JPH0650084B2 - ロケツトの推力相殺装置 - Google Patents
ロケツトの推力相殺装置Info
- Publication number
- JPH0650084B2 JPH0650084B2 JP24415885A JP24415885A JPH0650084B2 JP H0650084 B2 JPH0650084 B2 JP H0650084B2 JP 24415885 A JP24415885 A JP 24415885A JP 24415885 A JP24415885 A JP 24415885A JP H0650084 B2 JPH0650084 B2 JP H0650084B2
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- Japan
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- rocket
- end plate
- thrust
- contour line
- motor
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロケットの推力相殺装置、詳しくは、ロケット
の飛翔中その推進薬に異状燃焼が発生し、あるいは軌道
が大幅に外れるなどして、そのまま飛翔を続けると危険
がもたらされるような非常の際に、ロケットモータの前
部鏡板を開窓することによりロケットノズルで発生する
推力を相殺するようにした装置に関する。
の飛翔中その推進薬に異状燃焼が発生し、あるいは軌道
が大幅に外れるなどして、そのまま飛翔を続けると危険
がもたらされるような非常の際に、ロケットモータの前
部鏡板を開窓することによりロケットノズルで発生する
推力を相殺するようにした装置に関する。
〔従来の技術〕 第3図は従来の推力相殺装置をそなえるロケットを例示
したものである。
したものである。
同図において、1は当該ロケットを構成するロケットモ
ータ、1′はこのロケットモータに連結した該モータ1
の上段ロケットモータである。
ータ、1′はこのロケットモータに連結した該モータ1
の上段ロケットモータである。
ロケットモータ1において、2はモータケース、3およ
び4はそれぞれこのモータケースの前部鏡板および後部
鏡板、5はモータケース2に装填した推進薬、6は後部
鏡板4に締結したロケットノズル、7は前部鏡板3に取
付けた点火器、8は上段ロケットモータ1′を連結する
ための連結筒である。
び4はそれぞれこのモータケースの前部鏡板および後部
鏡板、5はモータケース2に装填した推進薬、6は後部
鏡板4に締結したロケットノズル、7は前部鏡板3に取
付けた点火器、8は上段ロケットモータ1′を連結する
ための連結筒である。
以上の標準型ロケットモータにおいて推力相殺装置は次
のように構成されている。
のように構成されている。
11は前部鏡板3の中央部に開設した円形の透窓、12
はこの透窓の蓋板で、蓋板12は点火器7と一体に形成
されて火薬作動式の複数のセパレーションナット13に
より前部鏡板3に締結してある。そしていま当該ロケッ
トがロケットノズル6によって噴進しているときに前記
のような非常の事態が発生すると、該ロケットのコマン
ドから開窓指令が発せられ、複数のセパレーションナッ
ト13がこの指令に応答して分割する。これにより蓋板
12の前記締結が解かれるので、この蓋板は点火器7を
伴って連結筒8内に放出され、透窓11が開口する。よ
って推進薬5の燃焼ガスがこの開口から噴出し、その反
動力によりロケットノズル6で発生する推力を相殺す
る。
はこの透窓の蓋板で、蓋板12は点火器7と一体に形成
されて火薬作動式の複数のセパレーションナット13に
より前部鏡板3に締結してある。そしていま当該ロケッ
トがロケットノズル6によって噴進しているときに前記
のような非常の事態が発生すると、該ロケットのコマン
ドから開窓指令が発せられ、複数のセパレーションナッ
ト13がこの指令に応答して分割する。これにより蓋板
12の前記締結が解かれるので、この蓋板は点火器7を
伴って連結筒8内に放出され、透窓11が開口する。よ
って推進薬5の燃焼ガスがこの開口から噴出し、その反
動力によりロケットノズル6で発生する推力を相殺す
る。
以上のことから、上記反動力が上記推力とほぼ等しくな
るように上記の燃焼ガス噴出量、したがって透窓11の
開口面積が定められる。すなわち A≒At・K ・・・(1) 但し、Aは透窓11の開口面積、Atはロケットノズル
のスロート6aの断面積、Kは該ロケットノズル6の推
力係数である。またこの推力係数は次式で定まる定数を
いう。
るように上記の燃焼ガス噴出量、したがって透窓11の
開口面積が定められる。すなわち A≒At・K ・・・(1) 但し、Aは透窓11の開口面積、Atはロケットノズル
