JPH06510458A - 心臓ペースメーカー用の自動的な感度調整 - Google Patents

心臓ペースメーカー用の自動的な感度調整

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 心臓ペースメーカー用の自動的な感度調整発明の技術分野 本発明は心臓ペースメーカーに関し、特に心臓の信号の感知用のペースメーカー に関する。
発明の背景 多種類の心臓ペースメーカーが知られており、かつ市販されている。ペースメー カーは、心臓のどの室を感知対象とするか、どの室に対してベーシング刺激を供 給するか、感知した内因性の電気的心臓の体動に対する反応を供給するかによっ て特性を決定される。あるペースメーカーは、自己調律的に生じている心臓の体 動を考えずに固定的な、規則正しい間隔でベーシング刺激を供給する。しかしな がら一般にペースメーカーは、心臓の室の1つあるいは両方で電気的心臓の体動 を感知し、感知された内因性の電気的事象の発生と認識で基づいて、心臓へのベ ーシング刺激の供給を抑止あるいはトリガーするようになっている。例えばいわ ゆるrVVIJペースメーカーは、患者の心臓の心室で電気的心臓の体動を感知 し、自己調律心室収縮を示す電気信号がないときのみ心室にベーシング刺激を供 給する。他方、rDDDJペースメーカーは、患者の心臓の心房と心室の両方で 電気信号を感知し、自己調律心房収縮を示す信号がないときに心房ベーシング刺 激を供給し、自己調律心室収縮を示す信号がないときに心室ベーシング刺激を供 給する。DDDペースメーカーによる各ベーシング刺激の供給は、先行して感知 されたかあるいはベーシングされた事象に同期する。
患者の心室内圧をあるいは体動レベルを測定するためのセンサーからの信号のよ うな他のタイプの生理的な信号に反応するペースメーカーも知られている。
自己調律電気的心臓体動の存在あるいは不存在に応じて刺激パルスを供給するい かなるペースメーカーでも、ペースメーカーの自己調律心臓信号に対する感度が 重要である。ペースメーカーのセンスアンプ回路は、特に心房感知の場合、一般 的には比較的低レベル(1〜10ミリボルト程度)である心臓信号を確実に検で き、感度を所望のレベルに調整できる。
回路を有するペースメーカーは、自己調律心臓周期と同期をとれなかったり、全 ての心臓事象が感知できずに不適当な時間でベーシング刺激を供給したりする。
この現象は、「アンダーセンシング」として知られている。しかしながら同時に 、ペースメーカーのセンスアンプは、ある種の非電気的心臓信号、電磁ノイズ、 筋電位差等の実際には生じていない心臓の事象を誤感知するようなものに対して は高感度であってはならない。そのような誤感知は、「オーバーセンシング」と して知られてるが、これも望ましくない。オーバーセンシングもアンダーセンシ ングと同様に、不適当な時間でペースメーカーにベーシング刺激を供給させ、高 レートベーシングを引き起こし、ペースノーカニ介在性頻脈(PMT)を誘導し 、患者の自己調律心臓体動へのペースメーカーの同期を失わせ、あるいは完全に ベーシングを阻止することがあるためである。
心臓信号を感知するペースメーカーの能力は、ペースメーカーのセンスアンプの 感度閾値を調整する回路によって一般的には制御可能であり、心筋の減極から生 じている電気信号は、認識されるべき心臓事象の閾値を越えなければならない。
ペースメーカーの感知閾値は、一般的には入力信号の最小電圧レベルあるいは入 力信号が最小電圧レベルを越えなければならない最小時間に関して規定される。
あるペースメーカーではセンスアンプの感度閾値は製造時にプリセットされる。
他のペースメーカーは、調整可能感度閾値センスアンプを有し、これは皮下埋設 処置を行う医師がセットしなければならない。例えば、DeCote Jr、氏 等の米国特許第4,640,285号では、皮下埋設されるペースメーカーとペ ースメーカーのリードの間を接続する外部装置が、ペースメーカーの感知閾値と 自己調律心臓の体動の間に十分な余裕、即ち安全余裕を確立するために使用され る。そして安全余裕が確立されると、ペースメーカーの閾値がそれに従ってプロ グラムされ、ペースメーカーは皮下埋設される。さらに他のペースメーカーでは 、感度閾値を外部のプログラミング装置によって皮下埋設の後に調整し得る。そ のようなプロブラマブルベースメーカーでは、患者の自己調律心臓体動に対する ペースメーカーの反応を、例えば心電図モニターで皮下埋設後にモニター−1− Δ戸−ノーーVノ七ノパノノノリノ5ごIjしてM’/r9Qヒこ會11割しく 同屈lJには、センスアンプに入力する心臓信号の強度が、経時変化する場合が ある。従って、皮下埋設時には患者にとって適切だった感度閾値が、後になって 高すぎたり低すぎたりすることになって、アンダーセンシングやオーバーセンシ ングにつながってしまうことがあった。ペースメーカーによって受信される電気 的心臓信号の強度変化は、心臓内の体動の正常あるいは異常変化から、或いは皮 下埋設されたリードの位置変化を含むいわゆる「リードによる化膿」から、或い はリードの周囲での心筋梗塞と線維組識の発育から生じ得るリードを囲む部位の 心筋の伝導性変化から生じるかもしれない。感度を製造時点でだけ調整したペー スメーカーは、低い感知閾値を有することによって、そのような変化の発生だけ 補正することができ、弱い心臓信号も検出できる。ペースメーカーが電気的ノイ ズや筋電位差を誤感知しやすくなることによって、オーバーセンシングの確率が 増大する。
感知閾値が製造の時点でだけ調整されたペースメーカーでは、ペースメーカー自 体を外部へ取り出して置換するか、受信された電気信号の強度の変化を補正する ために感知リードを再度位置決めしなければならない。皮下埋設後に外部のプロ グラミング装置によってプログラマブルなペースメーカーは、固定感度ペースメ ーカーであることが好ましいが、この種のペースメーカーは調節のために病院に 出向くことが必要である。これは、コストが掛かり、面倒な医師の追跡診察の必 要と回数を増す。それに加えて、短期に生じている変化が見逃されやすい。
ペースメーカーのセンスアンプ閾値を自動的に調整し、患者のために適切なレベ ルで保持するいくつかの試みが先行技術で行なわれてきた。そのような自動的調 整は、閾値を低い固定レベルにセットしなくてもよいのでオーバーセンシングの 可能性を減少させ、また医師の診療室に追跡診療のために訪問する必要性を減少 させるという利点を有する。例えば、5chroeppe1氏の米国特許第4. 766.902号では、2つの分離したセンスアンプを有するペースメーカーが 開示されている。センスアンプの1つが、わずかに低い感知閾値、したがって他 よりわずかにより高い感度レベルを有する。2つのセンスアンプの閾値は、自動 的に調整され、高感度センスアンプが心臓体動を感知し、少し高感度でないは) は感知しない。
