JPH06507232A - 焼却残留物を溶融しスラグにする方法 - Google Patents
焼却残留物を溶融しスラグにする方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
焼却残留物を溶融しスラグにする方法
本発明は、廃棄物、例えば、家庭用ゴミ焼却炉からの固形残留物を含む廃棄物等
を熱供給源として用い、該廃棄物のガス抜き、ガス化、燃焼、および、溶融を行
う方法および装置に関するものである。
未燃カーボン以外にも、従来の焼却炉から排出される飛散灰、フィルタ被着物お
よび残留スラグには、有害性の重金属化合物や炭化水素か含まれている。
スラグによる生態系に対する潜在的有害性を低減し、安全な保管および再利用ま
たはそれらのいずれかを可能とするために、世界中で比較的短期間でそのような
汚染物質の量の大幅な削減を要求する法制化が進行中である。他の固形残留物(
煙塵、煙管清浄後の残留物)に対してもより厳しい要求かあり、再利用可能な残
留物は、不活性残留物にして処理されなければならない。
本発明の目的は、基本的には、避けることができない残留廃棄物をできる限り小
量に抑えるため、再利用不可能な組成の量を減らすことにある。非常に有害な残
留物の場合、スペースを取る、環境に対する安全性を考慮した残留物の廃棄は、
特に、長期安全性についての法的要求を満たす必要がある場合は、きわめて高価
となる。
家庭から出る廃棄物を焼却する従来の標準的火格子型炉では、家庭用焼却炉から
のスラグを溶融して重金属として再び永久的に固形化し、有機化合物や時には毒
性の強い化合物を焼却処理するほどの高温度、局所的にはそのような高温度も可
能であるが、を発生させるのは不可能であった。というのは、スラグが流動化す
ると、焼却中にスラグが格子間に詰まったり、格子間を通って流れ出てしまうか
らである。言い換えれば、現在知られている焼却処理方法も、使用中の処理プラ
ントも、そのような処理には不適切である。火格子型炉および回転型円筒炉を組
み合わせた炉を使用するプラントも存在するが、スラグを溶融することは不可能
である。何故ならば、炉の領域の半分で廃棄物の燃焼がなされており、回転型円
筒炉ではスラグを溶融するのに充分な熱エネルギーを利用出来な(なっているか
らである。さらに、これらの回転型円筒炉は、溶融スラグを取り込むために必要
な特徴および装置を育していない。以上の炉は、スラグの完全燃焼のためにのみ
使用される。また、別のケースでは、外部からエネルギーを加えることにより高
温度を発生させて廃棄物を焼却する回転型円筒炉も存在するが、有害性スラグの
問題は全く考慮されていない。
本発明の目的は、環境汚染を低減することにある。本発明の課題は、スラグ、煙
塵、カリや類似の有害物質を効率よく不活性化するための方法を提供することに
あり、この方法を実施するための装置を提供することにある。本発明により、廃
棄物は効率よく結合、固形化され、環境を汚染する物質は環境に無害な廃棄物(
例えば、スイス国での廃棄物取締規則の要求項目によるTVA不活性残留物)の
形、あるいは、廃棄物ではなく再利用可能な形で提供される。
本発明の方法によれば、スラグ、煙塵およびカリを廃棄物か有する熱エネルギー
により固形残留物に溶融することが可能となる。重金属化合物は固形化され、熱
エネルギーは最大限に利用され、有機炭化水素化合物は現在の検出限界値以下と
され、容積は大幅に小さくなる。本発明の基本的な考えは、今までのように廃棄
物を完全燃焼させる代わりに、初めに低温ユニットにおいて廃棄物を炭化させる
化学的状況を作り上げ、次に、得られた炭化物または炭化ガスを用いて高温ユニ
ットで完全燃焼または完全焼却(例えば、回転型円筒炉中て)をスラグの流動化
と共に行うものである。炭化処理がなされた廃棄物はより以上の燃焼エネルギー
を有し、高温ユニット、例えば、回転型円筒炉でスラグを流動化するために供給
される。ガス化により生じるエネルギーの全部または一部は、ガスの形でスラグ
の流動化に供給されるため、処理工程は比較的容易に制御され、調節される。焼
却処理により流動化したスラグは、最終的に任意の形で固形化することができる
。
