JPH06503018A - 液体殺菌方法 - Google Patents
液体殺菌方法Info
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- JPH06503018A JPH06503018A JP4502817A JP50281792A JPH06503018A JP H06503018 A JPH06503018 A JP H06503018A JP 4502817 A JP4502817 A JP 4502817A JP 50281792 A JP50281792 A JP 50281792A JP H06503018 A JPH06503018 A JP H06503018A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
液体殺菌方法
本発明は殺菌液を使用する医療機器の殺菌方法に関する。殊に、本発明はポリエ
ポキシ溶液を使用する移植可能生物学装置の殺菌方法に関する。
医療機器はその表面上に発見される微生物生命の母集団を最小限に少なくするた
めに殺菌されるのが普通である。殺菌プロセスの有効性を評価するために産業に
より使用される測定基準は、殺菌保証レベル(SAL)として知られている。
医療産業により受入れられるSALレベルは6で、そのことは、残存する目標生
物が所定期間経過後に残存する確立がlXl0−6未満であることを示す。特定
の目標生物に対して使用される特定殺菌手続きについて受容可能なSALを実現
するために必要とされる時間量は、D値として知られる時間測定単位から算出さ
れる。
D値は全体として殺菌手続きの適用後、目標生物のカウントレベルを90%減少
させるために必要な時間量を表す。その際、D値が小さければより効率的な手続
きを表すことになる。また、D値はそのてっづきが実行される時の条件、例えば
温度や使用される特殊殺菌剤にも依存する。殺菌には微生物を変性させる種々の
手段、例えば紫外線輻射、極熱、および種々の化学的消毒体に対して機器をさら
すことを伴う。
化学的殺菌剤の多くは液体であるか、溶液形で使用される。その他の医療機器の
殺菌手段とは異なり、化学殺菌剤を使用すると機器表面上に殆ど不可避的に残留
物を残すことになる。この化学殺菌剤の残留物は多くの場合、毒性で(又は)そ
れと接触する軟組織にとって一定程度有毒である。この生物学的反応は殺菌剤に
固有の反微生物性によるものと考えられる。残留殺菌剤に対するこの潜在的な親
反応を拒否するために、医療機器は、移植前にこれら残留殺菌剤を非毒性レベル
にまで減らすために種々の水洗手続にさらすことが普通である。
移植可能な生物学装置、弁、および移植用静脈組織切片は、例えば牛や豚のよう
な種々のタイプの動物組織から作られる。かかる装置は高熱と紫外線殺菌方法に
より破壊される。従って、化学的殺菌か必要となる。全体として、これら移植可
能な生物学装置は、固定剤としてグルタルアルデヒド、ホルムアルデヒド、ヘク
サメチレン・ジイソシアネート、ポリエポキシのような薬品を使用して既に固定
されていて、コラーゲンを架橋させ現場での移植用組織切片の石灰化を防止して
いる。従って一定の生体装置に対する殺菌化学薬品を選択する上でそれが固定さ
れた補綴装置上に残存する固定剤の残留物に不利に干渉したり反応したりしない
ようにすることが肝要である。米国特許253,347号(1998年9月9日
付)は化学固定剤を使用して生体組織を固定させるための種々の方法を論じてい
る。
一般に、生体補綴素子はパッケージ化されて、殺菌液内に沈めて浸し、それらの
自然な柔軟性を維持し、保管期間中に微生物増殖を抑制するようにしている。
生体装置は生体内に移植して外科的に除去されたばかりの患部や損傷自然部分と
取り代えるようにしているのが普通である。従って、また、使用殺菌剤は毒性で
あったり親細胞の移植素子内への浸透を抑止する化学残留物を残さずに素子上の
微生物集団を減らし、許容可能な低レベルまで抑止することができることが重要
である。
微生物の生育能力は一定の本質的な酵素系の作用に依存する。これらの酵素系が
