JPH06510139A - 汎用液晶表示装置 - Google Patents

汎用液晶表示装置

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JPH06510139A
JPH06510139A JP5505189A JP50518993A JPH06510139A JP H06510139 A JPH06510139 A JP H06510139A JP 5505189 A JP5505189 A JP 5505189A JP 50518993 A JP50518993 A JP 50518993A JP H06510139 A JPH06510139 A JP H06510139A
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reflector
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ジョーンズ、フィリップ・ジェー
カマス、ハンディ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 汎用液晶表示装置 発明の分野 本発明は、反射型表示装置及びオーバーヘッド投映機の映像パネルとして使用さ れる汎用液晶表示装置に関する。
発明の背景 液晶系電気光学能動素子が反射板の前方に置かれた反射型液晶表示装置は、当業 界ではよく知られている。電気光学能動素子は、電気信号のような入力に応答し て第1光学状態と第2光学状態との間で変遷する。表示装置に入射する光は、こ の光学状態に応じて反射板まで届いたり、届かなかったりするので、反射板によ り反射されるかどうかによって、観察者には種々の表示状態が目視できるように なっている。この反射型液晶表示装置は多方面に利用されており、その最もポピ ユラーなものの一つは、軽量であること、それに電力消費が少ない利点を利用し て携帯型コンピュータないし「ラップトツブ型」コンピュータのコンピュータス クリーンとして利用されている。
最近、コンピュータに格納されたデータ、テキスト、あるいはグラフィックスの ような情報を表示するための液晶オーバーヘッド投映機の映像パネルは、普及し はじめている。このパネルはコンピュータに接続されており、通常はコンピュー タスクリーンに送られるコンピュータからの出力は、コンピュータスクリーンの 代わりに、あるいはこれと同時にパネルに送られる。パネルは、従来のオーバー ヘッド透明体が配置されるオーバーヘッド投映機に直接配置され、コンピュータ によって作成された画像が投映機によってスクリーン上に投映される。例えば、 パネルは、その上に形成された黒色文字rHELLOJを除いて、透明であって もよく、この場合、文字rHELLOJがスクリーン上に投映される。このよう なパネルは、紙上に情報をプリントし、紙のコピーから透明体を作製し、オーバ ーヘッド投映機に透明体を載せて画像を投映する従来の方法に代わる便利なもの である。更に、従来の方法では、投映のために使用される所定数の透明体を前辺 て準備する必要があるが、このパネルによれば、任意の投映用画像をその場で作 成することが可能である。
ある好適型式の液晶表示装置では、ポリマーのようなマトリックス(又は、封じ 込め媒体)に液晶が封入あるいは分散されている封入型液晶材(encapsu latedljquid crystal material)が使われている 。充分に強い電界に対応する電圧を封入型液晶材に印加した状態(界磁オン状態 )では、磁界に応じて液晶の配列が再配向されて入射光が透過するようになる。
逆に、この電圧が印加されていない状態(界磁オフ状態)では、液晶の配列はラ ンダムになるか、又は、液晶とマトリックスの界面により影響を受けるから、液 晶材は入射光を散乱させる。液晶材が界磁オフ状態から界磁オン状態へと変遷し 始める時の印加電圧は、閾電圧と呼ばれている。
