JPH0649895A - 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造 - Google Patents
鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造Info
- Publication number
- JPH0649895A JPH0649895A JP20471392A JP20471392A JPH0649895A JP H0649895 A JPH0649895 A JP H0649895A JP 20471392 A JP20471392 A JP 20471392A JP 20471392 A JP20471392 A JP 20471392A JP H0649895 A JPH0649895 A JP H0649895A
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- Japan
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- steel
- concrete column
- column
- reinforcing bar
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄骨梁から鉄筋コンクリート柱への荷重伝達
を確実に行うとともに構造が簡単でコンクリートの充填
性もよく、かつコンクリート打設作業と関係なく鉄骨お
よび鉄筋の立ち上げ作業を先行できる接合部構造を実現
する。 【構成】 鉄筋コンクリート柱1と鉄骨梁2との接合部
分において、鉄骨梁2の先端部分を鉄筋コンクリート柱
内に没入させて配置し、この先端部分を連結部材31を用
いて互いに連結して鉄筋コンクリート柱内を貫通させる
とともに、この鉄骨梁2の先端部分を係止金物35を介し
て鉄筋コンクリート柱1の主鉄筋11に係止させて構成す
る。
を確実に行うとともに構造が簡単でコンクリートの充填
性もよく、かつコンクリート打設作業と関係なく鉄骨お
よび鉄筋の立ち上げ作業を先行できる接合部構造を実現
する。 【構成】 鉄筋コンクリート柱1と鉄骨梁2との接合部
分において、鉄骨梁2の先端部分を鉄筋コンクリート柱
内に没入させて配置し、この先端部分を連結部材31を用
いて互いに連結して鉄筋コンクリート柱内を貫通させる
とともに、この鉄骨梁2の先端部分を係止金物35を介し
て鉄筋コンクリート柱1の主鉄筋11に係止させて構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート(R
C)柱と鉄骨(S)梁とで構成され、混合構造と呼ばれ
る土木、建築等の構造物における鉄筋コンクリート柱と
鉄骨梁との接合構造に関する。
C)柱と鉄骨(S)梁とで構成され、混合構造と呼ばれ
る土木、建築等の構造物における鉄筋コンクリート柱と
鉄骨梁との接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁とで構成さ
れる構造物における鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接
合構造においては、柱と梁の接合部をいかに構成し、こ
の間で確実な荷重の伝達を図るかが技術上の問題点であ
る。鉄骨梁からの剪断力と曲げモーメントを鉄筋コンク
リート柱に伝達するため、梁部材を柱内に貫通させた
り、接合部を鋼板製の外枠、たとえば鋼管等で囲み、内
部に水平方向の支圧板を設けたり、鉄骨梁に鉄筋を溶接
して定着する等の方法が用いられていた。
れる構造物における鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接
合構造においては、柱と梁の接合部をいかに構成し、こ
の間で確実な荷重の伝達を図るかが技術上の問題点であ
る。鉄骨梁からの剪断力と曲げモーメントを鉄筋コンク
リート柱に伝達するため、梁部材を柱内に貫通させた
り、接合部を鋼板製の外枠、たとえば鋼管等で囲み、内
部に水平方向の支圧板を設けたり、鉄骨梁に鉄筋を溶接
して定着する等の方法が用いられていた。
【0003】たとえば、図5は「建築技術」1990年8月
号「混合構造の展開とその背景」第118頁に記載されて
いるもので、大梁2はこの接合部を貫通して左右に連続
しており、主鉄筋11にはねじ鉄筋が使用され、大梁2の
フランジ面定着ナット36によって締付けられている。一
方、接合部の柱部分には補強鉄板(ふさぎ板)3が巻か
れ、コンクリート型枠を兼ねて内部のコンクリートを拘
