JPH0649862A - 土砂等の空気圧輸送用カプセルおよび搬送方法 - Google Patents

土砂等の空気圧輸送用カプセルおよび搬送方法

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JPH0649862A
JPH0649862A JP20348292A JP20348292A JPH0649862A JP H0649862 A JPH0649862 A JP H0649862A JP 20348292 A JP20348292 A JP 20348292A JP 20348292 A JP20348292 A JP 20348292A JP H0649862 A JPH0649862 A JP H0649862A
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JP
Japan
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capsule
earth
sand
capsules
air
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JP20348292A
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English (en)
Inventor
Atsutoshi Arai
井 厚 俊 荒
Zenetsu Abe
倍 善 悦 安
Shunichi Matsumoto
本 俊 一 松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 土砂等を空気圧により搬送するに際し、カプ
セルの使用により土砂の性状による影響、トラブルをな
くし、また搬出量の増大と搬送効率の向上を図れると共
に、簡単な構造で安価なカプセルで効率良く搬送できる
ようにする。 【構成】 後端が開放されたカプセル本体10に、搬送
管1との間に空気が通過し得る間隙を形成するスペーサ
11を突設したカプセル3を使用する。このカプセル3
に後端開口から土砂2を充填して搬送管1内に順次導入
し、これらカプセル3を間隔をおいて複数配置した状態
で圧縮空気あるいは吸引空気により搬送する。カプセル
3を複数同時に搬送管1内を走行させることができる。
カプセル3は簡単な構造とすることができると共に、土
砂の投入・排出を容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建設工事で発生する
土砂等を積載し、搬送管内を空気圧により走行する空気
圧輸送カプセルおよびこのカプセルを使用した搬送方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建設工事で発生した土砂を搬出する場
合、土砂を空気圧で搬送する方法がある。このような空
気圧による搬送方法は、被搬送体の前後の圧力差による
推進力を利用するものであり、被搬送体の下流側を減圧
する負圧による吸引方式と、被搬送体の上流側を加圧す
る圧縮空気による圧送方法がある。また、土砂をそのま
ま搬送したり、土砂を積載したカプセルを搬送するなど
している。
【0003】例えば、推進工法において土砂をそのまま
空気吸引により搬送する場合には、地上に設置した土砂
ホッパーに基端を接続した搬送管を切羽の手前まで延設
し、土砂ホッパーの上部に吸引ブロワーを接続してい
る。搬送管の先端から吸引された土砂は空気の流れによ
りまとめられ、一つの塊となって管路を塞ぎ、前後の圧
力差が一定以上になると、負圧により走り出し、一気に
坑外の土砂ホッパーに搬出される。また、ばら物の搬送
に使用されるカプセル輸送の場合には、カプセル本体に
搬送管内面を転動する走行車輪を設け、このカプセル本
体の胴部に投入・排出口を設け、この投入・排出口から
被搬送物の投入・排出を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の空気吸引による土砂の搬送方法では、土砂
を直接搬送管の内面に接触させて搬送するため、土質に
より大きく変化する含水率や粘性等の土砂性状の影響を