反射板の特性は、目視性に対して重要な影響を及ぼす。界磁オフの状態では、目 視者に対して光が散乱することから、表示装置は明るく見えるか、あるいは乳白 色に見える。正反射板(鏡面反射板)を用いると、界磁オン状態では表示画像に 良好な暗黒色が得られるけれども、室内の物体の像が目視者に向かって反射する ことがあるので眩しく感じられることがあり、光を拡散しない照明器具のような 強力な点光源がある場合に特に顕著である。別の方法として、拡散反射板が提案 されている。この拡散反射板は前述の問題点をかなり解消しているが、コントラ ストまて減少させてしまう問題がある。反射板が戻り反射板(retroref lector)てあれば、光を光源に向かって反射して、鏡面反射板に付随する 眩しさの問題点を解消すると共に、拡散反射板を有する表示装置とは違い高コン トラストが得られるので、良好な表示が得られる。液晶表示装置にこの戻り反射 板を利用した例は、マイヤーホフ7 01eyerhofer)の米国特許第3 .905.682号(1975年)に開示されている。液晶表示装置に反射素子 あるいはレンズ素子を用いているものとして、ソーラ(Thorn EMI)の ヨーロッパ特許第421810号(1991年)、クロマツクの米国特許第4. 726.662号(1988年)、ファーガソンらの米国特許第4.732.4 56号(1988年)、ファーガソンの米国特許第4.613.207号(19 86年)、ウィリーの米国特許第4.693.560号 (1987年)、ダリ サらの米国特許第4.991.940号(1991年)な本発明は、反射型表示 装置及びオーバーヘッド投射パネルとして使用される汎用液晶表示装置を提供す る。この表示装置は、(a)第1透明電極手段と、(b)第2透明電極手段と、 (c)前記第1及び第2透明電極手段の間に介装され、入射光が散乱する第1状 態と、散乱光量が減少する第2状態との間で切替え自在な表示媒体と、(d)前 記第2透明電極手段の後方に着脱自在に配置された戻り反射板と、(e)前記第 2透明電極の後方に戻り反射板を着脱自在に位置決めする手段とで構成されてい る。表示媒体としては、正極誘電異方性で、封じ込め媒体に分散させた、動作時 にネマチックを呈する液晶であるのが望ましい。
図面の簡単な説明 図1aと図1bは、本発明のコンピュータと表示装置を示す。
図28と図2bは、本発明の表示装置の断面図を示す。
図3は、本発明の表示装置の別の実施例の断面図を示す。
図4aと図4bは、本発明の戻り反射板における直交頂点を有するキューブ素子 の配列を示す。
図5は、浮遊反射(stray reflection)L、tやすい部分を有 する截頭頂点を有するキューブ素子を示す。
図6aから図6dまでは、戻り反射板の種々の動作モードを示す。
図7a、図7bと図8a、図8bは、戻り反射板の光軸の種々の傾斜角度とそれ により得られる表示コントラストとの関係を示す。
図9aと図9bは、表示装置における画素と戻り反射素子との相対寸法の好まし い組合せと好ましくない組合せをそれぞれ示す。
好ましい実施例の説明 表示媒体は封入型液晶材が好ましく、その調製方法については、ファーガソンの 米国特許第4.435.047号(1984年)、同第4.606.611号( 1986年)、同第4,616゜903号(1986年)、同第4.707.0 80号(1987年)、バールマンらによるヨーロッパ特許第156.615号 (1985年)、ウーらのヨーロッパ特許第4.671.618号(1987年 )、ウェストらの米国特許第4.673.255号(1987年)、同第4.6 85.771号(1987年)、デユーアンらの米国特許第4.688.900 号(1987年)などに開示されている。封入型液晶材にあっては、ある分離量 の液晶が封じ込め媒体あるいはマトリックス材に封入されているか、分散、環設 、あるいはその他の形態で収納されている。その容積は、必ずしも球形、あるい はほぼ球形である必要はない。不規則な形状であってもよいし、相互結合してい るものであってもよい。分離容量間の相互結合量は、ヨーロッパ特許公開公報第 0.313.053号(1989年)のグイニソポンインキ・アンド・ケミカル に説明されているように、連続相を形成すると思われる程度であってもよい。「 液晶」とは、液相結晶特性を有する組成物を意味するものであって、分離された 単一の液相結晶組成物、あるいは種々の液相結晶組成物の混合物、あるいは液相 結晶組成物と非液相結晶組成物の混合物であってもよい。液晶としては、ネマチ ックか、又は、動作時にネマチック(operationally nemat ic)を呈するものが望ましい。より好ましくは、正極誘電異方性(posit ive dielectricanisotropy)を有するものが望ましい 。
液晶分子は一般に針状形状(elongated 5hape)を呈していて、 結晶の長手方向が互いに平行に並ぶように整列ないし配向する傾向がある。この ように配向すると、液晶は異方性を呈することになり、これは液晶の測定される 物性と光学特性とその他の性状が測定方向(配列方向に対して平行か、直交する か)によって変わる。また、この配列方向は、例えば電界や磁界などの外部刺激 によって変わり、刺激がない場合にはある方向にある特定の物性値を示すが、刺 激が加わると別の物性値を示すようになる。これは結晶の異方性と再配向性によ るものであって、このため液晶は表示ヰ(として有用になっている。
封じ込め媒体としては、ポリマー材が望ましい。必ずしもこれに限定されるわけ てはないが、適当な封じ込め媒体としては、ポリビニールアルコール、ポリビニ ールアルコール重合体、ゼラチン、ポリウレタン、ポリエチレン酸化物、ポリヒ ニールピロリドン、セルローズ重合体、天然ゴム、アクリルとメタクリル重合体 ないし共重合体、エポキシ、ポリオレフィン、ビニール重合体などが挙げられる 。この中では、ポリビニールアルコールが封じ込め媒体として好ましい。
封入型液晶材は、封じ込め媒体と液晶との両方を含むエマルジョンを用いて付着 させるか、又は、封じ込め媒体と液晶との両方を含む溶液を蒸発させることによ り調製できる。また、封じ込め媒体と液晶との両方を含む均質混合体を高温で調 製し、これを冷却して封じ込め媒体に含まれている液晶成分を位相分離すること によっても調製できる。更に、封じ込め媒体を重合化する際に液晶材を同時に封 入する重合化プロセスにおいて調製することもできる。液晶は必ずしも全てがポ リマーて取り囲まれている必要はなく、共連続相として系の一部として存在する 形であってもよい。
通常、封入型液晶材は、充分な電界がない場合(界磁オフ状態)にはほぼ不透明 であるが、充分な電界がある場合(界磁オン状態)には、はぼ透明になる。この ように電界で液晶の配列を変え、それにより封入型液晶材を高散乱(又は吸収) 状態から、高非散乱でほぼ透明状態へと切り替えている。一般に、液晶は正極誘 電異方性を有し、正常屈折率は封じ込め媒体の屈折率と一致するが、異常屈折率 が封じ込め媒体の屈折率とほぼ一致しないものが望ましい。このような封入型液 晶材が動作する物理学的原理については、前掲の文献類、特にファーガソンの特 許に詳しく記載されている。封入型液晶材の充分な電界が印加される部分におい ては、不透明状態から透明状態への変遷が起こるが、電界が印加されない隣接部 分ては不透明のままになっている。
尚、封入型液晶材の液晶に多色性染料を添加しておくことはよく知られている。
しかし、本発明を実施するに当たっては、封入型液晶材には、多色性であろうと 、その他のものであろうと、染料を含んでいない方が望ましい。
表示媒体としては前述のように封入型液晶材で構成するのが望ましいが、例えば セメクチツクA、コレステリック、あるいは、ダイナミック散乱型ネマチック表 示装置のようなその他の散乱型液晶表示装置を利用することもできる。
図1aには、キーボード56と、場合によってはハードディスクドライブ(隠れ ており、図示されていない)及びフロッピーディスクドライブ54を備えた中央 処理装置(CPU)52を有するラップトツブ型あるいは携帯型コンピュータ5 0が示されている。スクリーン58はマルチモード表示装置であり、反射モード で図示されており、ラップトツブ型コンピュータの表示装置の従来の位置に配置 されている。スクリーン58はコンピコ、−夕50に着脱自在に取り付けられて おり、スロット60を介して挿入できる戻り反射板(隠れており、図示されてい ない)を備えている。CPU52とスクリーン58の交信はケーブル62を介し て行われる。
スクリーン58の他の操作モードが図1bに示されており、同一符号は同一部材 を示している。戻り反射板64は取り外されている。スクリーン58はCPU5 2から取り外されており、オーバーヘッド投映機66の上に載置されてLs9゜ 戻り反射板が取り外される払スクリーン58はオーツ(−へ・ソトパネルとして 作用し、スクリーン58に表示されるCPU52からの出力は、投映スクリーン 68上に投映される。スクリーン58が反射型表示スクリーンとして使用される と、透明七−ドて表示される画像の文字、線等に相当する部分が一般的に存在し 、他の部分は散乱モードとなり、目視者には白地に黒の文字あるいは線が見える 。この極性の画像がオーバーヘッド投映機により投映されると、投映スクリーン 68上では陰画となり、黒地に明るい文字あるいは線が発生する。投映スクリー ン68には陽画を投映することが望ましいので、スクリーン58上の画像の極性 (ま、反射型表示スクリーンからオーバーヘッドノ(ネルに変換される時、逆転 することができる。これはユーザによって入力されたソフトウェアコマンドある シ1(まスクリーン58の位置を検知し、元の位置からCPU52の上に移動し た時を二画像の極性を自動的に逆転するスイッチにより達成される。
マルチモー1’表示装置の構成は、反射モードにおける表示装置の断面を示す図 2aに更に詳しく示されている。表示装置70は、ポリエチレンテレフタレート あるいはガラスのような透明材料で作製された上下透明支持手段72.73を備 えており、その間にインンウム錫酸化物(ITO)のような透明伝導材でできj こ上透明電極74と復数の下透明電極75a−75dが保持されてLする。表示 媒体76は電極74と電極75a−75dの間に介在しており、液晶の分散液滴 77を有する封じ込め媒体78て構成されている。電極75a−75dlこ(ま 、それぞれ薄膜トランジスタ(TPT)79a−79dが電気的に接続されてお り、上電極74(共通電極として作用する)と各下電極75a−75dへの印加 電圧を制御している。TPTはある電圧量Fでは絶縁体として、また、表示媒体 76の閾電圧よりも大きなその電圧以上では伝導体として作用する。TPTの代 わりに、MIM、ダイオードあるいはバリスターのような他のスイッチ素子も使 用可能である。コンピュータ80は、上電極74と下電極75a−75dにリー ド82.84でそれぞれ接続されており、表示装置の各画素をオン、オフするた めに印加電圧を制御する。戻り反射板86は、表示媒体76、下電極75a−7 5d、TFT79a−79d、下支持手段73の後方にブラケット88により前 後進可能に配置されている。戻り反射板86はブラケット88上にスロット手段 89を介して取り付けられている。戻り反射板86をスロット手段89を介して 前後進させることにより、所定位置にあるいはそれ以外の位置に移動することが できる。
表示装置70の各画素は、上電極74と下電極75a−75dの一つとが重なっ た領域に存在する。例えば、画素b−b’ は上電極74と下電極75bが重な った部分に存在し、画素c−c’ は同様に上電極74と下電極75cが重なっ た部分に存在する。画素b−b’ は界磁オン状態、即ち、閾電圧を超える電圧 がTPT79bに印加された状態で図示されており、一方、画素c−c’(個々 に明示していないが他の画素も)は界磁オフの状態である。表示装置70の画素 b−b’にあたる光源90からの光(光線A)は、戻り反射板86によって逆方 向に反射され(光線A’ )画素b−b’ からは観察者に光は達しないので、 その画素は観察者には暗く見える。逆に、画素b−b’ に入射する光源90か らの光は前方に散乱するか(光線B)、後方に散乱する(光線C)。いずれにし ても、入射光の一部は戻り反射(光線B)とともに一連の前方散乱か、あるいは 単に後方への散乱かの違いはあっても、観察者に対し散乱する。散乱プロセスの 拡散性のため、光源90の画像は観察者に対し鋭く反射するのではなく、画像b −b’ (磁界オフ法曹にある表示装置70の他の部分も)は均一に明るく乳白 色に見える。
図2bは、オーバーヘッド投射パネルモードで作動している表示装置70を示し ている(同一符号は同一部材を示し、簡略化のため、下電極の一つとTPTの対 75/79のみ特に符号を付している)。画素b−b’ は界磁オン状態で示さ れており、表示装置70の画素c−c’ と残りの部分は界磁オフ状態で示され ている。戻り反射板86はここではスロット手段89から取り出されており、表 示装置70はオーバーヘッド投映機91の投映面に載置されている。図2aの光 源90はオーバーヘッド投映機91の投映光源90’ に置き換えられている。
画素b−b’ に入射する光(光線D)は表示装置70を透過してオーバーヘッ ド投映機91のレンズハウジング92に到達し、スクリーン94上に投映される 。逆に、画素c−c’ に入射する光の殆ど(光線E)は散乱しハウジング92 には到達せず、従って投映されない。
図38は、本発明の表示装置70°の別の実施例を示している。表示装置70′ は、図2a、図2bの表示装置70とはブラケット88′ の構成において異な り、他の部材はほぼ同一で同一符号によって示されている。ブラケット88°  はスワン1一手段を有するかわりに、戻り反射板86を所定位置に保持するとと もに、戻り反射板を別の位置に回転させるヒンン89゛ を備えており、表示装 置70゛ の動作モードを変更するものである。
ブラケット13に代えて、ランチ、スナップファスナ、ベルクロ(Velcro )ファスナ、磁気ストリップ等の他の手段で戻り反則板を着脱自在に保持しても よい。
戻り反射板の保持手段は、電気光学能動素子の後方での戻り反射板の取り付は取 り外し作業を素早く道具を使用せずに行えるものが好ましい。一般に、作業者は 戻り反射板の取り付は取り外し作業を1分以内になんの苦労もなく行えるべきで ある。
表示装置における各画素のアドレス方法は多重送信が好ましい。なぜなら、多重 送信は直接アドレスに比較してリード数を減らすことができるからである。多重 送信においては、−組のM列電極が一組のN行電極とともに使用されてl、Aる 。
適当な電気信号を、例えば5列目で8行目の電極に印加することにより、5列目 て8行[1の画素をオン、オフすることができる。従って、多重送信により、M XN画素のス゛トリノクスをアドレスするに必要な電極リードの数をMXN ( 直接アドレスの場合)からN・i+Nに減少できる。TPTと各画素との組合せ は、クロストークを減少し、アドレスしている画素の隣接画素への不測の切り替 わりを防止する上で有利である。
基本的には、戻り反射板は、入射角とはほとんど無関係に入射光を光源にほぼ戻 す反射板である。即ち、戻り光線は入射光線にほぼ平行である。戻り反射板の構 成は、例えばローランドの米国特許第3.935.359号(1976年)、ク ーニー・ジュニアの米国特許第4.957.335号(1990年)、ネルソン らの米国特許第4.938.563号(1990年)、ベリスルらの米国特許第 4.725.494号(1988年)、アッペルドーンらの米国特許第4.77 5.219号(1988年)、タングらの米国特許第4.712.868号(1 987年)、マレクの米国特許第4.712.867号(1987年)、ベンソ ンの米国特許第4,703、999号(1987年)、シックらの米国特許第4 .461.014号(1984年)、ネルソンらの米国特許第4.895.42 8号(1990年)、ヘッドブロムの米国特許第4.988.541号(199 1年)、シュルツの米国特許第3.922.065号(1975年)、及びリン ドナーの米国特許第3.918.795号(1975年)に開示されている。本 発明とともに使用される戻り反射板はここに特に記載されているものに限定され ず、他の戻り反射板も必要な変更を加えて使用できることは当業者には理解でき るところである。
戻り反射板は、完全角キューブ素子(full corner cube el ements)を配列して構成するのが好ましく、表示装置の表示面の法線に対 して約10度から約45度の角度だけ傾斜した光軸を持っているので、表示装置 の明るさ及びコントラストが改善されている。尚、「完全角キューブ素子」とは 、3つの直交反射面を有する反射素子を意味する。このような角キューブ素子を 図1aと図1bに示す。
この角キューブ素子は、立方体の何れか一つの角を切り取ると得られる三面角錐 体と見ることができる。この素子をある配列に配置すると戻り反射板が得られる 。
図1aは、6個の角キューブ素子15 a〜1−5 fが六角形に配置されて構 成された配列を上方から見たところを示す。図1bはその中の一つの素子15a の平面図を示しており、図示のように当該キューブ15aは頂点17で収斂する 3つの面16a〜16Cを備えている。角キューブ素子の頂稜(即ち、一つの角 キューブ素子の直角面(orthogonal 5urface)が別の角キュ ーブ素子の直角面と交わる稜部て、18を以て示す)での散乱を防ぐためにも、 各頂稜は鋭く尖っているか、暗黒色光吸収材で被覆しておくのが望ましい。また 、頂点17も同様に、光を反射しないように処理するのが望ましい。
更に、戻り反射板は、能動戻り反射面(active retroreflee tive 5urface)でない部分から疑似反射(spurious re flection)が出ないようにするのが望ましい。
例えば、精密直交型角キューブ素子の代わりに、頂点が截頭された角キューブ素 子(図18と図1bに示したキューブ素子の頂点が切り取られた角キューブ素子 と見ることができる)、又は、頂稜が丸みを帯びた角キューブ素子を備えた角キ ューブ型戻り反射板では、戻り反射を行わない領域は、光吸収材で被覆するか、 反射板が透明であればその反射板の背面に光吸収材を敷設することにより遮光す べきである。截頭角キューブ素子からなる配列の図と、その性能が如何に向上さ れるかを図2に示す。截頭角キューブ素子20は、角キューブ15aの3つの角 19a−19Cを切り取って反射面21. a〜21cを形成したものと想定す ればよい。稜18°は、角キューブ15aにおける稜18に対応するもので、図 面ではそれが判明できるように明示しである。尚、角キューブ素子20は、複数 の角キューブ素子の高密度集積化を図るために、六角面をも有している。戻り反 射板の非能動面、即ち、戻り反射プロセスにおいてビームの反射や屈折に直接関 与しない面については、その大きさを最小限にして、非反射材で被覆及び/又は 遮光処理を施しておくのが一般に望ましいようである。
角キューブ型戻り反射板(当業界では、「キューブ角型反射板((ui)6 c ornerreflector)Jとも言われている)は、内部全反射(tot al 1nternal reflection)と単純鏡面反射(simpl e 5pecular reflection)の何れかの原理、又は、両方の 原理に従って反射作用をする。図6aから図6dまでは、本発明において利用し うる4種の角キューブ型戻り反射板をそれぞれ示している。図6aでは、角キュ ーブ素子131aの配列からなる前面配置型戻り反射板130aを示しており、 各角キューブ素子は3つの互いに直交した鏡面反射面132aを有していると共 に、各鏡面反射面が基板表面をアルミニウム、銀、金あるいはその他の金属材料 を蒸着することにより形成されている。角キューブ素子131aの何れか一つの 直交反射面に入射した光は、各直交反射面132aで反射されて入射方向へと戻 る。
(尚、直交反射面が3つあるから、反射は3回行われるが、平面に図示する都合 上、図面では2回反射したものとして図示しである)。図6bは、内部全反射の 原理に従って反射作用をする後面配置型戻り反射板130bを示している。この 戻り反射板130bは、透明材からなる角キューブ素子131bからなり、角キ ューブ素子は後面、即ち、光源側とは反対側に配置されている。この戻り反射板 130bの後ろ側には、例えば空気のような低屈折率の媒体が存在する。角キュ ーブ素子1.31 bの何れか一つの直交反射面132bに光線が入射すると、 内部全反射の原理に従って別の直交反射面132bへと反射され、これを3回繰 り返した後に入射方向へと戻ることになる。図60は、後面配置型戻り反射板1 30cを示しており、後方に角キューブ素子131cが配置され、その直交反射 面132Cが、戻り反射板30aと同様に、鏡面反射面に仕上げられている。更 に効率の良い戻り反射板は、鏡面反射動作モードと内部全反射動作モードとを組 み合わせることにより得られる。このような戻り反射板を図6dに示す。後方半 分は、図6aに示したように、鏡面反射の原理に従って反射作用をする戻り反射 板130dで構成されており、前方半分は、図6bに示したように、内部全反射 の原理に従って反射作用をする戻り反射板130 d’ で構成されている。戻 り反射板130d°に急角度で入射し、内部全反射されない光(例えば、光線A )は、戻り反射板130dの方へと屈折し、この屈折光が円錐形受光角内の角度 で戻り反射板に入射すれば、それにより元の方向へと戻り反射される。逆に言え ば、戻り反射板130 d’ への入射角が円錐形受光角内にある入射光(例え ば、光線B)は、戻り反射板によりもとの方向へと反射される。このような複合 戻り反射板は、ベンソンの米国特許第4.703.999号(1987年)に更 に詳しく説明されており、後面を角キューブ反射素子で形成し、この角キューブ 反射素子とは逆の形状をした鏡面反射面を前記後面と密接するように配置したも のと説明することができる。
界磁オフ状態での表示装置の明るさについて言えば、通常の白色紙の明るさの少 なくとも60%の明るさが得られるようにするのが望ましい。一般に、この明る さは、戻り反射面に仕上げられた反射板の表面部分(但し、戻り反射を行わない 非反射面は前述のように遮光処理が施されているものとする)と戻り反射面それ 自体の反射率とで決まる。
しかし、本発明者は、大抵の室内では光は均等に分布しているのではなく、±5 0度の円錐形受光角に入るように照明されているのが通常であることに鑑みて、 表示装置の明るさを著しく向上させることができる知見を得た。戻り反射される 光の量は、戻り反射板の光軸を10度から45度だけ傾斜させることにより主光 源の方向と一致させて、入射光の大部分が角キューブの円錐形受光角に入るよう にすれば最大化することができる。(角キューブ型戻り反射板の光軸は、3つの 直交反射面のそれぞれから等距離隔てた点を通る線である。)光軸の傾斜した戻 り反射板は、図78と図7bに示すように、配列を構成している各角キューブ素 子を傾斜させるだけで得られる。図7aでは、戻り反射板135の光軸Aは、各 戻り反射素子136が従来通りに向いているから戻り反射板の平面に対する法線 方向にある(θは円錐形受光角を表す)。図7bでは、戻り反射板135°の光 軸A゛は、各戻り反射素子136゛が傾斜していることから、法線方向から逸れ ている(θは円錐形受光角を表す)。光軸の傾斜した角キューブ型戻り反射板の 調製の仕方については、フープマンの米国特許第4.588.258号(198 6年)やアッペルドーンらの米国特許第4.775.219号(1988年)に 開示されている。
