JPH064970U - 浮上磁気ヘッド用スライダ - Google Patents
浮上磁気ヘッド用スライダInfo
- Publication number
- JPH064970U JPH064970U JP4542892U JP4542892U JPH064970U JP H064970 U JPH064970 U JP H064970U JP 4542892 U JP4542892 U JP 4542892U JP 4542892 U JP4542892 U JP 4542892U JP H064970 U JPH064970 U JP H064970U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- magnetic head
- curvature
- radius
- rails
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- Pending
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気媒体を損傷させにくくする。
【構成】 浮上磁気ヘッド13用スライダ15は、スラ
イダ本体27と、スライダ本体27に一体に形成されか
つ空気ベアリング面Bを有する複数のレール28a,2
8bとを備えている。前記空気ベアリング面Bの側端縁
29c,30cは、レール側面Cに行くにしたがって小
さくなる曲率半径R1,R2を有している。
イダ本体27と、スライダ本体27に一体に形成されか
つ空気ベアリング面Bを有する複数のレール28a,2
8bとを備えている。前記空気ベアリング面Bの側端縁
29c,30cは、レール側面Cに行くにしたがって小
さくなる曲率半径R1,R2を有している。
Description
【0001】
本考案は、スライダ、特に複数のレールを備えた浮上磁気ヘッド用スライダに 関する。
【0002】
浮上磁気ヘッドは、コンピュータ等に接続されて情報の記録・再生を行う磁気 ディスク装置等において、回転する磁気ディスクに対して浮上しながら情報の記 録・再生を行う。浮上磁気ヘッドは、磁気ディスクの回転に伴うディスク表面の 空気流によって浮上する。
【0003】 かかる浮上磁気ヘッドに用いられるスライダは、一般に、スライダ本体と、そ のスライダ本体に一体に形成されかつ空気ベアリング面を有する複数のレールと を備えている。レールには、スライダの磁気ディスクに対する相対移動方向の前 後端に傾斜部が形成されており、これによって磁気ディスクの回転中に発生する 空気流を受けてスライダは浮上する。また、レールの両側端縁には、レールのエ ッジが磁気ディスクに衝突して磁気ディスクの表面を損傷させるのを軽減するた めに、ブレンド加工(R加工)が施されている。
【0004】
前記従来の構成では、スライダのレールの側端縁には単純なブレンド加工が施 されているだけであり、磁気ディスクに対するレールによる損傷を充分に防止す ることができない。磁気ディスクの表面が損傷すれば、磁気ディスクに記憶され ているデータの読み出しが妨げられたり、CSS(コンタクトスタートストップ )特性が劣化する等の問題が発生する。
【0005】 本考案の目的は、磁気媒体を損傷させにくくすることにある。
【0006】
本考案に係る浮上磁気ヘッド用スライダは、スライダ本体と、そのスライダ本 体に一体に形成されかつ空気ベアリング面を有する複数のレールとを備えている 。前記空気ベアリング面の側端縁は、レール側面側に行くにしたがって小さくな る曲率半径を有している。
【0007】
本考案に係る浮上磁気ヘッドスライダは、レールの空気ベアリング面により、 磁気媒体から浮上しつつ、磁気媒体に対して相対移動を行う。 ここでは、空気ベアリング面の側端縁がレール側面側に行くにしたがって小さ くなる曲率半径を有しているので、レールの側端縁が強く磁気媒体に衝突しにく くなり、その結果磁気媒体を損傷させにくくなる。
【0008】
図1は、本考案の一実施例が採用された磁気ヘッド装置10を示している。こ の磁気ヘッド装置は、支持アーム11と、支持アーム11の先端に取り付けられ た磁気ヘッド13とから主に構成されている。 支持アーム11は、支持板14と剛性部15とを有している。支持板14は、 たとえばステンレス鋼製であり、剛性部15が固定される取付部16と、アーム 部17とから主に構成されている。取付部16は、概ね正方形の平板状に構成さ れており、中央に取付孔18を有している。剛性部15は、取付部16とほぼ同 一形状の平板状であり、たとえばステンレス製である。剛性部15は、取付部1 6の図1下面に固定されており、取付部16を補強している。
【0009】 アーム部17は、取付部16から一体に延びており、図の下方に傾斜している 。アーム部17の取付部16側端部は弾性を有しており、これによってアーム部 17の先端は上下動し得る。 磁気ヘッド13は、アーム部17の先端に一端が固定されかつアーム17から 突出するフィンガー部材12の図下面に固定されている。また、磁気ヘッド13 に巻き付けられたコイル20は、アーム17及び取付部16に支持されたチュー ブ21を介して外部に接続されるようになっている。
【0010】 磁気ヘッド13は、図2に示すように、スライダ25と磁気コア26とから主 に構成されている。 スライダ25は、チタン酸カルシウム(CaTiO3 )等の高硬度セラミック やガラス等からなる概ね直方体状の部材である。スライダ25は、スライダ本体 27と、スライダ本体27の下面に一体に形成された1対の浮上レール28a, 28bとを有している。両浮上レール28a,28bは、対向する磁気ディスク (図示せず)に対する相対移動方向に延びており、表面が鏡面加工されている。 また、両浮上レール28a,28bの長手方向両端には、それぞれ傾斜部29a ,29b、30a,30bが形成されている。傾斜部29a,30aは、スライ ダ25と磁気ディスクとの衝突を防ぐためのものであり、傾斜角度は通常20〜 45°程度に設定されている。他方の傾斜部29b,30bは、傾斜角度が通常 1°未満に設定されている。なお、浮上レール28a,28bの下端面が、磁気 ディスクの回転により発生する空気流を受ける空気ベアリング面Bとなっている 。
