JPH06501449A - 癌またはウイル性疾患の治療におけるトリニトロベンゼン類またはカルミン酸の使用 - Google Patents

癌またはウイル性疾患の治療におけるトリニトロベンゼン類またはカルミン酸の使用

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JPH06501449A JP3506514A JP50651491A JPH06501449A JP H06501449 A JPH06501449 A JP H06501449A JP 3506514 A JP3506514 A JP 3506514A JP 50651491 A JP50651491 A JP 50651491A JP H06501449 A JPH06501449 A JP H06501449A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 癌またはウィルス性疾患の治療におけるトリニトロベンゼン類またはカルミン酸 の使用本発明は広く、特定の低濃度で抗癌または抗ウィルス活性を示すトリニト ロベンゼンおよび(または)カルミン酸(もしくはその誘導体)を基礎とする化 合物および治療製剤に関する。
従来の癌治療法には、一般に外科療法、放射線療法、化学療法またはそれらのい くつかを組合せたものが含まれる。これらの治療法はしばしば患者の延命、また はときには癌の根治に有効である一方、よく知られている重大な副作用を有する ものである。最近になって、特定の癌の治療のための代わりの試みが開発されて きている。
そのような技術の一つ、「免疫療法」は、癌と戦うための患者の免疫系の生来の 能力を増強するように計画されている。
最近10年間で、診断および治療技術は著しく改良されたのに、患者、とくにこ れらの伝統的な方法で治療された固形癌の患者の全体的な生存率はほとんど改善 されていない。そして、「免疫療法」のような代わりの技術は有望ではあるが、 このように大いに改良された治療法は限られた数の患者だけしか助けることがで きず、依然として毒性のある副作用を示し、および(または)実施するには複雑 で高価である。
抗ウィルス薬の領域においては、多くの抗ウィルス薬が知られているが、治療で は高投与量を特徴とする特許または効果が限られつる。HIV治療においては、 AZTが今日までに見つかった唯一の有意の効果を示す薬物であるが、治療結果 は不定であり、薬物は高価である。
本発明は、たやすく入手することができるトリニトロベンゼン化合物および(ま たは)カルミン酸(単独または組合せのいずれでも)の低用量使用によってこれ らの問題にアプローチする。今や、たいへん驚くべきことに、そのような化合物 は、患者の体重にかかわりなく、低濃度で投与されるとき、抗癌または抗ウィル ス剤として有効であることがわかった。したがって、従来技術に関係していた毒 性および費用の問題はあてはまらない。
したがって、一つの面において、本発明は、ヒトおよびヒト以外の動物における 腫瘍(neapla+m)またはウィルス感染の治療または予防において使用す るための、水性媒体中に10−3から10−110−l5/A’の濃度で溶解ま たは分散した、一般式 (式中、XはOH,NO2、ハロゲン、スルホン酸基(sull。
group) 、カルボキシル基、0CI(3または置換されたもしくは置換さ れていない式: (式中、Aは水素であるかまたはチッ素原子の不対電子、Yは水素または有機基 、Zは有機基、あるいはYとZとは隣接するチッ素原子とともに含チツ素複素環 を形成する)で示されるヒドラジル基の中から選ばれる;ただしXが前述のよう に置換されたまたは置換されていないヒドラジル基であるときは、NO,基の一 つはスルホン酸基に置き換えられていてもよい)を有する化合物を含んでなる製 剤を提供する。スルホン酸基は、好ましくはスルホン酸塩基であり、任意にはス ルホン酸ナトリウムまたはスルホン酸カリウム (SO3Naまたは503 K )であって、カルボキシル基は、好ましくはカルボン酸塩基であり、任意にはカ ルボン酸ナトリウムまたはカルボン酸カリウムである。
