JPH0649064B2 - 常温で気化又は昇華する物質の担体及びそれを用いた揮散器 - Google Patents
常温で気化又は昇華する物質の担体及びそれを用いた揮散器Info
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- JPH0649064B2 JPH0649064B2 JP60274118A JP27411885A JPH0649064B2 JP H0649064 B2 JPH0649064 B2 JP H0649064B2 JP 60274118 A JP60274118 A JP 60274118A JP 27411885 A JP27411885 A JP 27411885A JP H0649064 B2 JPH0649064 B2 JP H0649064B2
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Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 芳香成分や、防虫や消臭を目的とした化学物質を含浸、
保持、移動、揮散することができる担体とそれをを利用
した芳香剤器、防虫剤器及び消臭器に関する。
保持、移動、揮散することができる担体とそれをを利用
した芳香剤器、防虫剤器及び消臭器に関する。
[従来の技術] 従来より、室内に花や果実等の香りを発散させること
を目的とした芳香剤担体は、香料もしくは香料と無機微
粉体等を直接熱可塑性樹脂に混合混練した後シート又は
ペレット状に溶融成形したものがある。また、同様の
目的で焼き石膏を水化し注型成形したものに、香料等を
内在させたものがある。また、液状芳香剤を容器中に
収納し繊維状物質を束ね毛細管現象で吸引させ容器上部
で直接もしくは別部材を介して大気中に発散させるもの
がある。
を目的とした芳香剤担体は、香料もしくは香料と無機微
粉体等を直接熱可塑性樹脂に混合混練した後シート又は
ペレット状に溶融成形したものがある。また、同様の
目的で焼き石膏を水化し注型成形したものに、香料等を
内在させたものがある。また、液状芳香剤を容器中に
収納し繊維状物質を束ね毛細管現象で吸引させ容器上部
で直接もしくは別部材を介して大気中に発散させるもの
がある。
[発明が解決しようとする問題点] の担体を作るには溶融成形時に高温にさらされるた
め、また、熱可塑性樹脂との相溶性の良否により使用で
きる香料が限定され、さらに含有量も限定される欠点を
有していた。の担体は注型成形であるため作れる形状
が限定される欠点を有していた。さらに落下等により割
れる危険性を有していた。の担体は液体を移動させる
能力は優れているが柱状もしくは板状でしか得られず、
移動部と揮発部とは別部材を組合わせねばならず、形状
が限定される欠点を有していた。さらに構造体としては
強度が弱く、容器に装着する場合、別に支持体を設ける
必要があり、この担体を芳香材器等に応用すると高価な
物となり、応用の範囲が限られる。
め、また、熱可塑性樹脂との相溶性の良否により使用で
きる香料が限定され、さらに含有量も限定される欠点を
有していた。の担体は注型成形であるため作れる形状
が限定される欠点を有していた。さらに落下等により割
れる危険性を有していた。の担体は液体を移動させる
能力は優れているが柱状もしくは板状でしか得られず、
移動部と揮発部とは別部材を組合わせねばならず、形状
が限定される欠点を有していた。さらに構造体としては
強度が弱く、容器に装着する場合、別に支持体を設ける
必要があり、この担体を芳香材器等に応用すると高価な
物となり、応用の範囲が限られる。
このため本発明は一般のプラスチックと同様に射出成形
等の溶融成形で自由度の高い形状が成形でき、尚且つ構
造体として充分な強度を有する常温で気化又は昇華する
物質を含浸、保持、移動、揮散できる担体を提供するこ
とを目的とする。
等の溶融成形で自由度の高い形状が成形でき、尚且つ構
造体として充分な強度を有する常温で気化又は昇華する
物質を含浸、保持、移動、揮散できる担体を提供するこ
とを目的とする。
[問題を解決するための手段] かかる目的を達成する本発明は、流動パラフィンを含有