本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明によるプラント全体の概略図を示し、廃棄物で作動する反応炉は
、ボイラおよび煙管部を有し、本発明による方法および装置の基本部分はこの炉
に関係して説明される。
図2は、テストプラントで測定された炉内の温度勾配である。
図3は、スラグを溶融するために再循環フィルタ塵の形で外部からの材料を追加
投入する場合の進行図であり、外部からの材料は他のプラントからのものであっ
てもよい。
図4は、1トンの廃棄物における残留物の一般的な組成分の図である(Vehl
ow文献引用)。
図1における反応炉は、市販され、試用され、試験された部品で構成されている
。プロセスエンジニアリングの立場から希望処理か実現できるように、部品は結
合され、連続的に接続されている。反応炉では、左から右方向へと処理が進行し
、左から順に炉を構成する基本的装置として、処理材料を受入れ該材料を炭化用
格子(例えば、供給格子)へ投入する手段を有する供給または投入ステーション
lと、化学的に適量を送風することにより該材料を炭化またはガス化し燃焼エネ
ルギーを生み出す発生器2が配置され、該発生器2には基本的部材として供給格
子3、ノズルまたはジェット4、および供給手段5.6が備わっている。発生器
に続いて、発生器ガスを利用して該材料を燃焼するとともに固形物を溶融させる
回転型円筒炉7か配置され、該回転型円筒炉7にはガス/空気収集フード8が備
えられている。次に続いているのは、例えば可燃性の成分を後燃えさせるための
空気供給装置10を有するアフタバーナ室9であり、さらに、燃焼後のガスは中
空の煙管からボイラ11へと導かれ、ボイラ11において煙管ガスの熱エネルギ
ーが利用されるとともに、その温度は低下する。
さらに、続いて、静電気集塵器12、煙管ガスを清浄化するための煙管ガス清浄
装置13、最後に、清浄後の煙管ガスを大気中に放出する煙突14が配置されて
いる。各々の処理工程および処理経路は図中アルファベット文字群により表示さ
れ、それらの意味は作動動作に関連して順に説明される。
廃棄物は、まず、供給手段を介して発生器の供給格子上へ供給される。作り出さ
れた化学的状況下で、部分的にガス抜き、ガス化および不完全燃焼が起る。
したがって、炭化され、予め熱せられる。最も一般的に使用されている格子シス
テムとは反対に、発生器(格子)においては非常に小量の空気量で処理され、特
に、炭化のための化学的状況を作り出すための格子下からの送気は低く抑えられ
、きわめて小さい領域または局所領域において形成されるホットスポットの数は
より少なくなり、したがって、NOwの放出は大幅に低減(大体50%から70
%)せしめられる。
処理材料および外部からの材料に含まれる固形物を溶融するための回転型円筒炉
が、発生器に接続されている。発生器から回転型円筒炉への途中で、よ(制御さ
れた状態で、均等に配分されるように、空気が炉に向って射出される。
同じ領域で外部からの材料、再循環煙塵、他のプラントからの煙塵およびスラグ
等を供給することが可能である。発生器で発生した炭化ガスがこの位置で燃焼し
、さらに、固形投入物が燃焼せしめられ。熱エネルギーが開放される結果、回転
型円筒炉の温度はスラグの融点を越えて上昇し、全固形物(処理材料中および外
部からの材料中)は流動化する。回転型円筒炉中でスラグが回転することにより
、完全に混合せしめられ、均質化せしめられ、さらに、燃焼せしめられる。スラ
グは、少し傾斜した回転型円筒炉から前置冷却器へ導かれ、さらに、スラグ抜出
手段へと導かれる。
煙管ガスを完全燃焼させるため、新たな空気がアフタバーナ室の煙管ガスに供給
され、滞留時間中にガスを完全燃焼させる。新たな空気を供給する代わりに、煙
管ガスを再循環させるか、または、蒸気を注入することも可能である。
本発明による炉のボイラは、この処理工程での高温煙管ガスに耐え得るように設
計されていなければならない。広い放射面と長いガス経路により、流入部におい
て高温の煙管ガスは、次第にその温度を煙塵軟化点より低い温度に低下して行く
。
ボイラの次に、ダストフィルタ、洗浄器/スクラバ、脱NO,およびダイオキシ
ン分離器等現在市販されているガス洗浄装置を、炉に装備してもよい。従来のゴ