もう一つの面では、本発明は、ヒトおよびヒト以外の動物における腫瘍またはウ ィルス感染の治療または予防において使用するための、 ゲン、スルホン酸基、カルボキシル基、OCH3または置換されたもしくは置換 されていない式:(式中、Aは水素であるかまたはチッ素原子の不対電子、Yは 水素または有機基、Zは有機基、あるいはYとZとは隣接するチッ素原子ととも に含チツ素複素環を形成する)で示されるヒドラジル基の中から選ばれる;ただ しXが前述のように置換されたまたは置換されていないヒに置き換えられていて もよい)の1または複数の化合物:ならびに (b)カルミン酸またはその誘導体のようなキノンを含んでなる製剤を提供する 。
本発明のさらなる面は、上で定義した化合物が約10−3から10”’ zol e/j!の濃度で水性媒体中に溶解または分散している薬学的または獣医学的製 剤である。
有意義なことには、カルミン酸が、本発明にしたかって低モル濃度で単独に用い られるときに抗ウイルス効果を示すことがわかった。したがって、本発明の重要 な面は、AIDSのようなウィルス性疾患の予防または治療のための医薬の製造 におけるカルミン酸およびその誘導体の使用である。そのような誘導体は以下の 一般式・(式中、RはC00II(すなわちカルミン酸)またはその他の有機も しくは!IH、SO2[K、 HもしくはNa]のような無機の官能基、および C−配糖体はいかなる糖でもよい)を有している。アントラキノンは任意にベン ゾキノン(単環)またはナフタキフン(二環)であってもよい。
一つの確かなメカニズムに縛られることなく、上に示した化合物はフリーラジカ ルメカニズムを開始し、伝達し、それにより異常な細胞構造を選択的に攻撃する 活性な化学種fche!ni:al 5peci!lを生ずることにより機能す ると信じられる。キャンサーリサーチ(Canes:Rzea+ch) 36  (1978) 、1745〜1750において、バチュー(Bacha「)らは 、キノン含有抗癌薬の知られた生物学的作用と関連して、起こりうるフリーラジ カルメカニズムを記載している。これらの薬物は、スーパーオキサイド(sup ++o工1de)もしくはヒドロキシルラジカルのような酸素依存性フリーラジ カルを生じうると仮定されている。
本発明では、前記の化合物は、スーパーオキサイドのようなフリーラジカルを連 続的に生ずるレドックス−リサイクリング(+edox−+ecyclingj  メカニズムのための触媒として働くものと思われる。フリーラジカル、または その副生成物は、癌細胞またはウィルスを選択的に攻撃する。
本発明の好ましい製剤は、トリニトロベンゼン誘導体(ピクリルクロライドもし くはジフェニルピクリルヒドラジン(D P P H)など)、配糖体部分を有 するアントラキノン(カルミン酸もしくはその誘導体など)、または1または複 数のトリニトロベンゼン誘導体およびアントラキノン配糖体の混合物を含んでな る。カルミン酸は研究室において、核酸染色のために用いられており、興味深い ことに、DNAに対するその効果は、インターアリア(in+er ■亘)、フ リーラジカルスカベンジャーによって阻害される(ローン(Loin)ら、バイ オオーガニック ケミストリー(Bioor aaic Chez、 ) 8  (1979)、17〜24)。さらに、そのような製剤は水性媒体中に10−3 から10−110−l5/j!の範囲の濃度で溶解または懸濁された活性成分を 含有しており、経口的または非経口的に投与されつる。カルミン酸はとくに抗ウ イルス治療に有用である。
本発明およびその利点のより完全な理解のためには、添付の図面に関連して記載 した以下の詳細な説明が参照されるべきである。添付図面では、 図1はMAC16結腸癌細胞を移植されたNMRIマウスの、本発明の技術にし たがってピクリルクロライドの種々の治療上有効な濃度で処置したのちの平均生 存期間(日)のグラフである。
図2はG M 892細胞株の、本発明の技術にしたがったジフェニルピクリル ヒドラジル(D P P Z)およびジフ工二ルピクリルヒドラジン(D P  P H)に対する用量反応のグラフである。