する熱可塑性樹脂成形物から流動パラフィンを抽出除去
して得られる。片面から他の面に連通する孔径0.01〜10
μmの微細孔を少なくとも一部に有する熱可塑性樹脂か
らなる昇華性又は気化性物質の含浸及び揮散用担体(芳
香剤、防虫剤、消臭剤等の担体)、またはこの担体に昇
華性又は気化性物質を含浸させてなる該物質の揮散器
(芳香剤器、防虫剤器、消臭剤器等)である。
する熱可塑性樹脂成形物から流動パラフィンを抽出除去
して得られる。片面から他の面に連通する孔径0.01〜10
μmの微細孔を少なくとも一部に有する熱可塑性樹脂か
らなる昇華性又は気化性物質の含浸及び揮散用担体(芳
香剤、防虫剤、消臭剤等の担体)、またはこの担体に昇
華性又は気化性物質を含浸させてなる該物質の揮散器
(芳香剤器、防虫剤器、消臭剤器等)である。
上記の微細孔を少なくとも一部に有する熱可塑性樹脂
は、本発明者により発明されすでに特許出願されたもの
(特開昭61−287944号公報及び特開昭62−8
1431号公報)であって種々の用途に利用し得る優れ
た特性を有するものである。特に、形状の点で自由度が
高く、かつ構造体として充分な強度を有していることに
加え、該樹脂が有する微細孔は揮発性物質の担体として
極めて効果的であるので、揮発性物質の担体として最適
である。かかる樹脂が有する微細孔は、片面から他の面
に連通し孔径は約0.01〜10μmである特徴を有していた
が、この孔径は揮発性物質を移動させ常に一定量揮散さ
せる媒体としては充分な孔径であるが、揮発性物質を収
納した容器を誤って転倒しても該物質が漏出することは
ないものであった。この樹脂を利用することにより、か
かる揮発性制御機能に加え、複雑な形状を成形すること
が容易なので、揮発性物質の担体として広範な応用が可
能となる。
は、本発明者により発明されすでに特許出願されたもの
(特開昭61−287944号公報及び特開昭62−8
1431号公報)であって種々の用途に利用し得る優れ
た特性を有するものである。特に、形状の点で自由度が
高く、かつ構造体として充分な強度を有していることに
加え、該樹脂が有する微細孔は揮発性物質の担体として
極めて効果的であるので、揮発性物質の担体として最適
である。かかる樹脂が有する微細孔は、片面から他の面
に連通し孔径は約0.01〜10μmである特徴を有していた
が、この孔径は揮発性物質を移動させ常に一定量揮散さ
せる媒体としては充分な孔径であるが、揮発性物質を収
納した容器を誤って転倒しても該物質が漏出することは
ないものであった。この樹脂を利用することにより、か
かる揮発性制御機能に加え、複雑な形状を成形すること
が容易なので、揮発性物質の担体として広範な応用が可
能となる。
本発明の常温で気化又は昇華する物質を含浸、保持、移
動、揮散できる担体は、片面から他の面に連通する孔径
0.01μm〜10μmの微細孔を少なくとも一部に有する熱
可塑性樹脂成形物からなり、その製法については、本発
明者が特開昭61−287944号公報及び特開昭62
−81431号公報に於いて詳しく述べたように、ポリ
オレフィン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル樹脂のなかか
ら選ばれた少なくとも一種類の樹脂で、好ましくはポリ
オレフィンと流動パラフィンと必要に応じて無機繊維状
充填剤とからなる均一な樹脂組成物を射出成形もしくは
押出成形にて成形し、然る後、該成形物をフレオン等の
ハロゲン化炭化水素で常温にて流動パラフィンを抽出除
去することにより得られる。得られた成形物に常温で気
化又は昇華する物質を含浸させるか又は、常温で気化又
は昇華する物質に該成形物を接触させることにより本発
明の芳香剤、防虫剤、消臭剤の担体及び該担体を組込ん
だ芳香剤器、防虫剤器、消臭剤器を得た。
動、揮散できる担体は、片面から他の面に連通する孔径
0.01μm〜10μmの微細孔を少なくとも一部に有する熱
可塑性樹脂成形物からなり、その製法については、本発
明者が特開昭61−287944号公報及び特開昭62
−81431号公報に於いて詳しく述べたように、ポリ
オレフィン、ポリアミド、ポリ塩化ビニル樹脂のなかか
ら選ばれた少なくとも一種類の樹脂で、好ましくはポリ
オレフィンと流動パラフィンと必要に応じて無機繊維状