中断されると、その結果は微生物生命サイクルの継続にとって必要な特殊たんば
く質に不可逆的な変化が生ずる。従って、微生物生命サイクルに必要な酵素系と
干渉する比較的低温で有効な化学殺菌剤を発見することが特にめられている。
本発明では装置を少なくとも一つのポリエポキシ化合物の有効量と接触させてそ
の上部の微生物集団を実質上減少させる医療装置の殺菌方法が提供される。2〜
4容量パーセントのグリシジルエーテルを含む水溶液を使用して移植式生体装置
のような医療装置を殺菌することが望ましい。
図1は、2容量%のエチレングリコールジグリシジルエーテルを含む種々の殺菌
液にさらした時の生存バチルスパミルスの経時的な数を示すロググラフである。
図2は、2容量%のエチレングリコールジグリシジルエーテルを含む種々の殺菌
液にさらした時の生存バチルスパミルスの経時的な数を示すロググラフである。
図3は、2又は4容量%のエチレングリコールジグリシジルエーテルを含む殺菌
液に種々の温度でさらした時の生存バチルスパミルスの数を比較するロググラフ
である。
本発明によれば、多数の動物源と組織部分から取られた種々の形の移植可能な生
体組織が、従来の殺菌手続よりもより危険の少ない毒性残留物により殺菌可能で
あると想定されている。
上記組織は、牛、豚、馬、羊、カンガル−1うさぎを含む種々の源から取り出す
ことができる。鍵、靭帯、心弁等の全ての移植可能な組織と、硬膜、6膜のよう
な心弁を構成するために使用される組織と共に皮膚斑、心膜斑、大動脈、鼓膜の
ような拡張用組織は、本発明による殺菌に好適である。更に、外科器具、医療装
置、弁導管等の、プラスチック、布、金属でつくられた非生物学的部品の表面は
、本発明により効果的に処理することができると考えられる。
ポリエポキシ化合物、特にブナコール(ナガセ・ケミカル社、兵庫県、日本)の
商標で登録されたようなグリシジルニーナルが医療装置を殺菌するために使用す
る上で特に有効な殺菌液であることが発見された。ポリエポキシ化合物は以下の
エポキシ官能基を有する。
CH,−CH−
上記官能基はたん白質内のアミノ、カルボキシルおよびヒドロキシル基とすこぶ
る容易に反応し、それらを架橋する。微生物内のたん白質の架橋によりそれらの
成長と再生プロセスは不可能となり、それらを効果的に絶滅することができる。
グリシジルエーテル、殊に以下の一般式を有するジグリシジルエーテルを使用す
ることが望ましい(但し、nは1〜約6までの整数である)CH2−CH−CH
2−o−(CH2−CH2−0)、−CH,−CH−CH。
医療装置用の殺菌液として使用可能なポリエポキシエーテルの例は、クリセロ−
ルボリグリシジルエーテル、トリメチロール・ポリグリシジルエーテル、シグリ
セロール ポリグリシジルエーテル、ポリグリセロール ポリグリシジルエーテ
ル、エチレンおよびポリエチレン グリコールジグリシジルエーテル、プロピレ
ン、ポリプロピレン・グリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチル グリコ
ールジグリンジルエーテル、および何でも1.6−ヘキサンエディオール ラグ
リシジルエーテルであるか、それらに限定されない。これらのうち、以下の4つ
が望ましい。即ち、グリコールのジグリシジルエーテル、ポリオールのポリグリ
シジルエーテル、ジカルボキシル酸のジグリシジルエステル、およびポリオール
のモノグリシジルエーテルである。これら化合物は上記米国特許4. 806゜
595に開示のようにポリエポキシ固定剤内に固定された生物学的装置を殺菌す
る上で特に望ましい。(本文に全体を組込んでいる)経済上、製作しやすくする
ため、また殺菌された医療装置と接触する患者のいらだちを回避するために殺菌
剤として使用されるエポキシ化合物は、水溶液又はほぼ10容量%未満の濃度の
処方の下で全体として使用する。だが、殺菌液中のポリエポキシ化合物の濃度は
ほぼ2〜4容量%より大きくないことが望ましい。
本発明の実施に使用されるポリエポキシ化合物は生体上有毒で皮膚に刺激性があ
り突然変異を起こさせることが知られているが、以上述べたような医療装置を効
果的に殺菌するために要する低濃度の下では、装置上に残る残留殺菌剤は生体に
