JPH0650567A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0650567A
JPH0650567A JP5071955A JP7195593A JPH0650567A JP H0650567 A JPH0650567 A JP H0650567A JP 5071955 A JP5071955 A JP 5071955A JP 7195593 A JP7195593 A JP 7195593A JP H0650567 A JPH0650567 A JP H0650567A
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JP
Japan
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air
module
air conditioner
heat exchanger
heat
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Pending
Application number
JP5071955A
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English (en)
Inventor
Patrice Elluin
エリュイン パトリス
Philippe Cardon
カルドン フィリップ
Georges Haffner
ハフネ ジョルジュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soc D'administration & De Realisation D'investissement Sari
Carrier Corp
Original Assignee
Soc D'administration & De Realisation D'investissement Sari
Carrier Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Soc D'administration & De Realisation D'investissement Sari, Carrier Corp filed Critical Soc D'administration & De Realisation D'investissement Sari
Publication of JPH0650567A publication Critical patent/JPH0650567A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F5/00Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater
    • F24F5/0007Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater cooling apparatus specially adapted for use in air-conditioning
    • F24F5/0017Air-conditioning systems or apparatus not covered by F24F1/00 or F24F3/00, e.g. using solar heat or combined with household units such as an oven or water heater cooling apparatus specially adapted for use in air-conditioning using cold storage bodies, e.g. ice
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/044Systems in which all treatment is given in the central station, i.e. all-air systems
    • F24F3/048Systems in which all treatment is given in the central station, i.e. all-air systems with temperature control at constant rate of air-flow
    • F24F3/052Multiple duct systems, e.g. systems in which hot and cold air are supplied by separate circuits from the central station to mixing chambers in the spaces to be conditioned
    • F24F3/0527Multiple duct systems, e.g. systems in which hot and cold air are supplied by separate circuits from the central station to mixing chambers in the spaces to be conditioned in which treated air having differing temperatures is conducted through independent conduits from the central station to various spaces to be treated, i.e. so-called "multi-Zone" systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個の室の空調を行なうため複数個の独立
した空調モジュールを有する空調装置を提供する。 【構成】 各空調モジュール5はそれぞれ1つの室を受
け持ち、氷貯蔵槽69と氷を製造するための冷却手段5
3と、熱移動手段36,49,71〜78とを備え、空
気と氷の間で熱交換を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の室の換気空調
を行なうための空気調和装置に関する。この目的のた
め、空気調和装置は、技術室内に収容された複数個の空
調モジュールを有し、各モジュールは、各室に接続され
た吸気コネクタと、各室に接続された排気コネクタと、
上記吸気および排気コネクタとを接続する内部空気流路
と、上記内部空気流路が通過する、空気と冷却媒体間の
熱交換のための手段を備えた、換気空調手段と、上記モ
ジュールを動力源に接続するための手段と、上記換気空
調手段の動作を制御するための、調整自在な制御手段と
を有している。
【0002】
【従来の技術】このような装置は、ヨーロッパ特許第E
P−B302,768号(以下、768号特許と呼ぶ)
に開示されており、ここには、このような空調モジュー
ルを含む装置の構成に特に適合した空調モジュールにつ
いても記載されている。すなわち、各モジュールの外側
は、互いに平行な2つの平板状側面部と、これらの側面
部を互いに連結する周縁部により画定されている。平板
状側面部により、モジュール同士を互いに隣接して配置
することができる。また、周縁部には、上記吸気および
排気コネクタと、動力源への接続部と、制御手段と、上
記空調手段や上記調整可能な制御手段など通常の保守点
検時に操作されるすべての要素に対するアクセスを得る
ための手段がまとめられている。この装置は、モジュー
ルを互いに隣接して配置できるため、必要な空間を最小
限に抑えることができ、しかも、通常の保守点検に何の
支障もきたさない。好ましくは、モジュールの周縁部に
支持手段を設け、これにより、モジュール列内の1つの
モジュールの取り出しや交換を、他のモジュールを移動
させる必要なく行なうことができ、他のモジュールを取
り外したりそれらの動作を中断することなく故障モジュ
ールを簡単かつ迅速に交換することができる。
【0003】若干の外気を導入することもあるが、各室
からの空気を、各室に戻す前に冷却するため、各モジュ
ール内に、空気と冷却媒体との熱移動のための手段が設
けられ、モジュール内部の空気流路がこの手段を通過し
ている。この手段は、空気と、各モジュールに対する共
通の供給源により供給される冷水との間で熱移動を行な
う熱交換器である。具体的には、各モジュール内のこの
冷却用熱交換器は、一部可撓性のパイプおよび対応する
制御器により制御される電気的作動弁とを介して、冷水
導入パイプおよび冷水送出パイプに接続される。これら
のパイプは各モジュールに共用されるものであり共通の
冷水製造装置に導かれる。
【0004】これらの管、電気的作動弁、冷水導入パイ
プおよび帰還パイプなどの存在により、装置は複雑とな
り、故障の原因となる。すなわち、たとえば漏水などの
故障が冷水源または冷水導入パイプおよび帰還パイプに
発生した場合には、モジュール群全体の動作に悪影響を
及ぼすことになる。さらに、冷水源と各モジュールの冷
却用熱交換器の間で冷水が移動する距離はかなり大き
く、冷水導入パイプおよび帰還パイプやこれらを冷却用
熱交換器に接続するパイプが適切に熱絶縁されていたと
しても、冷却能力の損失を招くことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記に鑑み、本発明の
目的は、必要な空間を最小限に抑えることができるとと
もに各モジュールに対するアクセスが容易であり、構成
が簡単で、しかも冷却能力の減衰を防ぐことのできる空
気調和装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
の空気調和装置は、冷却媒体として可凍水を用い、各モ
ジュールは、それぞれ調整自在な制御手段により制御さ
れる可凍水貯蔵手段および水凍結手段とを有しているこ
とを特徴とする。
【0007】これにより、冷水取入口および帰還パイ
プ、ならびに、冷却用熱交換器とこれらの間の連結管、
さらに共用冷水源を省くことができる。すなわち、全体
として、空気調和装置を簡素化でき、漏水の危険を減少
し、漏水が起きた場合にはその影響を該当モジュールだ
けにとどめ、そのモジュールのみを停止させて修理ある
いは交換すればよい。さらに、各モジュール内で空気と
熱を交換する冷却媒体の流路の長さをかなり短縮するこ
とができるとともに、この流路をできる限り断熱し、そ
の流路のできるだけ多くの部分を各モジュール内に収容
し、これにより、空気調和装置のエネルギー効率をかな
り改善することができるものである。
【0008】さらに、各モジュールの体積が、768号
特許に記載されているモジュールよりも大きいことが事
実だとしても、本発明による装置は、各モジュールに共
有される冷水源設備を省けることから、768号特許の
開示による装置よりも床スペースが少なくて済む。
