JPH06505357A - 同位体存在比プラズマ源質量分析計 - Google Patents

同位体存在比プラズマ源質量分析計

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JPH06505357A JP4505589A JP50558992A JPH06505357A JP H06505357 A JPH06505357 A JP H06505357A JP 4505589 A JP4505589 A JP 4505589A JP 50558992 A JP50558992 A JP 50558992A JP H06505357 A JPH06505357 A JP H06505357A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 同位体存在比プラズマ源質量分析計 本発明は、誘導結合プラズマ(ICP)源やマイクロ波誘導プラズマ(MIP) 源に取付けられ同位体存在比の正確な測定を行う質量分析計に関する。特に、I CPイオン源やMIPイオン源を有する磁気セクタ質量分析計及びイオンコレク タを有し、同時に2つ以上の質量対電荷比をモニタすることのできる質量分析計 に関する。
同位対組成を高精度で測定する従来のマルチコレクタ質量計では、サンプルは通 常熱イオン化によってイオン化される。サンプルの液体は、フィラメントにコー ティングされ、乾燥後、質量分析計のイオン源に移される。イオンの放射を安定 させるために数時間に亘り排気して予備加熱を行った後で、フィラメントは(電 流が流れることによって)サンプルが熱イオン化するのに十分な温度にまで加熱 されてイオン化し、同位体分析用に十分な量のイオンが発生する。このようにし て発生したイオンは、サンプル中にある同位体に固有である。これらのイオンは 、所定の電位差によって加速されて、各々に質量対電荷比の異なるイオンが導入 されるように少なくとも2つのコレクタが配置された磁気セクタ質量分析計によ って質量対電荷比に応じて分離される。このように、質量対電荷比が異なる2つ 以上のイオンビームの強度比は即座に測定され、イオン化の強度や質量分析計の 安定性の時間に依存する不安定さは最小限に抑えられる。単一のフィラメントか らのイオン電流信号の積分は、分留効果を低減し小量に含まれる同位体からのノ イズ信号を滑らかにするために数時間に亘って継続されるので、質量対電流比を 高精度で測定することができる。
熱イオン化質量分析計のサンプルの取扱い及び前処理は、サンプルが精製され高 精度で同位体比を決めるけれども、手間がかかり時間を要し、1日にわずか2. 3のサンプルしか分析することができない。分析時間の多くは、コーティングさ れたフィラメントが分析計のイオン源に取付けられた後の排気とフィラメントの 予備加熱とに要する。電流熱イオン化質量分析計(current therm al 1onization spectrometer )は、フィラメント を真空システムにロードして自動的に分析することのできる収納室を有する。分 析用のラインに並ぶフィラメントの排気と予備加熱とは、他のフィラメントの分 析中に行われる。しかしながら、この種の収納システムは複雑であり、高価とは いえ、熱イオン化に必要な予備加熱と測定時間のために限られたサンプルの問題 を完全に解決することはない。故に、マルチコレクタ磁気セクタ質量分析計との 使用に適し容易に高精度で同位体存在比を測定することのできるサンプルイオン 化技術に対する需要がある。
本発明の目的は、上述のサンプルイオン化技術が組込まれた同位体存在比質量分 析計を提供することである。
本発明の第2の目的は、従来の高精度同位体存在比質量分析計よりも処理能力の 高い同位体存在比質量分析方法を提供することである。
本発明の同位体存在比質量分析計は、イオン源手段、静電イオンエネルギ分析器 、イオンが質量対電荷比に応じて第1ポテンシヤルにて分散される磁気セクタイ オン運動量分析器、及び異なる質量対電荷比のイオンを捕獲する2つ以上のイオ ンコレクタからなるイオン検出手段を有する同位体存在比質量分析計であって、 a) 前記イオン源手段は、ラジオ周波数発生器またはマイクロ波発生器によっ て生成された電磁場の作用によって不活性ガス内でプラズマ放電を形成する手段 を有し、さらに、 b) 同位体の組成が測定されるべきサンプルを前記プラズマに導入するために 形成された手段と、C) 第1排気手段によって排気される第1真空室と前記プ ラズマとを連通せしめる開口を有し、前記プラズマ近傍に配置された導電性のサ ンプリング部材と、d) 前記サンプリング部材の下流に配置され、前記第1真 空室を第2排気手段によって排気される第2真空室がら分離し、前記第1真空室 と前記第2真空室とを連通せしめる開口を有するスキマ一部材と、 e) 前記スキマ一部材の下流に配置さね、前記第2真空室を第3排気手段によ って排気される第3真空室から分離し、前記第2真空室と前記第3真空室とを連 通せしめる開口を有する差動排気部材と、 f) 前記差動排気部材の下流に配置され、前記静電イオンエネルギ分析器、前 記磁気セクタイオン運動量分析器及び前記イオン検出手段が配置され且つ第4排 気手段にて排気される真空容器部から前記第3真空室を分離し、前記第3真空室 と前記真空容器部とを連通せしめる開口を有する分析器導入部材と、 g) 前記プラズマ内で生じたイオンが前記開口の各々を挿通して加速されて前 記磁気セクタイオン運動量分析器に入ったときに、前記第1ポテンシヤルにある 前記磁気セクタイオン運動量分析器内での質量分析に適した運動エネルギを有す るような第2ポテンシヤルに前記サンプリング部材を維持するために設けられた 手段と、を有する。
