JPH06510071A - 熱可塑性材料用加工助剤としてのアミノアルカノールアミドエステルの使用 - Google Patents

熱可塑性材料用加工助剤としてのアミノアルカノールアミドエステルの使用

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JPH06510071A
JPH06510071A JP5504080A JP50408093A JPH06510071A JP H06510071 A JPH06510071 A JP H06510071A JP 5504080 A JP5504080 A JP 5504080A JP 50408093 A JP50408093 A JP 50408093A JP H06510071 A JPH06510071 A JP H06510071A
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クラーマン、イェルク−ディーター
クラムピッツ、ディーター
リップマン、アンドレーアス
プローグ、ウーヴェ
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ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 熱可塑性材料用加工助剤としてのアミノアルカノールアミドエステルの使用本発 明はカルボン酸のアミノアルカノールアミドエステルの、熱可塑性材料用加工助 剤としての使用に関する。溶融と均一な流体溶融物の生成を助長し、内部摩擦を 減少させて溶融物の流動を促進するために加工助剤を熱可塑性材料の加工に使用 しなければならない。これは、加工前に熱可塑性材料に添加される潤滑剤を添加 することによって達成される。一方、熱可塑性材料の加工では、熱可塑性材料溶 融物が機械の熱い表面や型の壁へ付着するのを防止することが重要である。
離型剤がこの目的のために使用され、そのきわめて限られた相溶性のために加え た後に熱可塑性材料から表面へ移動し、そのために付着を軽減させる。本文と以 下の双方で「離型剤」という用語は、特にPVCの分野で通常使用される「外部 潤滑剤」という用語と同意語的に使用される。原理的に加工助剤の使用はまた熱 可塑性材料製品の形態、均一性および表面の質に主要な影響をおよぼす。
添加剤が潤滑剤として働くか離型剤として働(かは、その構造とタイプ、および 使用されるプラスチック材料等を含む多くの因子に依存し、潤滑効果と鋳型離型 効果はしばしば一時に、また同時に発現される。金属石鹸、脂肪酸エステルおよ び脂肪酸アミドがポリエチレンおよびポリプロピレン等の比較的無極性のプラス チックに対する潤滑剤として一般的に使用される。ポリエステル、ポリカーボネ ート、ポリアミド、pvc、ポリスチレンおよびABS等の比較的無極性のプラ スチックは潤滑剤と離型剤の双方を必要とする。適した離型剤は一般に外部から 施される脂肪酸アミド、金属石鹸、ポリエチレンワックス、脂肪酸エステルまた は7リコーン油である。化学的クラスに分類した極性プラスチックに対する適し た内部潤滑剤はウルマンス・エンサイクロベディエ・デア・テクニンエン・ヘミ −(Ullmanns Encyklopaedfe der technis chen Chemie)、第4翻刻改訂版、第15巻、フエルラーク・ヘミ− (Verlag Chemie)、パインハイム(feinheim)、197 8年、568−569頁、およびゲエツヘター/ミューラ−(Gaechter /Mueller)、クンストストツファディティフ(Kunststoffa dditive)、第3版、カール・ハンゼル・フェルラーク(Cart !1 anser Verlag)、1990年、443〜505頁に列記されている 。
しかしながら、射出成形による熱可塑性材料の加工に主として重要な既知の離型 剤は特に一つの欠点を有する。射出成形では熱プラスチツク溶融物が金属型に押 し込まれ、軽い圧力で追い出されるまでその中で冷却する。既知の離型剤では長 い冷却期間を容認しなければならなかった。このため離型剤は低い脱型温度での 充分な離型効果のみを発現した。従って経済的な理由で、理想的な離型剤は高温 で離型効果を発現すべきであり、成形物を軽い圧力で追い出すことを可能にしな ければならない。既知の潤滑剤はまた、複雑な構造物でも熱可塑性材料、とりわ けポリアミド、オレフィン、さらにポリスチレンおよびコポリマー(例えばAB S、ASA)から製造できる様に、その均一な液体溶融物の形成能に関して改善 する必要かある。さらに加工助剤は加工中に熱可塑性材料の着色または成形挙動 に全く悪影響を及ぼしてはならなす、がっ実質的に非揮発性で熱安定性でなげれ ばならない。