充填剤とからなる均一な樹脂組成物を射出成形もしくは
押出成形にて成形し、然る後、該成形物をフレオン等の
ハロゲン化炭化水素で常温にて流動パラフィンを抽出除
去することにより得られる。得られた成形物に常温で気
化又は昇華する物質を含浸させるか又は、常温で気化又
は昇華する物質に該成形物を接触させることにより本発
明の芳香剤、防虫剤、消臭剤の担体及び該担体を組込ん
だ芳香剤器、防虫剤器、消臭剤器を得た。
本発明の担体を芳香剤器に応用した構造を第1図に示
す。芳香剤器11は、担体12、容器部13、芳香剤14から構
成されている。
す。芳香剤器11は、担体12、容器部13、芳香剤14から構
成されている。
担体12は、全面に片面から他の面に連通している微細孔
を有する熱可塑性樹脂より成形される。該成形物は構造
体として充分な強度を有し、一般のプラスチック同様射
出成形が可能であるため、移動部15、揮散部16はもちろ
ん、固定部17、通気部18が一体となった成形物として得
られる。容器部13は、液体芳香剤によって侵されないも
のであればどのようなものでもよく、例えば、ガラス、
陶磁器、ポリプロピレン等である。芳香剤14は、植物性
精油等を揮発性溶媒に溶解した液体の芳香剤である。液
体芳香剤14は該成形物の移動部15の該成形物自体が有す
る微細孔を毛細管現象で、上部の揮発部16まで移動しさ
らに大気中に揮散される。しかし液体芳香剤14は微細孔
を通過しないので、芳香剤器11を倒しても、容器外に漏
洩することはない。
を有する熱可塑性樹脂より成形される。該成形物は構造
体として充分な強度を有し、一般のプラスチック同様射
出成形が可能であるため、移動部15、揮散部16はもちろ
ん、固定部17、通気部18が一体となった成形物として得
られる。容器部13は、液体芳香剤によって侵されないも
のであればどのようなものでもよく、例えば、ガラス、
陶磁器、ポリプロピレン等である。芳香剤14は、植物性
精油等を揮発性溶媒に溶解した液体の芳香剤である。液
体芳香剤14は該成形物の移動部15の該成形物自体が有す
る微細孔を毛細管現象で、上部の揮発部16まで移動しさ
らに大気中に揮散される。しかし液体芳香剤14は微細孔
を通過しないので、芳香剤器11を倒しても、容器外に漏
洩することはない。
また、第1図の芳香剤14の代わりに、ピレスロイド系殺
虫剤、有機リン系殺虫剤、合成カルバミン酸系殺虫剤を
揮発性溶媒に溶解し、容器部13に収納する防虫剤器を提
供することができる。さらに、芳香剤14の代わりに、匂
いの成分を分解する植物性精油等を揮発性溶媒に溶解
し、容器部13に収納する消臭剤器を提供することができ
る。これらの溶液は揮発性であり、担体12の微細孔を通
って大気中に揮散される。しかし溶液は微細孔を通過し
ないので容器外に漏洩することはない。
虫剤、有機リン系殺虫剤、合成カルバミン酸系殺虫剤を
揮発性溶媒に溶解し、容器部13に収納する防虫剤器を提
供することができる。さらに、芳香剤14の代わりに、匂
いの成分を分解する植物性精油等を揮発性溶媒に溶解
し、容器部13に収納する消臭剤器を提供することができ
る。これらの溶液は揮発性であり、担体12の微細孔を通
って大気中に揮散される。しかし溶液は微細孔を通過し
ないので容器外に漏洩することはない。
次に、本発明の応用例を第2図に示す。担体22の揮散部
26の一部を非透過性(芳香剤等の移動を遮蔽する)の物
質29で外周を覆ぅた円盤状の透過性を有する別部材で通
気部30を構成した物であり他は第1図と同様である。通
気部30は、その外周が非透過性の物質で覆われているの
で毛管現象により移動部を経て揮散部に達した芳香剤等
が通気部に侵入し湿ることがないため(担体は含浸状態
では通気性がない)常に通気性を有しているので,芳香
剤等が容器外に揮散することによる容器内の陰圧状態が
おこらず芳香剤等の揮散を妨げることがない。
26の一部を非透過性(芳香剤等の移動を遮蔽する)の物
質29で外周を覆ぅた円盤状の透過性を有する別部材で通
気部30を構成した物であり他は第1図と同様である。通
気部30は、その外周が非透過性の物質で覆われているの
で毛管現象により移動部を経て揮散部に達した芳香剤等
が通気部に侵入し湿ることがないため(担体は含浸状態
