JPH0649781U - ベーンポンプ - Google Patents

ベーンポンプ

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JPH0649781U
JPH0649781U JP9123992U JP9123992U JPH0649781U JP H0649781 U JPH0649781 U JP H0649781U JP 9123992 U JP9123992 U JP 9123992U JP 9123992 U JP9123992 U JP 9123992U JP H0649781 U JPH0649781 U JP H0649781U
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JP
Japan
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pump
flow
passage
port
vane
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Pending
Application number
JP9123992U
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English (en)
Inventor
哲司 林
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KYB Corp
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KYB Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワンイン・ツーポートタイプにおいて高速回
転時の吸込特性を向上させることを可能とし、それによ
って、省スペース化、コストの低減を図ると同時に、高
速回転時の吸込特性の向上を図ることが可能なベーンポ
ンプを提供すること。 【構成】 ボディ1内に供給ポート27に連通する吸込
通路51を形成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベーンポンプに係り、特に、ワンイン・ツーアウトタイプのベーン ポンプにおいて、ワンイン・ツーアウトタイプがもつ利点をそのまま保持しつつ 、吸込特性を向上させて高速回転に対応できるように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
ベーンポンプとしては、例えば、図11に示すようなものがある。これは、ワ ンイン・ツーアウトタイプのベーンポンプであり、まず、ボディ101がある。 上記ボディ101の一側にはカバー103が固定されており、これらボディ10 1とカバー103とによってポンプ軸105を回転自在に支持している。ボディ 101には、センタープレート107を挟んで両側に、フロントポンプP1 とリ ヤポンプP2 とが設けられている。上記フロントポンプP1 とリヤポンプP2 は 、ポンプ軸105と一体に回転するロータ109、111と、このロータ109 、111に放射状に設けたベーン113、115と、これらベーン113、11 5をガイドするカムリング117、119とから構成されている。上記カムリン グ117、119及びセンタープレート107は、図示しない位置決めピンで固 定されている。
【0003】 ボディ101及びカバー103の内面であって、両カムリング117、119 との接触面側には凹部が形成されていて、この凹部内にサイドプレート121、 123が嵌め込まれている。又、センタープレート107及びカムリング117 、119の両側における間隔は分岐通路となっていて、それらの頂点部分の間隔 はフロントポンプP1 とリヤポンプP2 の共通通路125となっている。この共 通通路125は、ボディ101に形成された供給ポート127、ボディ101の 内側に設けた流量制御弁129に連通する余剰流ポート131、及びカバー10 3内に内装された流量制御弁133の余剰流ポート135にそれぞれ連通されて いる。
【0004】 ボディ101には、フロントポンプP1 の吐出ポート137が形成されている 。この吐出ポート137は既に説明した流量制御弁129を介して、余剰流ポー ト131と、アクチュエータ側に連通されている図示しない制御流ポートに連通 されている。又、吐出ポート137はサイドプレート121に形成された連通路 138を介してフロントポンプP1 の吐出側に連通されている。又、カバー10 3にはリヤポンプP2 の吐出ポート139が形成されていて、この吐出ポート1 39は、流量制御弁133を介して、余剰流ポート135と、アクチュエータ側 に連通している図示しない制御流ポートに連通されている。又、吐出ポート13 9は、サイドプレート123に形成された連通路141を介して、リヤポンプP 2 の吐出側に連通している。
【0005】 上記構成において、ポンプ軸105を回転させると、フロントポンプP1 とリ ヤポンプP2 が回転駆動する。この回転駆動に伴って、供給ポート127からの 作動流体は共通通路125を通って分岐流路に分流し、そして、この分岐流路か ら吸込流路を経由して、フロントポンプP1 とリヤポンプP2 に吸い込まれる。 一方、フロントポンプP1 とリヤポンプP2 から吐出された圧力流体は、連通路 138、141を経由して、流量制御弁129、133に流入する。流量制御弁 129、133は、その制御流量を図示しないアクチュェータに供給し、余剰流 量を余剰流ポート131、135を介して、共通通路125に還流させる。そし て、共通通路125で合流した作動流体は、再度、分岐通路で分流されて、フロ ントポンプP1 とリヤポンプP2 に吸引される。