本発明が係わる問題は、これらの要請を満足する加工助剤を提供することである 。
驚くべきことに、加工助剤に対する上記要請はアミノアルカノールアミドエステ ルにより満たされる。従って本発明は以下の一般式(I)で示される1種以上の アミノアルカノールアミドエステルの熱可塑性材料用の加工助剤としての使用に 関する: □ R1−C−N−X−0−C−R2(I)111! (式中、R1とR2は、同一であるがまたは異なり、1〜49炭素原子を存する 脂肪族、飽和アルキル基(R1とR2は合計して少なくとも14の炭素原子を有 する)、5〜21炭素原子を有するモノ−またはポリ不飽和アルキレン基、フェ ニル基またはアルキル基に1〜22炭素原子を有するアルキル化フェニル基であ り、そしてXは、脂肪族の、2〜50炭素原子を有する飽和2制アルキル基であ る)。
アミノアルカノールアミドエステルは本来、すでに様々な応用分野で使用されて いる既知化合物である。GB−C−1,172,171ではステアリン酸のアミ ノアルカノールアミドエステル、すなわち2−ステアリルアミドエチルステアレ ートがセルロースフィルムに対する外部付着防止被覆の構成成分として使用でき ることが知られている。1974年8月15日付けの日本特許出願J P−A− 85391では2−ラウリルアミドエチルステアレート等の脂肪酸のアミノアル カノールアミドエステルがポリアミド紡織繊維に対する外部潤滑剤として使用で きることが知られている。しかしながら紡機繊維のこの特殊な分野では潤滑剤は プラスチック中に含まれてはおらず、その代わりにフィラメントは製造後に潤滑 剤を含有する水浴中で引かれる。繊維製品工業では従って、潤滑剤は初めからフ ィラメント表面に直接施される。アミノアルカノールアミドエステルがプラスチ ック中に均一に練り込まれることができ、次いでプラスチックから表面に移動す るという示唆はない。
本発明により使用されるアミノアルカノールアミドエステルは、モノカルボン酸 および/またはカルボン酸無水物、カルボン酸塩化物および1〜4炭素原子を含 有する短鎖アルコールのカルボン酸エステルから構成される群から選ばれたカル ボン酸誘導体でアミノアルコールをエステル化する既知の方法で得られる。プリ ンツインガ−(H,Brintzinger)とコ・ンデブ・ソシ、 (H,K oddebusch)はピリジンの存在下、カルボン酸塩化物からモノ−または ノエタノールアミンでエステル化し、エステル化反応は実質的に完全であるエタ ノールアミドエステルの製造を記載している[ヘミッノエ’ベリヒテ(Chem ishe Berichte)、82巻、1949年、201〜203頁参照] 。上に引用した日本特許にはカルボン酸のメチルエステルが最初にエタノールア ミンと反応し、得られたアミドが次いでp−+−ルエンスルホン酸の存在下でよ り遊離性のカルボン酸と反応する、基本プロセスの別な変法が記載されている。
しかしながら原理的にはエステル化は典型的なエステル化条件下で、例えばウル マンス・エンサイクロペデイエ・デア・テクニソシエン・ヘミ−1第11巻、第 4復刻版、フエルラーク・ヘミ−、パインハイム、1976年、91〜93頁に 従って行われる。一般的に反応体はスズ化合物またはスズ粉砕物等のエステル化 触媒の存在下に、160〜260℃の温度で水を除去して反応する。必要ならば 水は共沸的に蒸留除去されるが、これには水と共沸混合物を形成する有機溶剤を 添加する必要がある。完全、または実質的に完全なエステル化により製造される アミノアルカノールアミドエステルが、本発明の目的に好ましくは使用される。
実質的に完全なエステル化とは、得られたアミノアルカノールアミドエステルが 遊離のヒドロキシルまたはカルボキシル基を統計的な平均で含まない、好ましく は10未満の酸価、10未満のアミン価および10未満のヒドロキシル価を有す ることを意味する。