受け、バンドリングが困難となったり、効率が低下する
などの問題がある。特に、土砂の粘性が大きい場合や硬
い場合など、搬送管内に取り込むことができない、搬送
管内で土砂が詰まるなどのトラブルが発生する。これを
防止するため、一般的には、水を加えて調泥しながら搬
出を行っているが、搬出された土砂は含水率が高く、一
般残土ではなく、産業廃棄物として扱わなければならな
いという問題がある。また、搬送管内に取り込まれる一
つの土砂塊も小さく、効率が悪く、大容量の土砂を搬送
できない。
【0005】また、土砂の吸引は土砂塊の前後の圧力差
で行われるため、一つの塊が搬送管中を移動している間
は、次の土砂塊を吸引することができず、単位時間当た
りの搬出量が少なく、搬送効率が低いという問題点があ
る。これは、カプセルを圧送する場合も同様である。さ
らに、吸引方式、加圧方式のいずれでも、必要動力に対
して搬出量が少なく、極めてエネルギー効率が悪い。こ
れは、搬送する媒体である空気と、搬送される土砂の比
重が非常に異なり、大量の空気の流れの中に少量の土砂
を載せて搬送するためである。
【0006】また、カプセルを使用して搬送する場合、
胴部に投入・排出口を有するため、被搬送物の投入・排
出に時間がかかると共に、カプセル自体が複雑な構造・
高価となるため、効率が悪い、設備費が嵩むなどの問題
点があり、土砂の搬出には適用しがたい。
【0007】この発明は、前述のような事情に鑑みてな
されたもので、その目的は、カプセルを使用することに
より土砂の性状に影響されること無く、管路の閉塞等の
トラブルを発生させること無く搬送を行うことができ、
また搬送管内における被搬送体としてのカプセルの数を
増やすことができ、搬出量を大幅に増大させ、搬送効率
の向上を図ることができ、しかも簡単な構造で安価なカ
プセルにより効率良く搬送することのできる土砂等の空
気圧輸送用カプセルおよび搬送方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の空気圧輸送用
カプセルは、先端が密封され、後端が開放された円筒状
のカプセル本体と、このカプセル本体の外周に突設さ
れ、カプセル本体と搬送管との間に空気が通過し得る間
隙を形成するスペーサから構成する。この発明の搬送方
法は、先端が密封され、後端が開放された円筒状のカプ
セル本体に、搬送管との間に間隙を形成し得るスペーサ
を突設したカプセルを使用し、このカプセルに後端から
土砂を充填して搬送管内に順次搬入し、これらカプセル
を搬送管内に間隔をおいて複数配置した状態で圧縮空気
により圧送し、あるいは空気吸引により負圧搬送するよ
うにする。
【0009】
【作用】土砂搬入端において、掘削された土砂をカプセ
ルの後端開口から充填し、このカプセルを搬送管内に挿
入し、圧縮空気による圧送方式あるいは空気吸引による
負圧搬送方式で搬送する。カプセルと搬送管の内面との
管には、スペーサにより間隙が形成されており、この間
隙が空気通路となって先行するカプセルあるいは後行す
るカプセルに空気圧が作用し、複数のカプセルを同時に
搬送することができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を図示する一実施例に基づい
て詳細に説明する。これは、推進工法において掘削され
た土砂を空気吸引により地上まで搬送する例である。図
1は、この発明の搬送方法を実施するための搬送システ
ムを示す全体概略図、図2は、このシステムで使用する
カプセルの断面図である。
【0011】図1に示すように、搬送管1は切羽近傍か
ら地上まで2本一組で配設し、一方の搬送管を土砂2を
充填したカプセル3を搬出する搬出ラインL1 とし、他
方を空カプセル3’を返送する返送ラインL2 とする。
このような搬送管1の坑内の土砂搬入端Aには、掘削さ
れた土砂2を収納する掘削土ホッパー4と、土砂2を充
填する土砂充填装置5を配置し、坑外の土砂搬出端Bに
は、カプセル3を回収するカプセル回収装置6と、吸気
装置8が接続され、搬出された土砂2を受けるレシーバ
ータンク7を配置する。
【0012】カプセル3は、金属製あるいはプラスチッ
ク製とし、図2に示すように、先端10aを丸く成形し
て密閉し、後端10bを土砂2の出し入れを容易にする
