JPH0651677U - 穿孔用二重管とシャンクロッドの連結装置 - Google Patents
穿孔用二重管とシャンクロッドの連結装置Info
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- JPH0651677U JPH0651677U JP9246892U JP9246892U JPH0651677U JP H0651677 U JPH0651677 U JP H0651677U JP 9246892 U JP9246892 U JP 9246892U JP 9246892 U JP9246892 U JP 9246892U JP H0651677 U JPH0651677 U JP H0651677U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャンクロッドと二重管の連結部におけ
る応力集中と発熱を回避し、シール材の耐久性の向上を
図り、打撃力の伝達効率を向上させる。 【構成】 アダプタ50にシャンクロッド30とイ
ンナーロッド10の両端面を接合させて螺合すると共
に、アダプタ50とシャンクロッド30の外周面に跨が
ってスイベル40を外装し、シャンクロッド30の軸路
33を経由してインナーロッド10へ給水し得るように
構成した。
る応力集中と発熱を回避し、シール材の耐久性の向上を
図り、打撃力の伝達効率を向上させる。 【構成】 アダプタ50にシャンクロッド30とイ
ンナーロッド10の両端面を接合させて螺合すると共
に、アダプタ50とシャンクロッド30の外周面に跨が
ってスイベル40を外装し、シャンクロッド30の軸路
33を経由してインナーロッド10へ給水し得るように
構成した。
Description
【0001】
本考案はケーシング及びインナーロッドにより構成する穿孔用の二重管と、こ の二重管に回転と打撃を伝えるシャンクロッドとの間を連結する連結装置に関す る。
【0002】
図6に二重管穿孔装置の一例を示す。 シャンクロッドAは、図示しないロータリパーカッション本体のハンマー部に 接続し、マシンからの回転力と打撃力を二重管(インナーロッドC、ケーシング D)へ伝える剛性部材で、アダプタBを介して二重管と螺合している。 アダプタBは、図面右側の軸芯にシャンクロッドAと螺合するための支持孔を 有すると共に、図面左側の軸芯にインナーロッドC及びケーシングDを夫々螺合 するための異径の段付孔を備えた剛性部材である。 シール材H1〜H4を介してアダプタBに外装したスイベルEは、二重管の回 転を許容しながらインナーロッドCへ給水しつつ、二重管の周面間を経由して排 出されるスラリー状の削土を排出するためのもので、アダプタBの外周面との間 に、環状の給水室Fと排水室Gを夫々画成している。 給水室FはアダプタBに穿設した給水孔Iと連通し、給水孔I及びインナーロ ッドCの軸路Kを経てインナーロッドB先端の図示しないビットより放水できる ようになっている。 また排水室GはアダプタBに穿設した排水孔Jと連通し、インナーロッドCと ケーシングDの周面間に形成された排出路と連通している。
【0003】
前記した二重管とシャンクロッドAとの連結技術にあっては、次のような問題 点がある。 <イ> シャンクロッドAからの回転力及び打撃力はアダプタBを介してインナ ーロッドC及びケーシングDに伝えられるため、シャンクロッドAとアダプタB との連結部に応力が集中してシャンクロッドAやアダプタBが破損し易い。
【0004】 <ロ> 排水室G内に溜まったスライムが原因で、特にシール材H1の破損が著 しい。
【0005】
本考案は以上の問題を解決するために成されたもので、その目的とするところ は、次のような穿孔用二重管の連結構造を提供することにある。 シャンクロッドと二重管の連結部における応力集中と発熱を回避し破損を防 止できる穿孔用二重管とシャンクロッドの連結装置。 シール材の耐久性の向上が図れる穿孔用二重管とシャンクロッドの連結装置 。 シャンクロッドからの打撃を効率良く伝達し、穿孔能率の向上を図れる穿 孔 用二重管とシャンクロッドの連結装置。
【0006】
すなわち本考案は、穿孔ビット付きのケーシングに穿孔ビット付きのインナー ロッドを内挿して構成する穿孔用二重管と、この二重管に回転と打撃を伝えるシ ャンクロッドの連結装置において、シャンクロッドの軸心に所定長の軸路を形成 したシャンクロッドと、前記シャンクロッドと中空のインナーロッドの両ロッド の端面を接合させて同軸線上で螺着する小径孔を有すると共に、ケーシングと螺 合可能な大径孔を有するアダプタと、前記アダプタとシャンクロッドの外周面に 跨がって外装し、アダプタとの周面間に排水室を形成し、シャンクロッドとの周 面間に給水室を形成したスイベルとにより構成し、前記スイベルの排水室はアダ プタとの周面間にインナーロッドとケーシング間に形成した排出路と連通し、前 記スイベルの給水室はインナーロッドとシャンクロッドの一部に形成した軸路に 連通させたことを特徴とする、穿孔用二重管とシャンクロッドの連結装置である 。
【0007】
以下図面を参照しながら本考案について説明する。 <イ>全体の構造(図1) 図1に二重管穿孔装置の組立図を示す。 先端にインナービット11を有するインナーロッド10と、先端にリングビッ ト21を有するケーシング20とにより二重管を構成し、インナーロッド10及 びケーシング20は夫々カップリング12,22を介してその全長を調整できる ようになっている。 インナーロッド10は両端部の内周面にめねじを刻設したタイプであるが、シ ャンクロッド30と接続する基端側には一端におねじ13を形成したタイプ(或 いはエキステンションロッド)を使用する。 前記二重管とシャンクロッド30は次記するスイベル40付きのアダプタ50 を介して接続する。
