JPH0648957U - 注湯装置 - Google Patents

注湯装置

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JPH0648957U
JPH0648957U JP6887592U JP6887592U JPH0648957U JP H0648957 U JPH0648957 U JP H0648957U JP 6887592 U JP6887592 U JP 6887592U JP 6887592 U JP6887592 U JP 6887592U JP H0648957 U JPH0648957 U JP H0648957U
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ladle
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允千 先川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取鍋の傾動によって鋳込み作業を行なう注湯
装置の安全性の向上を図る。 【構成】 取鍋の前後位置調整用シリンダ7、左右位置
調整用シリンダ10および注湯用シリンダ18のそれぞ
れに接続した2本の通路7a、7b、10a、10b、
18a、18bと給油通路22およびタンク通路24と
の間に手動比例制御弁20を組込む。レバーの操作によ
って移動されるスプールの変位と弁通路流量とが比例的
に変化する上記比例制御弁20の特性により各種シリン
ダ7、10、18の作動速度をスムーズに制御し、取鍋
に衝撃を与えることなく注湯作業を行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、一方向に間歇的に移送される鋳型に対して湯を注ぐ注湯装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5および図6に示すように、造型機によって造型された鋳型Bを鋳型搬送装 置によって一方向に一定ストローク間歇的に移送し、その移送路の一側に設けた 注湯装置Aの注湯傾斜台12の傾動により、その注湯傾斜台12で支持した取鍋 Dを傾むけて鋳型B内に湯を注ぐようにした鋳造装置は従来から知られている。
【0003】 上記鋳造装置においては、造型機によって造型される鋳型Bの湯口bの位置が 鋳造品の種類によって異なるため、鋳込みに際し、取鍋Dを鋳型Bに対して前後 動させて湯口bの位置に応じて取鍋Dの注ぎ口の位置を調整している。
【0004】 また、鋳造装置では、造型機の造型サイクルに合わせて鋳型Bを一方向に移動 させるようにしているため、鋳込み量の多い大型の鋳造品の場合、鋳込み途中に おいて鋳型Bが移送されることがあり、この場合は、鋳型Bの移送と同時に取鍋 Dを同方向に略同じ速度で移動させて鋳込み作業を継続している。
【0005】 ここで、取鍋Dは数100kgにも及ぶ超重量物であるため、鋳込みに際する 取鍋Dの傾動、注ぎ口の位置調整による取鍋Dの前後動および追かけ鋳込みによ る取鍋Dの鋳型移動方向への移動は、油圧シリンダで行なうようにしている。こ れらの油圧シリンダは、手動切換弁のレバーを操作することにより制御され、レ バーのそれぞれは、注湯装置Aの台車2と一体に移動するキャビン19内に設け られている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 従来の注湯装置においては、上記のように、油圧シリンダを手動切換弁で制御 しており、その手動切換弁は、スプール開度において油の流れ始め点と最大流量 点とが非常に接近しているため、スプールを少し動かしただけでも流量が大きく 変化し、油圧シリンダの作動速度をスムーズに制御することが困難であった。
【0007】 このため、油圧シリンダの作動開始時および停止時に取鍋にショックが加わり 、取鍋の位置調整および注湯作業を円滑に行なうことができないという不都合が あった。
【0008】 この考案は上記の不都合を解消し、取鍋を傾動あるいは移動させる油圧シリン ダの作動速度をスムーズに制御できるようにして注湯作業および位置調整作業が 円滑に行なわれるようにすることを技術的課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、一方向に一定ストローク 間歇的に移送される鋳型の移送路の一側に、鋳型の移送方向に移動可能な台車を 設け、その台車上に前後位置調整用シリンダの作動によって鋳型の移送方向と直 交する方向に移動される移送台を設け、その移送台上に左右位置調整用シリンダ の作動により鋳型の移送方向に移動されるテーブルリフタを設け、テーブルリフ タの昇降テーブル上には注湯用シリンダの作動により鋳型に向けて傾動される注 湯傾斜台を設け、この注湯傾斜台で支持された取鍋の傾斜によって鋳型内に湯を 注ぐようにした注湯装置において、前記前後位置調整用シリンダ、左右位置調整 用シリンダおよび注湯用シリンダのそれぞれに連通する2本の通路を給油通路と タンク通路とに切換える切換弁として手動比例制御バルブを用いた構成を採用し たのである。
【0010】
【作用】
上記のように、油圧シリンダの動作を制御する切換弁として手動比例制御弁を 用いたことにより、この手動比例制御弁はスプールの微開から全開迄流量が比例 的に変化するため、各シリンダの作動速度をスムーズに制御することができる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0012】 図1乃至図3は、図5および図6で示す注湯装置Aの詳細を示す。図示のよう に、鋳型Bの移送路の一側における床面上には鋳型Bの移送方向に長く延びるレ ール1が敷設され、そのレール1上に台車2の下部に設けた車輪3が載置されて いる。
【0013】 台車2は、油圧モータ4の作動によりレール1に沿って移動される。台車2の 上面には、上記レール1に対して交差方向に長い複数のガイドロッド5が設けら れ、そのガイドロッド5に沿って移送台6が移動自在に支持されている。この移 送台6は前後位置調整用シリンダ7の作動によりガイドロッド5に沿って移動さ れる。