光軸を傾斜したことによる効果については、図8aと図8bに概略的に示されて いる。図8aにおいて、表示装置145は封入型液晶材からなる電気光学素子1 48と、該電気光学素子148を挟持する第1及び第2透明電極149、J49 “ と、表示装置145の平面に対する法線152から約40度だけ上方であっ て、通常の使用時に表示装置に入射するものと予想される光の主光源側に光軸1 51が傾斜している戻り反射板150とで構成されている。一般に主光源は、目 視者の上方に位置する天井照明器具153である場合が多く、従って、光軸51 の傾斜方向も上方になるのが通常である。その結果、照明器具53からの光線の 大部分は、戻り反射板1−50の円錐形受光角154の範囲内に入射して元の方 向へ反射されて、目視者から遠ざかると共に、界磁オン状態での表示画像の黒さ を増大している。図8bの表示装置145’ (図88に示したものと同一部材 には同一符号を用いている)と比較すれば、この表示装置145′は図8aに示 した表示装!2145と類似しているが、戻り反射板150’ の光軸151′ は傾斜しておらず、従来通りに表示装置の平面の法線方向に延在している点で異 なっている。従って、照明器具153がらの光線は、円錐形受光角154′の範 囲外の角度で入射することになり、戻り反射板150′で元の方向へ反射される ようなことはない。それどころが、大部分の光線が目視者の方へと鏡面反射され るが、散乱して、界磁オン状態の時の表示画像の黒さを減少させ、従って、コン トラストも減少している。
従って、好ましい戻り反射板は、円錐形の戻り反射角度範囲を6度より小さい狭 い角度とすると共に、光軸を10度から45度だけ傾斜させたものである。はぼ 直交する方向から目視されるように構成された表示装置では、光軸の傾斜量は大 きく、好ましくは30度から45度である。テーブルに平坦に置いたり、はぼ水 平方向に配置して目視するように構成された表示装置の場合では、光軸の傾斜量 は比較的小さく、好ましくは1o度から20度である。また、疑似反射を起こす 戻り反射板の面は、光吸収材で被覆してお(のが望ましい。
最大効果を得るためには、液晶表示装置の画素ピッチが、戻り反射板における戻 り反射素子のピッチよりも大きいのが望ましい(但し、画素ピッチはX方向とX 方向とでは異なっているが、何れの画素ピッチであってもこのように戻り反射素 子のピッチを大きくするのが望ましいのには変わりない)。この理由は、戻り反 射板の特性からして、光源がらの入射光線が当該光源の方へと戻り反射される時 に入射光路の横側を平行に(あるいは、はぼ平行に)反射されるからである。
ところが、これにより入射光が異なった画素に入射した後に出射した場合、図9 aと図9bに示したように望ましくない事態になる。図98は、画素ピッチが戻 り反射素子のピッチよりも大きく選定されている好ましい実施例を示している。
このようにピッチを選定しておけば、入射光は同一画素、即ちAで示した画素に 入射した後に出射する(あるいは、少な(ともその様になる可能性力吠きい)。
逆に、図9bに示したように、画素ピッチが戻り反射素子のピッチよりも小さい と、入射光線は画素Bに入射し、て、画素Cがら出射する。その結果、画素Cが 画素Bとは異なった属性を有することとなり、例えば、画素Cがオフで画素Bが オンになっている、あるいは、画素Cが緑色で画素Bが赤色になっている等、望 ましくない現象が生じる。従って、戻り反射素子のピッチは、画素ピッチの約数 (例えば、1/2.1/4)となるようにするのが望ましい。このピッチ関係に 代わる方法としては、戻り反射素子の大きさを画素の大きさよりも小さくすると 共に、幾らかランダムに集積化しておくのも望ましい。
一般に、反射型表示装置にあっては、反射板と下電極との間の隙間をなくしてバ ララックス現象による視差をなくすのが望ましい。しかし、反射板と下電極の間 に隙間のある表示装置の方が製造し易いことから、製造プロセスにおいて僅かな 隙間を設けることがよく行われている。本発明による表示装置は、戻り反射板の 光学特性からして、表示装置に隙間があっても、望ましくないパララックス現象 による視差を伴わないで表示できるほど自由度が大きくとれる利点を有している ので、広範囲にわたって製造及び製品設計上の利便が得られるものである。
へへ〜〜145 フロントページの続き (72)発明者 カマス、ハンディ アメリカ合衆国 94024 カリフォルニア、ロス・アルトス、ロツクヘイブ ン・ドライブ 879番