好ましくは、サンプリング部材及びスキマ一部材は、従来から4重電極質量分析 計へプラズマをインターフェースするために用いられてきたものと同様な形態を 有するインターフェースタイプの円錐形のノズル・スキマーからなる。
開口は、サンプリング部材及びスキマ一部材の円錐体の中心軸の延長線上に全て が位置している。各開口の大きさ及び各排気手段の排気速度は、プラズマが作動 する大気圧から高精度の同位体存在比測定に必要な真空容器部内の1゜3 X  1 (16P a (10−’torr)以下の圧力までに圧力が減少されるよ うに選択される。代表的な第1排気手段は、第1真空室内の圧力を1. 3 X  102P a (1torr)から1゜3 X 103P a (10tor r)までの範囲内に維持するメカニカルロータリー真空ポンプであり、第2及び 第3排気手段は拡散ポンプまたはターボ分子高真空ポンプである。従来の同位体 存在比分析器のように、第4排気手段は1つ以上のイオンポンプからなり、高真 空隔離バルブを第3真空室と真空容器部との間に形成することもできる。
実施例において、イオン搬送手段は、第1、第2及び第3真空室のいずれか、ま たは全部に形成されている。イオン搬送手段は、多重電極ロッド及び開口電極静 電レンズの一方からなり、サンプリング部材と導入部材との間のイオンの損失を 最小限に抑えるように配列されている。特に、1つ以上の4重電極レンズが設け られて、イオンビームの断面形状を、サンプリング部材の円形開口のために生じ る円形から、磁気セクタ分析器での分析に適したほぼ矩形に変化させることがで きる。開口電極レンズも、イオンビームの拡がりを制御し且つ様々な開口を挿通 ずるイオンを集束するために設けられている。
本発明の一実施例において、第4排気手段は、1.3×10−6P a (10 −6torr)以下の圧力に真空容器郡全体を維持する単一のポンプからなる。
他の実施例において、第4排気手段は、真空容器部の異なる部分、例えばイオン コレクタ領域と静電イオンエネルギ分析器領域とを別々に排気する2つ以上のポ ンプを有する。また、差動排気部材を付加することによって、イオンエネルギ分 析器及びイオン運動量分析器を含む真空容器部から分離される導入開口近傍を迅 速に排気するために、ポンプを設けることもできる。
真空容器内の低真空に鑑み、付加された差動排気部材の開口はかなり大きなもの である。
本発明は、熱イオン化源とともに通常用いられるタイプの高精度マルチコレクタ 磁気セクタ質量分析器によって同位体分析を行うために、サンプルからイオンを 効率良く迅速に発生させる方法を提供する。この方法は、同位体存在比質量分析 計にインターフェースされる誘導結合プラズマ(ICP)イオン源またはマイク ロ波誘導プラズマ(MIP)イオン源を用いて行われる。ICP及びMIPイオ ン源は、4重電極質量分析計とともに周知であるが、近年ようやく、磁気セクタ 質量分析計にインターフェースされてきている(例えばPCT出願公表第WO3 9/12313号参照)。高精度同位体存在比磁気セクタ質量分析計との組合せ は、大気圧で作動され且つかなり高濃度の不要なバックグラウンドイオンを生じ る高温プラズマイオン源と、高精度同位体存在比測定に必要な絶対的な清浄度及 び超高真空条件との間の互換性の欠如故に検討されなかった。
lPCMに基づいた4重電極による同位体存在比の測定は、例えばブリス・ラス 3世(Price Ru5s III)及びバザン(Bazan ) [スペク トロチム アクタ(Spectrochim、 Aeta )、1987年、巻 42B (1−2)、49〜62頁]、アンダーマン(Anderson)及び グレイ(Gray) [ブロクアナリット ディプ ケム ツク(Proc、  Analyt、 Div、 Chem、 Soc、 )、1976年9月、28 4〜287頁]、ティング(Ting)及びジャンホーバ= (Janghor bani) [スペクトロチム アクタ、1987年、巻42B (1−1)、 21〜27頁]、グレゴリ−(Gregoire) [プログ アナリット ス ペクトロスフ(Prog、 Analyt、 5pectrosc、)、198 9年、巻12.433〜452頁]によって報告されている。しかし、その精度 は、本発明による装置で得られる精度以下である。カルルスキ−(Karlew ski ) 、エバーハード(Eberhardt )、トウラットマン(Tr autmann)及びバーマン(Hermann ) [京都大学原子炉実験所 、技術レポート クラリ(KURRI ) TR318,72〜6頁]は、IC P及びMIPイオン源とガスジェット搬送同位体分離器[へりオス、マインツ大 学CHELLIO5,υn1versitat Mainz) ]との組合せを 報告している。しかし、この組合せは、分析装置内での使用に非実用的な非常に 大きなポンプ(2000m3/hrメカニカルポンプ及び30001/s拡散ポ ンプ)を有する2段排気システムを使用するものである。従来の装置と本発明の 装置との重要な違いは、少なくとも1つの差動排気段を付加したことであり、そ れによって、本発明では別々に排気される少なくとも3つの真空室がプラズマと 質量分析計のUHV領域との間に形成されている。