【0006】 又、ベーンポンプとしては、上記のようなワンイン・ツーアウトタイプのもの の他に、ツーイン・ツーアウトタイプのものがあり、その構成を図12に示す。 この場合には、図にも示すように、フロントポンプP1 とリヤポンプP2 とで、 それぞれ別々の供給ポート151、153を備えている。その他の構成は上記し たものと略同じであり、その説明は省略する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。まず、ワンイン・ツーポー トタイプのベーンポンプの場合には、吸込部が1箇所であるので、省スペース化 を図ることができるとともに、コストの低減を図ることができる反面、高速回転 時の吸込特性が悪いという問題があった。これに対して、ツーイン・ツーアウト タイプのベーンポンプの場合には、逆に、高速回転時の吸込特性が良好であると いう利点がある反面、吸込部が2箇所であるので、省スペース化とコストの低減 を図ることができないという問題があった。
【0008】 本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、ワ ンイン・ツーポートタイプにおいて高速回転時の吸込特性を向上させることを可 能とし、それによって、省スペース化、コストの低減を図ると同時に、高速回転 時の吸込特性の向上を図ることが可能なベーンポンプを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願考案によるベーンポンプは、ボディ内に設けたセ ンタープレートの両側にフロントポンプとリヤポンプとを設けるとともに、これ らフロントポンプとリヤポンプは、カムリング、ロータ及びベーンからなり、上 記センタープレートとボディとの間に間隔を設けてセンタープレートの両側に分 岐通路を形成し、この分岐通路の分岐部分をフロントポンプとリヤポンプの共通 通路とし、この共通通路を介してこれら分岐通路とフロントポンプとリヤポンプ に共通の供給ポートとを連通させ、上記フロントポンプとリヤポンプにそれぞれ 設けた流量制御弁とフロントポンプとリヤポンプそれぞれの吐出流路とを連通さ せ、上記流量制御弁により設定した設定流量以上の余剰流量を各余剰流ポートを 介して上記共通通路に還流させるように構成したベーンポンプにおいて、上記ボ ディ内に上記供給ポートに連通する吸込通路を形成したことを特徴とするもので ある。
【0010】
【作用】 すなわち、ワンイン・ツーアウトタイプのベーンポンプにおいて、ボディ内に 1個の供給ポートに連通する吸込通路を形成し、そこから各余剰流ポートを介し て共通通路に導くとともに、そこからフロントポンプとリヤポンプそれぞれに導 入するようにしたものである。上記のような吸込通路を形成することにより、高 速回転時の吸込特性が向上するものであり、その際、ベーンポンプの構成はあく までワンイン・ツーアウトタイプであるので、ワンイン・ツーアウトタイプの利 点はそのまま保持される。
【0011】
【実施例】
以下、図1乃至図10を参照して本考案の一実施例を説明する。まず、ボディ 1があり、上記ボディ1の一側にはカバー3が固定されている。これらボディ1 とカバー3とによってポンプ軸5を回転自在に支持している。ボディ1には、セ ンタープレート7を挟んで両側に、フロントポンプP1 とリヤポンプP2 とが設 けられている。上記フロントポンプP1 とリヤポンプP2 は、ポンプ軸5と一体 に回転するロータ9、11と、このロータ9、11に放射状に設けたベーン13 、15と、これらベーン13、15をガイドするカムリング17、19とから構 成されている。上記カムリング17、19及びセンタープレート7は、図示しな い位置決めピンで固定されている。上記センタープレート7は、図7乃至図9に 示すような構成になっている。
【0012】 ボディ1及びカバー3の内面であって、両カムリング17、19との接触面側 には凹部が形成されていて、この凹部内にサイドプレート21、23が嵌め込ま れている。又、センタープレート7及びカムリング17、19の両側における間 隔は分岐通路となっていて、それらの頂点部分の間隔はフロントポンプP1 とリ ヤポンプP2 の共通通路25となっている。この共通通路25は、ボディ1に形 成された供給ポート27、ボディ1の内側に設けた流量制御弁29に連通する余 剰流ポート31、及びカバー3内に内装された流量制御弁33の余剰流ポート3 5にそれぞれ連通されている。
【0013】 ボディ1には、フロントポンプP1 の吐出ポート37が形成されている。この 吐出ポート37は既に説明した流量制御弁29を介して、余剰流ポート31と、 アクチュエータ側に連通されている図示しない制御流ポートに連通されている。 又、吐出ポート37はサイドプレート21に形成された図示しない連通路を介し てフロントポンプP1 の吐出側に連通されている。又、カバー3にはリヤポンプ P2 の吐出ポート39が形成されていて、この吐出ポート39は、流量制御弁3 3を介して、余剰流ポート35と、アクチュエータ側に連通している図示しない 制御流ポートに連通されている。又、吐出ポート39は、サイドプレート23に 形成された図示しない連通路を介して、リヤポンプP2 の吐出側に連通している 。
