【発明の詳細な説明】
改良された乗物用窓の障害物検出システム免五色圀!
本発明は改良された障害物検出システムに関し、特に非直線的、曲線的または直
線的な窓のエツジをモニタするシステムに関する。このシステムは、モニタビー
ムの状態を遮断するノイズから受信器を保護し、コーナの盲点を排除し、上昇す
る窓に捕らえられた小さな障害物がモニタビームを妨害するように誘導し、また
周囲のノイズによるシステムの無効を回避するために2重チャネルを用いている
。
免匪皇11
乗物用窓の自動閉成システムは、かなり普及してきており、例えばドライバはア
クチュエータボタンの1回の操作によって乗物の任意の窓を閉めることができる
。このような自動閉成では、ヒトや動物の一部である手や腕、頭部、足などが障
害物として、閉じつつある窓のエツジとそのエツジが係合するフレームの接合部
との間に挟まることを防止するために、セイフテイインターロツクを備えること
が必須である。このような安全予防措置は、雨が検出されたときに駐車している
車の窓を自動的に閉めるシステムなどのように、全体的にセルフオペ−レートさ
れて操作ボタンやスイッチの作動さえも必要としないさらに複雑化したシステム
においては、さらに重要となる。
サイドウィンドウやサンルーフなどを有する乗物のたいていの窓において、フレ
ームと係合するエツジは一様な直線ではない。多くのエツジは直線状または曲線
状であり、一連のモニタビームと1対の送信器及び受信器とは、エツジの輪郭に
従うように使用する必要がある。
送信器及び受信器のコーナでの配置は、子供の指などの小さい障害物を見逃して
閉じつつある窓の進行を停止させるアラーム信号が発せられない盲点を伴うので
、特に問題となっている。
障害物検出システムに常に生じる問題は周囲のノイズである。モニタビームが赤
外線、音波、超音波、光線、または他のエネルギビームのいずれにおいても、ビ
ームが実際に遮られているときでさえもノイズが受信器に十分な入力を供給する
ので、ビーム受信器は、ノイズにより混乱されて、ビームは遮断されておらず、
よって障害物が検出されていないと判断することがある。
及胛皇且1
本発明の主たる目的は、乗物用窓の障害物検出システムを改良することである。
本発明の第2の目的は、周囲のノイズによるモニタビームの妨害を排除した乗物
用窓の障害物検出システムを提供することである。
本発明の第3の目的は、非直線的な窓のエツジでさえも効率良くモニタする乗物
用窓の障害物検出システムを提供することである。
本発明の第4の目的は、障害物を検出できないコーナの盲点を排除した乗物用窓
の障害物検出システムを提供することである。
本発明の第5の目的は、コーナにあるかなり小さな障害物でさえも検出すること
のできる乗物用窓の障害物検出システムを提供することである。
本発明の第6の目的は、見逃されれる可能性のある障害物を誘導してモニタビー
ムを遮断させる乗物用窓の障害物検出システムを提供することである。
本発明による簡単で効率の良い乗物用窓の障害物検出システムは、周囲のノイズ
によるモニタビームの妨害を防止するために、1つまたは複数のシェードとフィ
ルタまたは2重チャネルモニタシステムとを用いることによって、または非直線
的や直線的、曲線的なエツジをモニタするために端部や中間の頂点にある変換器
を用いることによって、またはかなり小さい障害物によってもビームが確実に乱
れるまたは捕捉されるために広角の変換器や近接配列された変換器、機械的な遮
蔽体を使用することによって、またはモニタされている窓のエツジによって移動
される小さい障害物をビームへと誘導するカム面を用いることによって、動作さ
れる。
本発明は、乗物用窓のエツジと窓のフレームとの閉成をモニタする2重チャネル
障害物検出システムに特徴を有する。フレームの接合部に沿って伝搬する第1エ
ネルギビームを生成するために、窓のエツジと係合する接合部近傍のフレームに
取り付けられた第1送信器とこの第1送信器とは離れて配置された第1受信器と
を含む第1チヤネルがある。第2チヤネルは、フレームの接合部に沿って伝搬す
る第2エネルギビームを生成するために、窓のエツジと係合する接合部近傍のフ
レームに取り付けられた第2送信器とこの第2送信器とは離れて配置された受信
器とを含む。これらビームの伝搬方向は互いに反対である。第1送信器及び第2
受信器はビームの一端側に位置し、第2送信器及び第1受信器はビームの他端側
に位置する。よって、各受信器は、入射する周囲のノイズエネルギを各々反対方
向から観測することができる。
好ましい実施例において、第1チヤネルのビーム及び第2チヤネルのビームは、
ビームのチャネルクロスオーバを防ぐために互いに異なる周波数である。また、
ビームのチャネルクロスオーバを防ぐために一時点において1ビームのみをモニ
タする手段が存在する。周囲のノイズエネルギが受信器に入射して対応するビー
ムの状態を遮蔽することを防止するために、各受信器からビームの方向に沿って
送信器に向かい延在するシェード手段が存在する。周囲のノイズエネルギが受信
器に入射して対応するビームの状態を遮蔽することを防止するために、各受信器
はフィルタ手段を有したり、または、シェード手段とフィルタ手段との両方が用
いられたりする。エネルギビームは、赤外線ビームや音波ビーム、超音波ビーム
、または光線ビームである。
本発明は、2つの端部と中間部分とからなるモニタすべき非直線状エツジを有す
る乗物用窓と窓のフレームとの閉成をモニタする障害物検出システムに特徴を有
する。エツジと係合する窓のフレームの接合部に距離を介して3つの変換器が配
置される。各端部と中間部分との間に細いエネルギビームを伝搬させるために、
対応する窓の各エツジ部分近傍に変換器がそれぞれ存在する。窓のエツジの非直
線的な輪郭にビームトラックを近接して沿わせるために、中間部分の変換器は、
送信器または受信器の一方であり、他方が各端部に配置される。ビームの遮断に
反応して窓の移動路における妨害を示すために各受信器に反応する手段が存在す
る。
好ましい実施例において、エツジは直線状または曲線状であり、中間部分におけ
る変換器は送信器であり、各端部における変換器は受信器である。または、中間
部分における変換器は受信器であり、各端部における変換器は送信器である。受
信器は、中間部分にある場合、両方の送信器からのビームを受信する1のセンサ
を含む。センサは広角センサであり、窓の開成を妨害する検出すべき最小の物体
よりも大きくはない。受信器は、各送信器からのビームを受信する2つのセンサ
