JPH06505578A - 写真処理方法及び写真処理材料 - Google Patents

写真処理方法及び写真処理材料

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JPH06505578A JP5510630A JP51063093A JPH06505578A JP H06505578 A JPH06505578 A JP H06505578A JP 5510630 A JP5510630 A JP 5510630A JP 51063093 A JP51063093 A JP 51063093A JP H06505578 A JPH06505578 A JP H06505578A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 写真処理方法及び写真処理材料 本発明は、写真処理、特に処理すべき写真材料にラミネートしつる定着剤シート を用いる定着法に関する。
従来の写真処理では、像様露光されたハロゲン化銀写真材料を現像し、次に未露 光(未現像)ハロゲン化銀を定着液を用いて除去することにより画像を形成する のが常である。定着液はハロゲン化銀溶剤、典型的にアルカリ金属もしくはアン モニウムチオサルフェートを含有し、この溶剤がハロゲン化銀と溶解性錯体を形 成し、これが溶液中に溶け、それにより写真材料は実質的にハロゲン化銀を含ま ないものになる。
銀塩拡散転写法もまた周知であり、この方法によれば、像様露光したハロゲン化 銀材料をハロゲン化銀溶剤、ハロゲン化銀現像主薬及び銀沈澱核の存在下で受容 層と向い合せで接触した状態に置くことにより黒白画像が得られる。初期現像段 階においては、銀像をハロゲン化銀材料中で現像し、一方、第二段階においては 、未現像ハロゲン化銀を溶解性錯体としてハロゲン化銀溶剤を用いて受容層に移 動させ、そこでその可溶化ハロゲン化銀を現像主薬を用いて還元することにより 金属銀を銀沈澱核の近傍に析出させる。
前記方法の変法では、黒白写真材料を現像剤及びハロゲン化銀溶剤の存在下で受 容体シートと向き合せて接触させることにより黒白写真材料を処理することが知 られている。このような処理についての最近の例は米国特許第4775614号 に記載されており、ここでは受容体シートは水吸収性ポリマー層、銀沈澱核及び ハロゲン化銀溶剤を含んでなる。
米国特許第3179517号は、受容体要素にラミネートすることにより黒白材 料を定着する方法を記載しており、とりわけ硫化亜鉛が銀イオン沈澱剤として用 いられている。この場合、沈澱反応は転換反応(メタセシス(metathes is))である。この反応では、ハロゲン化銀は硫化銀に転換しそして硫化亜鉛 はハロゲン化亜鉛に転換する。
カラーもしくは色素拡散転写方式も知られており、この方式では色素が受容体シ ートに移動してカラー画像をそこに形成する。これらの色素は、ハロゲン化銀現 像に応答して前記のように行動するように特に設計された一群の化合物から形成 され、このような化合物の例は、インスタント写真製品に用いるための発色現像 剤及びレドックス色素放出剤である。
米国特許第4480025号は、水供給層、漂白剤、ハロゲン化銀溶剤及び色素 媒染剤からなる漂白一定着シートを用いることにより現像されたハロゲン化銀カ ラー写真材料を漂白定着することについて述べている。例示された特定の用途は 保持画像を使用可能にするようなカラー拡散転写材料の漂白及び定着である。こ の方式は、酸pHにおいて行い、銀の漂白を行うための酸化剤を含有する。
ラミネートによる定着の概念をカメラスピードフィルム材料に応用する際には特 別の問題がある。粒子の部分現像に伴って高ハロゲン化銀レベルを用いて実施す るために(最良の粒状度を得るために用いる技法)、高レベルのハロゲン化銀を 除去しなければならない。
先に示唆した方式を用いた場合、このことのためにハロゲン化銀の除去が不完全 になる。