【0008】 <ロ>シャンクロッド(図1、図2) 図示しないロータリパーカッション本体のハンマー部に接続し、マシンからの 回転力と打撃力を二重管へ伝える棒状のシャンクロッド30は、外周面に複数の 突起体31を有すると共に、ロッドの片方におねじ32を刻設している。 さらに、シャンクロッド30はおねじ32を刻設した端部から所定長さに亘り 穿設した軸路33を有し、この軸路33の端はシャンクロッド30の径方向に穿 設した給水孔34と連通していて、シャンクロッド30内の給水孔34及び軸路 33を通じて、インナーロッド10へ給水できる構造になっている。
【0009】 <ハ>アダプタ(図2、図3) スイベル40とアダプタ50は本来一体構造を呈するものであるが、便宜上夫 々を分けて説明する。 アダプタ50は、両端解放型の内管51に外管52を螺合して構成する。 内管51の内周面51aにはその全長に亘って、シャンクロッド30のおねじ 32及びインナーロッド10基端のおねじ13と螺合可能なめねじを刻設してい る。 内管51の外周の途上には環状の突起51bを形成し、外管52の螺合位置を この突起51bで規制するようになっている。 内管51の外周面には突起51bを跨ぎ軸方向に沿って複数の排出溝51cを 形成していて、外管52の周面間にスライム排出のための流路を形成している。 一方、外管52の全長は前記内管51のねじ部の形成長より長く形成されてい て、内管51の端から突出している。 外管52は外管52の内周面52aに刻設したねじを介してカップリング22 のおねじ22aと螺合できるようになっている。 外管52の外周にはスイベル40係止用の環状溝52bを形成している。 尚、外管52は、その一端においては内管51が装着される位置まで内周面5 2aにねじを刻設し、他端においては外周面にねじを刻設したものでもよい。こ のように外管52を構成すれば、カップリング22を使用せずアダプタ50に直 接ケーシング20を連結することができる。
【0010】 <ニ>スイベル(図2、図4) 従来はスイベルとアダプタの周面間にスライム排出用の排水室と、給水用の給 水室を夫々形成していたが、本考案では給水室をシャンクロッド30の周面との 間に形成する。 すなわち、スイベル40は環状の大径溝41と環状の小径溝42を併設し、大 径溝41とアダプタ50との周面間で排水室43を形成し、小径溝42とシャン クロッド30の周面間で給水室44を形成している。 各室43,44の一部には、各室43,44に連通した排出口48と給水口4 9を形成している。 アダプタ50及びシャンクロッド30の周面と当接するスイベル40の内周面 には複数のシール材45が取り付けてあって、各室43,44の気密性を保持で きるようにシールされている。 また本考案は排水室43からのスライムの漏出防止とシール材の保護を図るた めにつぎのような改良を加えた。 排水室43をシールする複数のシール材45のうち、図面左側の一対のシール 材45a,45bの間に環状の流体溝46を凹設すると共に、この流体溝46に 連通させて注入口47を形成し、外部から流体溝46内にエアーや水等の流体を 供給し、流体溝46側から少なくともシール材45bへ向けて流体を放出できる ようになっている。
【0011】
次に二重管とシャンクロッドの組立方法及び穿孔方法について説明する。 <イ>組立方法 図2において、アダプタ50を構成する内管51の図面右側からシャンクロッ ド30を螺合すると共に、内管51の図面左側からインナーロッド10を螺着す る。 この際、シャンクロッド30とインナーロッド10の端面が当接するまでねじ 込むことが肝要である。 これにより、シャンクロッド30の軸路33とインナーロッド10の軸路14 に連続性を付与できるだけでなく、両ロッド10,30に一体性を付与できる。 またアダプタ50を構成する外管52に図面左側からケーシング20と一体の カップリング22を螺着し、インナーロッド10とケーシング20の周面間に形 成した空間とアダプタ50の排水溝51cと、スイベル40内の排水室43とを 連通させて、スライム排出路を形成する。
【0012】 <ロ>穿孔 図2において、図示しないロータリパーカッション本体のハンマー部に接続し たシャンクロッド30に与えられた回転力及び打撃力は、つぎの工程でインナー ロッド10とケーシングパイプ20に伝えられる。 すなわちシャンクロッド30とインナーロッド10は、同一軸線上に位置する 両ロッド10,30の端面が接触していると共に、両ロッド10,30の外周を アダプタ50で拘束されているため、シャンクロッド30の軸方向の打撃力と回 転力は直接インナーロッド10へ伝えられる。 尚、ケーシング20への打撃力と回転力はアダプタ50を介して伝達される。
【0013】 <ハ>給水及び排水 掘削水は、スイベル40の供給室44,シャンクロッド30の給水孔34、イ ンナーロッド10の軸路14を通じて給水され、先端のビットから放水される。 またシャンクロッド30とインナーロッド10との端面を接合されて連結して も、大きな打撃力や回転力が加わることからシャンクロッド30とインナーロッ ド10の連結部に応力集中が発生することを完全に解消することは難しい。 シャンクロッド30内を通じて給水される水は、シャンクロッド30とインナ ーロッド10の連結部を強制冷却して、インナーロッド10の発熱を効果的に抑 止する。 ライム化した削土はケーシング20とインナーロッド10の周面間、アダプタ 50の排出溝51c、スイベル40の排水室43を通じて排出される。
【0014】 <ニ>流体の注入 スイベル40の一部を拡大して示す図5において、スイベル40の注入口47 から水やエアー等の流体を継続して注入する。 注入口47を通じて流体溝46内へ供給された流体は、シール材45bとアダ プタ50の外管52の外周間を通って排水室43側へ流入する。 その結果、排水室43側からシール材45a側へ通過しようとするスライムの 浸入を阻止できると共に、仮にシール材45aと外管52の外周面間にスライム 等の異物が浸入しても流体圧でこの異物を排水室43側へ排出してシール材45 aの損傷を回避できる。
【0015】