これによって、2段システムに必要な排気量よりも小さい排気量で済みながらも 分析可能な規模の装置を構成することができる。
イオン運動量分析器は磁気セクタ分析器である。必須条件ではないが、静電イオ ンエネルギ分析器及び磁気セクタイオン運動量分析器は、マルチコレクタイオン 検出システムが組み立てやすいような順番に配置される。感度を向上させるため に、静電分析器及び磁気分析器は、イオンコレクタが配置された像面内に第1分 析器の開口のダブルフォーカス像(すなわち、集束されたエネルギとその方向) を生じるように互いに動作する。しかしながら、全ての同位体存在比分析器に共 通するように高解像度は必要ではない。
むしろ、感度及び頂部が平坦なピークの形状に影響する収差を最小限に抑えるべ きである。本発明での使用に適したイオン質量分析手段及びイオン検出手段の設 計は従来と同様である。
全ての磁気セクタ質量分析計において、イオンは、磁気セクタ分析器のフライト チューブのポテンシャル(多くは接地ポテンシャル)に対して相対的に高いポテ ンシャル(多くは+4〜+8KV)にて生じなければならない。よって、イオン は分析器に近接するように加速されて、分析器に適した一定の運動エネルギにて 分析器に入ることができる。熱イオン化源において、イオンの加速は、サンプル がコーティングされたフィラメントを必要な加速ポテンシャルに保持することに よって容易に行われる。本発明のプラズマイオン源によって、イオンが所望のポ テンシャルのプラズマ内にて発生されることが必要となる。これは、第1ポテン シヤルと第2ポテンシャル間の差が必ずしも加速ポテンシャルに等しくなるよう に選択されるわけではないが、第2ポテンシヤル、すなわちほぼ加速ポテンシャ ルにサンプリング部材を保持することによって行われる。発明者は、これによっ て、イオンエネルギ分析器を用いるとした場合に、高精度同位体分析に対し十分 に狭い範囲内のエネルギを有するイオンが、高精度同位体存在比の測定を行うこ とができる十分な安定性で、効率良く発生することになることを見いだした。本 発明の望ましい構成において、プラズマを形成する場を生成するために用いられ るコイルまたはマイクロ波キャビティ、これらに接続される電源、及びプラズマ トーチ並びにサンプル導入システムは、全て接地ポテンシャルに保持されている 。 (このことは、全ブ −ラズマ発生システムが20kVに浮遊している上述 のカルルスキーの同位体分離器とは対照的である。)本発明にて使用されたもの と同様な高解像度磁気セクタ分析器のプラズマインターフェースは、PCT出願 公表第WO39/12313号に開示されている。このPCT出願公表は、IC PまたはMIP内で発生したイオンのエネルギを、サンプリング部材に与えるポ テンシャルの選択によって測定する方法の詳細を記載している。しかし、これは 本発明よりも前に評価されるものであって、この技術は同位体存在比分析器とと もに用いられなかった。
他の実施例において、プラズマで発生したイオンは、第1運動エネルギにて磁気 セクタ内で、第1運動エネルギよりも小さい第2運動エネルギにて静電イオンエ ネルギ分析器内で分析される。円筒形のセクタエネルギ分析器が用いられた場合 、エネルギ分析器内の静電場の強度は、第2及び第1運動エネルギの比によって 乗算されたリファレンスフィールドの強度とほぼ等しくなる。このリファレンス フィールドの強度は、第1運動エネルギを有するイオンを分析器の中心軌道の周 囲に偏向させるのに必要な強度である。
このように、半径がかなり小さいセクタエネルギ分析器を用いることができる。
実際、エネルギ分析器が磁気セクタの前にあるときは、プラズマ内で発生したイ オンの多くは、接地された開口(差動排気部材の開口)を挿通ずることによって 第1運動エネルギにまで加速され、減速レンズによって第2運動エネルギまで減 速される。次に、イオンは静電イオンエネルギ分析器を挿通ずる。この静電イオ ンエネルギ分析器は、中心軌道のポテンシャルが第2運動エネルギに相当するよ うなポテンシャルに保持された1対の円筒形セクタ電極を有する。スリットにて 画定されながら中間エネルギを通過した後、イオンは、最後の素子が接地された 加速レンズを通過し、接地ポテンシャルの磁気セクタ分析器に第1運動エネルギ にて入る。半径を小さくしたエネルギ分析器、加速レンズ、及び磁気セクタ分析 器の組み合わせによって、欧州特許出願第91311454.2号に記載したよ うに、ダブルフォーカスにすることができる。