のスロート6aの断面積、Kは該ロケットノズル6の推
力係数である。またこの推力係数は次式で定まる定数を
いう。
T=Tt+Ts =K・Tt ・・・(2) 但し、Tはロケットノズル6で発生する全推力、Ttは
スロート6aで発生する推力分、Tsは該ノズルのスカ
ート部6bで発生する推力分で、推力分Tsはスカート
部6bに及ぼされる噴出ガス圧力Pの推力軸方向分力P
1 を該スカート部全体について積分した値である。
スロート6aで発生する推力分、Tsは該ノズルのスカ
ート部6bで発生する推力分で、推力分Tsはスカート
部6bに及ぼされる噴出ガス圧力Pの推力軸方向分力P
1 を該スカート部全体について積分した値である。
なお、特開昭58−85346号の第1図で示すイグナ
イタ部に前記と同様な蓋板を設けて使用される場合もあ
る。
イタ部に前記と同様な蓋板を設けて使用される場合もあ
る。
ところでかかる推力相殺装置を採用するときは、モータ
ケース、殊にその前部鏡板の標準化が困難なため、コス
ト高を招くという問題があった。その理由を次に述べ
る。
ケース、殊にその前部鏡板の標準化が困難なため、コス
ト高を招くという問題があった。その理由を次に述べ
る。
一般に実用大型ロケットモータではモータケースの直径
とともに直後鏡板部の形状を標準化しておき、当該ロケ
ットモータに要求される推力仕様にもとづいて推進薬の
薬種、形状、薬量等を選定し、またこれに応じてロケッ
トノズルのスロート面積、スカート形状等の諸元を設定
する。ここで、モータケースの全長は仕様によって変る
ことがあってもその変更は極めて容易であり、またロケ
ットノズルの上記諸元が変更されてもその締結部の形状
を揃えておくことによって後部鏡板の標準化が可能であ
る。然しながら前部鏡板に推力相殺用の前記透窓を開設
するときは、前述したようにその開口面積を推力性能に
応じて設定しなければならないことで、該鏡板の強度低
下や重量増加を伴うことなくこれを標準化することは甚
だ困難なのである。そのため前部鏡板は推力仕様が変る
毎に設計変更が必要となり、これに伴って生産設備や用
具類も更新しなければならないので、コスト高を招くこ
とになるのである。
とともに直後鏡板部の形状を標準化しておき、当該ロケ
ットモータに要求される推力仕様にもとづいて推進薬の
薬種、形状、薬量等を選定し、またこれに応じてロケッ
トノズルのスロート面積、スカート形状等の諸元を設定
する。ここで、モータケースの全長は仕様によって変る
ことがあってもその変更は極めて容易であり、またロケ
ットノズルの上記諸元が変更されてもその締結部の形状
を揃えておくことによって後部鏡板の標準化が可能であ
る。然しながら前部鏡板に推力相殺用の前記透窓を開設
するときは、前述したようにその開口面積を推力性能に
応じて設定しなければならないことで、該鏡板の強度低
下や重量増加を伴うことなくこれを標準化することは甚
だ困難なのである。そのため前部鏡板は推力仕様が変る
毎に設計変更が必要となり、これに伴って生産設備や用
具類も更新しなければならないので、コスト高を招くこ
とになるのである。
そこで本発明の課題は前部鏡板の基本設計を変えること
なく任意所望面積の透窓を形成する点にある。
なく任意所望面積の透窓を形成する点にある。
前記課題を解決した本発明の手段は、前部鏡板に仮想の
開窓輪郭線を設定し、この開窓輪郭線に対向させてV型
成形爆薬線を配装したものである。
開窓輪郭線を設定し、この開窓輪郭線に対向させてV型
成形爆薬線を配装したものである。
前記V型成形爆薬線とは、溝形のチャージホルダに爆薬
チャージを圧填するとともにこのチャージの露出面に更
にV字形の溝を形成したものを言い、上記のV溝を例え
ば鋼板と所定の距離(スタンドオフ)をおいて対向させ
た状態で該チャージを起爆すると、いわゆるノイマン作
用により該鋼板がV溝の延在方向に沿って瞬時に溶断さ
れる。
チャージを圧填するとともにこのチャージの露出面に更
にV字形の溝を形成したものを言い、上記のV溝を例え
ば鋼板と所定の距離(スタンドオフ)をおいて対向させ
た状態で該チャージを起爆すると、いわゆるノイマン作
用により該鋼板がV溝の延在方向に沿って瞬時に溶断さ
れる。
したがって前記手段によれば、前部鏡板に設定される仮
想の開窓輪郭線はその内包面積の選定が任意自由である
故、この輪郭線に対向させて配装したV型成形爆薬線の
上記溶断作用により、前述したような所望の開口面積を
もつ透窓を前記開窓指令に応じて瞬時に形成することが
できる。
想の開窓輪郭線はその内包面積の選定が任意自由である
故、この輪郭線に対向させて配装したV型成形爆薬線の
上記溶断作用により、前述したような所望の開口面積を
もつ透窓を前記開窓指令に応じて瞬時に形成することが
できる。
第1図および第2図において、15はロケットモータの