ところで、本発明に特有な種々の面についてみてみると、フリーラジカルメカニ ズムを開始し伝達しうる化合物は約10−3〜IQ”’ aule/Ilの範囲 の治療に有効な濃度で水性媒体中に溶解または分散すればよい。このような化合 物はフリーラジカル連鎖反応を触媒的に引き起こし、それによって、異常な細胞 を選択的に攻撃する活性な化学種を生じる。1種のこのような化合物群は以下の 一般式: ホキシル基、OCH3、または置換されたもしくは置換されていないヒドラジル 基から選ばれる)のニトロベンゼン誘導体を含む。たとえば、Xがヒドロキシル ラジカルであれば、化合物はピクリン酸である。Xが塩素であれば、ピクリルク ロライドが形成される。スルホン酸基は好ましくはスルホン酸塩基、任意にはス ルホン酸ナトリウムまたはスルホン酸カリウム(SO3N!または503K)で あり、カルボキシル基は好ましくはカルボン酸塩基、任意にはカルボン酸ナトリ ウムまたはカルボン酸カリウムである。ハロゲンはCI、BrまたはFである。
好ましくは、ヒドラジル基または誘導体は以下の一般式:(式中、Aは水素また は一つのチッ素原子の不対電子、Yは水素または有機基、Zは有機基、あるいは YとZとは隣接するチッ素原子とともに含チツ素複素環を形成する(たとえば、 カルバジル基))のラジカルである;ただしXが前述のように置換されたまたは 置換されていないヒドラジル基であるときは、NO2基の一つはスルホン酸基で 置換されてもよい。たとえば、Aが水素であり、YとZがフェニル基であれば、 化合物全体としては、ジフェニルピクリルヒドラジン(’DPPH)となる。A が不対電子であり、YとZがフェニル基であれば、ジフェニルピクリルヒドラジ ル(D P P Z)ラジカルが形成される。Aが水素であり、Yと2が一組で フェニル基であれば、カルバジルピクリルアミン(CP Z)が形成され、した がって、含チツ素複素環が形成される。
1つのとくに望ましい水溶性の誘導体はヒドラジル由来の基の以下の構造式: (式中、YとZはフェニル基であり、カリウムは任意に水素またはナトリウムで ある)をもつ。
もう一つのとくに好ましい水溶性の誘導体はジフエニル・ジニトロスルホネート −フェニルヒドラジル(DDニルヒドラジンと2−クロロ−3,5−ジニトコー ベンセ゛ンスルホン酸のカリウム塩との希アルコールまたは希ジオキサンにおけ る相互作用と、続いておこるえられたヒドラジンの二酸化鉛による酸化によって 合成される。DOSHラジカルの合成に関する追加の詳細は参考としてここに取 り入れられている、エム、ニー、イクリナら(!11.A、1に+ina N  aliによるインベステイゲーション イン ザフィールド オブ ザ ケミス トリイー オブ フリー ラジカルズ オブ ザ ヒドラジン シリーズNo。
Vlll(1+vc++igation lp The Field O! T he Chemist+70f F+er Radicals 01 The  H7d+azirIe Se+i++ No、Vlll)%ジャーナル オブシ エイ ハイミ(2hv+bal Ob+cheiKbiziij、32巻、1G 。+2.3952〜3957頁、12月、1962年に説明されている。
先のトリニトロベンゼン誘導体、たとえば、ジフェニルビクリルヒドラジンは、 約1o−3〜tつ−15モル濃度(すなわち、「治療に有効な濃度」)の範囲内 に希釈された実質的に純粋な水溶液/懸濁液で宿主に(bOVrに投与されたと きに有効であることが示されている。図1は本発明の教示によるピクリルクロラ イドを種々の治療に有効な濃度で皮下注射して処理したのちの、MAC16結腸 癌細胞を移植したNMRIマウスの平均生存期間(日数)のグラフである。図1 に示されるように、非処理のコントロール動物は平均して10日も生存しなかっ た。ところが、種々の特定の濃度のピクリルクロライドで処理した動物は顕著な 生存率を示した。もっともよい結果は、10−12モル濃度で、動物に5日間( 1日あたり1回注射)皮下注射したときにえられた。この濃度において、処理し た動物の大部分は60日間腫瘍がみられなかった。
図2はGM892細胞株の、ジフェニルピクリルヒドラジル(D P P Z) およびジフェニルピクリルヒドラジン(D P P H)に対する用量反応のグ ラフである。図は細胞数を数えるために用いられるコールタ−カウンターでの、 3〜6の異なる実験の平均を示す。図2に見られるように、両薬剤は、約10− 3〜B−15モル濃度の範囲内に希釈された実質的に純粋な水溶液/懸濁液で投 与されたときに、この細胞株に対して顕著なイン−ビトロ抗腫瘍効果を提供する 。