ミ焼却炉と比較し、これらの装置では、ガス流量の低い値で設計可能である。従
来のプラントにおいては、燃焼工程での最終温度は、本発明による処理よりも低
く、これは、より多量の煙管ガスを発生させ得ることを意味する。
このようにして、本発明による処理では、プラントの効率が従来のゴミ焼却炉に
比べて高い。
この大きさのプラントを実験的な手段として建設することは不可能であり、同様
に既存のプラントを変更して建設することも不可能である。しかし、本発明の目
的は、前動と認められた市販のプラントまたは焼却炉用部材を使用して処理を実
施することにある。
処理試験には、本発明の反応炉に匹敵するプラントを特に選りすぐった。種々の
相違点は許容範囲内とした。廃棄物投入量、すなわち、スラグ流動化に要するエ
ネルギー量を調整することは困難であった。炭化と燃焼用空気との比率は、おお
よそでのみ調整可能であった。燃焼用および煙管ガス焼却用空気の射出注入は、
部分的には正確な量で、均等に配分されるようになされた。プラント操業上の安
全を確保することもまた必要であった。
以上の制約にもかかわらず、試験期間中に回転型円筒炉でスラグ溶融に要する温
度を達成することができた。発熱量を測定すると、平均H,=IO,89o k
J/kgであった。実験の結果、送気調整可能な本発明の装置においては、発熱
量が最小的7,500kJ/kgであれば、処理可能である。スラグの融点を降
下させ、また、重金属の結合を促進する添加剤を加えたり、燃焼用空気を予め熱
すれば、廃棄物をより低い発熱量で処理可能である。家庭用ゴミの仕分けおよび
微粉砕は行わなかった。しかし、例えば金属といった内容物は除去することが好
ましい。
さらに、いくつかのことを考慮しなければならない。本発明による処理では、外
部からのスラグ、すなわち、溶融が不可能な燃焼プラントまたは焼却炉からのス
ラグや他の装置からの煙塵、灰その他を同時に処理することか可能である。
外部スラグ、灰、塵等を熱エネルギー源として溶融炉へ供給することも可能であ
るが、廃棄物の形で処理の維持に必要な熱エネルギー源を供給するのが望ましい
。
外部からの供給およびその溶融は、再循環材料試験により試験された。試験中、
家庭用焼却炉からスラグが投入され、溶融されたが、肯定的な結果か得られた。
さらに、試験を行い、プラント中の静電気集塵器から排出されるフィルタ塵の溶
融について検査した。煙管残留物(フィルタケーク)の残留物は投下されなかっ
た。しかし、本発明によれば、反応炉でそのような残留物を処理することも可能
である。ゴミ焼却時の重金属のほとんどの部分が溶融され、永久的なスラグに形
成されるならば(溶出試験に基づく)、廃棄物およびその容量を低減させること
が可能となる。前書物質は、本発明による溶融によりスラグとして結合して廃棄
することができる。
再循環材料としてのフィルタ塵は、回転型円筒炉に近接して取り付けられた特別
製の水冷ロック構造(図1の注入点6)から供給される。フィルタ塵はプラント
内に投入される。所定時間、ゴミの量の大体10%、次に、20%かプラントに
投入され溶融された(図3参照)。
試験期間中、廃棄物を投入し過ぎると、静電気集塵器の上流の塵の量か多少上昇
した。その可能性はないが、たとえ煙管ガス中の煙塵濃度の全上昇か再循環材料
によるとしても、温度から類推すると、少なくとも91%は溶融スラグに結合さ
れたことになる。これは、トン当たりの焼却ゴミに対して大体82kgから18
2kgのフィルタ塵に相当する。これに対して、1トンの廃棄物を焼却した場合
の′内部“煙塵は大体33kgであり、はぼ3%に相当する。言い換えると、経
費をかけて廃棄されなければならない他のプラントからのかなりの量の存寄なゴ
ミが本発明による溶融処理で廃棄物と共についでに処理可能となる。
′ 図4は、1トンの廃棄物の焼却後の残留物の量の概略組成分である。
本発明の処理方法で汚染物質を放出するについては、次のことが言える。溶出試
験(CH−TVA試験)により、溶融ゴミスラグのいくつかのサンプルを再循環
材料と共に投入した場合、投入しない場合、それぞれにつきフィルタ塵を投入し
た場合、投入しない場合につき試験した。再循環材料を投入しない溶融ゴミスラ