対して何ら実質上の前作効果を有することは発見されなかった。
エポキシ化合物はそれほど水溶性ではないから、1〜約5の炭素原子を有するア
ルコールのような十分量の表面活性剤や生物学的に両立可能な表面張力を低下さ
せる化合物を使用して表面張力を低下させ、水中でのポリエポキシ化合物の解離
を促進することができる。生医学装置を殺菌するためには表面張力低下剤が装置
内の組織に有害な作用を及ぼさないようにも注意する必要がある。
適当なアルコールは、脂肪族と芳香族アルコール、殊に1〜約5個の炭素原子を
含む脂肪族アルコールを含む。脂肪族アルコールは、メタノール、エタノール、
n−プロパツール、インプロパツール、n−ブタノール、ノソブタノール、セフ
−ブタノール、t−ブタノール、シクロ−ヘキサノール、n−オクタツール、ア
リルアルコール、等を含むが、それに限定されない。好適な生物学的に両立可能
な芳香性アルコールは、ベンジルアルコール、クレゾール、カルビノール、等を
含む。これらのアルコールは、一般に微生物を破壊する上でそれ自体有効で、ポ
リエポキシ化合物の殺菌能力と共働してそれを向上させる。だが、生物学的組織
の処理の場合、それらの有効性の範囲の上端は、アルコールの組織、安全性に対
する衝撃や影響によって制約を受けるはずであり、使用されるアルコールの種類
に若干依存する。例えば、装置の組織に損傷をひきおこさずにほぼ22容量%よ
り多くないエタノールを生物学的装置の殺菌に使用することができる。
好適な有機界面活性剤は陽イオン、陰イオン、および非イオン界面活性剤および
それらの塩を含む。本発明の界面活性剤の好適な塩は、ナトリウムとカルシウム
を含む。本発明で有効な陽イオン界面活性剤は、負電荷イオン基に結合させた脂
肪族と芳香族基を含む炭化水素残留物の比較的大きな疎水性範囲を有するもので
ある。脂肪族残留物は鎖枝化、直鎖化、周期性、ヘテロ周期性、飽和又は不飽和
性のものとすることができる。これら疎水性残留物は、カルボキシレート、サル
フェート、スルホネートのような陽イオン基に直接結合したり、エステル、アミ
ド、スルホアミド、エーテル、アリル基のような中間結合を介してそれに結合す
ることができる。本発明の一例における陽イオン界面活性剤は、アルキル側鎖、
スチロイド、胆汁酸におけるような側鎖中のアミノ酸に結合された++もしくは
それ以上のカルボキシレートを有するものである。
全体としてほぼ3〜30、殊にほぼ5〜50容量%の表面張力低下化合物を水溶
液に添加する。最も望ましい表面張力低下化合物はエタノールとインプロパツー
ルより成る群から選択する。 使用中、医療装置は、医療装置上に存在する少な
くともほぼ90%の微生物生命が殺菌されるように選択された時間と温度の条件
の下で殺菌液や殺菌溶液内に浸す。殺菌率は、溶液温度を上昇させ(又は)殺菌
時間を延長することによって向上させることができるのが普通である。
一般的にいって、溶液温度は、外科器具や医療装置については室温からほぼ10
0°Cの範囲に維持されるが、生物学的装置の場合には、好適温度範囲はほぼ2
0(室a)〜45°Cの範囲として組織の損傷を回避する。
最適殺菌時間は、存在する微生物の量と所望の殺菌保証レベルに関連する。その
結果、時間は必要に応じて変化する。以下の例に示す時間と温度間の相互作用は
、もし温度が上昇すると任意の選択殺菌レベルを実現するために必要とされる露
出時間は必然的に小さくなることを命する。従って、もし温度か低下すると、露
出時間は相当大きくなければならないであろう。
だが、全体として、はぼ90%範囲だけ微生物集団を少なくするために必要とさ
れる殺菌時間は、はぼ5−120時間、殊に4−6時間の範囲にある。もし装置
をパッケージ化して溶液内に保管すれば、殺菌はパッケージ化された装置の放置
寿命全体にわたって継続することかできることはいうまでもない。
本発明によれば、殺菌剤組成は、テストされる生物のほぼ90%の低下を示す場
合には潜在的に有効であると考えられる。有効溶液は、通常はぼ7〜8時間の許
容可能時間枠内で大量の(105〜10“)のテスト生物を完全に破壊する。