本発明によれば、異なる領域のスペクトルに増感した少くとも2層のハロゲン化 銀層を含んでなる、現像されたハロゲン化銀写真材料の定着方法であって、処理 液、及び材料の非現像領域から可溶化ハロゲン化銀種を形成するハロゲン化銀溶 剤の存在下で、材料を定着剤シートと向い合せ−m接触した状態に置くことから なるものであり、前記の定着剤シートは前記の可溶化ハロゲン化銀からシート中 に金属銀を形成することができる還元手段を含むものである。
この還元手段は、定着剤シートに取り込まれた還元剤を含んでいてもよく、不動 化するようにバラスト化されていることが好ましい。
このような還元剤の例としてはアスコルビルパルミテート及びバラスト化ハイド ロキノン類、例えば、2,5−ジオクチルハイドロキノンが挙げられる。
本発明の他の実施態様において、還元手段は、銀より陽電性(electrop ositive)が高い金属を含んでなる。この金属は、例えば、マグネシウム 、亜鉛又は、好ましくはアルミニウムであってよい。
このような金属は定着剤シート層中に粒子又はフレークとして取り込まれていて よい。
還元手段の存在により処理液から可溶化ハロゲン化銀が除去され、所望方向に反 応が進行する。処理中に、画像シート中のハロゲン化銀はハロゲン化銀溶剤によ り溶解し、受容体シート中の還元手段の近傍に拡散し、次いで金属銀に還元され る。これによりハロゲン化銀溶剤が放出され、溶剤は拡散して画像シートに戻り 、このサイクルを反復させることができる。限界点では、画像シート中の大部分 のハロゲン化銀は受容体シート中の金属銀となる。
本発明の利点としては、別の定着液(使い古した場合に銀の回収又は廃棄が困難 である)を必要としない、写真フィルムもしくは他の材料の定着手段を提供する ことである。この方法はまた従来の定着液より低レベルのハロゲン化銀溶剤を用 いて行うので、その結果定着液の環境への流出を少くすることができる。この定 着剤シートは銀の回収及びリサイクルのために取り出すこともでき都合がよい。
従来の定着液と比較して本発明の更なる利点で重要なことは、写真カラー処理生 成物を受容体シート中にトラップすることが可能なので従って環境に排出されな いことである。このことは、その流出液のための全規模公害制御装置があまりに 高価で不都合であるような小規模な写真仕上げ処理にとって特に価値がある。
銀より陽電性が高い金属を用いると、はるかに少い材料しか塗布する必要がない 点で更に有意に有利である。バラスト化有機還元剤は400の範囲の分子量を有 し、還元剤1分子当り2個の銀イオンを還元することができ、それにより“還元 当量”が約200となる。アルミニウムの原子量は27であり、l原子は3個の 銀イオンを還元して、“還元当量”をちょうど9にすることができる。そのため 、塗布する必要がある材料の量が大巾に低減する。更に、アルミニウムフレーク の塗布層は保存中多くの有機還元剤より酸化されにくいと考えられる。
必要ならば、溶液を塩基、例えば、炭酸ナトリウムの存在によりアルカリ性にし てもよい。しかしながら、好ましい塩基はアミノ酸塩、例えば、グリシンのナト リウム塩である。
定着剤シートは水浸透性バインダー、例えば、ゼラチン又はゼラチン誘導体を含 む塗布層を含有してよい。このような層は金属銀を形成するための還元手段、及 び望ましいならば電子移動剤を含有するであろう。
定着剤シートはまた銀沈殿核を含有してもよく、これらは周知であり、例えば、 硫化ニッケル、硫化銀又は銀粒子であってよい。
定着剤シートは、写真支持体、例えば、紙、樹脂塗布紙又はフィルム基板上に塗 布層を含んでなる。このような支持体としてはRe5earch Disclo sure、Item 308119.1989年12月、Kenneth Ma sonPublications、 Ea+sworth、 Hants、 U nited Kingdom発行を参照にすることができる。