【0014】 移送台6の上面には、レール1と平行するガイドロッド8が設けられ、そのガ イドロッド8に沿ってテーブルリフタ9が移動自在に支持されている。このテー ブルリフタ9は左右位置調整用シリンダ10の作用によって鋳型Bの移動方向に 移動される。
【0015】 テーブルリフタ9は図示省略した昇降用シリンダの作動によって上下動される 昇降テーブル11を有し、その昇降テーブル11上に注湯傾斜台12が設けられ ている。
【0016】 注湯傾斜台12は一対の側枠13を複数の連結部材14で連結しており、上記 側枠13の上面に取鍋Dの両側に設けたアーム部材d1 を支持する受金具15が 固定されている。
【0017】 一対の側枠13の前側上部は、昇降テーブル11の上面に固定された一対の支 持枠16に軸17を介して回動自在に連結されている。
【0018】 上記注湯傾斜台12は、各側枠13の内部に設けられた一対の注湯用シリンダ 18の作動によって軸17を中心に傾動される。
【0019】 上記の構成から成る注湯装置Aにおいては、注湯傾斜台12の受金具15で取 鍋Dのアーム部材d1 を支持し、テーブルリフタ9の昇降テーブル11の上昇動 と前後位置調整用シリンダ7の作動による移送台6の移動とによって鋳型Bの湯 口bに対する取鍋Dの注ぎ口d2 の位置を調整を行ない、その位置調整後に、注 湯用シリンダ18の作動により注湯傾斜台12を鋳型Bに向けて傾動させ、その 注湯傾斜台12と共に傾動する取鍋Dの内部の湯を注ぎ口d2 から流出させて鋳 込み作業を行なう。
【0020】 この鋳込み作業は、鋳型Bの停止状態で行なうが、その鋳込み途中に鋳型Bが 移動を開始した場合は、左右位置調整用シリンダ10の作動によりテーブルリフ タ9をガイドロッド8に沿って移動させ、取鍋Dを鋳込み状態で鋳型Bの移動に 追従させる。
【0021】 図4は、台車2を移動させる油圧モータ4および各種シリンダ7、10、18 を作動させる油圧回路を示す。
【0022】 油圧モータ4の油吸込口および油吐出口に接続された2本の通路4a、4b、 前後位置調整用シリンダ7に接続された2本の通路7a、7b、左右位置調整用 シリンダ10に接続された2本の通路および注湯用シリンダ18に接続された2 本の通路18a、18bのそれぞれは手動比例制御弁20を介してポンプ21に 接続された給油通路22およびタンク23に接続されたタンク通路24に切換的 に接続される。
【0023】 手動比例制御弁20は、入口弁ブロック25、4つの切換弁ブロック26およ びエンドプレート27から成る。入口弁ブロック25にはリリーフ弁28、アン ロード弁29及び圧力補償機構30を有している。
【0024】 4つの切換弁ブロック26は3位置4方向形手動切換弁31を有し、各切換弁 31のA、Bポートに油圧モータ4の2本の通路4a、4bや各種シリンダ7、 10、18の通路が接続されている。また、各切換弁31のPポートに給油通路 22が接続され、Tポートにタンク通路24が接続されている。
【0025】 この手動比例制御弁20は、弁通路流量がレバーの操作により移動するスプー ルの変位に比例し、負荷の大小に影響を受けることがないという特徴を有する公 知のものである。
【0026】 このような比例制御弁20を注湯装置に用いることによって、油圧モータ4お よび各種シリンダ7、10、18を勘に頼ることなくレバー操作することができ 、シリンダ7、10、18の作動速度をスムーズに制御することができる。この ため、油圧モータ4および各種シリンダ7、10、18の起動又は停止直前の制 御性が非常にスムーズであり、取鍋Dの位置調整および注湯操作時に取鍋Dに衝 撃を与えることがなく、安全に注湯作業を行なうことができる。
【0027】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係る注湯装置においては、手動比例性弁を用いたこ とによって取鍋を傾動させるシリンダや取鍋を前後動させるシリンダおよび左右 動させるシリンダの作動速度をスムーズに制御することができるため、取鍋の位 置調整操作時、および注湯操作時に取鍋に衝撃を与えることがなく、安全に注湯 作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る注湯装置の一実施例を示す正面
【図2】同上の側面図
【図3】同上の横断平面図
【図4】同上の油圧回路図
【図5】鋳造装置の平面図
【図6】同上の側面図
【符号の説明】
B 鋳型 2 台車 6 移送台 7 前後位置調整用シリンダ 9 テーブルリフタ 10 左右位置調整用シリンダ 11 昇降テーブル 12 注湯傾斜台 18 注湯用シリンダ 7a、7b、10a、10b、18a、18b 通路 22 給油通路 24 タンク通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に一定ストローク間歇的に移送さ
    れる鋳型の移送路の一側に、鋳型の移送方向に移動可能
    な台車を設け、その台車上に前後位置調整用シリンダの
    作動によって鋳型の移送方向と直交する方向に移動され
    る移送台を設け、その移送台上に左右位置調整用シリン
    ダの作動により鋳型の移送方向に移動されるテーブルリ
    フタを設け、テーブルリフタの昇降テーブル上には注湯
    用シリンダの作動により鋳型に向けて傾動される注湯傾
    斜台を設け、この注湯傾斜台で支持された取鍋の傾斜に
    よって鋳型内に湯を注ぐようにした注湯装置において、
    前記前後位置調整用シリンダ、左右位置調整用シリンダ
    および注湯用シリンダのそれぞれに連通する2本の通路
    を給油通路とタンク通路とに切換える切換弁として手動
    比例制御バルブを用いたことを特徴とする注湯装置。
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