多くの場合、溶液中の微生物は表面又は基体上に配置されたものよりも殺すこと
が容易であることが知られている。従って、この場合の殺菌剤成分は、もし破壊
される生体が溶液内や組織上ではなく表面上に存在する場合には特に効果的であ
ると考えられる。
本願の以下の例とその他の開示事項は例解のために提示したもので、本発明の範
囲を限定するものではない。
【例1】
微忠惣試翳
種々の濃度の殺菌剤、添加剤の組合わせ、および時間と温度の条件を使用して種
々の殺菌液を評価し、微生物を殺す殺菌剤の効率を判断した。試験管内テストを
周知の濃度のバチルス バミルスまたはミクロアスカス シネリウムを100m
1の殺菌液内に配置することによって行った。指定通り、時間間隔とアリコート
サンプルを取出し、0.45ミクロン膜フィルターとUSP流体Aリンスを活用
して濾波/水洗手続により直ちに処理して殺菌剤残留物を除去した。膜フィルタ
ー上の生存微生物をその数を数える前に14日間30〜35°Cで温度すること
によってトリブチツク大豆寒天上で培養した。使用した微生物は、試験液m!あ
たり109胞子の初期濃度におけるバチルスバミルス、アメリカ式培養コレクシ
ョン#27142、と、試験液m1あたり104胞子の初期濃度におけるミクロ
アスカス シネリウス、アメリカ・ニドワード・ラボラトリ−#80−076、
であった。
使用殺菌剤は水溶液内のエチレン・グリコール・ジグリシジル・エーテル(ブナ
コル”EX810)で、それに対して表面張力低下剤として200プルーフエタ
ノール(E) 、0.1容量%の2. 4. 6−ドリスー(ジメチル アミノ
メチル)フェノール(DMP−30)と、0.007容量%のサリチル酸を以下
の表1に示す濃度で蒸留水内に添加した。殺菌液のpHをIN HCLの9.
5−10゜0に調節した。殺菌液のDl。値(微生物集団を90%を減少させる
ために必要とされる温度での液体殺菌露出)を最小自乗解析法により算出した。
その結果の要約を以下の表1に示す。
表1
々のブナコール 登録 標 液と温 の下でのバチルス パミルスとミクロアス
カス シネリウスのD −
ブナコール液%ff/V) M・シネリウム バチルス・パミルス37°C(時
) RT 37’C45°C2%D+ 5%E” −−−34,3−−−−−−
2%D+5%E −−−38,412,3−−−2%D+5%E十八゛フファ’
−−−72,523,6−−−2%D+10%E −−−38,57,56−
−一2%D+20%E O,3728,97,03,82%D+20%E+ 0
.1%T−−−−37,1−−−−−−4%D+5%E −−−16,182,
83−−−4%D+10%E −−−15,242,84−−−4%D+20%
E −−−15,312,71,44%D+20%E+ 0.1%T’ −−−
15,12,75−−−6%D+20%E 9.33 2.33 −−−− 2
. 4. 6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノールとサリチル酸(反応
加速のための触媒として添加)
’0.1モルカルボネートナトリウム緩衝剤として添加゛0.1%ポリソルベー
ト(トウィーン)80添加RT=室温
図1は、上記バチルス バミルス集団に対して及ぼされる種々の表面張力低下剤
と組合わせて2%の殺菌液をさらした時間中の影響を比較するロググラフである
。室温から37°Cまで温度を変化させる影響も見ることができる。
図2は、バチルス バミルスを37°Cの一定温度で異なる濃度の殺菌剤と表面
張力低下剤にさらした時の時間と共に見られる影響を比較したロググラフである
。液のアルコール含有量を5から20容量%まで増加することによる影響は、殺
菌剤の濃度が2容量%の時に明らかであるが、20容量%の濃度のアルコールで
4から6容量%へ殺菌剤の濃度を増加させることからは殆ど利益は得られなかっ
た。
図3のロググラフは、37と47°Cの温度で2および4容量%濃度の殺菌剤が
バチルス パミルスに対して及ぼす影響を比較したものである。最良の結果は、
45°Cの温度の下に4%溶液を使用することによって達成される。
【例2】
4種の試験管内生物学的試験を行ってエチレングリコールジグリシジルエーテル
