JPH065157A - トッグル式スイッチの操作機構 - Google Patents

トッグル式スイッチの操作機構

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JPH065157A
JPH065157A JP6499991A JP6499991A JPH065157A JP H065157 A JPH065157 A JP H065157A JP 6499991 A JP6499991 A JP 6499991A JP 6499991 A JP6499991 A JP 6499991A JP H065157 A JPH065157 A JP H065157A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】開放操作初期では、開閉操作部がカム面より開
離しても接触子装置が投入状態に保持され、更に、開放
操作を続けて開閉操作部が動作腕のカム面から十分開離
した時に、可動接触子装置が遮断ばねの蓄勢力の放出に
よって高速度で開離されることを特徴としている。 【構成】可動接触子装置Eのための遮断ばね24を有す
る接触子装置A、ローラ41と取手35が設けられたた
アーム39,40を有す開閉操作部F、可動接触子装置
に直結されラッチ受け部44b,44'bとカム面44
a,44'aとを有する動作腕44,44'、操作ばね3
1,55,55'を有するトッグルばね機構G,L、開
閉操作部の投入位置の直前に動作腕のラッチ受け部を係
合可能状態にするラッチ手段Hと、開閉操作部の操作に
連動して、開放過程の途上にラッチ手段とラッチ受け部
との係合を解除するラッチ制御手段Jとを有することを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トッグル式スイッチ
の操作機構、特にトッグル式スイッチの開放機構の改善
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気的スイッチの操作機構として、操作
とってにより直接的に接触子を開閉するものが知られて
いる。この方式の操作機構は構造が簡単である反面、と
っての操作速度が直接的に接触子の開閉速度に関係して
いる。特に、手動操作の場合には、操作速度が比較的遅
く且つ安定しないために、操作速度に無関係な接触子の
開閉速度が得られる速入り・速切り機構とすることが好
ましい。特に、開放操作に際しては電流の確実な遮断の
ために、接触子の高速開離が得られる速切り機構が必要
である。速入り、速切りの電気的スイッチは、一般に蓄
勢された操作ばねによって開閉速度を高くするトッグル
式操作機構が実施されている。
【0003】この方式には、配線用遮断器に一般的に使
用されている方法、すなわち操作とってによってテンシ
ョン形の操作ばねの一端を回動操作して、ばねの他端を
トッグルリンクの中間節に係合させ、手動操作により投
入または開放方向にばねを作用させて「速入り、速切
り」開閉するものがある。この構造は、投入に際して操
作ばねの張力によってトッグルリンクを伸張させ、大き
い投入力を得ることができるが、開放の際にはトッグル
リンクを屈折して操作ばねが接触子機構を引き上げるの
で、開放位置ではトッグルリンクが折れて操作ばねが縮
んだ状態にあるために強力な力を発生できない。
【0004】併し、配線用遮断器は、単投式であるため
に開放位置では大きな力は必要とせず、このような操作
機構で充分である。また、開離動作はばねを介してトッ
グルリンクを屈折するので、ばねがデッドポイントに達
するまでは開放を開始せず、また、デッドポイント到達
後は急速に開離するので常に速切りとなる。
【0005】併し乍ら、双投形のスイッチでは、操作の
両方向に投入位置があり、これらは一般的に左右対称で
あり、両側のスイッチの容量は同一であることが多い。
従って、両方向に同一の強さの投入力を必要とするの
で、配線用遮断器の操作機構は採用できない。この様な
スイッチは、一般的には操作とってを備えた開閉操作部
と操作ばねとが一対となって左右何れの方向の操作でも
等しい操作力を発生するトッグルばね機構を構成してお
り、静止状態においては、図17の如く、どちらか一方