束することにより強剛な接合部を構成している。しか
し、この構造は施工が複雑で多くの手間を要し、コスト
が嵩み工事期間もかかるなど、非常に不経済であるばか
りでなく、接合部およびその下方部分のコンクリートの
充填性が悪く垂直の荷重伝達に支障が生じるなどの問題
点がある。
号「混合構造の展開とその背景」第118頁に記載されて
いるもので、大梁2はこの接合部を貫通して左右に連続
しており、主鉄筋11にはねじ鉄筋が使用され、大梁2の
フランジ面定着ナット36によって締付けられている。一
方、接合部の柱部分には補強鉄板(ふさぎ板)3が巻か
れ、コンクリート型枠を兼ねて内部のコンクリートを拘
束することにより強剛な接合部を構成している。しか
し、この構造は施工が複雑で多くの手間を要し、コスト
が嵩み工事期間もかかるなど、非常に不経済であるばか
りでなく、接合部およびその下方部分のコンクリートの
充填性が悪く垂直の荷重伝達に支障が生じるなどの問題
点がある。
【0004】また、図6は実開平2-95702 号公報記載の
もので、鉄筋コンクリート柱1の外形寸法と同一寸法の
接合金物3を鉄筋コンクリート柱1の頂部に載せてか
ら、その内側に鉄筋11を挿入して鉄筋コンクリート柱1
の鉄筋と溶接して接合し、ついで接合金物3の側部と鉄
骨梁2のフランジ部、ウエブ部とを溶接接合した後、接
合金物3の上部からコンクリートを打設することによ
り、接合金物3と鉄筋コンクリート柱1とを一体化する
のであるが、接合金物3を介しての垂直荷重あるいはモ
ーメントの伝達が不十分であるほか、柱部分のコンクリ
ートが硬化しないと接合金物3を取り付けできないなど
の問題点がある。
もので、鉄筋コンクリート柱1の外形寸法と同一寸法の
接合金物3を鉄筋コンクリート柱1の頂部に載せてか
ら、その内側に鉄筋11を挿入して鉄筋コンクリート柱1
の鉄筋と溶接して接合し、ついで接合金物3の側部と鉄
骨梁2のフランジ部、ウエブ部とを溶接接合した後、接
合金物3の上部からコンクリートを打設することによ
り、接合金物3と鉄筋コンクリート柱1とを一体化する
のであるが、接合金物3を介しての垂直荷重あるいはモ
ーメントの伝達が不十分であるほか、柱部分のコンクリ
ートが硬化しないと接合金物3を取り付けできないなど
の問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
におけるこのような問題点を解消し、施工性がよくコン
クリートの充填にも支障のない接合構造とするととも
に、鉄筋や鉄骨梁の組み立て作業をコンクリート打設に
先行して行える仮支持構造を提供することを目的とす
る。
におけるこのような問題点を解消し、施工性がよくコン
クリートの充填にも支障のない接合構造とするととも
に、鉄筋や鉄骨梁の組み立て作業をコンクリート打設に
先行して行える仮支持構造を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の接合構造は、鉄
筋コンクリート柱と鉄骨梁とで構成される構造物におけ
る鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合部分において、
前記鉄骨梁の先端部分を前記鉄筋コンクリート柱内に没
入させて配置し、この鉄骨梁の先端部分を連結部材を用
いて互いに連結して前記鉄筋コンクリート柱内を貫通さ
せるとともに、この鉄骨梁の先端部分を係止金物を介し
て前記鉄筋コンクリート柱の主鉄筋に係止させたことを
特徴とする。
筋コンクリート柱と鉄骨梁とで構成される構造物におけ
る鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合部分において、
前記鉄骨梁の先端部分を前記鉄筋コンクリート柱内に没
入させて配置し、この鉄骨梁の先端部分を連結部材を用
いて互いに連結して前記鉄筋コンクリート柱内を貫通さ
せるとともに、この鉄骨梁の先端部分を係止金物を介し
て前記鉄筋コンクリート柱の主鉄筋に係止させたことを
特徴とする。
【0007】あるいは、本発明の接合構造は、鉄筋コン
クリート柱と鉄骨梁とで構成される構造物における鉄筋
コンクリート柱と鉄骨梁との接合部分において、前記鉄
筋コンクリート柱の鉄骨梁と接合する部分にこの鉄筋コ
ンクリート柱の外形にほぼ等しい鋼板製の枠体を配置
し、鉄骨梁の先端部分をこの鋼板製の枠体に接合させて
配置するとともに、この鋼板製の枠体を係止金物を介し
て前記鉄筋コンクリート柱の主鉄筋に係止させたことを
特徴とする。
クリート柱と鉄骨梁とで構成される構造物における鉄筋