同様に、DeCote氏の米国特許第4,768,511号では、単一の固定ゲ インセンスアンプを有するペースメーカーが開示される。センスアンプの出方が 、1つが他よりわずかにより低い閾値を有する一対の電圧コンパレータに接続さ れる。2つ電圧コンパレータの閾値は、自動的に調整され、電圧比較器の1つが 、センスアンプの出力に反応し、他のものは反応しない。
Hami l ton氏等の米国特許第4,708,144号は、ペースメーカ ー感度の自動的調整を可能にする別の技術を開示する。この特許によると、ペー スメーカーは各検出された内因性の心室事象のピーク値を測定し、これらの値の 長期平均値によってペースメーカーの感度を調整する。
Baker Jr、氏等の米国特許第4,903,699号及び同第4,880 .004号では、自動利得調整(A G C)機能を有するペースメーカーセン スアンプを開示する。センスアンプは、感知閾値とわずかに高いAGC閾値をセ ットし、感知閾値を越えるがAGC閾値は越えない心臓の事象でアンプのゲイン を増大させ、両方を越える事象でアンプのゲインを減少させるべきことを示す。
Ekwa11氏の米国特許第4,827,934号は、心臓信号がプリセット閾 値を越える時間によってセンスアンプの感度を増大あるいは減少させるべきであ るかどうかを決めるために使用するという感度調整態様を開示する。
ペースメーカー感度の自動的調整及び/又は保持を可能にするための上述した各 先行技術においては、感度を増加あるいは減少させる決定は、感知アンプで検出 された電気的心臓体動の分析に基づいて行なわれる。そのような技術の問題点は 、電気的体動が感知されなければ、適切な感度レベルの決定ができないことであ る。それに加えて、感知さねた電気的心臓体動の分析にだけ基づく技術は、筋電 位差や電磁干渉のように外部のノイズ源からもたらされる外来の電気信号から生 じる問題に影響されうることである。
ペースメーカーにおける感度閾値の自動的調整の先行技術での他の問題点は、自 己調律心拍間の変動を、感知された電気的心臓の信号の振幅とみなすという先行 技術の失敗から生じている。即ち、先行技術の閾値調整態様は、リードによる化 膿のある種の形態や本来の心臓体動における慢性変化から生じるピーク感知レベ ルにおける変化(即ち、感度調整を必要とする変化)と、本来の電気的心臓体動 において自己調律的変動から生じるピーク感知レベルの変化(感度の調整を必要 としない)とを見分けることができない。
それゆえに本発明は、自動的にペースメーカーセンスアンプの感度を調整するた めの態様を提供することを特徴とする。
本発明の伯の特徴は、ペースメーカーの感度閾値の調整が、感知された電気的心 臓信号中の心拍間の変動よりむしろ感知された電気的心臓の信号の中の真の変化 基づいてなされることである。
本発明の伯の特徴が、外部の1!磁妨害ノイズ、筋電位差等外来の電気信号の影 響を、ペースメーカーの感度閾値の調整において最小化することである発明の開 示 本発明に係る心臓ペースメーカーは、自動的にペースメーカーのセンスアンプの 感度閾値設定を調整し、患者の自発的電気的心臓体動に最適化することができる ものである。本発明の1つの実施例では、センスアンプの閾値設定は、感知され た電気的心臓の体動と、本来のあるいはベーシングされた事象の間における心筋 の機械的収縮を示す圧力センサーを内在している右心室からの圧力信号との比較 に基づいて決定される。そのような圧力信号は、一般的には筋電位差や電磁妨害 ノイズによって影響を受けないので、電気的心臓の信号だけよりも感度閾値の決 定により調和する根拠を与える。本発明によれば、電気的心臓信号と圧力信号を 周期的あるいは連続的にモニターし、感知された事象の間に比較し、オーバーセ ンシングとアンダーセンシングを防ぐために感知閾値の調整を可能にする。感度 閾値の連続的再調整時間は、多くの心持周期を含むのに十分長く、感度閾値の上 の感知された電気的心臓の体動の中の正常の心拍間の変動の影響が最小にされる 。
本発明の他の実施例では、適切な感度閾値の決定は、周期的かつ自動的に先に感 知された電気的心臓体動の長期平均に基づて行なわれ、心臓体動中の通常の心拍 間の変動の感度閾値に対する影響が最小にされる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明に係るペースメーカーを患者に設けた状態を示している図であ図 2は、本発明の1つの実施例に従うペースメーカー回路のブロック図である。
図3は、図2のペースメーカーの作用モードを図示しているフローチャートであ る。
図4は、図2のペースメーカーの他の作用モードを示すフローチャートである。
図5は、図2のペースメーカーの作用の他のモードのフローチャートである。
図6は、本発明の第2の実施例に係るペースメーカー回路のブロック図である。
図7は、図5のペースメーカーのセンスアンプ比較器に印加された電気信号の例 である。
図8は、図5のペースメーカーに印加された電気的心臓の信号の例である。
図9は、本発明の第3の実施例に係るペースメーカー回路のブロック図である。
図10は、図9のペースメーカーの圧力回路によって作られたアナログ圧力波形 の例である。
実施例の詳細な説明 図1は本発明に係るペースメーカー10がどのように患者12に皮下埋設される かを示す。ペースメーカーリード14はペースメーカーlOに電気的に接続さ第 1、患者の心臓16に血管18を経て延びる。リード14の遠位端は、−個以上 の露出させた伝導性の電極を含み、電気的心臓の信号を受信し、患者の心臓16 に電気的ベーシング刺激を供給する。本発明によれば、ペースメーカーリード1 4の遠位端には圧力変換器を組み込んであり(図1では示していない)、心臓1 6の内圧を示す電気信号を生じさせる。
図2では、図1のペースメーカー10のブロック図を示す。以下では本発明をマ イクロプロセッサ応用してなるペースメーカーloにより説明するが、本発明が これに限定されるものでないことは明らかである。電気的除細動器、細動除去器 、神経性刺激器、心臓援助システム等のような他の皮下埋設可能な医療用装置と 関連して本発明が利用できることも明らかである。
図1で示された実施例では、ペースメーカー10は、たとえばペースメーカーハ ウジングの内側に設けた圧電素子からなる体動センサー20を含む。センサー2 0は、測定された患者12の物質代謝要求に関するパラメーターに応じて可変す るセンサー出力を備える。加えて、ペースメーカー10は、リード14の遠位端 に配置した圧力センサー22を含む。先に述べたように、同様にそれは患者12 の物質代謝要求及び/または心臓血液搏出量を確かめるために使用される。