本発明により使用されるアミノアルカノールアミドエステルは、以下の一般式( I+)で示されるアミノアルカノール、H,N−X−OH(I+) (式中、Xは前記のとおりである) およびR1およびR2が前記のとおりである式R,C0OHおよび/またはR, C○OHで示されるモノカルボン酸から導かれる。1〜49炭素原子を有する脂 肪族飽和アルキル基を含有する適したモノカルボン酸はギ酸、酢酸、プロピオン 酸、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、 ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセ リン酸、セロチン酸およびメリシン酸、およびまた天然油脂から得られるこれら の酸の混合物である。他の適したモノカルボン酸はモンタン酸、およびペトロラ イト・スベシャリテイー・ポリマー・グループ(Petrolite 5pec iality Polymer Group)のユニリン(IJNILINX登 録商標)アルコール等の高分子量アルコールの酸化で得られるカルボン酸、およ び以下の一般式(Ill)で示される2−位で分枝したカルボン酸である: (式中、Xおよびyは同一であるかまたは異なり、X+y=10〜42の整数で あるという条件で4〜22の整数を表す。)。一般式(Ill)で示される2− 位で大きく分枝したカルボン酸は種々の方法で得ることができる。従って対応す るカルボン酸は水と酸性触媒の存在下に、2−位で分枝したアルカノールまたは アルキルハライド等の2−位で分枝した有機分子に一酸化炭素を導入して製造す ることができる5コツホハーフ(KochHaaf)合成〕。水とニッケル、コ バルト、ロジウム、ルテニウム、パラジウムおよび白金化合物の存在下に一酸化 炭素を式R−CH=CHRて示されるアルケンに付加すると、2−位で分枝した 対応するカルボン酸が導かれる。有機化学で公知のこれらの2−カルボン酸を調 製する方法は、メトーデン・デア・オーガニランエン・ヘミ−(Methode n derorganischen Chemie)、ハウベンーヴアイル(H ouben−Weyl)、第E5巻、第4版までの改訂翻刻版、1985年、3 02〜362頁にレビューされている。さらにカルボキシル基に対しα=位で分 枝したカルボン酸を石油化学由来の分枝アルコールの酸化によって、例えば分枝 鎖C16アルコールの異性体混合物の酸化によって得ることができる。これらの 分枝C16アルコールをその部位に関して、石油のタラソキングで生成するイソ へブタンから得られるイソオクチルアルデヒドのアルドール縮合によって得るこ とができる。また上記のα−分枝カルボン酸をゲルベ(Guerbet)法で得 られるα−分枝−級アルコールの酸化によっても得ることができる。ゲルベ法で は飽和−級アルコールが触媒量のアルカリ金属水酸化物と重金属塩の存在下に煮 沸することで三量化し、定義されたα−分枝−級アルコールを生成するE例えば プラント(E、F、 Pratt)、カプラー(D、G、 Kubler)、J 、 AmChem、 Soc、 、 76巻(1954年)、52〜56頁コ。
例えば2−へキシルデカノールをn−オクタツールからゲルベ法で製造すること ができ、酸化によりイソパルミチン酸に転化することができる。これらのカルボ ン酸の例は2−n−ブチル−n−オクタン酸、2−n−へブチル−〇−ウンデカ ン酸、2−n−オクチル−n−ドデカン酸、2−n−ドデシル−n−ヘキサデカ ン酸および2−n−ヘキサデンルー〇−エイコサン酸である。2−へキシルデカ ノールの酸化によって製造されるイソパルミチン酸(2−n−へキンルーn−デ カン酸)が特に最も好ましい。3〜21炭素原子を有するモノ−またはポリ不飽 和アルキレン基を含有する適したモノカルボン酸はラウロレイン酸、ミリストオ レイン酸、パルミトレイン酸、ペトロセライジン酸、オレイン酸、エライジン酸 、エルカ酸、リノール酸、リルン酸およびブランジン酸およびそれらの混合物、 特に天然油脂から得られるものである。フェニル基を有するモノカルボン酸の中 で、アルキル基中に1〜22炭素原子を含有する安息香酸のアルキル誘導体が、 安慝香酸そのものに加えて強調される。原理的にモノカルボン酸を選ぶ場合、置 換基R1とR2とを合わせて少な(とも14炭素原子を含有することを心に止め ることが重要である。