顕著な治療結果は前述した濃度において水性媒体中に単一に、または組み合わせ て溶解または懸濁された先の化合物にもとづく薬学的または獣医学的組成物を用 いてえられる。たとえば、カルミン酸単独(またはその誘導体)はとくに抗ウィ ルス剤として有用である。カルミン酸は以下の式: によって明示されるようなポリヒドロキシアントラキノンの側鎖に結合したC− 配糖体(C6H1105)をもつ。
組み合わせの形態において、一つの好ましい組成物は1または複数のトリニトロ ベンゼン誘導体と配糖体部分をもつアントラキノン、任意にはカルミン酸、との 混合物である。たとえば、一つのこのような組成物はピクリルクロライド(また はピクリルスルホネート)とカルミン酸との混合物である。制限を意味するもの ではないが、カルミン酸に対するピクリルクロライドの好ましい割合は、好まし くは1:1〜1:2の間であるが、有効成分の濃度は約10’〜to−15モル 濃度の間の治療に有効な濃度である。溶液または懸濁液の薬学的組成物の治療に 有効な量は 2.0〜5.0mlであり、この量は明らかに宿主動物の体重とは 実質的に無関係である。
所望ならば、複数のトリニトロベンゼンを混合物に好都合に取り入れることがで きる。たとえば、ピクリン酸とDPPHを用いるばあい、これらのトリニトロベ ンゼンはフリーラジカルおよびフリーラジカル連鎖反応メカニズムを生じるにあ たり協力的に働きうる。キノンは、もし用いられれば、OHフリーラジカルの供 給源となることができる。ひとつの具体例においては、予め決められた量のピク リン酸、DPPHおよびカルミン酸を約10−3〜to−15モル濃度となるよ うな希釈範囲で実質的に純粋な水溶fi/懸濁液中に混合する。DPPHは最も 希釈率が高く、次にカルミン酸、その次にピクリン酸である。
制限を意味するものでないが、薬学的または獣医学的組成物は、まず無菌条件下 で清潔なガラス容器に入った二回蒸留した脱イオン水にヒドラジン誘導体を溶解 させることによりつくられつる。そののち、カルミン酸をその溶液中に加えて混 合する。つぎにピクリン酸を加え、その溶液を完全に混合する。つぎに逐次希釈 することにより所望のモル濃度をえることができる。その代わりとしては、三つ の成分を、キャリア(carrier)中で溶解する前に、共に混合する。
本発明の他の特徴によれば、フリーラジカル連鎖反応メカニズムの効果は、鉄ま たはいかなる他の遷移金属、とくに銅の投与によって高められうる。詳しくは記 載されていないが、前記の抗癌剤は皮下性により、静注によりまたは許容可能な 担体または賦形剤を用いて、宿主に投与することができるということも考えられ る。また、二回蒸留した脱イオン水が好ましい溶液/懸濁液用液体であるが、ジ メチルスルホキシド/水溶液、落花生油、オリブ油、野菜油またはコーン油のよ うな他の希釈液も同様に有効でありうる。さらにフリーラジカルメカニズムのた めのもうひとつの有効な触媒は、脂質中に典型的に見られる長鎖のフリーのカル ボン酸である(低濃度)多価不飽和脂肪酸である。
本発明において有用なトリニトロベンゼン誘導体は、好ましくはピクリン酸、ピ クリルクロライド、ビクリルスルホネート、ジフェニルピクリルヒドラジンおよ びジフェニルピクリルヒドラジルであるが、そのほかのトリニトロベンゼン化合 物もまたフリーラジカルメカニズムに好適な触媒であるということを考慮すべき である。そのような化合物は前記一般式に含まれている。
前記一般式において、Aが水素原子、Yがフェニル基のとき、Zは、たとえば、 付表■に示したいずれかの芳香族基、または付表Hに示した脂肪族基でありうる 。あるいは、YおよびZは付表111に示したいずれの芳香族化合物でもよい。
別の「フェニル」誘導体群は付表1v1;ホされた化合物から導かれ、「カルバ ジル」誘導体群は付表Vに示した式で定義づけられる。限定を意味するものでは ないが、好ましいヒドラジン誘導体はジフェニルビクリルヒドラジン(D P  P H)ならびに、ジフェニルビクリルヒドラジル(DPPZ)、フェニルピク リルヒドラジン(PPH)、カルバジルピクリルアミン(CPZ)および2−ス ルホフェニル、2−スルホフェニル、ピクリルヒドラジンなどの、その誘導体で ある。
ざらに前記の記載においては、新規な抗癌および抗ウイルス治療について強調し たが、本発明にしたがったトリニトロベンゼンとカルミン酸誘導体類からえられ る活性のある化学種は抗真菌および抗細菌効果もまた明白にあることを考宣すべ きである。このような低濃度治療の利用もまた、遺伝的および自己免疫疾徹の治 療に関連して研究されている。
