JPH0650167Y2 - 多層式タイヤ加硫機 - Google Patents

多層式タイヤ加硫機

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JPH0650167Y2
JPH0650167Y2 JP3865592U JP3865592U JPH0650167Y2 JP H0650167 Y2 JPH0650167 Y2 JP H0650167Y2 JP 3865592 U JP3865592 U JP 3865592U JP 3865592 U JP3865592 U JP 3865592U JP H0650167 Y2 JPH0650167 Y2 JP H0650167Y2
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JP
Japan
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tire
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vulcanizer
capsule
main body
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JP3865592U
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JPH0621911U (ja
Inventor
珀 波 陳
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有為工業股▲ふん▼有限公司
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、生タイヤの整形、タイ
ヤの加硫成形を一回で行なえるように構成されている多
層式タイヤ加硫機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般に用いられているタイヤの加
硫機としては、たとえば図5に示したような左右片層式
と、図6に示したような多層式との二種類に大別され
る。
【0003】図5における左右片層式の加硫機1は、一
回で左右それぞれ一本のタイヤのみを加硫成形するよう
な構造となっており、このためタイヤの生産速度が遅
く、これを用いて大量生産化を図るためには加硫機1の
台数が必要で、その占める設置面積がかなりのものとな
るといった欠点があった。なお、このような加硫機1の
具体的な構造は周知の通りであり、ここではその説明は
省略する。
【0004】図6における多層式の加硫機2は、一回に
複数本のタイヤを加硫成形することができるような構成
となっており、上述したような量産性を図るうえでの占
有面積等の面から見れば、上述した加硫機1に比べて削
減できるという利点を有している。なお、このような多
層式の加硫機2についての構造も周知の通りであり、そ
の具体的な説明は省略する。
【0005】ここで、このような多層式の加硫機2を用
いた場合のタイヤの加硫成形について、図7を用いて簡
単に説明する。すなわち、この多層式加硫機2では、空
気袋22を利用してタイヤ23を加硫成形するにあたっ
て、まず、生タイヤ20をタイヤ型内に嵌め込んで加硫
成形する前に、一台の整形機(図示せず)を経て、生タ
イヤ20を、同図中21で示すように整形し、さらにこ
の整形した生タイヤ21内に、人手で空気袋22を組込
んで取付けし、続けて人手でこれを整形した後、この空
気袋22を取り付けている生タイヤ21を、一緒に加硫
機2におけるタイヤ型内に入れて加硫成形している。
【0006】そして、この加硫成形後に、成形されたタ
イヤ23を、加硫機2上から取り出し、たとえば一列に
並べ、これらの加硫成形後のタイヤ23内から、一つづ
つ空気袋22を取出すような作業を行ない、これにより
タイヤ23を順次生産するようになっていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような多層式の加硫機2にあっても、加硫成形時の作
業工程は面倒かつ複雑で、タイヤ23の品質も比較的低
く、またタイヤ生産時の作業工程中で加硫作業を除いた
全てが人手に頼って行なわれるものであった。このた
め、作業者は、生タイヤ20やタイヤ23の取扱いにき
わめて苦労し、たとえば作業者が、空気袋22を入れた
生タイヤ21を、タイヤ型に嵌め込む場合に、正しく設
置することが難しく、しかもタイヤ21,23が回転す
ることによって生じる位置ずれ量が比較的大きく、均一
性が良くなく、迅速に、かつ高い品質をもってタイヤ2
3を生産することができないという問題を生じていた。
【0008】したがって、このようなタイヤ23の加硫
成形時において、生タイヤ20の整形およびタイヤの加
硫成形を、一回の作業で迅速にしかも確実に完了させ得
るとともに、一台の加硫機上で複数個のタイヤ23を、
同時に整形、加硫作業を行なえることができるような何
らかの対策を講じることが望まれている。
【0009】本考案はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、作業者の手間を節約し、必要最小限の人手
で作業性、生産性を向上させ、量産性を高め、しかも加
硫機自体の占有面積を減らし、生産コストを低減させ得
るとともに、タイヤの品質を向上させ得る多層式タイヤ