コンクリート柱と鉄骨梁との接合部分において、前記鉄
筋コンクリート柱の鉄骨梁と接合する部分にこの鉄筋コ
ンクリート柱の外形にほぼ等しい鋼板製の枠体を配置
し、鉄骨梁の先端部分をこの鋼板製の枠体に接合させて
配置するとともに、この鋼板製の枠体を係止金物を介し
て前記鉄筋コンクリート柱の主鉄筋に係止させたことを
特徴とする。
【0008】
【作 用】請求項1記載の本発明によれば、柱の両側の
梁の先端部分を連結部材を用いて互いに連結し、この連
結部材が柱材のコンクリートと付着するから、鉄骨梁そ
のものを柱内に貫通させる必要がなく、また請求項2記
載の本発明によれば、鉄筋コンクリート柱の鉄骨梁と接
合する部分にこの鉄筋コンクリート柱の外形にほぼ等し
い鋼板製の外枠を配置し、鉄骨梁の先端部分をこの外枠
に接合させ、この外枠が柱材のコンクリートと付着する
から、支圧板や定着筋の加工、取り付けが不要となり、
しかも梁の剪断力、曲げモーメントを連結部材、あるい
は鋼板製の外枠を通じて確実に柱材に伝達でき、かつコ
ンクリートの充填も円滑に行うことができる。
梁の先端部分を連結部材を用いて互いに連結し、この連
結部材が柱材のコンクリートと付着するから、鉄骨梁そ
のものを柱内に貫通させる必要がなく、また請求項2記
載の本発明によれば、鉄筋コンクリート柱の鉄骨梁と接
合する部分にこの鉄筋コンクリート柱の外形にほぼ等し
い鋼板製の外枠を配置し、鉄骨梁の先端部分をこの外枠
に接合させ、この外枠が柱材のコンクリートと付着する
から、支圧板や定着筋の加工、取り付けが不要となり、
しかも梁の剪断力、曲げモーメントを連結部材、あるい
は鋼板製の外枠を通じて確実に柱材に伝達でき、かつコ
ンクリートの充填も円滑に行うことができる。
【0009】また、本発明においては、鉄骨梁の先端あ
るいは鋼板製の外枠を係止金物を介して前記鉄筋コンク
リート柱の主鉄筋に係止させたから、柱部分のコンクリ
ート打設を待つことなく柱に対する鉄骨梁の取り付け作
業を進めることができるから、工程がフレキシブルとな
り、工期短縮も可能である。
るいは鋼板製の外枠を係止金物を介して前記鉄筋コンク
リート柱の主鉄筋に係止させたから、柱部分のコンクリ
ート打設を待つことなく柱に対する鉄骨梁の取り付け作
業を進めることができるから、工程がフレキシブルとな
り、工期短縮も可能である。
【0010】
実施例1 図1に本発明の第1の実施例を示す。(a)は一部のコ
ンクリートを切断して鉄筋を露出させた状態の側面図、
(b)はそのA−A断面図である。1は鉄筋コンクリー
ト柱、2、2'は鉄骨梁で、鉄筋コンクリート柱1は主鉄
筋11、フープ筋12、コンクリート13で構成される。ま
た、鉄骨梁2、2'は上下にフランジ面を有するH形鋼よ
りなり、それぞれの先端部分が長さaだけ鉄筋コンクリ
ート柱1内に没入している。鉄骨梁2、2'は連結部材21
により鉄筋コンクリート柱1内を貫通して互いに連結さ
れている。すなわち、連結部材21は表面に縦方向の突起
を有する2枚の鋼板で、鉄骨梁2、2'のウエブ部と高力
ボルト22によって接合されている。さらに鉄骨梁2、2'
の先端部分は、これを挟んで対向する主鉄筋11に溶接等
により仮止めされた係止金物35により係止して支持され
ている。
ンクリートを切断して鉄筋を露出させた状態の側面図、
(b)はそのA−A断面図である。1は鉄筋コンクリー
ト柱、2、2'は鉄骨梁で、鉄筋コンクリート柱1は主鉄
筋11、フープ筋12、コンクリート13で構成される。ま
た、鉄骨梁2、2'は上下にフランジ面を有するH形鋼よ
りなり、それぞれの先端部分が長さaだけ鉄筋コンクリ
ート柱1内に没入している。鉄骨梁2、2'は連結部材21
により鉄筋コンクリート柱1内を貫通して互いに連結さ
れている。すなわち、連結部材21は表面に縦方向の突起
を有する2枚の鋼板で、鉄骨梁2、2'のウエブ部と高力
ボルト22によって接合されている。さらに鉄骨梁2、2'
の先端部分は、これを挟んで対向する主鉄筋11に溶接等
により仮止めされた係止金物35により係止して支持され
ている。
【0011】なお、鉄骨梁ウエブ部と連結部材21との接
合を高力ボルトによらずに直接溶接によって接合しても
よい。また、係止金物35を主鉄筋11に溶接する代わり
に、鉄骨梁のフランジに最も近いフープ筋をこのフラン
ジに接近させて主鉄筋に溶接し、鉄骨梁を支持するよう
にしてもよい。係止金物35等による鉄骨梁2、2'の支持
は、建て方段階におけるコンクリート打設までの仮支持
であり、構造物の設計上の荷重支持ではない。
合を高力ボルトによらずに直接溶接によって接合しても