【0009】すなわち、各モジュールについて、垂直方
向の空間に限っては増加するけれども、必要な床スペー
スは実質的に同等であり、768号特許に記載された空
調モジュールに可凍水貯蔵手段ならびに凍結手段を組合
わせたものにほぼ対応する。
【0010】複数個の室を受け持つ各モジュールを、技
術室内で互いに隣接して配置する機能を維持するため、
各モジュールは、768号特許に記載されるように、吸
気コネクタと、排気コネクタと、上記吸気および排気コ
ネクタを接続する内部空気通路と、上記内部空気通路が
通過し、空気および冷却媒体間の熱交換のための手段を
備えた換気空調手段と、上記モジュールを動力源に接続
するための手段と、上記換気空調手段の動作を制御する
ための調整可能な制御手段とを備え、上記モジュールの
外側は、互いに平行な2つの平板状側面部と、上記側面
部を互いに連結する周縁部とにより画定され、上記周縁
部には、上記吸気および排気コネクタと、動力源に接続
するための手段と、調整自在な制御手段と、上記換気空
調手段および上記調整自在な制御手段に対するアクセス
を得るための手段とがまとめられている。このモジュー
ルの特徴とするところは、上記冷却媒体が水であるこ
と、および、上記モジュールが、その側面部またはそれ
らの同一平面延長部間に、上記調整自在な制御手段によ
り制御される、可凍水を貯蔵するための手段ならびに上
記水を凍結させるための手段とを有することである。
【0011】このように、本発明による空気調和装置の
床スペースは、768号特許の開示による空気調和装置
における空調モジュールに、すべての点において匹敵す
るものであり、スペースの問題に関していえば、768
号特許に記載された空気調和装置の動作に必要な冷水源
装置のためのスペースの分だけ節約できる。
【0012】768号特許に記載された空調モジュール
のように、本発明のモジュールは、通常の保守点検のた
めにアクセス可能であるべきすべての要素へのアクセス
を得る機能を保ちつつ、いくつでも隣接して並べること
ができるだけでなく、1つだけ設置する場合にも、たと
えばクローゼットなどの凹所内の間仕切りすなわち壁に
隣接して配置でき、これらを収容するクローゼットすな
わち凹所が小さくても、アクセス能力を維持しつつ、1
つの室の換気空調を確実に行なうことができる。
【0013】本発明の空気調和装置およびモジュールの
別の利点は、必要なエネルギーを電気エネルギーに限る
ことができることであり、電気のみとなる動力源すなわ
ちエネルギー源への接続が簡素化され、技術室内に複数
個のモジュールを、あるいは、クローゼットなどの凹所
に1つのモジュールを設置する際に、融通性が大きい。
冷凍手段は電気的であり、したがって動力源への接続は
電気的接続である。このことは、各モジュールの内部流
路に、調整自在な制御手段により制御される加熱手段が
設けられている場合にもあてはまる。加熱手段は電気的
なものとすることができ、この場合、電気的接続により
電源に接続される。あるいは、加熱手段は、各モジュー
ルの内部流路に設けられ、調整自在な制御手段により制
御され、該当のモジュールに専用の温水源に接続され
た、空気と温水間の熱移動のための熱交換器でもよい。
温水源を外部に設けることもでき、その場合には、モジ
ュールに、加熱用熱交換器を、モジュールの前方側面部
もしくはそれらの同一平面延長部の間に配置された外部
温水源に接続するための手段を設ける。
【0014】各モジュールごとに設けられた凍結手段
は、冷却装置を有している。この冷却装置は、冷却蒸発
器と、本発明によれば可凍水である冷却媒体と蒸発器内
の冷媒との間で熱を移動するための手段と、冷却コンデ
ンサと、コンデンサ内の冷媒との直接的熱交換関係にお
いて冷却流体を循環させるための手段とを含んでいる。
【0015】これらの循環手段は、複数個のモジュール
で共用することもできる。この場合、各モジュールは、
側面部またはそれらの同一平面延長部の間に、コンデン
サを外部冷却流体循環手段に接続するための手段を備
え、同じ循環冷却流体により、複数個のコンデンサによ
り発生される熱を取り除く。
【0016】循環手段には、このエネルギーを冷却流体
から外部大気に移動するための手段を設けることができ
る。この場合、循環手段には、たとえば、大気に開放
し、空気調和装置を備えた建物に通常設けられる、汚れ
た空気を排気するための流路が設けられる。
【0017】また、循環手段に、冷却流体から加熱用の
エネルギーを回収するための手段を設けることもでき
る。
【0018】このように、循環手段には、空調用空気回
路を設けることができ、この場合、各モジュールには、
さらに、内部空気流路内に含まれた空調用空気との直接
的熱移動を行なうための手段が設けられ、空調用空気回
路に接続されるとともにそれぞれ調整自在な制御手段に
より制御される。コンデンサ内の冷媒との直接的熱交換
の結果として熱を帯びた空調用空気は、モジュールの内
部空気流路を通過する空気を加熱するために用いられ
る。
【0019】循環手段はさらに、温水供給用または加熱
用の温水回路を含み、あるいは、冷却流体と、温水供給
用あるいは加熱用の回路の水との間で直接的に熱を交換
するための手段を含む。これら2つの場合において、温
水回路は、複数個のモジュール、すなわち、同じ技術室
内に配置されるすべてのモジュールに共用される。ま
た、余剰加熱のための手段を設けることもできる。
【0020】各モジュールの冷却装置のコンデンサ内の
エネルギーを回収することによるこのような温水製造に
より、各モジュールが空気と温水間の直接熱移動のため
の熱交換器をそれぞれの内部空気流路の途中に含んでい
ても、この熱交換器は上記温水回路に接続でき調整自在
な制御手段により制御できることから、各モジュールに
対する排他的電気エネルギー供給の維持が可能となる。
このようにして製造される温水は、モジュールの内部流
路を通過する空気のための加熱流体として用いられる。
通常、空気の冷却の需要と空気の加熱の需要は同時では
ないので、温水回路は、温水を貯蔵するタンクを有す
る。これは、コンデンサからの熱の回収により製造され
る温水が供給用に用いられるか加熱用に用いられるかに
は関係なく事実である。
【0021】通常、温水回路がモジュールの外部にある
場合、そして特に、それが共用される場合、各モジュー
ルには、その側面部またはそれらの同一平面延長部の間
に、空気対温水熱交換器をこの外部温水回路に接続する
ための手段が設けられる。
【0022】各モジュールに対応する冷却装置のコンデ
ンサにおいて放出されるエネルギーが、大気中に放出さ
れるにしろ、空気や水を加熱するために回収されるにし
ろ、冷却媒体として用いられる可凍水を凍結させる方法
は、当業者の知るさまざまな方法から選択することがで
きる。
【0023】このように、各モジュール内で冷却媒体
(可凍水)と冷媒の間で熱を移動するための手段とし
て、直接的に熱を交換するための手段を用いることがで
き、各冷却装置の蒸発器は、貯蔵手段内の冷却媒体(可
凍水)との直接的熱交換関係に保たれる。
【0024】しかしながら、熱移動手段は、間接的なも
のでもよく、熱移動流体回路を備え、この熱移動流体回
路は、一方では、熱移動流体と蒸発器内の冷媒との間
で、他方では、熱移動流体と貯蔵手段内の冷却媒体(可
凍水)との間で直接的に熱を移動する手段を含んでい
る。
【0025】各モジュール内で冷却媒体として用いられ
る可凍水を凍結するための手段の選択にかかわらず、各
モジュールにおける空気と冷却媒体すなわち可凍水間の
熱交換手段は、広範囲の選択肢から選択でき、間接的あ
るいは直接的熱移動手段のいずれかを含む。
【0026】空気と冷却媒体(可凍水)間の熱移動のた
めの間接的手段は、各モジュールにおいて、熱移動流体
回路を含み、この熱移動流体回路は、一方では、熱移動
流体と貯蔵手段内の冷却媒体(可凍水)との間で、他方
では、熱移動流体と内部流路内の空気との間の直接的に
熱を移動する手段を含んでいる。
【0027】空気と冷却媒体(可凍水)との間の熱交換
手段のこのような選択は、冷却媒体(可凍水)と冷媒と
の間でやはり間接的に熱を交換するための手段の選択と
組合わせられる。この場合、各モジュールは、非常に簡
単に、単一の熱移動流体と、−蒸発器内の冷媒、−貯蔵
手段内の冷却媒体(可凍水)、−内部流路内の空気、と
の間で直接的に熱を交換するための手段を含む、単一の
熱移動流体回路を備えている。
【0028】しかしながら、各モジュールに、冷却媒体
(可凍水)と冷媒との間、および、空気と冷却媒体(可
凍水)との間で間接的に熱を交換するための手段を備え
る場合に、各モジュールに2つの別々の熱移動流体回路
をもたせることもできる。一方の回路は、熱移動流体と
蒸発器内の冷媒との間で直接的に熱を交換するための手
段を含み、他方の回路は、熱移動流体と内部空気流路内
の空気との間で直接的に熱を交換するための手段を含
む。両回路は熱移動流体と貯蔵手段内の冷却媒体(可凍
水)との間で直接的に熱を交換するための手段を共有す
る。
【0029】後者の構成の選択によれば、熱移動流体の
循環の分離が可能となり、熱移動流体の性質に応じ、た
とえば流体が液体ならポンプ、気体ならファンなどの、
適当な機械的手段の駆動のもとで、冷媒から冷却媒体
(可凍水)への冷却能力の移動が確実に行なわれるとと
もに、冷却媒体から空気への熱移動が内部空気流路内に
おいて確実に行なわれる。
【0030】熱移動流体としては種々の流体を用いるこ
とができ、液体または空気を用いることができる。
【0031】空気と冷却媒体(可凍水)との間で熱を交
換するための手段が間接的手段ではなく直接的熱交換手
段である場合には、内部流路内の空気は、貯蔵手段内の
冷却媒体(可凍水)との直接的熱交換関係に保たれ、各
モジュールの特に単純な実施例を提供する。
【0032】特に、この場合、冷却媒体(可凍水)と冷
媒との間の熱交換手段は、間接的なものであり、内部空
気流路の一部である熱移動流体回路を含む。熱移動流体
回路は、一方では、熱移動流体すなわち空気と蒸発器内
の冷媒との間で、他方では、熱移動流体として用いられ
る空気と貯蔵手段内の冷却媒体(可凍水)との間で、直
接的熱交換を行なう手段を含む。冷却媒体として用いら
れる可凍水を凍結する期間と、このようにして形成され
た冷却媒体と室から取り出されて室に戻される空気との
間の熱交換期間とを交互にするために、調整自在な制御
手段の制御のもとで、吸気および排気コネクタから内部
空気流路を切り離して内部空気流路の上記一部を一時的
に封鎖するための手段がさらに設けられる。
【0033】好ましくは、公知のとおり、そして、室か
ら取り出され室に戻される空気と、可凍水である冷却媒
体との間の熱交換のやり方にかかわらず、この熱交換前
に、新鮮な空気が加えられる。たとえば、768号特許
の開示によれば、空気調和装置は、この目的のため、空
調モジュールの内部空気流路に新鮮な空気を供給するた
めの手段を含み、各モジュールは、その内部空気流路
を、その側面部あるいはそれらの同一平面延長部の間に