また、本発明はサンプルの高精度同位体存在比分析方法を提供する。この方法は 、サンプルに固有なイオンを生成する行程と、前記イオンをエネルギに応じて選 択し且つ質量対電荷比に応じて分散させる行程と、少なくとも2つの異なる質量 対電荷比のイオンの少なくとも一部を空間的に分離された位置に収集せしめる行 程と、前記空間的に分離された位置にて集められたイオンに起因する電流の比を 測定することによって前記サンプルの同位体組成を測定する行程と、を有する前 記サンプルの高精度同位体分析方法でa) ラジオ周波数発生器またはマイクロ 波発生器によって生じた電磁場によって不活性ガス内で形成されたプラズマ内で 前記イオンを形成する行程と、b) 発生した前記イオンの少なくとも一部が順 次、i) 第1排気手段によって排気される第1真空室の中へ前記プラズマ近傍 にある導電性のサンプリング部材に形成された開口、 ii) 前記第1真空室から第2排気手段によって排気される第2真空室の中へ とスキマ一部材の開口、1ii) 前記第2真空室から第3排気手段によって排 気される第3真空室の中へと差動排気部材の開口、iv) 第4排気手段によっ て排気される真空容器部の開口、 を挿通して、前記イオンが前記真空容器部内でエネルギに応じて選択され且つ質 量対電荷比に応じて分散される行程と、 C) イオンが第1ポテンシヤルエネルギにて前記プラズマ内で生成され次に前 記開口を挿通したときに質量対電荷比に応じて分散される第1運動エネルギにま で加速されるようなポテンシャルに前記サンプリング部材を維持する本発明の実 施例において、イオンは、静電セクタエネルギ分析器によってエネルギに応じて 選択され、質量対電荷比に応じて分散される磁気セクタ分析器に導入される。従 来のマルチコレクタシステムは、別々のコレクタにイオンビームが分散される少 なくとも2つの質量を捕獲するように設けられているので、正確な同位体存在比 を測定することができた。しかし、本発明では静電セクタ及び磁気セクタ分析器 の順番が逆転している。
望ましくは、本発明の方法は、従来の低解像度ICPまたはMIP4重電極質量 分析計のように、アルゴンガス内で誘導結合プラズマまたはマイクロ波誘導プラ ズマ内でイオンを発生させる行程を有する。
さらに、本発明による望ましい方法は、イオンが少なくとも1つの開口を通過す ることによって第1運動エネルギにまで加速された後で第2運動エネルギに減速 される行程と、第2運動エネルギの所定の範囲内のエネルギを有するイオンを静 電エネルギ分析器にて選択する行程と、を有する。これらのイオンは、第1運動 エネルギに加速され、上述の如く、少なくとも2つのイオンコレクタの中へ質量 対電荷比に応じて分散される。これによって、静電分析器の半径を、エネルギの 選択が第1運動エネルギにて行われる場合よりも小さくすることができる。
本発明の一実施例を図面を参照しながら記載する。図面において、 図1は、本発明による質量分析計の構成図であり、図2は、図1の質量分析計の プラズマ発生器及びサンプリングシステムの構成図であり、 図3は、図1の質量分析計に用いられる静電レンズシステムの断面図であり、 図4は、図1の質量分析計で用いられる減速レンズの構成図であり、 図5Aは、図1の質量分析計で用いられる静電イオンエネルギ分析器の断面図で あり、 図5B及び図50は、それぞれ図5Aにおける線分A−A及び線分B−Bの断面 図であり、 図6は、図1の質量分析計に用いられる加速レンズの構成図である。
図1において、誘導結合プラズマトーチアセンブリ1及びガス供給サンプル導入 ユニット2は、サンプルに存在する同位体に固有なイオンが形成されるプラズマ 3を生成する。プラズマ3は、サンプリング部材19の近傍で形成される。この サンプリング部材19は、頂点に開口を有する中空の円錐体からなる。この開口 を介して、イオンは第1真空室23の中へ通過する。第1真空室23は、本体2 2の内部に形成されへ管24を介して第1排気手段25によって排気される。第 1排気手段25は、18m’/hrのメカニカルポンプからなり、第1真空室2 3内の圧力は1.3X 10’ P a (1torr)から1. 3X103  Pa (10t。
rr)までの範囲内に維持されている。
フランジ26に取付けられたスキマ一部材28によって、第1真空室23は第2 真空室4から分離される。第2真空室4は、ハウジング36によって包囲され、 10001/sの拡散ポンプなどの第2排気手段5によってポート42を介して 排気される。これによって、第2真空室4の内部の圧力は、1.3X10−2P a (10−’toor)から1.3×10−’P a (10−3toor) までの範囲内に維持される。スキマ一部材28及びサンプリング部材19は、ス キマ一部材28がハウジング36のフランジ35から絶縁体34に接して取付け られていること以外は、ICPMS装置の底部にある従来の4重電極に用いられ るタイプのノズル・スキマーインターフェースと同様である。故に、スキマ一部 材28とサンプリング部材19とは、リード線41によって接続された電源40 によって高電位に保持される。
第2真空室4は、環形レンズ30と2対の4重電極レンズ47,69,48.7 0からなる搬送手段を有する。以下にその詳細を説明する。差動排気部材6によ って、第2真空室4は第3真空室7から分離される。第3真空室7は、2201 /Sのターボ分子ポンプなどの第3排気手段43によってハウジング44のポン プボート8を介して排気される。第3真空室7は、第3排気手段43によって約 1.3X 10−5P a (10−’toor)に維持さね、減速レンズ系4 5を含んでいる。