定着反応は、電子移動剤(ETA)の存在下で実施することができ、この電子移 動剤は処理液に溶解するか又はフィルムもしくは定着剤シート中に取込んでもよ い。このようなETAはピラゾリジノン、例えば、4−ヒドロキシメチル−4− メチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン(MOP)であってよい。
本発明の更なる実施態様において、定着剤層もしくは受容体層は、酸化発色現像 主薬と反応しそして不動化又は無害な発色現像剤とすることができる物質、及び 漂白剤を含有してもよい。例えば、酸化発色現像剤と反応して無害の不動性物質 を受容体層に形成することができるカプラーのような剤は、受容体層中に塗布し て未反応発色現像剤と反応させ、その環境への放出を防止することもまたできる 。
ハロゲン化銀溶剤、例えば、処理に必要なチオ硫酸ナトリウムは、定着もしくは 受容体シートの全体又は部分的に、恐らく加水分解性タイミング層の下又はマイ クロカプセル内に塗布して放出の時間調整(timed release)を行 ってもよい。定着工程は、別個の現像工程及び漂白工程の後に、又は別個の現像 工程の後に、しかし漂白工程なしに(錫金属画像からの望ましくない濃度は適切 な手段で修正する)行ってもよいし、又は発色現像主薬、アルカリもしくは塩基 、及びハロゲン化銀溶剤を含有する単一溶液を用いて非漂白処理を行って、一工 程である浸透−及び−ラミネート処理として2つのシートを分離する際に現像及 び定着画像を行ってもよい。
一工程処理のためには、定着剤シートは、定着処理の開始前にハロゲン化銀材料 を現像するための現像主薬層を含有してもよい。このことを達成するために、現 像主薬は支持体から最遠の層に塗布され、そしてタイミング層により一時的に他 の層から隔離され、前記タイミング層は一定時間遅れて分離し、それにより現像 反応を定着開始前に進行させることが可能となる。タイミング層は、拡散移動の 技術分野において特に知られている。
処理すべき写真材料は黒白材料、又は通常はカラー材料であってよい。このよう なカラー材料は多層材料であってよく、そして1種以上のカラーカプラーを含有 してよい。
処理すべきカラー材料は、Re5earch Disclosure、 Ite m 308119.1989年12月、Kenneth Mason Publ ications、Emsworth、Hants、UnitedKingdo m発行に記載されたもののいずれであってもよいが、−力走着体シートは支持体 上に塗布し、写真に用いられそして前記のRe5earch Disclosu reに記載されている材料を含有してもよい。
典型的なカラー材料は、少なくとも1つのイエロー色素形成性カプラーが組み合 わさった青感性ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも一つ含んでなるイエロー色素画 像形成性単位、少なくとも1つのマゼンタ色素形成性カプラーが組み合わさった 緑感性ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも一つ含んでなる少なくとも1つのマゼン タ色素画像形成性単位、少なくとも1つのシアン色素形成性カプラーが組み合わ さった赤感性ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも1つ含んでなる少な(とも1つの シアン色素画像形成性単位を担持する支持体を含んでなる。
あるいは、カラー材料は、色素画像の色板外の手段により少なくともいくつかの カラー情報が得られる方法用に設計されたものであってよい。このタイプの材料 はわれわれの同時係属出願、第9115620.8(書類番号61626)に記 載されている。この場合の画像情報は、得られたシグナルを処理走査し、引き続 き分析処理することにより得られる。
例においては、p−フェニレンジアミン現像剤を用いるが、本発明の定着剤シー トは、広範囲の現像主薬又はカラー画像転写タイプの化学をはじめとするカラー 画像形成化学と関連して用いてもよい。