圧力センサー22には、Anderson氏への米国特許第4,407,296 号(発明の名称:「一体の密閉した皮下埋設可能な圧力変換器J (Integ ral Hermetic Implantable Pressure Tr ansducer))或いはAnderson氏等の米国特許第4,485,8 13号(発明の名称= 「皮下埋設可能な動圧変換システムJ (Implan table Dynamic Pressure Transducer Sy stem))に開示されている圧電素子を用いることができる。
ペースメーカー10は、図2で示すように患者の心臓16にベーシングリード1 4によって電気的に接続している。リード14は、遠位端の近傍に電極24と圧 力センサー22を有し、それらは心臓16の右心室(RV)内に位置決めしであ る。リード14は公知の単極あるいは双極極板を担持することができる。本実施 例では、心室心内膜にペースメーカー10を接続するリード14は、上記先行特 許に示された圧力変換器を一体に備えるステロイドチップ単極リードを備える。
電極24は、入力コンデンサー26を通してノード28へ、そして入出力回路3 0の入出力端子へ、適当なリード導電体14aによって接続しである。第1のセ ンサー20からの出力は、入出力回路30に接続される。圧力センサー22から の出力は、適当なリード導電体14bによっても入出力回路30に接続される。
入出力回路30は、心臓16へ刺激パルスを印加してマイクロコンピュータ−回 路32においてソフトウェア的に実行されるアルゴリズムの制御によりそのレー トを制御するだけでなく、心臓16、体動センサー20、圧力センサー22及び アンテナ52にインタフェースするためのアナログ回路を含む。
マイクロコンピュータ−回路32は、基板搭載回路34と基板非搭載回路36を からなる。基板搭載回路34は、マイクロプロセッサ38、システムクロック回 路40、基板搭載RAM42及びROM44を含む。基板非搭載回路36は、基 板非搭載RAM/ROMユニット46を含む。マイクロコンピュータ−回路32 は、デジタルコントローラー/タイマー回路50にデータ通信バス48によって 接続する。マイクロコンピュータ−回路32は、標準的RAH/ROM要素を付 は加えたカスタム集積回路装置から形成される。
図2で示す電気部品には、図示せぬが公知の態様の適切な皮下埋設可能な電池電 源によって電源を供給する。
アンテナ52は、RF送受信機(RFTX/RX)ユニット54を通してのアッ プリンク/ダウンリンクテレメトリ−のために入出力回路30に接続する。
アンテナ52と外部プログラマ−(図示せず)のような外部装置の間のアナログ とデジタルデータの遠隔伝送は、本実施例においては、同時係属米国特許出願第 468.407号(出願日:1990年1月22日、発明の名称「テレメトリ− フォーマットの改良J (Improved Telemetry Forma l))に開示されているように、まず全データをデジタルコード化し、次にRF 搬送波によりパルス位置変調する。
水晶発振器回路56(−M的には32.768Hzの水晶制御発振器)はデジタ ルコントローラー/タイマー回路50に主クロツク信号を供給する。基準電圧/ バイアス回路58は、安定基準電圧とバイアス電流を入出力回路30のアナログ 回路のために発生させる。アナログ−デジタル変換器/、マルチプレクサ−(A DC/MUX)ユニット60は、アナログ信号と電圧を、圧力と心臓内信号と電 池寿命(rf命)置換機能のリアルタイムテレメトリ−を可能にするためにデジ タル化する。パワーオンリセット(FOR)回路62は、例えば初期装置電力上 昇或いは1i磁妨害雑音の存在で短期的に生じる低レベル電池状態の検知により 、回路と関連機能をデフォルト状態にリセットする手段として機能する。
ペースメーカー10のタイミングを制御する作動コマンドは、バス48によって デジタルコントローラー/タイマー回路50に接続し、コントローラー/タイマ ー回路50は、入出力回路30内の周辺要素の作用を制御する種々の不応期間、 ブランキング期間及び他のタイミングウィンドーだけでな(、デジタルタイマー とカウンターをペースメーカーの全体的補充収縮間隔を確立するために採用する 。
デジタルコントローラー/タイマー回路50は、リード導電体14aとコンデン サー26を通して電極24でピックアップされ、増幅処理された患者の心臓16 の電気的体動を示す信号を受信するために、センスアンプ64と電位図アンプ6 6に接続する。センスアンプ64は感知された電気的心臓の信号を増幅し、ピー ク感知及び閾値測定回路65にこの増幅された信号を供給する。ピーク感知及び 閾値測定回路65は、デジタルコントローラー/タイマー回路50への多重導電 体信号経路67上のピーク感知電圧と測定されたセンスアンプ閾値電圧の指標を 与える。増幅されたセンスアンプ信号は、比較器69にも供給される。EGMア ンプ66によって作りだされた電位図信号は、Thompson氏等の米国特許 第4,556,063号に述べられているように、外部のプログラマ−(図示せ ず)によって皮下埋設装置に応答指令信号が送らたときに、アップリンクテレメ トリ−によって患者の電気的心臓体動のアナログ電位図の表示を伝送するために 使用される。出力パルス発生器68は、補充収縮間隔が終了するか、外部から伝 送されるベーシングコマンドが受信されるか、ベーシング技術で公知のように記 憶された他のコマンドに応じるカルでデジタルコントローラー/タイマー回路5 0によって作りだされたベーシングトリガ信号に応じて結合コンデンサー74を 通して患者の心臓16にベーシング刺激を供給する。
デジタルコントローラー/タイマー回路50は体動回路70に接続され、体動セ ンサー20からの信号の受信、処理、増幅を行なう。体動回路70は、患者の物 質代謝要求を示す体動信号を生じさせる。同様に、デジタルコントローラー/タ イマー回路50は電圧回路72へ接続し、圧力センサー22からのセンサー出力 を受信、処理、増幅する。本実施例では、電圧回路72は、デジタルコントロー ラー/タイマー回路50によって受信された信号の増幅、濾過されたアナログ圧 力信号を生じさせる。ADC/MUX60と関連して、デジタルコントローラー /タイマー回路は、各心得周期の間の心臓内圧力のピーク値のデジタル表示を得 るために、電圧回路72からの圧力信号をサンプリングしてデジタル化する。こ の値は、マイクロプロセッサ34に供給され、マイクロプロセッサ34は心向脈 圧の先行する所定数の心得周期(例えば16箇)の移動平均値を保持する。加え て、デジタルコントローラー/タイマー回路50から受信された各圧力値のため に、圧力値が所定の圧力限界値を越えているかどうかをマイクロプロセッサ34 が決定する。本実施例では、上述した圧力値の移動平均の比率として圧力限界値 を決定する。この比率は、25%〜75%の範囲であり、発明者等は、閾値の移 動平均の約37.5%が、典型的な閾値としての設定値であると考えている。デ ジタルコントローラー/、マイクロプロセッサ回路50から受信された圧力値が 圧力限界値を越えることをマイクロプロセッサ34が決定すると、これが「真の 」圧力拍動、即ち、心臓の収縮に対応する圧力拍動と解釈される。