を含み、センサ間の距離は窓の閉成を妨害する検出すべき最小の物体よりも小さ
い。受信器は、センサの間隙において通常付勢されている遮蔽体を含む。
この遮蔽体は、窓の閉成によって移動される障害物によって可動となって付勢力
に対抗し、ビームの少なくとも1つを遮断するように配置される。これに替えて
、エツジの中間部分に連結された変換器が送信器である場合、送信器は各々が各
受信器に向けてビームを送信する2つのエミッタを含む。さらに、送信器は、エ
ミッタの間隙において通常付勢されている遮蔽体を含む。この遮蔽体は、窓の閉
成によって移動される障害物によって可動となって付勢に対抗し、ビームの少な
くとも一方を遮るように配置される。ビームは、赤外線、超音波、音波、または
光線である。エツジがフレームの接合部と閉成する以前の窓の進行をモニタする
ために、フレームの接合部から離れた第2ビームを形成する第2送信器及び受信
器をフレームに取り付けることもできる。
本発明は、乗物用窓のエツジと窓のフレームとの閉成をモニタする障害物検出シ
ステムに特徴を有する。このシステムは、窓のエツジと係合するフレームの接合
部に取り付けられた送信器と、フレームの接合部近傍の細いエネルギビームを受
信するために送信器とは離れ且つ窓のエツジと係合するフレームの接合部に取り
付けられた受信器とを有する。ビームの遮断に反応して窓の移動路における妨害
を示すために受信器に反応する手段が存在する。周囲のノイズエネルギが受信器
に入射してビームの状態を遮蔽することを防止するために、受信器からビームの
方向に沿って送信器に向ってシェード手段が延在する。
好ましい実施例において、システムは、周囲のノイズエネルギが受信器に入射し
てビームの状態を遮蔽することを防止するために、受信器においてフィルタ手段
を有する。
本発明は、乗物用窓のエツジと窓のフレームとの閉成をモニタする障害物検出シ
ステムに特徴を有する。このシステムは、窓のエツジと係合するフレームに取り
付けられた送信器と、フレームの接合部近傍の細いエネルギビームを受信するた
めに送信器とは離れ且つ窓のエツジと係合するフレームの接合部に取り付けられ
た受信器とを有する。ビームの遮断に反応して窓の移動路における妨害を示すた
めに受信器に反応する手段を有する。受信器におけるフィルタ手段によって、周
囲のノイズエネルギが受信器に入射してビームの状態が遮蔽されることが防止さ
れている。
好ましい実施例において、周囲のノイズエネルギが受信器に入射してビームの状
態を遮蔽することを防ぐために、受信器からビームの方向に沿って送信器に向け
て延在するシェード手段が存在する。
本発明は、乗物用窓のエツジと窓のフレームとの閉成をモニタする障害物検出シ
ステムに特徴を有する。このシステムは、窓のエツジと係合するフレームの接合
部に取り付けられた送信器と、フレームの接合部近傍の細いエネルギビームを受
信するために送信器とは離れ且つ窓のエツジと係合するフレームの接合部に取り
付けられた受信器とを有する。受信器は、フレームの接合部のコーナ近傍に取り
付けられている。カム面が、閉じつつある窓によって移動される障害物を受けと
め、ビームを遮るように障害物を誘導する。ビームの遮断に反応して窓の移動路
における妨害を示すために受信器に反応する手段が存在する。
本発明は、乗物用窓のエツジと窓のフレームとの閉成をモニタする障害物検出シ
ステムに特徴を有する。このシステムは、窓のエツジと係合するフレームの接合
部に取り付けられた送信器と、フレームの接合部近傍の細いエネルギビームを受
信するために送信器とは離れ且つ窓のエツジと係合するフレームの接合部に取り
付けられた受信器とを有する。ビームの遮断に反応して窓の移動路における妨害
を示すために受信器に反応する手段が存在する。フレームに取り付けられた第2
送信器及び受信器は、フレームと閉成する以前の窓のエツジの進行をモニタする
ために、フレームの接合部から離れている第2ビームを生成する。、全ての様々
な実施例において、もし閉成動作を終えていなければ、対をなす送信器及び受信
器が適切に動作しているか否かを診断したり判定したりする手段を含むことがで
きる。
ましい の 六
本発明の目的、特徴及び効果は、以下に記載する好ましい実施例及び参照図面に
基づいて当業者においては理解されるであろう。
図1は、窓をモニタ制御するビームを生成し検出する回路の構成図を示す。
図2は、部分的に閉められた窓と、本発明による窓の非直線的または直線的なエ
ツジのモニタビームを生成する送信及び受信変換器の配置とが示された乗物用ド
アの構成図図3は、本発明による非直線的または曲線的なエツジに対する変換器
の配置を示す部分的に閉じた乗物用サンルーフの構成図である。
図4は、本発明によるコーナに配置された受信器の単一のセンサを示す斜視図で
ある。
図5は、本発明によるコーナに配置された受信器の2つのセンサを示す斜視図で
ある。
図6は、バネにより付勢された本発明の遮蔽体を用いた変換器の上面図である。
図7は、障害物をビームへと誘導するカム面を備えた本発明の変換器を示す側面
図である。
図8は、太陽からの光線が受信器の受信を妨害する様子を説明する概略図である
。
図9は、送信器を発して偏向された放射が受信器の動作を妨害する図8と同様な
図である。
図10は、本発明によるシェードを用いた送信器及び受信器の構成図である。
図11は、本発明による送信器及び受信器がシェードとフィルタとの両方を使用
している図10と同様な図である。
図12は、各チャネルが異なる周波数を用いている本発明による乗物用窓の2重
チャネル障害物検出システムを示す構成図である。
図13は、各チャネルは同一の周波数を使用し且つ一時点において一方のみが動
作される図12と同様な図である。
図14は、図13の各チャネルの送信器及び受信器の波形を示す図である。
図15は、図13の2重チャネルシステムを動作する制御回路を示すブロック図
である。
図1に、1対の変換器、すなわち送信器12及び受信器14を用いた乗物用窓の
障害物検出システム10を示す。
送信器12は、例えば音波、超音波、赤外線、または光線などのエネルギの細い
ビーム18を発するエミッタ16を含む。このビームは受信器14のセンサ20
によって受信される。送信発生回路22は送信器12に電圧を印加してビーム1
8を発する。ノイズの除去を補助するために、変調回路24がビーム18を変調
するために設けられている。
送信発生回路22からの出力が増幅器及びバンドパスフィルタ回路26に供給さ