本発明の試験的研究において、進行した頚部癌Ice+vical Cas+e +’、、の64才の女性をジフェニルφジニトロスルホネート・フェニルヒドラ ジル(D D S H)で処置した。組織的検査では、患者は弱い腹痛、貧血お よび膣出血を示した。婦人科的検査では、大きな塊)コall’か産道から突き 出して骨盤側壁まで伸びて位置していた。
患者は第3段階の頚部癌(扁平上皮癌)であると診断され、のちに診断は、腹部 にわたって広い転移性の塊が同じように見つかった診査手術において確認された 。定期診断ののち、患者に、二回蒸留した脱イオン水にIQ’モル濃度で溶解し たDDSHを 2.0ml単回皮下注射投与した。そのほかの治療はまったく行 なわれなかった。最近の臨床検査によれば、患者に癌は認められず、転移性の塊 が残存する形跡はまったくなかった。
別の試験的研究において、肝および顎骨の転移性の褐色細胞腫と診断された16 オの男性に同じ< 10’モル濃度のDDSHを皮下注射投与した。最初に検査 したとき、患者はきわめて高い血圧]、H/160 、異常な心拍数および顎の 部分に広範な痛みを有していた。最初の皮下注射は1990年4月に投与され、 引続いて19H年11月に注射した。最近の検査によれば患者の血圧は正常で、 広い顎骨の痛みは静まり、一般的な健康状態は良好であるとみなされている。
進行中の試験的研究によれば、カルミン酸は水性媒体に低濃度で溶解させたとき 明らかな抗ウイルス効果をあられした。1つの試験的研究において、標準EL  I SA試験により、37オの男性がHIV陽性であると診断された。最初に1 990年11月に試験したさい、患者は口に鵞口癒、左の眼窩域を含む左顔面神 経のきわめて重度の帯状ヘルペス、硬い左右の(bilateral)頚部リン パ節および1脹した肝臓および膵臓を有していた。そののち患者には、二回蒸留 した脱イオン水にカルミン酸を10−6モル濃度で溶解して皮下注射により投与 した。5日間、患者は1日あたり 2.0mlの注射を単回投与された。5日後 、同様の5日間のコース(course) (5日間、1日あたり1回の注射) が繰り返された。4回目のコース(20回の注射)ののち、患者は良好な一般状 態で、貧血および口の鵞口癒はもはやなく、頚部リンパ節および帯状ヘルペスの 感染は治癒していた。膵臓および肝臓は正常であり、患者は体重が増加していた 。重要なことに、患者の白血球数(WBC)は2.0GO細胞/mm”から12 .400細胞/ ■”へと増加し、ヘモグロビン(Hb)も対応して11..8 g/d1から1.4.7g/diへと増加していた。
これらの診断結果は意味のあるものであり、前記のような治療に有効な濃度にお いてカルミン酸が免疫系を刺激するらしいことを示唆している。側鎖糖を有する その他のキノン類(およびその誘導体)もまた、ここにおける技術にしたがって 投与すると抗ウィルス活性を示しうるということが信じられている。このように 、本発明の重要な面は、AIDSなどのウィルス性疾患の予防または治療用の医 薬の調製において、カルミン酸およびその誘導体を使用することである。そのよ うな誘導体はつぎの一般式。
(式中、RはC00I((カルミン酸)またはその他の有機もしくはNHSSo  [K、HもしくはNaコなどの無機の官能基であり、C−配糖体はどのような 糖であってもよい)を有する。アントラキノンは任意にベンゾキノン(単環)ま たはナツタキノン(二環)であってよい。
本発明は部分的に種々の好ましい具体例を参照することで記載されているが、当 業者ならば種々の変更、代替、省略および改変をそれから離れることなくなしつ るであろう。
濃度対数 CM] GM892細胞株におけるDPPH/DPPZjこ対する用量反応対数濃度 [ M] TABLE I TABLE In (d) [−C=C−C)12−C=C−1nTABLE III (a) (b) TABLE 工I TABLE″y 「カルバジル」誘導体群はつぎの式で定義される。
国際調査報告 +vw*wmdAmm+−\@6rrtr!oart^nロ17+*+ent+ 、、、Amk+m+1.汁へ。。IL+7p(yg PCTnsA/2101鉤 師輪開−劇mw+ 1211 、 PIM+211!l/II国際調査報告

