JPH0649514B2 - 機器絶縁工法 - Google Patents
機器絶縁工法Info
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- JPH0649514B2 JPH0649514B2 JP63076279A JP7627988A JPH0649514B2 JP H0649514 B2 JPH0649514 B2 JP H0649514B2 JP 63076279 A JP63076279 A JP 63076279A JP 7627988 A JP7627988 A JP 7627988A JP H0649514 B2 JPH0649514 B2 JP H0649514B2
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- screw
- sleeve
- insulating
- equipment
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は大型の機器やタンク類の絶縁工法に関する。
更に詳しくは、化学反応器等の化学機器、原油、重油、
アスファルト、ブライン等の大型の加温性又は保冷性タ
ンク(以下これらを総称して機器と称する)の保温、保
冷などの熱絶縁施工及び/又は振動機器に対し防音、防
振施工などの振動絶縁施工を行うに当り、取付骨組を必
要としないプレハブ絶縁工法に関するものである。
アスファルト、ブライン等の大型の加温性又は保冷性タ
ンク(以下これらを総称して機器と称する)の保温、保
冷などの熱絶縁施工及び/又は振動機器に対し防音、防
振施工などの振動絶縁施工を行うに当り、取付骨組を必
要としないプレハブ絶縁工法に関するものである。
従来の機器類の絶縁工法には、板状絶縁材を用いて機器
を被覆する方法と、機器の表面にウレタンフォームを形
成させるウレタンフォーム工法とがある。
を被覆する方法と、機器の表面にウレタンフォームを形
成させるウレタンフォーム工法とがある。
従来の板状絶縁材を使用する方法は、機器の表面に支持
ボルトを所定の間隔で所用数植設し、このボルトを利用
して板状絶縁材(ロックウール、グラスウール、ケイ酸
カルシウム材等)を取付けると共に、これをワイヤーで
締付け、その表面に金網を張設した上に水練仕上材を塗
布し、最後に外装薄鉄板を張設するものである。このよ
うな方法では、機器の周りに足場を架設する必要があ
り、しかも工期も長くなり、費用もかさむ欠点がある。
ボルトを所定の間隔で所用数植設し、このボルトを利用
して板状絶縁材(ロックウール、グラスウール、ケイ酸
カルシウム材等)を取付けると共に、これをワイヤーで
締付け、その表面に金網を張設した上に水練仕上材を塗
布し、最後に外装薄鉄板を張設するものである。このよ
うな方法では、機器の周りに足場を架設する必要があ
り、しかも工期も長くなり、費用もかさむ欠点がある。
ウレタンフォーム工法としては、機器表面に防錆塗料を
塗布し、その上にウレタンフォームをスプレー発泡さ
せ、このウレタンフォーム層を防火コートで保護し、更
にその上に表面ペイントを施すものと、足場を架設して
機器表面からある間隔をへだてて外装板を張設し、その
外装板とタンクとの間にウレタンを注入発泡させるもの
とがある。
塗布し、その上にウレタンフォームをスプレー発泡さ
せ、このウレタンフォーム層を防火コートで保護し、更
にその上に表面ペイントを施すものと、足場を架設して
機器表面からある間隔をへだてて外装板を張設し、その
外装板とタンクとの間にウレタンを注入発泡させるもの
とがある。
前者は足場を架設する必要がない利点があるが、その反
面機器表面に直接ウレタンフォーム層を接触させるた
め、機器の膨脹、収縮などにより、ウレタンフォーム層
に亀裂が生ずる欠点があり、更に降雨の際、雨水がウレ
タンフォーム層に吸収されやすく、甚だしい場合は機器
面に腐食が生じることもある。またフォーム層の亀裂と
雨水の吸収によりウレタンが軟化し、機器の膨脹により
部分的にウレタンに「フクレ」が生ずることが多い。
面機器表面に直接ウレタンフォーム層を接触させるた
め、機器の膨脹、収縮などにより、ウレタンフォーム層
に亀裂が生ずる欠点があり、更に降雨の際、雨水がウレ
タンフォーム層に吸収されやすく、甚だしい場合は機器
面に腐食が生じることもある。またフォーム層の亀裂と
雨水の吸収によりウレタンが軟化し、機器の膨脹により
部分的にウレタンに「フクレ」が生ずることが多い。
ウレタン注入工法は前記ウレタンスプレー工法と同様の
欠点がある上に更に足場を架設する必要がある。
欠点がある上に更に足場を架設する必要がある。
このような従来工法の欠点を除去し、足場を架設するこ
となく施工することができ、また外装板に絶縁材を工場
において添着したプレハブ絶縁工法として特開昭49−
41,964号公報、特開昭52−43,115号公
報、特開昭54−2,566号公報に記載されたものが
知られている。
となく施工することができ、また外装板に絶縁材を工場
において添着したプレハブ絶縁工法として特開昭49−
41,964号公報、特開昭52−43,115号公
報、特開昭54−2,566号公報に記載されたものが
知られている。
これらは何れも機器本体に固着させたパネル取付用の骨
組又はパネル懸吊装置を設けて、この骨組にパネルを取
付けるか、パネルを懸吊させて取付けるものである。
組又はパネル懸吊装置を設けて、この骨組にパネルを取
付けるか、パネルを懸吊させて取付けるものである。
工場で外装材に板状絶縁材を張り付けたプレハブ絶縁パ
ネルを取付けるに当って、前記の板状絶縁材を取付ける
様に、機器表面に支持ボルトを植設して、これで取付け
ることも考えられる。しかし機器外板は製缶作業により
製作されるもので、離れて観察すると一定の形をしてい
るように見えても、微妙な凹凸や、局部的変形などが不
可避であり、又板厚も薄いので、空のタンクの如く機器
が空の場合にも、大型機器においては温度による膨脹収
縮、その他の種々の外力により変形を受けている。
ネルを取付けるに当って、前記の板状絶縁材を取付ける
様に、機器表面に支持ボルトを植設して、これで取付け
ることも考えられる。しかし機器外板は製缶作業により
製作されるもので、離れて観察すると一定の形をしてい
るように見えても、微妙な凹凸や、局部的変形などが不