れて、適宜必要な変調検出が行われる。障害物28がビーム18を妨害して遮断
すれば、この障害物28は、受信器14のセンサ20によって検出され、増幅器
30にて増幅され、制御部32にて処理される。そして、制御部32は窓部動部
34への給電を遮断する。
図2に示すように、ドア36の窓30は、直線的な2つのエツジ42.44が頂
点46にて接合された直線的な形状を有する。このドア36の窓30の非直線的
なエツジ40をモニタするビームを効率良く供給するために、3つの変換器48
,50.52が用いられる。変換器48,50゜52は、窓38のエツジ40と
係合するフレーム54の接合部55に取り付けられている。変換器50の種類は
、変換器48.52の種類とは反対である。よって、変換器50が送信器であれ
ば、変換器48.52は受信器である。
逆に、中間部分46に近接する変換器50が受信器であれば、エツジ40の端部
56,58にある変換器48.52は送信器である。このように、窓のエツジ4
0の輪郭に近接して沿うビームは、変換器の最小個数に影響される。代表的なも
のとして、赤外線を用いる送信器及び受信器は、C0X14GE赤外線エミツタ
とLl 4C2GE赤外線フオトトランジスタとであり、超音波用送信器及び受
信器は、P9923セラミック超音波変換器とP9934超音波セラミックマイ
クロホンとであり、音波用送信器及び受信器は、P9922変換器とP9956
電気コンデンサマイクロホンとであり、レーザ用送信器及び受信器は、P45ル
−ザダイオードとBPW380Eフォトトランジスタとであり、光線用送信器及
び受信器は、P374光エミッタとPN116PAフォトトランジスタとである
。
同様な構成を図3のサンルーフ57に関して示す。図3において、サンルーフパ
ネル38aは、端部56a、58aと中間部分46aとを有する。
変換器50が受信器である場合、指やその他の小さな障害物が、図2に示す窓3
8の頂点または中間部分46と、頂点が係合し且つ変換器50が位置する一合部
55のコーナ47と、の間で押しつぶされるような盲点の発生を防止する必要が
ある。図4に示すように、一般に広角の単一のセンサ60を有する受信器50’
が用いられた場合、かなり小さな指や同様な物体までもがビーム18’、18
”の収束点であってもセンサ60にてビーム18’、18”を必然的に遮ること
となる。このような受信器は、PN127−3PA NPNフォトトランジスタ
である。
替わりに、図5に示す受信器50”は、2つのセンサを60’、60”を用いて
いる。これらセンサは、およそ1/4インチ(0,635cm)またはそれ以下
に十分に小さく作製されているので、各センサはビーム18’、18“の一部を
受信する。しかし、センサ60’、60”間の空間62はかなり小さく作製され
ているので、検出すべき物体が最小であってもセンサ60°、60”の一方また
は他方と重複してセンサ60’、60″の一方または他方を遮り、制御部32に
より窓部動部34を停止させるのに必要なビーム18’、18”の妨害を行う。
このような装置は、プロスペクッ(Prospects )株式会社製のAEM
(自動車環境管理)システムである。
図2に示す変換器50が送信器または受信器のいずれであろうとも、変換器50
は図6に示すように構成される。
図6において、変換器50”′は、エミッタにもなりえる2つのセンサ62,6
4と、通常の状態ではセンサまたはエミッタ62.64から遠ざかる方向にバネ
68によって付勢されている遮蔽体またはカバー66とを有する。しかしながら
、例えば上昇している窓のエツジが指を遮蔽体66に対して押している場合、遮
蔽体66はバネ68の付勢力に対抗してセンサ62,64を覆い、ビーム18°
、18”を遮断する。よって、障害物が存在するという徴候が生じ、制御部32
が窓部動部34を停止させる。このような装置はプロスベクッ株式会社製のAE
Mシステムである。
障害物があまりにも小さくて送信器または受信器の遮りを逃してしまうようなコ
ーナにおいては、図7に示すように、送信器または受信器70はカム面72と一
緒に取り付けられる。カム面72は、指74を上昇する窓のエツジ76によって
移動させて送信器または受信器に向けて誘導するので、指74は必然的にビーム
18を遮断する。受信器70は、直径がおよそ1/4インチ(0,635cm)
またはそれ以下であり、カム面72は3インチ(7,62cm)から30インチ
(76,2cm)まで変化する半径を有する。
図8に示すように、ビーム80が送信器82から受信器84へと伝送される場合
、周囲のノイズにより障害物86の存在が検出されないことがしばしば生じる。
例えばビーム80が光線である場合、太陽88からの光線が受信器84を暴走さ
せたり飽和させるので、ビーム80が障害物86によって完全に遮断されていて
も、受信器84はかなりの光線を受光するので、障害物があるという情報が形成
されない。送信器82からのビームそのものが周囲の表面90によって図9に示
すビーム80′のように偏向された場合も同様な妨害が生じるので、受信器84
は障害物86の存在を検出しない。
これらは本発明による多くの方法によって軽減される。
図10に示すように、受信器84は、太陽光線88のみならず偏向ビーム80°
をも遮断するシェード92を有して形成されている。同様なシェード94を送信
器82に取り付けられたハウジングに用いることもできる。これに替えて、図1
1に示すように、バンドパスフィルタ96を、特定周波数の光線、音波、または
他のエネルギビーム以外の、すなわちビーム80に元来含まれていたちの以外の
エネルギビームを受信器84から遮るために用いることができる。
もちろん、偏向ビーム80′はビーム80から分離したものであるからビーム8
0と同一周波数を有するので、バンドパスフィルタ96は偏向ビーム80′の影
響を回避することはできない。しかしながら、送信器及び受信器の構造をさらに
改良すれば、偏向ビーム80’ の影響を除去することはできる。シェード94
と同様にシェード92もフィルタ96と一緒に用いることができる。
別の方法として、図12に示す2重チャネルシステム100を用いても良い。こ
の2重チャネルシステム100において、チャネルAは、ビーム80aを受信器
84aに向けて伝送する送信器82aを含む。チャネルBは、チャネル八に対し
て反転しているので、送信器82bは受信器84aに近接し、受信器84bは送
信器82aに近接している。受信器84bは受信器84aとは反対方向を向いて