配置された新鮮空気供給手段に接続するための手段を備
えている。
【0034】本発明による空気調和装置およびモジュー
ルは、768号特許に記載されたすべての配置を提供で
きる。特に、所定の設置における空調モジュールは、同
等であり互いに隣接して配置され、その側面部は垂直で
あり、好ましくはその周縁部のレベルに設けられた手段
により支持され、その側面部に平行に移動させるだけで
モジュール列からの取り外しやモジュール列への挿入を
行なうことができる。このような構成により、設置また
は取り外し動作が簡単になりモジュールを小さいスペー
スに配置することが可能になるため、モジュールがクロ
ーゼットなどの凹所において独立して用いられる場合に
も好都合である。
【0035】他の特徴ならびに利点は以下に述べる実施
例および添付図面から明らかになる。
【0036】
【実施例】まず図1の概略構成図を参照すると、換気空
調される3つの室1,2,3,および、空調モジュール
5,6,7を収容した技術室4が示されている。空調モ
ジュール5,6,7は好ましくはすべて同等であり、そ
れぞれ3つの室1,2,3の各々に連結され、列状に互
いに隣接して配置されている。もちろん、この実施例
は、同一の技術室から空調を行なえる室の数を限定する
ものではない。すなわち、技術室内に配置される空調モ
ジュールの数は通常3つより多く、1つの技術室は、た
とえば、建物の同じ階にあるすべての室に対応する空調
モジュールを収容できるようになっている。しかしなが
ら、本発明による空調モジュールについての以下の説明
は、3つのモジュールを単独であるいは組合わせて用い
ることができ、クローゼットなどの凹所に収容したり、
空調を行なう1つまたは2つの室にそれぞれ直接隣接さ
せて用いることができることを示すものである。本発明
の空調モジュールは、どこにでも簡単に提供される動力
源である電力以外のエネルギー入力を必要としない。
【0037】各室1,2,3は、下り天井に一体化され
た、少なくとも1つの排気ターミナル8,9,10およ
び少なくとも1つの給気ターミナル11,12,13を
有し、その選択と最適な相対的配置は、当業者により適
宜定められる。好ましくは、1つ以上の室1,2,3が
窓14,15,16を有している場合、給気ターミナル
11,12,13は、排気ターミナル8,9,10と窓
14,15,16の間に配置される。給気ターミナル
は、給気の流れを導くための熱平衡制御手段を有し、こ
の手段は給気の温度により制御される。このような手段
は、たとえば、キャリア コーポレイションの関連会社
であるパリのキャリア ソシエテ アノニムにより、
「Optimix」なる商品名でフランスにおいて製造
販売されている。もちろん、本発明の範囲を逸脱するこ
となく、気温に応じて給気を各室に分配するための他の
手段を用いた他の給気ターミナルを用いることもでき
る。
【0038】各給気ターミナル11,12,13に対応
する給気ダクト21,22,23が設けられ、同様に、
各排気ターミナル8,9,10に対応する排気ダクト2
4,25,26が設けられる。これらのダクトは、好ま
しくは、下り天井および天井板の間の空間に、図示しな
いが当業者には公知の方法で収容される。
【0039】すべての異なる給排気ダクト21,22,
23,24,25,26は、均一な断面を有し、互いに
同等である。これらのダクトは柔軟性をもち、中間ジョ
イントなしに、それぞれ対応する給気および排気ターミ
ナルが設けられた室から技術室4へ、連続的に延長でき
る。
【0040】技術室4内において、各給気ダクト21,
23,24は、それぞれ対応する空調モジュール5,
6,7の排気コネクタ27,28,29に結合され、各
排気ダクト24,25,26は、それぞれ対応するモジ
ュール5,6,7の吸気コネクタ30,31,32に結
合される。本発明によるシステムの好ましい実施例にお
いては、各吸気ダクト間や、各排気ダクト間には、相互
連通すなわち空気の混合は起こらない。このことは、7
68号特許にもあてはまるが、いくつかの室に共有され
る排気または給気を提供したとしても本発明の範囲を逸
脱することにはならない。
【0041】同様に、この好ましい実施例において、お
よび、768号特許の開示にしたがって空調される空気
は、モジュール5,6,7内において、各吸気コネクタ
30,31,32と各排気コネクタ27,28,29間
を、各モジュールごとに独立した内部流路を経て通過す
る。すなわち、各モジュール5,6,7の各内部流路を
通過する空気流間には混合は起きない。
【0042】空調モジュール5は、図2に概略的に示さ
れている。ここで、給気コネクタ30から排気コネクタ
27へ、空調される空気が流れる内部流路は、空調モジ
ュール5のサブアセンブリ18内に、線17で示される
ように、通常U字形を有している。
【0043】サブアセンブリ18は、768号特許の図
6、図7、図8に関して説明される空調モジュールの変
形例として、768号特許の図9に関して説明される空
調モジュールと多くの類似性をもっている。
【0044】サブアセンブリ18は、一体的に接続され
しかし切り離し可能な、ケース19および空調エンクロ
ージャ20の組立を構成する。ケース19は、たとえ
ば、水平レールにより、技術室4の天井の一部に接続さ
れ懸架されており、給気および排気コネクタ30および
27を有している。空調エンクロージャ20は、768
号特許の場合には、空調モジュールそのものを構成す
る。その中には、線17で概略的に表される、給気コネ
クタ30からの空気のための内部流路があり、これは、
(1)フィルター33、(2)冷却用熱交換器34(こ
こで、内部流路17を流れる空気は、本発明では、サブ
アセンブリ18直下の床上に配置された、モジュール5
のサブアセンブリ35によるグリコール化水などの不凍
液と熱を交換し、不凍液の温度は周囲よりも下が
る。)、(3)加熱用熱交換器36(ここで、内部流路
17を通過する空気は、本発明の好ましい実施例によれ
ば、サブアセンブリ37を経た温水と熱を交換する。サ
ブアセンブリは部分的にはモジュール5に専用であり、
部分的には同じ技術室4内に一緒に配置されるモジュー
ル5、6、7のグループに共有される。熱交換は、空調
の需要に応じて、調整自在な制御手段すなわち制御器3
8の決定および制御のもとで、冷却用熱交換器34およ
び加熱用熱交換器36において交互に行なわれる。制御
器38は、気温と、好ましくはモジュール5の空気出力
とを制御し、モジュール6および7(図1)の制御器3
9および40からは独立しており、1つのサブアセンブ
リすなわちモジュール5のサブアセンブリ35により一
体的に支持される)、(4)ファン41(好ましくは速
度可変電気モータにより駆動され、調整自在な制御器3
8の制御のもとで給電線256により電力を供給され
る。)、とを通過し、給気コネクタ27に戻る。
【0045】ケース19はさらに、新鮮空気供給ダクト
43(図1)に連結された新鮮空気取入接続部242を
有している。このダクト43はモジュール6および7に
共有であり、これらのモジュールの各々は同様な接続部
243および244(図1)を有し、内部流路17内の
空気を調節して室に戻す前に、室3から戻ってくる空気
に新鮮空気を所望の割合に混合することができる。
【0046】768号特許の図6乃至9を参照して説明
される空調モジュールのように、サブアセンブリ18は
2つの互いに平行な平板状の垂直な側面部44により構
成される。これによりサブアセンブリ18および他のモ
ジュールの対応するサブアセンブリなどのサブアセンブ
リは互いに隣接して配置される。同様に、サブアセンブ
リ35は2つの互いに平行な平板状の垂直な側面部45
により構成される。側面部45は互いに距離Dだけ離間
し、この距離は、サブアセンブリ18の側面部44を隔
てる距離に等しい。したがって、側面部45の各々は、
同じモジュール5のサブアセンブリ18の対応する側面
部44の同一平面延長部63に配置でき、モジュール5
のサブアセンブリ35とモジュール6および7の対応す
るサブアセンブリとはその側面部45により互いに隣接
して配置できる。
【0047】それぞれ側面部44および45の間で、サ
ブアセンブリ18および35は、それぞれの周縁部46
および47により画定される。これら周縁部は、768
号特許に開示されるように、対応する側面部44および
45を互いに接続し、(1)サブアセンブリ18に関し
て、不凍液循環パイプ49を冷却用熱交換器34に接続
するための接続部27,30,242,48、および、
温水循環パイプ51を加熱用熱交換器36に接続するた
めの接続部36、および懸架手段、(2)サブアセンブ
リ35に関して、パイプ49を連結する接続部52、制
御器38、アセンブリを床上に支持する手段、冷却装置
53、および制御器38を一方では技術室4内に配置さ
れたモジュール5,6,7のグループに共有される給電
線256に、他方では室3内に配置された遠隔制御手段
56(図1)に接続するための手段54および55(同
様な接続および遠隔制御手段はモジュール6および7に
も設けられ、これらの手段はそれぞれ参照番号57,5
8,59,60,61,62(図1)で示される。)、
とをまとめている。
【0048】同様に、モジュール5のサブアセンブリ1
8の側面部44のそれぞれの同一平面延長部63の間に
おいて、サブアセンブリ37は、温水循環パイプ51を
連結する接続部64および熱移動流体循環パイプ67お
よび68を連結する接続部65および66を有してい
る。これらは後述するように冷却装置53に接続されて
いる。
【0049】このような構成により、768号特許に記
載されているように、これらのモジュールを分離する必
要なく、モジュール5のみならず同等のモジュール6お
よび7に対しても通常の保守点検作業を行なうことがで
きる。さらに、側面部44および45に平行な移動によ
り、他のモジュールを移動する必要なしに、1つのモジ
ュールを取り外すこと、または、モジュールからサブア
センブリ18または35などの1つのサブアセンブリを
取り外すこともできる。
【0050】サブアセンブリ18の構成の詳細について
は768号特許を参照されたい。このサブアセンブリ1
8は、(この開示の)図9を参照して説明される空調モ
ジュールとは、パイプ49および51と冷却用熱交換器
34および加熱用熱交換器36のそれぞれとの接続にお
いて電気的作動弁がないという点においてのみ異なって
いる。
【0051】以下、図2に示す本発明の実施例によるサ
ブアセンブリ35の構成について詳細に説明する。
【0052】本実施例において、サブアセンブリ35の
外側は、側面部45および周縁部47を定める平らな壁
により区画される、平行四辺形状の貯液槽である。貯液
槽69は、頂部の開口(図示せず)を除き水密性で、静
止した可凍水を最高レベル70まで収容できる。
【0053】貯液槽69の内側には、コイル形の水密性
管列71が水中に浸漬され、貯液槽内にできるだけ広範
囲にひろがっている。管列の一端は共通の入口ヘッダ7