分析器導入部材46によって、第3真空室7は、質量分析計のUHV部を囲む真 空容器部から分離される。この容器部は、ハウジング75,76.77とフライ トチューブ78とからなる。ハウジング76及び真空容器部全体は、容器全体を 1.3X1(16Pa (10−’toor)以下の圧力に維持することができ るイオンポンプなどの第4排気手段131によって排気される。必要に応じてハ ウジング77内にイオンポンプ(図示せず)を追加して用いることもできる。ま た、隔離バルブを分析器導入部材46及び差動排気部材6の少なくとも一方に取 付けて、真空容器部をUHV状態に維持しながらも入力側システムの作動を容易 に行うこともできる。
ハウジング75は、円筒形のセクタ電極79.80を有する。エネルギが選択さ れた後、イオンビームはハウジング76に配置された加速レンズ系81とフライ トチューブ78との中へと飛んでいく。イオンの質量対電荷比に応じて、イオン を分散させる磁極82の間に磁場が発生する。
ハウジング77は、少なくとも2つのイオンコレクタ(3つが図示されている) を有する。このイオンコレクタは、質量対電荷比が異なる少なくとも2つのイオ ンビームを捕らえる。イオンコレクタからの電気信号はマルチチャネル増幅器及 び信号表示システム83にて増幅される。符号78.82,77.83によって 、高精度同位体存在比質量分析計の磁気セクタ分析器とマルチコレクタシステム とを構成している。
本発明により、電源40によってサンプリング部材19は選択された第2ポテン シヤルに維持されるので、フライトチューブ78、イオンコレクタシステム及び ハウジング75.76.77が維持される第1ポテンシヤル(接地ポテンシャル )と第2ポテンシヤルとの間の電位差によって、プラズマにて発生したイオンは 、接地されたいずれの開口も通過するように第1運動エネルギに加速される。こ のように、イオンは、第1運動エネルギにて磁極82の間に生じた磁場によって 質量対電荷比に応じて分散される。本発明の範囲内で、レンズ系45.81の減 速及び加速を省略することによって同一の運動エネルギ(すなわち、第1運動エ ネルギ)にて(セクタ電極79間の電場によって)エネルギの選択は行われるが (すなわち、従来のダブルフォーカス質量分析計において)、図1の実施例では 、エネルギの選択が第1運動エネルギよりも小さい第2運動エネルギにて行われ るので、静電エネルギ分析器の半径を小さくすることができる。従って、減速レ ンズ系45の最後の素子と導入開口部材46の開口とは、第1ポテンシヤル(接 地ポテンシャル)と第2ポテンシヤル(サンプリング部材)との中間の第3ポテ ンシヤルに維持されるので、イオンは第2運動エネルギにてエネルギ分析器に入 る。セクタ電極79.80間の中央軌道が第3ポテンシヤルに、また加速レンズ 系81の最初の素子も第3ポテンシヤルに維持されるようなポテンシャルに、セ クタ電極79.80は維持されている。加速レンズ系81の最後の素子は第1ポ テンシヤル(接地ポテンシャル)に維持されているので、エネルギ分析器を出た イオンは第1運動エネルギにまで減速される。
本発明において、図1に示す真空容器部を排気するポンプは1台に限定されない 。例えば、ハウジング77を排気するためにさらにイオンポンプを設けたり、ハ ウジング75を排気するためにポンプを付加して設けることもできる。
また、真空容器部は非常に高真空であるけれども、各ステージの間にかなり大き な開口を有する差動排気部材を設けることもできる。
図2に、ノズル・スキマー領域の詳細図を示す。プラズマ3は、金属製のトーチ 本体11の内部に装着クランプ10によって固定され且つトーチ本体11の前面 12からおよそ30mm突出するように配置された誘導結合プラズマトーチ9に よって発生される。RF負荷コイル13は少なくとも一部がトーチ本体11の外 側に取付けられ、導電管14.15によってトーチ本体11内部の図示せぬRF 発生器の出力端子に接続されている。コイル13は、中空管にて形成されている ので冷却水が導電管14.15を介してコイル13を流れることができ、図2に 示すように接地されている。円筒部17と平坦な円形部16とからなるクォーツ ボンネットは、トーチ9とコイル13とを一体化するはめ込み手段となっている 。セラミックなどからなる絶縁体18がトーチ本体11の前面12に取付けられ ている。
サンプリング部材19は、およそ120°の外角、及び頂点に直径およそ1.0 mmの開口を有するニッケル製の円錐体からなる。サンプリング部材19は、冷 却水が循環する流路21が穿設されたフロントプレート20に取付けられている 。プレート20は第1真空室23が形成される本体22に取付けられている。0 リング29が本体22にプレート20を封着するために用いられている。サンプ リング部材19は電源40によって高電位に保持され、第1真空室23の圧力は 1. 3 X 10 ’ P a (1torr)から1゜3 X 103P  a (10torr)までとなっている。第1排気手段25を接地面から絶縁す る必要性が生じることがある。
本体22は、円形フランジ26と、スキマ一部材28を支持するとともにフラン ジ26と同軸に配置された内方円形部27と、からなる。内方円形部27は、従 来のICP4C型4重量分析計と同様に、頂点に開口を有し、外角が約55°の 中空の円錐体からなる。本発明に適した高性能のスキマ一部材はPCT出願公告 第WO90109031号に開示されている。中空円筒レンズ素子30は、互い に120°の角度に配置された3本の脚部31によって、フランジ26とは絶縁 された取付部32に取付けられている。