ため開放した円筒形のカプセル本体10と、このカプセ
ル本体10に突設され、搬送管1の内面との間に隙間1
2を形成し得るリブ状のスペーサ11から構成する。こ
のスペーサ11は、走行方向に平行に、かつ周方向に間
隔をおいて複数(この図では4つ)放射状に配設し、そ
の端面が搬送管1の内面を摺動するようにする。隙間1
2は、圧縮空気あるいは吸引空気が通過する部分であ
り、その大きさは、カプセル3に充分な受圧面積すなわ
ち推力を与えることができ、かつこのカプセル3を通過
して他のカプセル3へも空気圧を作用させることができ
るように設定する。
【0013】土砂充填装置5は、返送ラインL2 からの
空カプセル3’を受け、後端10bの開口を上にして移
送しつつ土砂2を投入し、次いで先端10aが前方に位
置する水平状態で搬出ラインL1 に挿入する装置であ
り、例えば図3に示すように、カプセル3にスライダ2
0を取り付け、このスライダ20がスライドするガイド
レール21をカプセルを挟むように一対で配設し、ガイ
ドレール21により案内支持されたカプセル3をチェ−
ン搬送機構や油圧シリンダなどで移動させるように構成
する。返送されたカプセル3’は掘削土ホッパー4の下
方に鉛直状態で搬入され、排出口22から土砂2が充填
された後、上下移動可能なシュート23を介して搬出ラ
インL1 の搬入端に投入される。
【0014】カプセル回収装置6は、搬出ラインL1
排出端からのカプセル3を受け止め、後端10bを下に
して土砂を排出させつつ移動させ、水平状態で返送ライ
ンL 2 に挿入する装置であり、例えば図4に示すよう
に、カプセル3の先端10aを着脱自在に抱持する装着
具30と、この装着具30が回転駆動可能に取り付けら
れるスライダ31と、このスライダ31を移動自在に案
内支持し、レシーバータンク7内から外部へとエンドレ
スに配設されたガイドレール32と、装着具30を移動
させるチェ−ン搬送機構などから構成する。搬送されて
きたカプセル3に装着具30を取り付けて引き出し、装
着具30を90°回転させることによりカプセル3を鉛
直状態として土砂2を排出する。空カプセル3’はタン
ク7内から出ると90°回転させ、返送ラインL2 の搬
入端に挿入し、空カプセル3’から外した装着具30を
タンク7内に戻す。
【0015】レシーバータンク7は、下部に土砂2の排
出弁40を有し、上部には吸気装置8による吸気を開閉
する開閉弁41と、タンク内を大気開放する開放弁42
を備えている。また、搬出ラインL1 との接続部には、
搬送管1とタンク7とを遮断する遮断弁43が配設され
ている。なお、返送ラインL2 には、開閉弁45を介し
て吸気装置8が接続され、また搬入端に遮断弁46を備
え、圧縮空気により空カプセル3’を返送できるように
構成されている。
【0016】以上のような構成において、次のように搬
送を行う。 (1) 図1に示すように、返送されてきた空カプセル3’
を、土砂充填装置5により掘削土ホッパー4の下部を移
送しつつ土砂2を上部から充填する。 (2) 土砂2が充填されたカプセル3を搬出ラインL1
搬入端部に順次挿入し、搬送管1内には複数のカプセル
3が間隔をおいて空気吸引により走行する。前方の負圧
によりカプセル本体10の後端開口が受圧部となって走
行し、また間隙12を通って空気が通過し、後方のカプ
セル3にも負圧が作用し、同様に走行する。これにより
複数のカプセル3が搬送管1内を同時に搬送される。
【0017】(3) 搬出ラインL1 の搬出端部に到達した
カプセル3は、カプセル回収装置6により引き出され、
レシーバータンク7内を移動しつつ内部の土砂2が排出
される。 (4) 土砂2が排出された空カプセル3’は、返送ライン
2 の搬入端部に挿入され、圧縮空気により圧送され
る。
【0018】(5) レシーバータンク7内に土砂2が所定
量溜まると、開閉弁41を閉じて吸気装置8による吸引
を停止し、開放弁42により大気開放した後、排出弁4
0を開いて土砂2を外部に排出する。土砂の搬出を連続
して行う場合は、レシーバータンクを2基設置し、レシ
ーバータンク7−1内に土砂2が所定量溜まり、排出す
る場合、開閉弁41−1を閉、開閉弁41−2を開とし
てレシーバータンク7−2に切り替えてカプセル3の導