の接触子が投入状態となっている。開閉操作部は投入状
態においてスイッチの操作ばねによって一方に偏倚して
支持されるが、開放に際しては、開閉操作部を回動させ
て操作ばねを蓄勢しながら一方側の接触子を開放し、図
18の如く、トッグルばね機構のデッドポイントを越し
て更に操作を続ければ、ばねの放出力と手動操作力によ
って他方側の接触子を投入する。
【0006】この方式のものは、接触子保持機構がとっ
てに直結しているものが一般的である。この方式の操作
機構で手動で操作するものは国際電気標準規格(IEC)9
47−3で“Semi-independent manual(半独立手
動)”操作方式と分類され、次のように定義されてい
る。 「人力による直接的なスイッチ操作方法であって、或る
領域に達するまでは操作力の増加を必要とし、その後は
オペレータが故意に撓わめない限り人力に無関係な操作
ができるもの。」
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような操作方式
は、構造が簡単で、双投式のスイッチの操作に適してい
るが、トッグルばね機構のデッドポイントに達するまで
の開放操作初期では操作ばねを蓄勢しながら接触子を開
離するので、操作速度が接触子の開離速度に関係するか
ら、特に手動操作の場合には必ずしも速切りにならな
い。そのために、電流の確実な遮断を確保することが出
来ない。
【0008】尚、この様な機構のスイッチは必ずしも双
投形である必要はなく、双投形のスイッチの片側の接触
子機構を取り除いて単投形スイッチを構成することもあ
る。その目的は同一機構で単投形でも双投形でも対応で
きる様にすることである。
【0009】この発明の目的は、“Semi-independent m
anual"機構を改良して、常に速切りとなるトッグル式ス
イッチの操作機構を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に依れば、トッ
グル式スイッチの操作機構は、可動接触子装置を開放方
向に作用する遮断ばねを有する接触子装置と、一端にロ
ーラを備えたアームを有し他端にとってを接続するため
の操作軸を備え、とって操作によって前記アームが前記
接触子装置の投入および開放位置に回動して揺動される
開閉操作部と、前記可動接触子装置に直結し、カム面と
ラッチ受け部とを有し、前記ローラによって前記カム面
が押圧および開離されて夫々前記投入および開放位置に
操作される動作腕と、前記開閉操作部と共に前記開閉操
作部を前記投入および開放位置に操作する操作ばねを有
するトッグルばね機構を有するトッグル式スイッチの操
作機構において、前記開閉操作部の前記投入位置の直前
において前記動作腕の前記ラッチ受け部を係合可能状態
にするラッチ手段と、前記開閉操作部の操作に連動し、
開放過程の途上に於いて前記ラッチ手段と前記ラッチ受
け部との係合を解除するラッチ制御手段とを有し、投入
に際しては、前記とってに作用する投入操作力と前記操
作ばねの蓄勢力の放出によって前記動作腕の前記カム面
を押圧して前記接触子装置を投入し、投入状態に保持す
ると共に前記ラッチ受け部と前記ラッチ手段を係合可能
状態にし、開放に際しては前記アームの初期の回動にお
いて前記動作腕の押圧状態を解除しても前記ラッチ手段
は前記動作腕が前記ラッチ受け部と係合し前記動作腕を
拘束し、前記接触子装置を投入位置に拘束したまゝと
し、前記アームがさらに充分回動したときに、前記ラッ
チ制御手段が前記ラッチ手段の係合を解除し、前記遮断
ばねによって前記可動接触子装置が高速度で開離される
ことを特徴としている。
【0011】この発明によるトッグル式スイッチは、接
触子装置に遮断専用の遮断ばねを有しており、接触子装
置の操作機構は開閉操作部が可動接触子装置の動作腕の
カム面を押圧またはカム面から開離してスイッチを開閉
するで、開放操作初期においては、開閉操作部がカム面
より開離してもラッチ手段が可動接触子装置の動作腕を
拘束して、接触子装置は投入状態に保持される。更に、
開放操作を続けて開閉操作部が動作腕のカム面より十分
開離された時に、ラッチ制御手段が動作して可動接触子
装置の拘束を解除し、可動接触子装置は遮断ばねの蓄勢
力の放出によって高速度で開離される。