いるので、周囲のエネルギが受信器84bに入射しても、このエネルギが受信器
84bに入射することはない。障害物86が存在する場合、ビーム80aは80
aaにて示すように障害物86に入射して再度80a aにて示すように反射さ
れるので、ビーム80aは受信器84bに入射する。
同一の現象がビーム80bに関しても生じるので、ビーム5obbは受信器84
aに向けて反射される。チャネル間のクロスオーバを防ぐために、ビーム80a
とビーム80bとは、例えばそれぞれ20KHzと70KHzとなるような異な
る2つの周波数を有するように選択される。故に、受信器は異なる周波数にそれ
ぞれ調整され、いずれか一方が他方を妨害することがない。
また、図13に示すように、2重チャネルシステムを構成することもできる。こ
の2重チャネルシステムにおいて、チャネルA及びチャネルBは、同一の周波数
のエネルギビーム80 c、80 dを生成する。しかし、チャネルの操作は、
順番であり、或いは複雑になっている。よって、1時点において1ビームのみが
存在する。図14に示すように、送信器82cは一連のパルス82ccを送信す
る。一連のパルス82ccは受信器84cによって一連のパルス84CCとして
受信される。受信パルス84ccと送信パルス82ccとの違いが、障害物が検
出されたことの表示となる。パルス間の斜線を引いて示した期間83ccにおい
て、送信器82dがパルス82ddを生成し受信器84dが類似した一連のパル
ス84ddを受信しているので、この期間83ccは無視される。85ddにて
示された斜線領域は、一連のパルス82cc、84ccの間にあるので、85d
dにて示される斜線領域は受信器84dへの入力が無視される期間である。図1
4に示すタイムチャートは、フェールセーフ検出判定操作を示している。時間線
102以前の動作時間はアクティブフェールセーフ検出時間間隔を表している。
窓の閉成操作の前に、判定オフ・オン信号が送信器から出力される。受信器は、
呼応してプロセッサ120によってモニタされるものと同一の信号パターンを受
信するべきである。そうでなければ、警戒メツセージがプロセッサ120によっ
て発せられ、自動開口閉成操作が遮断される。これは、図15に示すように、マ
イクロプロセッサ120などのメインコントローラを用いて行われる。
マイクロプロセッサ120は、スイッチコントロール122を駆動する。スイッ
チコントロール122は、図1に示す送信発生器22をスイッチ124に接続す
るためにスイッチ124を操作して、交互にシーケンスする際にターンオンされ
る送信器82c、82dの一方を選択する。第2スイツチ126が用いられ、第
2スイツチ126もスイッチコントロール122によって制御されるので、受信
回路26.30.32には他方のチャネルからの信号が人力されることはない。
また、スイッチ126は、マイクロプロセッサ120の制御に基づいて使用され
るので、障害物が一方のチャネルでは示され他方のチャネルでは示されない場合
、一方のチャネルか誤った読取を行ったことを示し、スイッチ126は信用でき
るチャネルにのみ継続して接続されて、そのチャネルからの出力のみが、本当に
障害物があるか否かを判定するために分析される。
本発明の特定の特徴が図面に示されているが、好都合なことに、各特徴は本発明
による全ての特徴に連結するものである。
当業者においては、以下の請求項の範囲内で他の実施例に想到することであろう
。
図1
図15
マイクロコントローラ(プロセッサ)
手続補正書
1、事件の表示 PCT/US93109257平成6年特許願第509279
号
2、発明の名称 乗物用開口部の障害物検出システム(本日訂正)3、補正をす
る者
事件との関係 特許出願人
住 所 アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01879テイングズボロ ユ
ニット 8
インダストリアルウェイ 1
名称 プロスペクッ コーポレーション4、代理人
住所 〒104東京都中央区銀座3丁目1o番9号6、補正により増加する請求
項の数 なし明細書(全文訂正)
1、発明の名称
乗物用開口部の障害物検出システム
2、特許請求の範囲
(1) 成 在な乗 用 口部の2チヤネル障害物検出システムであって、前記
口部近傍に装 されて1記聞口部の 。の間を伝搬する第1エネルギビームを
受言 る第1Xr1−@ を含む第1チヤネルと、前記 口 ° にオ されて
tmlEId口 の 。の。を− る 2エ ルギビームを風雪 る 2瓜舌
を含む第2チヤネルとを有し、前記第1 び第2瓜雪 は 人、 る。のノイズ
エネルギを互いに 交 りから観測するように配置されていることを特徴とする
λチャネル障害物検出システム。
(2) 前記第1 び第2エネルギビームを生 する送信機をさらに有すること
を特徴とする請求項1記載のλチャネル障害物検出システム。
(3) 前記第1エネルギビームを生 る 1送舌 と ″iJ 2エネルギビ
ームを生J る第2′信機上をさらに有することを特徴とする請求項1記載のヤ
ネル障害物検出システム。
(5) ″i81°−舌 び1゛J 2瓜舌 はiJ 口。の− の 。に配り
〉03−所fシタ’?j4a■戊 びTJ第1瓜旨 は11 口。の の 。に
され711にとを特徴とする請求項A記載のλチャネル障害物検出システム。
おいてモニタされることを特徴とする請求項1記載のλチャネル障害物検出シス
テム。
(8) 前記営信慮ぢ込丑げ擾遍朋酩しC箋QチQ←B冒狸暖〔動[有]吃に対
応するビームの 口にとって寸言B−舌 の 々がら し且つ″″iMiMビー
ムをい シェード をさ゛に1むことを特徴とする請求項1記載の2−Pヤネル
障害物検出システム。
(9) 前記受体 に入・する。 のノイズエネルギを 減し且つ並記9住と
、する「記ビームの状態を い フィルタを並記xa−舌 の 々においてさら
に含むことを特徴とする請求項1記載の討ヤネル障害物検出システム。
(10) 前記エネルギビームはI、ビームであることを特徴とする請求項1記
載の7チヤネル障害物検出システム。
(’1) Tl凪雪 が動 じているが がを測 る をさ゛に むことを特徴
とする6・ 1記載の2チヤネル障害物検出システム。
iJ 日 び″1ao1こおいてT!゛1こ沿って され1゜の 々と7′5
日。 との。(こ いエネルギビームを− させる互いに 日された3つのトラ
ンスデユーサを し
前記中間部 のトランスデユーサは送手 び受雪 の− であり i記のトラン