2に接続され、他端は共通の出口ヘッダ73に接続され
ている。ヘッダ72および73は、貯液槽の内側の上
部、たとえば、レベル70において、互いに隣接して配
置される。
【0054】出口ヘッダ73は、2つのパイプ49を接
続するための接続部52を有している。パイプ49の一
方には、たとえば一定速度の電気ポンプすなわち二次ポ
ンプ74が設けられる。ポンプ74は、給電線256に
より電力を与えられ、制御器38の決定のもとで、出口
ヘッダ73から不凍液の吸入を行ない、不凍液をパイプ
49の1つの支線を介して冷却用熱交換器34内に排出
し、不凍液はこの冷却用熱交換器34からパイプ49の
他の支線を介して出口ヘッダ73に戻る。
【0055】さらに、入口ヘッダ72および出口ヘッダ
73は、それぞれパイプ76のための接続部75を有し
ている。出口ヘッダ73に接続される側のパイプ76に
は、速度可変電気ポンプすなわち一次ポンプ77が設け
られている。このポンプ77には制御器38の決定のも
とで給電線256により電力が供給され、出口ヘッダ7
3から不凍液の吸入を行なう。パイプ76は、冷却装置
53の蒸発器78を含む不凍液流通ループすなわち回路
の構成要素である。
【0056】貯液槽69と同じ熱絶縁エンクロージャ内
に収容された蒸発器78内において、一次ポンプ77に
より出口ヘッダ73から吸い上げられ入口ヘッダ72に
戻る前の不凍液が、流通ループすなわち回路内を循環す
る冷媒との直接的熱交換関係に置かれている。この流通
ループは、パイプ79,82,85からなる。パイプ7
9は、制御器38の決定のもとで給電線256から電力
を与えられる冷却装置53のコンプレッサ81の吸入口
80に蒸発器78を接続するものである。パイプ82
は、コンプレッサ81の排出口83と、冷却装置53の
一部であり、後述するように協動するサブアセンブリ3
5または37に支持されるコンデンサ84とを接続す
る。パイプ85は、圧力を緩和し、コンデンサ84と蒸
発器78の間の接続を保証する。
【0057】コンデンサ84内において、冷媒が冷却流
体との直接的熱交換関係に置かれている。具体的には、
この流体は、実施例において温水として加熱用熱交換器
に供給される水である。このような構成により、加熱用
熱交換器36または温水供給システムのどちらかあるい
は両方に温水を供給するために、コンデンサ84で発生
される熱エネルギーを使用することが可能となる。こ
の、コンデンサ84における熱エネルギーは、冷却装置
53を運転しているとき、すなわち、蒸発器78の作動
により、一次ポンプ77の作動中に、貯液槽69内に設
けられた管列71内の冷却不凍液の循環が起こり、貯液
槽に含まれる水を凍結させるときに発生する。
【0058】加熱用熱交換器36内の温水の需要および
供給温水の需要は、貯液槽69内の水を凍結させる要求
と必ずしも一致しない。すなわち、温水の需要は、かな
らずしも、冷却装置53の運転中に起こるわけではな
い。そこで、サブアセンブリ37は、好ましくは同じ技
術室4内に配置されたモジュール5,6,7のグループ
により共有される、断熱された温水タンク86を含む。
あるいは、各モジュールにそれぞれ対応する個々の温水
タンクを設けてもよい。
【0059】図5および図6にも示されるように、温水
タンク86は、モジュール5,6,7に共有される場合
には、互いに隣接して配置されるモジュール5,6,7
により形成されるモジュール列に平行な水平軸88のま
わりに回転した円筒形状の壁87と、軸88に直交する
2つの側端部89により構成される。タンク86の内側
には、平らな水密性壁すなわちバッフル90が軸88に
沿って延在し、側端部89の一方、および、軸88の両
側で壁87に水密状態で連結し、温水タンク86内で、
水がバッフル90を越えて他の側端部89の極近部に至
る可能性を制限する。
【0060】好ましくは、図5にも示されるように、バ
ッフル90は、温水タンク86内で傾斜し、サブアセン
ブリ18に最も近い部分から下降している。サブアセン
ブリ37は、サブアセンブリ35上で、サブアセンブリ
18に並置されている。
【0061】各モジュールにおいて、たとえばモジュー
ル5において、温水タンク86の壁87の、バッフル9
0の最高位置の上下には、モジュールの側面部44およ
び45のそれぞれの同一平面延長部63の間に、それぞ
れ接続部91および接続部93が設けられている。接続
部91は、2つのパイプ51の一方に対するものであ
り、このパイプには、制御器38の決定のもとで給電線
256により電力を与えられる加熱用の電気ポンプ92
が設けられ、温水を加熱用熱交換器36からタンク87
に導入する。接続部93は、温水を温水タンク87から
加熱用熱交換器36に帰還させる他方のパイプ51のた
めのものである。
【0062】このように、温水タンク87内の水によ
り、各加熱用熱交換器36に対する温水供給が保証され
る。
【0063】さらに、バッフル90が接続された温水タ
ンク86の側端面89において、バッフル90の上方に
は、パイプ95が温水タンク86内に開口し、熱交換器
96への水を運ぶ。熱交換器96において、パイプ95
により温水タンク87から運ばれる水と、熱移動流体す
なわち冷却剤との間の熱交換が行なわれ、水に含まれる
熱が取り除かれる。この冷却剤は、空調のために室1,
2,3から取り出される空気でもよく、各サブアセンブ
リ18に供給される新鮮な空気に室内で置換される。こ
の空気は、つぎに,熱交換器96が設けられたダクト内
の空気を循環させる強制換気装置(図示せず)により屋
外に排気される。熱交換器96の出口において、熱エネ
ルギーの一部が取り除かれた温水は、タンクと各モジュ
ール5,6,7のサブアセンブリ18などのサブアセン
ブリとの間で、軸88に平行にタンクの側端面89の一
方から他方まで温水タンク87に沿って延在する直線的
ヘッダ97に導かれる。熱交換器96に平行に、バイパ
スライン98がパイプ95内に設けられ、これを通過す
るバイパス流は電気的作動弁99により制御される。温
水タンク87からパイプ95を介してヘッダ97に至る
温水流が必要だが熱交換器96の通過による温水に対す
る冷却効果は不要である場合には、水はバイパスライン
98を通過し、すなわち、熱交換器96を通過すること
なく、ヘッダ97に直接流される。
【0064】各モジュールにおいて、たとえばモジュー
ル5において、側面部44および45の同一平面延長部
63の間に、ヘッダ97はパイプ68への接続のための
ジョイント66を有している。パイプ68は、コンデン
サ84に至り、電気ポンプ100が設けられている。電
気ポンプ100には、制御器38の決定のもとで給電線
256により電力が供給され、ヘッダ97内の温水の吸
入を行ないコンデンサ84内に流入させる。コンデンサ
84において、水は、コンプレッサ81の排出口83と
蒸発器78との間でコンデンサ84を通過する冷媒との
直接的熱交換関係に置かれる。コンデンサ84を通過し
たあとでさらに継続して水を流すためのパイプ67は、
ジョイント65を経て温水タンク86の壁87内に、バ
ッフル90の下方において且つ各モジュールの側面部4
4および45の同一平面延長部63の間において、開口
する。
【0065】さらに、配給用水源の一部であり、温水タ
ンク86の内部の、バッフル90の上側を通過するコイ
ル101を設けて、この配給水が温水タンク86内の水
により加熱されるようにしてもよい。
【0066】このような状態において、モジュール5の
動作は次のとおりである。モジュール6および7の動作
も同様にして、好ましくは独立して行なわれる。
【0067】気候が暑く、室3からコネクタ30を経て
モジュール5に入る空気の冷却と、コネクタ242を経
てモジュール5に入る新鮮な空気の冷却と、コネクタ2
7を経て室への冷却空気の供給が要求されるときには、
加熱用熱交換器36は作動せず、冷却用熱交換器34に
より、モジュール5のサブアセンブリ18の内部流路1
7を通過する空気を冷却しなければならない。ここで、
室3は日中を除いては使用されない、すなわち、日中の
み室内の空気を冷却する必要があるものと仮定する。
【0068】夜間には、コンプレッサ81が作動し、一
次ポンプ77はその最大速度で動作し、密閉管列71内
の冷媒を循環させ、これにより貯液槽69内の水を凍結
させる。これに対し、二次ポンプ74は停止している。
このモードの動作中、コンデンサポンプ100は運転さ
れ、タンク86からの水は、パイプ95、ヘッダ97、
パイプ68、コンデンサ84、および、パイプ67を経
て循環する。水はコンデンサ84を通過する間に再加熱
される。配給温水および/または加熱用温水の需要がな
いことからタンク86の温度が上昇すると、電気的作動
弁99により、この、温水タンク86からヘッダ97へ
循環する水を熱交換器96に流入させ、この水の熱エネ
ルギーの一部が失われる。反対の状況が発生した場合に
は、電気的作動弁99により、水をバイパスライン98
を経て流し、温水タンク86内とほぼ同じ温度を保って
ヘッダ97に到達させる。
【0069】日中には、冷却用熱交換器34が制御器3
8により運転されると、コンプレッサ81は原則的に停
止し、貯液槽69内の氷の冷却効果により、冷却用熱交
換器34の冷却能力が最大限に発揮される。この目的の
ため、二次ポンプ74がほぼ一定の速度で作動し、不凍
液を冷却用熱交換器34とヘッダ73とのあいだで循環
させる。一次ポンプ77は、制御器38の調節により可
変速度で作動し、不凍液を管列71内で循環させ、こう
して、貯液槽69内に貯蔵された氷から得られる冷却能
力をヘッダに供給する。冷却により室3内に達成すべき
温度を周囲温度と比較して、貯液槽69内に蓄えられた
冷却能力では不十分な場合には、制御器38は、一次ポ
ンプ77をその最大速度で動作させることが必要である
ことが決定されることから、あるいは、温度センサから
適当な信号が送られることから、この状況を検知する。
この場合には、コンプレッサ81は自動的に再起動し、
冷却能力を冷却用熱交換器34に供給し、そして可能な
限り、貯液槽69に氷の形で冷却能力を再保存する。
【0070】気候が暑いときには、コンデンサ84など
のコンデンサを通過する際にタンク86から水により回
収されるエネルギーは、配給用温水および各モジュール
の加熱用熱交換器36内の水の需要に対して十分であ
る。
【0071】冬季でも十分な温水の製造を保証するため
には、すなわち、加熱用熱交換器36が日中も運転しな
ければならない場合には、冷却装置を作動させて熱をコ
ンデンサに供給することにより備蓄を保証すること、お
よび/または、温水タンク86内に補助加熱手段を設け
ることが望ましい。この補助加熱手段は、好ましくは温
水タンク86内のバッフル90の上側に配置され制御の
もとで給電線256により電力を供給される電気加熱コ
イル102である。
【0072】電気的作動弁99の動作と同様に、電気加
熱コイル102の動作は、各モジュール5,6,7の制
御器38,39,40により独立して制御されるだけで