入・土砂の搬出を行う。 以上の工程を繰り返すことにより、土砂が連続的に地上
に搬出される。
【0019】以上のような構成であれば、カプセルに土
砂を充填して搬送するから、従来の土砂を直接空気吸引
する方式のように、土砂性状の影響を受けることがな
く、粘性の大きい土砂や硬い土砂を取り込むことができ
なかったり、搬送管が閉塞するなどのトラブルを解消で
きる。また、水を加えて調泥する必要がないので、一般
残土として扱うことができる。さらに、カプセル本体に
スペーサを取り付けて空気の通路を形成したため、複数
のカプセルを同時に搬送することができ、単位時間当た
りの土砂搬出量を大幅に増大することができ、搬送効率
およびエネルギー効率の向上を図れる。また、カプセル
の後端開口から土砂を充填する構造であり、土砂の投入
・排出を容易に行うことができ、搬出効率を大幅に向上
できると共に、カプセルを簡単な構造とすることがで
き、設備費の低減を図れる。
【0020】なお、以上は推進工法に適用した例を示し
たが、これに限らず掘削した土砂を搬出するその他の場
合、さらには土砂以外のばら物の搬送にも適用できるこ
とはいうまでもない。
【0021】
【発明の効果】前述の通り、この発明は、後端が開放さ
れたカプセル本体に、空気通路を形成し得るスペーサを
取り付けたカプセルを使用し、掘削した土砂をカプセル
の後端から充填し、このカプセルを複数搬送管内に導入
して複数同時に搬送するようにしたため、次のような効
果を奏する。 (1) カプセルの使用により、土砂の性状に影響されるこ
となく、また搬送管の閉塞などのトラブルを生じること
なく、確実に土砂を搬出することができる。 (2) 複数のカプセルを同時に搬送することができ、土砂
搬出量を大幅に増大することができ、搬送効率およびエ
ネルギー効率の向上を図れる。 (3) カプセルへの土砂の投入・排出を容易に行うことが
でき、搬出効率を大幅に向上できると共に、カプセルを
簡単な構造とすることができ、設備費の低減を図れる。 (4) 水を加えて調泥する必要がなく、土砂を一般残土と
して捨てることができ、処理費を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカプセルを使用した搬送方法を実施
するための搬送システムの全体概略図である。
【図2】この発明のカプセルを示し、(a)は縦断面
図、(b)は横断面図である。
【図3】図1の土砂充填装置を示す概略図である。
【図4】図1のカプセル回収装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 搬送管 2 土砂 3 カプセル 4 掘削土ホッパー 5 土砂充填装置 6 カプセル回収装置 7 レシーバータンク 8 吸気装置 10 カプセル本体 11 スペーサ 12 隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土砂等を積載し、搬送管内を空気圧によ
    り走行する空気圧輸送用カプセルにおいて、 先端が密封され、後端が開放された円筒状のカプセル本
    体と、このカプセル本体の外周に突設され、カプセル本
    体と搬送管との間に空気が通過し得る間隙を形成するス
    ペーサとを備えていることを特徴とする空気圧輸送用カ
    プセル。
  2. 【請求項2】 土砂等をカプセルに積載し、このカプセ
    ルを空気圧により搬送管内を搬送する搬送方法におい
    て、 先端が密封され、後端が開放された円筒状のカプセル本
    体に、搬送管との間に間隙を形成し得るスペーサを突設
    したカプセルを使用し、このカプセルに後端から土砂を
    充填して搬送管内に順次搬入し、これらカプセルを搬送
    管内に間隔をおいて複数配置した状態で圧縮空気により
    圧送し、あるいは空気吸引により負圧搬送することを特
    徴とする搬送方法。
JP20348292A 1992-07-30 1992-07-30 土砂等の空気圧輸送用カプセルおよび搬送方法 Pending JPH0649862A (ja)

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