JPH0651578U - 電磁ブレーキのライニング摩耗検出装置 - Google Patents

電磁ブレーキのライニング摩耗検出装置

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JPH0651578U
JPH0651578U JP9125792U JP9125792U JPH0651578U JP H0651578 U JPH0651578 U JP H0651578U JP 9125792 U JP9125792 U JP 9125792U JP 9125792 U JP9125792 U JP 9125792U JP H0651578 U JPH0651578 U JP H0651578U
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JP
Japan
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brake
lining
electromagnetic
displacement sensor
electromagnetic coil
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Application number
JP9125792U
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English (en)
Inventor
顕伸 新地
三郎 下川
和義 林
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電磁ブレーキのライニング摩耗を自動的に検出
する手段を提供する。 【構成】電磁ブレーキの電磁コイル6と可動コア7との
間隔を検出する変位センサー8をブレーキ取付架台2に
設ける。この変位センサー8の変位量検出回路10に警
報器11を接続し、変位センサー8の出力値が設定値を
超えると、前記警報器11が作動するごとく構成する。 【効果】ライニングの摩耗による電磁コイルの焼損を未
然に防ぐことができる。クレーンの稼働率および安全性
を向上できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主としてクレーンに使用されている電磁ブレーキのライニング摩 耗量を自動的に検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば天井クレーンに使用されている電磁ブレーキは、図3に示すごとくブレ ーキプーリ1を囲むように設置されたブレーキ取付架台2、ブレーキプーリ1の 外周面に摺接するライニング(ブレーキシュー)3、ブレーキ取付架台2に可動 に横設したブレーキロッド4、該ロッドに外嵌した解放用スプリング5、ブレー キ取付架台2に取付けた電磁コイル6および可動コア7とから構成され、電磁コ イル6に通電(励磁)することによりスプリング5に抗して電磁力でブレーキプ ーリ1が加圧され、電磁コイル6の通電を切る(無励磁)とスプリング5にてブ レーキプーリ1が解放される仕組みとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような電磁ブレーキの場合は、長期間の使用によりブレーキプーリ1と ライニング間に生ずる摩擦熱によりライニング3が摩耗し、ブレーキプーリ1と ライニング3との間に隙間が生じてくる。ライニング3が摩耗してブレーキプー リ1との間に隙間が生じると、電磁コイル6が無励磁状態にある時、電磁コイル 6と可動コア7との間隔が広がり、電磁コイル6が励磁されても可動コア7の吸 引力が弱まることにより制動力7が低下し、また吸引に時間がかかり、その結果 電磁コイル6に流れる電流が増大し当該コイル6の焼損を招くという問題がある 。また、制動力の低下により吊荷が下がってくる危険性等も発生する。
【0004】 しかしながら、従来の電磁ブレーキには上記したライニング3の摩耗や、電磁 コイル6と可動コア7との間隔の変化等の異常を検知する手段がないため、電磁 コイルの焼損等のトラブルを未然に防ぐことができず、また、制動力の低下によ り吊荷が下がってくる危険性等も完全に回避することができなかった。このため 、従来はブレーキの異常の有無に関係なく定期的または不定期的にクレーン上に 機上し点検等を行っているのが実状であり、電磁ブレーキの点検、補修費も高く ついている。
【0005】 この考案は、従来のこのような実状に鑑みて、電磁ブレーキのライニングの摩 耗を電気的に検出し、ブレーキの異常を事前に知見することが可能なライニング 摩耗検出装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記のような電磁ブレーキにおいて、ブレーキプーリを加圧する ライニングが摩耗した場合、その摩耗量に応じて電磁コイルと可動コアとの間隔 が広くなるのに着目し、この電磁コイルと可動コアとの間隔を検出することによ ってライニングの摩耗量を検知するとともに、電磁コイルと可動コアとの間隔検 出値によりブレーキの異常の有無を自動的に知見可能となしたもので、その要旨 は、電磁コイルと可動コアとの間隔を検出する変位センサーにて前記ライニング の摩耗量を検出し、かつ該変位センサーの出力値が設定値を超えた場合に警報を 発する検知システムからなる電磁ブレーキのライニング摩耗検出装置である。
【0007】
【作用】
電磁コイルと可動コアとの間隔を検出する方式としては、例えばブレーキ取付 架台に変位センサーを電磁コイルに近接して取付け、該センサー検出用ストライ カーを可動コアに取付けることにより、変位センサーとストライカーとの間隔を 検出する方式を採用することができる。この場合、変位センサーの動作範囲をあ らかじめ設定しておく。変位センサーとしては、接触式(マグネスケール等)、 非接触式(渦電流式、超音波式等)のいずれでもよい。
【0008】 変位センサーの出力値が設定値を超えた場合に警報を発する検知システムとし ては、特に限定するものではなく、例えばセンサー変位量検出アンプ、ディジタ ルメーターリレー、リレー回路等を組合せ、リレー回路にアラーム等の警報器を 接続して構成することができる。この場合、警報器は変位センサーの出力値が設 定値以内にある場合は作動せず、設定値を超えた場合に作動するごとく構成する 。なお、設定値はブレーキプーリとライニングとの隙間と電磁コイルに流れる電 流との関係に基づいて定める。