スデユーサは 1記 5 のトランスデユーサが送6 の場合は受雪機であり前
記 間部 のトランスデユーサが受雪 の場合は送手 であり1ビームの1つの
虻 に 応して寸J 官 。に沿う をlス ため障害物検出システム。
(14) 前記中間部分の前記トランスデユーサは受信機であり、前記端部の寸
5トランスデユーサの 々は′−舌 であることを特徴とする請求項↓l記載の
障害物検出システム。
(15) 前記ビームは7、エネルギからなることを特徴とする請求項旦記載の
障害物検出システム。
(16) 前記トランスデユーサが しいてるが・がを渭 る0vをさら唄含に
とを特徴とする請求項11記載の障害物検出システム。
(17) 閉革工ば已り剛気用開口 をモニタ る システムであって′″′i
g 口 の 部に装 されて前記 口。の縁 5に細いエネルギビームを送位丈
ゑ必這機上、
i記 口部の 部に装 されて1記エネルギビームを受信する受雪 と、F5ビ
ームの に 応して1゛1 口 の を示 ためにア紀受信鳳≦接丘潰オV1叱
旧ムー
前記3JuφE1″3g ビームの 0(計ってW 舌 に口けて延 しゴ1瓜
舌機に入斗する周 のノイズエネルギを低減し且つ1記ビームの状態を い隠す
シェードと
t有すAことを特徴とす」害物検出システム。
請求項↓二記載の障害物検出システム。
(19) 前記送手機及び受言機か動 中であるか否かを測定する回Vをさら唄
含にとを特徴とする請求頂上二記載の障害物検出システム。
(20) 閉゛自在な 川 口部をモニタする 害 システムであって一煎起朋
U部り幹部μヌ看潰ち1前に開口 の 日に いエネルギビームを信す玉送侶堡
≧よ
前記…龍椛装看Δ扛て前1エ ルギビームを瓜町15足信機上、lビームの妨害
に反応して前記r口部内の障害物を示すために前記受信 に遣統吏熟左母路点。
助五汐u1に入射する周囲のノイズエネルギを低減し且つ7記ビームの状態を復
配隠す24沙り上
を有tiことを特徴とすm害物検出システム。
(2’ ) 前記’lJA から″′i4ビームの 口に沿ってW に0けて延
在して前記受信機に入射する周囲のノイズエネルギを低減し且つ前記ビームの状
態唄含なことを特徴とする請求項20記載の障害物検出システム。
71 口 の に4 されて” のmエ ルギビームをM る’lfM とを有
することを特徴とすm害物検出システム。
(24) 前記送信機及び受信 が動 じているか かを測定する回ンをさら損
金にとを特徴とする請求項関記載の障害物検出システム。
物検出システム。
3、発明の詳細な説明
光明界分野
本発明は改良された障害物検出システムに関し、特に非直線的、曲線的または直
線的な窓のエツジをモニタするシステムに関する。このシステムは、モニタビー
ムの状態を遮断するノイズから受信機を保護し、コーナの盲点を排除し、上昇す
る窓に捕らえられた小さな障害物がモニタビームを妨害するように誘導し、また
周囲のノイズによるシステムの無効を回避するために2チヤネルを用いている。
発明の背景
乗物の窓の自動閉成システムは、かなり普及してきており、例えばドライバはア
クチュエータボタンの1回の操作によって乗物の任意の窓を閉めることができる
。このような自動閉成では、ヒトや動物の一部である手や腕、頭部、足などが障
害物として、閉じつつある窓のエツジとそのエツジが係合するフレームの接合部
との間に挟まることを防止するために、セイフティインターロックを備えること
が必須である。このような安全予防措置は、雨が検出されたときに駐車している
車の窓を自動的に閉めるシステムなどのように、全体的にセルフオペレートされ
て操作ボタンやスイッチの作動さえも必要としないさらに複雑化したシステムに
おいては、さらに重要となる。
サイドウィンドウやサンルーフなどを有する乗物のたいていの窓において、フレ
ームと係合するエツジは一様な直線ではない。多くのエツジは直線状または曲線
状であり、一連のモニタビームと1対の送信機及び受信機とは、エツジの輪郭に
従うように使用する必要かある。
送信機及び受信機のコーナでの配置は、子供の指などの小さい障害物を見逃して
閉じつつある窓の進行を停止させるアラーム信号が発せられない盲点を伴うので
、特に問題となっている。
障害物検出システムに常に生じる問題は周囲のノイズである。モニタビームが赤
外線、音波、超音波、光線、または他のエネルギビームのいずれにおいても、ビ
ームが実際に遮られているときでさえもノイズが受信機に十分な人力を供給する
ので、ビーム受信機は、ノイズにより混乱されて、ビームは遮断されておらず、
よって障害物が検出されていないと判断することがある。
元型Ω概要
本発明の主たる目的は、乗物用開口部の障害物検出システムを改良することであ
る。
本発明の第2の目的は、周囲のノイズによるモニタビームの妨害を排除した乗物
用開口部の障害物検出システムを提供することである。
本発明の第3の目的は、非直線的な窓ガラスのエツジでさえも効率良くモニタす
る乗物用開口部の障害物検出システムを提供することである。
本発明の第4の目的は、障害物を検出できないコーナの盲点を排除した乗物用開
口部の障害物検出システムを提供することである。
本発明の第5の目的は、コーナにあるかなり小さな障害物でさえも検出すること
のできる乗物用開口部の障害物検出システムを提供することである。
本発明の第6の目的は、見逃される可能性のある障害物を誘導してモニタビーム
を遮断させる乗物用開口部の障害物検出システムを提供することである。
本発明による簡単で効率の良い乗物用開口部の障害物検出システムは、周囲のノ
イズによるモニタビームの妨害を防止するために、1つまたは複数のシェードと
フィルタまたは2チヤネルモニタシステムとを用いることによって、または非直
線的や直線的、曲線的なエツジをモニタするために端部や中間の頂点にあるトラ
ンスデユーサを用いることによって、またはかなり小さい障害物によってもビー
ムか確実に乱れるまたは捕捉されるために広角のトランスデユーサや近接配列さ
れたトランスデユーサ、機械的な遮蔽体を使用することによって、またはモニタ
されている窓ガラスのエツジによって移動される小さい障害物をビームへと誘導
するカム面を用いることによって、動作される。
本発明は、乗物用開口部のエツジと開口部のフレームとの閉成をモニタする2チ
ヤネル障害物検出システムに特徴を有する。フレームの接合部に沿って伝搬する
第1エネルギビームを生成するために、開口部のエツジと係合する接合部近傍の
フレームに取り付けられた第1送信機とこの第1送信機とは離れて配置された第