一般式(I)で示される好ましいアミノアルカノールアミドエステルは、R1と R2が少なくとも5炭素原子、好ましくは11〜23炭素原子を含有し、R1と R2とを合わせて少なくとも14、好ましくは16炭素原子を含有する脂肪族飽 和アルキル基であるか、または5〜21炭素原子を含有するモノ不飽和アルキル 基であるものである。従って好ましく用いられるアミノアルカノールアミドエス テルはラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウロレイン酸、パルミトレ イン酸、オレイン酸およびベヘン酸等の高級カルボン酸から、およびまたこれら の酸の混合物から導かれる。R1とR2が同一であり、11〜23炭素原子を含 有する脂肪族の飽和無分枝アルキル基である一般式(1)で示されるアミノアル カノールアミドエステルが特に好ましい。
すでに述べた様に、本発明により使用されるアミノアルカノールアミドエステル は、Xが直鎖または分枝の二個アルキル基である一般式(11)で示されるアミ ノアルカノールから導かれる。Xは好ましくは2〜8炭素原子を有する非分枝ア ルキル基である。適したアミノアルカノールはアミンエタノール、アミノプロパ ツール、アミノブタノール、アミノヘキサノール、アミノヘプタツール、アミン オクタツール、および2−アミノ−1−ブタノール、2−アミノ−2−メチル− 1〜プロパツールおよび/または4−アミノ−4−メチル−1−ヘキサノール等 のそれらの異性体である。エタノールアミン、2−アミノ−1−n−プロパツー ル、3−アミノ−1−n−プロパツール、2−アミノ−1−n−ブタノール、3 −アミノ−1−n−ブタノールおよび/または4−アミノ−1−n−ブタノール が特に好ましく、式H2NCH2CH20Hで示されるエタノールアミンが特に 最も好ましい。
R9とR2が同一であり11〜23炭素原子を含有する脂肪族、飽和、非分枝ア ルキル基であり、Xが2〜4炭素原子を含有する二価非分枝アルキル基である一 般式(I)で示されるアミノアルカノールアミドエステルが本発明の目的に特に 最も好ましい。この群の例は2−ステアリルアミドエチルステアレート、2−ラ ウリルアミドエチルステアレート、2−ラウリルアミドエチルラウレート、2− アウテアリルアミドブロビルステアレート、2−ベヘニルアミドエチルステアレ ートおよび2−ステアリルアミドエチルベヘネートである。
実際にはアミノアルカノールアミドエステルは、加工される熱可塑性材料に、熱 可塑性材料100部あたり0.01〜10重量部の量、好ましくは0.05〜5 重1部の量、より好ましくは0.1〜3重量部の量で添加して使用される。アミ ノアルカノールアミドエステルは熱可塑性材料の製造中に形成される溶融物に添 加されるのが最も良いが、あるいは高温で熱可塑性材料の粒子または粉に適用さ れる。均一な混合のためにはアミノアルカノールアミドエステルを140〜30 0℃の温度で熱可塑性材料と共に、すなわち熱可塑性材料溶融物中に押し出し、 次いでアミノアルカノールアミドエステルと混合した熱可塑性材料を粒状にする ことが推奨される。粒子を随意には残留水を除去するため高温で乾燥してもよい 。
アミノアルカノールアミドエステルは、ポリマー、重縮合物または重付加物いづ れであれ、圧意の純または変性熱可塑性材料およびそのブレンドに添加される。
アミノアルカノールアミドエステルはポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネ ート、ポリスチレンおよびコポリマー、ポリプロピレンおよびポリエチレンなら びにこれらのブレンドの加工のために特に適している。熱可塑性材料はもちろん 、ゴム変性ポリプロピレンのように変性してよく、フィラーを充填してよく、安 定化または顔料添加してもよい。本発明によればアミノアルカノールアミドエス テルは、熱可塑性材料、好ましくは押し出し、圧縮成形、ロール成形、カレンダ ー成形、吹き込み成形、発泡および射出成形、より好ましくは射出成形で加工さ れる熱可塑性材料に対する離型剤および/または潤滑剤として使用される。