JPH0651148B2 - 浸漬塗布装置 - Google Patents
浸漬塗布装置Info
- Publication number
- JPH0651148B2 JPH0651148B2 JP61223386A JP22338686A JPH0651148B2 JP H0651148 B2 JPH0651148 B2 JP H0651148B2 JP 61223386 A JP61223386 A JP 61223386A JP 22338686 A JP22338686 A JP 22338686A JP H0651148 B2 JPH0651148 B2 JP H0651148B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- paint
- coating
- pressure
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000576 coating method Methods 0.000 title description 33
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 title description 31
- 238000007654 immersion Methods 0.000 title description 4
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 41
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 11
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 10
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 10
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 6
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 238000003618 dip coating Methods 0.000 description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、筒体の外面のみに塗布を行う浸漬塗布装置に
関する。
関する。
従来より、筒体の表面に塗料を塗布する方法は種々知ら
れているが、特に塗膜の平滑性を重視する場合には浸漬
塗布方法が採用されている。
れているが、特に塗膜の平滑性を重視する場合には浸漬
塗布方法が採用されている。
一般的な浸漬方法では、筒体を塗料中に浸漬し次に適度
な速度でこれを引き上げて塗布を行う。ところが、上下
両方向に開口した筒体ではその内部にも塗料が侵入する
ので、内面にも塗布が行われてしまう。したがって、塗
料が無駄になるばかりでなく、筒体の内面が乾燥しにく
くなる、或いは汚染の問題が発生する等の不都合が生じ
る。
な速度でこれを引き上げて塗布を行う。ところが、上下
両方向に開口した筒体ではその内部にも塗料が侵入する
ので、内面にも塗布が行われてしまう。したがって、塗
料が無駄になるばかりでなく、筒体の内面が乾燥しにく
くなる、或いは汚染の問題が発生する等の不都合が生じ
る。
この問題を解決するため、筒体の底部に蓋を取付け、筒
体の内面への塗料の付着を防止する方法もある。しかし
この方法は、蓋を取付ける手間がかかるので作業性が悪
い。また、浸漬の際に、蓋の表面にも塗料が付着するの
で、蓋の洗浄を行う必要があり保守作業が面倒である。
体の内面への塗料の付着を防止する方法もある。しかし
この方法は、蓋を取付ける手間がかかるので作業性が悪
い。また、浸漬の際に、蓋の表面にも塗料が付着するの
で、蓋の洗浄を行う必要があり保守作業が面倒である。
これとは逆に、筒体の上部を閉塞することにより、筒体
を塗料中に浸漬したときに筒体内部に空気を閉じ込め、
筒体内部の空気圧力で塗料の侵入を防止する方法もあ
る。このように上部が閉じた筒体を塗料中に浸漬して引