以下の例は、本発明をより良く理解するために包含する。
興−1 それぞれシアン、マゼンタ及びイエロー色素形成性カプラーを含有する赤感性、 緑感性及び青感性乳剤層を有するカラーネガティブフィルムを用いた。異なるカ ラー記録層を中間層により隔離し、青感性層と緑感性層の間の中間層は、塩基性 溶液ではそのカラーが脱色可能なイエローフィルター色素の分散体を含有する。
感光性臭ヨウ化銀写真乳剤は平板状粒子タイプのものであり、ヨウ化物として3 %ないし6%のハロゲン化物を含有した。平均粒子投影面積は0.1ないし1. 7平方マイクロメートルであり、平均粒子厚さは0.08なし)し0.14マイ クロメートルであった。銀被覆量は、赤感性層、緑感性層及び青感性層において それぞれ1.95.1.25及び0.4g/m’であった。その裏面に炭素含有 ツル−ジョン防止層を有するセルロース三酢酸フィルム基板上にフィルムを塗布 し、この層は処理前又は処理中に除去可能であった。
定着剤もしくは受容体塗布物は、セルロース三酢酸写真フィルム基板上に以下の 層を順に塗布することにより調製した。
覧−± ゼラチン、 7.0g/m” アスコルビルパルミテート、5.0g/m’(アスコルビルパルミテートの分散 体は、アスコルビルノくルミテート20gを0.6%ゼラチン溶液180gとボ ールミルに16時間かけることにより調製した。この分散体160gに、Dow −Corning AntifOam RDEmulsion 2.5mL、次 に比4%ゼラチン溶液160gを添加した。)層 2 ゼラチン、 3.3g/m” ポリマー、1−1g/m” ” ”Triton X 100″界面活性剤、0.5g/m’カプラー(A)、0 .3g/m″ 硫化ニッケル核、0.001g/m” ”層3 ゼラチン、 3.3g/m” ポリマー、1.1g/m″ “Triton X 100’″界面活性剤、0.5g/m″硬化剤、ビス(ビ ニルスルホニル)メタン、0.20g/m”1 アクリルアミドとスルホ−t− ブチルアクリルアミドの共重合体(20: 80) 39 硫化ナトリウム及び硝酸ニッケル水溶液をゼラチン水溶液中に混合するこ とにより調製した。
カラーネガティブ塗布物をテストパターンに露光し次いで2分間42°Cの温度 でKodak C41現像液で現像し、次に過剰の現像液を絞り取り次いで塗布 物を受容体シートの細片と向い合せで接触した状態でラミネートしたが、この受 容体シートは2分間42°Cの水に、次に2分間42°Cで以下の溶液に浸漬す ることにより調製したものであった: g / L 亜硫酸ナトリウム 4.0 グリシン(アミノ酢酸) 180.0 水酸化ナトリウム 80.0 チオ硫酸ナトリウム五水和物 60.04−ヒドロキシメチル−4−メチル−l −フェニル−3−ピラゾリドン 0.4 前記のラミネートを7分間45°Cで真空ブランケットからの圧力下に保持し、 次に剥離した。ラミネート処理により、以前は不透明だった塗布物が、ラミネー ト処理により明澄かつ透明になり、テストパターンのネガティブ画像が現れた。
透明度はプリンター又は拡大機でネガを用いるのに適切であった。ネガの残留銀 を分析すると、開始測定値の3.6g/m″から0.47g/m”まで低減した ことを示した。受容体シートは、シート中で還元された錫金属のために濃褐色と なった。現像工程から持ち込まれた発色現像主薬のカプリングのためと信じられ るシアンカラーも存在した。
前記の化合物は以下の構造式を有した:例1のカラーネガティブ塗布物を本例に おいてもまた用いた。
受容体もしくは定着シートを、セルロース三酢酸写真フィルム基板上に以下の組 成物を塗布することにより調製した:層 1 ゼラチン、Log/m” 2.5−ジオクチルハイドロキノン 5.4g/m”硫化ニッケル核 0.00 2g/m” ビス(ビニルスルホニル)メタン 0.06g/m”ジオクチルハイドロキノン を、通常の分散体として、油相溶剤としてのジ−n−ブチルフタレートとl:3 で添加した。