なく、中央制御器103によっても制御される。この中
央制御器103は、当業者により容易に設けられるもの
で、各モジュール5,6,7に対応する制御器38,3
9,40に対し、日中の時間や室相互間の優先度などに
応じて適当な動作パラメータを与える。
【0073】以上述べたとおり、温水を製造するため
の、各コンデンサ84からの熱の回収には、各コンデン
サ内において、コンプレッサ81と蒸発器78間を流れ
る冷媒との直接的熱交換関係に置かれる熱交換液体、特
に水そのものが用いられる。
【0074】本発明の範囲から逸脱することなく、液体
と冷媒との熱交換を、気体、特に空気と冷媒との熱交換
に代えることもできる。図7および図8において、液
体、特に水を循環させることにより各コンデンサ84に
おいて冷媒を凝縮するかわりに、気体、特に空気を循環
させることにより凝縮を行ない、この気体により配給用
温水を再加熱して各モジュールの加熱用熱交換器36に
供給するシステムが示されている。これら加熱用熱交換
器36は、図2を参照して空気対水熱交換器として説明
されたが、ここでは空気対空気熱交換器に置換される。
【0075】図7および図8は、各モジュール5,6,
7において、コンデンサ84などのコンデンサに代えて
コンデンサ104などのコンデンサを用い、このコンデ
ンサ内での空気と冷媒の間の熱交換による熱回収モード
を示している。また、各モジュールにおいて、熱交換器
36などの熱交換器に代えて熱交換器105などの空気
対空気熱交換器を用い、同じ空気と、各モジュール5,
6,7のサブアセンブリ18などのサブアセンブリの内
部回路すなわち流路17を循環する空気とのあいだで、
熱交換を行なう。
【0076】コンデンサ104などのコンデンサは、各
モジュール5,6,7のサブアセンブリ35などのサブ
アセンブリ内に、サブアセンブリの側面部45を互いに
隣接して配置できるようにして、設けられている。加熱
用熱交換器に代えた交換器105などの空気対空気熱交
換器は、側面部44が互いに隣接するようにして、サブ
アセンブリ18などのサブアセンブリ内に配置される。
このようにして、コンデンサ104などのコンデンサの
スート(連続体)106および熱交換器105などの空
気対空気熱交換器のスート107がそれぞれ構成され
る。これらはそれぞれモジュール5,6,7の並びに平
行に配列される。
【0077】モジュール5,6,7により共有されるハ
ウジング108に、スート106および107が封入さ
れ、ハウジング108の入口ダクト109からハウジン
グの出口ダクト110に向かって、コンデンサ104な
どのコンデンサのスート106と、熱交換器105など
の空気対空気熱交換器のスート107とを、方向111
に沿って通過する空気流路すなわち回路が形成される。
【0078】ハウジング108内には、方向111に関
してコンデンサ104などの各コンデンサの直前の上流
側に、および、熱交換器105などの各空気対空気熱交
換器の直前の上流側に、ファン112やファン113な
どの電気駆動ファンが配置されている。これらのファン
は、給電線236により電力が供給され、モジュール5
などのそれぞれ対応する各モジュールの制御器38など
の各制御部により制御される。
【0079】さらに、ハウジング108の空間114内
の、スート106および108の間には、配給用温水タ
ンク115が配置されている。このタンク115は円筒
形で、モジュール5,6,7の配列に平行な軸116を
有し、方向111に沿ってスート106からスート10
7に向って移動する空気との熱交換のための小型外部フ
ィンが設けられている。タンク115の一端には冷水入
口118が、他端には配給用温水出口119が設けられ
ている。
【0080】さらに、排気ダクト120が、タンク11
5と、熱交換器105などの空気対空気熱交換器のファ
ン113などのファンの間に形成された空間114内に
開口している。ダクト120は温風用で、中央制御器1
22により制御されるファン121が設けられている。
中央制御器122はその機能のすべてにおいて、特に、
タンク115における過熱を避ける機能において、制御
器103を代替するものである。好ましくは、ファン1
21は速度可変型である。
【0081】空間114の外側に、この空間を通過した
空気は、出口ダクト110が入口ダクト109に連結さ
れた状態で、閉流路すなわち回路中を流れる。しかしな
がら、図示される手段123により、ダクト43(図1
参照)により運ばれる新鮮空気をこの閉流路に導入する
ことが可能となる。あるいは、図6を参照して、空調を
行なう室から取り出されて、熱交換器96が設けられて
いるのと同様なダクトを通過し、外部に排気される空気
の導入が可能となる。
【0082】図7および図8に示されるエネルギー回収
装置の動作は簡単に理解されるものである。コンプレッ
サ81などのコンプレッサが、特に、対応する貯液槽6
9内の冷却能力を蓄積するために動作しているものとす
る。この場合、コンデンサ104などの各コンデンサを
通過する空気は、コンプレッサ81などの各コンプレッ
サの冷媒を凝縮することにより、加熱され、その熱の一
部は、温水タンク115の小型フィン117との接触に
より失われ、その結果、このタンク内の水が再加熱され
る。これと同時に、室1,2,3の1つからの空気を加
熱する必要がある場合には、ファン113などの対応す
るファンにより温風が熱交換器195などの対応する空
気対空気熱交換器を通過し、対応するモジュール5,
6,7の内部流路17内を循環する空気を、出口ダクト
110(空気はここから入口ダクト109に戻る)に到
達する前に、あるいは、ファン121により排気ダクト
120を介して排気される前に、再加熱する。コンプレ
ッサ81などのコンプレッサが作動していないとき、そ
して、対応する室内の温度が所定の設定値よりも下がっ
たために熱交換器105などの空気対空気熱交換器のど
れかにおいて熱需要が生じた場合、ファン113などの
対応するファンが、対応する制御器38,39,40の
決定のもとで作動し、空間114内で方向111に沿っ
た空気流を起こす。この空気により、タンク115内の
温水から熱を回収し、この熱を、熱交換器105などの
対応する空気対空気熱交換器において、対応するモジュ
ール5,6,7の内部流路17内を循環する空気に移動
させる。
【0083】好ましくは、温水タンク86と同様に、温
水タンク115には、電気加熱手段などの補助加熱手段
が設けられ、空間114を通過する空気から受ける熱が
不十分な場合にこれを補う。
【0084】コンプレッサ81などのコンプレッサの動
作中にコンデンサ84や104などのコンデンサ内に存
在する熱を回収するかわりに、コンデンサ84や104
などの各コンデンサにおいて、直接大気中に排出される
流体との直接的熱交換により、熱を大気中に移動させる
こともできる。この場合には、もちろん、この流体とし
て、各室1,2,3からとりだされ、各モジュールに導
入される新鮮空気のかわりに外部に排出される空気を用
いることができる。この場合、各コンデンサは、コンデ
ンサ104として説明された種類の熱交換器の形で、こ
の空気を運ぶダクト内に配置される。あるいは、あとで
周囲空気との熱交換を行なう流体、たとえば、水対周囲
空気熱交換をあとで行なう冷水を用いてもよい。この場
合には、配給用温水の加熱および各モジュールの内部回
路17を通過する空気の加熱は、異なる手段により行な
わなければならない。特に、上述した各モジュール5,
6,7の熱交換器36および105などの加熱用熱交換
器は、768号特許に提案される電気抵抗加熱装置に代
えることができる。このような電気抵抗加熱装置は、好
ましくは、ファン41などのファンの取入口124など
の取入口に配置される。
【0085】もちろん、以上に説明した冷却能力を蓄積
し保存するプロセスは、モジュール5などの各モジュー
ルの冷却用熱交換器36にその冷却能力を送るプロセス
と同様に、一例にすぎず、これに限定されるものではな
い。図3および図4は、この点において、図2に示され
たものとは異なるモジュール5の例を示している。
【0086】しかしながら、図3および図4には、図2
と同様なサブアセンブリ18および37が示され、サブ
アセンブリ35と、このサブアセンブリと2つの他のサ
ブアセンブリ18および37間の接続部のみが、図2の
説明と比較して変更されている。
【0087】同様に、冷却装置53およびこの冷却装置
とサブアセンブリ37との接続部、ならびにサブアセン
ブリ37および18間の接続部は、同等なものである。
サブアセンブリ37は、図7および図8に示された装置
により、および、冷却装置53などの各冷却装置のコン
デンサ84などの各コンデンサにおいて移動される熱
を、大気中へ直接的あるいは間接的に排出するための手
段により、置換することができる。
【0088】この実施例において、貯液槽69は、図2
を参照して述べた実施例と同様に、凍結される水を直接
的に含むのではなく、サブアセンブリ18の冷却用熱交
換器36に供給するためのグリコール化水などの不凍液
を含む。貯液槽69内には、この不凍液に氷貯蔵容器1
25が浸漬されている。氷貯蔵容器125は、不凍液の
ためのバッフルを構成するように配置され、貯液槽69
の頂部から底部に延在している。このような氷貯蔵容器
は公知であり、これ以上の説明は省略する。
【0089】不凍液は、ポンプ74により、貯液槽69
の下部から、冷却用熱交換器36に至るパイプ49の一
部を経て取り出される。一方、パイプ49の別の部分
は、直接、蒸発器78に接続され、この蒸発器78にお
いて、冷却用熱交換器36からの不凍液は、冷却装置5
3の冷媒との熱交換関係に置かれ、蒸発器78の出口パ
イプ126から貯液槽の上部に戻る。
【0090】このような場合、蒸発器78を貯液槽69
内部に配置して不凍液に浸漬することもできる。この場
合にはパイプ126は不要となる。
【0091】図3および図4に示すモジュールにおい
て、好ましくは、各サブアセンブリは平らな側面部を持
ち、図4に示すように、これらの側面部上には保守点検
のためのアクセスを必要とする構成要素がない。そこ
で、これらの構成要素を側面部に平行に移動させるだけ
で、互いに隣接して配置されたサブアセンブリの列か
ら、少なくともサブアセンブリ18および35を取り外
すことができる。
【0092】図3および図4に示すモジュール5の動作
について以下に説明する。
【0093】たとえば夜間に、室3が空調を必要とせ
ず、ファン71が停止しているとき、コンプレッサ81
とポンプ74が制御器38の制御のもとで同時に動作す
ると、不凍液が、貯液槽69、冷却用熱交換器36、蒸
発器78を介して循環する。不凍液は流れるにつれて冷
却され、その結果、氷貯蔵容器125内の水が凍結され
る。
【0094】室3を冷却するためにモジュールを動作さ
せる場合には、ファン71が起動し、コンプレッサ81
が停止し、制御器38の制御により、ポンプ38が、貯
液槽69と冷却用熱交換器36の間で不凍液を循環さ