アミ ノアルカノールアミドエステルは特にポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネ ート、ポリスチレンおよびそれらのコポリマーおよびブレンド等の極性プラスチ ックにおける離型剤として特に優れた効果を示す。これらのプラスチックにアミ ノアルカノールアミドエステルを使用することにより離型効果は優れており、と りわけ高温でも顕著である。さらにアミノアルカノールアミドエステルは、熱可 塑性材料の溶融物の均一で迅速な流動が得られる様に潤滑剤として作用する。ア ミノアルカノールアミドエステルは、複雑な射出成形部品でも製造できる様に、 ポリアミド、ポリプロピレンおよびポリエチレンにおける潤滑剤として特に有効 に作用する。
最後にアミノアルカノールアミドエステルは、アミノアルカノールアミドエステ ルが、典型的な添加剤を有する熱可塑性材料に添加できる様に、他の潤滑剤、安 定化剤、顔料およびフィラーと相溶性である。
本発明はまた、一般式(I)で示されるアミノアルカノールアミドエステルを含 有する熱可塑性材料の成形品にも関する。使用される量の詳細、適したアミノア ルカノールアミドエステルおよび熱可塑性材料は上記に見いだすことができる。
実施例 ■、アミノアルカノールアミドエステルの調製実施例1:2−ステアリルアミド エチルステアレート水分離器を装備した三つロフラスコ中で858.7g(3モ ル)の酸価(DIN53402)196の工業用ステアリン酸(92重量%のC 1a13重量%のC16,1重量%のC1□、2重量%の02゜、2重量%のオ レイン酸)、および91゜7g(1,5モル)の2−アミノ−1−エタノールを 1.00m1のキシレンの存在下に窒素下で撹拌しながら155〜185℃の温 度で加熱した。約3時間45分後、脱水が完了した。エステル化を完結するため 、さらに8.6g (0,14モル)の2−アミノ−1−エタノールを、酸価1 .8およびアミン価(DGF−C−V2 、ブロモフェノールブルー)ゼロを有 する得られた反応混合物に添加した。次いで水を除去しながら反応を180℃で 2時間続行し、その後キシレンを真空中で留去した。融点94℃、酸価1,8お よびアミン価0.7を有する黄色っぽい硬い製品が得られた。
800.8g(4モル)の工業用ラウリン酸(99重量%のC12,0,5重量 %のCl 0115重量%の014)を122.2g(2モル)の2−アミノ− 1−エタノールと、実施例1と同様にキシレンの存在下に反応させ、その後反応 生成物をさらに10g(0,16モル)の2−アミノ−1−エタノールでエステ ル化した。
融点75℃、酸価1.8およびアミン価1,5を有する黄色っぽい硬い生成物が 得られた。
実施例3゜ 961、7g (3モル)の酸価175の工業用ベヘン酸(2,7〜3.5重量 %のC16,17,3〜18.5重量%のcps、286〜30重量%のC20 ,45〜47重量%のC22,2,4〜3.5重量%の024)を91.7g  (1,5モル)の2−アミノ−1−エタノールと実施例1と同様にキシレンの存 在下に反応させ、その後反応生成物をさらに28.4g(0,47モル)の2− アミノ−1−エタノールでエステル化した。
融点80℃、酸価3.8およびアミン価0.6を有する黄色っぽい硬い生成物が 得られた。
座里男 添加剤のプラスチック中への練り込み 80℃以下の融点を有するアミノアルカノールアミドエステルをヘンノェル(1 ’1enschel)流体ミキサー中、約80’C/1000分でプラスチック 粒子に適用した。80℃以上の融点を有するアミノアルカノールアミドエステル はポリエチレンバッグ中で振とうして分配させた。アミノアルカノールアミドエ ステルはコリン(Co11in)型235ツインスクリュー押出機(50X15  D)中、190〜265°Cの温度でプラスチック中に均一に練り込まれた。
均一な溶融物を一体型水槽中で冷却し、円形断面ストランド造粒機で粒子化した 。粒子を次に乾燥した。練り込まれたアミノアルカノールアミドエステルを含有 するプラスチックの押出しと乾燥の条件を表1に示す。量は熱可塑性材料100 重量部あたり添加された重量部である。
PBT/PC=ヴイ’yカー(Vicat)軟化温度117℃(DIN 5’3  460)と260℃/2.16Kgで溶融容積インデックス5cm’/ 10 分を有するポリブチレンテレフタレート/ポリカーボネート系無補強耐衝撃性ブ レンド[ポカン(PocanX登録商標)S7913、バイエル(Bayer  AG)製]。