可避であり、又板厚も薄いので、空のタンクの如く機器
が空の場合にも、大型機器においては温度による膨脹収
縮、その他の種々の外力により変形を受けている。
従って、工場で予め製作された絶縁パネルの所定箇所に
孔を穿っておいて、その寸法に合わせて支持ボルトを植
設しても、実際に取付けるに当っては孔がずれて、取付
けられないという問題があった。
孔を穿っておいて、その寸法に合わせて支持ボルトを植
設しても、実際に取付けるに当っては孔がずれて、取付
けられないという問題があった。
従って板状絶縁材取付け法の如く、現場で外装板を張設
するのに足場を必要とし、工期が長くなり費用がかかる
問題点や、ウレタン工法のようにウレタンフォーム層に
亀裂が生じたり、雨水により軟化したり、フクレたりす
る問題点を工場において予め外装板に絶縁材を添着して
おく事により解決できるとしても、このプレハブ絶縁パ
ネルの取付に問題点が残る。
するのに足場を必要とし、工期が長くなり費用がかかる
問題点や、ウレタン工法のようにウレタンフォーム層に
亀裂が生じたり、雨水により軟化したり、フクレたりす
る問題点を工場において予め外装板に絶縁材を添着して
おく事により解決できるとしても、このプレハブ絶縁パ
ネルの取付に問題点が残る。
前記公開公報では、何れも機器外側に別個に骨組の枠を
つくり、この骨組に長孔や移動ボルト等の位置修正機構
を設けたり、懸吊の様にパネル自体を左右に移動できる
ようにしたりして対処している。
つくり、この骨組に長孔や移動ボルト等の位置修正機構
を設けたり、懸吊の様にパネル自体を左右に移動できる
ようにしたりして対処している。
しかし、この機器外側に別個に骨組をつくる事は、足場
架設の必要まではないとしても、それ自体費用と手間を
要する。
架設の必要まではないとしても、それ自体費用と手間を
要する。
しかし、更にタンクの如く外側に凹凸の少ない機器はと
もかくとして、補強用のリブやその他の突起物のある機
器では、骨組の取付自体が困難である。
もかくとして、補強用のリブやその他の突起物のある機
器では、骨組の取付自体が困難である。
本発明は、工場で予め外装材に絶縁材を添着したプレハ
ブ絶縁パネルを何等の骨組を必要とすることなく機器に
取付ける工法を提供する事を目的とする。
ブ絶縁パネルを何等の骨組を必要とすることなく機器に
取付ける工法を提供する事を目的とする。
しかも前記公報記載の技術でも、ある程度達成される
が、現場施工期間の一層の短縮、足場架設の必要がな
い、機器の膨脹収縮に影響されない、空気層と絶縁パネ
ルとの2つの絶縁層による絶縁効果が大きいこと、均一
な絶縁層を保持できること、安全使用温度が、耐熱温度
の低い絶縁材を用いても高くすることができること、雨
水の侵入による悪影響がないこと、外装が優美で堅牢で
あること、施工後の点検及び補修が容易であること、火
気に対して安全であることなどの目的を同時に達成する
工法を提供する。
が、現場施工期間の一層の短縮、足場架設の必要がな
い、機器の膨脹収縮に影響されない、空気層と絶縁パネ
ルとの2つの絶縁層による絶縁効果が大きいこと、均一
な絶縁層を保持できること、安全使用温度が、耐熱温度
の低い絶縁材を用いても高くすることができること、雨
水の侵入による悪影響がないこと、外装が優美で堅牢で
あること、施工後の点検及び補修が容易であること、火
気に対して安全であることなどの目的を同時に達成する
工法を提供する。
前記工法記載技術では、機器外板と絶縁材との間の空気
層は骨組の構成時に決定されてしまうが、本発明におい
てはこの空気層の厚さをも調整可能な施工方法を提供す
る事を目的とする。
層は骨組の構成時に決定されてしまうが、本発明におい
てはこの空気層の厚さをも調整可能な施工方法を提供す
る事を目的とする。
機器が騒音を発生する場合には、従来技術の絶縁パネル
では防音機能を有しないばかりでなく、むしろ騒音を拡
大するものもあったが、本発明では、絶縁パネルに振動
絶縁即ち防音機能をもたせることも可能な施工法を提供
する事を目的とする。
では防音機能を有しないばかりでなく、むしろ騒音を拡
大するものもあったが、本発明では、絶縁パネルに振動
絶縁即ち防音機能をもたせることも可能な施工法を提供
する事を目的とする。
本発明者らは前記のような課題を解決するため研究を行
い、パネルにスリーブを貫通させ、パネルを機器の取付
箇所に当接し、パネルの外側からスリーブ内に先端がド
リルの先端形状をなし、該先端部に続く部分にネジを切
った自己ネジ切り形ネジを挿入し、パネル外部より該ネ
ジを機器本体または該本体に取付けたリブにネジ込み、
パネルを機器に装着することによって解決し得ることを
みいだし本発明を完成した。
い、パネルにスリーブを貫通させ、パネルを機器の取付
箇所に当接し、パネルの外側からスリーブ内に先端がド
リルの先端形状をなし、該先端部に続く部分にネジを切
った自己ネジ切り形ネジを挿入し、パネル外部より該ネ
ジを機器本体または該本体に取付けたリブにネジ込み、
パネルを機器に装着することによって解決し得ることを
みいだし本発明を完成した。
すなわち本発明は絶縁用芯材と外装材を一体化したプレ
ハブ絶縁パネルを被装着機器の所定箇所に当接し、一端
にフランジを有し、内部に通すビス径より内径が十分大
きいスリーブを該パネルの複数箇所を貫通して取付け、
該スリーブのフランジ側より、自己ネジ切り形ネジを挿
入し、該パネルの外側から機器本体または該本体に取付
けたリブに該自己ネジ切り形ネジをネジ込み該ネジを該
機器に取付けると共に、該ネジの頭部またはこれに嵌着
したワッシャにより該受け部材を押圧することにより該
パネルを機器に装着し、以下同様に多数のプレハブ化絶
縁パネルを順次隣接状態に機器表面に装着することを特
徴とする機器絶縁工法である。
ハブ絶縁パネルを被装着機器の所定箇所に当接し、一端
にフランジを有し、内部に通すビス径より内径が十分大
きいスリーブを該パネルの複数箇所を貫通して取付け、
該スリーブのフランジ側より、自己ネジ切り形ネジを挿
入し、該パネルの外側から機器本体または該本体に取付
けたリブに該自己ネジ切り形ネジをネジ込み該ネジを該
機器に取付けると共に、該ネジの頭部またはこれに嵌着
したワッシャにより該受け部材を押圧することにより該
パネルを機器に装着し、以下同様に多数のプレハブ化絶
縁パネルを順次隣接状態に機器表面に装着することを特
徴とする機器絶縁工法である。