せ、容器125内の氷に蓄えられた冷却能力が少しずつ
貯液槽から取り出される。温度センサにより冷却能力の
減少が過剰であることが検知されると、コンプレッサ8
1が起動し、冷却用熱交換器36に、必要な冷却能力を
供給する。
【0095】室3を暖房するためのモジュールの動作
は、図2を参照して説明されたモジュールの動作と同様
に行なわれる。
【0096】図9を参照すると、モジュール5は図2、
図3、図4を参照して説明したものと同様であり、特
に、冷却装置53のコンデンサ84内に存在する熱の回
収あるいは排出の方式において、同様な変形例が可能で
ある。しかし、貯液槽69内の冷却能力の貯蔵および取
り出しの方式においては先に述べた例とは異なってい
る。
【0097】図3および図4を参照して説明された実施
例のように、貯液槽69は、水などの、凍結用の液体を
直接含んでいる。必要に応じて、ポンプ74により、パ
イプ49の一部を介して冷却用熱交換器34へ液体を流
し、パイプ49の別の部分を介して液体を貯液槽に戻
す。しかしながら、冷却装置53は、浸漬管状蒸発器1
27を含み、冷却用熱交換器34からの液体はパイプ4
9を介して直接貯液槽69にもどり、他の実施例で述べ
たような蒸発器内を通過することはなく、そのような蒸
発器内の冷媒と熱を交換することもない。
【0098】さらに詳しくは、コンデンサ84は、膨脹
装置を有するパイプ85により、浸漬管状蒸発器127
に接続されている。蒸発器127は、貯液槽69の高さ
まで延在し、パイプ85と、コンプレッサ81の吸気口
(図示せず)へ戻るパイプ79との間に平行に接続され
る。この場合には、液体の局部的な凍結により、氷は、
直接、蒸発器127のコイルのまわりに形成され、蒸発
器の中身は液相のままである。このように形成された氷
は流体に浸漬され、貯液槽69は、図3を参照して説明
した容器125などの氷貯蔵容器を含まない。
【0099】当業者であれば、図3および図4に示され
たモジュールの動作モードから、図9に示されたモジュ
ールの動作モードを容易に推定できる。
【0100】図2、図3、図4、図5を参照して説明し
た本発明によるモジュールの3つの実施例では、貯液槽
69などの貯液槽内部に貯蔵された氷と、モジュール5
などの各モジュールのサブアセンブリ18などの各サブ
アセンブリ内の流路17に沿って流れる空気との間で熱
を移動する液体を用いている。
【0101】図10乃至14に示すモジュールでは、不
凍液や可凍液は用いない。図10および図11乃至図1
3の実施例では、閉ループすなわち回路を流れる空気
が、貯液槽に貯蔵された可凍水または氷と、室に供給さ
れる空気との熱交換のための、中間熱移動流体として用
いられる。この空気はまた、貯液槽内の氷を作るために
も用いられる。図14の実施例では、室に供給される空
気は、貯液槽内の可凍水または氷との直接的熱交換関係
に置かれる。この空気は、氷を作るため、および、室に
供給される冷却能力を氷から取り出すために、交互に用
いられる。
【0102】図10に示すモジュール5は、2つのサブ
アセンブリ18および35を有し、一方は天井から懸架
され、他方は床上に支持されている。同じ技術室内にま
とめて収容された各モジュールに共有される、サブアセ
ンブリ37と同様のサブアセンブリを設けることもでき
る。これについては図示しないが、図1乃至図5の説明
から当業者であれば容易に推定できる。
【0103】この場合のサブアセンブリ18は、上述し
たように、それぞれ室3へ空気を帰還させるためのコネ
クタ27、室からの空気を吸引するためのコネクタ3
0、新鮮な空気の導入のためのコネクタ242を有する
ケース19である。しかしながら、図2で述べたケース
19および768号特許に記載された同様なケースとは
異なり、図10の実施例のケース19では、コネクタ3
0および129の間に、室から取り出された空気がたど
る通路内にフィルタ128が挿入されている。ダクト1
30は、空調エンクロージャ20内の、図2に17で示
される流路の出発点において、コネクタ129に結合さ
れる。コネクタ129は、図10に示すモジュール内の
ダクト130のための気密接続部である。空気流を室3
に戻すためのダクト132は、図2に17で示す内部流
路の終点において、コネクタ131に結合される。コネ
クタ131は、図10に示すモジュール内のダクト13
2のための気密接続部である。さらに、図10の場合、
ケース19内に、加熱用熱交換器133が配置されてい
る。この加熱用熱交換器133は、好ましくは電気抵抗
ヒータであり、給電線256から電力を供給され、制御
器38により制御される。あるいは、熱交換器133
は、サブアセンブリ37により供給される温水との直接
的熱交換により、空気を加熱することもできる。ダクト
130および132は、コネクタ129および131と
同様に、ケーシング19の側面部44とサブアセンブリ
35の側面部45の同一平面延長部の間に配置され、保
守を必要とする構成要素へのアクセスを妨害することな
く、複数個のモジュールを互いに隣接して配置できると
ともに、側面部44および45とその同一平面延長部に
平行に移動させるだけでモジュールを取り外すことが可
能となる。
【0104】サブアセンブリ35の上部において、室3
から排気される空気を運ぶダクト130は、空気対空気
熱交換器135の二次回路(図示せず)の入口134に
接続され、室3に空気を帰還させるダクト132は、熱
交換器135の二次回路の出口137に接続される。電
気ファン136は、制御器38により制御され給電線2
56からの電力の供給を受け、ダクト130から空気を
取り込み、熱交換器135を経て、ダクト132に排出
する。
【0105】空気対空気熱交換器135の二次回路は図
示の例では水平であり一次回路は垂直である。
【0106】このように配向された、熱交換器135の
一次回路の頂部には入口138が、底部には出口139
が設けられている。出口139は、やはりサブアセンブ
リ35の上部に配置された、冷却装置53の直接膨脹蒸
発器78の真上に設けられる。コンデンサ84内に存在
するその熱をサブアセンブリ37(図示せず)内で回収
し、あるいは大気中に排出することもできる。
【0107】後述する手段の駆動のもとで、入口138
から出口139へすなわち上から下へ、熱交換器135
の一次回路を通過した空気は、蒸発器78を上から下へ
通過し、貯液槽69の内部に至る。貯液槽の外部形状は
変わらない、内側の設計は上述の貯液槽69とは異な
る。
【0108】図3を参照して説明した貯液槽69の場合
と同様に、温度によっては氷となる可凍水は、貯液槽6
9の内部に分布した密閉容器内に保持される。ただしこ
の場合には密閉容器は垂直に配置されている。そこで密
閉容器と貯液槽69の壁との間に、空気のための垂直通
路が形成され、これらの通路は貯液槽69の下部におい
て互いに連通する。
【0109】容器125と通路140は、貯液槽69の
側面部45に対して略直交している。貯液槽69の内部
は、やはり垂直に設けられ側面部45に直交するバッフ
ル141により2つの分割部142および143に水密
状態に分割される。これらの分割部142および143
は、貯液槽69の下部に設けられた貫通路144を除い
ては、互いに連通していない。この貫通路144によ
り、この領域において各分割部142および143に形
成された空気通路140の間の連通が保証される。
【0110】一方の分割部142は、直接膨脹蒸発器7
8を通る中間通路を介して、熱交換器135の一次回路
の出口139と連通している。蒸発器を通過した空気
は、貯液槽69の分割部142内の通路140を通って
上から下へ流れ、次に、貫通路144を介して、貯液槽
69の他方の分割部143内に形成された通路140に
流れる。
【0111】電気ファン145は、制御器38の指令の
もとで給電線265により電力の供給を受け、貯液槽6
9の分割部143の頂部から吸気口144を介して吸気
を行なう。この空気は、ヘッダ146を介して空気対空
気熱交換器135の一次回路の入口138へ排出され
る。
【0112】当業者であれば、制御器38の決定のもと
で、以下の動作が行なわれることが容易に理解されよ
う。
【0113】(1)貯液槽69の容器125内に氷を製
造するため、コンプレッサ81とファン145を同時に
運転し、ファン136を停止する。あるいは逆に、ファ
ン136を作動させて室3から取り出された空気を冷却
し、新鮮空気を添加し、調和した空気を室3に帰還させ
る。
【0114】(2)コンプレッサ81とファン145が
運転されていない間、ファン136により、室3からの
空気の吸入を行ない、加熱用熱交換器133を通過する
間にこの空気を加熱して、室3へ帰還させる。必要に応
じ、新鮮空気が添加される。
【0115】(3)加熱用熱交換器133に通電せずに
ファン136および145を運転することにより、室3
から空気を排気し、容器125内に貯蔵された氷の冷却
能力を用いて新鮮で冷たい空気をこれに添加した後、室
3に帰還させる。コンプレッサ81は運転されない。温
度センサにより、室3内の所望温度に照らして、容器1
25の冷却能力が需要に応えるには不十分であることを
検知した場合には、コンプレッサ81が起動される。
【0116】貯液槽69の内部の変形例として、空気通
路140と氷貯蔵容器125の代わりに、ファン145
により駆動される空気の循環に用いられる熱交換管列
と、可凍水あるいは氷を含む、上記管列により形成され
る密閉空間を用いることもできる。このような構造は、
キャリア ソシエテ アノニムの名義で本発明のフラン
ス特許出願と同日に提出されたフランス特許出願第92
03831号(以下381号出願と呼ぶ)の図7に説明
されている。この点において、この出願の開示は、本発
明の参考として考慮されねばならない。
【0117】図11を参照すると、このモジュール5
は、上述のモジュール5とは、たとえば、サブアセンブ
リ18および35の同様な分離を有していない点におい
て異なっている。
【0118】この場合、サブアセンブリ35は、温水製
造のためのサブアセンブリ37に連結してもしなくても
よく、これは、本実施例でもやはり用いられる、冷却装
置53のコンデンサ84において放出される熱を配給用
温水を加熱するために回収するかどうかによって決定さ
れる。
【0119】さらに、サブアセンブリ35は、図2を参
照して説明したケース19のようなサブアセンブリ18
に連結される。すなわち、このサブアセンブリ18に
は、図10の説明とは異なり加熱用熱交換器はない。し
かし、フィルター128については、設けることが好ま
しい。
【0120】しかしながら、サブアセンブリ35は、図
10を参照して述べたように、ダクト130および13
2により、ケース19に接続される。これらのダクトに
より、空調される室3から到来した空気を運び、新鮮空
気を添加しモジュール5により所望の温度に加熱したあ
とで、室3に帰還させる。
【0121】本実施例において、貯液槽69は再び用い
られている。しかし、この貯液槽69は、氷や水の貯蔵