圧力値がマイクロプロセッサ34によって受信され、圧力限界値を越えないこと が分かると、これは心臓の収縮に対応しない「誤りの」圧力拍動と解釈される。
さらに図2を参照すると、入出力回路30は、デジタルコントローラー/タイマ ー回路50とセンスアンプ回路64の間に接続されるゲイン調整回路75を含む 。感度制御回路75はセンスアンプのゲインを制御し、それにより図示のように デジタルコントローラー/タイマー回路50によってセンスアンプ64の感知閾 値を制御する。デジタルコントローラー/タイマー回路50は、マイクロコンピ ュータ−回路32に適切な情報を供給する。マイクロコンピュータ−回路32は 、センスアンプ64の感度閾値を増加させるか減少させるかどうかを決定する。
この決定は、電圧回路72とセンスアンプ64からの入力信号の分析に基づく。
入力信号のこの分析を以下に図3.4を参照して詳細に説明する。
先に述べたように、デジタルコントローラー/タイマー回路50は1種々のデジ タルタイマーとカウンターを有し、入出力回路30内の周辺要素の作用と対応し て所定のタイミングウィンドーを確立する。デジタルコントローラー/タイマー 回路50が有するタイマーの1つは、自動感知タイマーであり、これはセンスア ンプ64の感度が周期的に調整される予め定められたレート(自動感知間隔)を 確立する。感知カウンターのカウント値は、マイクロコンピュータ−32の制御 の下でRAM42に保持される。感知カウント値は、現在の自動感知間隔の間に 生じた感知事象(すなわち、センスアンプ64の感度閾値を越える電気的心臓事 象)の現在のカウントに対応する。同様に脈圧力ウンターのカウント値は、マイ クロコンピュータ−32によってRAM42に保持される。脈圧力ウント値は、 現在の自動感知間隔の間に生じた「真の」圧力拍動数の現在のカウントに対応す る。
図3は、本実施例に係る自動感度調整アルゴリズムのフローチャートを示す。
図3のアルゴリズムは心臓の事象の感知から始まる(ブロック80)。心臓の事 象を感知すると、デジタルコントローラー/タイマー回路は、上述した内部の感 知カウンターのカウント値をインクリメントする(ブロック82)。次に、ブロ ック84で示すように、デジタルコントローラー/タイマー回路は、電圧回路7 2に指示して圧力センサー22を始動させ、右心室圧の読取りを行なわせる。
本発明者等は、特定の感知心臓事象のためのある程度のピーク脈圧を、心臓事象 の感知後の200m秒のウィンドー内で脈圧の読取りを行なうことによって得る ことができるように図った。
ブロック86においてマイクロコンピュータ−32は、先行する16個の感知事 象の右心室圧の移動平均を計算する。
次に、判断ブロック90において、ブロック84で測定された脈圧が予め定めら れた圧力限界値を越えたか否かの決定を行なう。図2について先に述べたように 、この決定は、電圧回路72からのアナログ圧力波形中のピークが先の圧力値の 移動平均の所定の比率を越えるかどうかに基づく。もし越えたならば、ブロック 92によって示すように、上述した脈圧力ウント値はインクリメントされる。
越えていなければ脈圧力ウント値は、インクリメントされない。そしてアルゴリ ズムは、ブロック94に直接進む。図2のペースメーカーでは、測定された脈圧 が予め定められた限界値を越えたか否かの決定は、マイクロコンピュータ−32 によって行なわれる。もし測定された圧力が限界値を越えたならば、脈圧力ウン ト値はインクリメントされる。
図3のブロック94で、自動感知タイマーがタイムアウトしたかどうかをマイク ロコンピュータ−32が決定する。自動感知タイムアウト期間については16搏 周期から1月までの期間のいずれでも採用可能であるが、本実施例では、自動感 知タイムアウトは約24時間おきに生じるようになっている。もし自動感知タイ ムアウトが生じなければ、フローはブロック94からブロック80に戻り、入出 力[’!H7ii 30は他61)ぐ・ス[]ル象が′re、 7>のを待つ。
もし自動感知夕1′ムアウトがj4ニジt11;r、フv′J−はflI断1f v ツク96に進む。
プロ・ツク96でマイクロコンピューター321;i、感知カウント値と脈圧力 ウントカウンター値の2つ値の差が予め定められた比率値(MAX−DIFF) より大きいかどうかを比軸決定′す゛る。感知カランl−値と脈圧力ウント値の 比率差が、−r際の6搏周期に対応するピーク圧力に付随しない先の自動感知間 隔の間に感知されlSニ電気的事!の数を反映する。つまり、もし2つのカウン タ・−値の間の比率差があまりに大きげ第1ば、これはセンスアンプが実際の心 臓信号でない電気信号あるいは筋電位差や電磁妨害ノーイズ等に反応しているこ とになる。従って、2つカウンター値の間の差が非常に大きければ、即ち、比率 差が、予め定められた比率値MAX−DIFFを越A−るのであわば、センスア ンプの感度閾値を増大さぜろべきである(ブロック98)、感度閾値が増大する と、心臓の電気信号以外のもの閾値を越えることはほとんどない。従って次の自 動感知間隔の間に、真の心臓事象だけが感度閾値を越えるという指標として感知 カウント値と脈圧力ウント値の間の比率差が減少するほずである。このようにオ ーバ・−センシングは避けることができる。本実施例では、MAX−DIFFの 逼切な値は10%であると考えられる。、MAX−DIFF値は、ペースメーカ ー10のプロブラマブルパラメーターの1つである。
しかしflがらもし判断ブロック9Gで感知カウント値と脈圧力ウント値の間の 比率差がMAX−DIFFを越えない(換言すると2つカウンター値が等しい) のであれば、センスアンプ感度1dl値が正しくセットされているか、あるいは 高すぎる値にセットされていいてアンダーセンシングが生じているかの2つの可 能な状態のいずれかであることを示す。本実施例によれば、圧力値が電気的事象 の感知後にだけ測定されるので、適切な感知をアンダーセンシングから見分ける ことができない。現状、本発明の好ましい態様では、もしセンスアンプがオーバ ーセンシングでなければ、それはアンダーセンシングであると推定される。それ ゆえに、ブロック9Gで2つカウント値の間の比率差がMAX−DIFFを越え なければ、ブロック100で示すように、感度閾値は減少させられる。これはセ ンスアンプをより電気信号に対して高感度にするという効果を有する。続いて自 動感X(Ijitl隔が終了し、ブロック10C)で−Vじている感度の増加が 、オーバーレンジングにつながっていると判断されれば、これはブ(11ツク9 Gでの2つカウンター値の比率差の計算結果に反映され、感度は再びブロック9 8で減少させられる。
センスアンプ感度閾値が、ブロック98でト方I、二或いはブロック10oで下 方に修正された後、自動感知タイマー、感知カウント及び脈圧力ウントのカウン ターは各々リセットされ(ブロック102)、ブロック80から全体の処理が繰 返される。従って感度閾値は、正常の感知とオーバーセンシングを交互に引き起 こす閾値(=I近で振ねる。図3の処理は、センスアンプがオーバーセンシング でなければアンダーセンシングであるという仮定に基づくので、図3の処理では 、適切な感度閾値がプログラムされ、かつそして処理が繰返される毎に感度閾値 り開−下に調整さねない。それゆλに、適切な感度閾値がプログラムされていて も感度閾値が適切な1ノベルの周辺で振動する。これは感度閾値の不必要な調整 の結果として生じるものである。
それゆえに、図3の処理を僅かに変λ、て感r!J、閾値についての不必要な調 整を減少させる方法を図4で示す。図4では図3の処理ステップと同一のステッ プには同一の符号を付しである。図4に示すアルゴリズムは、増加カウンター、 減少カウンター及びループカウンターで保持されているいくつかのカウント値の 使用のみが図3のそれど異なる。増加カウンターは、感度閾値が増大する回数な カウントし、一方減少カウンターは、感度閾値が減少する回数をカウントする。
ルーブカ・クンターは、発生した自動感知間隔の数をカウントする。ループカウ ンターのカウント値が常に増加カウンターのカウント値と減少カウンターのカラ ン1−値の和に等しいことに注意しなければならない。なぜならば、自動感知終 了が生じるたびに、感度閾値も増大あるいは減少させられるからである。
図4で示されたアルゴリズムでは、図3のアルゴリズムと同様のブロック80〜 94で示すステップが実行される。もし自動感知のタイムアウトが生じなかった ならば、図3のアルゴリズムと同様に、フローはブロック94からブロック80 に戻る。もし自動感知間隔が生じれば、ブロック96で比較が行なわれ、そして 感度閾値はブロック98、lOOで増大あるいは減少さぜられる。感度閾値が増 大すると、ブロック99によって示すように、減少カウンターのカウント値がイ ンクリメントされ、もし感度閾値が減少すれば、ブロック101によって示すよ うに、減少カウンターのカウント値はインクリメントされる。その後、感知カウ ント、脈圧力ウント及び自動感知のタイマーがブロック102でリセットされる 。しかしながら図3のアルゴリズムでは、ブロック80へ戻るのではなくフロー はブロック104に進み、ループカウンターのカウント値はインクリメントされ る。判断ブロック106では、ループカウンターのカウント値が予め定められた 数X(例えば10)を越えたか否かの決定が行なわれる。もしループカウンター のカウント値がXを越えないのであれば、これは感度閾値がX回より多く調整さ れなかったということ、及びそれは適切なレベルに到達するのに十分な時間がな かったかもしれないということを意味する。この場合、フローはブロック80に 戻る。
しかしながらブロック96でもしループカウンターのカウント値がXを越え、増 加カウンターのカウント値が減少カウンターのカウント値に等しければ、既に述 べたような自動的感度調整の結果で感度閾値が適切な感度レベルの周辺で振動し ていることの徴候として処理される。それゆえに、この場合、連続しかつ不必要 な感度設定の再調整が最小にされるので、ブロック108で示すように、自動的 感度調整処理は一時的に少なくとも30日間停止する。図4で示された30日の 待ち時間は単なる一例であり、個々の例に適切であると思われる種々の時間を採 用すわばよい。それに加えて、ブロック108の待ち時間の長さは、ペースメー カーの外部からプロブラマブルパラメーターの1つであり、既に述べたテlノメ トリーシステムによって皮下埋設後の処理を取り扱う医師によって調整され得る 。
プロ・・・り108でも、増加カウンターと減少カウンターとループカウンター の値はぜ口にり廿ツi・される。ブロック108によって挿入された待ち時間が 経過したあと、自動感度調整処理は、ブロック80から再スタートする。
既に述べたまうに、適切な感知とアンダーセンシングどの相違を見分けることは 、圧力の読取りが電気的事象の感λ0後にだけ行なわれろときは不可能である。
こ第1を補正′する1つの方法は、アンダーセンシングより頻繁にオーバーセン シングをチェ・・ツクi−ろことであると考えら第1る。図5では、図3の感度 調整アルゴリズムに他の変更を示すフローチャー1・が示され、ブロック80. 82.84.86.90.92によって示す予備的なステップは図3で示された アルゴリズムの中のものと同一であるので、図5の中の符号と同一の符号を付し である。
図5の変更されたアルゴリズムによれば、オーバーセンスタイマーとアンダーセ ンスタイマーという2つの別なタイマーが用いられ、オーバーセンスタイマーは アンダーセンスタイマーより短い時間間隔を規定しである。MAX−DIFF値 に加えて、第2の予め定めた値MIN−DIFFが、アンダーセンシングが生じ たものとみなされる感知カウント値と脈圧力ウント値の間の最小差となるように 予めセットされる。
図5の中のブロック92の後に、ブロック110で示すように、オーバーセンス タイムアウトが生じたかどうかマイクロコンピュータ−32が決定する。オーバ ーセンスタイムアウトが生じたならば、フローは判断ブロック112に進み、現 在の感知カウント値と脈圧力ウント値の間の差が予め定められたMAX−DIF F比率値より大きいかどうかの決定が行なわれる。もし大きければ、図3の実施 例で示すように、マイクロコンピュータ−32が、センスアンプ64の感度閾値 を増大するように感度制御回路75に指示しくブロック114)、それによって センスアンプ64は、心臓事象が生じていないときには、感知事象を記録しない ようにされる。ブロック116での感度閾値の増大後に、オーバーセンスタイマ ーはリセットされる。その後フローはブロック118に進む。また、もしオーバ ーセンスタイムアウトが生じなければ、フローは判断ブロック110からブロッ ク118に進む。
ブロック118でアンダーセンスタイムアウトが生じたかどうかの決定が行なわ れる。生じていなげれば、フローはブロック80に戻り、入出力回路30は伯の 感知事象が生じるのを待つ。しかしながらもし2ブロツク118でアンダーセン スタイムアウトが生じていれば、ブロック120で示すように、マイクロコンピ ュータ−32は感知カウントと脈圧力ウント値の間の差を比較する9、もしこの 差が予め定められたMIN−DIFF値より小さければ、これは適切な感知かア ンダーセンシングが生じていることを示す。従って、ブロック122でセンスア ンプ64の感度閾値が減少さぜられる。しかしながら差がMIN−DIFFを越 えていれば、フローはブロック124に直接進み、アンダーセンスタイマーと一 緒に感知カウントと脈圧力ウントカウンターがリセットされる。ブロック124 からフローはブロック80に戻り、別の事象が感知されるのを入出力回路3oは 待つ。
図4、図5で示された図3のアルゴリズムの変更は、単一の実施例に統合でき、 図5のアルゴリズムのようにアンダーセンシングよりしばしばオーバーセンシン グがチェックされ、適切な感度レベルが決定されると、図4に示すように感度レ ベルの不必要な再調整を最小にするために自動的感度処理が一時的に使用不能と なる。
図6には、本発明の他の実施例に係るペースメーカー1oのブロック図を示す。
図2のペースメーカー10と同一の要素には同一の符号を付して示す。図6の実 施例では、ペースメーカー10は、圧力センサーあるいはそれに関連する回路を 含む必要がない。これらの構成要素は、図6からを除外しである。ペースメーカ ーlOによって採用された自動的感度調整アルゴリズムは、以下に述べるように 感知された電気的心臓信号の分析に基づている。
特に、ペースメーカーlOによって採用される感度調整アルゴリズムは、アンプ 閾値検出器に印加された平均ピーク、濾過、整流電圧の周期的の決定に基づく。
この値は、センスアンプ閾値セット値(SATS)を最適に調整するために使用 され得る。特に5ATS値は、以下の式により計算される。
5AT= [(APSV/SATMI X (100/ (PSM+10011  X (CTS+1) ]−1ここでSATはセンスアンプ閾値セット値、AP SVは平均ピーク感知値、PSMは安全率(%)、SATMはセンスアンプ閾値 測定値、CTSは現在閾値セット値である。
5ATS値は、各心得周期ごとに算出するように考えられる。しかしながら、S なTS値の計算値がマイクロプロセッサ38の作用を含み、それ故電池電力を浪 なするので、5ATS値をあまり頻繁に計算すると、皮下埋設装置で容認不可能 な高レベル電流ドレインが起きるかもしれない。それゆえ、各々の心得周期ごと に5ATS値を算出する代わりに、N(≧2)周期おきたけ算出するのが好まし いかもしれない。
5ATS値を周期的に計算するために、本実施例に係るペースメーカー1゜は、 長期平均値、たとえば1時間以上の期間中感知されたピーク電圧を保持する。こ のマイクロプロセッサ38の制御の下で計算される長期平均値は、標準的RC時 定数、スイッチインクコンデンサー等量によって、或いはまたマイクロプロセッ サ38で実行される固定的精密シングルワード蓄積平均アルゴリズム(これにつ いては1例えばCloutier氏とFriedman氏によってACM情報( 1983年7月、第26巻、第7号)に掲載された[リアルタイム分析用の精密 な平均J (Precision Averaging for Real−T ime Analysis)に開示されている)によって発生させられる。
本実施例では、感知信号のピーク電圧は、持続期間Tの5ATS時間ウィンドー の間に感知信号を観察することによって決定され、感知信号がプログラムされた 限界値に達すると初期化される。図7では間隔Tを5ATSウインドーを示す軸 線に沿って示す。本発明者等は、110ミリ秒の5ATS間隔が、感知された心 臓事象のピーク値を確認するために適切であると考えている。図7では、プログ ラムされた感度閾値は、破線130によって示される。入出力回路3oの入力に おけるプログラムされた感度閾値の典型的な値は2.5ミリボルトである。
しかしながら、正常の要素変化、製造工程の変動、電池消耗条件のために、セン スアンプ64の実際の感度閾値が、±20%程度プログラムされた値から外れる ことがある。従ってセンスアンプ64の実際の感度閾値を、破線132によって 示す。そのような構成要素の変化のため、プログラムされた値でなく実際の感度 閾値をマイクロコンピュータ−32に供給することが5ATS値の正確な計算に 要求される。
電気信号値がセンスアンプの閾値を越えるとき、実際の閾値はピーク感知及び閾 値測定回路65によって決め、デジタルコントローラー/タイマー回路5oによ ってバス48を介してマイクロコンピュータ−32に伝えることができる。信号 が感知されるやいなや、5ATSウインドーTは初期化される。同様にこのウィ ンドーの間に感知された信号のピーク値がマイクロプロセッサ38に供給される 。図7でピーク値は、134として示す。
マイクロプロセッサ32に実際の感度閾値とピーク感知値に対応するデジタルの 値が供給されると、5ATS値が算出される。マイクロプロセッサ38は、RA M42あルイはRAM/ROM46から、プログラムサれた安全率(PSM)の 値を復旧する。プログラムされた安全率は、一般的には100%である。一般的 には、皮下埋設を担当する医師が安全率を予め指定し、目標値に前もってプログ ラムされる。しかしながら安全率は、診断のために医師によって任意に変更でき る。デジタルコントローラー/タイマー回路50から供給されるAPSV値とS ATM値をメモリ42.46からの復旧されたPSMとともに使用して、マイク ロプロセッサ38は上記の式により感知事象のための5ATS値を計算でき、セ ンスアンプ64の感度をセットすることができる。5ATSとCTSはセンスア ンプ入力閾値設定にアンプゲイン機能をマツプするための下記表1に示すような 整数値である。
表1 SATS/CTS 閾値(ミリボルト)センスアンプの感度閾値の調整を、個々 の感知事象のピーク電圧ではなく、ピーク感知電圧の長期平均値に基づているの で、感度設定は、感度閾値の調整の必要性を反映しないことが多いピーク感知値 の中の正常拍動間の変化によってあまり影響を受けなくなる。感知事象電圧ピー クが1日に±30%位は可変するかもしれないが、感知安全率の適切な選択が、 低いピーク電圧を正しく感知することを可能にするが、オーバーセンシングも避 けることができる。図8で示すように、ピーク感知の長期平均値に基づくセンス アンプ感度閾値の調整は、感知信号の平均ピーク電圧をトラッキングしているセ ンスアンプ感度閾値で行なわれる。
図8では、感知信号の平均ピーク電圧を示す曲線を、符号136で示し、センス アンプの閾値を示している破線を符号138で示す。図8かられかるように、本 実施例の感度調整態様は、ピーク感知電圧とセンスアンプの感度閾値の間の一定 の安全余裕を一定に保ち、それによってオーバーセンシングとアンダーセンシン グの電位差を最小にするというものである。
図9は本発明のさらに他の実施例に係るペースメーカー10をブロック図で示す 。図2及び/又は図6の実施例の中の構成要素に同一の構成要素は同一の符号を 付しである。ペースメーカー10では、心臓信号の電気的感知は行なわれず、心 臓16の右心室中に図2の実施例と同様に配置されている圧力センサー22が、 内因性の心臓事象の検知を行なう。図2の実施例中の圧力センサー22がプログ ラムされたセンスアンプ感度閾値を越えている内因性の電気的心臓信号の検知で だけ起動されるのに対して、図9の圧力センサー22は連続的に能動となってお り、右の心室圧力を表す連続的電気信号が、電圧回路72にリード導電体14b で伝えられる。心室の電極24は心室にベーシング刺激を供給するが、感知した 電気的心臓信号は受信しない。電圧回路72は、生の圧力センサー信号を増幅、 濾波し、増幅、濾波したアナログ圧力信号を作り出す。この信号は、図2の実施 例のように、デジタルコントローラー/タイマー回路50に供給される。
図2の実施例と同様に、図9の実施例では、ADC/MUX60とともにデジタ ルコントローラー/タイマー回路50がアナログ圧力信号をサンプリングしかつ デジタル化し、マイクロプロセッサ34ヘピーク圧力信号値についての情報を供 給する。結局マイクロプロセッサ34は、先行するいくつかの(例えば16個の )圧力値の移動平均を考膚して、デジタルコントローラー/タイマー回路50か ら供給されるデジタルのピーク圧力値を分析し、最新の感知圧力ピークが、実際 の心臓の収縮に対応する「真の」圧力脈拍を構成するかどうかあるいは「誤りの 」圧力拍動を構成するかどうかを決定する。
図10では、電圧回路72によって生じさせたアナログ圧力波形の例を符号15 0で示す。この例では、圧力信号のピーク圧力値は、−20〜100mmHgの 範囲にある。電圧回路72は、時間に関する生の圧力センサー信号の圧力の変化 !!(即ちd p/d t)に対応する信号を得るようにすることもできる。典 型的なdp/dt波形を図10で符号152を付して示す。ビークdp/dt値 は、休息している被験者では一般的には150〜450rnmHg/秒の範囲に あるが、運動の間に1.5〜4倍に増える。
図9の実施例では、真の圧力拍動が生じたことをマイクロプロセツサ34が決定 すると、これを感知心臓事象の発生とどる。従ってベーシング刺激は、所定の時 間パラメーター内で正常心得を示す圧力を圧力センザ・−22が検出できなかっ たときに供給さt1得る。図9の実施例では電気的感知が行なわれないので、べ 一とメーカー10ば、tiin妨害ノイズや筋電位差等から生じるオーバーセン シングとアンダーセンシングの共通の問題に影響されない。心内圧の発生は、各 正常6搏周期に必要的に付随するものなので、圧力のモニタリングが、内因性の 心臓事象を検出するのに非常に信頼できる手段となる。
以上の説明から、医師の手を煩わせずに’+M転中におけるオーバーセンシング とアンダーセンシングをはどんとなくすためにセンスアンプの感度閾値を自動調 整できるペースメーカーが開示されたが、本発明は図示の実施例には限定されず 、特に、圧力センサーを用いる実施例に関し、他の脈圧の機械的インジケータ、 例えば心臓内のインピーダンスを測定するセンサー、リードを用いる機械的セン サー(圧電曲げ型センサーや導電性高分子材料)、血液酸素センサー、温度セン サー等を採用できる。他の身体構造における脈圧例えば動脈圧或いは左心室脈圧 は、電気的心臓信号から得られない内因性の心臓体動の示すための本発明に係る ペースメーカーを供給するために利用し得る。
右心室圧を心室収縮を検出するために測定する実施例をいくつか開示したが、心 房収縮を検出するように、患者の心房に圧力センサーを配置して圧力測定を行な うようにすることもできる。この技術は、心室圧力感知に対応する心臓信号の電 気的感知についてiK磁妨害ノイズ、筋電位差、電気メス等から生ずる公知の問 題に影響されない利点を有する。
図1 M弓 図7 図8 図10 平成6年5月2日

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の要件からなるペースメーカー。 心臓ペーシングパルスを生じさせるパルス発生器、感度制御入力信号によって調 整可能感度閾値を有し、電気的心臓の信号を受信して増幅し、電気的心臓信号が 上記調整可能感度閾値を越えるときに感知事象出力パルスを生じさせるセンスア ンプ、 上記心臓ペーシングパルスを上記パルス発生器から心臓へ伝えるとともに上記セ ンスアンプへ心臓からの電気的心臓信号を伝えるために患者の心臓への接続する ペーシングリード、 圧力センサー出力信号を生じさせる圧力センサー、上記圧力センサー出力信号の 電圧ピークを検出するとともに上記電圧ピークが予め定められた圧力閾値を越え るかどうかを決定し、上記電圧ピークが上記予め定められた圧力閾値を越えると きに圧力事象表示信号を生じさるためのピーク感知及び閾値測定手段、 上記感知事象パルスと上記圧力事象表示信号を受信し上記感度調整入力信号を生 じさせる感度調整回路 からなり、 上記感度調整回路が、自動感度タイミング間隔を規定するタイミング手段と、上 記自動感度タイミング間隔の間に生じる感知事象出力パルスのカウントと圧力事 象表示信号のカウントを決定するカウント手段を含み、上記自動感度タイミング 間隔の終了により感度調整入力信号を出力するものであり、上記感度制御入力信 号が、圧力事象表示信号の上記カウントが予め定められた余裕以上に感知事象出 力パルスの上記カウントを越えなければ上記感度閾値を増大させ、それ以外は上 記感度閾値を減少させる。
  2. 2.上記子め定められた圧力閾値が、先行するピーク圧力値の比率で規定される 請求項1のペースメーカー。
  3. 3.以下のステップからなる患者の心臓こ接続された心臓ペースメーカーの作動 方法。 (a)タイミング間隔を規定し、 (b)患者の心臓の内圧を検出し、 (c)上記時間間隔の間に心臓の内圧が予め定められた圧力閾値を越える回数に 対応する圧力事象カウントを決定し、 (d)患者の心臓から電気的心臓の信号を検出し、(e)上記時間間隔の間に患 者の心臓からの電気的心臓信号が調整可能閾値電圧レベルを越える回数に対応す る電気的事象カウントを決定し、(f)上記電気的事象カウントが、予め定めら れた余裕より上記圧力事象カウントを越えるならば上記調整可能閾値電圧レベル を増大させ、それ以外は減少させる。