また一端にフランジを有するスリーブをプレハブ絶縁パ
ネルの複数箇所で貫通固着させ、該スリーブに所定長さ
のスペーサを取付け、自己ネジ切り形ネジを機器本体ま
たは該本体に取付けたリブにネジ込んだ時、該パネル内
面と機器表面の間に所定間隔を保持させるようにした前
記の機器絶縁工法である。
ネルの複数箇所で貫通固着させ、該スリーブに所定長さ
のスペーサを取付け、自己ネジ切り形ネジを機器本体ま
たは該本体に取付けたリブにネジ込んだ時、該パネル内
面と機器表面の間に所定間隔を保持させるようにした前
記の機器絶縁工法である。
本発明においては、絶縁パネルはカラー鉄板等の外装材
に絶縁芯材を接着剤により接着させるか、またはスリー
ブを貫通固着させるか、別途複数箇所で鋲着するかこれ
らを複合させた手段で添着させてもよく、スリーブ固着
または鋲着の場合には内側の絶縁心材を保持するには、
面積の大きいワッシャないし、円板等を内側よりスリー
ブまたは鋲にはめて止め具により心材を外装材に固着さ
せる。
に絶縁芯材を接着剤により接着させるか、またはスリー
ブを貫通固着させるか、別途複数箇所で鋲着するかこれ
らを複合させた手段で添着させてもよく、スリーブ固着
または鋲着の場合には内側の絶縁心材を保持するには、
面積の大きいワッシャないし、円板等を内側よりスリー
ブまたは鋲にはめて止め具により心材を外装材に固着さ
せる。
絶縁芯材がケイ酸カルシウム、発泡フェノール樹脂など
の剛体の場合には、絶縁芯材と外装材のみでスリーブを
固着させ得るが、ロックウール、グラスウール等の柔軟
な絶縁芯材を使用する場合には、絶縁パネル全体として
の剛性をたかめ、取扱いを容易にするためひとり立ちし
得るようにし、更に絶縁パネルへのスリーブの取付けを
より強固にし、更に内側からの水分の絶縁芯材の侵入を
防ぐためには内側にも薄金属板、好ましくは薄亜鉛鉄
板、薄アルミ板等の内装材を添着させることが好まし
い。
の剛体の場合には、絶縁芯材と外装材のみでスリーブを
固着させ得るが、ロックウール、グラスウール等の柔軟
な絶縁芯材を使用する場合には、絶縁パネル全体として
の剛性をたかめ、取扱いを容易にするためひとり立ちし
得るようにし、更に絶縁パネルへのスリーブの取付けを
より強固にし、更に内側からの水分の絶縁芯材の侵入を
防ぐためには内側にも薄金属板、好ましくは薄亜鉛鉄
板、薄アルミ板等の内装材を添着させることが好まし
い。
絶縁パネルの取付用貫通孔は例えば巾800mm、長さ
2,000mmの外装板であれば巾方向2ケ所、長さ方向
3ケ所で計6ケ所程度設け、巾400mm、長さ1,00
0mmの小型外装板であれば巾方向中央部1ケ所または2
ケ所長さ方向2ケ所の計2ケ所または4ケ所程度設ける
ことが好ましい。これは勿論板の大きさ、絶縁パネルの
重さにより定める。
2,000mmの外装板であれば巾方向2ケ所、長さ方向
3ケ所で計6ケ所程度設け、巾400mm、長さ1,00
0mmの小型外装板であれば巾方向中央部1ケ所または2
ケ所長さ方向2ケ所の計2ケ所または4ケ所程度設ける
ことが好ましい。これは勿論板の大きさ、絶縁パネルの
重さにより定める。
絶縁パネルに取付けるスリーブとしては円管が好ましい
が、四角管その他の角管でもよい。更に好ましくは、パ
ネルへの固着時ナットと一緒に回転するのを防ぐ回転ど
めのリブを外面に設けるのもよい。
が、四角管その他の角管でもよい。更に好ましくは、パ
ネルへの固着時ナットと一緒に回転するのを防ぐ回転ど
めのリブを外面に設けるのもよい。
このスリーブに取付けるフランジは固定フランジではよ
いが、都合によっては端部にネジを切り、フランジをネ
ジ込むようにしてもよい。該フランジは取付け時、パネ
ルの内外よりネジ締めする際、共まわりしないように保
持するために縁部対向部を直線に切り欠き、平行部をつ
くることが好ましい。
いが、都合によっては端部にネジを切り、フランジをネ
ジ込むようにしてもよい。該フランジは取付け時、パネ
ルの内外よりネジ締めする際、共まわりしないように保
持するために縁部対向部を直線に切り欠き、平行部をつ
くることが好ましい。
このスリーブの内径は、取付けに使用する自己ネジ切り
形ネジの外径より、十分大きくする。1.5〜3倍程度
とするのが好ましい。これは当初の取付けだけ考えると
スリーブの内径を該ビスの外径より少し大きくするだけ
で十分であるが、本発明の特徴は、上下左右のパネルと
の間隔調整を容易にするほか、機器点検時、絶縁パネル
を取り外し、再取付けするに当り、パネルの変形や、機
器の膨脹など微妙なズレを生ずるおそれがあり、これを
吸収すると共に、機器稼動中にも機器やパネルの温度変
化等による膨脹収縮に対処し、融通をもたせる所にあ
り、この点で単なるネジ止めと異るのである。
形ネジの外径より、十分大きくする。1.5〜3倍程度
とするのが好ましい。これは当初の取付けだけ考えると
スリーブの内径を該ビスの外径より少し大きくするだけ
で十分であるが、本発明の特徴は、上下左右のパネルと
の間隔調整を容易にするほか、機器点検時、絶縁パネル
を取り外し、再取付けするに当り、パネルの変形や、機
器の膨脹など微妙なズレを生ずるおそれがあり、これを
吸収すると共に、機器稼動中にも機器やパネルの温度変
化等による膨脹収縮に対処し、融通をもたせる所にあ
り、この点で単なるネジ止めと異るのである。
また防音効果をもたせる場合にはスリーブ内面にゴムを
ライニングするか、ゴム管を挿入するかすることが好ま
しいが、コスト低減のため、これを省略する場合にも、
スリーブのフランジと自己ネジ切り形ネジの頭部との間
のワッシャにゴムワッシャを併用することが好ましい。
該ネジに伝わった振動がスリーブに伝わらないようにす
るためである。
ライニングするか、ゴム管を挿入するかすることが好ま
しいが、コスト低減のため、これを省略する場合にも、
スリーブのフランジと自己ネジ切り形ネジの頭部との間
のワッシャにゴムワッシャを併用することが好ましい。
該ネジに伝わった振動がスリーブに伝わらないようにす
るためである。
本発明のスリーブは、単なる絶縁パネル取付用の孔では
ない。絶縁パネルは前記した如く、外装板と内装板を装
着することが好ましいが、この外装板と内装板は勿論直
接には接触しておらず、絶縁芯材を介して一体化してい
る。絶縁芯材としてロックウールやグラスウール等柔軟
な芯材を使用する場合には外面及び内面をそれぞれ外装
板、内装板と接着したとしても、力学的には弱いもので