では通気性がない)常に通気性を有しているので,芳香
剤等が容器外に揮散することによる容器内の陰圧状態が
おこらず芳香剤等の揮散を妨げることがない。
次に、本発明の担体を芳香剤、防虫剤、消臭剤を含んだ
担体として応用した例を第3図(本図は、容器部を用い
ず担体に直接芳香剤等を含浸させた態様を示す。)に示
す。
担体として応用した例を第3図(本図は、容器部を用い
ず担体に直接芳香剤等を含浸させた態様を示す。)に示
す。
担体32は、片面から他の面に連通している微細孔を有す
る熱可塑性樹脂より成形される。該成形物は構造体とし
て充分な強度を有し、一般のプラスチック同様射出成形
が可能であるため必要に応じ自由な形状を作ることがで
きる。この担体に芳香剤、防虫剤、消臭剤何れかの溶液
を含浸させることにより構成されている。芳香剤、防虫
剤、消臭剤は、溶液状態である時に該成形物の微細孔に
毛細管現象で吸引され、該成形物内に保持され大気中に
徐々に揮散される。
る熱可塑性樹脂より成形される。該成形物は構造体とし
て充分な強度を有し、一般のプラスチック同様射出成形
が可能であるため必要に応じ自由な形状を作ることがで
きる。この担体に芳香剤、防虫剤、消臭剤何れかの溶液
を含浸させることにより構成されている。芳香剤、防虫
剤、消臭剤は、溶液状態である時に該成形物の微細孔に
毛細管現象で吸引され、該成形物内に保持され大気中に
徐々に揮散される。
本発明の芳香剤担体、防虫剤担体、消臭剤担体はガスバ
リヤー性の高い包装材料により、密封包装されて供給さ
れる。ガスバリヤー性の高い包装材料で密封包装するこ
とにより使用時まで芳香剤、防虫剤、消臭剤が気化ある
いは昇華して大気中に揮散することを防止できる。そし
て、この包装の一部もしくは前部を開封することによ
り、そのまま即座に芳香剤担体、防虫剤担体、消臭剤担
体として又は、芳香剤器、防虫剤器、消臭剤器として又
は、芳香剤器、防虫剤器、消臭剤器として使用すること
ができる。
リヤー性の高い包装材料により、密封包装されて供給さ
れる。ガスバリヤー性の高い包装材料で密封包装するこ
とにより使用時まで芳香剤、防虫剤、消臭剤が気化ある
いは昇華して大気中に揮散することを防止できる。そし
て、この包装の一部もしくは前部を開封することによ
り、そのまま即座に芳香剤担体、防虫剤担体、消臭剤担
体として又は、芳香剤器、防虫剤器、消臭剤器として又
は、芳香剤器、防虫剤器、消臭剤器として使用すること
ができる。
ここでいう担体の孔径とは以下の測定方法による最大孔
径の値をいう。最大孔径の測定法は粒径が均一なポリス
チレンラテックス[ユニホームラッテクスパーチクルズ
(ダウケミカル社製)]を固形分濃度0.1wt%に稀釈し
た液を100ml通過させ、下式により捕捉効率を求める。
径の値をいう。最大孔径の測定法は粒径が均一なポリス
チレンラテックス[ユニホームラッテクスパーチクルズ
(ダウケミカル社製)]を固形分濃度0.1wt%に稀釈し
た液を100ml通過させ、下式により捕捉効率を求める。
捕捉効率=(1−CP/CF)×100 CF:原液のラテックス濃度 CP:多孔質体通過液のラテックス濃度 粒径の小さいラテックスからこの捕捉効率を求め、この
値が初めて100%になった時の粒径をもって成形物の最
大孔径とする。
値が初めて100%になった時の粒径をもって成形物の最
大孔径とする。
[実施例] 実施例1 ポリプロピレンと流動パラフィンと無機繊維状充填剤と
からなる均一な樹脂組成物で、第1図の担体12の形状に
射出成形法にて成形し、その後、フレオンで常温にて流
動パラフィンを抽出除去した。得られた担体の微細孔の
最大孔径は1μmであった。これを第1図のように組み
立て容器13に芳香剤14を30ml収納した。
からなる均一な樹脂組成物で、第1図の担体12の形状に
射出成形法にて成形し、その後、フレオンで常温にて流
動パラフィンを抽出除去した。得られた担体の微細孔の
最大孔径は1μmであった。これを第1図のように組み
立て容器13に芳香剤14を30ml収納した。
比較例1 繊維状物質を束ね柱状にしたものを移動部とし板状の濾
紙を揮発部とした二部品からなる担体を実施例1と同様
に組み立て芳香剤を収納した。
紙を揮発部とした二部品からなる担体を実施例1と同様