き上げる場合、筒体の内部に閉じ込められた空気の圧力
は、塗料の溶剤の蒸発と共に上昇し、筒体体積が元の閉
じ込められた体積より大きくなると筒体下部から泡が発
生する。そして、この泡は塗料表面で弾けて塗料液面を
乱して重大な塗膜欠陥を引き起こすので、この泡の発生
を防止する必要がある。
を塗料中に浸漬したときに筒体内部に空気を閉じ込め、
筒体内部の空気圧力で塗料の侵入を防止する方法もあ
る。このように上部が閉じた筒体を塗料中に浸漬して引
き上げる場合、筒体の内部に閉じ込められた空気の圧力
は、塗料の溶剤の蒸発と共に上昇し、筒体体積が元の閉
じ込められた体積より大きくなると筒体下部から泡が発
生する。そして、この泡は塗料表面で弾けて塗料液面を
乱して重大な塗膜欠陥を引き起こすので、この泡の発生
を防止する必要がある。
この泡の発生を防止する方法として、特開昭58-186472
号公報には、内部圧力に応じて電磁弁を作動させて内部
圧力を所要の値に保持することにより、泡の発生を防止
することが記載されている。
号公報には、内部圧力に応じて電磁弁を作動させて内部
圧力を所要の値に保持することにより、泡の発生を防止
することが記載されている。
しかし、この塗布方法においては、内部圧力を検出する
ための機構を必要とする。また、圧力センサ,電磁弁及
びこれらの制御を行うための電気回路等の付属装置が必
要となる。
ための機構を必要とする。また、圧力センサ,電磁弁及
びこれらの制御を行うための電気回路等の付属装置が必
要となる。
また、筒体の上部が開口している筒体に対しては、その
上部を閉塞装置で塞ぐ必要があるが、この閉塞装置に圧
力調整機構を取付けて泡の発生を防止することが特開昭
59-4467号公報及び特開昭60-132678号公報に記載されて
いる。これは、上部閉塞装置に圧力調整機構として弁を
設け、筒体引き上げ時に筒体内に入り込んでいた塗料の
液面が筒体の空気圧を調整し、泡の発生を防止してい
る。しかしながら、筒体引き上げ時の弁を開くタイミン
グの調整が困難である。
上部を閉塞装置で塞ぐ必要があるが、この閉塞装置に圧
力調整機構を取付けて泡の発生を防止することが特開昭
59-4467号公報及び特開昭60-132678号公報に記載されて
いる。これは、上部閉塞装置に圧力調整機構として弁を
設け、筒体引き上げ時に筒体内に入り込んでいた塗料の
液面が筒体の空気圧を調整し、泡の発生を防止してい
る。しかしながら、筒体引き上げ時の弁を開くタイミン
グの調整が困難である。
更に、特開昭60-255164号公報には、筒体内部の圧力変
化により、体積を変化させる圧力バランス装置によっ
て、泡の発生を防止する方法も記載されている。しか
し、この方法では、圧力バランス装置は筒体内部の圧力
を作動源として、機械的な装置が動作するものであり、
機構的に困難な点がある。
化により、体積を変化させる圧力バランス装置によっ
て、泡の発生を防止する方法も記載されている。しか
し、この方法では、圧力バランス装置は筒体内部の圧力
を作動源として、機械的な装置が動作するものであり、
機構的に困難な点がある。
このように、筒体の浸漬塗布方法においては、筒体を塗
料槽から引き抜くときに生じる泡の発生を確実に抑制す
ることは簡単にはできないという問題があった。
料槽から引き抜くときに生じる泡の発生を確実に抑制す
ることは簡単にはできないという問題があった。
そこで、本発明は、溶剤の蒸発に起因する筒体内の圧力
上昇を吸収することにより、複雑な操作を必要とするこ
となく簡単な構造で泡の発生を確実に防止し、良好な塗
布状態が常に得られるようにすることを目的とする。
上昇を吸収することにより、複雑な操作を必要とするこ
となく簡単な構造で泡の発生を確実に防止し、良好な塗
布状態が常に得られるようにすることを目的とする。
本発明の浸漬塗布装置は上下両端が開放する被塗布用の
筒体の上端を密閉して支持すると共に前記筒体を塗料中
に浸漬する支持部材に、前記筒体の内部に位置して膨張
及び収縮変形する可変容積体を設けたことを特徴とす
る。
筒体の上端を密閉して支持すると共に前記筒体を塗料中
に浸漬する支持部材に、前記筒体の内部に位置して膨張
及び収縮変形する可変容積体を設けたことを特徴とす