工場より建設現場への輸送上にも注意を要する。本発明
のスリーブはパネルを複数箇所で貫通して一端をフラン
ジ、他端をスリーブにネジ切りして、ナットまたはスピ
ードワッシャ等でパネルに締付けるなどの方法で固着す
ると、外装板と内装板が複数箇所で連結されることにな
り、輸送、保管時の強度を大にする。
ない。絶縁パネルは前記した如く、外装板と内装板を装
着することが好ましいが、この外装板と内装板は勿論直
接には接触しておらず、絶縁芯材を介して一体化してい
る。絶縁芯材としてロックウールやグラスウール等柔軟
な芯材を使用する場合には外面及び内面をそれぞれ外装
板、内装板と接着したとしても、力学的には弱いもので
工場より建設現場への輸送上にも注意を要する。本発明
のスリーブはパネルを複数箇所で貫通して一端をフラン
ジ、他端をスリーブにネジ切りして、ナットまたはスピ
ードワッシャ等でパネルに締付けるなどの方法で固着す
ると、外装板と内装板が複数箇所で連結されることにな
り、輸送、保管時の強度を大にする。
勿論スリーブ自体も外装板、内装板と接着剤によって接
着してもよい。
着してもよい。
スリーブの材質は鋼管などの金属管が便宜であり、コス
ト的に安いが、その他合成樹脂管、セラミックス管等も
使用できる、特に円管とせずに角管とする場合には製造
上便宜である場合もある。
ト的に安いが、その他合成樹脂管、セラミックス管等も
使用できる、特に円管とせずに角管とする場合には製造
上便宜である場合もある。
本発明のもう一つの特徴は、このスリーブを介して絶縁
パネルを取付けるのに自己ネジ切り形ネジを使用するこ
とにある。この自己ネジ切り形ネジはセルフドリリング
・タッピングビスのことで、先端がドリル先端形状で、
それに続く部分にタッピング用のネジを切ったビスであ
る。従来パネルをネジ止めする場合には予め機器または
それに取付けたリブにネジ孔をあけておき、これにパネ
ル外側よりネジをネジ込むことが行われていたが、パネ
ルを所定位置へ取付けてから機器等にネジ孔をあけるこ
とは、パネルの厚さが75mm以上に厚くなるとタップの
長さ等の制約があり、困難であるので、リブ等に長孔を
あけておいてこれにネジ込む等の方法が行われていた。
本発明では、この取付ネジに自己ネジ切り形ネジを使用
することを第2の特徴とする。このネジは長さの長いネ
ジの先端部にドリルの刃の先端部形状の刃を構成したネ
ジである。このネジをパネルの外側からスリーブ孔を通
して、機器または機器に取付けけたリブに押圧しつつ回
転させると、先端のドリル刃によって穿孔し、ついでそ
れに続くネジによって、一動作でネジ込が完了する。
パネルを取付けるのに自己ネジ切り形ネジを使用するこ
とにある。この自己ネジ切り形ネジはセルフドリリング
・タッピングビスのことで、先端がドリル先端形状で、
それに続く部分にタッピング用のネジを切ったビスであ
る。従来パネルをネジ止めする場合には予め機器または
それに取付けたリブにネジ孔をあけておき、これにパネ
ル外側よりネジをネジ込むことが行われていたが、パネ
ルを所定位置へ取付けてから機器等にネジ孔をあけるこ
とは、パネルの厚さが75mm以上に厚くなるとタップの
長さ等の制約があり、困難であるので、リブ等に長孔を
あけておいてこれにネジ込む等の方法が行われていた。
本発明では、この取付ネジに自己ネジ切り形ネジを使用
することを第2の特徴とする。このネジは長さの長いネ
ジの先端部にドリルの刃の先端部形状の刃を構成したネ
ジである。このネジをパネルの外側からスリーブ孔を通
して、機器または機器に取付けけたリブに押圧しつつ回
転させると、先端のドリル刃によって穿孔し、ついでそ
れに続くネジによって、一動作でネジ込が完了する。
この自己ネジ切り形ネジを使用することにより、予め機
器等にネジ孔をあけておきこのネジ孔に合致するように
外からネジ込んだり、パネル外側よりタップでネジを切
るなどの困難を避けることができる。
器等にネジ孔をあけておきこのネジ孔に合致するように
外からネジ込んだり、パネル外側よりタップでネジを切
るなどの困難を避けることができる。
スリーブの内径は自己ネジ切り形ネジの外径より十分大
きくしてあるので、該ネジの頭部にはスリーブの径より
大きいワッシャを付けることが好ましい。勿論該ネジの
頭部をスリーブ径より大きくしておけば、その必要はな
い。ワッシャのパネル側には、パネル自体の弾性を吸収
し、更に機器の振動をパネルに伝えないようにゴム等の
弾性体製のワッシャを適用することが好ましい。
きくしてあるので、該ネジの頭部にはスリーブの径より
大きいワッシャを付けることが好ましい。勿論該ネジの
頭部をスリーブ径より大きくしておけば、その必要はな
い。ワッシャのパネル側には、パネル自体の弾性を吸収
し、更に機器の振動をパネルに伝えないようにゴム等の
弾性体製のワッシャを適用することが好ましい。
機器等へのネジ込み深さに板厚の点で制約があるとき
は、自己ネジ切り形ネジの頭部にもう一つのナットをは
め、該ネジを一定の深さネジ込んだ時点で該ネジのネジ
込をやめ、後はこの中間ナットをしめて、パネルを固定
するようにすることが好ましい。
は、自己ネジ切り形ネジの頭部にもう一つのナットをは
め、該ネジを一定の深さネジ込んだ時点で該ネジのネジ
込をやめ、後はこの中間ナットをしめて、パネルを固定
するようにすることが好ましい。
勿論、予め、パネルの厚さ、パネルと機器等とのスペー
ス、ネジ込み深さ等を考慮して、自己ネジ切り形ネジの
長さを決定するようにすれば、その必要はない。
ス、ネジ込み深さ等を考慮して、自己ネジ切り形ネジの
長さを決定するようにすれば、その必要はない。
絶縁パネルを機器に直かに取付けるとき、あるいは機器
に取付けたリブに絶縁パネルを取付け、このリブの構成
するスペースでパネルと機器の間隔が十分であるときは
必要がないが、絶縁パネルと機器の間に所定のスペース
を確保して、絶縁パネルとこの空間による二重絶縁層を
構成する場合には、スリーブのパネル内面側に所定長さ
のスペーサーを取付けるものである。
に取付けたリブに絶縁パネルを取付け、このリブの構成
するスペースでパネルと機器の間隔が十分であるときは
必要がないが、絶縁パネルと機器の間に所定のスペース
を確保して、絶縁パネルとこの空間による二重絶縁層を
構成する場合には、スリーブのパネル内面側に所定長さ
のスペーサーを取付けるものである。
スリーブは絶縁工事現場でパネルに取付けてもよいが、