に組み立て芳香剤を収納した。
実施例2 ポリプロピレンと流動パラフィンと無機繊維状充填剤と
からなる均一な樹脂組成物で、第3図の担体32の形状に
を射出成形法にて成形し、その後、フレオンで常温にて
流動パラフィンを抽出除去した。得られた担体の微細孔
の最大孔径は1μmであった。これを芳香剤溶液に、1
時間浸漬し芳香剤を含ませた。
からなる均一な樹脂組成物で、第3図の担体32の形状に
を射出成形法にて成形し、その後、フレオンで常温にて
流動パラフィンを抽出除去した。得られた担体の微細孔
の最大孔径は1μmであった。これを芳香剤溶液に、1
時間浸漬し芳香剤を含ませた。
実施例1の芳香剤容器は,約2ヶ月間その香りが持続
し,かつ使用開始から終わりまでその香りの強さはほぼ
一定であった。さらに,この芳香剤容器を倒した状態に
しておいても,容器内の芳香剤の外部への漏洩はなかっ
た。
し,かつ使用開始から終わりまでその香りの強さはほぼ
一定であった。さらに,この芳香剤容器を倒した状態に
しておいても,容器内の芳香剤の外部への漏洩はなかっ
た。
比較例1の芳香剤容器は,実施例1と同様の香りの持続
期間があったが,この芳香剤容器を倒した状態にしてお
くと容器内の芳香剤が外部に漏れていた。
期間があったが,この芳香剤容器を倒した状態にしてお
くと容器内の芳香剤が外部に漏れていた。
実施例2の芳香剤を含んだ担体は,約1ヶ月間その香り
が持続し,かつ使用開始から終わりまでその香りの強さ
は,ほぼ一定であった。さらに,この芳香剤を含んだ担
体から芳香剤の流出は見られなかった。
が持続し,かつ使用開始から終わりまでその香りの強さ
は,ほぼ一定であった。さらに,この芳香剤を含んだ担
体から芳香剤の流出は見られなかった。
[発明の効果] 本発明による常温で気化又は昇華する物質の担体及びそ
れを用いた芳香剤器,防虫剤器,消臭剤器は,以下に示
す特徴・効果を有する。
れを用いた芳香剤器,防虫剤器,消臭剤器は,以下に示
す特徴・効果を有する。
使用開始から終わりまで,常に一定の揮発成分を大気
中に供給することができる。
中に供給することができる。
容器内及び担体内の揮発性物質が漏洩することがない
ので,シミ等のトラブルが発生しない。
ので,シミ等のトラブルが発生しない。
射出成形法,中空成形法により,複雑な形状を容易に
作製することが可能であり,さらに移動部と揮発部を一
体に成形できるので,応用範囲が広くかつコストを下げ
ることができる。
作製することが可能であり,さらに移動部と揮発部を一
体に成形できるので,応用範囲が広くかつコストを下げ
ることができる。
第1図は本発明を芳香剤容器に応用した一実施例を示す
断面図,第2図は本発明を芳香剤容器に応用した別の実
施例を示す断面図,第3図は本発明を芳香剤を含んだ担
体に応用した一実施例を示す正面図である。 11…芳香剤器,12,22,32…担体,13…容器部,14…芳香
剤,15…移動部,16,26…揮散部,17…固定部,18…通
気部,29…非透過性の物質,30…通気部,31…芳香剤を
含んだ担体
断面図,第2図は本発明を芳香剤容器に応用した別の実
施例を示す断面図,第3図は本発明を芳香剤を含んだ担
体に応用した一実施例を示す正面図である。 11…芳香剤器,12,22,32…担体,13…容器部,14…芳香
剤,15…移動部,16,26…揮散部,17…固定部,18…通
気部,29…非透過性の物質,30…通気部,31…芳香剤を
含んだ担体
Claims (9)
- 【請求項1】流動パラフィンを含有する熱可塑性樹脂成
形物から流動パラフィンを抽出除去して得られる、片面
から他の面に連通する孔径0.01〜10μmの微細孔を少な
くとも一部に有する熱可塑性樹脂からなることを特徴と
する昇華性又は気化性物質の含浸及び揮散用担体。 - 【請求項2】該微細孔が担体の全面に存在することを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の担体。 - 【請求項3】昇華性又は気化性物質が芳香剤、防虫剤、
消臭剤のうち少なくとも一種類であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項または第2項に記載の担体。 - 【請求項4】流動パラフィンを含有する熱可塑性樹脂成
