JPH0650976Y2 - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

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JPH0650976Y2
JPH0650976Y2 JP12280489U JP12280489U JPH0650976Y2 JP H0650976 Y2 JPH0650976 Y2 JP H0650976Y2 JP 12280489 U JP12280489 U JP 12280489U JP 12280489 U JP12280489 U JP 12280489U JP H0650976 Y2 JPH0650976 Y2 JP H0650976Y2
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JP
Japan
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metal
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plate
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JP12280489U
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JPH0361318U (ja
Inventor
芳春 荒木
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マルコン電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、産業機器用コンデンサに係り、特に、金属ケ
ースに素体を固定する技術に関する。
[従来の技術] 産業機器用コンデンサにおいては、複数個の単位素子を
重ね合せて締付け、一体化してなる素体を金属ケースに
収納している。このような複数個の素体を収納してなる
コンデンサの一例を第6図に示す。
第6図に示すように、巻回形の単位素子1は、16本使用
され、4列4段に重ね合せて締付けられ、一体化されて
素体2を形成しており、この素体2が、箱状の波形プレ
スボード3に包まれ、上部開口形の金属ケース4に収納
されている。素体2の金属ケース4に対する固定は、素
体2の上に設けられた金属固定板5によって行なわれて
いる。
金属固定板5は、第7図に示すように、押え板6および
その両側に立ち上げられた側板7からなり、その側板7
を金属ケース4の側壁内面にスポット溶接または半田付
けで固定することによって、金属ケース4に対して固定
されている。この金属固定板5によって、素体2は、金
属ケース開口部方向へ移動しないように固定されてい
る。
ところで、このようなコンデンサに使用される金属ケー
ス4の材質としては、産業用コンデンサの用途およびそ
の仕様内容に応じて、ブリキ、黄銅、銅、鉄、ステンレ
スなどが適宜使い分けられている。これに伴い、金属固
定板5の固定方法も、金属ケース4の材質に応じて使い
分けられる。すなわち、金属ケース4の材質がブリキ、
鉄、ステンレスの場合には、スポット溶接を使用し、黄
銅、銅の場合には半田付けを行って固定している。
しかしながら、このように、金属固定板5の固定を2つ
の方法で行なう場合、工程上、2系列となるため、作業
能率が低下する。
一方、スポット溶接は、半田付けに比べて作業時間を短
縮できる長所がある反面、溶接するケース表面の状態に
より、強度にばらつきを生じ易い。また、板厚による電
流値の調整や、ケース表面状態がスポット溶接に好まし
くない状態の場合にこれを好ましい状態にするための処
理を必要とし、その結果作業能率が低下するという欠点
もある。例えば、鉄板ケースにおいて、サビ防止のため
のパーカーライジング処理の被膜が施されている場合、
この被膜を研磨する処理が必要となる。さらに、電極の
表面状態の管理として定期的な研磨も必要である。これ
らを怠ると、溶接強度の面で極めて不安定で信頼性の低
いものとなる。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、上記のような従来技術の課題を解決するため
に提案されたものであり、その目的は、金属ケースの材
質に制限されることなく、容易に金属固定板を金属ケー
スに固定でき、作業系列を1系列として作業能率の向上
に貢献可能で、しかも固定強度における信頼性に優れた
コンデンサを提供することである。
[課題を解決するための手段] 本考案によるコンデンサは、金属固定板と金属ケースと
の固定を、金属固定板に設けた爪を、金属ケースに設け
た係合孔に係合することで行なうようにしたものであ
る。
すなわち、本考案は、金属固定板の側板の上端に、斜め
上に向かって外側に突出し且つ弾性を有する爪を設け、
この金属固定板の側板に対応する金属ケース側壁内面に
は、ケース側壁から斜め下に向かって内側に突出し、そ
の背面に金属固定板の爪を係合可能な傾斜板を、上下方
向に複数段設けたことを特徴としている。
また、巻回形の単位素子としては、コンデンサ薄紙およ
び/または有機フィルムを誘電体とし、アルミニウム箔
などの金属箔および/または蒸着電極を用いて、これら
を重ね合せて巻回してなる素子を使用することが可能で
ある。
[作用] 以上のような構成を有する本考案のコンデンサの作用
は、次の通りである。
すなわち、金属ケースに素体を収納し、この上から金属
固定板を挿入すれば、金属固定板の側板の上端に設けら
れた爪が、ケース側壁の内面に突出する傾斜板に当接す
る。この状態で、金属固定板を下方に押圧すれば、その
爪はその弾性力によって、傾斜板の傾斜に沿って徐々に
内側に押し戻される形で変形し、傾斜板の下端を乗越え
た時点で再び外側に突出し、この傾斜板の下端からその
背面に入り込み、固定される。続いて金属固定板を下方
に押圧すれば、さらに爪は、次の段の傾斜板を乗越え、
その背面に入り込み、固定される。
このように、本考案においては、金属固定板を任意の深
さの位置まで押込むことにより、自動的にその爪を傾斜
板の背面に係合させられ、金属固定板を金属ケースに固
定できる。
[実施例] 以下に、本考案によるコンデンサの一実施例を図面を参
照して具体的に説明する。なお、前述した従来技術と同
一部分には、同一符号を付している。
まず、第1図は、本実施例のコンデンサの内部正面図を
示す図である。この第1図において、単位素子1は、9
μ×70mm幅の蒸着金属化紙と、16μのポリエステルフィ
ルムを重ねて419回巻回して形成されており、素子容量
6.25μFである。この単位素子1が16本構成、4列4段