る。
本発明においては、筒体の浸漬時に可変容積体を収縮さ
せて筒体内の内封気体の容積を減少させるようにしてい
る。このために、筒体内の塗料液面は筒体の下端よりも
上昇する。これにより、筒体内の塗料の蒸気圧により内
封気体の圧力が上昇したり、筒体内を引き上げるときに
内封気体が膨張して筒体内の塗料液面が低下しても筒体
の下端まで達しないようにする。このため、内封気体が
外部に泡となって漏れ出ることはない。
せて筒体内の内封気体の容積を減少させるようにしてい
る。このために、筒体内の塗料液面は筒体の下端よりも
上昇する。これにより、筒体内の塗料の蒸気圧により内
封気体の圧力が上昇したり、筒体内を引き上げるときに
内封気体が膨張して筒体内の塗料液面が低下しても筒体
の下端まで達しないようにする。このため、内封気体が
外部に泡となって漏れ出ることはない。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を具体的に説
明する。
明する。
第1図は本発明の塗布装置を塗布される筒体と共に概略
的に示す縦断面図である。
的に示す縦断面図である。
図において、塗布される筒体1は上下両端が開放するア
ルミニュウム等のパイプであり、その外周面のみに必要
とする塗料を塗布処理する。この筒体1の塗布処理に使
用する塗布装置Aは、中空状の支持部材2の下端に筒体
1の上端を被覆するフランジ部3を一体的に取り付け、
該支持部材2を筒体1と同軸方向に昇降させる昇降部材
4を備えている。支持部材2には、その内部を貫通して
昇降可能な引き上げ棒5を設けると共に、該引き上げ棒
5の下端に引き上げ部材6の基端を枢着している。
ルミニュウム等のパイプであり、その外周面のみに必要
とする塗料を塗布処理する。この筒体1の塗布処理に使
用する塗布装置Aは、中空状の支持部材2の下端に筒体
1の上端を被覆するフランジ部3を一体的に取り付け、
該支持部材2を筒体1と同軸方向に昇降させる昇降部材
4を備えている。支持部材2には、その内部を貫通して
昇降可能な引き上げ棒5を設けると共に、該引き上げ棒
5の下端に引き上げ部材6の基端を枢着している。
昇降部材4は、流体圧シリンダやその他の機構に連動し
て昇降し、筒体1に対する支持部材2の位置を変えるこ
とができる。支持部材2の下端に設けたフランジ部3
は、筒体1の上端を密閉するために下面を段状とし、筒
体1の上端面に密着するシール材7を取り付けている。
また、引き上げ棒5は、支持部材2の軸線方向に挿通し
て昇降動作するために、エアシリンダ,ソレノイドコイ
ル又はモータ等を利用した駆動装置8を昇降部材4に配
備している。
て昇降し、筒体1に対する支持部材2の位置を変えるこ
とができる。支持部材2の下端に設けたフランジ部3
は、筒体1の上端を密閉するために下面を段状とし、筒
体1の上端面に密着するシール材7を取り付けている。
また、引き上げ棒5は、支持部材2の軸線方向に挿通し
て昇降動作するために、エアシリンダ,ソレノイドコイ
ル又はモータ等を利用した駆動装置8を昇降部材4に配
備している。
更に、引き上げ棒5の下端に枢着した引き上げ部材6
は、図において引き上げ棒5の中心方向へ折り畳まれる
方向へ付勢されてその基端が引き上げ棒5に枢着されて
いる。そして、この引き上げ部材6とフランジ部3との
間にコイルスプリング9を配置すると共に、該コイルス
プリング9の下端には引き上げ部材6を下方に圧下する
係合体10を引き上げ棒5に対して上下方向に摺動可能に
取り付けている。この引き上げ部材6は、筒体1の内部
に挿入した後に先端が開くように作動し、該先端を筒体
1の内周面に圧着させることにより、筒体1を支持して
上下に搬送可能とするものである。なお、筒体1の内周
面に当接する引き上げ部材6の先端には、筒体1を安定
支持するために大きな摩擦力を作用させるゴム等の弾性
体を取り付けてもよい。
は、図において引き上げ棒5の中心方向へ折り畳まれる
方向へ付勢されてその基端が引き上げ棒5に枢着されて
いる。そして、この引き上げ部材6とフランジ部3との
間にコイルスプリング9を配置すると共に、該コイルス
プリング9の下端には引き上げ部材6を下方に圧下する