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.10−3から10−15mole/lの範囲の濃度で水性媒体に溶解または 分散した、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、XはOH、NH2、ハロゲン、スルホン酸基、カルボキシル基、OCH 3または置換されているかもしくは置換されていない式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは水素、またはチッ素原子の不対電子、Yは水素または有機基、Zは 有機基、あるいはYとZとは隣接するチッ素原子とともに含チッ素複素環を形成 する)で表わされるヒドラジル基から選ばれたものであり、Xが前記のように置 換されているかもしくは置換されていないヒドラジル基であるときは、NO2基 のうちの一つがスルホン酸基に置換されていてもよい)で表わされる化合物を含 んでなるヒトおよびヒト以外の動物における腫瘍もしくはウイルス感染の治療ま たは予防に用いるための製剤。
  2. 2.(a)一般式: X−p (式中、PはトリニトロフェニルおよびXはOH、NH2、ハロゲン、スルホン 酸基、カルボキシル基、OCH3または置換されているかもしくは置換されてい ない式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは水素、またはチッ素原子の不対電子、Yは水素または有機基、Zは 有機基、あるいはYとZとは隣接するチッ素原子とともに含チッ素複素環を形成 する)で表わされるヒドラジル基から選ばれたものであり、Xが前記のように置 換されているかもしくは置換されていないヒドラジル基であるときは、NO2基 のうちの一つがスルホン酸基に置換されていてもよい)で表わされる一つまたは 複数の化合物、および(b)キノン、任意には、配糖体部分を有するアントラキ ノン、好ましくはカルミン酸を含んでなる、ヒトおよびヒト以外の動物における 腫瘍もしくはウイルス感染の治療または予防に用いるための製剤。
  3. 3.スルホン酸基がスルホン酸塩基、任意にはスルホン酸ナトリウムまたはスル ホン酸カリウムである請求項1または2記載の製剤。
  4. 4.カルボキシル基がカルボン酸塩基、任意にはカルボン酸ナトリウムまたはカ ルボン酸カリウムである請求項1または2記載の製剤。
  5. 5.ハロゲンがCl、BrまたはFである請求項1または2記載の製剤。
  6. 6.ピクリン酸、ピクリルクロライド、ピクリルスルホネートもしくはジフェニ ルピクリルヒドラジンまたはそれらのうちのいずれか二つあるいはそれより多く を含有する請求項1から5のいずれかに記載の製剤。
  7. 7.単位投与剤形において、任意には、各単位が2.0〜5.0mlの溶液また は分散液からなる請求項1から6のいずれかに記載の製剤。
  8. 8.請求項1記載のラジカルまたは化合物が10−3から10−15mole/ lの範囲の濃度で水性媒体に溶解または分散されている薬学的または獣医学的製 剤。
  9. 9.単位投与剤形において、任意には、各単位が2.0〜5.0mlの溶液また は分散液からなる請求項8記載の製剤。
  10. 10.アントラキノン配糖体、任意にはカルミン酸からもなる請求項8または9 記載の製剤。
  11. 11.請求項1記載の製剤のラジカルまたは化合物を任意に、アントラキノン酸 糖体たとえばカルミン酸とともに、用いる癌もしくはウイルス性疾患の予防また は治療用医薬の調製における用途。
  12. 12.前記ラジカルまたは化合物が10−3から10−15mole/lの濃度 で水性媒体中にある請求項11記載の用途。
  13. 13.10−3から10−15mole/lの範囲の濃度で水性媒体に溶解した アントラキノン配糖体、任意にはカルミン酸からなる、ヒトにおけるウイルス感 染の治療に用いるための製剤。
  14. 14.ウイルス感染の予防または治療用医薬の調製におけるアントラキノン配糖 体、任意にはカルミン酸の用途。
  15. 15.医薬がHIV感染の予防または治療用である請求項14記載の用途。
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