【0011】 浮上レール28a,28bの空気ベアリング面Bの側端縁29c,30cは、 図3に示す曲面となっている。図3では、空気ベアリング面Bの平坦部分からレ ール側面C側に行くにしたがって、側端縁29c(30c)は上方に湾曲してい る。ここでは、側端縁29c(30c)は、空気ベアリング面Bの平坦部分から ブレンド長さL1の間では曲率半径R1でブレンド深さD1だけ上方に湾曲し、 さらにレール側面C側のブレンド長さL2までの間では曲率半径R2でブレンド 深さD2だけ上方に湾曲している。ここでは、曲率半径R2は曲率半径R1より も小さく設定されている。曲率半径R1は好ましくは9.5〜11.5mm、よ り好ましくは10.0〜11.0mm、さらに好ましくは10.5mmである。 また、曲率半径R2は、好ましくは7.2〜4.2mm、より好ましくは5.0 〜5.5mm、さらに好ましくは5.2mmである。なお、通常の曲率半径Rは 8.9mmであり、曲率半径R1は通常の曲率半径Rよりも大きく、曲率半径R 2は通常の曲率半径Rよりも小さくなっている。
【0012】 2種類の曲率半径R1,R2を有するスライダ25は、次のようにして形成さ れる。 まず、図4に示すように、ゴムやウレタン等からなる比較的固いベース50上 にラッピングテープ51を貼った研磨装置を用いてスライダ25の浮上レール2 8a,28bを研磨する。これにより、大きい曲率半径R1を有する側端縁29 c,30cが形成される。
【0013】 次に、図5に示すように、比較的柔らかいベース52にラッピングテープ53 を貼った研磨装置を用いてスライダ25のレール28a,28bを研磨する。こ の場合には、ベース52が比較的柔らかい材質であるので、ラッピングテープ5 3は比較的強く湾曲し、レール28a,28bの側端縁29c,30cに小さい 曲率半径R2の曲面を形成する。
【0014】 これによって、図3に示すような2種類の曲率半径R1,R2を有する曲面を 備えたレール28a,28bが得られる。 次に、上述の実施例の作用効果について説明する。 磁気ヘッド装置10は、スライダ25の浮上レール28a,28bが磁気ディ スクと対向するよう、取付孔18によりディスクドライブ装置(図示せず)に取 り付けられる。この状態で、磁気ディスクが回転すると、浮上レール28a,2 8bが磁気ディスクの回転により生じる動圧を受け、磁気ヘッド13は磁気ディ スク上に浮上する。この状態で、磁気ヘッド13の磁気コア26は、磁気ディス クに対して情報の書き込み及び読み出しが可能となる。
【0015】 一方、磁気ディスクの回転が停止すれば、磁気ヘッド13が受ける動圧が消滅 し、その結果スライダ25が磁気ディスク上に接触する。 上述の浮上及び接触動作の際に、浮上レール28a,28bが磁気ディスクの 表面に衝突するが、スライダ25は2種類の曲率半径R1,R2を有する側端縁 29c,30cが形成されているので、スライダ25が衝突することによって受 ける磁気ディスクのダメージは小さい。
【0016】 作用効果を実証するため、表1に示す本考案の一実施例と従来形状の比較例と を用いて実験を行った。その結果、比較例に比べて実施例では、データシーク時 に磁気ディスクへのダメージが軽減されることでエラーが減少した。
【0017】
【表1】
【0018】 なお、上述の実施例では2種類の曲率半径を用いたが、3種以上の曲率半径を 用いて本考案を実施してもよい。また、断続的に変化する曲率半径ではなく、連 続的に変化する曲率半径を採用して本考案を実施してもよい。
【0019】
本考案に係る浮上磁気ヘッド用スライダは、その空気ベアリング面の側端縁が レール側面側に行くにしたがって小さくなる曲率半径を有しているので、スライ ダが磁気媒体を損傷させにくくなる。
【図1】本考案の一実施例が採用された磁気ヘッド装置
の斜視図。
の斜視図。
【図2】そのスライダの斜視図。
【図3】図2のIII −III 断面部分図。
【図4】前記実施例の製造に用いられる研磨装置の断面
概略図。
概略図。
【図5】前記実施例の製造に用いられる別の研磨装置の
断面概略図。
断面概略図。
13 磁気ヘッド 25 スライダ 27 スライダ本体 28a,28b レール 29c,30c 側端縁 B 空気ベアリング面 C レール側面 R1,R2 曲率半径
Claims (1)
- 【請求項1】スライダ本体と、前記スライダ本体に一体
に形成されかつ空気ベアリング面を有する複数のレール
とを備えた浮上磁気ヘッド用スライダにおいて、 前記空気ベアリング面の側端縁がレール側面側に行くに
したがって小さくなる曲率半径を有していることを特徴
とする浮上磁気ヘッド用スライダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4542892U JPH064970U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 浮上磁気ヘッド用スライダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4542892U JPH064970U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 浮上磁気ヘッド用スライダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH064970U true JPH064970U (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=12719026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4542892U Pending JPH064970U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 浮上磁気ヘッド用スライダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064970U (ja) |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4542892U patent/JPH064970U/ja active Pending
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