前部鏡板で、該ロケットモータは第3図に示した前記符
号1のものと同様な基本構成からなる。16は前部鏡板
15の中央部に形成した点火器取付用のボス、17はこ
のボスのボス孔、18は上記点火器、18aはその取付
用フランジ、また20は環状のセンタホルダで、点火器
18の基部をボス孔17に嵌入し、そのフランジ18a
の前位にセンタホルダ20を配してこれらを複数のボル
ト21によりボス16の前面に共締めしてある。
前部鏡板で、該ロケットモータは第3図に示した前記符
号1のものと同様な基本構成からなる。16は前部鏡板
15の中央部に形成した点火器取付用のボス、17はこ
のボスのボス孔、18は上記点火器、18aはその取付
用フランジ、また20は環状のセンタホルダで、点火器
18の基部をボス孔17に嵌入し、そのフランジ18a
の前位にセンタホルダ20を配してこれらを複数のボル
ト21によりボス16の前面に共締めしてある。
符号Sは前部鏡板15に開窓させるべき透窓の輪郭線
で、この開窓輪郭線Sは直径がDの実質円形である。直
径Dは前記(1)式にもとづいて定められる。
で、この開窓輪郭線Sは直径がDの実質円形である。直
径Dは前記(1)式にもとづいて定められる。
22はV型成形爆薬線(以下爆薬線という)であって、
前述したように、溝形のチャージホルダ23と、このチ
ャージホルダに圧填されて前記V溝24を形成した爆薬
チャージ25とからなる。更に爆薬線22は全体として
前記直径Dを中心径とするC字状円環形に作られるほ
か、その両端部をやや内方へなだらかに引込んでそれら
の端末を同軸的に対向させ、この対向部に爆薬チャージ
25へ伝爆するための伝爆ブロック26を介装してあ
る。
前述したように、溝形のチャージホルダ23と、このチ
ャージホルダに圧填されて前記V溝24を形成した爆薬
チャージ25とからなる。更に爆薬線22は全体として
前記直径Dを中心径とするC字状円環形に作られるほ
か、その両端部をやや内方へなだらかに引込んでそれら
の端末を同軸的に対向させ、この対向部に爆薬チャージ
25へ伝爆するための伝爆ブロック26を介装してあ
る。
27は6本のリテーナで、センタホルダ20に一端を固
定して放射状に配設してある。そしてこれらリテーナの
外端部に爆薬線22を固定するとともに前記スタンドオ
フlを隔てて開窓輪郭線Sに対向させる。
定して放射状に配設してある。そしてこれらリテーナの
外端部に爆薬線22を固定するとともに前記スタンドオ
フlを隔てて開窓輪郭線Sに対向させる。
28はセーフ・アーム機構を内装する安全装置でセンタ
ホルダ20に固定してある。29,29はこの安全装置
に装着した1対の鋭感型起爆管、30,30は1対の密
封型導爆線で、各導爆線30の一端を安全装置28に挿
着して上記セーフ・アーム機構を介して各一方の起爆管
29に対峙させ、同他端を伝爆ブロック26に接続す
る。尚セーフ・アーム機構は当該ロケットの発射前にア
ーム位置に切換えて起爆管29から導爆線30への炎道
を形成させる。また起爆管29と導爆線30とを含む系
を上述のように2系統で構成したのは、これにより冗長
性を附与して信頼性を向上させるためである。
ホルダ20に固定してある。29,29はこの安全装置
に装着した1対の鋭感型起爆管、30,30は1対の密
封型導爆線で、各導爆線30の一端を安全装置28に挿
着して上記セーフ・アーム機構を介して各一方の起爆管
29に対峙させ、同他端を伝爆ブロック26に接続す
る。尚セーフ・アーム機構は当該ロケットの発射前にア
ーム位置に切換えて起爆管29から導爆線30への炎道
を形成させる。また起爆管29と導爆線30とを含む系
を上述のように2系統で構成したのは、これにより冗長
性を附与して信頼性を向上させるためである。
31は基幹導爆線で、コマンドからの前記開窓指令を各
起爆管29へ伝達する。
起爆管29へ伝達する。
実施例は以上のごとくであって、開窓指令が基幹導爆線
31を介して起爆管29,29へ伝達されると、これら
の起爆管が起爆してその爆轟波が導爆線30,30を経
て伝爆ブロック26に到達しこれを励起する。よって爆
薬線22の爆薬チャージ25が点爆してそのV溝24の
延在方向に前部鏡板15を溶断する。すなわち輪郭線S
に沿って所期の開口面積をもつ透窓が瞬時に開設される
のである。
31を介して起爆管29,29へ伝達されると、これら
の起爆管が起爆してその爆轟波が導爆線30,30を経
て伝爆ブロック26に到達しこれを励起する。よって爆
薬線22の爆薬チャージ25が点爆してそのV溝24の
延在方向に前部鏡板15を溶断する。すなわち輪郭線S
に沿って所期の開口面積をもつ透窓が瞬時に開設される
のである。
以上説明したように、本発明によれば非常の際に前部鏡
板を開窓するに当って、該鏡板の形状などにかかわりな
