置を設置してあるので、吊荷の水平度の
調整を容易に行うことができる。
【0015】すなわち、吊荷の長手方向及び幅方向にそ
れぞれ傾斜検出器を取り付け、例えば、初めに吊荷の長
手方向に取り付けてある傾斜検出器により吊荷の長手方
向の水平度を出し、次に吊荷の幅方向に取り付けてある
傾斜検出器により吊荷の幅方向の水平度を出す2段階操
作により、吊荷の水平度を容易に得ることができる。
れぞれ傾斜検出器を取り付け、例えば、初めに吊荷の長
手方向に取り付けてある傾斜検出器により吊荷の長手方
向の水平度を出し、次に吊荷の幅方向に取り付けてある
傾斜検出器により吊荷の幅方向の水平度を出す2段階操
作により、吊荷の水平度を容易に得ることができる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を、図1及び図2を用いて
説明する。
説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例の吊荷姿勢制御装
置の説明図、図2は図1の油圧ジャッキの模式縦断面図
である。すなわち、本実施例は火力発電所の建設現場に
おいて、ケーシングなどの大物機器を吊上げ、水平を保
持する場合である。
置の説明図、図2は図1の油圧ジャッキの模式縦断面図
である。すなわち、本実施例は火力発電所の建設現場に
おいて、ケーシングなどの大物機器を吊上げ、水平を保
持する場合である。
【0018】まず、4本のワイヤロープ3a〜3dを準
備し、それらのワイヤロープ3a〜3dを、それぞれ、
上端部を発電所建屋に設置されている天井クレーン1の
フック2に吊設し、下端部を吊荷5の隅部に連結し、天
井クレーン1、フック2及びワイヤロープ3a〜3dに
より吊荷5を吊上げる。
備し、それらのワイヤロープ3a〜3dを、それぞれ、
上端部を発電所建屋に設置されている天井クレーン1の
フック2に吊設し、下端部を吊荷5の隅部に連結し、天
井クレーン1、フック2及びワイヤロープ3a〜3dに
より吊荷5を吊上げる。
【0019】ワイヤロープ3a〜3dは、吊荷の自重に
十分耐えられるように、材質及び断面積を選定してあ
り、中間部に油圧ジャッキ4a〜4dを介在させてい
る。
十分耐えられるように、材質及び断面積を選定してあ
り、中間部に油圧ジャッキ4a〜4dを介在させてい
る。
【0020】油圧ジャッキ4a〜4dは、いずれも同じ
ものであり、図2に示すように、シリンダ本体12、シ
リンダカバーA13a、シリンダカバーB13b、ピス
トン14、ピストンロッド15及び油配管11から構成
されている。
ものであり、図2に示すように、シリンダ本体12、シ
リンダカバーA13a、シリンダカバーB13b、ピス
トン14、ピストンロッド15及び油配管11から構成
されている。
【0021】ワイヤロープ3a〜3dの分断された箇所
と油圧ジャッキ4a〜4dとは、シリンダカバーA13
aとピストンロッド15の端部で、それぞれ連結してあ
る。そして、油配管11を通ってシリンダ本体12内に
流入している作動油16の油圧により、ピストン14が
シリンダ本体12内を移動して、ワイヤロープ3a〜3
dの長さが伸縮し、吊代が調整されるようにしてある。
と油圧ジャッキ4a〜4dとは、シリンダカバーA13
aとピストンロッド15の端部で、それぞれ連結してあ
る。そして、油配管11を通ってシリンダ本体12内に
流入している作動油16の油圧により、ピストン14が
シリンダ本体12内を移動して、ワイヤロープ3a〜3
dの長さが伸縮し、吊代が調整されるようにしてある。
【0022】また、吊荷5の長手方向には傾斜検出器A
6aを、幅方向には傾斜検出器B6bを、それぞれ設置
している。
6aを、幅方向には傾斜検出器B6bを、それぞれ設置
している。
【0023】傾斜検出器A6aにより吊荷5の長手方向
の傾き角、及び傾斜検出器B6bにより吊荷5の幅方向
の傾き角が、ケーブルA7により演算装置8に送信され
る。そして、この送信されたデータを基にして演算装置
8により、吊荷5を水平にするためのシリンダ本体12
に対するピストン14の所要移動量が演算される。この
演算された所要移動量は、ケーブルB9によりオイルコ
ントロールユニット10へ送信される。
の傾き角、及び傾斜検出器B6bにより吊荷5の幅方向
の傾き角が、ケーブルA7により演算装置8に送信され
る。そして、この送信されたデータを基にして演算装置
8により、吊荷5を水平にするためのシリンダ本体12
に対するピストン14の所要移動量が演算される。この
演算された所要移動量は、ケーブルB9によりオイルコ
ントロールユニット10へ送信される。
【0024】オイルコントロールユニット10は演算装
置8からの入力信号に従い、各オイルユニット4a〜4
dへの作動油16の送給油量を判定し、油配管11を通
して油圧ジャッキ4a〜4dに作動油16を送給する。
置8からの入力信号に従い、各オイルユニット4a〜4
dへの作動油16の送給油量を判定し、油配管11を通
して油圧ジャッキ4a〜4dに作動油16を送給する。
【0025】オイルコントロールユニット11からの作
動油16の送給により、ピストン14がシリンダ本体1
2内を移動して、ワイヤロープ3a〜3dの各長さがそ
れぞれ適当に伸縮するような形となって、吊荷5はすべ
ての方向に対し水平を保持することが可能となる。
動油16の送給により、ピストン14がシリンダ本体1
2内を移動して、ワイヤロープ3a〜3dの各長さがそ
れぞれ適当に伸縮するような形となって、吊荷5はすべ
ての方向に対し水平を保持することが可能となる。
【0026】一度、水平調整を行った後であっても、上
記の手順を繰り返すことによって、水平の再確認又は再
調整を行うことができる。
記の手順を繰り返すことによって、水平の再確認又は再
調整を行うことができる。
【0027】次に、実際に、吊荷5を水平に調整するた
めの手順の細部について説明する。まず、傾斜検出器6
aを用いて吊荷5の長手方向の傾き角を求め、吊荷5の
長さ方向のみの水平を出す。
めの手順の細部について説明する。まず、傾斜検出器6
aを用いて吊荷5の長手方向の傾き角を求め、吊荷5の
長さ方向のみの水平を出す。
【0028】この場合、油圧ジャッキ4aと4d、4b
と4cの2個ずつが、それぞれ同一に動作するように、
オイルコントロールユニット10で条件設定を行う。こ
れにより、ワイヤロープ3aと3d、3bと3cは、そ
れぞれ同じ距離だけ伸縮することになる。
と4cの2個ずつが、それぞれ同一に動作するように、
オイルコントロールユニット10で条件設定を行う。こ
れにより、ワイヤロープ3aと3d、3bと3cは、そ
れぞれ同じ距離だけ伸縮することになる。
【0029】ワイヤロープ3a〜3dの伸縮量は、傾斜
検出器A6aから読み取った傾き角により求められる。
また、作業の効率向上のため、ワイヤロープ3aと3
d、3bと3cは、それぞれ同時に伸縮させる。このよ
うな操作により、吊荷5の長手方向の水平が保たれる。
検出器A6aから読み取った傾き角により求められる。
また、作業の効率向上のため、ワイヤロープ3aと3
d、3bと3cは、それぞれ同時に伸縮させる。このよ
うな操作により、吊荷5の長手方向の水平が保たれる。
【0030】次に、吊荷5の幅方向の水平を求める。こ
の場合は、油圧ジャッキ4aと4b、4cと4dの2個
ずつが、それぞれ同一に動作するように、オイルコント
ロールユニット10で条件設定を行う。これにより、ワ
イヤロープ3aと3b、3cと3dは同じ距離だけ伸縮
することになる。
の場合は、油圧ジャッキ4aと4b、4cと4dの2個
ずつが、それぞれ同一に動作するように、オイルコント
ロールユニット10で条件設定を行う。これにより、ワ
イヤロープ3aと3b、3cと3dは同じ距離だけ伸縮
することになる。
【0031】ワイヤロープ3a〜3dの伸縮量は、傾斜
検出器B6bから読み取った傾き角により求められる。
また、作業の効率向上のため、ワイヤロープ3aと3
b、3cと3dは、それぞれ同時に伸縮させる。このよ
うな操作により、吊荷5の幅方向の水平が保たれる。
検出器B6bから読み取った傾き角により求められる。
また、作業の効率向上のため、ワイヤロープ3aと3
b、3cと3dは、それぞれ同時に伸縮させる。このよ
うな操作により、吊荷5の幅方向の水平が保たれる。
【0032】すなわち、上記のようにして、吊荷5の長
手方向と幅方向の水平が得られるので、吊荷5の全体の
水平が保持され、当初の目的が達成されたことになる。
手方向と幅方向の水平が得られるので、吊荷5の全体の
水平が保持され、当初の目的が達成されたことになる。
【0033】従来工法では、ケーシングなどの大物機器
の水平保持は、目視により傾きを確認し、チェーンブロ
ックにより水平調整が行われていたため、多大な作業時
間を要していた。
の水平保持は、目視により傾きを確認し、チェーンブロ
ックにより水平調整が行われていたため、多大な作業時
間を要していた。
【0034】本発明によれば、手動によるチェーンブロ
ック操作などは、まったく不要となるので、タービン発
電機などの据付けの際、大幅な作業時間短縮を図ること
ができる。
ック操作などは、まったく不要となるので、タービン発
電機などの据付けの際、大幅な作業時間短縮を図ること
ができる。
【0035】例えば、低圧ケーシングの据付について比
較すれば、従来は1回の水平保持及び据付に、5人1組
のチームで半日を必要としていた。すなわち、2.5工
数を要してしていたものが、本発明によれば、1人で1
時間程度、すなわち0.125工数を必要とするに過ぎ
ず、作業工数は20分の1に低減する。
較すれば、従来は1回の水平保持及び据付に、5人1組
のチームで半日を必要としていた。すなわち、2.5工