係合体10を引き上げ棒5に対して上下方向に摺動可能に
取り付けている。この引き上げ部材6は、筒体1の内部
に挿入した後に先端が開くように作動し、該先端を筒体
1の内周面に圧着させることにより、筒体1を支持して
上下に搬送可能とするものである。なお、筒体1の内周
面に当接する引き上げ部材6の先端には、筒体1を安定
支持するために大きな摩擦力を作用させるゴム等の弾性
体を取り付けてもよい。
以上の塗布装置Aでは、支持部材2のフランジ部3を筒
体1の上端にセットすれば、筒体1の内部を密閉した状
態で後述する塗料槽14に浸漬することが可能となる。こ
の構造に加えて、塗料溶剤の蒸発等に起因する泡の発生
を防止するために、筒体1内の圧力上昇を吸収する可変
容積体11をフランジ部3の下面側に配置する。この可変
容積体11は、たとえばゴム等の弾性素材を用いたバルー
ン等であり、外部の圧縮空気供給源(図示せず)にホー
ス12によって連通させたものである。そして、空気を供
給することによりその容積を自在に変えて筒体1内で占
める体積を変化させることができる。ホース12の中途に
は電磁弁13を設け、これによって圧縮空気供給源に接続
又は大気に開放する流路に切換えを行えば、可変容積体
11の膨張収縮動作が可能となる。
体1の上端にセットすれば、筒体1の内部を密閉した状
態で後述する塗料槽14に浸漬することが可能となる。こ
の構造に加えて、塗料溶剤の蒸発等に起因する泡の発生
を防止するために、筒体1内の圧力上昇を吸収する可変
容積体11をフランジ部3の下面側に配置する。この可変
容積体11は、たとえばゴム等の弾性素材を用いたバルー
ン等であり、外部の圧縮空気供給源(図示せず)にホー
ス12によって連通させたものである。そして、空気を供
給することによりその容積を自在に変えて筒体1内で占
める体積を変化させることができる。ホース12の中途に
は電磁弁13を設け、これによって圧縮空気供給源に接続
又は大気に開放する流路に切換えを行えば、可変容積体
11の膨張収縮動作が可能となる。
第2図は支持部材2によって保持した筒体1を塗料槽14
内に挿入開始した時点を示す概略断面図である。
内に挿入開始した時点を示す概略断面図である。
塗料槽14は下端に塗料Bの供給口15を設けると共に、上
端にオーバフローした塗料Bを回収するための樋16を備
えた構造であり、このオーバフローした塗料Bを供給口
15から再び塗料槽14内に供給する循環式となっている。
端にオーバフローした塗料Bを回収するための樋16を備
えた構造であり、このオーバフローした塗料Bを供給口
15から再び塗料槽14内に供給する循環式となっている。
この塗料槽14への筒体1の挿入は、第1図の状態で引き
上げ部材6を筒体1内に差し込んで支持部材2に筒体1
を保持することから開始する。そして、引き上げ棒5を
駆動装置8によって上昇させ、係合体10により引き上げ
部材6を圧下して該引き上げ部材6を開かせる。この引
き上げ部材6の動作により筒体1はその内周面を引き上
げ部材6の先端に拘束された状態で支持され、これと同
時にフランジ部3のシール材7が筒体1の上端面に密着
して筒体1の内部を密閉する。これに次いで、昇降部材
4を下降させ、第2図のように筒体1の下面から塗料槽
14内に挿入する。なお、この挿入開始の時点では、可変
容積体11は膨張した状態としておく。
上げ部材6を筒体1内に差し込んで支持部材2に筒体1
を保持することから開始する。そして、引き上げ棒5を
駆動装置8によって上昇させ、係合体10により引き上げ
部材6を圧下して該引き上げ部材6を開かせる。この引
き上げ部材6の動作により筒体1はその内周面を引き上
げ部材6の先端に拘束された状態で支持され、これと同
時にフランジ部3のシール材7が筒体1の上端面に密着
して筒体1の内部を密閉する。これに次いで、昇降部材
4を下降させ、第2図のように筒体1の下面から塗料槽
14内に挿入する。なお、この挿入開始の時点では、可変
容積体11は膨張した状態としておく。
以上の要領で筒体1を塗料槽14の塗料B内に挿入した
後、第3図のように、電磁弁13によって可変容積体11内
を大気開放させた状態で昇降部材4を更に下降させる。