【0012】
【実施例】この発明による3極形のトッグル式スイッチ
の一実施例が、図1乃至図13に示されている。尚、図
において、常用側および予備側が左右対称の部分に就い
ては、右側を常用側、左側を予備側とする。図1乃至図
6において、この発明のトッグル式スイッチは、接触子
装置Aと操作機構部Bとによって構成され、接触子装置
Aは絶縁物から成る導電部ベース2上に、操作機構部B
は機構ベース3上に構築され、更に、導電部ベース2お
よび機構ベース3は一対の取付脚1に取付けられてい
る。図4において、接触子装置Aは、R,S,Tの各極
毎に、常用側および予備側に対応する一対の電源側端子
5と、単一の負荷側端子11、11’、11”と、常用
側および予備側に対応する一対の開閉接点を含む導電部
Cと、接点を開閉させる一対の開閉機構Dと、遮断ばね
24とを有し、操作機構部Bからの投入指令または開放
指令によって接点が開閉する。尚、以下の説明は主とし
て常用側に就いて行う。
【0013】接触子装置Aの導電部Cは、電源側端子を
兼ねる固定接触子5の一端に備えられた固定接点4と、
固定接点4と接離できるような可動接点6を備えた可動
接触子7と、一端が可動接触子7の尾端部に接続され他
端が接続端子8の一端に接続された可撓導体9とを有し
ている。更に、常用側および予備側の夫々の接続端子8
の他端は、常用側および予備側に共通で各極毎に単一の
中継端子10,10',10”を介して各極毎に単一の
負荷側端子11,11',11"に接続されている。
【0014】接触子装置Aの開閉機構Dは、可動接触子
支持部材12と、第2のトグルリンク13と、第1のト
グルリンク14と、腕15とクロスバー16とから構成
されている。可動接触子7は、可動接触子支持部材12
に軸17によって結合され、固定回動軸18に軸支され
た可動接触子支持部材12の回動に伴って回動される。
可動接触子支持部材12は軸17により第2のトグルリ
ンク13と連結され、この第2のトグルリンク13は上
側の第1のトグルリンク14と軸19によって連結され
ている。腕15は、第1のトグルリンク14と共に固定
回動軸20によって軸支され、各極の開閉機構Dと操作
機構部Bとを連動するクロスバー16がクロスバー締め
金21によってネジで取付けられている。腕15の先端
にはU字状の切欠き15aが形成されており、固定され
たフレーム22に形成された円弧状長溝孔22aを貫通
するように第1のトグルリンク14に配設されたピン2
3と係合していて、固定回動軸20の回りを回動するク
ロスバー16の動作が第1のトグルリンク14に伝達さ
れる。
【0015】可動接触子装置Eは、導電部Cの可動接点
6と、可動接触子7と、可撓導体9と開閉機構Dとによ
って構成されている。各極毎に単一の遮断ばね24が、
常用側および予備側の開閉機構D相互間に、夫々の軸1
9において取付部材を介して張架されている。
【0016】操作機構部Bは図5乃至図13に示されて
おり、開閉操作機構Fと、トッグルばね機構Gと、動作
腕44,44'と、ラッチ手段Hと、ラッチ制御手段J
とから構成されていて、図5に示される様に、機構ベー
ス3に取付けられた一対の機構フレーム25,25'に
構築されている。操作機構Bの開閉操作機構Fの操作軸
26は機構フレーム25,25'に橋架された操作軸支
持板27に軸支されており、更に、この操作軸26の一
端には傘歯車の原動側28が固着され、他端には着脱自
在の操作とって35が取付けられている。傘歯車の原動
側28は傘歯車の従動側29と噛み合っており、傘歯車
の従動側29は機構フレーム25,25'に回動自在に
軸支された歯車軸30に固着されている。歯車軸30に
固着された一対の操作アーム39、40に軸38が橋架
されており、その両端には一対のローラ41が回動自在
に軸支されている。
【0017】操作機構部Bのトッグルばね機構Gの圧縮
により力が蓄勢される操作ばね31が、ばね受け33と
ばね受け34の間に設けられている。ばね受け33は固
定回動軸32に軸支され、コ字形に曲げられたばね受け
支持板36に固着されており、ばね受け34はばねガイ
ド37の直径の異なる段付き部に装着されている。ばね
ガイド37は操作ばね31の案内として作用し、このば
ねガイド37の一方はばね受け33とばね受け支持板3