よい。また、係止金物35を主鉄筋11に溶接する代わり
に、鉄骨梁のフランジに最も近いフープ筋をこのフラン
ジに接近させて主鉄筋に溶接し、鉄骨梁を支持するよう
にしてもよい。係止金物35等による鉄骨梁2、2'の支持
は、建て方段階におけるコンクリート打設までの仮支持
であり、構造物の設計上の荷重支持ではない。
【0012】また、連結部材21は、鉄骨部分とコンクリ
ートとの付着を図り、荷重伝達を確実にするために平坦
な鋼板よりも表面に突起の設けられているものの方が好
ましい。この突起は溶接等により設けてもよいし、素材
として突起付き鋼板や縞鋼板を使用してもよい。特にこ
の部分における水平方向の荷重伝達を重視する場合にあ
っては、図示したように縦方向の突起を設けることがよ
り好ましい。
ートとの付着を図り、荷重伝達を確実にするために平坦
な鋼板よりも表面に突起の設けられているものの方が好
ましい。この突起は溶接等により設けてもよいし、素材
として突起付き鋼板や縞鋼板を使用してもよい。特にこ
の部分における水平方向の荷重伝達を重視する場合にあ
っては、図示したように縦方向の突起を設けることがよ
り好ましい。
【0013】鉄筋、鉄骨梁を以上のように構成した後、
型枠を組んでコンクリート13を打設してこの構造物の躯
体の構築を行うわけであるが、本発明によれば、鉄骨
梁2、2'を係止金物35により主鉄筋11に係止させるの
で、たとえば図2に示すように、柱部分のコンクリート
打設と関係なく主鉄筋の上方階への立ち上げや鉄骨梁の
取り付け作業を進めることができ、鉄骨梁2、2'は連
結部材21により鉄筋コンクリート柱1内を貫通して互い
に連結しており、連結部材21の表面には縦方向の突起が
設けられているので、鉄骨梁とコンクリートとが付着し
て一体化し、さらに鉄骨梁の先端部が鉄筋コンクリート
柱1内部に没入していることにより梁からの水平、垂直
荷重は確実に鉄筋コンクリート柱に伝達され、梁と柱
の交差する仕口部においても、中央部分では距離dにわ
たって梁が中断していて縦方向の連結部材21が存在する
のみであるからコンクリートの打設には支障がなく、荷
重伝達に最も重要な鉄骨梁フランジ下部等にも確実にコ
ンクリートを充填することができる。
型枠を組んでコンクリート13を打設してこの構造物の躯
体の構築を行うわけであるが、本発明によれば、鉄骨
梁2、2'を係止金物35により主鉄筋11に係止させるの
で、たとえば図2に示すように、柱部分のコンクリート
打設と関係なく主鉄筋の上方階への立ち上げや鉄骨梁の
取り付け作業を進めることができ、鉄骨梁2、2'は連
結部材21により鉄筋コンクリート柱1内を貫通して互い
に連結しており、連結部材21の表面には縦方向の突起が
設けられているので、鉄骨梁とコンクリートとが付着し
て一体化し、さらに鉄骨梁の先端部が鉄筋コンクリート
柱1内部に没入していることにより梁からの水平、垂直
荷重は確実に鉄筋コンクリート柱に伝達され、梁と柱
の交差する仕口部においても、中央部分では距離dにわ
たって梁が中断していて縦方向の連結部材21が存在する
のみであるからコンクリートの打設には支障がなく、荷
重伝達に最も重要な鉄骨梁フランジ下部等にも確実にコ
ンクリートを充填することができる。
【0014】なお、鉄骨梁2、2'先端部の鉄筋コンクリ
ート柱1内への没入深さaならびに先端部の間隔bにつ
いては、aが大であるほど荷重伝達性がよいが、コンク
リート打設の作業性からは或る程度bの寸法が必要であ
るから、この両者を勘案して決定すればよい。また、こ
の実施例では最も単純な、柱に対して左右方向のみに梁
が設けられる場合を示したが、三方向、四方向等に梁を
持つ柱がむしろ一般的であり、これらの場合連結部材21
は平板ではなく梁の方向に対応して十字状、あるいはT
字状の形状となることは、いうまでもない。
ート柱1内への没入深さaならびに先端部の間隔bにつ
いては、aが大であるほど荷重伝達性がよいが、コンク
リート打設の作業性からは或る程度bの寸法が必要であ
るから、この両者を勘案して決定すればよい。また、こ
の実施例では最も単純な、柱に対して左右方向のみに梁
が設けられる場合を示したが、三方向、四方向等に梁を
持つ柱がむしろ一般的であり、これらの場合連結部材21
は平板ではなく梁の方向に対応して十字状、あるいはT
字状の形状となることは、いうまでもない。
【0015】実施例2 本発明の第2の実施例を図3により説明する。(a)は
一部のコンクリートを切断して鉄筋を露出させた状態の
側面図、(b)はそのB−B断面図である。鉄筋コンク
リート柱1、鉄骨梁2、2'、主鉄筋11、フープ筋12、コ