数を要してしていたものが、本発明によれば、1人で1
時間程度、すなわち0.125工数を必要とするに過ぎ
ず、作業工数は20分の1に低減する。
【0036】発電所の据付工事において、本発明の適用
可能な機器は、高圧ケーシング、中圧ケーシング、低圧
ケーシング、タービン、ロータ、発電機ロータ及びステ
ータなど、数多く存在するので、その効果は非常に大き
い。
可能な機器は、高圧ケーシング、中圧ケーシング、低圧
ケーシング、タービン、ロータ、発電機ロータ及びステ
ータなど、数多く存在するので、その効果は非常に大き
い。
【0037】また、吊荷近傍に作業者を配置する必要が
無くなるため、吊荷落下による事故の危険性が無くなる
という効果もある。
無くなるため、吊荷落下による事故の危険性が無くなる
という効果もある。
【0038】なお、本実施例では、オイルコントロール
ユニット10と油圧ジャッキ4a〜4dとの間を油配管
11により連絡するようにしてあり、天井クレーン1の
移動の際、油圧ジャッキ4a〜4dも天井クレーン1と
共に移動するため、それに対応して油配管11の部分を
伸縮させるか、オイルコントロールユニット10を移動
させるかなどの手段を講じる必要がある。
ユニット10と油圧ジャッキ4a〜4dとの間を油配管
11により連絡するようにしてあり、天井クレーン1の
移動の際、油圧ジャッキ4a〜4dも天井クレーン1と
共に移動するため、それに対応して油配管11の部分を
伸縮させるか、オイルコントロールユニット10を移動
させるかなどの手段を講じる必要がある。
【0039】その対策として、水平移動距離の大きい吊
荷5に対しては、オイルコントロールユニット10を吊
荷5上に設置し、油配管11を、それぞれワイヤロープ
3a〜3dに沿って油圧ジャッキ4a〜4dに接続する
ことも可能である。
荷5に対しては、オイルコントロールユニット10を吊
荷5上に設置し、油配管11を、それぞれワイヤロープ
3a〜3dに沿って油圧ジャッキ4a〜4dに接続する
ことも可能である。
【0040】更に、演算装置8なども含めた吊荷姿勢制
御装置のすべての構成部品を吊荷5上に設置することに
より、コンパクトで使い勝手の良い吊荷姿勢制御装置が
得られる。すなわち、ケーブルA7、ケーブルB9及び
油配管11などを発電所運転床面上に敷設する必要もな
く、ケーブルA7及びケーブルB9も長く取る必要がな
いことから、安全面及び経済面で有利である。
御装置のすべての構成部品を吊荷5上に設置することに
より、コンパクトで使い勝手の良い吊荷姿勢制御装置が
得られる。すなわち、ケーブルA7、ケーブルB9及び
油配管11などを発電所運転床面上に敷設する必要もな
く、ケーブルA7及びケーブルB9も長く取る必要がな
いことから、安全面及び経済面で有利である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、長さ及び幅が共に大き
な吊荷に対する水平2方向の姿勢制御を迅速かつ安全に
行うことができ、建設現場の作業時間を短縮し、熟練度
を要する特殊作業を削減することができる。
な吊荷に対する水平2方向の姿勢制御を迅速かつ安全に
行うことができ、建設現場の作業時間を短縮し、熟練度
を要する特殊作業を削減することができる。
【図1】本発明の一実施例の吊荷姿勢制御装置の説明図
である。
である。
【図2】図1の油圧ジャッキの模式縦断面図である。
1…天井クレーン、2…フック、3a〜3d…ワイヤロ
ープ、4a〜4d…油圧ジャッキ、5…吊荷、6a…傾
斜検出器A、6b…傾斜検出器B、7…ケーブルA、8
…演算装置、9…ケーブルB、10…オイルコントロー
ルユニット、11…油配管、12…シリンダ本体、13
a…シリンダカバーA、13b…シリンダカバーB、1
4…ピストン、15…ピストンロッド、16…作動油。
ープ、4a〜4d…油圧ジャッキ、5…吊荷、6a…傾
斜検出器A、6b…傾斜検出器B、7…ケーブルA、8
…演算装置、9…ケーブルB、10…オイルコントロー
ルユニット、11…油配管、12…シリンダ本体、13
a…シリンダカバーA、13b…シリンダカバーB、1
4…ピストン、15…ピストンロッド、16…作動油。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のワイヤロープのそれぞれを下部は
吊荷に連結し、前記ワイヤロープの上部はクレーンのフ
ックに吊設し、前記吊荷を吊上げている間、前記吊荷の
姿勢制御を行う吊荷の姿勢制御装置において、前記ワイ
ヤロープを2つに分断して該分断箇所に油圧ジャッキを
介在させ、前記分断したワイヤロープの一端は前記油圧
ジャッキのピストンロッドと連結し、前記分断したワイ
ヤロープの他端は前記油圧ジヤッキのピストンロッドと
はピストンに対して反対側に位置している前記油圧ジヤ
ッキのシリンダカバーと連結してあることを特徴とする