PA=ポリアミド66、無補強押出しタイプ(モノフィル)、低溶融粘度;27 5℃/kgで溶融容積インデックス150cm3/10分[ウルトラミ・ノド( Ultramid)(登録商標)A3ナチュール(natur)、BASF A G製コ。
PBT= 250℃/21.2kgで溶融流動インデックス34g/10分を有 するポリブチレンテレフタレート、未変性、ヴイッカー軟化温度(DIN534 60)180°C[ヴエストドゥール(Vestodur) (登録商標)10 001ハルス(H口is AG)製]。
PP=ポリプロピレン、通常に安定化、無潤滑剤、230℃/2.16kgで5 g/10分の溶融流動インデックスとヴイッカー軟化温度148℃を有する[ホ スターレン(IllostalenX登録商標)PPT 1070、ヘキスト( Hoechst AG)製]。
PP本=230℃/2.16kgで溶融流動インデックス4g/10分を有する 黒色顔料入りゴム変性ポリプロピレン、UV安定化。
PE=密度0.923g/am3(DIN 53479)と190℃/2.16 kgで溶融流動インデックス(DIN 53735)を有するポリエチレン:結 晶融点115℃(DTA冗フラフラムリドlamulit)(登録商標)PEJ O6ナチユール、ヘルパーツ(Herberts GmbH)製コ。
表1 押出しおよび乾燥条件 離型剤の性質をマンズマンーデマグ(Mannesman−Demag)モデル D−60NC++射出成形機と特製の脱型器具(脱型スリーブ)を使用して測定 した。射出スリーブの脱型中の取り出しシステムにかかった油圧が、アミノアル カノールアミドエステルの型離型効果の尺度として評価された(取出圧、離型中 のコア温度および可塑化時間の記録)。以下の寸法を有する離型スリーブを射出 成形した:脱型スリーブ35X35X3.5 (上部)/2.0(底部)高さ× 内直径×壁厚さ、スプルーゲ−1・。
射出成形パラメーター シリンダー装買 オープンノズル、スクリュー径= 28 mm、非復帰バルブ 付き ノリンダ一温度、 225.237.245℃ノズル温度、 255°C スクリュー速度: 40(ポジション) (220m1n、 −’)射出圧力、  15(約280バール) フォローアツプ圧力ニ 0 スクリューバック圧力 15 取り出し器圧力、60 射出速度:50 取り出し器速度 アウト/バック: 10/2 ノズル接触圧力ニ60 ロックカニ 500 KN 射出時間+ 2.5s フオロ一アツプ時間:O,Os 冷却時間: 16.OS チェンジオーバ一時間: 7.5s フイ一ド遅延時間: 0.5s 遅延時間ノズルバック・ 0,5S ノズルバツク、時間依存・】、5S フイード+ 35.0mm 脱圧縮= 380 雄 型温度: フィード側、水冷(71/■in、’)コア 脱型時間まで60.8 0および】、00℃ショット重量: 約15.5g 実施例AおよびBの脱型圧力を表2に示す。値を説明すると、脱型スリーブは添 加剤の添加無しで、および0.15重量部のN、 N−エチレンビス−ステアル アミドと領15重量部のグリセロールトリステアレートの混合物(比較例1)を 添加して同一条件で製造された。
表2: PBT/PCに対する離型剤 表2からグリセロールトリステアレートとエチレンビス−ステアルアミドの混合 物は、2−ステアリルアミドエチルステアレートよりも明らかに劣った離型効果 を有することが分かる。
PAについての離型剤試験(実施例C5D)離型剤試験は基本的に上記と同じ方 法で行われた。以下の射出成形/くラメ−ターが選ばれた。
ノリンダー装置、 オープンノズル、スクリュー径=28mmシリンダ一温度、  250.260.265°Cノズル温度・ 270℃ スクリュー速度・ 45(ポジション)射出圧力 18(約420)く−ル) フォローアツプ圧力、1(約260/く−ル)スクリューバック圧力° 1 取り出し圧力ニ45 射出速度:16 取り出し器速度 アウト/バック+ 10/2 射出時間 2.55 フオロ一アツプ時間:2.O5 冷却時間; 15.Os チェンジオーバ一時間:6.OS フィード遅延時間: 0.5s 遅延時間ノズルバック:0.5s ノズルバック、時間依存:1.5s フィード: 35.0 mm 脱圧縮+ 38.Off1lll ノズル接触圧力・ 55 0ツキング力 500KN 型温度、 フィード側・水冷(81/min、)コア 脱型時間まで80.10 0および120°Cンヨント重量: 約14.6 g PAについての潤滑剤試験(実施例C,D)流動性挙動は螺旋型を有するマンズ マンーデマグD 12ON射出成形器中で測定された。射出螺旋の長さを潤滑効 果の尺度として使用した。以下の射出成形パラメーターが選ばれた。