層2 層1と同じ 層 3 ゼラチン、 2.0g/m” 前記のカラーネガティブ塗布物を例1と同様に露光しかつ現像し次に2分間38 ℃でKodak C41処理の漂白溶液で漂白し次いで1分間水洗した。過剰の 水を絞り出し次いでこの塗布物を本例の受容体シートと向い合せで接触した状態 でラミネートしくこのシートは例1のように水炊にアルカリ性定着液に浸漬した もの)、次いでこのラミネートを真空ブランケット下7分間45℃で接触状態に 保持した。
剥離すると、ネガティブ塗布物は実質的に明澄となり(例1よりわずかに明澄度 が低い)、テストパターンのネガティブ色素画像が現われた。Dl、域の残留銀 をX−線フルオレッセンスにより測定し0.95g/m’であった。
例3 本例は、還元剤又は現像剤が処理液に存在する場合でさえ、受容体シートに還元 剤を取り込むことの利点を具体的に示すものである。
例1のものと同様のカラーネガティブ塗布物を用いた。
2種類の受容層を、セルロース酢酸写真フィルム基板上に以下の組成物を塗布す ることにより調製した:塗布物A(対照) ゼラチン 10g/m″ 硫化ニッケル核 0.003g/m” ビス(ビニルスルホニル)メタン 0.09g/m”塗布物B(本発明) ゼラチン 10g/m” 2.5−ジオクチルハイドロキノン 4.0g/m”硫化ニッケル核 0.00 3 g / m宜硬化剤、ビス(ビニルスルホニル)メタン 0.09g/m” 現像剤一定着剤溶液を用いた:この溶液は以下の組成を有した:水中の0.5% W/Vカルボキシメチルセルロースナトリウム塩溶液、160g (現像剤一定 着剤の粘度を高めるために添加したこの化合物はAldrich Chea+1 cal Company、 Inc、から得た。)亜硫酸ナトリウム 4g チオ硫酸ナトリウム五水和物 54g 千オ硫酸アンモニウム 6.6g CD4発色現像主薬 15g グリシン 100g 水酸化ナトリウム 44.4g 炭酸ナトリウム 40g 水で1リツトルにする。
溶液のpHは25℃で1O67であった。
未露光ネガティブフィルム細片を、受容体フィルム細片と共に現像剤一定着剤溶 液に15秒間45°Cの温度で暗室条件下で浸漬した。これらの細片を向い合せ で接触した状態で絞り器を介して絞り出しながら引きあげ、次いでラミネートを 7分M45℃で真空ブランケットからの圧力下で保持し、次にそのラミネートを 剥離し、流水で洗浄し、次いでネガティブフィルムを乾燥し試験した。
対照もしくは比較受容体シートAにラミネートしたフィルムは実質的に暗化しそ して全く定着もしくは明澄化しなかった。処理フィルムの拡散透過濃度は、赤色 、緑色及び青色ステータスMフィルターを介してそれぞれ3.18.3.37及 び2.20であった。本発明の受容体シートBにラミネートしたフィルムもまた 暗化したが、しかし実質的に明澄化もしくは透明化し、それぞれ対応濃度は1. 51.1.36及び1.25であらた。比較として、未処理フィルムは不透明で あり、対応濃度は0.91.1.21及び2.00であった(青色濃度が高いの は部分的に非脱色イエローフィルター色素による)。したがって、未露光ネガテ ィブフィルムは両方の場合ある程度のカブリ現像を受けるが、塗布された還元剤 を含有する受容体シートにラミネートされると定着されるのみであった。
例4 本例は、アルカリ性緩衝液としてアミノ酸のアルカリ金属塩を用いると、炭酸ナ トリウムのようなアルカリ金属炭酸塩より特に良好な結果が得られることを実証 するものである。
例1と同様に実験を行ったが、この場合には多層カラーネガティブフィルムは定 着前に現像しなかった:チオ硫酸塩の同様の組成物を有するが、アルカリ性緩衝 剤が異なる溶液を用いた。定着フィルムの明澄度を、ステータスMグリーンフィ ルターを介するその拡散透過濃度の手段により比較したが、より明澄なフィルム は低濃度を有した。