この操作により、筒体1が塗料B内に没するにつれてそ
の内圧が上昇するため、可変容積体11内の空気は外部に
排出される。したがって、挿入初期に可変容積体11が占
めていた容積に略等しい分だけ塗料Bの液面17が上昇し
て、筒体1内外の圧力平衡を保つ。
後、第3図のように、電磁弁13によって可変容積体11内
を大気開放させた状態で昇降部材4を更に下降させる。
この操作により、筒体1が塗料B内に没するにつれてそ
の内圧が上昇するため、可変容積体11内の空気は外部に
排出される。したがって、挿入初期に可変容積体11が占
めていた容積に略等しい分だけ塗料Bの液面17が上昇し
て、筒体1内外の圧力平衡を保つ。
そして更に、第4図に示すように昇降部材4の下降によ
って筒体1の全体が塗料B内に浸漬するまで移動させれ
ば、筒体1の表面の浸漬過程を完了する。なお、可変容
積体11から空気を排出する過程は、筒体1を塗料B内に
挿入してから第4図の完了迄の間であればよく、筒体1
を引き上げる過程の前に液面17が上昇して筒体1の下部
に入り込んだ状態とすればよい。
って筒体1の全体が塗料B内に浸漬するまで移動させれ
ば、筒体1の表面の浸漬過程を完了する。なお、可変容
積体11から空気を排出する過程は、筒体1を塗料B内に
挿入してから第4図の完了迄の間であればよく、筒体1
を引き上げる過程の前に液面17が上昇して筒体1の下部
に入り込んだ状態とすればよい。
次に、浸漬後の筒体1を塗料槽14から引き上げる過程
は、支持部材2によって筒体1を保持したまま昇降部材
4を上昇させることによって行う。この引き上げにおい
ては、塗料Bの溶剤が蒸発して筒体1の内周及び液面17
によって区画された筒体1内の圧力が上昇し、その結果
筒体1内に占める気体の容積が増加しようとする。これ
に対して、挿入過程において可変容積体11が占めていた
容積分を排除して内封空気の容積を予め小さくしている
ので、塗料Bの溶剤の蒸発による圧力上昇を吸収でき
る。すなわち、筒体1内の圧力が上昇しても、液面17が
筒体1の下部に入り込んだ状態であるため、筒体1を引
き上げるときには、筒体1内部から蒸発溶剤を含んだ圧
力の高い気体が漏れ出ることはない。したがって、筒体
1の引き上げ過程では、溶剤の蒸発に起因する泡の発生
を伴うことはなく、良好な塗布条件が得られる。
は、支持部材2によって筒体1を保持したまま昇降部材
4を上昇させることによって行う。この引き上げにおい
ては、塗料Bの溶剤が蒸発して筒体1の内周及び液面17
によって区画された筒体1内の圧力が上昇し、その結果
筒体1内に占める気体の容積が増加しようとする。これ
に対して、挿入過程において可変容積体11が占めていた
容積分を排除して内封空気の容積を予め小さくしている
ので、塗料Bの溶剤の蒸発による圧力上昇を吸収でき
る。すなわち、筒体1内の圧力が上昇しても、液面17が
筒体1の下部に入り込んだ状態であるため、筒体1を引
き上げるときには、筒体1内部から蒸発溶剤を含んだ圧
力の高い気体が漏れ出ることはない。したがって、筒体
1の引き上げ過程では、溶剤の蒸発に起因する泡の発生
を伴うことはなく、良好な塗布条件が得られる。
なお、このような泡発生の防止は、可変容積体11の容積
変化を利用しているものであるから、その容積変化量は
筒体1から内封気体が外部に漏れ出ないように設定する
ことは無論である。この設定条件は、使用する塗料Bの
溶剤の蒸発圧等をファクタとするが、変化量が大き過ぎ
ると筒体1の内部に入り込む塗料Bの高さが大きくなる
ので、塗料Bを無駄にする等の点から好ましくない。
変化を利用しているものであるから、その容積変化量は
筒体1から内封気体が外部に漏れ出ないように設定する
ことは無論である。この設定条件は、使用する塗料Bの
溶剤の蒸発圧等をファクタとするが、変化量が大き過ぎ
ると筒体1の内部に入り込む塗料Bの高さが大きくなる
ので、塗料Bを無駄にする等の点から好ましくない。
以上のように塗布を完了して塗料槽14から引き上げられ
た筒体1は、昇降部材4を旋回する操作等により所定の
位置に搬送され、引き上げ棒5を下降させることによっ
て支持部材2との拘束が解除される。
た筒体1は、昇降部材4を旋回する操作等により所定の