【0014】 ところで、本実施例の場合には、ボディ1内に吸込通路51が形成されている 。つまり、1個の供給ポート27より供給された作動油は、一旦、この吸込通路 51内に流入し、そこからフロントポンプP1 とリヤポンプP2 側に分岐して、 それぞれの余剰流ポート31、35に導かれるようになっている。
【0015】 以上の構成を基にその作用を説明する。まず、ポンプ軸5を回転させると、フ ロントポンプP1 とリヤポンプP2 が回転駆動する。この回転駆動に伴って、供 給ポート27からの作動流体は、図10に示すように、吸込通路51内に流入し 、余剰流ポート31、35を介して、共通通路25に導かれ、そこから分岐流路 に分流し、そして、この分岐流路から吸込流路を経由して、フロントポンプP1 とリヤポンプP2 に吸い込まれる。一方、フロントポンプP1 とリヤポンプP2 から吐出された圧力流体は、連通路38、41を経由して、流量制御弁29、3 3に流入する。流量制御弁29、33は、その制御流量を図示しないアクチュェ ータに供給し、余剰流量を余剰流ポート31、35を介して、共通通路25に還 流させる。そして、共通通路25で合流した作動流体は、再度、分岐通路で分流 されて、フロントポンプP1 とリヤポンプP2 に吸引される。
【0016】 以上本実施例によると次のような効果を奏することができる。すなわち、ワン イン・ツーアウトタイプの利点をそのまま保持した状態で、高速回転時の吸込特 性の向上を図ることができる。これは、ボディ1内に供給ポート27に連通する 吸込通路51を形成し、フロントポンプP1 とリヤポンプP2 それぞれの余剰流 ポート31、35を介して、フロントポンプP1 とリヤポンプP2 にそれぞれ導 くように構成したからである。尚、本考案は前記一実施例に限定されるものでは なく、吸込通路51の形状、大きさ、場所等については任意に決定すればよい。
【0017】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によるベーンポンプによると、ボディ内に吸込通路 を形成することにより、ワンイン・ツーアウトタイプの利点をそのまま保持した 状態で、高速回転時の吸込特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図でベーンポンプの正
面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す図で図1のII−II
断面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す図で図2のIII-III 断
面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す図でベーンポンプの背
面図である。
【図5】本考案の一実施例を示す図でベーンポンプの上
面図である。
【図6】本考案の一実施例を示す図でベーンポンプの底
面図である。
【図7】本考案の一実施例を示す図でセンタープレート
の上面図である。
【図8】本考案の一実施例を示す図でセンタープレート
の側面図である。
【図9】本考案の一実施例を示す図でセンタープレート
の底面図である。
【図10】本考案の一実施例を示す図で作動油の流れを
説明するための図である。
【図11】従来例を示す図でベーンポンプの断面図であ
る。
【図12】従来例を示す図でベーンポンプの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ボディ 3 カバー 5 ポンプ軸 7 センタープレート 9 ロータ 11 ロータ 13 ベーン 15 ベーン 17 カムリング 19 カムリング 21 サイドプレート 23 サイドプレート 25 共通流路 27 供給ポート 29 流量制御弁 31 余剰流ポート 33 流量制御弁 35 余剰流ポート 51 吸込通路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ内に設けたセンタープレートの両
    側にフロントポンプとリヤポンプとを設けるとともに、
    これらフロントポンプとリヤポンプは、カムリング、ロ
    ータ及びベーンからなり、上記センタープレートとボデ
    ィとの間に間隔を設けてセンタープレートの両側に分岐
    通路を形成し、この分岐通路の分岐部分をフロントポン
    プとリヤポンプの共通通路とし、この共通通路を介して
    これら分岐通路とフロントポンプとリヤポンプに共通の
    供給ポートとを連通させ、上記フロントポンプとリヤポ
    ンプにそれぞれ設けた流量制御弁とフロントポンプとリ
    ヤポンプそれぞれの吐出流路とを連通させ、上記流量制
    御弁により設定した設定流量以上の余剰流量をそれぞれ
    の余剰流ポートを介して上記共通通路に還流させるよう
    に構成したベーンポンプにおいて、上記ボディ内に上記
    供給ポートに連通する吸込通路を形成し、供給ポートよ
    り供給される作動流体を吸込通路及びそれぞれの余剰流
    ポートを介して、フロントポンプとリヤポンプに供給す
    るようにしたことを特徴とするベーンポンプ。
JP9123992U 1992-12-15 1992-12-15 ベーンポンプ Pending JPH0649781U (ja)

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