JPH06504971A - 車両用油圧操舵装置 - Google Patents
車両用油圧操舵装置Info
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- JPH06504971A JPH06504971A JP5504039A JP50403993A JPH06504971A JP H06504971 A JPH06504971 A JP H06504971A JP 5504039 A JP5504039 A JP 5504039A JP 50403993 A JP50403993 A JP 50403993A JP H06504971 A JPH06504971 A JP H06504971A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用油圧操舵装置に関するものである。この油圧操舵装置は、操舵モ
ーターと、該操舵モーターと流体で接続され、操舵計測装置により計測された流
量を増大させる増成器と、車両の性能特性を決定する少なくとも一つのセンサー
と、このセンサーの出力信号に応じて計測モーターに供給される流体の量を変化
させる制御装置とを備えている。
中心ピボットで操舵される車両に用いられるこの種の操舵装置は、WO9110
1239により公知である。ここで開示されている操舵装置においては、操舵輪
軸におけるセンサーが操舵輪角度を決定し、操舵モーターにおけるセンサーが操
舵モーター角度を決定する。これら双方の角度は制御装置に送られる。操舵輪角
度が操舵モーター角度に対応していない場合には、直列に接続されたバルブを有
するポンプからなる誤差修正装置が作動を開始する。この誤差修正装置によって
、操舵モーターにはさらに圧力流体が供給され、あるいは、操舵モーターから圧
力流体が排出され、これによって、操舵輪の位置と被操舵ホイールの位置とが再
び相互に一致するようにすることができる。この誤差修正装置は操舵輪軸に取り
付けられたバルブを備えており、このバルブは、機械的に操作され、かつ、油圧
で作動する。このバルブは、操舵輪が操作されているときにのみ誤差の修正が実
施されるようにするためのものである。公知の装置を用いることによって、車両
の性能特性を変えることが可能である。特に、例えば、操舵装置における漏れ、
あるいは、操舵装置の非直線的性質の結果として生じる誤差を消去することが可
能である。しかしながら、とりわけ余計に設けられるポンプ、バルブ、油圧ホー
スと操舵モーターとの接続を確実にする必要性から、コストが比較的高い。
本発明は、車両の作動状態に対する操舵特性の修正或いは適応を簡単な手段によ
り行うという問題に鑑みてなされたしのである。
この問題は、冒頭で述べた種類の油圧操舵装置において、増成器の増幅率を変化
させる制御装置により解決することができる。
公知の操舵装置とは異なり、付加的な部品は不要である。単に、増幅率が可変に
なるように増成器を改変しさえすればよい。操舵輪が操作されていない限り、圧
力流体は送られず、従って、増幅率の大小にかかわらず修正は行われない。この
ように、簡単な方法で、車両が操舵されているときにのみ、修正が行われるよう
にすることができる。従来の装置において誤差修正装置の偶発的な作動の結果と
して起こり得る誤差は、本発明に係る操舵装置においては起こり得ない。増成器
の増幅率は可変である。すなわち、大きくすることもできるし、あるいは、小さ
くすることもできる。このように、漏れの結果として生じた誤差を補正すること
もできるし、あるいは、非直線的性質の結果として生じる誤差を補正すること・
もてきる。第一の例としては、増幅率は増大させることができる。第二の例とし
ては、増幅率は非直線性の反対の方向に変化する。
好適な構成においては、操舵角を検出する操舵角センサーと、操舵輪角を検出す
る操舵輪角センサーとが設けられる。これら両センサーは制御装置に接続されて
おり、この制御装置は、操舵角と操舵輪角との実際の相互関係と所望の相互関係
との間の差に応じて、その差が小さくなるように増成器の増幅率を変化させる。