形物から流動パラフィンを抽出除去して得られる、片面
から他の面に連通する孔径0.01〜10μmの微細孔を少な
くとも一部に有する熱可塑性樹脂からなる昇華性又は気
化性物質の含浸及び揮散用担体に、昇華性又は気化性物
質を含浸させてなる該物質の揮散器。 - 【請求項5】昇華性又は気化性物質が容器に収容され、
前記含浸及び揮散用担体で該容器が密閉されており、該
物質を該担体に接触させて含浸させる特許請求の範囲第
4項記載の揮散器。 - 【請求項6】前記容器を密閉する担体が、昇華性又は気
化性物質が含浸されていない通気部を備えている特許請
求の範囲第5項に記載の揮散器。 - 【請求項7】揮散器の構造体として成形され、昇華性又
は気化性物質が含浸されている前記含浸及び揮散用担体
よりなる特許請求の範囲第4項記載の揮散器。 - 【請求項8】昇華性又は気化性物質が芳香剤、防虫剤、
消臭剤のうち少なくとも一種類である特許請求の範囲第
4項乃至第7項のいずれか一項に記載の揮散器。 - 【請求項9】昇華性又は気化性物質を含浸させた担体の
一部もしくは全面をガスバリアー性の高い物質で覆った
特許請求の範囲第4項乃至第8項のいずれか一項に記載
の揮散器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60274118A JPH0649064B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 常温で気化又は昇華する物質の担体及びそれを用いた揮散器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60274118A JPH0649064B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 常温で気化又は昇華する物質の担体及びそれを用いた揮散器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62133965A JPS62133965A (ja) | 1987-06-17 |
| JPH0649064B2 true JPH0649064B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=17537265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60274118A Expired - Lifetime JPH0649064B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 常温で気化又は昇華する物質の担体及びそれを用いた揮散器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649064B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4718787B2 (ja) * | 2004-03-19 | 2011-07-06 | 花王株式会社 | 芳香器 |
| JP2011055937A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Shozo Endo | 浮上放出式気散性物質放出器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS517985Y2 (ja) * | 1971-10-16 | 1976-03-03 | ||
| JPS5779532U (ja) * | 1980-10-31 | 1982-05-17 |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP60274118A patent/JPH0649064B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62133965A (ja) | 1987-06-17 |
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