前記のごとく工場より現場への輸送、保管時の強度を増
大させるためには、工場製作時に複数箇所にスリーブを
ナット等の止め具または接着剤によりパネルに固着させ
ておくことが好ましい。
前記のごとく工場より現場への輸送、保管時の強度を増
大させるためには、工場製作時に複数箇所にスリーブを
ナット等の止め具または接着剤によりパネルに固着させ
ておくことが好ましい。
スペーサーは、このスリーブの内部側のネジを利用し
て、これに円筒状または板をコの字形に成形して、その
頂部に雌ネジを切った逆U字形スペーサーをネジ込むこ
とが好ましい。スペーサーとしてはこの両者に限られる
ことなく、スリーブの内部側に大径のワッシャをネジ込
み、これに複数本のスペーサー長さに対応する長さの脚
を溶接またはネジ込等により取付けた逆五徳形状のスペ
ーサー等、スリーブと機器の間に所定間隔を保持させる
ものであれば、どんな形状のものも使用可能である。
て、これに円筒状または板をコの字形に成形して、その
頂部に雌ネジを切った逆U字形スペーサーをネジ込むこ
とが好ましい。スペーサーとしてはこの両者に限られる
ことなく、スリーブの内部側に大径のワッシャをネジ込
み、これに複数本のスペーサー長さに対応する長さの脚
を溶接またはネジ込等により取付けた逆五徳形状のスペ
ーサー等、スリーブと機器の間に所定間隔を保持させる
ものであれば、どんな形状のものも使用可能である。
スペーサーのスリーブへの取付けも、スリーブへのネジ
込みに限られることなく、スペーサーにスリーブの貫通
する孔を穿ち、これをスリーブに嵌めて、ナットまたは
スピードワッシャなどの止め具または接着剤で固定して
もよい。
込みに限られることなく、スペーサーにスリーブの貫通
する孔を穿ち、これをスリーブに嵌めて、ナットまたは
スピードワッシャなどの止め具または接着剤で固定して
もよい。
このようにスペーサーは工場現場において、スリーブに
固着するようにした方が工場から現場への輸送、保管上
便宜であるが、スペーサーの長さがそれ程長くない時に
は、スリーブの長さを長くして、予め突出させておい
て、スペーサーの役目を兼ねさせてもよいことは勿論で
ある。
固着するようにした方が工場から現場への輸送、保管上
便宜であるが、スペーサーの長さがそれ程長くない時に
は、スリーブの長さを長くして、予め突出させておい
て、スペーサーの役目を兼ねさせてもよいことは勿論で
ある。
従来のスタッドボルトなどの取付杆を絶縁パネルの取付
孔の配置寸法に合わせて、機器外板に予め溶接しておく
方法では、製缶物である機器外板の歪や、温度変化によ
る膨脹、収縮、絶縁パネル自体の寸法のバラツキ変動
で、最初のパネルは取付孔に合致しても、次第に位置ず
れを起こすなど取付杆の位置と絶縁パネルの孔のずれを
生じてくる。
孔の配置寸法に合わせて、機器外板に予め溶接しておく
方法では、製缶物である機器外板の歪や、温度変化によ
る膨脹、収縮、絶縁パネル自体の寸法のバラツキ変動
で、最初のパネルは取付孔に合致しても、次第に位置ず
れを起こすなど取付杆の位置と絶縁パネルの孔のずれを
生じてくる。
本発明では、順次装着して来た隣接パネルと外装板角波
部を重ね連続させて雨などの侵入を防ぐものであるが、
このように絶縁パネルとの接合の関係で定まってくる装
着位置に絶縁パネルをスリーブ先端部またはスペーサー
先端部を機器外板または機器に取付けたリブ等に当てた
状態で当接し、この状態で、絶縁パネル外側よりスリー
ブ管の中に自己ネジ切り形ネジを挿入し、これを機器側
に押圧しながら回転させ、下ネジ孔を穿つと同時に該ネ
ジをネジ込みスペーサー先端部またはスリーブ先端部を
機器等に押しつけて固定させる。
部を重ね連続させて雨などの侵入を防ぐものであるが、
このように絶縁パネルとの接合の関係で定まってくる装
着位置に絶縁パネルをスリーブ先端部またはスペーサー
先端部を機器外板または機器に取付けたリブ等に当てた
状態で当接し、この状態で、絶縁パネル外側よりスリー
ブ管の中に自己ネジ切り形ネジを挿入し、これを機器側
に押圧しながら回転させ、下ネジ孔を穿つと同時に該ネ
ジをネジ込みスペーサー先端部またはスリーブ先端部を
機器等に押しつけて固定させる。
これによって絶縁パネルが機器外面に取付けられる。
これが本発明の最も核心をなす部分である。これによっ
て位置ずれの問題が全く解消すると共にパネル取付用の
骨組、枠などを不要にする。
て位置ずれの問題が全く解消すると共にパネル取付用の
骨組、枠などを不要にする。
絶縁パネルは、長さ方向の剛性をもたせるため、角波鋼
板、角波カラー鉄板など長さ方向に溝型襞を設けた外装
板に絶縁材を接着したものが好ましい。外装板は、隣接
するパネルとの接続を完全にし、雨水の侵入を防ぐた
め、短辺の端部において、角波1山分だけ外方へはみ出
させ、反対側では角波1山分、内方で突起させ、隣接し
て取付けた時、角波どうしが重なって、パネルどうしの
接続を完全にすると共に、雨水等の侵入を防ぐ。外装板
の縦方向にも、絶縁材より外装板をはみ出させ、下方の
絶縁パネルに重ね合わせる。
板、角波カラー鉄板など長さ方向に溝型襞を設けた外装
板に絶縁材を接着したものが好ましい。外装板は、隣接
するパネルとの接続を完全にし、雨水の侵入を防ぐた
め、短辺の端部において、角波1山分だけ外方へはみ出
させ、反対側では角波1山分、内方で突起させ、隣接し
て取付けた時、角波どうしが重なって、パネルどうしの
接続を完全にすると共に、雨水等の侵入を防ぐ。外装板
の縦方向にも、絶縁材より外装板をはみ出させ、下方の
絶縁パネルに重ね合わせる。
絶縁材はロックウール、グラスウール、珪酸カルシウ
ム、発泡フェノール樹脂、ウレタンフォーム等絶縁材な
ら何でも使用可能であるが、ロックウール、グラスウー
ル等の無機繊維を特に外装板に対して繊維方向を直角方
向にとって接着し、絶縁パネルとしたものが各方向に対
して強度があり、また耐熱性も高く好ましい。
ム、発泡フェノール樹脂、ウレタンフォーム等絶縁材な
ら何でも使用可能であるが、ロックウール、グラスウー
ル等の無機繊維を特に外装板に対して繊維方向を直角方
向にとって接着し、絶縁パネルとしたものが各方向に対
して強度があり、また耐熱性も高く好ましい。
このようにして、多数の絶縁パネルを順次隣接状態に機
器外面に装着してゆくが、前記の巾方向の角波の重ね合
せと長さ方向下方への外装板のはみ出しによって雨水の