本考案は以上説明したようになるから次のような効果を得ることができる。 <イ> シャンクロッドとインナーロッドは相互に端面を接触させて連結してい ると共に、両ロッドの外周をアダプタで拘束している。 このため、シャンクロッドからの回転力及び打撃力を直接インナーロッドへ伝 達することができる。 したがって、シャンクロッドとアダプタとの連結部に応力が集中するのを回避 でき、シャンクロッドやアダプタの破損を効果的に防止することができる。 また、インナーロッドに加わる打撃力及び回転力が増加するので穿孔能率が向 上する。
【0016】 <ロ> シャンクロッド内に給水のための流路を形成したことにより、シャンク ロッドとインナーロッドの連結部の発熱を効率良く冷却できる。 このため、シャンクロッドの金属疲労を低減できてシャンクロッドのより以上 の耐久性向上が図れる。
【0017】 <ハ> 排水室をシールするシール材の外側から排水室内へ向けて流体を供給す ることで、排水室内のスライムの漏出防止を図れると共に、シール部における積 極的なスライムの排除をすることができる。 したがって、シール材の損傷を軽減できてシール材の耐用寿命が大幅に延びる 。
【図1】 二重管穿孔装置の組立図
【図2】 シャンクロッドの連結部の拡大図
【図3】 アダプタの一部を破断した斜視図
【図4】 スイベルの一部を破断した斜視図
【図5】 スイベルの部分拡大図
【図6】 本考案が前提とする二重管穿孔装置の組立図
Claims (1)
- 【請求項1】 穿孔ビット付きのケーシングに穿孔ビッ
ト付きのインナーロッドを内挿して構成する穿孔用二重
管と、この二重管に回転と打撃を伝えるシャンクロッド
の連結装置において、 シャンクロッドの軸心に所定長の軸路を形成したシャン
クロッドと、 前記シャンクロッドと中空のインナーロッドの両ロッド
の端面を接合させて同軸線上で螺着する小径孔を有する
と共に、ケーシングと螺合可能な大径孔を有するアダプ
タと、 前記アダプタとシャンクロッドの外周面に跨がって外装
し、アダプタとの周面間に排水室を形成し、シャンクロ
ッドとの周面間に給水室を形成したスイベルとにより構
成し、 前記スイベルの排水室はアダプタとの周面間にインナー
ロッドとケーシング間に形成した排出路と連通し、 前記スイベルの給水室はインナーロッドとシャンクロッ
ドの一部に形成した軸路に連通させたことを特徴とす
る、 穿孔用二重管とシャンクロッドの連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9246892U JPH0735187Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 穿孔用二重管とシャンクロッドの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9246892U JPH0735187Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 穿孔用二重管とシャンクロッドの連結装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651677U true JPH0651677U (ja) | 1994-07-15 |
| JPH0735187Y2 JPH0735187Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=14055176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9246892U Expired - Lifetime JPH0735187Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 穿孔用二重管とシャンクロッドの連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735187Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100819014B1 (ko) * | 2002-05-29 | 2008-04-02 | 한라공조주식회사 | 차량용 냉방장치 |
| JP2012137358A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Railway Technical Research Institute | 発射装置用移動体模型 |
| WO2018074735A1 (ko) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | 한국생산기술연구원 | 케이싱 및 드릴파이프의 자동교체 방법 및 이를 포함한 시추기 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP9246892U patent/JPH0735187Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100819014B1 (ko) * | 2002-05-29 | 2008-04-02 | 한라공조주식회사 | 차량용 냉방장치 |
| JP2012137358A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Railway Technical Research Institute | 発射装置用移動体模型 |
| WO2018074735A1 (ko) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | 한국생산기술연구원 | 케이싱 및 드릴파이프의 자동교체 방법 및 이를 포함한 시추기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0735187Y2 (ja) | 1995-08-09 |
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