絶縁取付部32はフランジ26を挿通して第2レンズ素子33を支持している。
レンズ素子30.33は、スキマ一部材28から第2真空室4までのイオンエネ ルギの搬送効率を向上させるために設けられている。
フランジ26は絶縁体34に固定され、絶縁体34は第2真空室4のハウジング 36のフランジ35に固定されている。スペーサ37は、0リング38.39に よって封止されて装置に組み立てられ、必要に応じて真空隔離摺動バルブに置換 することもできる。なお、本発明のノズル・スキマ一部材の詳細な構成、及び第 1運動エネルギにまで加速させることのできる第2ポテンシヤルのイオンの発生 方法は、PCT出願公告第WO39/1.2313号に見つけることができる。
図3に、第2真空室4に収納された4重電極レンズ系70.48,69.47の 詳細を示す。レンズ系70,48゜69.47はサポートチューブ67に取付け られ、サポートチューブ67はハウジング36内部のフランジ58に固定された フランジ57に保持されている。各レンズ系は短く断面が円形の4つのロッド電 極(49〜56.71〜74)からなり、これらのロッド電極は、ナツトとワッ シャ64にて固定されたスタッディング63によって、セラミック製の支持絶縁 体59〜62から支持絶縁体59〜62の溝に取付けられている。ロッド電極の 軸がサポートチューブ67の軸と平行になるように、且つ各レンズの互いに対向 配置されたロッド電極の中心を接続する想像線がイオンビー12の矩形断面の境 界線と直線状に配置されるように、ロッド電極は配置される。このイオンビーム の矩形断面は、レンズ系にて形成され、このイオンビームは運動量・エネルギ分 析器に入る。支持絶縁体59〜62の各々は、サポートチューブ67内部に嵌合 された溝付フランジ65.66に対1.てクランプさねて、レンズ系を配置して いる。レンズ系の電極に与えられるポテンシャルは、イオンを効率良く第2真空 室を通過させ、且つビームの断面を円形から矩形に変換するように調整される。
この種のビーム形成レンズは周知であるからその動作の詳細な説明は省略する。
第2真空室4は、差動排気部材6によって第3真空室7から分離される。差動排 気部材6は、ハウジング36内部に嵌合された内部フランジ84に取付けられ、 ハウジング44の減速レンズ系45の中へと向かうイオンが通過する開口85を 有する。図4に減速レンズ系45の構成図を示す。ハウジング75,76.77 とフライトチューブ78とからなる真空容器と第3真空室7との間の導入開口部 材46に、フランジ86が固定されている。このフランジ86に減速レンズ系4 5は取付けられている。絶縁フランジ87は、静電イオンエネルギ分析器の導入 開口89を有する薄肉プレートとレンズ装着フランジ88を保持し、この絶縁フ ランジ87はフランジ86によって支持されている。
開口89が形成されたプレートとフランジ88とは第3ポテンシヤルに維持され るので、イオンは第2運動エネルギで開口89を通過する。残りのレンズ素子9 0〜95は、4つのセラミックロッド96に支持され、円筒状の絶縁体97〜1 01によって間隔を介して配置される。レンズ系はクランブリング102によっ てクランプされ、セラミックロッド96はロッド支持部103に保持され、ロッ ド支持部103はフランジ88に固定された管体104に取付けられている。レ ンズ素子91〜95に与えられるポテンシャルは、導入開口89にイオンが焦点 を結ぶように選択される。レンズ素子90及びフランジ88は第3ポテンシヤル に維持されている。
開口89を挿通するイオンは、図5A〜5Cに示す円筒形のセクタ電極79.8 0からなる静電イオンエネルギ分析器に導入される。各セクタ電極79.80は 、ハラジングツ5内部に取付けられたベースプレート105に階段状のセラミッ ク絶縁体106に接して支持され、且つダボ107によって配置されている。故 に、一定幅の空隙108が電極79.80間に形成される。また、電極はネジ1 09及び絶縁体110によってベースプレート105に締付けられている。導入 及び導出フリンジフィールドコレクタ111.112は、図5Aに示すように嵌 着されている。
カバープレート113(図5B、5C)は、絶縁体114及びネジ115によっ て電極79.80に保持されている。
ベースプレート105、カバープレート113及びフリンジフィールドコレクタ 111,112からなる系は、ハラジングツ5内部の絶縁フランジ(図示せず) に取付けられているので、第3ポテンシヤルに維持される。
図6に詳細を示すように、加速レンズ系81はベースプレート105の端部に取 付けられている。加速レンズ系81は、電極116〜121とによって形成され た3つのレンズ素子からなる構成を2つ有し、さらにその中間にプレー)122 に形成されたエネルギ画定スリットを有する。
電極116〜121及びプレート122は、ベースプレート105の端部に固定 された支持ブロック124の取付けられた4本のセラミックロッド123に支持 され、長短の円筒状の絶縁スペーサ125,126にて分離されている。
1対の2偏向電極128,129を絶縁体130上に保持するクランプリング1 27によって、電極は所定の位置に配置される。加速レンズ系81の第ルンズ素 子116及び支持ブロック123は、ベースプレート105に固定することによ って第3ポテンシヤルに維持されている。最後のレンズ素子121は、次の磁気 セクタ分析器に備えてイオンは第1運動エネルギにて加速レンズ系81を離れる ので、接地ポテンシャルに維持されている。分析器のエネルギバンドは、プレー ト122に幅の異なるスリットをはめ込むことによって選択することができる。