位置に搬送され、引き上げ棒5を下降させることによっ
て支持部材2との拘束が解除される。
第5図は他の実施例を示す概略断面図であり、これは支
持部材2への筒体1の着脱を前記の実施例に示した引き
上げ部材6のような機械的な手段に代えて流体の圧力を
利用して行う構造としたものである。
持部材2への筒体1の着脱を前記の実施例に示した引き
上げ部材6のような機械的な手段に代えて流体の圧力を
利用して行う構造としたものである。
図において、昇降部材(図示せず)により昇降する支持
部材2の下端に設けたフランジ部3の周面には、筒体1
の内周面に密着する中空のダイアフラム20を配置してい
る。また、フランジ部3の下面には、筒体1内の内封気
体の容積を変えるための可変容積体21を取り付けてい
る。この可変容積体21は、ゴム等の弾性素材を利用して
膨張収縮可能であり、前記実施例の場合と同様な機能を
果たす。また、これらのダイアフラム20及び可変容積体
21には、作動流体を給排する給排管22及び23をそれぞれ
接続している。作動流体としては、空気や水等の各種の
ものが採用でき、作動流体の給排するための弁等をその
配管系に備えておく。なお、前記の実施例のように、圧
縮空気を作動流体とする場合には、大気開放型の電磁弁
を利用すれば簡単な構造とすることができる。
部材2の下端に設けたフランジ部3の周面には、筒体1
の内周面に密着する中空のダイアフラム20を配置してい
る。また、フランジ部3の下面には、筒体1内の内封気
体の容積を変えるための可変容積体21を取り付けてい
る。この可変容積体21は、ゴム等の弾性素材を利用して
膨張収縮可能であり、前記実施例の場合と同様な機能を
果たす。また、これらのダイアフラム20及び可変容積体
21には、作動流体を給排する給排管22及び23をそれぞれ
接続している。作動流体としては、空気や水等の各種の
ものが採用でき、作動流体の給排するための弁等をその
配管系に備えておく。なお、前記の実施例のように、圧
縮空気を作動流体とする場合には、大気開放型の電磁弁
を利用すれば簡単な構造とすることができる。
以上の塗布装置Aによる筒体1の塗布作業においては、
まず支持部材2のフランジ部3を筒体1の上端から挿入
した後、ダイアフラム20に作動流体を供給すると、図示
のように該ダイアフラム20が膨張して筒体1の内周面に
密着する。そして、作動流体の圧力を高くすれば、フラ
ンジ部3に対して筒体1を強固に保持でき、この状態で
塗料槽内に下降させる。これ以降は、前述の実施例の場
合と同様に予め膨張させていた可変容積体21から作動流
体を排出して、筒体1内の下部に塗料Bが入り込むよう
に操作し、塗布が完了した時点で筒体1を塗料槽から引
き出す作業を行う。
まず支持部材2のフランジ部3を筒体1の上端から挿入
した後、ダイアフラム20に作動流体を供給すると、図示
のように該ダイアフラム20が膨張して筒体1の内周面に
密着する。そして、作動流体の圧力を高くすれば、フラ
ンジ部3に対して筒体1を強固に保持でき、この状態で
塗料槽内に下降させる。これ以降は、前述の実施例の場
合と同様に予め膨張させていた可変容積体21から作動流
体を排出して、筒体1内の下部に塗料Bが入り込むよう
に操作し、塗布が完了した時点で筒体1を塗料槽から引
き出す作業を行う。
このように、作動流体の給排するダイアフラム20によっ
て支持部材2と筒体1とを一体化できると共に、フラン
ジ部3に設けた可変容積体21により溶剤の蒸発による筒
体1内の圧力上昇を吸収できる。したがって、複雑な機
械的要素等を必要とすることなく、筒体1の保持ができ
ると共に塗料槽内での泡の発生も防止できる。ダイアフ
ラム20によるフランジ部3と筒体1内面との密閉性が高
く維持できるものであれば、フランジ部3にはシール材
7は不要である。
て支持部材2と筒体1とを一体化できると共に、フラン
ジ部3に設けた可変容積体21により溶剤の蒸発による筒
体1内の圧力上昇を吸収できる。したがって、複雑な機
械的要素等を必要とすることなく、筒体1の保持ができ
ると共に塗料槽内での泡の発生も防止できる。ダイアフ
ラム20によるフランジ部3と筒体1内面との密閉性が高
く維持できるものであれば、フランジ部3にはシール材