ここで影響を受ける性能特性とは、操舵輪角と操舵角との間の相互関係のことを
いう。
さらに、車両速度を検出する速度センサーを設けることができる。この速度セン
サーは制御装置に接続されており、制御装置は車両速度に応じて増幅率を変化さ
せる。車両速度が速くなればなるほど、一般的には操舵の変化は小さくなければ
ならない。比較的高い速度においては、運転者が操舵しゃすいように、増成器の
増幅率が小さくされる。この場合、操舵の変化に対しては、操舵輪はその変化よ
りも大きく変位することが必要である。逆に、低速度あるいは車両が停止してい
る場合には、増成器の増幅率を大きくして、操舵輪が比較的少なく回転しても大
きな操舵ロックが行われるようにすることができる。これも運転者にとっては助
けになる。
制御装置は、車両速度の関数として所望の相互関係を変化させることが好ましい
。このため、制御装置は、所望の相互関係を変えることにより間接的に増成器の
増幅率を変化させる。
さらに、センサーに加えて、あるいは、センサーの代わりに、制御装置用の変換
装置を設けることができる。この変換装置によって、少なくとも二つの増幅率の
レンジのうち一つを選択することができる。例えば、運転者は作業レンジとドラ
イブレンジとから選択することができる。作業レンジにおける増幅率はドライブ
レンジにおける増幅率よりも大きい。センサーが設けられる場合には、一定値の
増幅率を予め設定することはしない。これは、増幅率を所望の値と実際の値との
差に応じて変化させるためである。
増幅率を可変にするために、増成器には少なくとも一つのスロットル装置を設け
ることが好ましい。このスロットル装置のスロットル抵抗は制御装置により変え
ることができる。このスロットル装置における圧力降下によって増成器の増幅率
が決定される。可変スロットルにより増成器の増幅率を変えることは原理的には
米国特許第4,914,913号により公知である。しかしながら、この米国特
許では、増幅率は操舵輪の回転速度の関数として変化され、また、回転速度によ
り形成された圧力によってボア中のバルブスライドが一層大きく、または、一層
少なく変位し、その結果、スロットルポイントが一層大きく、または、一層少な
く開くことになる。この米国特許では、制御装置によってスロットル抵抗を慎重
に制御することは不可能である。
スロットル装置は電磁バルブを有していることが好ましい。電磁バルブは電気的
に制御可能である。電磁バルブは、余計な費用をかけることな(、制御装置に応
答させることが可能である。信号伝達経路は、特別な専門的技術を要せずに、さ
らに、特別な安全対策を要せずに操舵装置中に配置することができる電気ケーブ
ルによって形成することができる。
電磁バルブは周期的に制御を行うことが特に好ましい。周期的に制御された電磁
バルブは二つだけの作動位置を有する。すなわち、全開位置と全閉位置である。
電磁バルブの実際の開度は、電磁バルブが閉じている時間の総和に対する電磁バ
ルブが開いている時間の比率により、時間的な平均として与えられる。
固定直列スロットルを電磁バルブと直列に接続させ、さらに、固定並列スロット
ルを電磁バルブと並列に接続させることが有効である。直列スロットルは、電磁
バルブが全開位置にあるときに遮蔽物となるように電磁バルブを流れる流量を制
限する。並列スロットルは、電磁バルブが閉位置にあって遮断状態となる場合に
も電磁バルブを流れる最小流量を保証する。
特に好適な構成においては、二つのスロットル装置が設けられる。これら二つの
スロットル装置は相互に接続されて、中央遮断ポイントを有する分圧器を形成す
る。この中央遮断ポイントにおける圧力が増成器の増幅率を決定する。スロット
ル装置における圧力、すなわち、中央遮断ポイントにおける圧力は制御圧力とし
てのみ作用する。これによって、圧力流体の容積が多くなったり、あるいは、少
なくなったりするために生じることがある圧力変化をなくすことができる。
増成器は増幅スライダーを備えた増幅バルブを有していることが好ましい。増幅
スライダーは第−及び第二のスロットルポイントを形成している。第一のスロッ
トルポイントのスロットル抵抗は操舵計測装置からの流量に対応し、第二のスロ