6に形成された穴に貫通して装着され、他方には貫通穴
が形成されていて、且つ軸38に回動自在に装着されて
いる。従って、歯車軸30と固定回動軸32の軸心を結
ぶ線上に軸38の軸心がある時に、操作ばね31がほゞ
最大に圧縮されるが、操作ばね31による操作アーム3
9、40のトルクは零となる。操作アーム39、40が
一対のローラ41と共に右または左に回動された時に、
操作アーム39、40は操作ばね31によってトルクが
与えられて操作アーム39の切欠き部39aまたは39
bがストッパ42と係合する位置で静止される。
【0018】操作機構部Bの、常用側および予備側に対
応する一対の動作腕44、44'は接触子装置Aから延
びる常用側および予備側に対応する一対のクロスバー1
6に夫々クロスバー締め金43によって装着され、且つ
接触子装置Aの固定回動軸20と同心上に配設された固
定回動軸45に軸支されている。動作腕44、44'の
周縁の一部には夫々カム面44a、44'aが形成され
ている。操作ばね31が右または左に変位した時に、ロ
ーラ41はカム面44aまたは44'aと係合して動作
腕44または44'を押圧回動し、操作ばね31の変位
後の静止位置において接触子装置Aの接点を投入状態に
する。
【0019】操作機構部Bのラッチ手段Hの、常用側お
よび予備側に対応する一対の固定回動軸であるラッチ軸
46、46'が機構フレーム25,25'に橋架されてい
る。これらラッチ軸46、46'は夫々その一部分に半
円形の断面の切欠き部46a、46'aを有しており、
切欠き部46a、46'aは動作腕44、44'の夫々に
設けられたラッチ受け部44b、44'bと係合可能と
なっている。常用側および予備側の動作腕44、44'
は接触子装置Aの遮断ばね24の蓄勢力によって夫々時
計方向および反時計方向に偏倚されている。
【0020】接点を開放するために、ローラ41の軸心
が歯車軸30を中心として左または右に回動を始めた時
に、ラッチ軸46または46'は動作腕44または44'
のラッチ受け部44bまたは44'bと係合して動作腕
44または44'の回動を一時的に係止させることが出
来る。図9に示される様に、ラッチ軸46、46'の一
端にはラッチ軸板47、47'が固着されていて、ばね
48、48'によって常用側は反時計方向に、予備側は
時計方向に夫々偏倚されている。操作機構部Bのラッチ
制御手段Jのラッチ軸動作板50は図9に示される様に
歯車軸30と共に回動するように設けられている。ラッ
チ軸板47、47'の一端に設けられたローラ49、4
9'は、ラッチ軸動作板50の周縁にばね48、48'に
より押圧係合されている。このために、ローラ49、4
9'がラッチ軸動作板50の突起周縁50aに位置した
時に、ラッチ軸46または46'は動作腕44または4
4'のラッチ受け部44bまたは44'bとの係合が外ず
れるように回動することが出来る。
【0021】保持手段Kの開放位置保持板51は、図
5、図6、図8、図10に示される様に両側の接点が開
放状態、すなわち操作ばね31がほゞ最大に圧縮された
状態を保持するために設けられている。開放位置保持板
51はコ字状に曲げられていて一対のばね52によって
上方に偏倚され、機構フレーム25,25'と機構フレ
ーム25,25'に植設された4本のガイドピン53に
よって動作が案内されている。開放位置保持板51の底
面には操作ばね31が貫通していて、操作ばね31が揺
動しても接触しない程度に貫通穴51bが設けられてお
り、上縁には操作ばね31の蓄勢力がほゞ最大に圧縮さ
れた状態から自然に放出されないように軸38を保持す
ることが出来る突起51aを有したM字形に形成されて
いる。
【0022】次に、この発明によるトッグル式スイッチ
の開閉動作を常用側に就いて説明する。図10におい
て、両側が開放状態の操作機構を、操作軸26を図1に
示す正面から見て時計方向に回転操作すると、軸38が
歯車軸30の回りを開放位置保持板51の保持力に抗し
て反時計方向に回動されて、突起51aを乗り越えた直
後に操作ばね31の蓄勢力が放出され、操作アーム3
9、40に操作ばね31のトルクが与えられて時計方向
に自動的に回転される。この時に、もし、故意に操作軸