にて並列接続されている。この場合、単位素子容量が6.
25μFなので、全体容量100μFとなり、電圧は2000VDC
に耐えるものとなる。また、素体2の寸法は212×212mm
である。そして、このように構成された素体2が、箱状
の波形プレスボード3に包み込まれ、240×90×280mmの
金属ケース4に収納されている。この素体2は、押え板
6およびその両側に立ち上げられた側板7からなる金属
固定板5によって、金属ケース4に対して固定されるも
のとされている。本実施例においては、この金属固定板
5を、金属ケース4に対して固定するために、金属ケー
ス4の側壁の内面に、固定用金具8が装着されている。
次に、第2図および第3図は、固定用金具8を示す図で
あり、第4図および第5図は、金属固定板5を示す図で
ある。
固定用金具8は、縦長の帯状とされ、この固定用金具8
には、斜め下に向かって内側に突出する傾斜板9が、上
下方向に複数段設けられている。この傾斜板9は、固定
用金具8本体との間に、下部開口形の係合孔10を有して
おり、この係止孔10内に、金属固定板5の爪11を係合可
能とされている。傾斜板9は実施例では固定金具8を打
出し加工した突起としたが、同じ形状のものを溶接など
により取付けたものでもよい。金属固定板5の爪11は、
金属固定板5の側板7の上端に、斜め上に向かって外側
に突出し且つ弾性を有するように設けられている。この
場合、固定用金具8の傾斜板9のピッチは5mm、幅は40m
mとされており、金属固定板5の爪11は、厚さ1.0mm、幅
35mmとされている。
このような構成を有する本実施例においては、金属ケー
ス4内に素体2を収納した状態で、金属固定板5を、金
属ケース4の上部開口部より押込むことにより、金属固
定板5が素体2の上面で停止し、その爪11は、最も近い
傾斜板9の係合孔10に入り込み、固定される。
この場合、固定用金具8の傾斜板9のピッチが5mmであ
るが、固定用金具8と素体2との間には、波形プレスボ
ード3が挿入されているため、5mm以下の寸法差は、こ
の波形プレスボード3によって吸収できる。従って、確
実に素体2を固定でき、がたを生じることはない。
このように、本実施例においては、金属ケース4の種類
に関係なく、機械的に素体2を金属ケース4に固定でき
る。すなわち、従来技術においては、金属ケース4の材
質に応じて、金属固定板5の固定にあたり、スポット溶
接或いは半田付けという2方法を使い分けていたのに対
し、本実施例においては、金属ケース4の材質に拘わり
なく、金属固定板5の固定を介し、素体2を金属ケース
4に機械的に固定できるため、固定方法が単一化され
る。
なお、本考案は、前記実施例に限定されるものではな
く、金属固定板および傾斜板の形状・寸法は適宜変更可
能である。
[考案の効果] 以上のような構成および作用を有する本考案において
は、下記〜のような効果を得られる。
従来2系列であった作業工程を一系列にでき、作業内
容が単一化、標準化されるため、作業能率を向上でき
る。
スポット溶接や半田付けなどのような専用の器具を必
要とする従来技術の面倒な作業に比べ、金属固定板の押
圧のみという容易な作業で素体を固定でき、作業内容自
体が大幅に簡略化されるため、この点で一層作業能率を
向上できる。この場合、スポット溶接機や半田ゴテなど
を使用しないため、電力の節約にもなる。
金属固定板の固定にスポット溶接を利用していた従来
技術においては、強度の安定と剥離防止のための管理と
して電極研磨を必要としていたが、機械的な係合構成を
採用している本考案においては、その必要もなく、固定
強度における信頼性に優れている。
従って、本考案によれは、金属固定板に設けた爪と金属
ケースに設けた傾斜板という簡単な係合構成により、従
来技術のように金属ケースの材質に制限されることな
く、容易に金属固定板を金属ケースに固定でき、作業系
列を1系列として作業能率の向上に貢献可能で、しかも
固定強度における信頼性に優れたコンデンサを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、本考案によるコンデンサの一実施
例を示す図であり、第1図はコンデンサの内部正面図、
第2図および第3図は固定用金具を示す正面図および側
面図、第4図および第5図は金属固定板を示す正面図お
よび側面図である。 第6図および第7図は、従来のコンデンサを示す図であ
り、第6図はコンデンサの内部正面図、第7図は金属固
定板を示す斜視図である。 1…単位素子、2…素体、3…波形プレスボード、4…
金属ケース、5…金属固定板、6…押え板、7…側板、
8…固定用金具、9…傾斜板、10…係合孔、11…爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻回形の単位素子を複数個重ね合せて締付
    け、一体化して素体を形成し、この素体を上部開口形の
    金属ケースに収納し、収納した素体の上部に、押え板お
    よびその両側に立ち上げられた側板からなる金属固定板
    を設け、この金属固定板の側板を金属ケースに固定する
    ことによって素体を金属ケースに対して固定してなるコ
    ンデンサにおいて、 前記金属固定板の側板の上端に、斜め上に向かって外側
    に突出し且つ弾性を有する爪を設け、この金属固定板の
    側板に対応する金属ケース側壁内面には、ケース側壁か
    ら斜め下に向かって内側に突出し、その背面に金属固定
    板の爪を係合可能な傾斜板を上下方向に複数段設けたこ
    とを特徴とするコンデンサ。
JP12280489U 1989-10-19 1989-10-19 コンデンサ Expired - Lifetime JPH0650976Y2 (ja)

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JP12280489U JPH0650976Y2 (ja) 1989-10-19 1989-10-19 コンデンサ

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JP12280489U JPH0650976Y2 (ja) 1989-10-19 1989-10-19 コンデンサ

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Publication Number Publication Date
JPH0361318U JPH0361318U (ja) 1991-06-17
JPH0650976Y2 true JPH0650976Y2 (ja) 1994-12-21

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