JPH064998Y2 - 鋳造用金型 - Google Patents

鋳造用金型

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JPH064998Y2
JPH064998Y2 JP1988118428U JP11842888U JPH064998Y2 JP H064998 Y2 JPH064998 Y2 JP H064998Y2 JP 1988118428 U JP1988118428 U JP 1988118428U JP 11842888 U JP11842888 U JP 11842888U JP H064998 Y2 JPH064998 Y2 JP H064998Y2
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JP
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sprue
molten metal
mold
casting
degrees
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JP1988118428U
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茂樹 田村
厚 太田
宏和 大西
稔 魚住
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、金型鋳造に使用される金型の構造に関する。
(従来の技術) 鋳造成形において、鋳造品の組織の不均一や内部欠陥の
発生には溶湯をキャビティへ充填する方法が大きく影響
している(例えば、特開昭62-9762号公報で良好な溶湯
充填方法が開示されている)。
ところで、鋳型を金属製とした金型鋳造は砂型を用いる
鋳造に比べて生産性や環境改善などの点で有利であり、
また、鋳物の組織が微細化され強度が向上する等の利点
があるため、現在使用が増加する傾向にある。
この金型鋳造には、多数個込めができるため経済性に優
れ、かつ、鋳物の品質が安定しやすいという利点を有す
る押し上げ式の重力鋳造がある。
この重力鋳造に用いられる金型の一例を第5図に示し説
明する。なお、金型は一対のものが合わせられて鋳造に
使用されるが、ここでは片側のみを示す。
金型1には、湯口2と湯道3と製品が鋳造されるキャビ
ティ4とが設けられており、湯口2は金型1の上面に開
口し鉛直方向に延設されていて、湯口2からは水平方向
に湯道3が分岐されており、湯口2と鋳物を成形するキ
ャビティ4とを連通するようにそれぞれ形成されてい
る。湯口2と湯道3との分岐点から下方へ湯口底5が設
けられていて、この湯口底5は弧面形状に形成されてい
る。また、キャビティ4から上方には上がり6が設けら
れている。なお、7は冷却水を流すための管路を示す。
そして、鋳造時には湯口2から溶湯を注入すると、注入
された溶湯は湯口底5に当たり湯道3を通ってキャビテ
ィ4に充填される。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記構造の重力鋳造用金型1では次のよ
うな問題点があった。
湯口2から注入された溶湯は湯口底5に落下衝突して飛
散する。この際、溶湯は乱流を引き起こし空気を巻き込
んでしまう虞れがあるが、このように空気を巻き込んだ
状態で溶湯がキャビティ4に充填され鋳造されると、ガ
ス欠陥いわゆるピンホールを有する不良品が製造されて
しまう。
また、湯口底5で衝突して飛散した溶湯の粒子が単独で
凝固してしまうと、湯玉を有する不良品が製造されてし
まう。
このように、溶湯が湯口底5で衝突して飛散することに
より種々の不良品が製造されるという問題点があった。
本考案は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、湯口底において溶湯の衝突による
飛散を低減させることにより不良品の発生を防止した鋳
造用金型を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本考案にかかる第一の手段
は、鉛直方向に設けられた湯口の底部にあって、該湯口
とキャビティとを連通する湯道との分岐点から下方の位
置に逆円錐形状の湯口底を形成し、該湯口底の逆円錐形
状の頂角を30度以上60度以下にしたものであり、 第二の手段は、上記湯口底の逆円錐形状の頂角を30度以
上90度以下にし、湯口底の円筒部深さを少なくとも20mm
以上にしたことを特徴とするものである。
(作用) このように湯口底を逆円錐形状にし、この逆円錐形状の
頂角を30度以上60度以下、または、湯口底の逆円錐形状
の頂角を30度以上90度以下にし、かつ、湯口底の円筒部
深さを少なくとも20mm以上とすることにより、落下した
溶湯は斜面となっている湯口底に衝突するため衝撃が和
らげられ飛散が低減される。そのため、溶湯の空気の巻
き込みおよび湯玉の発生が防がれる。
(実施例) つぎに、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。な
お、第1図は本考案の鋳造用金型の一例を示す斜視図、
第2図は本考案の湯口底を示す模式図である。また、本
実施例の鋳造用金型8は第5図に示した従来の鋳造用金
型1と湯口底の形状のみ異なるため、同一の部位には同
一の符号を付して詳細な説明は省略する。
金型8には、湯口2の底部であって、湯口2と湯道3と
の分岐点から下方の位置に逆円錐形状の湯口底9が形成
されている。そして、逆円錐形状の湯口底9の下端は弧
面状に形成されている。
湯口底をこのような形状とすると、湯口2から注入され
た溶湯は従来の金型の場合と同様に逆円錐形状の湯口底
9に落下して衝突するが、このとき、溶湯の多くは湯口
底9の斜面9aに衝突するため衝撃が和らげられ、その結
果、衝突時に飛散する溶湯の量が大幅に少なくなる。
そして、空気を巻き込むことにより生じるガス欠陥、お
よび飛散した溶湯が凝固することにより生じる湯玉欠陥
の発生が低減される。
つぎに、本考案の金型8と従来の金型1とを用いて成形
した鋳造品の欠陥の発生状態を比較する試験を行なった