1受信機とを含む第1チヤネルがある。第2チヤネルは、フレームの接合部に沿
って伝搬する第2エネルギビームを生成するために、開口部のエツジと係合する
接合部近傍のフレームに取り付けられた第2送信機とこの第2送信機とは離れて
配置された受信機とを含む。これらビームの伝搬方向は互いに反対である。第1
送信機及び第2受信機はビームの一端側に位置し、第2送信機及び第1受信機は
ビームの他端側に位置する。よって、各受信機は、入射する周囲のノイズエネル
ギを各々反対方向から観測することができる。
好ましい実施例において、第1チヤネルのビーム及び第2チヤネルのビームは、
ビームのチャネルクロスオーバを防ぐために互いに異なる周波数である。また、
ビームのチャネルクロスオーバを防ぐために一時点において1ビームのみをモニ
タする手段が存在する。周囲のノイズエネルギが受信機に入射して対応するビー
ムの状態を遮蔽することを防止するために、各受信機がらビームの方向に沿って
送信機に向かい延在するシェード手段が存在する。周囲のノイズエネルギが受信
機に入射して対応するビームの状態を遮蔽することを防止するために、各受信機
はフィルタ手段を有したり、または、シェード手段とフィルタ手段との両方が用
いられたりする。エネルギビームは、赤外線ビームや音波ビーム、超音波ビーム
、または光線ビームである。
本発明は、2つの端部と中間部分とからなるモニタすべき非直線状エツジを有す
る乗物用開口部と開口部のフレームとの閉成をモニタする障害物検出システムに
特徴を有する。エツジと係合する開口部のフレームの接合部に距離を介して3つ
のトランスデユーサが配置される。各端部と中間部分との間に細いエネルギビー
ムを伝搬させるために、対応する開口部の各エツジ部分近傍にトランスデユーサ
がそれぞれ存在する。開口部のエツジの非直線的な輪郭にビームトラックを近接
して沿わせるために、中間部分のトランスデユーサは、送信機または受信機の一
方であり、他方が各端部に配置される。ビームの遮断に反応して窓ガラスの移動
路における妨害を示すために各受信機に反応する手段が存在する。
好ましい実施例において、エツジは直線状または曲線状であり、中間部分におけ
るトランスデユーサは送信機であり、各端部におけるトランスデユーサは受信機
である。または、中間部分におけるトランスデユーサは受信機であり、各端部に
おけるトランスデユーサは送信機である。受信機は、中間部分にある場合、両方
の送信機からのビームを受信する1のセンサを含む。センサは広角センサであり
、窓の閉成を妨害する検出すべき最小の物体よりも大きくはない。受信機は、各
送信機からのビームを受信する2つのセンサを含み、センサ間の距離は窓の閉成
を妨害する検出すべき最小の物体よりも小さい。受信機は、センサの間隙におい
て通常付勢されている遮蔽体を含む。この遮蔽体は、窓の閉成によって移動され
る障害物によって可動となって付勢力に対抗し、ビームの少なくとも1つを遮断
するように配置される。これに替えて、エツジの中間部分に連結されたトランス
デユーサが送信機である場合、送信機は各々力洛受信機に向けてビームを送信す
る2つのエミッタを含む。さらに、送信機は、エミッタの間隙において通常付勢
されている遮蔽体を含む。この遮蔽体は、窓の閉成によって移動される障害物に
よって可動となって付勢に対抗し、ビームの少なくとも一方を遮るように配置さ
れる。ビームは、赤外線、超音波、音波、または光線である。エツジがフレーム
の接合部と閉成する以前の窓の進行をモニタするために、フレームの接合部から
離れた第2ビームを形成する第2送信機及び受信機をフレームに取り付けること
もできる。
本発明は、乗物用開口部のエツジと開口部のフレームとの閉成をモニタする障害
物検出システムに特徴を有する。このシステムは、開口部のエツジと係合するフ
レームの接合部に取り付けられた送信機と、フレームの接合部近傍の細いエネル
ギビームを受信するために送信機とは離れ且つ開口部のエツジと係合するフレー
ムの接合部に取り付けられた受信機とを有する。ビームの遮断に反応して窓ガラ
スの移動路における妨害を示すために受信機に反応する手段が存在する。周囲の
ノイズエネルギが受信機に入射してビームの状態を遮蔽することを防止するため
に、受信機からビームの方向に沿って送信機に向ってシェード手段が延在する。
好ましい実施例において、システムは、周囲のノイズエネルギが受信機に入射し
てビームの状態を遮蔽することを防止するために、受信機においてフィルタ手段
を有する。
本発明は、乗物用開口部のエツジと開口部のフレームとの閉成をモニタする障害
物検出システムに特徴を有する。このシステムは、開口部のエツジと係合するフ
レームに取り付けられた送信機と、フレームの接合部近傍の細いエネルギビーム
を受信するために送信機とは離れ且つ開口部のエツジと係合するフレームの接合
部に取り付けられた受信機とを有する。ビームの遮断に反応して窓ガラスの移動
路における妨害を示すために受信機に反応する手段を有する。受信機におけるフ
ィルタ手段によって、周囲のノイズエネルギが受信機に入射してビームの状態が
遮蔽されることが防止されている。
好ましい実施例において、周囲のノイズエネルギが受信機に入射してビームの状
態を遮蔽することを防ぐために、受信機からビームの方向に沿って送信機に向け
て延在するシェード手段が存在する。
本発明は、乗物用開口部のエツジと開口部のフレームとの閉成をモニタする障害
物検出システムに特徴を有する。このシステムは、開口部のエツジと係合するフ
レームの接合部に取り付けられた送信機と、フレームの接合部近傍の細いエネル
ギビームを受信するために送信機とは離れ且つ開口部のエツジと係合するフレー
ムの接合部に取り付けられた受信機とを有する。受信機は、フレームの接合部の
コーナ近傍に取り付けられている。カム面が、閉じつつある窓ガラスによって移
動される障害物を受けとめ、ビームを遮るように障害物を誘導する。ビームの遮
断に反応して窓ガラスの移動路における妨害を示すために受信機に反応する手段
が存在する。
本発明は、乗物用開口部のエツジと開口部のフレームとの閉成をモニタする障害
物検出システムに特徴を有する。このシステムは、開口部のエツジと係合するフ
レームの接合部に取り付けられた送信機と、フレームの接合部近傍の細いエネル
ギビームを受信するために送信機とは離れ且つ開口部のエツジと係合するフレー
ムの接合部に取り付けられた受信機とを有する。ビームの遮断に反応して窓ガラ