く任意所望の透窓を開設しうることで、モータケースの
標準化を更に進めることができ、これによってコストの
低減がはかられる。
板を開窓するに当って、該鏡板の形状などにかかわりな
く任意所望の透窓を開設しうることで、モータケースの
標準化を更に進めることができ、これによってコストの
低減がはかられる。
また本発明は上記効果のほかに、1つのV型成形爆薬線
を起爆することによって開窓しうるので、従来複数のセ
パレーションナット等を用いていた場合に比して起爆点
数を大幅に削限することができるから、これによって信
頼性も大幅に向上させうるという利点がある。
を起爆することによって開窓しうるので、従来複数のセ
パレーションナット等を用いていた場合に比して起爆点
数を大幅に削限することができるから、これによって信
頼性も大幅に向上させうるという利点がある。
第1図は本発明の一例を実施したロケットモータの端面
図、第2図は第1図のII−II線視断面図、第3図は従来
の装置をそなえるロケット要部の縦断面図である。 1……ロケットモータ 3……前部鏡板 6……ロケットノズル 11……透窓 15……前部鏡板 22……V型成形爆薬線 S……開窓輪郭線
図、第2図は第1図のII−II線視断面図、第3図は従来
の装置をそなえるロケット要部の縦断面図である。 1……ロケットモータ 3……前部鏡板 6……ロケットノズル 11……透窓 15……前部鏡板 22……V型成形爆薬線 S……開窓輪郭線
Claims (1)
- 【請求項1】非常の際にロケットモータの前部鏡板を開
窓することによりロケットノズルで発生する推力を相殺
する装置において、前部鏡板に仮想の開窓輪郭線を設定
し、この開窓輪郭線に対向させてV型成形爆薬線を配装
したロケットの推力相殺装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24415885A JPH0650084B2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | ロケツトの推力相殺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24415885A JPH0650084B2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | ロケツトの推力相殺装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62107255A JPS62107255A (ja) | 1987-05-18 |
| JPH0650084B2 true JPH0650084B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=17114626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24415885A Expired - Fee Related JPH0650084B2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 | ロケツトの推力相殺装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650084B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9206616D0 (en) * | 1992-03-26 | 1997-09-17 | Royal Ordnance Plc | Improvements in or relating to combustion apparatus and valves therefor |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5334399B2 (ja) | 2007-02-27 | 2013-11-06 | 三菱電機株式会社 | 断熱材、断熱シートおよび保温シート |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP24415885A patent/JPH0650084B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5334399B2 (ja) | 2007-02-27 | 2013-11-06 | 三菱電機株式会社 | 断熱材、断熱シートおよび保温シート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62107255A (ja) | 1987-05-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |