JPH06509736A - 超音波密度計測装置及び方法 - Google Patents

超音波密度計測装置及び方法

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JPH06509736A JP6501658A JP50165894A JPH06509736A JP H06509736 A JPH06509736 A JP H06509736A JP 6501658 A JP6501658 A JP 6501658A JP 50165894 A JP50165894 A JP 50165894A JP H06509736 A JPH06509736 A JP H06509736A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 超音波密度計測装置及び方法
【背景技術】
■、産業上の利用分野 本発明は、例えば、骨などの要素の密度の測定に使用される装置に関し、特に、 超音波音響信号を活用して要素の物理特性及びそのありのままを測定する装置に 関する。 2、従来技術の説明 現在、骨などのような要素の物理特性及びありのままを測定する様々な装置があ る。非破壊密度測定装置は人間あるいは競争馬のような動物の骨に生じる微小破 砕及び微小骨折に原因する累積的内部損傷を測定するのに使用することができる 。さらに、オステロボロシス(骨粗しよう症)あるいは骨鉱化の不在を人間につ いて検出すること、治療すること、及び予防することが広く医学的及び生物学的 に興味ある分野となりつつある。人の平均年齢が上がると、急速なトラベキュラ (trabecular)骨の消滅により多くの患者が合併症を引き起こす。 米国特許第3,847.141号は、指の骨あるいは踵の骨等の骨の構造の密度 を測定し、そのカルシウムの含有量をモニターする装置を開示している。この装 置は、分析される骨の上にクランプされたクランプ装置内に保持された一対の対 面隔置超音波トランスデユーサを備えている。パルスジェネレータが超音波を発 生する一方のトランスデユーサに接続されており、この超音波は骨を介して他方 のトランスデユーサに向けられている。電気回路が受信側トランスデユーサから の信号をパルスジェネレータに戻すように接続されており、パルスジェネレータ はこの信号に応答して、再トリガされる。したがって、そのパルスは超音波が骨 構造を通って伝播するのにかかる伝播時間に比例する周波数で発生する。上記伝 播時間は、骨を通過する音の速さに直接比例する。骨を通過する音の速さは園骨 の密度に比例することが分かっている。したがって、パルスジェネレータが再ト リガされる周波数は骨の密度に比例する。 生体内の骨の強度を測定する他の装置と方法が米国特許第4,361.154号 及び4,421,119号に開示されている。この装置は、目盛り付のバーニア によって接続された発信トランスデユーサと受信トランスデユーサとを備え、こ られが骨を通過する音の速さを測定し、その強度を測定するようになっている。 バーニアは二つのトランスデユーサの表面間の全体の通過定数を測定するのに使 用される。リーズの(Lees、 S(1,986)鉱物化したティシュ−の音 響特性、超音波によにティンニー特性化、CRC第2版、207頁から226頁 は、皮質及び海綿体状(多孔質あるいはトラベキュラな)骨における音の減少及 び速さの測定に関するさまざまな研究について論している。 これらの研究の結果によれば、ウェット(wet)音速とウェット皮質密度との 間及び、ドライ音速払 ドライ皮質密度との間には、線型の関係があることが判 明している。それゆえ、骨を通過する音響信号の通過時間は骨の密度に比例する 。ラングトン化angton)等(Langton、C,lt、 Palmer 、S、 D、、及びPorter、 S、W。 (1984)の多孔質骨における広域超音波減衰、Eng、 Med、、13、 第81頁乃至91頁)には、送信技術に使用されるオスカルジス(as cal cis)(踵骨)における周波数と超音波減衰の研究結果を公表している。これ らの著者は、異なる主題で見られる減衰の相違は、オスカルジスの鉱物含有量の 変化によるものであるとしている。さらに、彼らは、低周波数超音波減衰はオス テオポリシス(骨粗しよう症)の診断に有用なパラメータすなわち潜在的な骨折 の危険性を予測できるものであるとしている。
【発明の概要】
本発明は、以下のように要約することができる。 すなわち、本発明は、生体内の要素の物理的特性及びその状態を計測する超音波 密度計であって、少なくとも1つの特定の周波数成分を有する音響信号が前記要 素及び既知の音響特性を有する物質を介して伝送される発信トランスデユーサと 、前記音響信号が前記要素を介して伝送された後膣音響信号を受信する受信トラ ンスデユーサと、前記トランスデユーサに接続され、前記要素を介しての前記音 響信号の要素通過時間を測定し、及び/又は前記要素を介しての音響信号の少な くとも1つの独特の特定周波数成分の絶対減衰を測定し、前記物質を介しての音 響信号の物質通過時間を測定し、及び/又は前記物質を介しての音響信号の少な くとも1つの対応する独特の特定周波数成分の絶対減衰を測定する手段とを備え たものである。 また、発信トランスデユーサは、前記要素を介して音響信号を発信し、受信トラ ンスデユーサは、その音響信号が前記要素を介して伝送された後音響信号を受信 する。密度計は通常の通過時間のデータベースを有するマイクロプロセッサと、 前記通常通過時間の1つを選択する手段と、前記要素通過時間と前記選択された 通常通過時間との数学的比較を行う手段と、前記数学的比較と前記要素の物理的 特性及び状態とを関係つける手段とを備えている。データベースにおけるそれぞ れの通常通過時間はテストされる人の年齢、身長、体重、人種、性別あるいはト ランスデユーサの間隔あるいは要素の厚みあるいは大きさにに依存する。 本発明の第1の目的は、迅速、効率的かつ容易に生体内要素を介しての超音波音 響信号の通過時間を測定することによって該要素の物理的特性及び状態を測定す る超音波密度計測装置及び方法を提供することである。 本発明の第2の目的は、生体内の要素を介しての超音波音響信号の通過時間と既 知の音響特性を有する物質を介しての音響信号の通過時間とを比較することによ って該要素の物理的特性及び状態を測定する超音波密度計測装置と方法を提供す ることである。 さらに本発明の目的は、生体内を介しての超音波音響信号の特定周波数成分の絶 対減衰を測定することによって該要素の物理的特性及び状態を計測する超音波密 度計測装置及び方法を提供することである。 さらに本発明の目的は、生体内の要素を介しての超音波音響信号の特定周波数成 分の絶対減衰と、既知の音響特性の物質を介しての対応する周波数成分の絶対減 衰とを比較することによって、該要素の物理的特性及び状態を計測する超音波密 度計測装置及び方法を提供することである。 本発明の別の目的は、生体内要素を介しての超音波音響信号の通過時間とテスク を受ける者の年齢、身長、体重、人種あるいは性別及び、トランスデユーサ間の 距離あるいは要素の大きさに依存する通常通過時間のデータベースから選択され た通常通過時間とを比較することによって該要素の物理的特性及び状態を計測す る超音波密度計測装置及び方法を提供することである。 さらに本発明の別の目的は、デジタルディスプレー上において要素の密度及び受 信された音響信号のデジタルコンポジソト要素波形とを表示することができる生 体内骨要素の物理的特性及び状態を計測する超音波密度計測装置及び方法を提供 することである。 さらに、本発明の目的は、それぞれが複数の要素の配列を含む送受信トランスデ ユーサを有し、これによって1つ以上の受信要素によって受信された音響信号を 分析して前記受信要素によって受信されたそれぞれの音響信号の要素に関して相 対的な位置を測定するようになった生体内要素の物理的特性及び状態を計測する 超音波密度計測装置及び方法を提供することである。 本発明の他の目的、特徴及び利点は、本発明の好ましい実施例が例示的に選択さ れている添付の図面を参照して後記の詳細な説明によって明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に従って構成された超音波密度計測装置の斜視図、図2は、図1 に2つが示されている音響カブラの斜視図、図3は音響信号が発信され、あるい は受信されるトランスデユーサの端面の正面図であって、他方のトランスデユー サの端面はこれと鏡面対照となっている正面図、 図4は、本発明に従って構成された超音波密度計測装置の回路の概略ブロックダ イヤグラムの図、 図5は、図4の回路で使用される受信波形をサンプリングする方法を図示したも の、 図6は、本発明に従って構成された超音波密度計測装置の他の実施例の回路の概 略ブロックダイヤグラムの図、 図7は、本発明に従う超音波密度計測装置からの実際の超音波パルス音響信号そ の応答の例、 図8は、周波数範囲に対して相対的な超音波パルスの大きさを例示的にプロ・ソ トしたもの、 図9は、基準と比較した測定対象物の周波数対減衰特性の変化を示す周波数範囲 のグラフ、 図10は、本発明の他の実施例の斜視図、図11は、図1Oの実施例において使 用されるフットプレートとトウペッグの平面図、 図12は、フットプレートのスライドトウベングを取り付ける方法を示す図11 のフットプレートの断面詳細図、 図13は、図10の実施例において使用される音響カップリング液体の給送シス テムのブロックダイヤグラム、 図14は、図10の実施例の回路の概略ブロックダイヤグラムの図である。
【好ましい実施例の説明】
特に図面を参照(同様な部材については同じ番号で参照する)すると、図1は、 例えば生体内の骨のような要素の物理的特性及び状態を計測するポータプル超音 波密度計測装置10を示している。図1に示す超音波密度計測装置10は起動ボ タン12を有するハンドル11を備えている。ハンドル11から直線状に連結ロ ッド13が延びている。超音波密度計測装置10はまた固定アーム15及び調整 アーム16を備える。固定アーム15は、好ましくは連結ロッド13に連続的に 形成されており、したがって、連結ロッド13の端部17に接続されている。調 整アーム16は、ロッド13に取り付けられたハンドル11とデジタルディスプ レー18との間の連結ロッド13上にスライド自在に取り付けられている。ノブ 19は回転自在であってロックされ、またはアンロックされることによって調整 アーム16を連結ロッド13に沿ってスライド可能にしており、これによってア ーム15及び16の間の間隔が調整できるようになっている。 固定アーム15の端部には第1 (左側)トランスデユーサ21が、調整可能ア ームI6の端部には、第2(右側)トランスデユーサが連結されている。図1及 び図2に示すように、各トランスデユーサ21には、それぞれ適当な音響カブラ 23が取り付けられており、トランスデユーサをテストされる物体に音響的に連 結するようになっている。音響カブラ23は、プラスチックリング24及びウレ タンあるいはその他適当な材料からなる取り付はパッド26を備えている。トラ ンスデユーサ端面28は通常は図2に示されたパッド26の内部表面に当接して おり、図3に示されたトランスデユーサ端面28はa−1のラベルのつけられた 12のトランスデユーサエレメントの配列を備えている。第2(右側)トランス デユーサ21は、図3に示すものの鏡像の端面28を備えている。 図4は、概略的に密度計10の電子回路31を示しており、該回路はデジタルデ ィスプレーのハウジングに収容されている。対象物32は、二つのトランスデユ ーサ21の間に配置されており、該対象物を介して音響信号が発信される。この 対象物32は、例えば骨のような要素あるいは蒸留水、あるいはネオブレンの基 準ブロックといった既知の音響特性を有する何らかの物質を表す。 図4に図示された実施例に示すように、最も左のトランスデユーサ21は発信ト ランスデユーサ21であり、最も右にあるトランスデユーサ21は受信トランス デユーサ21である。しかし、実際はトランスデユーサ21のいずれかあるいは 両方が発信及び/又は受信トランスデユーサとすることができる。図4にかかる 送受信トランスデユーサ21はエレメント選択信号36及び37によってマイク ロプロセッサ38に接続されている。マイクロプロセッサ38はトランスデユー サエレメントa−1のそれぞれのベアの1つがいずれかの時に発信及び受信して いるかを測定するようにプログラムされている。この選択は、エレメント選択信 号ライン36及び37によって行われる。このラインは必要な選択データをトラ ンスデユーサ21に発信できるものであれば、多重信号ラインあるいは単一の連 続信号ラインのいずれても良い。マイクロプロセッサ38はまた、データ及びア ドレスバス40によってデジタルディスプレー18、デジタル信号プロセッサ4 1に、サンプリングのアナログ−デジタルコンバータ42及び1組の外部タイマ ー43に接続されている。マイクロプロセッサ38は、“オンボード(on b oard)″の電気的にプログラム可能な不揮発性ランダムアクセスメモリ(N VRAM)及び同様に、通常のRAMメモリを備えており、密度計lOの動作を 制御する。デジタル信号プロセッサ41は、 “オンボード(0口board) ″リードオンリーメモリ(ROM)を備え、マイクロプロセッサ38の制御に基 づいて密度計10によって実行される多くの数学的な機能を実行する。デジタル 信号プロセッサ41は特に、現在集積回路の形態で入手可能な離散(discr ete)フーリエ変換を行う能力を備えており、これによって、受信した波形信 号を時間支配から周波数支配に変換することができるようになっている。マイク ロプロセッサ38とデジタル信号プロセッサ41はまた制御信号45及び46に よって相互に結合されており、これによって、マイクロプロセッサ38はデジタ ル信号プロセッサ41の動作に関する制御を維持することができかつ戻しのステ ータス情報を受信することができるものである。 マイクロプロセッサ38とデジタル信号プロセッサ41はともに電気回路31を 制御し、これによって、密度計IOは、後述するような動作を遂行することがで きるものである。 たとえば、オーディオスピーカのような聴覚フィードバックメカニズム48を出 力信号49を介してマイクロプロセッサ38に接続することができる。 外部タイマー43は、一連のクロック信号51及び52をA/Dコンバータ42 に与え、時間情報をA/Dコンバータ42に与える。これによって、A/Dコン バータ42は、マイクロプロセッサ38とデジタル信号プロセッサ41における プログラムにしたがって、発信トランスデユーサから最終的に受信した電気信号 を時間間隔をおいてサンプリングする。また、外部タイマー43はデジタル的に 制御可能なゲインで励起増幅器55に接続されたクロック信号53を作る。 定期的なパルスが外部タイマー43によって発生され、信号ライン53を介して 増幅器55に伝送されて、増幅され、信号ライン56を介して発信トランスデユ ーサ21に送られる。発信トランスデユーサ21は増幅パルスを音響信号に変換 しこの音響信号は対象物32あるいは物質32を介して伝送され、受信トランス デユーサ21に受信される。この受信トランスデユーサ21は音響信号を電気信 号に戻す変換を行う。この電気信号は出力信号57を介して該電気信号を増幅す る受信増幅器59に送られる。 励起増幅器回路55は好ましくはデジタル的に制御可能な回路であってパルス出 力を作りだするように構成されている。パルスの増幅は1から255段階にデジ タル的に制御可能である。 このように、パルスは、適当な増幅の受信パルスが受信/増幅回路59で受信さ れるまで、デジタル制御によって、反復的に増幅することができ、ここでもゲイ ンをデジタル的に調整するすることができる。 受信増幅器回路59とこれと一体にデジタル的に制御可能な自動ゲイン制御回路 が接続されており、このゲイン制御回路は受信音響信号に対する受信トランスデ ユーサ21と増幅器回路59の感度を最適化する。マイクロプロセッサ38は信 号ライン60を介して増幅器回路及び自動ゲイン制御回路59に接続されており 、増幅器回路とゲイン制御回路59の増幅量を調整する。増幅された電気信号は リード61を介してA/Dコンバータ42に指向さ姐このA/Dコンバータ42 は定期的にこれらの信号をサンプリングする。それゆえ、A/Dコンバータ42 は、結果として、受信された音響信号をサンプリングすることとなる。一連の実 質的に同一の音響信号が受信トランスデユーサ21に受信されると、A/Dコン バータはそれぞれの連続的な信号波形の増加分を連続的にサンプリングする。 マイクロプロセッサ38はこれらの部分が結合されて単一の波形とほぼ同一のデ ジタル複合波形を形成するようにプログラムされている。このデジタル化された 波形はデジタルディスプレー18上に表示され、あるいは、デジタル信号プロセ ッサ41よって数値解析のために処理される。 図1ないし4にしたがって構成された密度計は、要素の物理的特性たとえば、状 態あるいは密度を計測するために複数の方法で動作することができる。さらに後 述するように、方法はマイクロプロセッサ38の動作のソフトウェアプログラミ ング及び密度計の使用方法についての臨床医に与えられた指示によっても異なる 。ことなる方法はすべて単一のユニットにプログラムすることができ、そのユニ ットのケースにおいて、ユーザの選択スイッチが動作モードを選択するために与 えられている。あるいは、所定の密度計を単一の使用モードに供するように構成 することもてきる。いずれにしても、要素の物理的特性を計測するために密度計 の使用方法は十分に理解するためには、第1に密度計自体の内部動作を理解する ことが必要となる。 その使用方法のいずれにおいても、密度計は、特性が計測されるべき要素上にそ の過程において幾つかのポイントで配置されるように意図されている。これは要 素の両側にトランスデユーサ21を配置することによって行われる。これを行う ために、ノブ19をゆるめて調整アーム16を可動にし、トランスデユーサ21 を要素、たとえば患者の踵の両側に配置することができるようにする。パッド2 6の外側表面を超音波ゲル35あるいはパッド26と患者32との間に配置され た他の結合物質を用いて患者の踵に向けて配置し、要素32とトランスデユーサ 21との間の音響信号の伝達を改善する。トランスデユーサ21が要素に適正に 配置されると、ノブ19をしめて調整アーム16を所定位置に固定する。この場 合、トランスデユーサ21はこれらの間に要素32をはさんで互いに隔置した関 係で配置される。その後、起動ボタン12を押し、音響信号を要素32を介して 発信し、受信トランスデユーサ21に受信させる。図4の電気回路は受信トラン スデユーサ21から電気信号を受信し、これらの信号をサンプリングして処理し 、生体内の要素32の物理的特性及び状態に関する情報を確保する。 マイクロプロセッサ38は、この情報収集しプロセスが完全であるときデジタル ディスプレー18上に指示を出すようにプログラムされている。また、情報収集 プロセスが完全であるときデジタルディスプレー18上にその情報を表示するよ うにしてもよい。たとえば、要素32を介しての音響信号の通過時間を単にデジ タルディスプレー18上に表示することもできる。 図4の回路の動作を詳細に検討すると、この一般的な概念は、回路は患者32を 介して発信トランスデユーサ21から発生し、その後受信トランスデユーサ21 に受信される超音波パルスを作りだすように構成されているということである。 この回路は要素32を介してのパルスの通過時間を測定し、要素32を介しての パルスの減衰を確認し、かつそれが要素32を介して通過した後、パルスの波形 のデジタル表示を再構成することができるように構成されており、これによって 、選択された周波数での減衰を測定するように解析することができるようになっ ている。これらのすべての目的を達成するために、図4の回路はマイクロプロセ ッサ38の制御に基づいて動作する。マイクロプロセッサ38はエレメント選択 信号ライン36を介して、各トランスデユーサ21の表面上の要素a−1の対応 する対すなわちグループを選択的する。各トランスデユーサ上の対応エレメント は各トランスデユーサの表面上の残りのエレメントが非活動状態にあるときに同 時に選択される。所定のエレメントに関し、たとえば、エレメントaが選択され ると、マイクロプロセッサ38はそのつぎに外部タイマー43に信号ライン53 上に励起増幅器回路55へのパルスを発生するようにせしめる。励起増幅器55 の出力は信号ライン56に沿って、発信トランスデユーサ21にエレメントaに 到達する。それを受けて、発信トランスデユーサ21は超音波パルスを発生する 。受信トランスデユーサ21にある対応エレメントaはそのパルスを受信して信 号ライン57上にその出力を増幅器回路59に対して発生する。A/Dコンバー タ42の出力として必要なものは、選択された単一のトランスデユーサエレメン トの出力であるアナログ波形のデジタル表示である。しかし、残念なことに、超 音波周波数て波形をサンプリングするのに十分敏速に動作する“リアルタイム” サンプリングA/Dコンバータは比較的高価であるということである。したがっ て、A/Dコンバータ42は“イクイバレントタイム”サンプリングA/Dコン バータであることが好ましい。 “イクイバレントタイム”サンプリングでは、 A/Dコンバータ42は、所定の超音波パルスの後、小さい時間間隔の間にトラ ンスデユーサの出力をサンプリングすることを意味する。一般的な、概念は図5 に示されている。受信トランスデユーサ21て受信されかつ信号ライン57に与 えられた単一のパルスの代表的な波形は関数“f”で示されている。励起パルス が反復して発生させられるとき、同じパルスが反復して受信される。受信パルス はjo tl+としてラベルが付けられた一連の時間間隔でサンプリングされて いる。 換言すると、信号“f”のリアルタイムアナログ−デジタル変換を行うことを試 みているのではなく、信号は、通過パルスが与えられた後、それぞれの固定時間 間隔to jIoの間サンプリングされ、各時間間隔の間にアナログ値はデジタ ル関数に変換され、そのデータがストアされるのである。したがって、全体のア ナログ波形応答は時間間隔tの間に生成された個々のデジタル値から、サンプリ ングされた時間間隔tの数に応した波形の再生成の全体忠実度を持って、再生成 することができる。サンプリングは受信トランスデユーサ21からの単一のリア ルタイムパルスの間に行われるのではない。この代わりに、一連のパルスが発信 トランスデユーサ21から発生するのである。外部タイマーは信号ライン51及 び52に沿ってサンプリングA/Dコンバータ42に信号を与えるように構成さ れており、これによって、アナログ値は、第一パルスが所定のトランスデユーサ エレメントに付加されたとき時間間隔t0てサンプリングされ、つぎに、第2パ ルスのときに時間t1で、第3パルスの間に時間t2でのように全ての時間間隔 でサンプリングされるまで、サンプリングされるようになっている。各エレメン トについての完全な波形がサンプリング後はしめて、次のエレメントたとえばエ レメントbが選択される。A/Dコンバータ42からの出力がマイクロプロセッ サ38及びデジタル信号プロセッサ41の両方に与えられる。したがって、図5 の複合波形fを表すデジタル出力値はこれらが各トランスデユーサエレメントに ついてコンパイルされた後に、デジタル信号プロセッサ41によって処理するこ とができる。その波形はつぎに、送信された超音波パルスの特性に関し任意の周 波数成分についての時間遅れあるいは減衰について解析される。このプロセスは 、その後、全てのエレメントが受信トランスデユーサアレー21に受信された波 形を表示するデンタルを作るのに十分な一連のパルスを発信するのに活用される まで反復される。その後要素の物理的特性を測定する様々な方法において活用さ れるのはこのデータである。密度計が活用され、そのデータがめられている方法 に応じて、適当な出力がデジタルディスプレー18を介して、マイクロプロセッ サ38またはデジタル信号プロセッサ41から与えられる。 超音波パルス発生及びサンプリングは極めて迅速であるので、少なくとも人間に 関しては、サンプリングされた超音波受信パルスの作成プロセスはオプションと して数回反復することができ、信号を平均化することによってノイズを減少する ことができる。仮にこのオプションがおこわれると、図5に示したような反復的 な超音波パルスの発生及び受信波形のサンプリングは、っぎのエレメントについ ての処理の前にそのアレーにおける各エレメントについて1回以上くりかえされ る。そして、このように作成されるサンプリングされた波形はデジタル的に平均 化され、任意の単一のサンプリング波形よりもランダムノイズ成分の少ない複合 波形を発生する。十分にノイズを減少させるのに必要な反復の数は当業者に公知 の手段によってテストすることによって測定することかできる。 図1乃至4の密度計の内部動作を検討すると、要素の物理的特性を計測するため の密度計を使用方法を理解することが可能となる。第1の使用方法は、患者を介 しての超音波パルスの通過時間を計測すること及びこの時間と例えば水のような 公知の音響特性の物質における同一の距離を通過するのに必要な超音波パルスに 要する時間とを比較することに関係する。この手法において密度計を使用するた めに、調整アーム16を、患者の要素たとえは、踵がトランスデユーサ21の間 に挟まれるまで調整する。つぎに、ノブ19を締めつけ調整アーム16を所定位 置に固定する。つぎに、起動ボタン12をおし、パルスの発生と計測を開始する 。つぎに、ノブ19を締めつけた状態にしてトランスデユーサ21の間隔を同じ に保った状態で密度計を患者から外す。装置10をその後公知の音響特性を有す る標準物質32に配置し、たとえば、蒸留水の浴に浸漬することによって、物質 の中に浸漬する。再び、起動ボタン12を押して、音響信号が物質32を介して 発信トランスデユーサ21から受信トランスデユーサ21に伝送されるようにす る。要素の計測のために全体アレーのエレメントa−1を活用することは有効で あるが、要素と異なり、標準物質が均一であるという仮定が成り立つ場合だけで あるが、この場合には、計測のために単一のペアのエレメントの使用が必要とな るだけである。2つの計測によって得られた信号形状は、その後マイクロプロセ ッサ38及び信号プロセッサ41んによって解析される。この解析は、標準物質 に対する患者を介してのパルスの通過の比較時間、周波数応答における波形の特 性及び標準物質に対する患者を介しての減衰について行われる。 したがって、この方法では、密度計は双方のあるいはいずれかの解析によって物 理的特性及び状態を測定する。密度計は要素を介しての音響信号の通過時間と既 知の音響特性の物質を介しての音響信号の通過時間とを比較し、及び/又は、該 装置lOは要素32を介しての広域バンド音響信号の周波数の関数としての減衰 と既知の音響特性の物質を介しての音響信号の対応する特定の周波数成分の絶対 減衰とを比較する。物質を介しての音響信号の“減衰”は患者あるいは標準物質 のいずれかを介しての伝播から超音波波形の縮小である。これら両方の方法を用 いる理論と実験は、Rossman(oスマン)、P、J、、Measurem ents of UltrasonicVelocity and Atten uation In The Humn Os Ca1cis and The ir Re1ati盾獅唐■奄垂■ to Photon Absorptiometry Bone Minera l Measurements(1987X人間のオスカルンスにおける超音波 速度と減衰の測定及び光子吸収骨鉱物測定)(ウイスコンンンーマジソン大学に おける科学修士課程の1部の科目の取得のために提出された論文)に提出され、 議論されている。テストによれば、特定の周波数における超音波減衰(測定され たデシベル(db) )とこれらの周波数との間には線型の関係がある。広域バ ンドの超音波減衰として参照される、線型関係の勾配(dB/MBz)は、テス トされる物質の物理的特性及び状態に依存する。骨に関しては線型関係の勾配は 骨鉱物密度に依存する。したがって、骨を介しての広域バンド超音波減衰は多孔 質骨マトリックスの質に直接関係するパラメータである。 マイクロプロセッサ38は、したがって、装置が、要素及び既知の音響特性の物 質を介しての相対的通過時間及び/又は相対的広域超音波減衰とを比較すること によって要素の物理的特性及び状態を測定するようにプログラムされている。 通過時間を比較するにあたり、マイクロプロセッサ38は、音響信号が要素を介 して伝送された後、該音響信号を受け取り、該電子装置が要素を介してのこれら の音響信号の“要素”通過時間を測定し、かつその音響信号が既知の音響特性の 物質を介して伝送された後、該物質を介しての音響信号の“物質”通過時間を測 定する。これらの期間はパルスの発信時間とA/Dコンバータ42で受信された パルスの検出との間のタイマー43によって発生された既知の周波数のクロック パルスの数を数えることよって最も簡単に測定することができる。マイクロプロ セッサ38は、つぎに、物質通過時間に対する要素通過時間の数学的“時間”比 較を行い、そして、要素の物理的特性及び状態に対する該数学的時間比較を関係 づける。この数学的時間比較は要素通過時間と物質通過時間との差の測定あるい は要素通過時間と物質通過時間との比を測定することのいずれかによって行なう ことができる。 密度計を使用する第2に方法として、既知の音響特性を有する物質を参照するこ となく要素を介しての音響信号の広域バンド周波数成分の絶対減衰を測定、比較 することによって要素32の物理的特性及び状態を測定することができる。この 方法を使用すると、測定されるのは減衰であるため、標準物質に対する速度の比 較は必要とならず、パルスの絶対通過時間を計算する必要はない。そのようなモ ードでは、発信トランスデユーサ21は、たとえば、単一の超音波パルスのよう な広い範囲の周波数成分を持つ音響信号を発信するのが好ましい。いずれの場合 においても、音響信号は少なくとも1つの特定周波数成分を有する必要がある。 この減衰比較モードでは、マイクロプロセッサ38は、受信トランスデユーサ2 1が骨要素32を介して伝送された音響信号を受信した後、音響信号の周波数成 分スペクトルの要素32を介しての絶対減衰を測定するようにプログラムされて いる。励起増幅器回路55及び受信機増幅器59はデジタル的に制御可能な増幅 レベルを有するのは減衰の測定を容易にするためである。連続的なパルスについ て増幅器55及び59のゲインを連続的に変化することによって、図4の回路は 適正な電圧レベルに受信波形のピークを位置させるのに必要なゲインのレベルを 決定することができる。このゲインは、もちろん、要素32を介しての通過の間 の音響パルスの減衰のレベルの関数である。受信トランスデユーサ21が音響信 号を受信したのち、信号プロセッサ41に結合されたマイクロプロセッサ38は 要素を介して送信されて受信された音響信号の個々の特定周波数成分の絶対減衰 を測定する。デジタル信号プロセッサ41は、つぎに、要素を介しての対応する 個々の特定周波数成分の数学的“減衰”比較を行なう。これによって、対応する 周波数成分との間の一組の数学的減衰比較を行なうことができる。すなわち、比 較される各周波数成分の数学的比較を行なうことができる。これによって、減衰 が周波数の関数とする方法が得られる。マイクロプロセッサ38とデジタル信号 プロセッサ41は、つぎに、その関数を要素の物理的特性及び状態に関係づける 。 図7には、サンプル広域バンド超音波パルスと代表的な受信波形が示されている 。周波数範囲の極めて広い超音波信号すわなち広域バンドと発信信号を達成する ために、参照番号70で示される電子パルスが広域バンド周波数発信と共振する 発信アレー21における選択された超音波トランスデユーサに付加される。時間 支配信号プロットにおいて図7の参照番号72で示される受信信号は、つぎに離 散(discrete)フーリエ変換解析によって処理され、周波数支配に変換 される。 図8には、周波数支配プロットにおける一対のサンプリング受信信号のプロット が示されており、これによれば、装置内に配置された基準物体とネオブレンのプ ラグとの間の周波数関数として受信信号強さの推移が示されている。図9には同 様な比較か示されており、図8は垂直軸に相対減衰を用い、図9は同様の基準物 質を用いて受信信号の絶対強さを用いている。双方の表示は物体によって広域超 音波減衰がどのように変化するかを示す周波数の関数として相対的な強さの差を 示している。実際の計算による広域超音波減衰の値は、まず、基準信号に対して 受信信号を比較し、つぎに、離散フーリエ変換解を行い、周波数支配に変換し、 つぎに、減衰勾配における差の線型回帰を行ない、広域超音波減衰を算出する。 離散フーリエ変換解の数学では、骨要素密度に関係する他のパラメータが広域減 衰(場合によって以下“減衰”と参照する)に加え、あるいは、これに代えて計 算されるようになっている。離散フーリエ変換が時間支配信号に関して行われる と、各ポイントについての解は実数項成分、虚数項成分を含む。超音波パルスが 要素を介して通過するとき超音波パルスの位相の変化における位相角は実数成分 に対する虚数成分の比率のアークタンジェントをとることによって計算すること ができる。この位相角値はまた、骨要素密度に対して計算される。 マイクロプロセッサ38は、密度計が、両方の機能を同時に遂行するように、す なわち、第1に要素を介しての、つぎに既知の音響特性を持つ物質を介しての、 発信音響信号の通過時間及び絶対減衰の両方を測定するようにプログラムされて いる。密度計は、つぎに、広域超音波減衰関数をめ、要素通過時間と物質通過時 間との数学的比較を行なう。マイクロプロセッサ38とデジタル信号プロセッサ 41は、つぎに、減衰関数にともなう時間比較を物理的特性及び状態あるいは要 素32の密度に関連づける。 さらに、他の可能性のある動作モードにおいては、マイクロプロセッサ38は密 度計10が相対的通過時間または既知の音響特性の物質を介しての音響信号の減 衰のいずれかを計算する必要がなくなるモードで動作するようにプログラムされ ている。そのようなモードで動作させるために、マイクロプロセッサ38は、ト ランスデユーサ間の距離あるいは要素の厚さ、大きさと同様にテストされる人間 の年齢、身長、体重、人種あるいは性別といったファクターに基づく通常の絶対 通過時間のデータベースを備えることができる。この通常の通過時間のデータベ ースは不揮発性メモリあるいは、他の媒体ににストアすることができる。このモ ードで人間をテストする場合、その人についての関連ファクターがマイクロプロ セッサ38に容易され、これらにファクターに基づいて関連ある通常の通過時間 を選択する。トランスデユーサ21は上記のようにテストされる骨要素上に配置 される。起動ボタン12が押されると、音響信号が要素32を介して送信される 。受信トランスデユーサ21は、これらの信号が要素を介して送信され後、これ らの信号を受信する。そして、電子装置31が要素を介しての音響信号の“要素 ”通過時間を測定する。マイクロプロセッサ38とデジタル信号プロセッサ41 はつぎに、測定された要素通過時間と選択されたデータペース通常通過時間との 数学的な比較を行ない、該数学的比較を要素の物理的特性及び状態あるいは密度 との関連づけを行ない、これを表示する。 本発明の密度計の他の出力として、デジタルディスプレー18は図3に示すよう にトランスデユーサ21の表面のエレメントのアレーにパターンに対応するディ スプレーを備えている。このディスプレーは、したがって、各エレメントa−1 に対して、パラメータに比例するグレースケールイメージ、たとえば、測定され る通過時間あるいは減衰を表示する。このイメージは患者にある要素の物理的特 性に関する経験のある臨床医に対する視覚的な支持を与えるものとすることがで きる。 図6には、本発明にしたがって構成された超音波密度計の他の実施例の回路の概 略が示されている。図6の回路においては、図4において対応する部分と同様の 構造及び機能を有する部分については同一の参照番号を付しである。図6の実施 例は単一のトランスデユーサアレー21のみを有して機能するように意図されて いる。この単一のトランスデユーサアレー21は、発信及び受信トランスデユー サアレーの双方として機能する。デジタル的に制御可能な多極スイッチ66は、 好ましくは物理的なものではなく電子スイッチで構成され、その入力を、及びト ランスデユーサアレー21のエレメントからの出力を、励起増幅器55またはコ ントロールゲイン受信機/増幅器回路59のいずれかに接続する。該スイッチ6 6はスイッチ制御ライン68を介してマイクロプロセッサ38の出力に接続され ている。 図6の回路の動作において、この回路は図4の回路と大体において同様に機能す る。したがって、相違点のみが説明の必要あるものである。超音波パルスの発生 中、マイクロプロセッサ38は信号をスイッチ制御ライン68上に発生せしめ、 これによって、スイッチ66により、励起増幅器55の出力をトランスデユーサ アレー21の選択されたエレメントに接続する。パルスの発生が完了した後、マ イクロプロセッサ38はスイッチ制御ライン68上の信号を変更し、スイッチ6 6を動作させて、入力として選択されたひとつまたは複数のエレメントを増幅器 59に接続する。ところで、パルスは要素32を介して伝播する。パルスが要素 を通過する場合において、要素にある異なる物質の界面を横切る際、特に、要素 の反対側にある空気中にパルスが出ていくときに、反射パルスが発生する。もし 、要素から空気への通過が十分な反射パルスを発生しない場合には、反射表面6 4を、要素の反対側に位置せしめて増大した反射パルスを与える。 図6の実施例はしたがって、唯一のトランスデユーサ21を用いて要素の物理的 特性及び状態を解析するのに用いることができる。そのような測定についての上 記の全ての方法は装置のこの部分に有効に等価に用いることができる。要素を介 してのパルスの通過時間は反射パルスの受信まで時間間隔を測定し、単純に2で 割ることによって測定することができる。この時間間隔は、同様な距離における 、たとえば水のような標準媒体を介しての通過時間と比較することができる。 反射パルスの受信までの時間間隔は年齢、憤す等の標準値と簡単に比較すること ができる。異なる周波数測定を検出するための減衰測定は反射パルスについて直 接行なうことができる。もし反射表面64を用いない場合には、そして、絶対通 過時間を測定することが望ましい場合には、要素すなわちサンプルの厚さを測定 することができる。 トランスデユーサ21に対するマルチ−エレメント超音波トランスデユーサアレ ーを使用することによって、図3に示すように、図1乃至9の装置の他の有利な 特徴が可能になる。従来の密度計を用いると、有用な結果を得るためには、測定 される患者の体の要素に対して装置を正確に位置決めする必要がしばしば生じる 。この困難性は、現実の体の要素の骨の大きさ及び構造が異質であるために生じ る。一つの場所の密度をおいて行われた測定はその近くで行われる測定と大きく 異なる可能性がある。したがって、従来の装置では、その測定が正確な位置にお ける、その都度正確に行えるように、体の要素に正確に固定されていたものであ る。 超音波トランスデユーサアレーを使用することによってこのように正確な位置決 めの必要性が軽減される。図1乃至9の装置を使用すれば、該装置はパルス応答 を行い、離散フーリエ変換を行い、トランスデユーサエレメントa−1の各ペア についての骨超音波減衰についての値を発生する。そして、マイクロプロセッサ 38は骨超音波密度測定の結果としてのアレーを解析し、その都度同じ対象の領 域を再生的に特定する。換言すると、トランスデユーサの物理的アレーは少なく とも1つの共通の対象範囲をその都度確実にカバーするのに十分な大きさを有す るので、測定はその都度アレーによって測定される場所のなかから測定の適正な 場所を電気的に選択することによって同じ位置で位置決めされる。図1−9の装 置は簡易的に患者の踵を介して測定される踵骨の密度を測定することによって使 用される。この位置で使用されるとき、踵骨の対象の範囲は体の要素における最 も高い減衰値のりょうくに極めて隣接する骨超音波減衰及び/又は速度における 位置あるいは相対的最小値とて特定される。このように、密度計装置10をそれ ぞれの連続測定に対して同一の場所に概略的に位置決めするだけであっても、同 し対象の範囲における骨超音波減衰値の反復的測定は再生的に行うことができる 。位置決めによる重大な影響を回避するためにこのマルチプルエレメントアレー を使用する技術は、本書で記載するように広域超音波減衰の測定以外に他の技術 に適用することができる。アレーを用い、アレーの結果を比較して測定位置を決 定するという概念は音の通過時間の速さに基づく要素の密度からなる測定にも同 様に適用することができ、減衰の他の測定あるいは上記した位相角の計算に基づ く要素密度の測定にも同様に適用することができる。対象となる1つのエレメン トを自動的に選択しながら、このようなマルチブルーエレメントアレーの使用を 、米国特許第4,361,154号に提案されるように送信されたパルスにおけ る速度変化を測定すること、あるいは米国特許第3,847,141号に記載さ れるように“sing−around”自己トリがパルスの周波数を測定するこ となどによって、骨要素密度に関連するパルスを発生するのに有用な他の測定技 術に応用することできる。位置決独立の特徴を可能にする概念は対象範囲が再生 可能な基準あるいは幾つかの基準によって選択されたデータポイントのアレーを 発生する測定のアレーの概念である。アレーのエレメントの数も同じ範囲の対象 を特定する場合において精度が向上するエレメントの数を増大するように変更す ることができる。 この方法において、本発明の超音波密度計は放射線を使用することなく、生体内 の要素の物理的特性を迅速かつ有効に測定できる装置を提供することができるも のである。密度計はマイクロプロセッサ38の制御によって動作するように構成 されているので、密度計は上記した幾つかのモードの1つで動作するようにプロ グラムすることができる。これによって、装置を有効に使用できるとともに、臨 床医学の目的に対する柔軟性を可能にする。 図1Oには、本発明に従って構成される超音波密度計に関する他の変形例が示さ れている。図10の密度計100では、2つの超音波トランスデユーサアレー1 21があり、これらは、図1の実施例の超音波トランスデユーサアレー21とほ ぼ同等である。ただし、トランスデユーサアレー21は、可動ではなく所定位置 に固定されている点は異なる。 密度計100は、ベイメン103が形成される傾斜上部端面102を有するほぼ ボックス状の装着ケース101を備えている。ベイメン103は人間の足を収容 できる大きさを有しており、足の長さと整合する垂直平面に沿ってほぼ3角錐形 状を成している。これによって、足がベイメン103の内部に入れられたとき、 足の先端は足の踵に関して僅かに上がっている。 トランスデユーサアレー121はケース101の内部に位置決めされており、こ れらは、ベイメン103の内部に延出し、ベイメン103に位置する足の踵の両 側にあるとき、足の踵がベイメン103の後壁を形成する湾曲ポケット106の 内部に収容された状態で、足の底が直接ベイメン103の底104に乗った状態 になる。このように配置したとき、トランスデユーサアレー121は踵骨のいず れかの側にある。トランスデユーサを足の底から4センチメートル上方にかつ踵 の後端から前方に3.5センチメートルに配置することによって、トランスデユ ーサを所望の範囲にかつ踵骨に合焦させることができるということが示されてい る。 足はまた、底104に整合する外形を有するほぼ平面状の足板108の上にのせ るようにしてもよく、足と底104との間の底104に対して配置される。足板 108は、測定プロセス中において、足の動きを少なくするために使用する上方 に延びるトウベツグ110を保持している。図11を参照すると、トウペッグ1 10は人間の普通の足の親指と、つぎの指との間に合うような大きさををしてお り、スロット112に装着されて、足の長さに沿って概略調整できるようになっ ているとともに、足の特定の長さの部分を収容するようになっている。 スロット112は足の中間軸114に向けて内方に傾斜しており、足の長さに沿 って設けられ、足が踵の近傍において、足板108の部分に向けてスロット11 2に沿って動くようになっている。この傾斜は、足の長さと幅との間の一般的な 関係を反映しているものであって、即座に両方の大きさに対して簡単な調整が行 えるようになっている。 トウベツグ110は、不快感なしに足の指の間に柔らかく当たるような大きさを 有しており、足の自発的な動きを完全に拘束するものではない。にも関わらずト ウペッグ110によって与えられる患者への感触によるフィードバックによって 密度計100の動作中の足の動きを大幅に減少させる。2つの異なる足板108 は、互いに鏡像関係になっており、左右の足に対して使用される。 図12を参照すると、トウペッグ110はトウペッグ110における対応するね じで係合するねじつき部を有するファスナ111によってスロット112に保持 されている。ねじつきファスナ111のヘッドはスロット112に係合しており 、回転に抵抗するようになっている。したがって、トウペッグ110は、足板1 08に対してねじつきファスナ111を締めつけるためにその軸のまわりに僅か にトウベツグ110を回すことによって簡単に、スロット112の長さに沿って 任意の位置で固定することができる。 図10を再び参照すると、密度計110のベイメン103の両側には、ケース1 01の上端面102において、右側及び左側においてそれぞれ2つの足乗せ領域 116及び118が存在する。患者の右足の検査のために、患者の左足を足乗せ 領域118に乗せ、患者の右足をベイメン103の中に入れる。反対に、左足の 検査においては、患者の左足をベイメン103の中にいれ、患者の右足を足乗せ 領域116に乗せる。足乗せ領域は上部端面102及びほぼ底面104に整合す る傾斜を有する。側方に位置する足乗せ領域116及び118によって、密度計 100は着席した患者に合わせて使用することができる。 密度計100が使用状態にないとき、ベイメン103はベイメン103の下端に 沿ってヒンジが設けられたほぼ平面状のカバー120で覆われており、はぼ上端 面102の平面内で閉位置とヒンジストップ122で保持されるベイメン103 の底面104と角度αを成すようにカバー120の平面を有する開位置との間を 動くことができるようになっている。角度αはほぼ90°となるように選択され ており、患者の足がベイメン103の内部の位置しているときに、患者のふくら はぎを心地よく支持するようになっている。この目的のために、カバー120の 上部表面は、カバー120が開位置にあるとき、通常のふくらはぎを受け止める ように湾曲した細長いくぼみを形成している。 カバー120によって与えられる患者のふくらはぎの支持によって密度計lOO の動作中足の動きを少なくしかつ患者の心地よさを増大することが分がっている 。 図10及び12を参照すると、密度計100が固定のトランスデユーサ1.21 を用いているために、結合液体はベイメン103に与えられており、患者の足の 大きさにかかわらず、トランスデユーサ121と患者の足との間の音響エネルギ ーについての低い損失の経路を与えるものである。結合液体は、好ましくは、水 に界面活性剤加えたものであり、界面活性剤によって、密度計の読みの信号の精 度及び一貫性を向上することが判明している。界面活性剤はたとえば、市販の洗 剤でもよい。しかし、他の流動性のある、音響的に導体である媒体を音響結合を 与えるとして使用することができ、したがって、 ′結合液体(couplin g 1iquid)”の語は、たとえば、水をベースとしたスラリー及びチキソ トロピックゲルのように水のよりも粘土の高い物質を包含するように考えるべき であることを理解されたい。 衛生学、界面活性剤の消耗、及び結合液体における不純物の収集に関する信号の 品質の低下の可能性の問題について、ベイメン103の液体は密度計103のそ れぞれの使用の間に取り替えられるべきであるということが判明している。この 液体を取り替えるのは、時間の浪費であり、通常は、シンク等に対して簡単にア クセスすることが必要であるが、アクセスは必ずしも可能なものではない。液体 の取り替えを怠っても、即座に視覚的には、判明しないかもしれないので、液体 の交換は忘れがちあるいは遅れがちとなる。このため、本実施例では、後述する ような、マイクロプロセッサ38で制御される回路を介しての超音波計測動作に 連結された自動液体取扱システムを導入している。 図13を参照すると、本例は、ベイメン103に充填するために予混合された水 と界面活性剤が着脱可能のポリプロピレン供給タンク124に収容されている。 一方、ベイメン103からの消耗した水及び界面活性剤は同様のドレインタンク 126に収容されるようになっている。各タンク124及び126は、タンクが 密度計100に設置されたとき開かれ、タンクを離れた水供給またはドレインに タンクを移送するとき閉しられるマニュアルバルブ128を備えている。供給タ ンク124と、ドレインタンク126は、それらが通常配置されるとき、その上 端部にベント150を有しており、これによって、タンクが密度計100内にお いて通常の位置にあり、かつバルブ128が開いているとき、空気をタンク12 4及び126の内部に引き込みあるいは内部から追い出すことができるようにな っている。タンク124及び126は、密度計100のほぼ1日の使用に十分な 水を保有しており、したがって、垂直にするために容易にアクセスできるように する等の必要性はなくなる。 供給タンク124のバルブ128は可撓性のチューブを介してタンクをポンプ1 30に接続し、このポンプは供給タンク124から加熱チャンバ132に液体を 給送する。 図14を参照すると、加熱チャンバ132にある結合液体と温度接触する熱保護 モジュールを介して電流が供給される抵抗体加熱エレメント164を組み込んで いる。熱保護モジュール166は、後述するサーミスタと、熱的ヒユーズを備え ている。サーミスタ168は、また、加熱チャンバにある液体と熱的に接触し、 密度計100の動作中液体の温度を計測する。加熱チャンバ132はさらに、光 レベルセンサ172を備えている。レベルセンサ172は、プリズムが空気に囲 まれるのと反対に液体に浸漬されたときプリズムシステムの光学的特性の変化を モニターすることによって、加熱チャンバ132における液体のレベルを検出す る。サーミスタ168及びレベルセンサ172の動作はさらに後述する。 図13を参照すると、加熱チャンバ132はオーバーフローポート134及び可 撓性チューブを介してオーバーフロードレイン出口136に連通している。オー バーフロー出口136は、その内部の電子機器から除去された密度計100の底 部に配置されている。オーバーフローポートI34は、後述するように加熱チャ ンバ132の通常の充填高さの上方に位置する。 加熱チャンバ132はまた、最下点を介して、電気的の起動される充填バルブ1 38と連通しており、該バルブ138は、可撓性チューブを介してベイメン10 3の壁にもうられた充填ポート140に通じる経路を与えている。 ベイメン103の反対側の壁には、オーバーフローポート142があり、このポ ート142は、ベイメン103の通常の充填高さの上方の点においてベイメン1 03に開口し、さらに、T状のコネクタ144を介して、ドレインタンク126 に連通している。 ドレイン146は、ベイメン103の底部104において、電気的に起動される ドレインバルブ148への経路を与える。ドレインバルブ148はベイメン10 3の液体をドレイン146を介してT状コネクタ144に流入させ、さらにドレ インタンク126に流入させるようになっている。オーバーフローポート142 及びドレイン146はスクリーン152を備えており、これによって、破片にチ ューブ及びドレインタンク126に連通ずるドレインバルブ148の詰まりを防 止している。 図10及び13を参照すると、供給タンク124及びドレインタンク126は密 度計100のケース101の中に配置されており、ペイメン103に関し、液体 は重力の影響だけによって、ベイメン103からドレインされてドレインタンク 126に入り込むように、また、充填バルブ138が開いているときには、重力 だけでは充填タンク124からベイメン103への充填が不十分であるような高 さに位置になっている。さらに、加熱チャンバ132はベイメン103の上方に 配置されており、これによって、いったん、加熱チャンバ132がポンプによっ て液体で充填された後は、加熱チャンバ132からのベイメン103への充填は 重力の影響のみによって行われる。したがって、ベイメン103を充填及び開放 する場合における密度計の動作は、簡単であり、かつ極めて穏やかである。 配管が容易に行えるような状態では、供給タンク及びドレインタンク124及び 126の一方あるいは両方は、バイパスすることができ、かつ既存のドレイン及 び供給ラインに直接連結を行なうことができる。とくに、ポンプ130は加熱チ ャンバ132を水供給ラインに連結する図示しないバルブで置き換えることがで きる。逆に、T状コネクタ144とドレインタンク126との間の連結は、T状 コネクタ144を直接ドレインに連結するように再配列することができる。 ベイメン103の結合液体の定常的な交換に関して、本発明の液体処理システム により、ベイメン103の液体接触表面、加熱チャンバ132、バルブ138及 び148、及び連結チューブはバクテリアのコロニゼーション及び鉱物の表皮化 を可能にするものである。コロニゼーションあるいは表皮化は潜在的には非衛生 的であり、興味あるものではない。十分なミネラルあるいはバクテリアの生長は 、チューブを介しての液体の流通を制限し、あるいはバルブ138あるいは14 8の動作を干渉すること、あるいは、トランスデユーサアレー121の音響特性 に悪影響を与えることなどによって、密度計1ooの動作に、悪影響を及ぼすこ ととなる。 このため、密度計は、このましくは、対バクテリア溶液あるいは弱酸、にょって 定期的にフラッシュすることが望ましく、後者によって、ミネラルの付着を除去 することができる。これらの手段は、つねに有効とは限らず、忘れる可能性があ る。したがって、本発明では、臨界の水接触表面がミネラルの表皮化に抵抗のあ る表面的での対バクテリア物質で処理している。好ましい、処理は、マサチュー セッツ州のベッドフォードのスパイヤコーポレーション(SPIRE C0RP ORATION)から提供されている表面処理であるSPI−ARGENTTM によって行われる。 この処理は、銀が処理表面に堆積するのを補助するイオンビームからなる。 結果として、薄フィルムが、バクテリア、殺菌性、静翼菌性、生物融和性かつ耐 ミネラル性を有する。この殺菌性及び静翼菌性の両方の特性を有することによっ て、一般には、耐感染性を有することを表す。 この表面処理をベイメン103、加熱チャンバ132、及びバルブ138及び1 48の重要可動構成要素の水接触表面に行なう。 図14を参照すると、I10回路及びポンプ130を制御するための回路、バル ブ138及び148、及び液体処理システムの加熱チャンバ132を追加しであ るのを除き、図4の電気構成部品の一般的な配置は、超音波密度計100では、 不変である。特に、本例ではマイクロプロセッサ38はバス40を介してI10 モジュール174、ポンプ/バルブ制御回路160及びヒータ制御回路162に 連絡している。 I10モジュール174は、標準ビデオディスプレー端末あるいはパーソナルコ ンピュータをユーザあるいは密度計によって得られたデータの後処理のための情 報の表示のために密度計100に接続できるようにし、これによって、マイクロ プロセッサ38及びディスプレー18を得られた超音波伝播データを処理し表示 するために変更することを可能にする。 ポンプ/バルブ制御回路160は、充填バルブ138及びドレインバルブ148 に電気信号を与え、マイクロプロセッサ38の制御にしたがって各バルブを開閉 するようになっている。ポンプ/バルブ制御回路160は、また、ポンプ130 に電気信号を付与し、ポンプにマイクロプロセッサ38に制御によって供給タン ク124から水および界面活性剤を給送を開始するようにせしめるとともに、加 熱チャンバ132にあるレベルセンサ172がら信号を受信し、ポンプ130及 びバルブ138の制御を補助する。 加熱制御回路182は抵抗加熱エレメント164への電流を制御するとともに加 熱チャンバ132と熱的に接触してサーミスタ168からの信号を受け取る。 第2サーミスタ170は、ベイメン103の液体と熱的に接触するようにベイメ ン103内に設けられており、に受け取られる。 図13及び図14を参照すると、密度計looの動作中、第1患者の前に、ベイ メン103はあき状態であり、供給タンク124はいっばいの状態であり、既知 の容量の水及び界面活性剤を蓄えており、ドレインタンク126は空状態である 。マニュアルバルブ128が開かれて各タンク124及び126がらあるいはこ れにむけて液が流通するようになるとともに、電気起動充填バルブ138及びド レインバルブ148が閉にされる。 マイクロプロセッサ38の制御より、ポンプ/バルブ制御回路160は電流をポ ンプ130に流し、これによって、このポンプ130は、レベルセンサ172か らの信号を受信するまで水及び界面活性剤を上方の加熱チャンバ132に供給す る。加熱チャンバ132がレベルセンサ172で指示された適正レベルに充填さ れると、レベルセンサ172からポンプ/バルブ制御回路160への信号によっ て、ポンプ130が停止される。このとき、所定量の液体が、加熱チャンバ13 2に蓄えられ、測定のためにベイメン103を充填するのに必要な量に変換する 。 マイクロプロセッサ38に指令に基づいて、加熱制御回路162は熱保護モジュ ール166を介して電流を抵抗加熱ニレメン[64に付与する。加熱チャンバ1 32の液体温度はサーミスタ168によってモニタされており、加熱はほぼ39 ℃の温度になるまで継続される。サーミスタ168及び熱保護モジュール166 のヒユーズ(図示せず)が液体の過熱に対する付加的な保護手段を与えている。 サーミスタ168は50℃で開き、冷却すると自動的にリセツトされるとともに 、ヒユーズは66℃で開くがリセットはされない。したがって、交換しなければ ならない。サーミスタあるいはヒユーズのいずれがが開くと、抵抗過熱エレメン ト164への電流が遮断される。 加熱チャンバ132における液体が適正な温度になると、充填138がマイクロ プロセッサ38によって開かれると、ポンプ/バルブ制御回路160を介して液 体が重力によって適正な温度でベイメン103のなかに流れ込む。液体の温度制 御によって、足がベイメン103のなかにある患者の快適性を保証し、水及び界 面活性剤の音の伝達におけるあらゆる温度的な効果を減少せしめることができる 。いったん加熱流体が加熱チャンバ132からベイメン103に移動すると、充 填バルブ138が閉じ、ポンプ130が再起動して加熱チャンバ132を再充填 する。したがって、次回の測定のための新鮮な液体が現在の計測の最中に加熱さ れ、後の測定の間の待ちを解消する。 ベイメン103のなかに所定の液体が入れられると、密度計100による踵骨の 測定が開始する。これに関し、図1Oの超音波密度計の動作は、パルスの発生及 び測定の順序が可変であることとを除き、図1の実施例と同じである。図1の装 置では、要素を介してのパルス測定は均一な標準物質、たとえば水を介しての通 常基準パルス測定の前に行われる。図10の密度計100では、トランスデユー サアレー121の距離が固定であるので、均一な標準物質を介しての基準パルス の測定は、これは単にベイメン103にある液体であるが、生きた要素を介して のパルス測定を行う前あるいは後に行うことができる。実際、ベイメン103の 液体の温度は上記のような温度制御機構で安定的に維持されるので、標準通過時 間の測定は、装置のために1度おこなえばよく、その後は測定パルスの発信が必 要となるのみである。 好ましくは、標準通過時間測定は製造場所での装置のイニシャルキャリブレーシ ョンの間あるいはその後の再キャリブレーションの間にマイクロプロセッサ38 のメモリに1つの数として記憶されている。密度計Iooのキャリブレーション の間、サーミスタ170からの信号は、水中の音速と水の温度との公知の関数関 係にしたがって液体の温度で補正された通過時間を発生するのに使用される。 ストアされた標準の値としてマイクロプロセッサ38のメモリにストアされるの はこの補正された通過時間である。測定パルスの通過時間は、丁度測定された要 素の状態を示すために、ストアされた、結合液体を介しての、標準値と比較され る。これによって、装置は完全な基準パルスを発生することができる。テストの 経験から、マイクロプロセッサ38のメモリにストアされた標準値を適正に選択 することにより、及び加熱チャンバ132によって与えられるような温度範囲内 にベイメン103の液体を維持することにより、基準パルスを発生しあるいは測 定する必要はな(なることが、判明している。 このことを活用して、測定された通過時間の数学的比較、あるいは通過速度は該 標準値と比較されなければならない。正確度を追求する場合において、生体内の 要素を評価するために通過時間(速度)の変化及び減衰の変化の両方を使用する ことが望ましいので、下記の式が骨の状態及びミネラル密度計を示す数値を与え るものとして開発された。 前状態指示値= (SO3)2X (BUA/1000)この式において、“S OS”は、要素を介しての測定超音波パルスの音速を示しておりm/seeで表 される。音速(SO8)値は要素の幅の標準値を実際に測定された通過時間で割 ることによって測定された通過時間から計算することができる。 測定点において40mmの踵の幅を有する標準の人間を仮定すると、実際の個々 の踵の実際の測定が不要となるような十分でカリ反復可能な正確性があることが 分かっている。 上記の式において、“T”は標準最小値を表す。2つの別の値が可能である。 1つの値は、水に対する音速すなわち基準パルス速度に対してTを設定すること である。この値は28℃の水において1500 m/secである。この方法に 対する原理的な欠点は、驚くべきことに、ある人々は実際には水の密度より低い 踵の密度の値を有していることである。そのような人に対しては、標準の水の速 度を使用することによって、骨の状態指示値は負の値となるであろう。したがっ て、他のやり方は、Tとして人間の測定値の最低値を使用することであり、本発 明者らの経験では、1475 m/secである。 最後に、上記の式において、BOAは上記で詳述した広域超音波減衰である。S O3測定と相対的にBOA測定の影響は1000分の1程度であり、これは骨の 密度をより効果的な予想値にするために測定される。 測定されたSO3の範囲は1475から1650 m/seeであった。測定さ れたBOAの範囲は30からl OOdB/MHzであった。T=1475を用 いると、これらの値は極めて小さい、たとえば、18から比較的大きいたとえば 約3000までの値となる。したがって、得られた骨状態指示値は、比較的広い 範囲を示しかつ容易に理解できるものである。200よりも低い骨状態指示値を 有する人は低いを椎骨ミネラル密度を有することが、200から400の範囲の 人は、余分なを椎骨ミネラル密度を有し、400を越える骨状態指示値を持つ人 は受け入れることができ、かつ、高いレベルのを椎骨ミネラル密度を有すること がまた臨床試験から判明している。 を椎骨密度を予測するこのやり方の正確性を証明するために、図1Oの装置を用 いかつ一般の標準仕様の2元光子吸収密度計を用いて患者をテストした。図10 の超音波密度計を用いた結果によれば、この装置を用いて行われた音速測定はを 椎骨密度の測定値と0.95を越える相関関係を有することを示しており、した がって、一般の技術と極めて良好に整合することを示している。しかし、ときと きテストされた患者によっては通常の範囲のSO8値を示すが、極めて低い骨状 態を示すBOA値が現れている。したがって、骨状態指示値はこのような偏差の 大きい結果をカバーするように開発されたものである。SO3が基本的に信頼性 のある予想値であるので、この値に重きをおいており、BOAを含む第2のファ クターを含めてそのような人をカバーするようになっている。事実、SOSファ クターの乗数を、単に2乗でなく3あるいは4乗にすると、SO3の項の重要性 を増加することかできる。踵の超音波測定を活用するこの方法は迅速であり、放 射線を使わないので、骨の状態の評価の有望な新たな方法を提供するものである 。 密度計100はトランスデユーサアレー121における超音波トランスデユーサ アレーのアレーを有しであるいはアレーを有しない状態で、使用することができ る。このもっとも簡単な形態では、装置における踵の機械的な整合性はベイメン 103の形状と大きさによって与えることができる。アレーの使用及び上記の対 象範囲のスキャンは反復可能で正確な測定を確保するのに有用であるが、機械的 な配置が臨床用途には受け入れられるかも知れない。この場合には、単に単一の トランスデユーサエレメントが必要とされる。 測定が完了すると、ドレインバルブ148はポンプ/バルブ制御回路160を介 して、マイクロプロセッサ38によって開かれ、ベイメン103の液体はT状コ ネクタ144を介してドレインタンク126にドレインされる。つぎに測定を開 始するにあたり、ドレインバルブ148が閉じられ、上記したように液体は再び 加熱チャンバ132から移される。 ベイメン103への充填とドレインとを繰り返して、充填タンク124の液体レ ベルがドレインタンク126の液体のレベルの増大に対応して、減少する。各タ ンク124及び126における液の高さは、たとえば機械式フロートあるいはキ ャパシタタイプのレベルセンサで監視され、あるいは相対レベルが検出されてい る。 好ましくは、これ以上のレベルセンサは使用されない。密度計100のそれぞれ の使用のための液体の体積は、既知であり、加熱チャンバ132の充填レベルに よって規定される。それゆえ、マイクロプロセッサ38は、タンク124及び1 25がそれぞれ再充填及びドレインする必要があることを示す、ディスプレー1 8あるいは遠隔ビデオディスプレー端末(図示せず)を介して、ベイメン103 がユーザへの信号を発生するために充填される回数をカウントすることによって 、供給タンク124に残っている液体のレベルを、監視することができる。 上記ユーザへの信号はベイメン103が充填された回数、加熱チャンバ132及 び供給タンク124の相対的体積の計算に基づく。 一定の期間の密度計100の使用が完了すると、密度計は格納される。格納モー ドては、供給タンク124及びドレインタンク126の双方が手動によって空状 態にされた後、マイクロプロセッサ38はポンプ/バルブ制御回路!60に充填 バルブ138及びドレインバルブ14Bを開状態にするように指示するとともに ポンプ130を駆動する。ドレインバルブ148が開かれると、その直後にポン プ130が起動されて空気が入り込んで、液体をオーバーフローポート134か ら流しだすのを防止する。 本発明は本書に含まれる実施例及び説明に特に限定されるものではなく、後述の 請求の範囲の記載に含まれるようなすべての変更を含むのであることを意図して いる。 ニレメノトベアからのデータ #8 周;皮数(MHz) 4−#8基準 i#8ネオブレン 1.0 2.0 B、0 4.0 5,0 6.0 7.0周波数(100KH z) IG 9 国際調査報告 PCT/US 93105437

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.生体内の要素を介しての音響エネルギーの伝播を測定して該要素の物理的特 性を誘導する形式の超音波密度計であって、(a)電子コントローラと、 (b)該電子コントローラによって制御され、音響パルスを発信しこれを受信す る音響発信/受信組立体と、 (c)内部に前記要素と結合液体とを収容する大きさを有するベイスンであって 、ベイスンの充填ラインの下方において前記音響発信/受信組立体を支持するベ イスンと、 (d)前記要素を介しての音響エネルギーの伝播の測定に先立ち、前記電子コン トローラからの信号に応答して、前記ベイスンに所定量の前記結合液体を導入す る計量手段であって、該所定量は前記ベイスンを前記充填ラインまで充填する量 であって、前記計量手段は、前記音響発信/受信組立体と前記要素との間に音響 経路を与えるようになっており、前記密度計はさらに、 (e)前記電子コントローラに応答し、前記音響エネルギーの前記要素を介して の伝播の測定の後ベイスンから前記所定量の結合液体をドレインするドレイン手 段とを有することを特徴とする超音波密度計。
  2. 2.前記計量手段が、 前記液体が前記ベイスンに導入されるまえに所定量の結合液体を計量する前充填 チャンバと、 前記前充填チャンバにある結合液体に温度的に結合され、結合液体が前記前充填 チャンバにある間に、該結合液体を所定温度まで加熱するヒータと、前記電子コ ントローラの制御により前記前充填チャンバから前記ベイスンヘの経路を与える 電子起動充填バルブとを備えたことを特徴とする請求項1記載の超音波密度計。
  3. 3.前記計量手段が、さらに、 重力に逆らって前記前充填チャンバを充填するポンプを備え、前記前充填チャン バはベイスンの上方に配置され、前記充填バルブが起動されたとき重力によって 前記前充填チャンバからベイスンヘの結合液体の流れが生じようになったことを 特徴とする請求項2記載の超音波密度計。
  4. 4.前記電子コントローラが、前記要素を介しての音響エネルギーの伝播の測定 の間に前充填チャンバの再充填を行なうことを特徴とする請求項2記載の超音波 密度計。
  5. 5.さらに、前記密度計に収容され、前記計量手段に連通して前記結合液体を前 記計量手段に供給する第1液体供給タンクと、前記密度計に収容され、前記ドレ イン手段に連通して結合液体をドレイン手段から受け入れる第2液体ドレインタ ンクとを備えたことを特徴とする請求項1記載の超音波密度計。
  6. 6.前記ドレイン手段が、電子コントローラの制御によってベイスンからの通路 を与える電子起動ドレインバルブを備え、該通路により重力によってベイスンか らのドレインか可能になったことを特徴とする請求項1記載の超音波密度計。
  7. 7.前記計量手段が貯蔵容積を有する供給タンクから前記所定量の結合液体をベ イスンに導入するようになった超音波密度計であって、さらに、前記供給タンク から排出された結合液体の容積を監視し、該供給タンクが再充填の必要があるこ とを指示する信号を出力するインジケータを備えたことを特徴とする請求項1記 載の超音波密度計。
  8. 8.前記インジケータが、前記計量手段が所定量の結合液体を供給タンクからベ イスンに導入した回数と同じ使用回数をカウントし、前記使用回数かける前記所 定量が供給タンクの貯蔵容積を越えたとき供給タンクの再充填が必要であること を示す信号を出力することを特徴とする請求項7記載の超音波密度計。
  9. 9.前記ドレイン手段が、ドレイン容積を有するドレインタンクに所定量の結合 液体をドレインせしめるようになった超音波密度計であって、さらに、前記ドレ インタンクに導入される結合液体の容積を監視し、ドレインを空状態にすること が必要であることを示す信号を出力するインジケータを備えたことを特徴とする 請求項1記載の超音波密度計。
  10. 10.前記インジケータが、前記ドレイン手段が所定量の結合液体をドレインタ ンクにドレインした回数と同じ使用回数をカウントし、前記使用回数かける前記 量が前記ドレイン容積を越えたときドレインタンクを空状態にする必要があるこ とを示す信号を出力することを特徴とする請求項9記載の超音波密度計。
  11. 11.少なくともベイスン、計量手段及びドレイン手段のいずれか1つの液体接 触部分に形成される耐感染性表面被覆を有することを特徴とする請求項1記載の 超音波密度計。
  12. 12.少なくともベイスン、計量手段及びドレイン手段のいずれか1つの液体接 触部分に形成される耐ミネラル表面被覆を有することを特徴とする請求項1記載 の超音波密度計。
  13. 13.生体内の人間の踵の物理的特性及び状態を計測する装置であって、該踵が 、該踵の足の底を指示するほぼ平面状の底面を有する容器に配置され、該容器が 液体結合媒体を含んでおり、該踵を介しての超音波の伝播が超音波発信/受信組 立体によって測定されるようになった装置において、足ガイドが、 前記平面状底面に関して上方に延び、前記超音波発信/受信組立体に関して設け られ、少なくとも2つの足の指と係合するペッグを備えたことを特徴とする装置 。
  14. 14.前記容器内に足の底の下方に隣接して配置されるような大きさを有し、前 記平面状底面に関して固定されたほぼ平面状のサポートを有し、前記ペッグが前 記平面状サポートに取付られたことを特徴とする請求項13記載の足ガイド。
  15. 15.前記ペッグが前記平面状サポートに対して滑動自在に取付られ、踵に近接 して平面状サポートの部分に向けてあるいはこれから遠ざかるように移動して異 なる長さの足を収容するようになったことを特徴とする請求項14記載の足ガイ ド。
  16. 16.前記第1の指が親指であることを特徴とする請求項14記載の足板。
  17. 17.前記ペッグが足の長さに沿った軸に関して斜めになった経路に沿って滑動 し、これによって、前記ペッグが踵に近接した前記平面状部材に部分に最も近づ いたときにこれと同時に、足の幅に沿ってさらに真ん中よりに指向されることを 特徴とする請求項14記載の足板。
  18. 18.生体内の人間の第1の足の踵の物理的特性及び状態を計測する装置におい て、前記踵が第1の足の底を収容する底面を有し、液体結合媒体を収容する容器 内に配置され、踵を介しての超音波の伝播が超音波発信/受信組立体によって測 定されるようになった装置において、 ハウジングが、 水平方向に切り取られた容器の底面を有する容器を支持し、これによって、その なかに置かれた第1の足の指がその第1の足の踵に関して上方に位置させられる ようになったフレームと、 該踵に近接した容器の端部でフレームに取付られたふくらはぎサポートとであっ て、該ふくらはぎサポートは前記容器の底面に対してほぼ垂直に延びており、前 記第1の足のふくらはぎを支持するようにななつたふくらはぎサポートを備えて いることを特徴とする装置。
  19. 19.前記ふくらはぎサポートがフレームに取付られたときにヒンジ支持され、 ヒンジのまわりに揺動して前記容器を覆うような大きさを有することを特徴とす る請求項18記載の装置。
  20. 20.さらに、前記容器のいずれかの側に前記フレームによって支持され、前記 第1の足の指とほぼ同じ角度で持ち上げられた第2の足の指と一緒に、第1及び 第2の足乗せ表面のうち、上方の表面に容器に入れられていない第2の足の底を のせるための第1及び第2の足乗せ表面を備えたことを特徴とする請求項18記 載の装置。
  21. 21.人間の生体内の踵の物理的特性と状態を測定する装置であって、(a)液 体結合物質を収容し、その内部に人間の踵を収容するのに好適の大きさと形状を 有する容器と、 (b)前記液体結合物質の中に音響パルスを該踵を介して発信し、これを受信す る超音波発信/受信組立体と、 (c)前記人間の踵と液体結合物質とを介しての前記信号の測定された通過時間 を計測する手段と、 (d)容器における基準物質を介しての前記信号の標準通過時間を測定する手段 と、 (e)前記容器にある基準物質と熱的に接触し、前記基準物質の温度についての 標準通過時間を補正し、補正通過時間を発生する温度プローブと、(f)測定さ れた通過時間と補正された標準通過時間とを比較する比較手段と、(g)前記比 較と前記踵の骨の状態とを関連づける手段と、(h)前記比較の結果に基づいて 骨状態値を視覚的に表示する手段とを備えたことを特徴とする装置。
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