ンクリート13はいずれも第1の実施例ならびに図1と同
様である。相違するのは接合部分で、この実施例では鉄
筋コンクリート柱1の外形にほぼ等しい鋼板製の枠体3
が配置され、鉄骨梁2、2'の先端部分はこの枠体3に溶
接により接合されている。枠体3は外枠31の内側に、鉄
骨梁2、2'のウエブの延長面に仕切り板32を設けて形成
されている。
一部のコンクリートを切断して鉄筋を露出させた状態の
側面図、(b)はそのB−B断面図である。鉄筋コンク
リート柱1、鉄骨梁2、2'、主鉄筋11、フープ筋12、コ
ンクリート13はいずれも第1の実施例ならびに図1と同
様である。相違するのは接合部分で、この実施例では鉄
筋コンクリート柱1の外形にほぼ等しい鋼板製の枠体3
が配置され、鉄骨梁2、2'の先端部分はこの枠体3に溶
接により接合されている。枠体3は外枠31の内側に、鉄
骨梁2、2'のウエブの延長面に仕切り板32を設けて形成
されている。
【0016】この実施例では枠体3が鉄筋コンクリート
柱1を囲んで固着されており、鉄骨梁の先端部分は枠体
3に接合されているから鉄骨梁から柱への水平力の伝達
は枠体3によって確実になされるが、垂直力あるいはモ
ーメントの伝達については枠体3のみでは不十分と考え
られるので、内部に仕切り板32を設けてコンクリートと
の接着面積を増大させるとともに外枠31の内側、あるい
は仕切り板32の表面を平坦なままとせず、縞鋼板等を使
用して表面に突起を設けている。特に垂直方向の荷重伝
達を重視するため、図3の例では仕切り板32の素材に突
起付き鋼板等を使用し、両面に水平方向の突起を設けて
いる。接着面積をいっそう増大させたい場合は、内部の
仕切り板32を平行に2枚以上設ければよい。
柱1を囲んで固着されており、鉄骨梁の先端部分は枠体
3に接合されているから鉄骨梁から柱への水平力の伝達
は枠体3によって確実になされるが、垂直力あるいはモ
ーメントの伝達については枠体3のみでは不十分と考え
られるので、内部に仕切り板32を設けてコンクリートと
の接着面積を増大させるとともに外枠31の内側、あるい
は仕切り板32の表面を平坦なままとせず、縞鋼板等を使
用して表面に突起を設けている。特に垂直方向の荷重伝
達を重視するため、図3の例では仕切り板32の素材に突
起付き鋼板等を使用し、両面に水平方向の突起を設けて
いる。接着面積をいっそう増大させたい場合は、内部の
仕切り板32を平行に2枚以上設ければよい。
【0017】さらにこの実施例では、図4に示すように
主鉄筋11にねじ鉄筋を使用し、これにねじ結合するナッ
ト36を配置してこのナット36により係止金物35を位置決
め固定し、係止金物35を介して枠体3を主鉄筋11に係止
して支持し、第1の実施例において図2により説明した
のと同じ効果を奏する。なお、係止金物35の形状は図
3、4に示したものに留まらず、たとえば図4の35と3
5' を結んで一体としたり、枠体3の底辺を支持する代
わりに水平方向の突起部を係止するなど、さまざまな態
様が可能である。
主鉄筋11にねじ鉄筋を使用し、これにねじ結合するナッ
ト36を配置してこのナット36により係止金物35を位置決
め固定し、係止金物35を介して枠体3を主鉄筋11に係止
して支持し、第1の実施例において図2により説明した
のと同じ効果を奏する。なお、係止金物35の形状は図
3、4に示したものに留まらず、たとえば図4の35と3
5' を結んで一体としたり、枠体3の底辺を支持する代
わりに水平方向の突起部を係止するなど、さまざまな態
様が可能である。
【0018】また、主鉄筋11にねじ鉄筋を使用しない場
合には、さきの第1の実施例のように鉄筋の適当な位置
に係止金物35を溶接等により固着し、これから調整ねじ
等によって枠体3の位置決めをしてもよい。
合には、さきの第1の実施例のように鉄筋の適当な位置
に係止金物35を溶接等により固着し、これから調整ねじ
等によって枠体3の位置決めをしてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構造で鉄骨梁か
ら鉄筋コンクリート柱への確実な荷重伝達が図られると
ともに、コンクリート打設前における鉄骨梁の鉄筋コン
クリート柱への位置決めと仮支持がなされて、工期の短
縮が実現する。
ら鉄筋コンクリート柱への確実な荷重伝達が図られると
ともに、コンクリート打設前における鉄骨梁の鉄筋コン
クリート柱への位置決めと仮支持がなされて、工期の短
縮が実現する。
【図1】本発明の第1の実施例を示す側面図ならびにそ
の断面図である。
の断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す側面図ならびにそ