ットルポイントのスロットル抵抗は第一のスロットルポイントのスロットル抵抗
に比例しており、増幅スライダーはスロットル装置により調節することができる
圧力によって一方向において移動する。この種の増幅バルブは、例えば、ドイツ
特許第3146302(CI)号により公知である。この公知のバルブに加えて
、本発明における増幅スライダーは、圧力チャンバー内において、中央遮断ポイ
ントにおける圧力またはスロットル装置における圧力降下を増幅スライダーの端
面に受けて駆動される。
電磁バルブは増成器のハウジングの中に設置されることが好ましい。これによっ
て、破裂のおそれのある油圧ホースを余計に設ける必要がなくなる。同時に、本
操舵装置は極めて簡単につくることができる。必要ならば、本操舵装置に用いら
れている新しい要素だけを現存の操舵装置に組み入れることも可能である。
そのためには、カバーで閉じられているハウジングボアの中に増幅スライダーを
配置し、さらに、電磁バルブをそのカバーの中に配置すればよい。カバーを交換
することにより、すなわち、電磁バルブの付いていないカバーを電磁バルブが付
いているカバーに代えることにより、問題なく組み込みを行うことができる。
さらに好ましい構成においては、さらに別個のハウジングボアが優先バルブの優
先スライダー内に形成される。このハウジングボアも同様にカバーで閉じられて
いる。さらに、電磁バルブによっては遮断されないようにすることができる通路
が二つのバルブの間でカバーに形成される。この通路によって二つのバルブの間
の接続が増え、この新しい接続は、二つのバルブの圧力制御のためにのみ用いら
れる。
この通路によって、増幅バルブと優先バルブの対応するスライダーによって区切
られている端面上に設けられている各圧力チャンバーを相互に接続させることが
好ましい。各圧力チャンバー内の圧力は、各スライダーの位置ひいては各バルブ
を流れる圧力流体の量の重要な可変値である。
さらに他の構成においては、第二電磁バルブによっては遮蔽されないようにする
ことができる第二通路をカバー内に設けることができる。この第二通路は増幅バ
ルブの出力部に接続している導管内に開口している。増幅バルブの出力部に接続
された導管を除いて、分圧器及び該分圧器に接続された通路はカバー内に集中的
に配置することが可能である。
カバー内に各直列スロットルを配置するという特徴もまたこの目的に役立つ。
増成器のハウジング内には他の手段は不要である。・増成器のハウジングをさら
に改変することを避けるため、好適な構成においては、増幅スライダー内に配置
される第一スロットル装置に並列スロットルが設けられる。これは、特に、優先
バルブから増幅バルブの圧力チャンバーへの流体通路が増幅スライダーを通って
いる場合に、なされる。
第二スロットル装置用の並列スロットルは導管内に配置されたブツシュによって
形成されることが好ましい。このブツシュは、増幅バルブの圧力チャンバーに接
続された環状溝に開口している半径方向スロットルボアを有している。この種の
ブツシュは現存の増成器に容易に組み込むことができる。
以下、図面を用いて、好適な実施例を参照して本発明を説明する。
図1は本操舵装置の概略図である。
図2はスロットル装置の概略図である。
図3はスロットル装置の基本構造を示す。
図4はスロットル装置の配置を示すための増成器の分解図である。
図1に示す油圧操舵装置は油圧操舵計測装置1を備えている。油圧操舵計測装置
1は、その出力部2.3から流体の流れを送り出し、あるいは、出力部2.3に
おいて流体の流れを受け入れる。流体の流れは操舵輪12の回転の大きさ及び方
向に応じて変化する。流体は操舵モーター5に接続している増成器4に送られる
。増成器4にはポンプ6を介してタンク7から圧力オイルが供給される。この圧
力オイルの量は操舵計測装置1によって計測された量の倍数に対応しており、増
成器4を介して操舵モーター5に送られる。例えば、操舵計測装置lが操舵輪1
回転当たり160立方cmの排出量を発生させ、かつ、増成器4が増幅率5を有
しているとすれば、操舵輪1回転当たり800立方cmの量の圧力オイルが操舵
モーター5に送られることになる。