のための空間だけでなく、図10を参照して説明した状
況において氷を作るために用いられる一次空気のため
の、および、室3から取り出され新鮮空気を添加され室
3に戻される二次空気のための流路を形成する手段も含
んでいる。
【0122】この目的のため、831号出願の図3およ
び図8を参照して説明されるように、貯液槽69内に、
水や氷、水を凍結させるための空気、氷の形で貯蔵され
た冷却能力を用いるための空気との間で熱を移動する装
置を設け、当業者により普通に設計される適当な収集手
段を追加する。
【0123】一例として、図11には、貯液槽69内部
に、831号特許出願の図3を参照して説明される手段
を用いた場合が示されている。ここでは、それぞれ垂直
管列194および水平管列195における一次空気およ
び二次空気の反対向きの流れが保証される。これらの管
列は、平らに組合わせられて、それらの間に氷貯蔵のた
めの空間196を形成する。通常、水平管195は、垂
直管194のあいだにサンドイッチ状に保持される。こ
れらの管列または列群は貯液槽69の側面部45に平行
に配置され、空間196と同様に、バッフル197の両
側に、半分ずつ、配置される。バッフル197は、側面
部45に平行で、垂直な周縁部47において貯液槽69
の壁の一部に、ケース19の接続部27および30側
で、水密状態に連結されている。一方、バッフル197
の反対側は貯液槽69の壁から離れ、底部に向かって、
垂直開口198と水平開口199が形成され、バッフル
197の両側に配置された水平管195間の連通のため
および二次空気の通路としての通路200と、垂直管1
94とバッフル197間の連通のためおよび一次空気の
通路としての通路201をそれぞれ開通させている。水
密性の水平壁202が、バッフル197の開口199を
水密状態に囲み、すべての区域において、貯液槽69の
壁に連結されている。この水平壁202により、通路2
00および201は水密状態に分離され、さらに、通路
201と2つのエアライザ203および204が分離さ
れる。これらのエアライザはバッフル197により互い
に分離され、バッフル197の両側に、貯液槽69の壁
の間に配置されている。これらのエアライザは、バッフ
ル197の開口198の反対側で、管列194および1
95を、氷貯蔵空間196から分離する。水平管列19
5はバッフル197の同じ側に配置されたライザ203
または204の一方の内部に開口し、ライザ203およ
び204とともに、貯液槽69内に二次空気流路すなわ
ち回路を形成する。垂直管194は、バッフル197の
両側に配置され、通路201とともに、貯液槽69内に
二次空気流路とは連通しない一次空気流路すなわち回路
を形成する。
【0124】図10を参照して説明したように、一次空
気流路は、バッフル197の一側においては冷却装置5
3の蒸発器78により、他側においては一次ファン14
5の吸気ヘッダ144により、貯液槽のすぐ上で、終端
されている。一方、帰還ヘッダは、直接、蒸発器78内
に開口している。
【0125】ライザ203は、水平管列195に、モジ
ュール5の受け持つ室3から取り出した空気と、新鮮空
気を供給する。この目的のため、ライザ203は、貯液
槽69の上でダクト130に連結されるコネクタ205
まで垂直に延在している。
【0126】ライザ204は、やはり貯液槽69の上方
まで垂直に延在し、ファン145よりも若干高いレベル
まで延在している。このレベルにおいて、ライザ204
は水平壁206により気密的に閉鎖される。しかし、ラ
イザ204は、壁206とファン145の高さの間に、
ファン136の吸気ヘッダ208に接続される通路20
7を有している。ファン136の排気口は、コネクタ2
05に隣接して配置され、ダクト132に連結されるコ
ネクタ209として設けられる。ファン136および吸
気ヘッダ208はファン145の真上に配置される。
【0127】通路210は、通路207の真上のヘッダ
208内に開口し、加熱用熱交換器193を含んでい
る。水対空気熱交換器を設けることもできるが、好まし
くは電気的な加熱用熱交換器である。通路210は、ラ
イザ204および通路207とは壁206により分離さ
れ、その頂部において、ライザ204の延長部211を
介してライザ203と恒常的連通状態にある。延長部2
11は気密性の箱状で、通路210と、コネクタ205
の直下でライザ203と連通する通路212とを除き、
閉鎖されている。
【0128】室3に供給される空気を加熱する場合に通
路210を開いて通路207を閉じる手段が設けられ
る。この加熱は、この空気を、制御器38により制御さ
れて熱を与えられる熱交換器193を通過させることに
より行なわれる。この空気を冷却するときには通路20
7を開通することにより通路210を閉じる。この冷却
は、管列194内の一次空気(これは、空間196内の
氷との熱交換関係にある)との熱交換関係において、貯
液槽69内に空気を循環させることにより、行なわれ
る。もし、貯蔵された氷の冷却能力が需要に応えるには
不十分な場合には、コンプレッサを運転する。
【0129】モジュール5の受け持つ室3内の需要に応
じて、通路207および210の一方を開いて他方を交
互に閉じる装置の例が、図12および図13に示されて
いる。通路207および210には、ライザ204の平
らな垂直壁213とその延長部211において、壁20
6の上下に分布した多数の同様な水平スリットが設けら
れている。平板状の垂直レジスタ214が、垂直壁21
3に対面して配置され、垂直に摺動できるようにして取
り付けられている。垂直レジスタ214は、壁206を
またぎ、壁206の下側には、通路207を形成するス
リットと同様なスリット215が同様な配置において設
けられている。レジスタ214を壁213に対して適当
に摺動させることにより、スリット215を通路207
を構成するスリットに合わせることができる。同様に、
レジスタ214の、壁206の上側には、通路210を
構成するスリットと同様なスリット216が同様な配置
において設けられている。レジスタ214を壁213に
沿って摺動させることにより、スリット216を通路2
10を構成するスリットに合わせることができる。しか
しながら、スリット216のグループと、スリット21
5のグループとの位置関係は、壁213上の通路207
を構成するスリットのグループと通路210を構成する
スリットのグループとの位置関係は、垂直方向におい
て、異なっている。そこで、図12および図13に示さ
れるように、通路207を構成するスリットとスリット
215とを重ねると、通路210を構成するスリットに
対してスリット216は垂直にずれ、通路210はレジ
スタ214により閉じられることになる。図13はこの
逆の状態を示す。
【0130】手段217は、スリット215が通路20
7を形成するスリットと符合する位置と、スリット21
6が通路210を構成するスリットと符合する位置との
間で、レジスタ214を移動させるものである。
【0131】手段217は、室3を暖房するか冷房する
かに応じて、制御器38により制御される。手段217
は、電磁石(ソレノイド)を用いることができる。この
手段217は、加熱用熱交換器193が通電されない限
り、レジスタ214を通路207の開通位置に保持す
る。一方、熱交換器193の作動が検出されると、すな
わち、結果としての熱が検出されると、制御器38から
の信号を受け、加熱期間のあいだ、レジスタ214を、
通路210の開通位置に移動させる。このような手段は
図12および図13において、アクチュエータポット2
18として示されており、熱膨張性の高い物質を含み、
温度の上昇につれて垂直押棒219を上向きに移動させ
る。押棒219は、レジスタ214に働きかけてこれを
上方に摺動させ、スプリング手段220の作用を介し
て、通路207を閉じ、通路210を開通させる。手段
217は、さらに、スプリング手段230を有してお
り、このスプリング手段230は、レジスタ214を下
方に、すなわち、通路210が閉じられ通路207が開
通する位置に、戻すためのものである。これは、加熱用
熱交換器が動作していない場合のことであり、アクチュ
エータポット218内に押棒219が後退する。このよ
うな装置は当業者には公知でありこれ以上の説明は必要
ない。
【0132】図11を参照して、一次空気、可凍水や
氷、二次空気間の熱交換手段として、831号出願の図
3に示された種類の管列の使用を説明したが、本発明の
範囲を逸脱することなく、831号出願の図8に示され
た熱交換手段やその他の熱交換手段を用いることができ
ることはいうまでもない。
【0133】ところで、図10および図11乃至図13
を参照して説明した空調モジュールでは、貯液槽69の
上方とその内部に、互いに連通しない一次空気流路と二
次空気流路を設けなければならない。
【0134】図14に示す空調モジュール5によれば、
このような構成の結果としての複雑さを避けることがで
きる。
【0135】このモジュール5は、図10を参照して説
明したものと非常に類似している。すなわち、図10と
同様に、このサブアセンブリ18には、ダクト130と
の接続用の通路129のレベルにおいてフィルタ128
が、導管132との接続用の通路131において加熱用
熱交換器193が、それぞれ設けられている。さらに、
本実施例でも用いられている、冷却装置53のコンデン
サ84において放出される熱を回収するかどうかによ
り、サブアセンブリ37を備えてもよい。
【0136】サブアセンブリ35の構造の一部である貯
液槽69は、図10のものと同じ形状を有している。そ
の内部には、通路144を開けたバッフル141と、貯
液槽69内にバッフル141により区画された分割部1
42および143内に配置された氷貯蔵容器125なら
びに空気通路140が設けられている。図10を参照し
て述べたように、通路140と氷貯蔵容器125の配置
は、それぞれバッフル141の両側で、831号出願の
図7に示したものに交換することができる。
【0137】貯液槽69の頂部側で、分割部142は、
空気の導入のためのヘッダ231に接続される。制御器
38により制御される分配器233によりダクト130
に接続されるダクト232が、ヘッダ231内に開口し
ている。
【0138】分配器233は、ダクト132をダクト2
34に接続し、ダクト234は、制御器38の制御のも
とで給電線256から電力を供給される電気ファン23
6の排気側235に接続される。また、ダクト234に
は、冷却装置53の蒸発器78を介して貯液槽69の分
割部143の頂部に開口する吸気ヘッダ237が設けら
れている。
【0139】分配器233は、略ハウジング形で、その
内部にダクト232が所定の方向238に沿って開口
し、ダクト130に対向している。同様に、ダクト23
4が、方向238に平行な方向239に沿って、ダクト
132に対向して開口している。レジスタ240は、2
つの方向238および239の間に配置され、分配器2
33内で軸241のまわりに回転できるようにして設け