すべての溶液は以下のものを含有した:亜硫酸ナトリウム 4.0g/L チオ硫酸ナトリウム五水和物 54.0チオ硫酸アンモニウム 6.6 塩基を以下のように添加したが、これらの溶液は25℃で以下のpHを有するこ とが判明した: 溶液C1:炭酸ナトリウム 0.30モル濃度 pl 10.36溶液C2:炭 酸ナトリウム 0.40 pH10,46溶液C3:炭酸ナトリウム 0.50  pi(10,51溶液C4:炭酸ナトリウム 0.66 pH10,57溶液 AAIニゲリシン 0.60 水酸化ナトリウム0.50 pH10,30溶液AA2:リジン塩酸塩 0.6 0 水酸化ナトリウム1.00 pH11,13例1において述べた未処理フィルム の一部を、フィルム及び例1に述べた受容体シートを定着液に40°Cで15秒 間浸漬し、次にこれらの2枚のシートを向い合せて接触させそしてそれらを40 °Cで7.5分間、真空ブランケットからの圧力下でラミネートすることにより 定着した。これら2枚のシートを剥離し、洗浄乾燥し、次いで多層フィルムの緑 色ステータスM濃度を6回測定し平均した。平均濃度は以下のようであることが 判明した: 溶液の緑色濃度 C1O,327 C20,291 C30,299 C40,465 AA 1 0.268 AA2 0.198 このように、炭酸塩緩衝液にとって最適の濃度は溶液C2の濃度であり、これは 実質的にフィルムを明澄化した。しかしながら、グリシンのナトリウム塩(AA I)、及び特にリジンのナトリウム塩(AA2)を用いる溶液はフィルムの明澄 度を向上させた。
例5 例1のカラーネガティブフィルムを本例では用いた。
添加した還元剤(2,5−ジオクチルハイドロキノン)を削除した以外は例2に 述べたものと全く同様に調製したので、塗布物は硬化ゼラチン23g/m”から なり、0.004g/m”の硫化ニッケル核を含有した。
このカラーネガティブ塗布物を例2と同様に露光し、現像し、漂白そして洗浄し た。過剰の水を絞り出し、塗布物を、本例の受容体シート(例1のように水、次 にアルカリ性定着液に浸漬したもの)と向い合せで接触した状態でラミネートし 、このラミネートを真空ブランケットからの圧力下で接触状態に保持した。剥離 すると、ネガティブ塗布物は不透明のままであり、明澄化しなかった。受容体シ ートは明澄のままであり明らかに不変であり、一方、例2の本発明の受容層シー トを用いて実験を行うと、ネガティブ塗布物は明澄化し、受容体シートは銀の不 透明黄−褐色析出物を現像した。このネガティブ中の最少現像濃度に相当する領 域中の銀量は、各場合のネガティブフィルム及び受容体シートについてはX線蛍 光により測定した。結果は以下のとおりであった:X線蛍光による銀(g /  mり 例2(本発明) 比 較 ネガティブフィルム 0.90 2.80受容体シート 2.62 0.19 本発明の場合は、大部分の銀は受容体シートに移動したが、−力走着剤シートが 銀沈澱核のみを含有する比較の場合は大部分はネガティブフィルム中に残留した 。
例6 例1のカラーフィルムを本例においても再び使用した。
定着剤もしくは受容体塗布物は、セルロース三酢酸写真フィルム基板上に順に以 下の層を塗布することにより調製した:(用いたアルミニウムは、Wosten hola+e Bronze Powders Lim1ted。
Darwen Lancashire製の水分散性アルミニウム顔料試料であっ た。
これはローターステーター装置によりゼラチン水溶液に機械的に分散したペース ト状で受領した。) 層 2 ゼラチン 2.0g/m’ ポリマー 1.25g/m” ” ”Triton X 100”界面活性剤 0.5g/m”硬化剤、ビス(ビニ ルスルホニル)メタン 0.08g/m″3アクリルアミド及びスルホ−t−ブ チルアクリルアミドの共重合体(20: 80) このカラーネガティブ塗布物をテストパターンに露光し次いで2分間42°Cの 温度でKodak C41現像液で現像し、次に過剰の現像液を絞り取り次いで 塗布物を受容体シートの細片と向い合せで接触した状態でラミネートしたが、こ の受容体シートは2分間42℃の水に、次に2分間42°Cで以下の溶液に浸漬 することにより調製したものであった: g/L 亜硫酸ナトリウム 4.0 グリシン(アミノ酢酸) lSO,O 水酸化ナトリウム 80.0 チオ硫酸ナトリウム五水和物 60.04−ヒドロキシメチル−4−メチル−1 −フェニル−3−ピラゾリドン 0.4 前記のラミネートを7分間45℃で真空ブランケットからの圧力下に保持し、次 に剥離した。