ノリンダー装置、 オープンノズル、スクリュー径” 45 mm、非復帰/< ルブ付き シリンダ一温度 270.270.270°Cノズル温度 290℃ スクリュー速度: 17(ポジション)射出圧力、 13(約310)く−ル) フォローアツプ圧力・ 8(約160)く−ル)スクリューバック圧力・4 射出速度= 3 射出時間: 5.0 s フ寸ローアツブ圧力時間+2.O5 冷却時間・ 15.0 s チェンジオーバ一時間:2.OS フィード遅延時間 0.5S 遅延時間ノズルバック・ 2.OS ノズルバック、 時間依存 +0.5sフィード: 34.0 關 脱圧縮: 38.01llffi ノズル接触圧力ニ15 0キング力・ 100OKN 型: 螺旋、3X15a+m、直角に屈曲、スプル−ゲート型温度・ 80℃ ショット重量: 27.0〜33.5 g表3は脱型圧力および螺旋長さを示す 。標準 添加剤なしの場合:比較例2としてN、N−エチレン−ビス−ステアル アミドが同じ条件でPAに添加された場合本発明によるアミノアルカノールアミ ドエステルは顕著にポリアミドに適している。つまりそれらは特に高温での低脱 型圧力で際だっている。
PBTについての離型剤試験(実施例EおよびF)離型剤試験は基本的に上記と 同じ方法で行われた。以下の射出成形パラメーターが選ばれた。
シリンダー装置二 オープンノズル、スクリュー径=28mm。
シリンダ一温度: 230.240.250℃ノズル温度・ 260℃ スクリュー速度: 40(ポジション)射出圧力ニ 8(約200バール) フォローアツプ圧力・ − スクリューバック圧力、5 取り出し器圧力・ 50 射出速度:40 取り出し器速度 アウト/バック・ 〕O/2 ノズル接触圧力ニ60 ロッキングカニ 500KN 射出時間: 2.0s 710一アツプ圧力時間二 − 冷却時間: 20.OS チェンジオーバ一時間:8.0s フィード遅延時間: 05 S 遅延時間ノズルバンク 0.5s ノズルバック、時間依存+ 1.5 sフィード+ 35.0mm 脱圧縮: 38.0mm 型温度: フィード側:水冷(71/[1lin、 )コア 脱型温度まで80 .100および120°Cショット重量: 約178 g 脱型圧力を表4に示す。
表4:PBTに対する離型剤 すでに述べたと同じ方法で流動性挙動が測定された。以下の射出成形パラメータ ーが選ばれた。
射出成形パラメーター シリンダー装置、 オープンノズル、スクリュー径”45mm、非復帰バルブ付 き シリンダ一温度: 210,220.220℃ノズル温度= 230℃ スクリュー速度: 17(ポジション)射出圧力ニ 16(約400バール) フォローアツプ圧力・ 5 スクリューバック圧力= 4 射出速度: 9 ノズル接触圧力ニ 9 射出時間: 4.Os フォトアップ圧力時間:1.5s 冷却時間: 15.0 s チェンジオーバ一時間+ 3.0 s フィード遅延時間:0.5s 遅延時間ノズルバック+ 2.Os ノズルパック、時間依存:0.5 s フィード: 41.0 市 脱圧*: 43.0 關 ロッキングカニ 100OKN 型: 螺旋、3X15mm、直角に屈曲、スプルーゲート型温度二 60°C ショット重量: 18〜20.5 g 螺旋長さを表5に示す。
0.75gのN、N−エチレンビスーステアルアミドと0.75gのステアリン 酸カルシウムの混合物がPPで比較例3として同じ条件で試験された。
PP*lこついての潤滑剤試験(実施例■)潤滑剤試験が、射出成形パラメータ ーの以下の違い以外はPPと同じ方法で行われた; 射出圧力・ 19(約700バール) フィード 38.0本 脱圧線・ 41.0ml ノタット重量 18.7〜20.6g 射出長さを表6に示す。ステアリン酸アミドが比較例4として同じ条件で試験市 販のステアリン酸アミドと比較して、本発明による製品は改善された効果と、さ らに変色等の二次反応に向かうより少ない傾向を有する。