の断面図である。
の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の一部を示す断面図であ
る。
る。
【図5】従来の技術を示す斜視図である。
【図6】従来の他の技術を示す斜視図である。
1 鉄筋コンクリート柱 11 主鉄筋 12 フープ筋 13 コンクリート 2 鉄骨梁 21 連結部材 22 高力ボルト 3 枠体 31 外枠 32 仕切り板 35 係止金物 36 ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁とで構成さ
れる構造物における鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接
合部分において、前記鉄骨梁の先端部分を前記鉄筋コン
クリート柱内に没入させて配置し、この鉄骨梁の先端部
分を連結部材を用いて互いに連結して前記鉄筋コンクリ
ート柱内を貫通させるとともに、この鉄骨梁の先端部分
を係止金物を介して前記鉄筋コンクリート柱の主鉄筋に
係止させたことを特徴とする鉄筋コンクリート柱と鉄骨
梁との接合構造。 - 【請求項2】 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁とで構成さ
れる構造物における鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接
合部分において、前記鉄筋コンクリート柱の鉄骨梁と接
合する部分にこの鉄筋コンクリート柱の外形にほぼ等し
い鋼板製の枠体を配置し、鉄骨梁の先端部分をこの鋼板
製の枠体に接合させて配置するとともに、この鋼板製の
枠体を係止金物を介して前記鉄筋コンクリート柱の主鉄
筋に係止させたことを特徴とする鉄筋コンクリート柱と
鉄骨梁との接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20471392A JPH0649895A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20471392A JPH0649895A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649895A true JPH0649895A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16495081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20471392A Pending JPH0649895A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649895A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001073454A (ja) * | 1999-09-07 | 2001-03-21 | Kumagai Gumi Co Ltd | 柱および梁の接合部の補強構造および補強部材 |
| JP2011026863A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Shimizu Corp | 梁接合構造、及びその施工方法 |
| JP2015059408A (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-30 | 三井住友建設株式会社 | コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造 |
| WO2018174375A1 (ko) * | 2017-03-20 | 2018-09-27 | (주)센벡스 | 웨브 연결형 강합성콘크리트 기둥-보 접합 구조 |
| CN116043733A (zh) * | 2023-01-09 | 2023-05-02 | 中铁大桥勘测设计院集团有限公司 | 一种大跨度箱涵顶进施工系统及其施工方法 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP20471392A patent/JPH0649895A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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