の細胞培養に対する影響を評価した。移植用切片はほぼ0. 6cmの外径と、
0゜4cvaの内径と、長さ3. 2cm平方Cmの表面積を有し、70容量%
のエタノール中にパッケージ化した。切片からエタノールを除去するために、そ
れらを300m1の中性塩水内で最小限2分間リンスした。
使用した試験抽出液は切片区画を中性塩水又は綿実油内で37°Cで120時間
さらして残留殺菌剤をそれから捕集することによって作成した。塩水と綿実油は
、残留殺菌剤を試験品から除去するそれらの能力で身体接触か装置に及ぼす影響
と近似している。
試験1は、殺菌剤の血液両立性を評価するために設計された手続きであり、塩水
抽出物により作成された抽出試験液と接触した血液と溶血度と凝固時間を評価す
るものである。
上記抽出物はオキサレート化されたうさぎ血液の全体に一時間さらした後、液の
吸光度を血液中の赤色細胞の溶菌によりひきおこされたヘモグロビン成分につい
て分光的に測定した。更に、洗浄されたが抽出されていな力じた移植片(固体)
も同様にして上記手続きを活用してテストした。殺菌剤か血液に及ぼす影響に関
する第2のテストでは、残留殺菌剤を含有する塩水抽出物を羊の血漿にさらし、
視覚的に観察して凝固時間に及ぼす影響を判断した。
テスト2は残留殺菌剤の抽出水が培養中の細胞の正規成長(%ICG)に及ぼす
抑止的影響を、以下の手続きを使用して評価するようにしたものである。人間の
繊維芽細胞を、テスト製品と細胞培養媒体の中性抽出塩水(37’ C/120
時間)の等価的な混合物を含むテスト液に添加し、72時間温1した。温置時間
中の細胞成長度は、温度抽出物のたん白質濃度を計算し、それを等量の中性塩水
と細胞成長媒体を含むテスト液に等量の細胞に添加することにより作成された負
対照液のたんばく質濃度と比較することによって判断した。この方法によれば細
胞毒性の定量的な評価を得ることができる。
テスト3の、寒天載置テスト(AO)ではテスト液の寒天層内で拡散する成分の
細胞毒性を評価した。テストの準備として、人体の繊維芽細胞をベトリ皿内で培
養し、合流単層を形成した。その後、上記細胞をバクト寒天と重ね合わせ、寒天
層を固化した後、1.0ccのテスト液を凝固寒天上に配置した。24時間後、
上記細胞は、損傷や溶菌がないかどうかを顕微鏡(xioO)で調査した。また
、同時に、寒天載置テスト(AO)も行って固体移植切片部分をテスト液と取り
替えた。
テスト4では、殺菌剤の細胞毒性効果を媒質溶出法(MEM)を使用してテスト
した。人体の繊維芽細胞の単層を移植切片の中性塩水細胞成長抽出媒質の存在下
で24時間温温置た。負対照を抽出切片の代わりに成長媒質内で人体繊維芽細胞
の単層を1置することによって作成した。その後、上記細胞を顕微鏡(100×
)のFで損傷や溶菌がないかどうかを検査し7た。表2の結果では、”バス“と
いう呼称は細胞の破壊が負対照で見出されるものよりも著しく大きくないような
サンプルに対して与えている。
上記の如く作成されたテスト液を使用して、生体試験を2度追加して行い、殺菌
剤の動物に対する身体的な影響を評価した。テスト5(マウス生体注射)で液を
5匹のマウスの各々に体重1.0ml/20gの投与量で静脈注射(中性塩水の
場合)するか、腹腔内に注射した(綿実油の場合)。注射後、何が有害な反応が
ないかどうか上記動物を72時間観察し、その観察結果を負対照動物のそれと比
較した。テストロ(うさぎの皮膚内炎症)では、抽出物のうさぎの真皮との接触
に及ぼす影響を評価した。2匹のうさぎの各々の背中の10個のテスト部位と5
個の対照部位を0. 2mlのテスト液により静脈注射した。そのテスト部位に
ついて24,48.72時間毎に紅斑や水腫として視覚される炎症の徴候がない
かどうかを調べた。
上記生体試験の結果を以下の表2に要約する。
表2
エチレングリコールジグリシジルエーテルの生体への影響テスト テスト1 テ
スト2
試験管内
%I CG NS バス バス
MEM NS バス バス
AONS バス バス
固体 バス バス
血液共存性 NS バス −m−
固体 バス −m−
生体内
マウス生体 NS バス バス