【0009】 電磁ブレーキのライニングが摩耗した場合、電磁コイルが無励磁状態にある時 、電磁コイルと可動コアとの間隔が広がるので、変位センサーにてライニングの 摩耗量を検出することができる。変位センサーの出力値が設定値を超えると、警 報器が作動するので、ライニングの摩耗量増大による電磁ブレーキの異常発生を 知見することができる。
【0010】
【実施例】
図1はこの考案に係る電磁ブレーキのライニング摩耗検出装置の一例を示す概 略図で、8は変位センサー、9はセンサー検出用ストライカー、10は変位量検 出回路、11は警報器である。
【0011】 変位センサー8は、ブレーキ取付架台2に電磁コイル6に近接して取付ける。 この変位センサー8と対向する位置にセンサー検出用ストライカー9を可動コア 7に取付ける。
【0012】 変位量検出回路10は、変位量検出アンプ10−1、ディジタルメーターリレ ー10−2、リレー回路10−3とから構成され、リレー回路10−3に警報器 11が接続されている。この変位量検出回路10は、検出された変位量が設定値 を超えた場合にリレー回路10−3が作動して警報器11に作動指令が送られる ように構成されている。なお、警報器11は天井クレーンの場合は運転者が確認 できるように機上に設置する。また、アンテナ等を利用して無線で地上でも監視 できるようにすることも可能である。
【0013】 上記ライニング摩耗検出装置により電磁ブレーキの異常を検知する場合は、該 電磁ブレーキの調整を完全に行った状態において、例えば該電磁ブレーキのライ ニング3の厚みtを5mm、電磁コイル6と可動コア7の間隔lを5mmとし、 また変位センサー8の動作範囲を変位量0〜10mm=出力電圧0〜10V間で 動作するようにセットする。この変位量と出力電圧の関係より、警報を発する設 定値を定める。
【0014】 図2は変位センサーで検出される変位量とセンサー出力電圧の関係を示したも ので、ライニング3の厚みtが5mm、電磁コイル6と可動コア7の間隔lが5 mmの場合は、変位量5mm、電圧5Vまでの範囲がライニング正常時となり、 変位量7mm以上、電圧7V以上をライニング異常時と設定する。なお、変位量 5mmを超えて7mm未満、電圧5Vを超えて7V未満までの範囲は許容範囲と している。
【0015】 すなわち、ライニング摩耗なしでブレーキ閉時においては、センサー出力は変 位量5mmに対して電圧5Vを示し、警報器11は作動しない。その後、ブレー キの長期使用によりライニング3の厚みtが5mmから2mmに減少すると変位 量7mm、電圧7Vとなり、リレー回路9−3が作動し警報器11が作動する。 これにより、ライニングの異常摩耗を検知でき電磁ブレーキの異常を知ることが できる。
【0016】
【考案の効果】
この考案は上記のごとく、電磁コイルのライニングの摩耗を電気的に検出し、 ブレーキの異常を事前に検知することができるので、電磁コイルの焼損トラブル を未然に防ぐことができ、電磁コイルの寿命を大幅に向上できる効果を有し、ま た、制動力の低下により吊荷が下がってくるような危険性も回避できる効果を有 する。したがって、この考案によれば、天井クレーン等の電磁ブレーキの点検、 補修を効果的に行うことができ、クレーン稼働率および安全性の向上に多大な効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る電磁ブレーキのライニング摩耗
検出装置の一例を示す概略図である。
【図2】同上のライニング摩耗検出装置の変位センサー
で検出される変位量とセンサー出力電圧の関係を示す図
である。
【図3】天井クレーンに使用されている一般的な電磁ブ
レーキを示す概略正面図である。
【符号の説明】
1 ブレーキプーリ 2 ブレーキ取付架台 3 ライニング 4 ブレーキロッド 5 解放用スプリング 6 電磁コイル 7 可動コア 8 変位センサー 9 センサー検出用ストライカー 10 変位量検出回路 10−1 変位量検出アンプ 10−2 ディジタルメーターリレー 10−3 リレー回路 11 警報器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイルのオン、オフ制御にてブレー
    キプーリをライニングを介して加圧し、スプリングによ
    り解放する形式の電磁ブレーキにおいて、前記電磁コイ
    ルと可動コアとの間隔を検出する変位センサーを備え、
    該変位センサーにて前記ライニングの摩耗量を検出する
    方式となし、かつ該変位センサーの出力値が設定値を超
    えた場合に警報を発する検知システムを備えたことを特
    徴とする電磁ブレーキのライニング摩耗検出装置。
JP9125792U 1992-12-15 1992-12-15 電磁ブレーキのライニング摩耗検出装置 Pending JPH0651578U (ja)

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JPH0651578U true JPH0651578U (ja) 1994-07-15

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ID=14021376

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021105403A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 川崎重工業株式会社 制輪子摩耗検知ユニット及び鉄道車両用台車
CN113236683A (zh) * 2021-05-21 2021-08-10 深圳市特种设备安全检验研究院 一种电梯安全制动器

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CN113236683A (zh) * 2021-05-21 2021-08-10 深圳市特种设备安全检验研究院 一种电梯安全制动器
CN113236683B (zh) * 2021-05-21 2025-04-04 深圳市特种设备安全检验研究院 一种电梯安全制动器

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