ただし、増成器4の増幅率は定数ではない。逆に、増成器の増幅率は制御装置9
により制御される電磁バルブ8を用いて変えることができる。
圧力オイルは接続点Pを経て操舵計測装置1に送られる。戻ってきた圧力オイル
は接続点Tを経てタンクに排出される。接続点LSは増成器中に組み込まれてい
る優先バルブ21(図3)を制御するためのものとして設けられている。
制御装置9は、操舵モーター角センサーlOと、操舵輪角センサー11と、車両
速度センサー13と、変換スイッチ14とに接続されている。制御装置9は操舵
モーター角センサーIOと操舵輪角センサー11からの出力信号により、制御装
置9は操舵輪角と操舵モーター角との間の実際の相互関係を検知し、この実際の
相互関係を予め定められた所望の相互関係と比較する。例えば、操舵装置の漏れ
や非直線的性質のために実際の相互関係が所望の相互関係と対応しない場合があ
るが、そのような場合には、増成器4の増幅率が変更される。例えば、設定され
た操舵輪角において、実際の操舵モーター角が所望の操舵モーター角よりも遅れ
ている場合には、増成器4の増幅率は大きくされる。従って、増量された圧力オ
イルが操舵モーター5に送られる。このようにして、操舵モーター角は再びその
所望値にされる。例えば、操舵装置の非直線性に起因して、実際の操舵モーター
角が設定された操舵輪角よりも進んでいる場合には、増成器4の増幅率は小さく
され、従って、この場合も実際の操舵モーター角は所望の操舵モーター角に対応
することになる。このような修正は、圧力オイルが操舵モーター5に流れ込むと
き、すなわち、操舵が行われている間にのみ行われる。従って、車両の運転者は
修正が行われたことには気がつかない。運転者が操舵を意図しないときであって
も、制御装置9の偶発的な誤った複動によって操舵モーター5が付勢されないよ
うにすることができる。
増成器4の増幅率の変更はさらに速度に応じても行うことができる。この目的の
ため、制御装置9は車両速度センサー13の出力信号の評価も行う。例えば、比
較的低速度のときに増幅率又は増幅率レンジを小さくすることが可能である。
所定の操舵ロックに対しては、操舵輪の回転量が比較的多いことが要求される。
このような性能特性は望ましいものである。なぜならば、高速度では、乱暴な操
舵動作は可能ならば避けるべきだからである。
増成器4の増幅率を直接的に変更することに代えて、車速センサー13の出力信
号を用いて、制御装置9における操舵モーター角と操舵輪角との間の所望の相互
関係を変えることも可能である。増幅率の変更は制御装置9を調整することによ
り行われる。さらに、変換スイッチ14を用いることによって、運転者は異なっ
た増幅率レンジ11■、■を選択することができる。これらの各増幅率レンジは
、例えば、重作業用、軽作業用、走行用である。重作業用の場合では、操舵輪を
僅かに回転させるだけで、大きな操舵ロックを得ることができる。走行用の場合
では、比較的小さな操舵ロックを得るために、操舵輪を比較的多量に回転させる
ことが必要となっている。軽作業用の場合では、比率は上記二つの場合の中間で
ある。この場合も、変換スイッチ14を用いて変更される所望の相互関係を得る
ことが可能である。これら三つの可能性、すなわち、センサー10.11を用い
て操舵モーター角及び操舵輪角に対する漏れや非直線性の補償を行うこと、車両
速度センサー13による速度感応制御、及び変換スイッチ14を用いてのレンジ
の変換の三つは、車両の性能特性に応じて操舵特性を調整することができる。
これらは単独で用いてもよいし、あるいは、組み合わせて用いてもよい。増成器
4の増幅率を変更することによって操舵特性を調整するための他のパラメータは
、例えば、車重、温度や風速などの外部環境、走行方向、車両の傾斜度である。
図2は、増成器4の増幅率を変更する際に電磁バルブ8内部で用いられるスロッ
トル装置1I15を表している。スロットル装置15は電磁バルブ16を備えて
おり、この電磁バルブ16には制御装置9から制御入力部17を経て一連の方形
波パルス18をなす電流が供給されている。この電流が最大値をとるときには、