7は不要である。
なお、本発明は、その形状が筒体のもの全般に適用で
き、特に電子写真感光体に塗布処理を施す場合には塗料
のむらや欠陥等を生じることがないので、きわめて効果
的である。すなわち、電子写真複写等に使用される感光
体ドラムにおいては、感光体層の厚みの不均一さは複写
画像の乱れを引き起こすので、塗布膜のむらや欠陥をな
くすことは重要な課題である。
き、特に電子写真感光体に塗布処理を施す場合には塗料
のむらや欠陥等を生じることがないので、きわめて効果
的である。すなわち、電子写真複写等に使用される感光
体ドラムにおいては、感光体層の厚みの不均一さは複写
画像の乱れを引き起こすので、塗布膜のむらや欠陥をな
くすことは重要な課題である。
以上に説明したように、本発明においては、筒体の上端
を密閉すると共に該筒体を塗料中に浸漬させた後に、可
変容積体内の流体を外部に排出して筒体内の内封気体を
減少させ、筒体内の塗料液面が該筒体の下端よりも上レ
ベルとなるようにしている。したがって、塗布時に塗料
の溶剤が蒸発して筒体内の内封気体の圧力が上昇した
り、筒体内を引き上げるときに内封気体が膨張しても、
これらを吸収できる分だけ予め内封気体の容積が小さく
なっているので、外部に内封気体が漏れ出ることはな
い。その結果、浸漬後に筒体を塗料中から引き上げる過
程において、内封気体による泡の発生を確実に防止で
き、むらや欠陥のない良好な塗布を行うことができる。
を密閉すると共に該筒体を塗料中に浸漬させた後に、可
変容積体内の流体を外部に排出して筒体内の内封気体を
減少させ、筒体内の塗料液面が該筒体の下端よりも上レ
ベルとなるようにしている。したがって、塗布時に塗料
の溶剤が蒸発して筒体内の内封気体の圧力が上昇した
り、筒体内を引き上げるときに内封気体が膨張しても、
これらを吸収できる分だけ予め内封気体の容積が小さく
なっているので、外部に内封気体が漏れ出ることはな
い。その結果、浸漬後に筒体を塗料中から引き上げる過
程において、内封気体による泡の発生を確実に防止で
き、むらや欠陥のない良好な塗布を行うことができる。
第1図は本発明の塗布装置を筒体と共に示す概略断面
図、第2図〜第4図は筒体への塗布方法を示す概略断面
図、第5図は塗布装置の他の実施例を示す要部の概略断
面図である。 1…筒体、2…支持部材 3…フランジ部、4…昇降部材 5…引き上げ棒、6…引き上げ部材 7…シール材、8…駆動装置 9…コイルスプリング、10…係合体 11…可変容積体、12…ホース 13…電磁弁、14…塗料槽 15…供給口、16…樋 17…液面、20…ダイアフラム 21…可変容積体、22,23…給排管 A…塗布装置、B…塗料
図、第2図〜第4図は筒体への塗布方法を示す概略断面
図、第5図は塗布装置の他の実施例を示す要部の概略断
面図である。 1…筒体、2…支持部材 3…フランジ部、4…昇降部材 5…引き上げ棒、6…引き上げ部材 7…シール材、8…駆動装置 9…コイルスプリング、10…係合体 11…可変容積体、12…ホース 13…電磁弁、14…塗料槽 15…供給口、16…樋 17…液面、20…ダイアフラム 21…可変容積体、22,23…給排管 A…塗布装置、B…塗料
Claims (1)
- 【請求項1】上下両端が開放した被塗布用の筒体の上端
を密閉して支持すると共に前記筒体を塗料中に浸漬する
支持部材に、前記筒体の内部に位置して膨張及び収縮変
形する可変容積体を設けたことを特徴とする浸漬塗布装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61223386A JPH0651148B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 浸漬塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61223386A JPH0651148B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 浸漬塗布装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6377567A JPS6377567A (ja) | 1988-04-07 |