26の回転を妨げ乍ら操作しなければ、操作アーム3
9、40は高速で回動する。このために、ローラ41が
動作腕44のカム面44aと係合して動作腕44とクロ
スバー16を反時計方向に押圧回動して、図5の状態と
なる。この状態において、動作腕44のラッチ受け部4
4bはラッチ軸46の切欠き部46aの係合縁46bを
乗り越え、隙間gが発生するまで移動して、ラッチ軸4
6と係合可能状態となっている。この隙間gは通常0.5m
m程度の僅かな量である。
【0023】動作過程における要部の状態が、図11の
開放状態図と図12の投入状態図に示されている。ま
た、クロスバー16が反時計方向に回動されて投入状態
になった時の接触子装置の状態が図4に示されている。
すなわち、クロスバー16に装着されている腕15がピ
ン23を介して第1のトグルリンク14と共に反時計方
向に回動され、第2のトグルリンク13を介して可動接
触子支持部材12が固定回動軸18の回りに時計方向に
回動され、可動接触子支持部材12に装着された可動接
触子7の可動接点6が固定接点4と接触して投入状態と
なり、同時に遮断ばね24が伸長される。
【0024】尚、投入状態においては、図5と図12に
示される様に、操作アーム39、40の軸線と動作腕4
4のカム面44aは直角となり、遮断ばね24が操作ア
ーム39、40にトルクを与えない状態で保持される。
【0025】次に、接触子装置Aの開放動作に就いて説
明する。図5、図9および図12において、操作軸26
を図1に示す正面から見て反時計方向に回転すると、ロ
ーラ41は歯車軸30の回りを時計方向に回動される。
同時に、操作ばね31は圧縮され始めて蓄勢が開始され
る。この回動において、ローラ41に従って動作腕44
のカム面44aが遮断ばね24の作用によって時計方向
に回動されるが、その直後に前述の隙間gが無くなり、
動作腕44のラッチ受け部44bがラッチ軸46の切欠
き部46aと係合して回動が一時停止される。この回動
角度は極わめて僅かであるので、接触子装置Aの固定接
点4と可動接点6は所謂ワイプの範囲内であり、接点の
開離開始には至らない。
【0026】更に、操作軸26の回転操作を行って、操
作アーム39、40が十分回動され、しかも図13の様
に動作腕44の開放静止位置でローラ41と衝突しない
状態までローラ41が回動された時に、歯車軸30およ
びラッチ軸動作板50の時計方向の回動によってラッチ
軸板47上に設けられたローラ41が上方に持ち上げら
れて、ラッチ軸板47とラッチ軸46が時計方向に回動
される。次いで、動作腕44のラッチ受け部44bとラ
ッチ軸46の切欠き部46aとの係合が外れたとき図4
の遮断ばね24の作用によって動作腕44とクロスバー
16は高速で時計方向に回動される。この動作に伴っ
て、図4において腕15およびピン23を介して第1の
トグルリンク14が時計方向に回動され、軸19と第2
のトグルリンク13と軸17を介して可動接触子支持部
材12が反時計方向に回動される。このために、可動接
触子支持部材12に結合されている可動接触子7は反時
計方向に回動されて、可動接触子7に設けられた可動接
点6が固定接触子5から高速開離して開放状態となる。
すなわち、動作腕44とラッチ軸46の係合が外れた時
に、操作軸26とは無関係に開放動作が行われる。
【0027】更に、操作軸26の回転操作を行うと、図
10に示す様にローラ41は開放位置保持板51の突起
51aを乗り越えてM字形の窪みに落ち込み、両側の接
点が開放状態で保持され、操作ばね31はほゞぼ最大に
蓄勢されて次の投入に対する待機状態となる。尚、開放
位置保持板51、ばね52等を取り除けば、操作アーム
39、40は開放位置で静止することが出来なくなるの
で、両方の接触子が同時に開放位置で静止することのな
いスイッチが得られる。
【0028】図14乃至16図には、この発明の第2の
実施例が示されている。この実施例は第1の実施例とは
操作バネの蓄勢方式と中間の開放位置での停止方式のみ
が異なり、他は全く同一である。従って、操作機構部B
の動作のみに就いて以下に説明する。トッグルばね機構
Lは、図14と図15において、接触子機構を投入する
ための圧縮して蓄勢される常用側および予備側に対応す
る一対のばね55、55'が夫々ばね受け56、56'と