PEについての潤滑剤試1!#(実施例J)流動性挙動は上記と同様に測定され た。以下の射出成形パラメーターが選ばれた。
シリンダー装置; オープンノズル、スクリュー径=45關、非復帰バルブ付き シリンダ一温度: 190〜200℃ ノズル温度: 210℃ スクリュー速度、 16(ポジション)射出圧力、 25(約700バール) フォローアツプ圧力ニ 17(約500バール)スクリューバック圧力ニ4 射出速度、17 射出時間+ 5.0 s フォローアツプ圧力時間+ 2.OS 冷却時間: 15.OS チェンジオーバ一時間:3.Os フィード遅延時間:0.5s 遅延時間ノズルバック・ 2.0s ノズルバツク、時間依存:0.5s フィード: 43.Oma+ 脱圧縮+ 45.0mm ノズル接触圧力・ 15 0ッキングカ: 100OKN 型: 螺旋、3x15mm、i![角に屈曲、スプルーゲート型温度、 50℃ ンヨット重量: 21.2〜24.0 g螺旋長さを表7に示す。
フロントページの続き (72)発明者 リップマン、アンドレーアスドイツ連邦共和国 デー−404 4カールスト 2、ロッテス 13番 (72)発明者 プローグ、ウーヴエ ドイツ連邦共和国 デー−5657バーン、ハイドンヴエーク 6番

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の一般式(I)で示される1種以上のアミノアルカノールアミドエステ ルの、熱可塑性材料用の加工助剤としての使用:▲数式、化学式、表等がありま す▼(I)(式中、R1とR2は、同一であるかまたは異なり、1〜49炭素原 子を有する脂肪族の飽和アルキル基(R1とR2は合計して少なくとも14の炭 素原子を有する)、5〜21炭素原子を有するモノ−またはポリ不飽和アルキレ ン基、フェニル基またはアルキル基に1〜22炭素原子を有するアルキル化フェ ニル基であり、そしてXは、脂肪族の、2〜50炭素原子を有する飽和2価アル キル基である)。
  2. 2.一般式(I)においてR1とR2は少なくとも5個、好ましくは11〜23 個の炭素原子(R1とR2は合わせて少なくとも14、好ましくは16炭素原子 を有する)を有する脂肪族の飽和アルキル基、または5〜21炭素原子を有する モノ不飽和飽和アルキル基であることを特徴とする請求項1記載の使用。
  3. 3.一般式(I)においてR1とR2は同一であり、11〜23炭素原子を有す る脂肪族飽和非分枝アルキル基であることを特徴とする請求項1または2記載の 使用。
  4. 4.一般式(I)においてXは2〜8炭素原子を有する非分枝アルキル基である ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の使用。
  5. 5.一般式(I)においてR1とR2は11〜23炭素原子を有する脂肪族飽和 非分枝アルキル基であり、Xは2〜4炭素原子を有する2価非分枝アルキル基で あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の使用。
  6. 6.一般式(I)で示されるアミノアルカノールアミドエステルが熱可塑性材料 100重量部あたり0.01〜10重量部の量で使用されることを特徴とする請 求項1〜5のいずれかに記載の使用。
  7. 7.一般式(I)で示されるアミノアルカノールアミドエステルが熱可塑性材料 に対する離型剤および/または潤滑剤として使用されることを特徴とする請求項 1〜6のいずれかに記載の使用。
  8. 8.熱可塑性材料はポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリスチレ ンおよびコポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはそれらのブレンドで あることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の使用。
  9. 9.一般式(I)で示されるアミノアルカノールアミドエステルを含有すること を特徴とする熱可塑性材料の成形品。
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