電極117〜120のポテンシャルは、イオンの搬送を効率良く行えるように選 択される。はぼ接地ポテンシャルとみなせるような僅かな電位差を2偏向電極1 28,129に与えることによって、磁気セクタ分析器にイオンが入るようにフ ライトチューブ78でのイオンの軌道を確保することができる。
イオンが加速レンズ系81を出た後、磁極82間に生じた磁場によって、イオン は、フライトチューブ78内で質量対電荷比に応じて分散される。質量対電荷比 に応じて分散されたイオンビームはイオンコレクタのあるハウジング77に入る 。ハウジング77で、イオンビームは、質量対電荷比の異なる少なくとも2つの イオンビームがそれぞれ入射するように配置されたイオンコレクタに捕獲される 。
イオンコレクタからの電気信号は、増幅表示システム83にて増幅されて結合さ れる。磁気セクタ分析器と、この磁気セクタ分析器に関連したイオン収集制御デ ータ獲得システムは、従来の熱イオン化源とともに用いられるタイプの高精度同 位体存在比分析器である。よって、その詳細な説明は省略する。
図1に示す実施例において、静電イオンエネルギ分析器、加速レンズ及び磁気セ クタ分析器を組合わせて、イオンコレクタが配置された面内に質量分散、方向及 び速度集束イメージが形成されるように、分析器の幾何学的なパラメータ及び加 速レンズ系81を構成するレンズに印加されるポテンシャルは選択される。しか し、従来のダブルフォーカス同位体存在比分析器を用いることができる。このダ ブルフォーカス同位体存在比分析器では、減速及び加速レンズ系45.81を省 略してイオンが同じエネルギにて出入りする搬送レンズ系に置換することによっ て、イオンエネルギの選択は、質量対電荷比に応じた分散のように同一のエネル ギにて行われる。このような構成では、分析器の幾何学的な配置が適宜調節され るならば、事実レンズ系81を完全に省略することができる。さらに、分析器の 構成がダブルフォーカスであることも必須条件ではない。
同位体分析のサンプルは、従来のI CPMSシステムに用いられている適宜の 手段にてプラズマ3に導入される。
エーロゾル(aerosol )のようにサンプルの液体が霧状になってトーチ 9に導入されたり、レーザを個体表面からサンプルを除去するために用いること もできる。電熱気化を用いることもできる。これらの方法は周知である。故に、 本発明の装置及び方法を用いることによって、熱イオン化質量計よりも迅速に、 4重電極rCP質量計よりも精度良く同位体存在比を測定することができる。
国際調査報告

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.イオン源手段、静電イオンエネルギ分析器、イオンが質量対電荷比に応じて 第1ポテンシャルにて分散される磁気セクタイオン運動量分析器、及び異なる質 量対電荷比のイオンを捕獲する2つ以上のイオンコレクタからなるイオン検出手 段を有する同位体存在比質量分析計であって、a)前記イオン源手段は、ラジオ 周波数発生器またはマイクロ波発生器によって生成された電磁場の作用によって 不活性ガス内でプラズマ放電を形成する手段を有し、さらに、 b)同位体の組成が測定されるべきサンプルを前記プラズマに導入するために形 成された手段と、c)第1排気手段によって排気される第1真空室と前記プラズ マとを連通せしめる開口を有し、前記プラズマ近傍に配置された導電性のサンプ リング部材と、d)前記サンプリング部材の下流に配置され、前記第1真空室を 第2排気手段によって排気される第2真空室から分離し、前記第1真空室と前記 第2真空室とを連通せしめる開口を有するスキマー部材と、 e)前記スキマー部材の下流に配置され、前記第2真空室を第3排気手段によっ て排気される第3真空室から分離し、前記第2真空室と前記第3真空室とを連通 せしめる開口を有する差動排気部材と、 f)前記差動排気部材の下流に配置され、前記静電イオンエネルギ分析器、前記 磁気セクタイオン運動量分析器及び前記イオン検出手段が配置され且つ第4排気 手段にて排気される真空容器部から前記第3真空室を分離し、前記第3真空室と 前記真空容器部とを連通せしめる開口を有する分析器導入開口部材と、 g)前記プラズマ内で生じたイオンが前記開口の各々を挿通して加速されて前記 磁気セクタイオン運動量分析器に入ったときに、前記第1ポテンシャルにある前 記磁気セクタイオン運動量分析器内での質量分析に適した運動エネルギを有する ような第2ポテンシャルに前記サンプリング部材を維持するために設けられた手 段と、を有することを特徴とする同位体存在比質量分析計。
  2. 2.前記サンプリング部材及び前記スキマー部材は円錐形のノズル・スキマーイ ンターフェースからなり、前記開口の全ては前記サンプリング部材の円錐体及び 前記スキマー部材の円錐体の中心軸の延長線上に配置されていることを特徴とす る請求項1記載の同位体存在比質量分析計。