スの移動路における妨害を示すために受信機に反応する手段が存在する。フレー
ムに取り付けられた第2送信機及び受信機は、フレームと閉成する以前の窓ガラ
スのエツジの進行をモニタするために、フレームの接合部から離れている第2ビ
ームを生成する。全ての様々な実施例において、もし閉成動作を終えていなけれ
ば、対をなす送信機及び受信機が適切に動作しているか否かを診断したり判定し
たりする手段を含むことができる。
好圭上X9υ姐映」附示
本発明の目的、特徴及び効果は、以下に記載する好ましい実施例及び参照図面に
基づいて当業者においては理解されるであろう。
図1に、1対のトランスデユーサ、すなわち送信機12及び受信機14を用いた
乗物用開口部の障害物検出システム10を示す。送信機12は、例えば音波、超
音波、赤外線、または光線などのエネルギの細いビーム18を発するエミッタ1
6を含む。このビームは受信機14のセンサ20によって受信される。送信発生
回路22は送信機12に電圧を印加してビーム18を発する。ノイズの除去を補
助するために、変調回路24がビーム18を変調するために設けられている。
送信発生回路22からの出力が増幅器及びバンドパスフィルタ回路26に供給さ
れて、適宜必要な変調検出が行われる。障害物28がビーム18を妨害して遮断
すれば、この障害物28は、受信機14のセンサ20によって検出され、増幅器
30にて増幅され、制御部32にて処理される。そして、制御部32は窓部動部
34への給電を遮断する。
図2に示すように、開口部としてのドア36の窓30は、直線的な2つのエツジ
42.44が頂点46にて接合された直線的な形状を有する。このドア36の窓
30の非直線的なエツジ40をモニタするビームを効率良く供給するために、3
つのトランスデユーサ48,50.52が用いられる。トランスデユーサ48゜
50.52は、窓38のエツジ40と係合するフレーム54の接合部55に取り
付けられている。トランスデユーサ50の種類は、トランスデユーサ48. 5
2の種類とは反対である。よって、トランスデユーサ50が送信機であれば、ト
ランスデユーサ48.52は受信機である。逆に、中間部分46に近接するトラ
ンスデユーサ50が受信機であれば、エツジ40の端部56,58にあるトラン
スデユーサ48.52は送信機である。このように、窓のエツジ40の輪郭に近
接して沿うビームは、トランスデユーサの最小個数に影響される。代表的なもの
として、赤外線を用いる送信機及び受信機は、C0X14GE赤外線エミツタと
L14C2GE赤外線フォトトランジスタとであり、超音波用送信機及び受信機
は、P9923セラミック超音波トランスデユーサとP9934超音波セラミッ
クマイクロホンとであり、音波用送信機及び受信機は、P99221−ランスデ
ューサとP9956電気コンデンサマイクロホンとであり、レーザ用送信機及び
受信機は、P45ル−ザダイオードとBPW38GEフォトトランジスタとであ
り、光線用送信機及び受信機は、P374光エミッタとPN116PAフォトト
ランジスタとである。
同様な構成を図3のサンルーフ57に関して示す。図3において、サンルーフパ
ネル38aは、端部56a、58aと中間部分46aとを有する。
トランスデユーサ50が受信機である場合、指やその他の小さな障害物が、図2
に示す窓38の頂点または中間部分46と、頂点が係合し且つトランスデユーサ
50が位置する接合部55のコーナ47と、の間で押しつぶされるような盲点の
発生を防止する必要がある。図4に示すように、一般に広角の単一のセンサ60
を有する受信機50’が用いられた場合、がなり小さな指や同様な物体までもカ
ヒーム18°、18”の収束点であってもセンサ6oにてビーム18’、18”
を必然的に遮ることとなる。このような受信機は、PN127−8PA NPN
フォトトランジスタである。
替わりに、図5に示す受信機50”は、2つのセンサを60’、60”を用いて
いる。これらセンサは、およそ174インチ(0,635cm)またはそれ以下
に十分に小さく作製されているので、各センサはビーム18°、18”の一部を
受信する。しかし、センサ60’、60”間の空間62はがなり小さく作製され
ているので、検出すべき物体が最小であってもセンサ60’、60”の一方また
は他方と重複してセンサ60°、60”の一方または他方を遮り、制御部32に
より窓部動部34を停止させるのに必要なビーム18°、18”の妨害を行う。
このような装置は、プロスベクッ(Prospects )株式会社製のAEM
(自動車環境管理)システムである。
図2に示すトランスデユーサ50が送信機または受信機のいずれであろうとも、
トランスデユーサ50は図6に示すように構成される。図6において、トランス
デユーサ5o”は、エミッタにもなりえる2つのセンサ62,64と、通常の状
態ではセンサまたはエミッタ62.64から遠ざかる方向にバネ68によって付
勢されている遮蔽体またはカバー66とを有する。しかしながら、例えば上昇し
ている窓のエツジが指を遮蔽体66に対して押している場合、遮蔽体66はバネ
68の付勢力に対抗してセンサ62,64を覆い、ビーム18°、18”を遮断
する。よって、障害物が存在するという徴候が生じ、制御部32が窓部動部34
を停止させる。このような装置はプロスベクッ株式会社製のAEMシステムであ
る。
障害物があまりにも小さくて送信機または受信機の遮りを逃してしまうようなコ
ーナにおいては、図7に示すように、送信機または受信機70はカム面72と一
緒に取り付けられる。カム面72は、指74を上昇する窓のエツジ76によって
移動させて送信機または受信機に向けて誘導するので、指74は必然的にビーム
18を遮断する。受信機70は、直径がおよそ1/4インチ(0,635cm)
またはそれ以下であり、カム面72は3インチ(7,62cm)から30インチ
(76,2cm)まで変化する半径を有する。
図8に示すように、ビーム80が送信機82から受信機84へと伝送される場合
、周囲のノイズにより障害物86の存在か検出されないことがしばしば生じる。
例えばビーム80が光線である場合、太陽88からの光線が受信機84を暴走さ
せたり飽和させるので、ビーム80か障害物86によって完全に遮断されていて
も、受信機84はかなりの光線を受光するので、障害物があるという情報が形成
されない。送信機82からのビームそのものが周囲の表面90によって図9に示
すビーム80°のように偏向された場合も同様な妨害が生じるので、受信機84
は障害物86の存在を検出しない。