加硫機を得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本考案に係る多層式タイヤ加硫機は、加硫機主
体、油圧シリンダ、ベース、上台、複数の移動受け台お
よびカプセル装置、さらにはベース、移動受け板および
上台間に相対向して設けたタイヤの上、下型によって構
成され、かつカプセル装置を、ベースおよび移動受け台
上で下型中央に位置しかつ空気充填による膨張、真空抜
きによる収縮が可能なカプセルを有するようにし、これ
を利用することによって、タイヤ生産時に生タイヤをカ
プセル外径部に嵌着させることで、加硫工程中において
直接生タイヤの整形およびタイヤ加硫成形を一回で完了
させ得るように構成したものである。
【0011】
【作用】本考案によれば、膨張または収縮されるカプセ
ルを利用し、生タイヤを形決め整形、さらにはタイヤの
加硫成形を一回で完了させ得るとともに、一台の加硫機
に多層のタイヤ型を設置可能で、これにより一回の生産
作業時に複数本のタイヤを高い品質をもって同時に形成
でき、タイヤの生産コストを低減し、またタイヤ品質、
生産量を向上させ、実用性を高めることが可能となるも
のである。
【0012】
【実施例】図1ないし図4は本考案に係る多層式タイヤ
加硫機の一実施例を示すものであり、これらの図におい
て、全体を符号30で示す多層式タイヤ加硫機は、加硫
機主体31と、この主体31の底部に設けられた油圧シ
リンダ32と、この油圧シリンダ32の押動、復動を受
けて上、下方向に向って昇降動作されるベース33とを
備えている。また、主体31の上端部には上台34が設
けられ、この上台34と前記ベース33との間には、そ
れぞれ昇降動作される複数の移動受け台35が、固定ピ
ッチをおいて配設されている。
【0013】そして、前記ベース33上にはタイヤ下型
36が、その上側の移動受け台35にはこれに対向して
タイヤ上型37が設けられ、さらにこの移動受け台35
の上側にはタイヤ下型36、その上側の移動受け台35
の下側にはタイヤ上型37が順次設けられ、最上段の移
動受け台35上のタイヤ下型36に相対向して前記主体
31上端部の上台34下側にはタイヤ上型37が設けら
れている。
【0014】また、これらベース33、移動受け台3
5、上台34には、加熱板39が設けられ、タイヤ上型
37、下型36の加熱用として用いられるようになって
いる。さらに、前記ベース33および移動受け台35に
おいて、タイヤ下型36の中央位置には、本考案を特徴
づけるカプセル装置40が設けられている。
【0015】すなわち、前記ベース33および移動受け
台35の中央には推進器41が設けられ、この推進器4
1の軸棒42の上端部には移動板43が締付け固定され
ている。そして、この移動板43は、軸棒42によって
押上げ上昇または降下させることにより、昇降動作可能
になっている。また、この推進器41上には、前記移動
板43と所定間隔をおいて対向して固定板44が設けら
れ、これら移動板43と固定板44の外周部に、カプセ
ル45が結合して設けられ、これら移動板43と固定板
44およびカプセル45によって密閉スペースを形成す
ることで、前記カプセル装置40が構成されている。
【0016】ここで、このカプセル45は、移動板43
の上下動によって上下方向に伸縮可能になっており、か
つ図示を省略した配管によって空気充填または真空抜き
を行なえるようになっている。したがって、このカプセ
ル45は、その外径部分が、前記移動板43と固定板4
4間で外方に向って隆起して膨出したり、収縮したりす
るように構成されている。
【0017】上述した構成による多層式タイヤ加硫機3
0にあっては、タイヤを加硫成形する場合に、生タイヤ
20を、図1および図4の(A)に示すように、移動板
43と固定板44との間で各カプセル装置40のカプセ
ル45外径部に嵌着し、さらに油圧シリンダ32によっ
て、ベース33、移動受け台35を推進して上昇させる
ことにより、生タイヤ20をタイヤ上、下型37,36
間に挾み込むことができるようになっている。そして、
このときにおいて、カプセル装置40のカプセル45
を、空気の充填によって外方に膨張させ、生タイヤ20
を、カプセル45で外方に押し出すことで、図2および
図4の(B)に示すように整形され、さらにタイヤ上、
下型37,36を緊密に貼り合わされた状態とすること
により、加硫工程中において整形とタイヤ23の加硫成
形とを、一回の工程作業で完了し得るものである。
【0018】すなわち、上述した状態において、生タイ
ヤ20を加硫し、タイヤ23を加硫成形し、次で型開き
状態とすることにより、図3および図4の(C)に示す
ように、カプセル装置40を構成する移動板43を、軸
棒42の押上げで上昇させるとともにカプセル45内の
真空抜きを行ない、これを収縮させることによって、こ
のカプセル45を、タイヤ23の内側よりも小さくする
ことができ、その結果としてタイヤ23を簡単に取り外
すことが可能となるものである。
【0019】したがって、このような構成によれば、膨
張、収縮可能なカプセル45を有するカプセル装置40
を巧みに利用し、タイヤ23を整形、加硫成形している
ので、生タイヤ20の人手による整形が不要となり、作
業者の手間を大幅に省いてその省力化を図ることがで
き、作業性、生産性を向上させ得るとともに、高い品質
のタイヤ23を生産することができる。
【0020】また、一台の多層式の加硫機30にて複数