  4. 4.上記時間間隔の間に心臓の内圧が予め定められた圧力閾値を越える回数に対 応する圧力事象カウントを決定ステップが以下の要件からなる請求項3の方法。 (a)予め定められた数の先行する圧力ピークに渡って患者の心臓内で検出した 圧力ピークの移動平均を保持し、 (b)心臓の内圧がいつ上記移動平均の予め定められた比率を越えるかを決定す る。
  5. 5.以下の要件からなるペースメーカー。 心臓ペーシングパルスを生じさせるパルス発生器、感度制御入力信号によって調 整可能な感度閾値を有し、電気的心臓の信号を受信して増幅し、電気的心臓信号 が上記調整可能な感度閾値を越えるときに感知事象出力パルスを生じさせるセン スアンプ、上記心臓ペーシンクパルスを上記パルス発生器から心臓へ伝えるとと もに上記センスアンプへ心臓からの電気的心臓信号を伝えるために患者の心臓へ の接続するペーシングリード、 上記感知事象パルスを受信し上記感度調整入力信号を生じさせる感度調整回路、 上記信号が上記調整可能な感度閾値を越えるときに上記電気的心臓信号のピーク 電圧を決定するピーク電圧検知手段、電気的心臓信号が上記調整可能感度閾値を 越えるときに現在のセンスアンプ感度限界値を決定する感度閾値測定手段 とからなり、 上記感度調整回路が、予め定められた履歴期間に渡る上記既に決定されたピーク 電圧の複数の移動平均を保持する平均手段と、上記電流センスアンプ感度閾値に 対するピーク電圧の上記移動平均の比率を計算することによって周期的に新規な センスアンプ感度限界値を決定する演算手段とを含み、上記現在感度閾値から新 規なセンスアンプ感度限界値に対して上記感度閾値を調整させる感度調整入力信 号を出力する。
  6. 6.以下のステップからなる患者の心臓にペーシング及び感知リードにより接続 された心臓ペースメーカーの作動方法。 (a)結果として生じる実際の感度閾値電圧SATMが該当する限界を規定する 複数のプログラマプルなセンスアンプ感度閾値電圧CTSから一つを選択し、( b)上記センスアンプの入力で患者の心臓から電気的心臓信号を受信し、(c) 電気的心臓信号が上記感度閾値電圧SATMを越えるごとに上記電気的心臓信号 のピーク電圧レベルを決定し、 (d)電気的心臓信号が上記感度閾値電圧SATMを越えるごとに該感度閾値電 圧SATMを測定し、 (e)上記ピーク電圧レベルの移動平均APSVを保持し、(f)複数のプログ ラマブルな余裕の比率PSMを選定し、(g)新規なセンスアンプ閾値設定値S ATSをSAT=[{APSV/SATM}×{100/(PSM+100)} ×{CTS+1}]−1として周期的に算出し、 (h)上記センスアンプ閾値設定値SATSに対して上記感度閾値電圧CTSを 周期的にリセットし、 (i)その後予め定められた時間内に上記現在閾値設定を越える電気的心臓信号 が検出されなければ、電気的心臓信号が上記感度閾値電圧SATMを越えるごと に心臓に刺激パルスを供給する。
  7. 7.以下の要件からなるペースメーカー。 心臓ペーシングパルスを生じさせるパルス発生器、感度制御入力信号によって調 整可能な感度閾値を有し、電気的心臓の信号を受信して増幅し、電気的心臓信号 が上記調整可能な感度閾値を越えるときに感知事象出力パルスを生じさせるセン スアンプ、上記心臓ペーシングパルスを上記パルス発生器から心臓へ伝えるとと もに、上記センスアンプへ心臓からの電気的心臓信号を伝えるために患者の心臓 に接続するペーシングリード、 内因性の心臓事象に対応する機械的体動を検出して機械的事象感知出力信号を生 じさせる機械的センサー、 上記感知事象パルス及び上記機械的事象感知出力信号を受信して上記感度調整入 力信号を生じさせる感度調整回路 とからなり、 上記感度調整回路が、自動感度タイミング間隔を規定するタイミング手段と、上 記自動感度タイミング間隔の間に生じる電気的感知事象出力パルスのカウントと 機械的事象感知出力信号のカウントを決定するカウント手段を含み、上記自動感 度タイミング間隔の終了により感度調整入力信号を出力するものであり、上記感 度制御入力信号が、機械的事象感知出力信号の上記カウントが予め定められた余 裕以上に電気的感知事象出力パルスの上記カウントを越えなければ上記感度閾値 を増大させ、それ以外は上記感度閾値を減少させる。
  8. 8.以下の要件からなるペースメーカー。 心臓ペーシンクパルスを生じさせるパルス発生器、患者の心臓の右心室内に配置 され、右心室の圧力を検出し、電圧が右心室内の圧力に対応する電気的圧力信号 を生じさせる圧力センサー、上記圧力信号を受信して上記圧力信号が予め定めら れた閾値電圧を越えるときに出力信号を生じさせる圧力検出器、 上記パルス発生器に接続して上記圧力検知回路から上記出力信号を受信し、上記 パルス発生器からの心臓刺激パルスの供給タイミングを制御するデジタル制御回 路。
  9. 9.以下の要件からなるペースメーカー。 心臓ペーシンクパルスを生じさせるパルス発生器、患者の心臓の右心室内に配置 され、機械的心臓体動を検出し、電圧が機械的心臓体動に対応する電気的感知信 号を生じさせる機械的センサー、上記感知信号を受信して上記感知信号が予め定 められた閾値電圧を越えるときに出力信号を生じさせる検知回路、 上記パルス発生器に接続して上記検知回路から上記出力パルスを受信し、上記パ ルス発生器からの心臓刺激パルスの供給タイミングを制御するデジタル制御回路 。
  10. 10.以下のステップからなる心臓ペースメーカーの作動方法。 (a)患者の心臓の右心室の圧力を測定し、(b)現在の圧力閾値を確立し、 (c)上記圧力が上記現在圧力閾値を越えるときにタイミング間隔を初期化し、 (d)上記タイミング間隔の間に上記圧力が上記現在圧力閾値を越えなければ患 者の心臓に心臓の刺激パルスを供給し、(e)上記タイミング間隔の間に上記圧 力が上記現在圧力閾値を越えるならば刺激パルスの患者の心臓への供給を抑止し 、(f)現在圧力閾値を周期的に新規なレベルにリセットする。
  11. 11.現在圧力閾値を周期的に新規なレベルにリセットするステップが以下の要 件からなる請求項10の方法。 (a)上記圧力が上記現在圧力閾値を越えるごとに上記圧力のピーク値を測定し 、 (b)上記測定したピーク圧力値の移動平均を保持し、(c)測定されたピーク 圧力値の上記移動平均の予め定められた比率に等しく上記現在圧力閾値をリセッ トする。
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