C8Oバス バス
うさぎ静脈内 NS バス バス
C8Oバス バス
NS=中性塩水
C5O=綿実油
”バス”という用語はテスト中の特殊効果の結果(即ち、溶菌赤色血液細胞の量
)が負対照サンプルの場合はどテスト液については悪くないことを示すものであ
る。使用したテスト方法から、ポリエポキシ化合物は細胞毒性や生体毒性の兆候
を示さず、血管内で炎症か生じたり溶血しているようには見えない。
【例3】
本観察では3個のポリエポキシ殺菌剤をテストした。即ち、グリセロールポリグ
リシジル エーテルと、ポリグリセロール ポリグリシジルエーテルと、エチレ
ン グリコールジグリシジル エーテルである。30容量%エタノール中に保存
された3匹の牛の頚動脈グルタルアルデヒド固定切片を以下のテストの各々につ
いて使用した。上記切片は、外径がほぼ0. 540cm、内径0. 443c
m、長さ10cmで、Icmの長さあたりほぼ3.09平方cmの表面積を有し
ていた。表3に上記テストの結果を示す。
テスト7で、寒天層(AO)内のテスト液の拡散成分の細胞毒性を上記テスト3
と同様にして評価した。この研究のため、2cmの切片のみを評価した。同部分
はそれぞれのテスト製品から除去し、それらを別々にして切片部分を圧搾により
時々フラッシュして100m1の中性塩水中で5分間リンスした。リンス段階は
テストに先立って5回反復した。
テスト8では残留殺菌剤の殺菌抽出水の培養物中の細胞の正規成長(%ICG)
に対する抑止効果を上記テスト2の方法を使用して実行した。この実験では各テ
スト品から除去した切片の20C111部分を圧搾により切片部分を時折フラッ
シュしなから100m1の中性塩水内で別々に5分間リンスした。上記リンスは
テストに先立ち5回繰り返した。その後、テスト品をほぼ120時間、37°C
の下で殺菌水内で抽出した後、同抽出物を等容量の細胞生長媒質と混合してフィ
ルター殺菌して評価した。
テスト9で、上記テスト4の方法(MEM)を続けた。この実験の場合、8cm
の切片を各切片から除去して抽出した。切片を圧搾により切片を時々フラッシュ
しなから5分間、100m1の中性塩水内で別々にリンスした。このリンス手続
きを5回繰り返した。その後、切片部分を完全最小本質媒質(細胞生長媒質)内
でほぼ24時間、テストに先立ち抽出した。
表3
ポリエポキシ殺菌剤の生体に・する≦響殺 菌 剤
EGDE DDE GDE
う1三i」二」長月n カ’m=W衷 (テ′す]−ル810) (テ′ナコー
ル512) 、j;テ′ナコール313)%ICG 水 バス バス バス
M EM I X CM E M バス バス バスノ〜ON/A、−−−−−
−−−−
E I) G E =エチレン グリコール ジグリシジル エーテルDDE
=ジグリシジル ジグリシジル エーテルGDE =グリセロール ジグリンジ
ル エーテルN/A=応用不能
上記表3に示すように、%ICGとMEM手続きにおけるサンプルは何れも細胞
毒性の兆候を示さなかった。AO手続きから得られた結果はテストサンプルと負
対照における細胞単層が全て合流を維持できなかったため無効であった。
以上、本発明とその好適例について詳説したか、当業者は種々の変形と変更をそ
の精神と範囲から逸脱せずに本発明に対して施すことが可能であることを理解さ
れるはずである。
特表千6−503018 (6)
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(72)発明者 マイアーズ、ハリエツト チャンアメリカ合衆国、カリフォル
ニア州
92630、エル トロ、ディトン、25291
Claims (36)
- 1.少なくとも一つのポリエポキシ化合物の殺菌上有効でかつ残留上非毒性の量 と接触させてその上部の微生物集団を実質上除去することより成る医療装置の殺 菌方法。
- 2.前記エポキシ化合物がグリシジルエーテルより成る群より選択される請求項 1の方法。
- 3.グリシジルエーテルがグリコールのジグリシジルエーテル、ポリオールのポ リグリシジルエーテル、ジカルボキシル酸のジグリシジルエーテル、およびポリ オールのモノグリシジルエーテルより成る群から選択される請求項2の方法。