のタイヤ23を同時に生産できるため、生産性を高め、
生産量を大きくし、これにより加硫機30自体の占有面
積を減らし、機械製造コストを大幅に減少させ、タイヤ
23の生産コストを低減することが可能となる。
【0021】さらに、それ自体の占有面積の少ない多層
式およびカプセル型の加硫機30では、タイヤの整形、
加硫成形を、簡単な操作によって容易にしかも確実に行
なえ、操作性に優れ、またタイヤ23を生産するにあた
って、省力化や生産能力の向上、コスト低減化、さらに
品質向上を図れるという利点を奏する。
【0022】なお、本考案は上述した実施例構造には限
定されず、多層式タイヤ加硫機30各部の形状、構造等
を適宜変形、変更し得ることは言うまでもない。たとえ
ば本考案に係る多層式タイヤ加硫機30によれば、生産
すべきタイヤ23の大きさによって、二層式、三層式、
四層式、五層式、六層式、七層式等を適宜選択し得るも
ので、種々の多層タイプに区分されるものである。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る多層式
タイヤ加硫機によれば、加硫機主体、油圧シリンダ、ベ
ース、上台、複数の移動受け台およびカプセル装置、さ
らにはベース、移動受け板および上台間に相対向して設
けたタイヤの上、下型によって構成され、かつカプセル
装置を、ベースおよび移動受け台上で下型中央に位置し
かつ空気充填による膨張、真空抜きによる収縮が可能な
カプセルを有するようにし、これを利用することによっ
て、タイヤ生産時に生タイヤをカプセル外径部に嵌着さ
せることで、加硫工程中において直接生タイヤの整形お
よびタイヤ加硫成形を一回で完了させ得るように構成し
たので、簡単な構成にもかかわらず、以下に列挙した実
用上種々優れた効果を奏する。
【0024】(1)膨張、収縮可能なカプセルを巧みに
利用し、タイヤを整形、加硫整形し得るので、生タイヤ
の人手による整形が不要となり、作業者の手間を省いて
省力化を図り、作業性を向上させるとともに、高い品質
のタイヤを生産することができる。
【0025】(2)一台の多層式の加硫機にて複数本の
タイヤを同時に生産でき、生産性を高め、生産量を大き
くし、また加硫機自体の占有面積を減らし、機械製造コ
ストを減少させ、タイヤの生産コストを大幅に低減する
ことができる。
【0026】(3)それ自体の占有面積の少ない多層式
およびカプセル型の加硫機によれば、簡単にしかも容易
に操作し得ることから、操作性に優れ、またタイヤを生
産するにあたって、省力化や生産能力の向上、コスト低
減化、さらに品質向上を図れるという利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る多層式タイヤ加硫機の一実施例を
示し、生タイヤを装着した状態の作動状態を説明するた
めの概略構成図である。
【図2】図1の状態から生タイヤの整形、加硫成形を行
なってタイヤを製作する際の作動状態を説明するための
概略構成図である。
【図3】図2の状態から加硫成形を完了したタイヤの型
開き状態を説明するための概略構成図である。
【図4】本考案による多層式タイヤ加硫機によるタイヤ
の整形、加硫成形工程を(A),(B),(C)にて説
明するための概略説明図である。
【図5】従来の左、右片層式タイヤ加硫機を示す概略側
面図である。
【図6】従来の多層式タイヤ加硫機を示す概略側面図で
ある。
【図7】図6に示した多層式タイヤ加硫機による空気袋
加硫によるタイヤの加硫成形工程を説明するための概略
説明図である。
【符号の説明】
20 生タイヤ 23 タイヤ 30 多層式タイヤ加硫機 31 加硫機主体 32 油圧シリンダ 33 ベース 34 上台 35 移動受け台 36 タイヤ下型 37 タイヤ上型 39 加熱板 40 カプセル装置 41 推進器 42 軸棒 43 移動板 44 固定板 45 カプセル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加硫機主体と、この主体の下方で油圧シ
    リンダにより昇降動作可能に設けられたベースと、前記
    主体の上端部に配設された上台と、これらベースおよび
    上台間で昇降動作可能に設けられた複数の移動受け台
    と、前記ベースおよび移動受け台上の中央に配設されて
    いるカプセル装置を備え、かつ前記ベース、移動受け板
    および上台間にタイヤの上、下型が相対向して設けられ
    ており、前記カプセル装置は、前記ベースおよび移動受
    け台上で前記下型の中央に位置しかつ空気充填による膨
    張、真空抜きによる収縮が可能なカプセルを有し、タイ
    ヤ生産時に、生タイヤを前記カプセルの外径に嵌着させ
    ることにより、加硫工程中において直接生タイヤの整形
    およびタイヤ加硫成形を一回で完了させ得るように構成
    されていることを特徴とする多層式タイヤ加硫機。
JP3865592U 1992-05-13 1992-05-13 多層式タイヤ加硫機 Expired - Lifetime JPH0650167Y2 (ja)

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JPH0621911U JPH0621911U (ja) 1994-03-22
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