これらは本発明による多くの方法によって軽減される。図10に示すように、受
信機84は、太陽光線88のみならず偏向ビーム80’ をも遮断するシェード
92を有して形成されている。同様なシェード94を送信機82に取り付けられ
たハウジングに用いることもできる。これに替えて、図11に示すように、バン
ドパスフィルタ96を、特定周波数の光線、音波、または他のエネルギビーム以
外の、すなわちビーム80に元来含まれていたちの以外のエネルギビームを受信
機84から遮るために用いることができる。もちろん、偏向ビーム80′はビー
ム80から分離したものであるからビーム80と同一周波数を有するので、バン
ドパスフィルタ96は偏向ビーム80°の影響を回避することはできない。しか
しながら、送信機及び受信機の構造をさらに改良すれば、偏向ビーム80′ の
影響を除去することはできる。シェード94と同様にシェード92もフィルタ9
6と一緒に用いることができる。
別の方法として、図12に示す2チヤネルシステム100を用いても良い。この
2チヤネルシステム100において、チャネルAは、ビーム80aを受信機84
aに向けて伝送する送信機82aを含む。チャネルBは、チャネルAに対して反
転しているので、送信機82bは受信機84aに近接し、受信機84bは送信機
82aに近接している。受信機84bは受信機84aとは反対方向を向いている
ので、周囲のエネルギが受信機84bに入射しても、このエネルギが受信機84
bに入射することはない。障害物86が存在する場合、ビーム80aは80aa
にて示すように障害物86に入射して再度80aaにて示すように反射されるの
で、ビーム80aは受信機84bに入射する。同一の現象がビーム80bに関し
ても生じるので、ビーム5obbは受信機84aに向けて反射される。チャネル
間のクロスオーバを防ぐために、ビーム80aとビーム80bとは、例えばそれ
ぞれ20KHzと70KHzとなるような異なる2つの周波数を有するように選
択される。故に、受信機は異なる周波数にそれぞれ調整され、いずれか一方が他
方を妨害することがない。
また、図13に示すように、2チヤネルシステムを構成することもできる。この
2チヤネルシステムにおいて、チャネルA及びチャネルBは、同一の周波数のエ
ネルギビーム80c、80dを生成する。しかし、チャネルの操作は、順番であ
り、或いは複雑になっている。よって、1時点において1ビームのみが存在する
。図14に示すように、送信機82cは一連のパルス82ccを送信する。一連
のパルス82ccは受信機84cによって一連のパルス84ccとして受信され
る。受信パルス84ccと送信パルス82ccとの違いが、障害物が検出された
ことの表示となる。パルス間の斜線を引いて示した期間83ccにおいて、送信
機82dがパルス82ddを生成し受信機84dが類似した一連のパルス84d
dを受信しているので、この期間83ccは無視される。85ddにて示された
斜線領域は、一連のパルス82cc、84ccの間にあるので、85ddにて示
される斜線領域は受信機84dへの人力が無視される期間である。図14に示す
タイムチャートは、フェールセーフ検出判定操作を示している。時間線102以
前の動作時間はアクティブフェールセーフ検出時間間隔を表している。窓の閉成
操作の前に、判定オフ・オン信号が送信機から出力される。受信機は、呼応して
プロセッサ120によってモニタされるものと同一の信号パターンを受信するべ
きである。そうでなければ、警戒メツセージがプロセッサ120によって発せら
れ、自動開口閉成操作が遮断される。これは、図15に示すように、マイクロプ
ロセッサ120などのメインコントローラを用いて行われる。マイクロプロセッ
サ120は、スイッチコントロール122を駆動する。スイッチコントロール1
22は、図1に示す送信発生器22をスイッチ124に接続するためにスイッチ
124を操作して、交互にシーケンスする際にターンオンされる送信機82C1
82dの一方を選択する。第2スイツチ126が用いられ、第2スイツチ126
もスイッチコントロール122によって制御されるので、受信回路26. 30
゜32には他方のチャネルからの信号が入力されることはない。また、スイッチ
126は、マイクロプロセッサ120の制御に基づいて使用されるので、障害物
が一方のチャネルでは示され他方のチャネルでは示されない場合、一方のチャネ
ルが誤った読取を行ったことを示し、スイッチ126は信用できるチャネルにの
み継続して接続されて、そのチャネルからの出力のみが、本当に障害物があるか
否かを判定するために分析される。
本発明の特定の特徴が図面に示されているが、好都合なことに、各特徴は本発明
による全ての特徴に連結するものである。
当業者においては、請求項の範囲内で他の実施例に想到することであろう。
4、
【図面の簡単な説明】
図1は、窓をモニタ制御するビームを生成し検出する回路の構成図であり、図2
は、部分的に閉められた窓と、本発明による窓の非直線的または直線的なエツジ
のモニタビームを生成する送信及び受信用トランスデユーサの配置とが示された
乗物用ドアの構成図であり、図3は、本発明による非直線的または曲線的なエツ
ジに対するトランスデユーサの配置を示す部分的に閉じた乗物用サンルーフの構
成図であり、図4は、本発明によるコーナに配置された受信器の単一のセンサを
示す斜視図であり、図5は、本発明によるコーナに配置された受信器の2つのセ
ンサを示す斜視図であり、図6は、バネにより付勢された本発明の遮蔽体を用い
たトランスデユーサの上面図であり、図7は、障害物をビームへと誘導するカム
面を備えた本発明のトランスデユーサを示すff111面図であり、図8は、太
陽からの光線が受信器の受信を妨害する様子を説明する概略図であり、図9は、
送信器を発して偏向された放射が受信器の動作を妨害する図8と同様な図であり
、図10は、本発明によるシェードを用いた送信器及び受信器の構成図であり、
図11は、本発明による送信器及び受信器がシェードとフィルタとの両方を使用
している図10と同様な図であり、図12は、各チャネルが異なる周波数を用い
ている本発明による乗物用窓の2チヤネル障害物検出システムを示す構成図であ
り、図13は、各チャネルは同一の周波数を使用し且つ一時点において一方のみ
か動作される図12と同様な図であり、図14は、図13の各チャネルの送信器
及び受信器の波形を示す図であり、図15は、図13の2チヤネルシステムを動
作する制御回路を示すブロック図である。