- 4.グリシジルエーテルがエチレングリコールジグリシジルエーテル、ジグリセ ロールジグリシジルエーテル、およびグリセロールジグリシジルエーテルより成 る群より選択される請求項3の方法。
- 5.殺菌温度がほぼ室温から45℃の範囲内にある請求項1の方法。
- 6.ポリエポキシ化合物がほぼ2〜4容量%の範囲の濃度の溶液中にある請求項 1の方法。
- 7.前記接触時間がほぼ5〜120時間の範囲にあり、微生物集団が少なくとも 90%だけ減少する請求項1の方法。
- 8.前記溶液が水溶液で、更に、ほぼ0〜30容量%の少なくとも一つの表面張 力低下剤から成る請求項1の方法。
- 9.表面張力低下剤の濃度がほぼ5〜15容量%の範囲にある請求項8の方法。
- 10.表面張力低下剤が生体共存性の脂肪族又は芳香族アルコールである請求項 8の方法。
- 11.前記アルコールが1ないしほぼ5個の炭素原子を含む脂肪族アルコールで ある請求項10の方法。
- 12.前記アルコールがエタノールとイソプロパノールより成る群から選択され る請求項11の方法。
- 13.前記アルコールが芳香族アルコールである請求項10の方法。
- 14.前記芳香族アルコールが、ベンジルアルコール、クレゾール、およびカル ピノールより成る群より選択される請求項13の方法。
- 15.表面張力低下剤が、陽イオン、陰イオンおよび非イオン界面活性剤とその 塩よりなる群より選択される請求項7の方法。
- 16.前記塩がナトリウムとカリウムである請求項5の方法。
- 17.少なくとも一つのポリエポキシ化合物の殺菌有効量を備える一溶液と接触 させてその上部の微生物集団を実質上除去することより成る生体補綴装置の殺菌 方法。
- 18.前記ポリエポキシ化合物が、グリシジルエーテルより成る群より選択され る請求項17の方法。
- 19.グリシジルエーテルがグリコールのジグリシジルエーテルと、ポリオール のポリグリシジルエーテルと、ジカルボキシル酸のジグリシジルエーテルとポリ オールのモノグリシジルエーテルより成る群より選択される請求項18の方法。
- 20.グリシジルエーテルがエチレングリコールジグリシジルエーテルと、ジグ リセロールジグリシジルエーテルと、グリセロールジグリシジルエーテルより成 る群より選択される請求項18の方法。
- 21.前記溶液の濃度がほぼ室温と45℃の範囲にある請求項15の方法。
- 22.溶液中のポリエポキシ化合物がほぼ2〜4容量%の範囲にある請求項17 の方法。
- 23.前記接触時間がほぼ5〜120時間の範囲にあり、微生物集団が少なくと も90%だけ減少する請求項17の方法。
- 24.前記溶液が水溶液で、更に、ほぼ0〜30容量%の少なくとも一つの表面 張力低下剤より成る請求項17の方法。
- 25.前記表面張力低下剤の濃度がほぼ5〜15容量%の範囲にある請求項23 の方法。
- 26.前記表面張力低下剤が生体共存可能な脂肪族又は芳香族アルコールである 請求項24の方法。
- 27.前記アルコールが1ないしほぼ5個の炭素原子を含む脂肪族アルコールで ある請求項25の方法。
- 28.前記アルコールがエタノールとイソプロパノールより成る群より選択され る請求項27の方法。
- 29.前記アルコールが芳香族アルコールである請求項26の方法。
- 30.前記芳香族アルコールが、ベンジルアルコール、クレゾール、およびカル ビノールより成る群から選択される請求項28の方法。
- 31.前記表面張力低下剤が、陽イオン、陰イオンおよび非イオン界面活性剤と その塩より成る群から選択される請求項24の方法。
- 32.前記塩がナトリウムとカリウム塩である請求項31の方法。
- 33.前記溶液の温度がほぼ室温と40℃の範囲にある請求項19の方法。
- 34.前記溶液中のポリエポキシ化合物の濃度がほぼ2〜4の容量%の範囲にあ る請求項18の方法。
- 35.前記接触時間がほぼ4〜60時間の範囲にある請求項34の方法。
- 36.前記装置が生体血管切片である請求項17の方法。
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