電磁バルブ16は全開となる。この電流が最小値をとるときには、電磁バルブ1
6は全閉となる。ただし、この制御特性はバルブの形式により異なる。例えば、
図示したバルブは通常は閉じている形式のバルブである。通常は開いている形式
のバルブでは、特性は全く正反対になる。すなわち、電流が供給されたときにバ
ルブは閉じる。本実施例における電磁バルブは周期的に制御される電磁バルブで
ある。時間平均での電磁バルブ16が開いている割合は方形波パルス18のデユ
ーティ率、すなわち、電流がそのサイクル長さに対して最大値を有している時間
の比率から得られる。
直列スロットル19は電磁バルブ16と直列に配置されている。並列スロットル
20は電磁バルブ16と並列に配置されている。スロットル19.20は一定値
に設定されている。直列スロットル19は、電磁バルブ16が故障時に全開位置
において遮蔽物となるときに、スロットル装置15を通る流れを制限する。並列
スロットル20は、電磁バルブ16が全閉位置において遮蔽物となるときに、ス
ロットル装置15に最小の流れが流れるようにする。
増成器4は、ハウジング22内において、特に、優先スライダー23を備えた優
先バルブ22と、増幅スライダー25を備えた増幅バルブ24とを有している。
このハウジング22の内部には方向性バルブ(図示せず)を設けることも可能で
ある。優先バルブ21の機能、すなわち、操舵出力流れ28からの要求がない場
合には、常に流れ26を負荷出力流れ27に送るという機能はよく知られている
。
例えば、ドイツ特許第3146302 (CI)号又はドイツ特許第29328
47(C2)号を参照されたい。増幅スライダー25はスロットルポイントを形
成しているボア29.30’、31と環状溝32.33.34とを有しているが
、この増幅スライダー25の機能も上記二つのドイツ特許から公知である。さら
に、増成作用を行うボア30も設けられている。ここで、第−圧力チャンバ−3
5内部には、操舵計測装置1が発生させた流れqと、ボア30と環状溝33との
間のスロットル抵抗とに応じた圧力が作用する。この圧力は増幅スライダー25
を図3の左側に変位させ、その結果、スロットルポイント29.32及び30.
33が各々に対応して開く。スロットル抵抗31.34は実質的には重要ではな
い。
操舵計測装置が発生させた流れqに比例する流れQが設定される。第−圧力チャ
ンバー35とは反対側の増幅スライダー25の側部には第二圧力チャンバー36
が設けられている。この第二圧力チャンバー36の内部には、増幅スライダー2
5に作用している圧縮バネ37が設けられている。明確にするため、図3にはこ
のバネは図示されていない。優先バルブ21は第三圧力チャンバー38を備えて
いる。優先スライダー23はバネ39によって反対側で支持されている。
操舵出力流れ28は逆止めバルブ41及び固定スロットルD5を介して増幅バル
ブ24の第二圧力チャンバー36に接続されている。第二圧力チャンバー36は
通路40を介して優先バルブ21の第三圧力チャンバーに接続されている。固定
スロットルD1と電磁バルブMVIはこの通路と直列に配置されている。第三圧
力チャンバー38は通路を介して優先バルブの操舵出力流れ28に接続されてい
る。通路LS(図1)は対向している優先バルブ21の圧力チャンバー(図示せ
ず)内に開いている。
増幅バルブ24の第二圧力チャンバー36は、増幅バルブ24の出力部を形成し
ている環状溝33に通路42を介して接続している。第二電磁バルブMV2と固
定スロットルD2はこの通路42と直列に配置されている。第二圧力チャンI(
−36も固定スロットルD20を介して環状溝33に接続されている。
図3から明らかであるように、スロットルDIは電磁バルブMVIに対して直列
スロットルを形成し、一方スロットルD5は電磁バルブMVIに対して並列スロ
ットルを形成している。同様に、スロットルD2は電磁バルブMV2に対して直
列スロットルを形成し、スロットルD20は電磁バルブMV2に対して並列スロ
ットルを形成している。
電磁バルブMVI、MV2は図2の電磁バルブ16に対応している。同様に、直
列スロットルDi、D2は図2の直列スロットル19に対応し、並列スロットル