| JPH0651148B2 true JPH0651148B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=16797332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61223386A Expired - Lifetime JPH0651148B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 浸漬塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651148B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2623119B2 (ja) * | 1988-06-30 | 1997-06-25 | コニカ株式会社 | 電子写真感光体の製造装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60179368U (ja) * | 1984-05-10 | 1985-11-28 | キヤノン株式会社 | 塗布装置 |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP61223386A patent/JPH0651148B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6377567A (ja) | 1988-04-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5282888A (en) | Holding apparatus for a dip coating apparatus | |
| US6539986B2 (en) | Liquid discharging apparatus and method for discharging liquid | |
| JPH0651148B2 (ja) | 浸漬塗布装置 | |
| US4328267A (en) | Process for producing a coating of uniform thickness of an element | |
| JP3471228B2 (ja) | チャッキング装置 | |
| US5185187A (en) | Method and apparatus for dip coating a hollow cylindrical body | |
| JPH044034B2 (ja) | ||
| JPH0910648A (ja) | 円筒体の塗布装置および塗布方法 | |
| JPS624187B2 (ja) | ||
| JPH1176913A (ja) | 塗布方法 | |
| JP3465082B2 (ja) | 電子写真感光体の製造装置 | |
| JPH10314637A (ja) | 浸漬塗布装置 | |
| JP3865969B2 (ja) | 基板処理装置 | |
| JPS6320068A (ja) | 浸漬塗布用筒体保持装置 | |
| JPH11188296A (ja) | 円筒面の塗液塗布装置および塗布方法 | |
| JPS62241578A (ja) | 浸漬塗布方法 | |
| JPS62241577A (ja) | 浸漬塗布方法及び装置 | |
| JPS6120044A (ja) | 感光体ドラムの製造方法 | |
| JPH05204171A (ja) | 塗布装置 | |
| JPS6254065B2 (ja) | ||
| JPH08316118A (ja) | 薬液供給装置および薬液供給装置のノズル待機方法 | |
| JPH10194661A (ja) | 電子写真感光体用ドラムのチャック装置 | |
| JPH044854Y2 (ja) | ||
| JPH05185000A (ja) | 筒状体把持装置 | |
| JP2708844B2 (ja) | 洗浄方法と洗浄装置 |