グは、不活性材料についてのTVA試験を満足しただけでなく、その燃焼損失は
0.1%以下であった。ダイオキシン、フラン等の非常に存寄な炭化水素化合物
の全てが検出限界値より低いレベルにあった。全てのサンプル試験の結果が、不
活性材料に対するTVA限界値(溶出試験)を越えないことか示された。再溶出
試験(試験!および試験2)で、不活性材料のTVA限界値を越えることかなか
った。試験データから、スラグは法的要求事項を満たしている。
フィルタ塵を投入した試験では、プラントの通常の測定、温度および含水量に加
えて、最も重要な放出廃棄ガスの濃度が測定された。
通常の操作では、標準範囲内にあるボイラからの集塵前のガス中の含塵濃度は、
試験中、若干上昇した。これは、制御が不適切で廃棄物の投入量が増加したこと
に起因する可能性がある。しかし、清浄化されたガスは、17B1mSchのT
VA要求値を達成している。
フィルタ塵投入試験で、窒素酸化物、すなわち、NOlの放出は、通常の操作の
1/2.5程度で、スイスで規定されているレベルよりも低い。−日の窒素酸化
物の平均値は、11%の0.の場合で、大体141■/rrIであった。清浄化
されたガス中の硫黄酸化物、すなわち、SOヨの濃度は、試験中上昇したか、こ
れは恐らく硫黄金属の高温度による分解によると思われる。
本発明による処理方法によれば、スラグ、灰および煙塵を溶融するのに外部から
エネルギーを補給する必要がなくなる可能性がある。溶出試験で示されたように
、重金属化合物はスラグとして結合し溶出することはない。溶融スラグは、また
、非常に低いイグニッションロスを育し、ダイオキシン値は検出限界値より低い
。溶融には外部からエネルギーを供給する必要がないだけでなく、従来の焼却プ
ラントよりも高いプラント効率が得られる。プラントは廃棄物焼却残留物を環境
に有害でない形で、同時に、低い処理コストで除去される可能性を提供する。
図2の線図は、試験期間中に測定された反応炉の温度勾配を示す。発生器では6
00〜tooo℃の低い温度レベル、回転型円筒炉では、1000〜1400°
Cの高い温度レベルを示す。アフタバーナ室および煙管では、温度は低レベルに
制御されて熱交換および回収により次のボイラで完全に下げられている。
実線は、理論的な(理想的な)燃焼の熱経路を示し、破線は、プラントの標準操
作時の温度経路を示す。点線は、溶融操作時を示している。
図3および図4は、基本的には廃棄物の量と廃棄物によるエネルギー発生量との
関連を示している。これらのダイヤグラムはプラントにもよるが、燃焼用材料お
よび処理後の最終組成分を表しており、本発明による処理方法の有効性を示して
いる。
検討
本反応炉は、基本的には、機械的供給格子3を育する閉鎖可能のガス発生器2と
、これに続く回転型円筒炉7と、これらの処理に影響を与えるもの(例えば、付
加的供給部材およびフィードバック部材等)が接続されている。これに続くのは
、標準的な煙管ガス清浄装置、および、溶融スラグを吐出するための装置である
。これらの構成部材は、発生器および回転型円筒炉における処理に影響を与える
フィードバックを供給する。
図1によれば、処理経路はまず投入口1で始まり、その中に固形廃棄物および液
体廃棄物RG、追加物AD、ふるいくず材料RD、外部からの材料FR(例えば
、他のゴミ焼却炉からのスラグ)が投入される。これらの材料は供給格子3へ誘
導され、そこで格子用空気RL、蒸気BR1炭化用空気VL、外部からの材料P
Rおよび酸素含有ガス02などが加えられ、燃焼はされないが、炭化およびガス
化される。この炭化およびガス化は、格子による格子下より格子用空気RLを緩
やかに吹き込み、かつ、暖めて、炭化およびガス化に適する化学的状況を作り出
すことから始まる。複数のノズルまたはジェット4を利用して再循環煙管ガスR
R1蒸気BRおよび炭化用空気VLを吹き込むことが可能である。さらに、2つ
の追加手段5.6が備わっていて、すなわち、カリKA。
フィルタ塵FSおよび外部からの材料FR等の固形残留物を投入するための固体
用の投入装置5と、回転型円筒炉の収集フード8の領域からの予熱用ガス/空気
混合物VV、S気BR1燃焼用空気(良好なガス化または炭化用空気)VL、お
よび酸素含有ガス02(例えば空気)を追加するための追加装置6である。
金属廃棄物が多量に含まれていない場合、このプラントでは、送気および装置の
駆動を除いては、実際の処理に外部エネルギーを供給する必要はない。再循環材
料RZである固体残留カリKAおよびフィルタ塵FS、ならびに、他の焼却炉か
らの外部からの材料PR等をプラント内へ投入する追加供給装置5か、回転型円
筒炉に近接して設けられ、追加投入物は該炉内で発生器残留物と共に溶融される
。投入された廃棄物の組成を意図的に変化させて炭化を容易にするための処理安
定材料を、外部からの材料として残留物中に投入することも可能である。外部か
らの材料PRと共に、残留物および再循環材料の溶融により、汚染物、特に、重
金属の固形化が可能である。また、燃焼用空気VL、蒸気BRおよび再循環煙管
ガスRRを供給するために、発生器側壁に注入点4か備えられている。格子炉床
ゾーンから回転型円筒炉への境界付近に装置6が設けられており、燃焼用空気V
L、蒸気BRまたは酸素含有ガス02だけでなく、炉のフード8付近からの予熱
ガス/空気混合物を供給するのに使用される。回転型円筒炉に続くアフタバーナ
室9には、燃焼用空気VLおよび蒸気BRを供給するための装置ioがさらに備
えられている。処理制御を行う以外に、これらの手段は、特に、リークし勝ちな
真空回転型円筒炉においては、熱損失を最小にしている。エネルギー含有材料お
よびその熱エネルギーの計画的なリサイクルて、非常に高い処理効率か得られる
。
発生器と回転型円筒炉の境界付近にある装置5により、外部ゴミ焼却プラントか
らの材料FR1および、外部プラントからのカリKAおよびフィルタ塵FSを追
加することが可能である。この点で追加するのか適当であり、発生器の格子を通
過する空気により、煙塵か煙管の方へすぐに飛散しないようになっている。
予め熱せられ、部分的にガス抜きされた発生器中の固形残留物は、回転型円筒炉
中に搬入される。発生器と回転型円筒炉間の境界付近に導入された空気■L1酸
素含有ガス02により、炉内で発生器ガスが燃焼せしめられる。前記炉内の温度
により、反応材料は完全燃焼し、かつ、その金属分は溶融し、溶融状態で炉外へ
排出される。溶融の結果、全ての有機化合物は1.300−1400°Cで分解
し、重金属はスラグのガラス構造中に永久に結合される。ガラス化されたスラグ
は、結合金属を表面からほとんど放出しない。
回転型円筒炉後方のアフタバーナ室9内に、燃焼用空気VLまたは蒸気BRを供
給することが可能である。燃焼用空気は炉から排出されるガスを最終的に燃焼さ
せると共に、アフタバーナ室の温度を制置可能とする。アフタバーナ室に続くボ
イラから煙管ガスの熱エネルギーを蒸気(を気)の形で回収し、離間する場所に
おいてヒータとして利用可能である。
公知のスラグおよび残留物溶融処理には、はとんどの場合、外部から、例えば、
古いエネルギー媒体または電気を使用するなど、エネルギーの供給を必要とする
。本発明においては、これを必要としない。本発明によるプラントでは、特別な
構成および空気循環システムにより、固形物を含んだ廃棄物自体の含有エネルギ
ーでもって発生器の反応生成物、および、追加される他の残留物を炉内において
溶融することができる。スラグを溶融しない従来のゴミ焼却炉と比べると、少な
くとも多くのエネルギーが他の目的のために(例えば、電力や遠隔から熱を送る
)利用可能である。しかし、最大の意味は、溶融のためのエネルギーが廃棄物か
ら得られるということであり、燃焼、焼却だけでは多量のスラグと残留物か残っ
てしまう。本発明による処理方法では、本来の固形物(スラグ)を含む廃棄物の
他にも、外部物質をも溶融処理する能力を育する。
本装置に投入されるものの内大半の家庭用ゴミおよび同様の廃棄物は、非常に不
均一な混合物であり、以上説明した発生器内においての反応結果は、空間全体で
均一に行われている分ではない。様々な役人材料、その組成および熱量を考慮し
て、発生器のどの地点でどのガスが発生するのかをなるべく詳細に調べる必要が
ある。
図2は、反応炉内の概略温度勾配を示し、最初の投入口lでは回りの温度そのま
まである。処理方向を考慮に入れると、発生器内の格子の始めの所では数100
℃の温度であり、炭化(ガス化)が増大する格子の終端では、約1000°Cに
上昇するが、著しいホットスポットは形成されていない。格子の下から格子用空
気RLを所定量加えることによって、また、蒸気BRおよび/または炭化用空気
VLを加えることによって、炭化温度を制御することが可能である。
回転型円筒炉の入口では、焼却とスラグ流動化が始まるが、炭化ガスを燃焼させ
ると、温度は1200°Cと1400°Cの高温範囲まで急上昇する。この温度
で焼却と溶融とが行われる。アフタバーナ室へ移る点では、さらに供給される燃
焼用空気の作用により実質的に同じ温度程度に維持され、その後冷却用燃焼空気
VLおよび/または蒸気BRをさらに所定量供給することにより、1100°C
の低い温度範囲まで下がる。ボイラ11では、煙管ガスは200℃に冷却される
。
1000℃以上の高温度でスラグが溶融し始め、そのような高温用に設計されて
いない格子等のプラント部から耐高温設計のなされた回転型円筒炉へ処理材料が
移動して後溶融処理が行われることを図は示している。本発明による処理方法で
は、意図的に耐高温度の回転型円筒炉において高温処理かなされるが、これは低
温および高温処理が別の場所で行われることを意味するだけでなく、熱エネルギ
ー媒体自体も移動することが特徴である。本発明では、格子上において炭化によ
り発生する可燃性のガスと、ガス抜きされたやはり可燃性の残留物とが、回転型
円筒炉中で高温となる。発生器において炭化しやすい状況を作り上げる手段は、
回転型円筒炉(フード8)から回収、リサイクルされた熱エネルギーによるとこ
ろが大である。
図3は、以上述べた試験におけるフィルタ塵供給の図である。2時間以上にわた
って、フィルタ塵が2つの量比、開始時点でゴミの量に対して約10%、次に、
20%で投入された。自動的に投入すれば、より細かいステップとすることが可
能である。
図4は、1トンの廃棄物から残留物の代表的な組成をVehlowの形で示した
ものである。この組成は、必然的に投入される廃棄物の組成に大きく依存する。
次の参照符号が使用されている。A=燃焼、蒸発、B=排出される溶融スラグ、
C=煙管ガス残留物、塩類、D=フィルタ塵、E=カリ、F=ふるいくず材料
円筒炉 バーナ 集塵器 ス清浄
図2 室 プラン
ト
図3
国際調査報告
フロントページの続き
(51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号F23G 7100 1
03 Z 7815−3KI
Claims (22)
- 1.廃棄物を溶融しスラグにするための処理方法であって、該廃棄物か熱エネル ギー媒体として利用され、エネルギー変換処理工程は低温処理工程(炭化処理) とこれに続く高温処理工程(燃焼処理)とに分けられ、前記低温処理工程(炭化 処理)で得られる可燃性ガスは高温処理工程(燃焼処理)へ供給されることを特 徴とする処理方法。
- 2.前記低温処理は供給格子上で行われ、所定圧の該格子下からの送風または上 からの吸引により炭化材料である廃棄物中に該格子を通して所定量の格子空気を 送風することにより、炭化しやすい化学的状況を作り出すことを特徴とする請求 項1記載の処理方法。
- 3.前記高温処理は燃焼処理であり、前記炭化処理を経た残留物および炭化ガス は燃焼用空気の供給と共に燃焼し、温度の上昇により該残留物は溶融スラグとな り、該溶融スラグは処理工程より取り出されることを特徴とする請求項1記載の 処理方法。
- 4.前記高温処理に続いて、燃焼用空気の供給と共に後燃え処理がなされること を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の処理方法。
- 5.外部からの材料が前記低温処理または前記高温処理へ投入され、廃棄物と共 に溶融スラグに処理されることを特徴とする請求項2または3記載の処理方法。
- 6.前記外部からの材料は再循環材料または他のプラントで発生する廃棄物であ り、処理安定材料として前記炭化処理工程へ投入されるか、または、前記高温処 理工程へ直接投入されることを特徴とする請求項5記載の処理方法。
- 7.前記炭化処理に続く燃焼処理段階で開放された熱エネルギーは、前記炭化処 理工種に循環せしめられることを特徴とする請求項2記載の処理方法。