ばね受け57、57'との間に設けられている。ばね受
け56、56'は、ばね55、55'の蓄勢力によって機
構ベース3に固着されたばね受け支持板58、58'に
押着されている。ばね受け56、56'とばね受け支持
板58、58'には貫通穴が形成され、円筒形のばねガ
イド筒59、59'が遊着されている。ばね受け57、
57'は、ばねガイド60、60'の直径の異なる段付き
部に装着されている。ばねガイド60、60'の一端
は、ばねガイド筒59、59'の内面に挿入され、伸縮
自在となっていて、ばね55、55'の案内の作用をし
ており、他端には貫通穴が形成されていて回動軸61、
61'に回動自在に装着されている。回動軸61、61'
は、固定回動軸65に軸支されたローラガイド板62、
62'に装着され、回動軸61、61'にはローラ63、
63'が回動自在に軸支されている。
【0029】一方、軸38には第1の実施例と全く同じ
にローラ41と共にローラ64が回動自在に設けられ、
ローラ63、63'と係合可能となっている。常用側お
よび予備側の両側の接点が開放状態の時には、ローラ6
4は中間位置に静止されているが、操作軸26が回転操
作されてローラ64が選択的に右または左へ揺動される
と、ローラ64がローラ63または63'と係合し、更
に操作を続けると、ローラ64がローラ63または6
3'を介してばねガイド60を軸方向へ押圧するために
ばね55または55'が蓄勢される。従って、常用側が
投入される場合には、図15の如く操作アーム39、4
0の軸線がばね55と同軸上にある時に、ばね55が最
大に圧縮されて蓄勢力が最大となり、更に、この状態を
越えると、ばね55の蓄勢力が急速に放出されて、ロー
ラ41が動作腕44と係合されて、図16の如く、動作
腕44が押圧回動されて接触子装置Aが投入される。
尚、開放動作は投入の動作と全く逆である。
【0030】この第2の実施例においても、第1の実施
例で用いられている図9および図12に示されるラッチ
軸動作板50、ラッチ軸板47、47’、ラッチ軸4
6、46'等が全く同様に実施されており、スイッチの
開放に際して接触子の高速開離が行われる。尚、第1お
よび第2の実施例とも接触子装置Aと動作腕44、4
4'が常用側と予備側一対になった双投形を示したが、
何れか一方を取り除けば同一機構で単投形スイッチを構
成することが出来る。
【0031】
【発明の効果】以上の様に、この発明に依れば、開放操
作の初期においてはラッチ手段と可動接触子の操作部が
係合して、接触子装置は投入状態が保持され、更に開放
操作を続けてラッチ手段の係合が解除された時には、可
動接触子装置は何等干渉されることなく遮断ばねの放出
力によって高速度で開離し、速切り機構となるために電
流遮断を確実に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に依るトッグル式スイッチの外観正面
図である。
【図2】この発明のトッグル式スイッチの側面図であ
る。
【図3】この発明のトッグル式スイッチの主回路図であ
る。
【図4】常用側が投入状態の接触子装置Aの下面断面図
である。
【図5】常用側が投入状態の操作機構部Bの下面断面図
である。
【図6】図5の操作機構部の左側面断面図である。
【図7】着脱自在な操作とってが取付けられたた外観側
面図である。
【図8】図5の線X−X'より上面を見た保持手段Kの部
分図である。
【図9】ラッチ制御手段Jの作動状態図である。
【図10】図5の両側が開放状態の下面断面図である。
【図11】操作機構部Bの要部の動作説明図である。
【図12】投入状態の図11と同様な動作説明図であ
る。
【図13】ラッチの係合が外れる寸前の図11と同様な
動作説明図である。
【図14】この発明のトッグル式スイッチの操作機構の
第2の実施例の両側が開放状態の■下面断面図である。
【図15】図14の第2の実施例の操作機構の要部の動
作説明図である。
【図16】図15と同様な動作説明図である。
【図17】従来技術の説明図である。
【図18】図17と同様な説明図である。
【符号の説明】