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.反射型表示装置及びオーバーヘッド投射パネルとして使用される汎用液晶表 示装置であって、(a)第1透明電極手段と、(b)第2透明電極手段と、(c )前記第1及び第2透明電極手段の間に介装され、入射光が散乱する第1状態と 、散乱光量が減少する第2状態との間で切替え自在な表示媒体と、(d)前記第 2透明電極手段の後方に着脱自在に配置された戻り反射板と、(e)前記第2透 明電極の後方に戻り反射板を着脱自在に位置決めする手段とからなる液晶表示装 置。
  2. 2.戻り反射板を着脱自在に位置決めする手段は、戻り反射板を出し入れするス ロット手段を有するブラケットである請求項1に記載の表示装置。
  3. 3.戻り反射板を着脱自在に位置決めする手段は、ヒンジを有するブラケットか らなり、前記ヒンジに戻り反射板は取り付けられ、ヒンジを介して戻り反射板を 所定位置にあるいは所定位置から回転しうるようにした請求項1に記載の表示装 置。
  4. 4.戻り反射板を第2透明電極手段の後方の所定位置にあるいは所定位置から道 具を使用することなく移動しうるようにした請求項1に記載の表示装置。
  5. 5.表示媒体の画素ピッチを戻り反射板の戻り反射素子のピッチより大きくした 請求項1に記載の表示装置。
  6. 6.戻り反射板を完全角キューブ素子の配列により構成し、光軸を表示面の法線 に対して約10度から約45度の範囲内の角度だけ傾斜させた請求項1に記載の 表示装置。
  7. 7.戻り反射板の光軸を約10度から約20度の範囲内の角度だけ傾斜させた請 求項6に記載の表示装置。
  8. 8.戻り反射板の光軸を約30度から約45度の範囲内の角度だけ傾斜させた請 求項6に記載の表示装置。
  9. 9.戻り反射板を、角キューブ素子が鏡面反射性を有する前面配置型戻り反射板 で構成した請求項6に記載の表示装置。
  10. 10.戻り反射板を、角キューブ素子が内部全反射で反射する後面配置型戻り反 射板で構成した請求項6に記載の表示装置。
  11. 11.戻り反射板を、角キューブ素子が鏡面反射性を有する後面配置型戻り反射 板で構成した請求項6に記載の表示装置。
  12. 12.戻り反射板を、角キューブ素子が内部全反射で反射する後面配置型戻り反 射板である前半分と、角キューブ素子が鏡面反射性を有する前面配置型戻り反射 板である後半分とで構成した請求項6に記載の表示装置。
  13. 13.角キューブ素子において、一方の角キューブ素子の直交面が別の角キュー ブ素子の直交面と交わる部分を、暗色光吸収材で遮光処理した請求項6に記載の 表示装置。
  14. 14.表示媒体が正極誘電異方性で、封じ込め媒体に分散させた、動作時にネマ チックを呈する液晶である請求項1に記載の表示装置。
  15. 15.戻り反射板を着脱自在に位置決めする手段は、戻り反射板を出し入れする スロット手段を有するブラケットである請求項14に記載の表示装置。
  16. 16.戻り反射板を着脱自在に位置決めする手段は、ヒンジを有するブラケット からなり、前記ヒンジに戻り反射板は取り付けられ、ヒンジを介して戻り反射板 を所定位置にあるいは所定位置から回転しうるようにした請求項14に記載の表 示装置。
  17. 17.戻り反射板を第2透明電極手段の後方の所定位置にあるいは所定位置から 道具を使用することなく移動しうるようにした請求項14に記載の表示装置。
  18. 18.表示媒体の画素ピッチを戻り反射板の戻り反射素子のピッチより大きくし た請求項14に記載の表示装置。
  19. 19.戻り反射板の光軸を約10度から約20度の範囲内の角度だけ傾斜させた 請求項14に記載の表示装置。
  20. 20.戻り反射板の光軸を約30度から約45度の範囲内の角度だけ傾斜させた 請求項14に記載の表示装置。
  21. 21.戻り反射板を、角キューブ素子が鏡面反射性を有する前面配置型戻り反射 板で構成した請求項14に記載の表示装置。
  22. 22.戻り反射板を、角キューブ素子が内部全反射で反射する後面配置型戻り反 射板で構成した請求項14に記載の表示装置。
  23. 23.戻り反射板を、角キューブ素子が鏡面反射性を有する後面配置型戻り反射 板で構成した請求項14に記載の表示装置。
  24. 24.戻り反射板を、角キューブ素子が内部全反射で反射する後面配置型戻り反 射板である前半分と、再キューブ素子が鏡面反射性を有する前面配置型戻り反射 板である後半分とで構成した請求項14に記載の表示装置。
  25. 25.角キューブ素子において、一方の角キューブ素子の直交面が別の角キュー ブ素子の直交面と交わる部分を、暗色光吸収材で遮光処理した請求項14に記載 の表示装置。
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