侵入は充分に防ぎ得る。
器外面に装着してゆくが、前記の巾方向の角波の重ね合
せと長さ方向下方への外装板のはみ出しによって雨水の
侵入は充分に防ぎ得る。
もし必要であれば、上段の絶縁パネルと次の下段の絶縁
パネルとの間いはジョイナーと称する、上半分は上段の
絶縁パネル内側、下半分は下段の絶縁パネルの外側にか
ぶさるカラー鉄板等で製作した屈曲板状体を挿入して、
雨水の侵入を防止することもできる。しかしこれは必須
ではない。
パネルとの間いはジョイナーと称する、上半分は上段の
絶縁パネル内側、下半分は下段の絶縁パネルの外側にか
ぶさるカラー鉄板等で製作した屈曲板状体を挿入して、
雨水の侵入を防止することもできる。しかしこれは必須
ではない。
勿論、絶縁パネルと機器外板との間の空気層の上端およ
び下端部は、絶縁防水材等でシールして空気の流通を防
ぐ。必要に応じて、この部分に乾燥空気を送通して、外
板および絶縁材を乾燥させることもできる。
び下端部は、絶縁防水材等でシールして空気の流通を防
ぐ。必要に応じて、この部分に乾燥空気を送通して、外
板および絶縁材を乾燥させることもできる。
以下に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこの実施例によって何等限定されるものではな
い。
発明はこの実施例によって何等限定されるものではな
い。
第3図に断面図、第4図に立面図で示す如き絶縁パネル
を使用した。外装板1は角波カラー鉄板(0.4mm厚)
である。第3図16は絶縁パネルとかさね合せ用の角波
突出部である。17は絶縁パネルの重ね合せを受ける角
波である。2はロックウールであり、厚さ75mmのもの
を使用した。繊維方向が外装板に対して直角方向のロッ
クウールスラブである。
を使用した。外装板1は角波カラー鉄板(0.4mm厚)
である。第3図16は絶縁パネルとかさね合せ用の角波
突出部である。17は絶縁パネルの重ね合せを受ける角
波である。2はロックウールであり、厚さ75mmのもの
を使用した。繊維方向が外装板に対して直角方向のロッ
クウールスラブである。
この絶縁パネルには、外装板と反対側に亜鉛鉄板製の内
装板3を接着させてある。外装板もロックウールスラブ
2に接着剤により接着されており、第4図18は取付用
貫通孔である。
装板3を接着させてある。外装板もロックウールスラブ
2に接着剤により接着されており、第4図18は取付用
貫通孔である。
第3図,第4図のような形に、更に取付用貫通孔18に
スリーブ(第1図,第2図の4)を嵌合する。機器表面
のリブに取りつける時は、予めリブの位置に合致するよ
うな、絶縁パネル上の位置にスリーブを取りつける。こ
こでは上端を固定フランジとし、他端は第1図では接着
剤で内装板と接着し、第2図ではスリーブ外面にネジを
切り、ナット12またはスピードワッシャ等の止め具で
絶縁パネルに取付ける。この形まで工場で製作して、作
業現場へ運ばれる。
スリーブ(第1図,第2図の4)を嵌合する。機器表面
のリブに取りつける時は、予めリブの位置に合致するよ
うな、絶縁パネル上の位置にスリーブを取りつける。こ
こでは上端を固定フランジとし、他端は第1図では接着
剤で内装板と接着し、第2図ではスリーブ外面にネジを
切り、ナット12またはスピードワッシャ等の止め具で
絶縁パネルに取付ける。この形まで工場で製作して、作
業現場へ運ばれる。
第1図は本発明の核心である絶縁パネル取付工法を説明
する断面図である。(スリーブ上部およびフランジより
上の部分は説明のためスリーブおよび自己ネジ切り形ネ
ジ頭部の断面図でなく立面図で示してある。) 第1図では機器11にとりつけたリブ10の高さだけの
スペースを機器外面とパネルの間に確保する事を目的と
し、予め機器表面のリブの位置に応じて、絶縁パネル上
の位置を決定してスリーブを取りつけてある。パネルは
リブに直か付けしてある。このような場合には、自己ネ
ジ切り形ネジの先端のドリル部がリブをつき抜けても問
題はない。
する断面図である。(スリーブ上部およびフランジより
上の部分は説明のためスリーブおよび自己ネジ切り形ネ
ジ頭部の断面図でなく立面図で示してある。) 第1図では機器11にとりつけたリブ10の高さだけの
スペースを機器外面とパネルの間に確保する事を目的と
し、予め機器表面のリブの位置に応じて、絶縁パネル上
の位置を決定してスリーブを取りつけてある。パネルは
リブに直か付けしてある。このような場合には、自己ネ
ジ切り形ネジの先端のドリル部がリブをつき抜けても問
題はない。
スリーブ4を取りつけた絶縁パネル1,2,3を、リブ
10上の所定位置に当接し、パネルの外面から自己ネジ
切り形ネジ(商標名テクスビス)8をスリーブ孔を介し
て、リブ10にネジ込む。9は該ネジ先端のドリル刃部
である。
10上の所定位置に当接し、パネルの外面から自己ネジ
切り形ネジ(商標名テクスビス)8をスリーブ孔を介し
て、リブ10にネジ込む。9は該ネジ先端のドリル刃部
である。
この時該ネジ8の頭部とスリーブのフランジ5との間に
ワッシャ7とゴムワッシャ6を挿入する。
ワッシャ7とゴムワッシャ6を挿入する。
自己ネジ切り形ネジ8は英語名はセルフドリリング・タ
ッピングビスと称するもので先端部のドリル刃部9でネ
ジ下孔を穿孔しつつ、引き続くネジ部で自身でネジを切
りながらリブ10にネジ込まれるものである。かくてス
リーブ先端部がリブに押圧されて固定され、従ってパネ
ルがリブに取付けられる。
ッピングビスと称するもので先端部のドリル刃部9でネ
ジ下孔を穿孔しつつ、引き続くネジ部で自身でネジを切
りながらリブ10にネジ込まれるものである。かくてス
リーブ先端部がリブに押圧されて固定され、従ってパネ
ルがリブに取付けられる。
第2図はスリーブ4の先端部にネジを切りナット12で
スリーブをパネルに取付けて工場から輸送される。工場
現場ではスリーブ先端部に逆U字形スペーサ13をスピ
ードワッシャ14で取付ける。
スリーブをパネルに取付けて工場から輸送される。工場
現場ではスリーブ先端部に逆U字形スペーサ13をスピ
ードワッシャ14で取付ける。
この状態で、機器11の所定箇所に当接され、パネル外
側よりスリーブ孔を通して、自己ネジ切り形ネジ8を挿
入し、機器に押圧しながら回転させて、ネジ下孔を穿孔
し、ついでネジ部をネジ込む。
側よりスリーブ孔を通して、自己ネジ切り形ネジ8を挿
入し、機器に押圧しながら回転させて、ネジ下孔を穿孔