  3. 3.前記開口の各々の大きさと前記排気手段の各々の排気速度とは、前記プラズ マが作動する大気圧から前記真空容器部内の1.3×10−6Pa(10−8t orr)以下の圧力までに圧力が減少するように選択されることを特徴とする請 求項1乃至2記載の同位体存在比質量分析計。
  4. 4.前記第1排気手段はメカニカルロータリーポンプからなり、前記第2及び第 3排気手段は拡散ポンプまたはターボ分子高真空ポンプからなることを特徴とす る請求項3記載の同位体存在比質量分析計。
  5. 5.前記第1、第2及び第3真空室の少なくとも1つにイオン搬送手段が形成さ れていることを特徴とする請求項1乃至4記載の同位体存在比質量分析計。
  6. 6.前記イオンからなるイオンビームの断面を円形からほぼ矩形に変化させる1 つまたは複数の4重電極レンズが設けられていることを特徴とする請求項5記載 の同位体存在比質量分析計。
  7. 7.前記静電イオンエネルギ分析器と前記磁気セクタイオン運動量分析器とを含 む前記真空容器部の一部と前記分析器導入開口部材との間に、開口を有する差動 排気部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至6記載の同位体存在比質量分析 計。
  8. 8.前記磁気セクタ分析器、前記プラズマを形成する場を生じるために用いられ るコイルまたはマイクロ波キャビティ、前記コイルまたは前記マイクロ波キャビ ティに接続された電源、プラズマトーチ、及びサンプル導入システムは、接地ポ テンシャルに維持されていることを特徴とする請求項1乃至7記載の同位体存在 比質量分析計。
  9. 9.前記静電イオンエネルギ及び前記磁気セクタイオン運動量分析器は、順次イ オンの飛行方向に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8記載の同位体 存在比質量分析計。
  10. 10.前記プラズマ内で発生したイオンは、第1運動エネルギにて前記磁気セク タイオン運動量分析器にて分析され、前記第1運動エネルギよりも低い第2運動 エネルギにて前記静電イオンエネルギ分析器内で分析されることを特徴とする請 求項1乃至9記載の同位体存在比質量分析計。
  11. 11.減速レンズ及び加速レンズはそれぞれ前記イオンの飛行方向に対して前記 静電イオンエネルギ分析器の前後に配置され、前記プラズマ内で発生し第1運動 エネルギにまで加速されたイオンは、前記静電イオンエネルギ分析器を挿通する ために前記減速レンズによって第2運動エネルギにまで減速され、前記磁気セク タイオン運動量分析器を挿通するために前記加速レンズによって前記第1運動エ ネルギにまで加速されることを特徴とする請求項9及び10記載の同位体存在比 質量分析計。
  12. 12.サンプルに固有なイオンを生成する行程と、前記イオンをエネルギに応じ て選択し且つ質量対電荷比に応じて分散させる行程と、少なくとも2つの異なる 質量対電荷比のイオンの少なくとも一部を空間的に分離された位置に収集せしめ る行程と、前記空間的に分離された位置にて集められたイオンに起因する電流の 比を測定することによって前記サンプルの同位体組成を測定する行程と、を有す る前記サンプルの高精度同位体分析方法であって、さらに、 a)ラジオ周波数発生器またはマイクロ波発生器によって生じた電磁場によって 不活性ガス内で形成されたプラズマ内で前記イオンを形成する行程と、b)発生 した前記イオンの少なくとも一部が順次、i)第1排気手段によって排気される 第1真空室の中へ前記プラズマ近傍にある導電性のサンプリング部材に形成され た開口、 ii)前記第1真空室から第2排気手段によって排気される第2真空室の中へと スキマー部材の開口、iii)前記第2真空室から第3排気手段によって排気さ れる第3真空室の中へと差動排気部材の開口、iv)第4排気手段によって排気 される真空容器部の開口、 を挿通して、前記イオンが前記真空容器部内でエネルギに応じて選択され且つ質 量対電荷比に応じて分散される行程と、 c)イオンが第1ポテンシャルエネルギにて前記プラズマ内で生成され次に前記 開口を挿通したときに質量対電荷比に応じて分散される第1運動エネルギにまで 加速されるようなポテンシャルに前記サンプリング部材を維持する行程と、 を有することを特徴とするサンプルの高精度同位体分析方法。
  13. 13.前記イオンは静電セクタエネルギ分析器によってエネルギに応じて選択さ れ、次に質量対電荷比に応じて前記イオンを分散する磁気セクタ分析器に導入さ れることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 14.誘導結合プラズマまたはマイクロ波誘導プラズマ内で前記イオンが発生す る行程を有することを特徴とする請求項12乃至13記載の方法。
  15. 15.前記イオンが前記開口の少なくとも1つを挿通することによって前記第1 運動エネルギまでに加速された後前記イオンを第2運動エネルギに減速させる行 程と、前記第2運動エネルギの所定範囲内のエネルギを有する前記イオンを静電 エネルギ分析器にて選択する行程と、前記イオンを前記第1運動エネルギに加速 する行程と、質量対電荷比に応じて前記イオンを少なくとも2つのイオンコレク タヘと分散させる行程と、 を有することを特徴とする請求項12乃至14記載の方法。
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