D5.D20は並列スロットル20に対応している。
電磁バルブMVI、MV2は分圧器を形成しており、この分圧器の中央遮断ポイ
ントは増幅バルブ24の第二圧力チャンバー36の内部に位置している。増幅ス
ライダー25の位置は、一方の側面におけるスロットルポイント30’、33で
の流れqに起因する圧力差と、スロットルポイント29.32での流れQに起因
する圧力差とによってのみ設定されるものであり、この増幅スライダー25の位
置は中央遮断ポイントにおける圧力によって変更される。従って、増幅スライダ
ー25により決まる増幅率もまた変わる。例えば、電磁バルブMV2が開くと、
第二圧力チャンバー36内の圧力は降下し、増幅スライダー25は左側に移動す
る。これによって、流れQが増える。増幅率も上がる。逆に、電磁バルブMvl
がさらに開くと、第二圧力チャンバー36内の圧力は上昇する。増幅スライダー
25は右側に移動する。流れQはより強く排出される。増幅率は下がる。
図4は、電磁バルブMV1.MV2により形成される分圧器を設置する際の増成
器4の機械的構造を表す。これら二つの電磁バルブMV1.MV2はカバー43
の内部に配置されている。このカバー43は増幅スライダー25と優先スライダ
ー23とを受け入れているボアを覆っている。通路40.42は、直列スロット
ルDi、D2と同様に、カバーの内部に配置されている。増成器のハウジング2
2の内部には、直列スロットルD2を環状溝33に接続している導管44と、電
磁バルブMV2に対する並列スロットルをなす半径方向ボアD20を存している
ブツシュ45とが設けられている。半径方向ボアD20は環状溝46に接続され
ており、環状溝46は圧力チャンバー36と流体が連通し得るように接続してい
る。現在使用されている増成器は、その増幅率が可変になるように、上述の構造
に変換することが可能である。このためには、基本的には、カバー43のみを交
換すればよい。逆止めバルブ41のハウジングの内部には、あるいは、増幅スラ
イダー25の同一機能の位置には、ブツシュ45を挿入し、さらに、スロットル
D5を形成しているスロットルインサートを挿入しなければならない。これら全
ての交換は問題なく行うことができる。
国際調査報告
国際調査報告
Claims (19)
- 1.操舵モーターと、該操舵モーターと流体接続されて、操舵計測装置により計 測された流量を増大させる増流器と、車両の性能特性を決定する少なくとも一つ のセンサーと、該センサーの出力信号に応じて前記計測モーターに供給される流 体の量を変化させる制御装置とを備えた車両用油圧操舵装置において、前記制御 装置(9)は前記増流器(4)の増幅率を変えるものであることを特徴とする油 圧操舵装置。
- 2.操舵角を検出する操舵角センサー(10)と、操舵輪角を検出する操舵輪角 センサー(11)とを有し、これら両センサーは前記制御装置(9)に接続され 、該制御装置(9)は、操舵角と操舵輪角との実際の相互関係と所望の相互関係 との間の差に応じて、その差が小さくなる方向に前記増流器(4)の増幅率を変 化させるものであることを特徴とする請求項1に記載の操舵装置。
- 3.車両速度を検出する速度センサー(13)が前記制御装置(9)に接続され ており、該制御装置(9)は車両速度に応じて増幅率を変化させるものであるこ とを特徴とする請求項1又は2に記載の操舵装置。
- 4.前記制御装置(9)は車両速度の関数として前記所望の相互関係を変化させ るものであることを特徴とする請求項3に記載の操舵装置。
- 5.前記センサーに加えて、あるいは、前記センサーに代えて、前記制御装置( 9)用の変換スイッチ(14)が設けられており、該変換スイッチを用いて少な くとも三つの増幅率レンジ(I、II、III)のうちの一つを選択することが できることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の操舵装置。