し、ついでネジ部をネジ込む。
自己ネジ切り形ネジのネジ込み深さとスペーサーの高さ
等を予め勘案して該ネジの長さを選定すれば、その心配
はないが、一般には第2図の15のようなナットを介在
させ、該ネジの頭部で判定して、ネジ先端部が機器外板
に一定深さネジ込まれた段階で、ナット15を締めて、
スペーサー13の先端部を機器11に押圧することによ
って絶縁パネルは機器に取付けられる。
等を予め勘案して該ネジの長さを選定すれば、その心配
はないが、一般には第2図の15のようなナットを介在
させ、該ネジの頭部で判定して、ネジ先端部が機器外板
に一定深さネジ込まれた段階で、ナット15を締めて、
スペーサー13の先端部を機器11に押圧することによ
って絶縁パネルは機器に取付けられる。
本発明の機器絶縁工法によれば次に述べるような様々の
効果がある。
効果がある。
(1) 現場施工期間の短縮: 本発明に使用するスリーブ
を固着したプレハブ絶縁パネルは何れも工場または作業
所において予め製作しておき、これを現場に持ち込んで
組立てるプレハブ工法であるので、現場における施工期
間が著しく短縮される。
を固着したプレハブ絶縁パネルは何れも工場または作業
所において予め製作しておき、これを現場に持ち込んで
組立てるプレハブ工法であるので、現場における施工期
間が著しく短縮される。
(2) 骨組や取付枠取付の必要がない: 従来の機器絶縁
工法の最大の欠点であった骨組や取付枠が不必要とな
り、機器表面のリブの位置に合わせて、スリーブ位置を
決定すればよく、また機器外板の肉厚が十分に厚い時は
機器外板の任意の位置に直接取付けることができ、現場
における施工期間を更に短縮できる。
工法の最大の欠点であった骨組や取付枠が不必要とな
り、機器表面のリブの位置に合わせて、スリーブ位置を
決定すればよく、また機器外板の肉厚が十分に厚い時は
機器外板の任意の位置に直接取付けることができ、現場
における施工期間を更に短縮できる。
(3) 足場架設の必要がない: プレハブ工法で、しかも
骨組を必要としないので、ゴンドラに乗った作業員によ
って施工することができ、費用と手間を要する足場架設
が不要である。
骨組を必要としないので、ゴンドラに乗った作業員によ
って施工することができ、費用と手間を要する足場架設
が不要である。
(4) 機器の熱膨脹、収縮に影響されない: 本発明の絶
縁パネルは機器外板からスペーサーが最小の場合でも、
少しく離隔して張設され、しかも自己ネジ切り形ネジと
管との間には遊び間隙を設けているので、機器表面に直
接ウレタンフォームを吹付けたり、注入したりするもの
のように膨脹、収縮により亀裂を生ずることはない。
縁パネルは機器外板からスペーサーが最小の場合でも、
少しく離隔して張設され、しかも自己ネジ切り形ネジと
管との間には遊び間隙を設けているので、機器表面に直
接ウレタンフォームを吹付けたり、注入したりするもの
のように膨脹、収縮により亀裂を生ずることはない。
(5) 熱的及び振動的絶縁効果が極めて大きい: 機器外
面と外気との間は空気層と絶縁パネルと2つの絶縁層が
あり、空気層は密封されている、従って、この複合絶縁
作用により極めて優れた絶縁効果を示す。又熱的絶縁ば
かりでなく、振動絶縁効果も有する特にスリーブと自己
ネジ切り形ネジの間に制振作用のあるゴム材料等を挿入
した場合には一層その効果を発揮する。即ち機器が振動
するような場合でも防音、防振の振動絶縁効果を有す
る。
面と外気との間は空気層と絶縁パネルと2つの絶縁層が
あり、空気層は密封されている、従って、この複合絶縁
作用により極めて優れた絶縁効果を示す。又熱的絶縁ば
かりでなく、振動絶縁効果も有する特にスリーブと自己
ネジ切り形ネジの間に制振作用のあるゴム材料等を挿入
した場合には一層その効果を発揮する。即ち機器が振動
するような場合でも防音、防振の振動絶縁効果を有す
る。
(6) 均一な絶縁層: 従来、ウレタンフォームを絶縁材
として使用した場合など、現場発泡や注入工法は気温、
湿度、風等の外的条件により表面の凹凸やフオーム中に
空気巣を生ずることがある。本発明は絶縁材としてウレ
タンフォームを使用した場合でも工場内で成型されるの
で、表面が平滑に仕上り均一な絶縁層を得る。
として使用した場合など、現場発泡や注入工法は気温、
湿度、風等の外的条件により表面の凹凸やフオーム中に
空気巣を生ずることがある。本発明は絶縁材としてウレ
タンフォームを使用した場合でも工場内で成型されるの
で、表面が平滑に仕上り均一な絶縁層を得る。
(7) 安全使用温度の拡大: 絶縁パネルと機器表面の間
に空間があるので、従来、絶縁材が直接機器に接触する
ものでは使用できなかった耐熱温度の低い絶縁材をも作
用可能となり、ロックウール等の如く、もともと耐熱温
度の高いものでは、更にその安全使用温度が高くなり、
使用範囲が拡大される。
に空間があるので、従来、絶縁材が直接機器に接触する
ものでは使用できなかった耐熱温度の低い絶縁材をも作
用可能となり、ロックウール等の如く、もともと耐熱温
度の高いものでは、更にその安全使用温度が高くなり、
使用範囲が拡大される。
(8) 雨水の侵入による悪影響がない: 従来のウレタン
工法等では雨水に弱く、フォーム中に雨水を吸収して、
機器腐食のおそれがあり、また水分を吸収することで熱
伝導率が高くなり絶縁効果を阻害していたが、本発明で
は外装板にカラー鉄板を使用しているので、絶縁材にウ
レタンを使用した時でも、雨水吸収のおそれがなく、従
って機器腐食のおそれもない。
工法等では雨水に弱く、フォーム中に雨水を吸収して、
機器腐食のおそれがあり、また水分を吸収することで熱
伝導率が高くなり絶縁効果を阻害していたが、本発明で
は外装板にカラー鉄板を使用しているので、絶縁材にウ
レタンを使用した時でも、雨水吸収のおそれがなく、従
って機器腐食のおそれもない。
(9) 外装が優美で且つ堅牢である: 外装板がカラー鉄
板とすれば外観は優美であり、また機器本体に固定され
ているので極めて堅牢である。
板とすれば外観は優美であり、また機器本体に固定され
ているので極めて堅牢である。
(10)施工後の点検、補修が容易である: 本発明で
は、1度取付後は自己ネジ切り形ネジを外すことにより
容易に取り外すことができるので、消防法等による機器
外面点検や、破損パネルの取替などに際し、パネルが規
格化されていること、該ビスのまわりに遊びを設けてあ