吊荷の姿勢制御装置。 - 【請求項2】 前記ピストンの移動量を遠隔制御する油
圧コントロールユニットを別置し、前記油圧ジャッキと
前記油圧コントロールユニットとを、前記ピストンを移
動させる作動油が内在する配管により連絡してある請求
項1記載の吊荷の姿勢制御装置。 - 【請求項3】 前記ピストンの所要移動量を遠隔制御す
る油圧コントロールユニットを別置し、前記吊荷に傾斜
検出器を取り付け、前記傾斜検出器からの前記吊荷の傾
きに関するデータを入力し、該データを基に前記ピスト
ンの所要移動量を演算し、該所要移動量を前記油圧コン
トロールユニットに出力する演算装置を設置してある請
求項1記載の吊荷の姿勢制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20353892A JPH0648680A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 吊荷の姿勢制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20353892A JPH0648680A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 吊荷の姿勢制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648680A true JPH0648680A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16475812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20353892A Pending JPH0648680A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 吊荷の姿勢制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648680A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100964004B1 (ko) * | 2008-04-21 | 2010-06-15 | (주)대우건설 | 대형 구조물 양중을 위한 통합 자동화 시스템 |
| KR100980668B1 (ko) * | 2008-09-23 | 2010-09-07 | (주)대우건설 | 3차원 위치 정보를 이용하여 대형 구조물 양중을 위한 계측 판단 제어 통합 자동화 시스템 |
| JP2010265752A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Nittsu Shoji Co Ltd | 風力発電設備におけるブレードの吊上げ方法とその吊上げ装置 |
| CN107601279A (zh) * | 2017-09-30 | 2018-01-19 | 上海建工五建集团有限公司 | 预制构件自适应姿态调平装置存放架及使用方法 |
| JP2020132306A (ja) * | 2019-02-14 | 2020-08-31 | 鹿島建設株式会社 | 吊装置及び吊荷の姿勢調整方法 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP20353892A patent/JPH0648680A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100964004B1 (ko) * | 2008-04-21 | 2010-06-15 | (주)대우건설 | 대형 구조물 양중을 위한 통합 자동화 시스템 |
| KR100980668B1 (ko) * | 2008-09-23 | 2010-09-07 | (주)대우건설 | 3차원 위치 정보를 이용하여 대형 구조물 양중을 위한 계측 판단 제어 통합 자동화 시스템 |
| JP2010265752A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Nittsu Shoji Co Ltd | 風力発電設備におけるブレードの吊上げ方法とその吊上げ装置 |
| CN107601279A (zh) * | 2017-09-30 | 2018-01-19 | 上海建工五建集团有限公司 | 预制构件自适应姿态调平装置存放架及使用方法 |
| JP2020132306A (ja) * | 2019-02-14 | 2020-08-31 | 鹿島建設株式会社 | 吊装置及び吊荷の姿勢調整方法 |
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