- 6.前記増流器(4)は少なくとも一つのスロットル装置(15;MV1,MV 2)を備えており、これらスロットル装置のスロットル抵抗は前記制御装置(9 )により変えることができ、このスロットル装置における圧力降下によって前記 増流器(4)の増幅率が決まることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に 記載の操舵装置。
- 7.前記スロットル装置(15;MV1,MV2)は電磁バルブ(16)を備え ていることを特徴とする請求項6に記載の操舵装置。
- 8.前記電磁バルブ(16)は周期的に制御されることを特徴とする請求項7に 記載の操舵装置。
- 9.固定直列スロットル(19)が前記電磁バルブ(16)と直列に接続されて おり、さらに、固定並列スロットル(20)が前記電磁バルブ(16)と並列に 接続されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の操舵装置。
- 10.二つのスロットル装置(MV1,MV2)が設けられており、これら二つ のスロットル装置は相互に接続して中央遮断ポイント(36)を有する分圧器を 形成しており、前記中央遮断ポイントにおける圧力は前記増流器(4)の増幅率 を決めるものであることを特徴とする請求項6乃至9の何れか一項に記載の操舵 装置。
- 11.前記増流器(4)は第一及び第二のスロットルポイント(30′、33; 29、32)を形成している増幅スライダー(25)を備えた増幅バルブ(24 )を有しており、前記第一のスロットルポイント(30′、33)のスロットル 抵抗は前記操舵計測装置からの流体流量(q)に対応し、前記第二のスロットル ポイント(29、32)のスロットル抵抗は前記第一のスロットルポイントのス ロットル抵抗に比例しており、前記増幅スライダー(25)は前記スロットル装 置(MV1,MV2)により調節することができる圧力によって一方向において 移動するものであることを特徴とする請求項6乃至10の何れか一項に記載の操 舵装置。
- 12.前記電磁バルブは前記増流器(4)のハウジング(22)の中に設置され ることを特徴とする請求項7乃至11の何れか一項に記載の操舵装置。
- 13.前記増幅スライダー(25)はカバー(43)で閉じられているハウジン グボアの中に配置され、前記電磁バルブ(MV1,MV2)は前記カバーの中に 配置されていることを特徴とする請求項12に記載の操舵装置。
- 14.前記カバー(43)で閉じられているさらに別個のハウジングボアが優先 バルブ(21)の優先スライダー(23)の中に形成されており、前記電磁バル ブ(MV1)によっては遮断されないようにすることができる通路(40)が二 つのバルブ(21、24)の間で前記カバー(43)の中に形成されていること を特徴とする請求項13に記載の操舵装置。
- 15.前記通路は、対応するスライダー(23、25)によって区切られた、前 記増幅バルブ(24)と優先バルブ(21)の端面上に設けられている各圧力チ ャンバー(36、38)を相互に接続していることを特徴とする請求項14に記 載の操舵装置。
- 16.前記第二電磁バルブ(MV2)によっては遮蔽されないようにすることが できる第二通路(42)が前記カバー内に設けられており、該第二通路は前記増 幅バルブ(24)の出力部(33)に接続している導管(44)内に開口してい ることを特徴とする請求項15に記載の操舵装置。
- 17.前記各直列スロットル(D1,D2)が前記カバー内に配置されているこ とを特徴とする請求項13乃至16の何れか一項に記載の操舵装置。
- 18.前記第一スロットル装置用の並列スロットル(D5)が前記増幅スライダ ー(25)の内部に設けられていることを特徴とする請求項13乃至17の何れ か一項に記載の操舵装置。
- 19.前記第二スロットル装置用の並列スロットル(D20)は前記導管(44 )内に配置されたブッシュ(45)によって形成されており、前記ブッシュは、 前記増幅バルブ(24)の前記圧力チャンバー(36)に接続された環状溝(4 6)に開口している半径方向スロットルボア(D20)を有していることを特徴 とする請求項16乃至18の何れか一項に記載の操舵装置。
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