5,5' 電源側端子を兼ねる固定接触子 7 可動接触子 11 負荷側端子 12 可動接触子支持部材 13 第2のトグルリンク 14 第1のトグルリンク 15 腕 16 クロスバー 24 遮断ばね 25,25' 機構フレーム 26 操作軸 28 傘歯車の原動側 29 傘歯車の従動側 30 歯車軸 31 操作ばね 33,34 ばね受け 35 操作とって 36 ばね受け支持板 37 ばねガイド 39,40 操作アーム 41 ローラ 42 ストッパ 44,44' 動作腕 44a,44'a カム面 44b,44'b ラッチ受け部 46,46' ラッチ軸 46a,46'a 切欠き部 47,47' ラッチ軸板 48,48' ばね 49,49' ローラ 50 ラッチ軸動作板 51 開放位置保持板 52 ばね 53 ガイドピン 55,55' ばね 56,56',57,57' ばね受け 58,58' ばね受け支持板 59,59' ばねガイド筒 60,60' ばねガイド 62,62' ローラガイド板 63,63',64,64' ローラ A 接触子装置 B 投入機構部 C 導電部 D 開閉機構 E 可動接触子装置 F 開閉操作機構部 G トッグルばね機構 H ラッチ手段 J ラッチ制御手段 K 保持手段 L トッグルばね機構 g 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動接触子装置(E)を開放方向に作用す
    る遮断ばね(24)を有する接触子装置(A)と、 一端にローラ(41)を備えたアーム(39、40)を有し、他端
    にとって(35)を接続するための操作軸(26)を備え、とっ
    て操作によって前記アームが前記接触子装置の投入およ
    び開放位置に回動して揺動される開閉操作部(F)と、 前記可動接触子装置に直結し、カム面(44a、44'a)とラッ
    チ受け部(44b、44'b)とを有し、前記ローラによって前記
    カム面が押圧および開離されて夫々前記投入および開放
    位置に操作される動作腕(44、44')と、 前記開閉操作部と共に前記開閉操作部を前記投入および
    開放位置に操作する操作ばね(31、55、55')を有するトッ
    グルばね機構(G、L)を有するトッグル式スイッチの操作
    機構において、 前記開閉操作部の前記投入位置の直前において前記動作
    腕の前記ラッチ受け部を係合可能状態にするラッチ手段
    (H)と、 前記開閉操作部の操作に連動し、開放過程の途上に於い
    て前記ラッチ手段と前記ラッチ受け部との係合を解除す
    るラッチ制御手段(J)とを有し、 投入に際しては、前記とつてに作用する投入操作力と前
    記操作ばねの蓄勢力の放出によって前記動作腕の前記カ
    ム面を押圧して前記接触子装置を投入し、投入状態に保
    持すると共に前記ラッチ受け部と前記ラッチ手段を係合
    可能状態にし、開放に際しては前記アームの初期の回動
    において前記動作腕の押圧状態を解除しても前記ラッチ
    手段は前記動作腕が前記ラッチ受け部と係合して前記動
    作腕を拘束し、前記接触子装置を投入位置に拘束したま
    ゝとし、前記アームが更に充分回動した時に、前記ラッ
    チ制御手段が前記ラッチ手段の係合を解除し、前記遮断
    ばねによって前記可動接触子装置が高速度で開離される
    ことを特徴とするトッグル式スイッチ操作機構。
  2. 【請求項2】 前記可動接触子装置と前記動作腕と前記
    ラッチ手段は夫々左右に対向して配置された2組の組合
    わせから成り、前記ラッチ制御手段および前記開閉操作
    部は単一であって、前記ローラと前記アームは前記両可
    動接触子装置の何れもの開放位置に相当する中間位置を
    中心として夫々反対方向に回動可能であり、両方向の回
    動が夫々対応する前記可動接触子装置を投入する双投形
    であることを特長とする請求項1記載のトッグル式スイ
    ッチの操作機構。
  3. 【請求項3】 前記ローラと前記アームを前記両可動接
    触子装置の何れもの開放位置に相当する中間位置に保持
    する保持手段(K)を有することを特徴とする請求項2記
    載のトッグル式スイッチの操作機構。
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