ることにより、点検、補修が容易であり、経済的であ
る。
は、1度取付後は自己ネジ切り形ネジを外すことにより
容易に取り外すことができるので、消防法等による機器
外面点検や、破損パネルの取替などに際し、パネルが規
格化されていること、該ビスのまわりに遊びを設けてあ
ることにより、点検、補修が容易であり、経済的であ
る。
(11)施工費用の経済性: 本発明では、足場の架設、
骨組の設置が不要であり、且つプレハブ化による能率の
向上、工期の短縮などにより施工費用を大巾に節減する
ことができる。
骨組の設置が不要であり、且つプレハブ化による能率の
向上、工期の短縮などにより施工費用を大巾に節減する
ことができる。
(12)自己ネジ切り形ネジにより、施工において火花等
を発生することがないので、火気厳禁の現場においても
施工が可能である。
を発生することがないので、火気厳禁の現場においても
施工が可能である。
本発明の絶縁板は、たとえば絶縁材として可燃性の材料
を使用した場合でも、鉄板ですべて被覆されており、施
工においても火気を使用せず、また機器稼動中において
も火気に強く、災害防止上きわめて有効な工法である。
を使用した場合でも、鉄板ですべて被覆されており、施
工においても火気を使用せず、また機器稼動中において
も火気に強く、災害防止上きわめて有効な工法である。
第1図は本発明の絶縁パネル取付工法を説明する取付部
分の一部切欠断面図である。 第2図は第1図の変形例を示した一部切欠断面図であ
る。 第3図はプレハブ絶縁パネルの巾方向の断面図である。 第4図はプレハブ絶縁パネルの立面図である。
分の一部切欠断面図である。 第2図は第1図の変形例を示した一部切欠断面図であ
る。 第3図はプレハブ絶縁パネルの巾方向の断面図である。 第4図はプレハブ絶縁パネルの立面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅園 弘秋 大阪府大阪市住吉区墨江1―5―12
Claims (2)
- 【請求項1】絶縁用芯材と外装材を一体化したプレハブ
絶縁パネルを、被装着機器の所定箇所に当接し、一端に
フランジを有し、内部に通すビス径より内径が十分大き
いスリーブを該パネルの複数箇所を貫通して取付け、該
スリーブのフランジ側より、自己ネジ切り形ネジを挿入
し、該パネルの外側から機器本体または該本体に取付け
たリブに該自己ネジ切り形ネジをネジ込み該ネジを該機
器に取付けると共に、該ネジの頭部またはこれに嵌着し
たワッシャにより、該受け部材を押圧することにより該
パネルを機器に装着し、以下同様に多数のプレハブ化絶
縁パネルを順次隣接状態に機器表面に装着することを特
徴とする機器絶縁工法。 - 【請求項2】一端にフランジを有するスリーブをプレハ
ブ絶縁パネルの複数箇所を貫通して取付け、該スリーブ
に所定長さのスペーサーを取付け、自己ネジ切り形ネジ
を機器本体または該本体に取付けたリブにネジ込んだ
時、該パネル内面と機器表面の間に所定間隔を保持させ
るようにした請求項1記載の機器絶縁工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63076279A JPH0649514B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 機器絶縁工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63076279A JPH0649514B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 機器絶縁工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01250605A JPH01250605A (ja) | 1989-10-05 |
| JPH0649514B2 true JPH0649514B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=13600840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63076279A Expired - Lifetime JPH0649514B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 機器絶縁工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649514B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002521629A (ja) * | 1998-07-23 | 2002-07-16 | ベインズ ハーディング リミテッド | 容器のための絶縁モジュール |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4331821B2 (ja) * | 1998-05-04 | 2009-09-16 | シュヴァルツビッヒ イェルク | 構造部品を相互連結するための装置および方法 |
| JP5207934B2 (ja) * | 2008-11-26 | 2013-06-12 | 京セラ株式会社 | セラミック部材の組立体およびこれを有する搬送用部材 |
| JP2016161075A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | シャープ株式会社 | 天井設置型機器 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63076279A patent/JPH0649514B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002521629A (ja) * | 1998-07-23 | 2002-07-16 | ベインズ ハーディング リミテッド | 容器のための絶縁モジュール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01250605A (ja) | 1989-10-05 |
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