結果を説明する。
試験は、本考案の金型8の湯口底9は第2図に示す各寸
法を次のように設定した。
A(湯口底9の開口部直径)=15mm R(湯口底9の下端の半径)=2mm T(湯道3の直径) =5mm θ(湯口底9の円錐形の頂角の1/2) =15゜,30゜,45゜,60゜,90゜,100゜ x(湯口底9の円筒部の深さ)=10,20,30mm また、従来の金型1の湯口底5は第6図に示す各寸法を
次のように設定した。
R′(湯口底5の下端の半径)=7.5mm x′(湯口底5の円筒部の深さ)=10,20,30mm キャビティ形状は、直径100mm、厚さ10mmの円盤状と
し、鋳造材料は球状黒鉛鋳鉄(FCD)でC=3.6%,Si
=2.4%,Mg=0.01〜0.03%を含有するものを使用した。
そして、鋳造後、鋳造品のガス欠陥および湯玉欠陥をそ
れぞれ測定した。ガス欠陥の測定は鋳造品をX線撮影し
て撮った空洞部の面積を測り、その合計をガス欠陥量と
した。また、湯玉欠陥は鋳造品を10mm間隔で切断しその
切断面に現われている湯玉を数えて、その合計を湯玉欠
陥数とした。なお、試験サンプルは各10個ずつ作成し
た。
この試験の結果を第3図および第4図に示す。
この試験結果から、従来の湯口底5の形状では深さ
(x′)が深いほどガス欠陥量および湯玉欠陥数が低下
するが完全に防ぐことはできない。また、湯口底5の深
さを深くすると、歩留りが悪化し、さらに、湯回り性が
劣るため湯回り不良を起こしやすくなるという問題も生
じる。
これに対して、本考案の湯口底9の形状ではθ(円錐形
の頂角の1/2)が30°以下の場合には深さ(x)にかか
わらずガス欠陥量および湯玉欠陥数が全く生じていない
ことが解った。また、湯口底9の深さが深くなるほどガ
ス欠陥量および湯玉欠陥数が低下する傾向にあるが、深
さ(x)が20mm以上では差が生じなくなっている。そし
て、深さが20mm以上の場合にはθが45°以下までガス欠
陥量および湯玉欠陥数がほとんど生じていない。
このように、湯口底9のθ(頂角1/2)を30°以下に設
定すれば、ガス欠陥量および湯玉欠陥数が全く生じない
鋳造品を提供することができる。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案は、重力鋳造を行なう
金型鋳造用の金型において、湯口底を頂角が30度以上60
度以下、または、頂角を30度以上90度以下にし、湯口底
の円筒部深さを少なくとも20mm以上の逆円錐形状に形成
したため、注入された溶湯が衝突したときの飛散量が低
下するため、ガス欠陥および湯玉欠陥等の発生が防止さ
れ、不良品の製造が低減され歩留りを大幅に向上させる
ことができる。
また、湯口底を逆円錐形状にすると、熱衝撃が小さくな
るため熱損傷に対しても有利であり、金型の寿命が長く
なるなどの効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の鋳造用金型の斜視図、 第2図は、本考案の湯口底の形状の一例を示す模式図、 第3図は、本考案と従来の金型で鋳造した鋳造品のガス
欠陥量を示す図、 第4図は、本考案と従来の金型で鋳造した鋳造品の湯玉
欠陥量を示す図、 第5図は、従来の鋳造用金型の一例を示す斜視図、 第6図は、従来の鋳造用金型の湯口底の形状の一例を示
す模式図である。 2……湯口 3……湯道 4……キャビティ 9……湯口底
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 魚住 稔 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 実願 昭49−1213号(実開 昭50− 95405号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉛直方向に設けられた湯口の底部にあっ
    て、該湯口とギャビティとを連通する湯道との分岐点か
    ら下方の位置に逆円錐形状の湯口底を形成し、該湯口底
    の逆円錐形状の頂角を30度以上60度以下にしたことを特
    徴とする鋳造用金型。
  2. 【請求項2】鉛直方向に設けられた湯口の底部にあっ
    て、該湯口とキャビティとを連通する湯道との分岐点か
    ら下方の位置に逆円錐形状の湯口底を形成し、該湯口底
    の逆円錐形状の頂角を30度以上90度以下にし、湯口底の
    円筒部深さを少なくとも20mm以上にしたことを特徴とす
    る鋳造用金型。
JP1988118428U 1988-09-09 1988-09-09 鋳造用金型 Expired - Lifetime JPH064998Y2 (ja)

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JP1988118428U JPH064998Y2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09 鋳造用金型

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JP1988118428U JPH064998Y2 (ja) 1988-09-09 1988-09-09 鋳造用金型

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Publication Number Publication Date
JPH0242734U JPH0242734U (ja) 1990-03-23
JPH064998Y2 true JPH064998Y2 (ja) 1994-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5211Y2 (ja) * 1973-12-30 1977-01-05

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JPH0242734U (ja) 1990-03-23

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