- 8.前記低温処理を促進させるために、前記高温処理(燃焼処理)からの廃熱は 、処理材料を加熱するために前記低温処理(炭化処理)へ供給されることを特徴 とする請求項7記載の処理方法。
- 9.前記高温処理部へ導かれる炭化ガスの燃焼を維持するための燃焼用空気は、 前記高温処理部の上流で混合され、それが燃焼せしめられることを特徴とする請 求項2記載の処理方法。
- 10.可燃性ガスが煙管へ導かれる前に燃焼されるため、燃焼用空気が後燃え区 域に導入されることを特徴とする請求項4記載の処理方法。
- 11.温度制御目的(冷却)で、燃焼用空気の追加量または蒸気の追加量が前記 後燃え区域に導入されることを特徴とする請求項4または10記載の処理方法。
- 12.炭化の段階および後燃えの段階またはいずれかでの処理を制御するため、 蒸気が導入されることを特徴とする請求項2または3記載の処理方法。
- 13.発生器の側壁に設けられたノズルから空気VL、窒素酸化物生成のための 汚水処理後のスラッジと蒸気の混合物、および、再循環煙管ガス、または、それ らにいずれかが追加されることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の 処理方法。
- 14.投入装置5により、処理工程で発生または外部焼却炉等の外部プラントで 発生したカリ、および、フィルタ塵を追加して、一方で発生器からの残留物と共 に溶融し、他方で処理を調整するため処理安定材料として使用することを特徴と する請求項1〜12のいずれかに記載の処理方法。
- 15.煙管ガスの後燃えおよび温度調節のために、回転型円筒炉とボイラとの間 に設けられた後燃え区域に炭化用空気VL、および、蒸気BRを追加することを 特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の処理方法。
- 16.ガス抜き処理中の格子上の廃棄物は、回転型円筒炉へ移動する前に約10 00℃に予め熱せられ、また、外部からの材料が投入され、これに続く回転型円 筒炉において空気が供給され、発生器で発生するガスの燃焼により約1400℃ に熱せられて溶融せしめられることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記 載の処理方法。
- 17.前記スラグ、灰等の熱焼残留物を溶融するための装置であって、低温処理 部(炭化物生成器)と、これに続く高温処理部(回転型円筒炉)とを含み、前記 低温処理部(炭化物生成器)では、可熱性物質が可燃性ガスおよび残留物に変換 され、前記可燃性ガスと共に前記高温処理部(回転型円筒炉)での燃焼処理を援 助し、スラグが溶融し、前記高温処理部からの廃熱を前記低温処理部へ戻すこと で燃焼用材料の変換を援助するための手段が提供されることを特徴とする装置。
- 18.前記低温処理部は、供給格子を有し該格子上の処理材料を化学的に炭化し やすい状況を作って炭化させる炭化物生成器からなり、炭化を制御するために処 理材料中へ追加するための供給手段を含むことを特徴とする請求項17記載の装 置。
- 19.前記高温処理部は回転型円筒炉を含み、前記回転型円筒炉の投入口には、 燃焼用空気および外部からの材料を追加するための手段が設けられ、前記回転型 円筒炉の取出口には、溶融スラグを取り出すための手段が設けられていることを 特徴とする請求項17記載の装置。
- 20.前記高温処理部には、焼却炉からの残留ガスの燃焼および煙管へのガスの 冷却を制御する手段としての供給手段を備えたアフタバーナ室が接続されている ことを特徴とする請求項17記載の装置。
- 21.反応炉は、エネルギーと残留物の再循環のために、処理から発生する熱エ ネルギーと固形物質のフィードバック機構を含むことを特徴とする請求項17〜 20のいずれかに記載の装置。
- 22.前記回転型円筒炉7およびアフタバーナ室9には、ボイラが続き、必要な らば、煙管ガスに含まれる熱が炭化処理に使用されることを特徴とする請求項1 7〜21のいずれかに記載の装置。
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