られている。このレジスタ240は、制御器38の制御
により、図14に実線および破線で示した向きのいずれ
かに配置される。実線の位置では、2つのダクト130
および232を2つのダクト132および234から分
離することにより、ダクト130および232間に空気
が連通するとともに、ダクト132および234間に空
気が連通する。破線の位置では、ダクト232および2
34における流れから切り離されてダクト130および
132間が連通状態になるとともに、ダクト232およ
び234間が連通状態になる。第1の向きは、室3に供
給される空気を冷却する期間に相当する。空気は室から
取り出され、新鮮空気が添加され、コネクタ30からコ
ネクタ27へ、フィルタ128、ダクト130、ダクト
232、および、容器125内に貯蔵された氷との直接
的熱交換が行なわれる貯液槽69の分割部142プラス
分割部143を介して空気を順次通過させる。このモー
ドにおいて、ファン236、ダクト234、ダクト13
2、および、加熱用熱交換器193は使用されない。コ
ンプレッサ81は停止されており、容器125内の氷の
冷却能力が需要に応えるには不十分な場合に、制御器3
8の指示により起動されて、蒸発器78を通過する空気
を冷却する。
【0140】第2のレジスタ位置は、上述の空気通路の
一部を閉じ、ある量の空気を閉じ込める。閉じ込められ
た空気は、制御器38の制御によりファン236により
駆動され、閉流ループすなわち回路内を、分配器23
3、ダクト232、および貯液槽69の分割部142お
よび143、蒸発器78、ファン236およびダクト2
34を介して流れる。閉じ込められた空気は、容器12
5内の水を凍結し、冷却能力の備蓄を再形成する。この
目的のため、コンプレッサ81を作動し、蒸発器78に
おいて、冷却装置53の冷媒と閉じ込められた空気との
間で熱が移動する。このレジスタ位置は、室3をモジュ
ール5で暖房する際に用いられ、このようにして構成さ
れた閉流路は、もう一方の流路から分離される。すなわ
ち、もう一方の流路において、室3から取り出した空気
に新鮮な空気が添加され、フィルタ128、ダクト13
0、ダクト132、加熱用熱交換器193を順次通過し
てコネクタ30からコネクタ27へ流れる。このとき加
熱用熱交換器は動作状態にある。この流路は、新鮮空気
の導入の代わりに、図示しない手段(たとえば、排気ダ
クト。この内部には図6に示される熱交換器96が配置
される。図8に示す装置の場合にはダクト123を介し
て排気が行なわれる。)により、空気が連続的に室3か
ら取り出されることにより形成される。もちろん、ダク
ト132内にファンを設けて、接続部30から接続部2
7への流れを増大させることもできる。
【0141】以上、本発明を実施例を用いて説明した
が、本発明はこれらに限定されるものではない。当業者
であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、水から氷
を作る手段として説明された手段と、冷却能力の備蓄を
室に供給する空気を冷却するために取り出す手段とのそ
の他の組合せを構成できることはいうまでもない。
【0142】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の空気調和
装置は、冷却媒体として可凍水を用い、各モジュール
は、それぞれ調整自在な制御手段により制御される可凍
水貯蔵手段および水凍結手段とを有している。これによ
り、従来用いられていた冷水取入口および帰還パイプ、
ならびに、冷却用熱交換器とこれらの間の連結管、さら
に共用冷水源を省くことができ、全体として、空気調和
装置を簡素化でき、漏水の危険を減少し、漏水が起きた
場合にはその影響を該当モジュールだけにとどめ、その
モジュールのみを停止させて修理あるいは交換すればよ
い。さらに、各モジュール内で空気と熱を交換する冷却
媒体の流路の長さをかなり短縮することができるととも
に、この流路をできる限り断熱し、その流路のできるだ
け多くの部分を各モジュール内に収容し、これにより、
空気調和装置のエネルギー効率をかなり改善することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の概略図である。
【図2】本発明の第1の実施例による空気調和装置の空
調モジュールの部分破断斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施例による空気調和装置の空
調モジュールの部分断面立面図である。
【図4】図3の空調モジュールの斜視図である。
【図5】図1に示すシステムに用いられるエネルギー回
収手段の、モジュール列に直交する平面における概略断
面図である。
【図6】図5のエネルギー回収手段の概略図である。
【図7】エネルギー回収手段の別の例を示す、モジュー
ル列に直交する平面における概略断面図である。
【図8】図7のエネルギー回収手段の概略図である。
【図9】図1に示す空気調和装置に用いられる空調モジ
ュールの第3の実施例を示す、部分断面立面図である。
【図10】空調モジュールの第4の実施例を示す部分断
面立面図である。
【図11】図1に示す空気調和装置に用いられる空調モ
ジュールの第5の実施例を、その2つの状態において示
した斜視図である。
【図12】空調される空気の通路を図11のモジュール
内に導くための摺動レジスタの1つの状態を示す図であ
る。
【図13】図12に示す摺動レジスタのもう1つの状態
を示す図である。
【図14】図1に示す空気調和装置に用いられる空調モ
ジュールの第6の実施例を示す部分断面立面図である。
【符号の説明】
1,2,3…室 4…技術室 5,6,7…空調モジュール 17…内部空気流路 18…サブアセンブリ 27,28,29…排気コネクタ 30,31,32…吸気コネクタ 33…フィルタ 34…冷却用熱交換器 35…サブアセンブリ 36…加熱用熱交換器 37…サブアセンブリ 38,39,40…制御器 41…ファン 43…新鮮空気供給ダクト 44,45…側面部 49…パイプ 51…パイプ 53…冷却装置 54,57,60…接続手段 63…延長部 67,68…パイプ 69…貯液槽 71…管列 76…パイプ 78…蒸発器 84…コンデンサ 86…温水タンク 96…熱交換器 97…ヘッダ 101…コイル 102…電気加熱コイル 104…コンデンサ 105…熱交換器 108…ハウジング 115…温水タンク 120…排気ダクト 125…氷貯蔵容器 127…蒸発器 128…フィルタ 130…ダクト 132…ダクト 133…熱交換器 135…空気対空気熱交換器 136…電気ファン 138…入口 140…垂直通路 144…貫通路 146…ヘッダ 193…電気加熱手段 194…垂直管 195…水平管 196…空間 201…通路 202…水平壁 203,204…エアライザ 208…ヘッダ 232…ダクト 233…分配器 234…ダクト 256…給電線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593062267 ソシエテ ダドミニストラション エ デ レアリザシオン ダンヴェスティセマン − サリ SOCIETE D’ADMINISTR ATION ET DE REALISA TIONS D’INVESTISSEM ENTS − SARI フランス,ピュトー,プラス デ ラ デ ファンス 2 (72)発明者 パトリス エリュイン フランス,パリ,リュ デ ラ ポンプ 15 (72)発明者 フィリップ カルドン フランス,ラ ボワジエル エコル,ルト デ ランブイレ 7 (72)発明者 ジョルジュ ハフネ フランス,ブローヌ/ビヤンクール,ブル ド ジャン ジョーラ,ビ 202

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和装置内に配置され、内部を冷媒
    が流れる蒸発器及びコンデンサを有する蒸気圧縮冷凍装
    置と、 冷却流体が内部を流れる前記蒸発器内において、前記冷
    媒と熱交換関係に配置された流路と、 加熱流体が内部を流れる前記コンデンサ内において、前
    記冷媒と熱交換関係に配置された流路と、 前記空気調和装置内に配置され、氷貯蔵手段を有する氷
    貯蔵室であって、前記氷貯蔵室を貫通して、前記氷貯蔵
    手段と熱交換関係に配置された前記冷却流体用の流路を
    有する氷貯蔵室と、 前記蒸発器冷却流体流路、前記氷貯蔵室流路及び冷却熱
    交換器と連結する前記冷却流体用の流路と、 前記コンデンサ冷却流体流路、加熱流体貯蔵タンク及び
    加熱熱交換器と連結する前記加熱流体用の第1の流路
    と、 前記加熱熱交換器及び前記冷却熱交換器を介して、空気
    入口から空気出口まで前記空気調和装置内に延在する調
    和空気用の流路とからなることを特徴とする空気調和装
    置。
  2. 【請求項2】 前記空気調和装置への単独のエネルギー
    入力が電力源から得られることを特徴とする請求項1に
    記載の空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記空気調和装置が、取り付けに適した
    モジュールの形態であって、他の同一のモジュールとと
    もに動作するのに適したモジュールの形態であることを
    特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記空気調和装置が、さらに、前記冷却
    流体流路内に冷却流体の流れを生じさせる手段と、前記
    第1の加熱流体流路内に加熱流体の流れを生じさせる手
    段と、前記空気流路内に空気の流れを生じさせる手段と
    からなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装
    置。
  5. 【請求項5】 前記空気調和装置が、さらに、過剰な熱
    を除去する熱交換器と、前記加熱流体貯蔵タンク及び前
    記過剰な熱を除去する熱交換器と連結する加熱流体用の
    第2の流路とからなることを特徴とする請求項1に記載
    の空気調和装置。
  6. 【請求項6】 前記空気調和装置が、さらに、前記第2
    の加熱流体流路内に加熱流体の流れを生じさせる手段か
    らなることを特徴とする請求項3に記載の空気調和装
    置。
  7. 【請求項7】 前記冷却流体が、0℃以下の凝固点を有
    する液体であることを特徴とする請求項1に記載の空気
    調和装置。
  8. 【請求項8】 前記冷却流体が、水と不凍液の混合物で
    あることを特徴とする請求項4項に記載の空気調和装
    置。
JP5071955A 1992-03-30 1993-03-30 空気調和装置 Pending JPH0650567A (ja)

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