以前は不透明だった塗布物が、ラミネート処理により明澄かつ透明 になり、テストパターンのネガティブ画像が現れた。透明度はプリンター又は拡 大機でネガを用いるのに適切であった。外観が最初銀であったアルミニウム含有 定着剤シートは、カラーネガティブフィルムとラミネートした領域では曇った灰 色になった。
例1のカラーネガティブ塗布物及び定着剤シート塗布物をまた本例において用い た。
このカラーネガティブ塗布物を例6のように露光しかつ現像し次いで2分間38 °Cの温度でKodak C41処理の漂白液で漂白しそして1分間水洗した。
過剰の水を絞り取り、次いで塗布物を受容体シート(例6と同様に水沈にアルカ リ性定着液に浸漬したもの)と向い合せで接触した状態でラミネートし、このラ ミネートを真空ブランケット下で7分間45°Cに保持した。剥離すると、ネガ ティブ塗布物は実質的に明澄化して、テストパターンのネガティブ色素画像が現 れた。定着剤シートは再びカラーネガティブフィルムにラミネートした領域が暗 化した。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.異なる領域のスペクトルに増感された少くとも2層のハロゲン化銀層を含ん でなる、現像されたハロゲン化銀写真材料の定着方法であって、処理液、及び材 料の未現像領域から可溶化ハロゲン化銀積を形成するハロゲン化銀溶剤の存在下 で、材料を定着剤シートと向い合せで接触した状態に置くことからなるものであ り、前記の定着剤シートは可溶化ハロゲン化銀からシート中に金属銀を形成する ことができる還元手段を含むものである定着方法。
  2. 2.前記の還元手段が、還元剤、又は銀より陽電性が高い金属からなるものであ る請求項1記載の方法。
  3. 3.前記の還元剤が非拡散性になるようにバラスト化されている請求項2記載の 方法。
  4. 4.前記の還元手段が2,5−ジオクチルハイドロキノン、アスコルビルパルミ テート又はアルミニウムである請求項1〜3のいずれか記載の方法。
  5. 5.前記の写真材料がカラーネガティブフィルムである請求項1〜4のいずれか 記載の方法。
  6. 6.前記の処理液がアルカリ性であり、好ましくは9〜13の範囲のpHを有す るものである請求項1〜5のいずれか記載の方法。
  7. 7.前記の処理液が、処理液をアルカリ性にするためにアミノ酸の塩を含有する ものである請求項6記載の方法。
  8. 8.使用の際、可溶化ハロゲン化銀から金属銀を前記の定着剤シート中に形成す ることができる還元手段を含む親水性層を担持する支持体を含んでなる写真定着 剤シート。
  9. 9.前記の手段が、バラスト化還元剤、又は銀より陽電性が高い金属である請求 項8記載の定着剤シート。
  10. 10.前記のバラスト化還元剤が2,5−ジオクチルハイドロキノンである請求 項9記載の定着剤シート。
  11. 11.前記の還元手段がアルミニウム粒子又はフレークからなる請求項9記載の 定着剤シート。
  12. 12.発色現像主薬又は酸化発色現像主薬を不動化するための手段も含有するも のである請求項8〜Hのいずれか記載の定着剤シート。
  13. 13.バラスト化カラーカプラーを含有する請求項12記載の定着剤シート。
  14. 14.銀沈澱核をも含有する請求項8〜13のいずれか記載の定着剤シート。
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