JPH0651972B2 - アースアンカーの固定方法 - Google Patents
アースアンカーの固定方法Info
- Publication number
- JPH0651972B2 JPH0651972B2 JP22769987A JP22769987A JPH0651972B2 JP H0651972 B2 JPH0651972 B2 JP H0651972B2 JP 22769987 A JP22769987 A JP 22769987A JP 22769987 A JP22769987 A JP 22769987A JP H0651972 B2 JPH0651972 B2 JP H0651972B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- disc springs
- fixing
- force
- spring
- Prior art date
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アンカーの利き具合を点検できるようにした
アースアンカー(所謂、ロックアンカーも含む)の固定
方法に関する。
アースアンカー(所謂、ロックアンカーも含む)の固定
方法に関する。
第5図(a)、(b)に示すように、滑り面10、11
を有する傾斜面12、13に構築物14、15を建造す
る場合には、滑り面10、11を貫通してアースアンカ
ー16、17を施工することが広く行われている。
を有する傾斜面12、13に構築物14、15を建造す
る場合には、滑り面10、11を貫通してアースアンカ
ー16、17を施工することが広く行われている。
このアースアンカー17(16においても同じ)は、第
3図に示すように地表からの引っ張り力を地盤との剪断
抵抗によって地面に伝達させる抵抗部分となるアンカー
体18と、該アンカー体18に連接する引っ張り部19
と、構築物15からの力を引っ張り力として無理なく引
っ張り部19に連接する頭部20とよりなっている。
3図に示すように地表からの引っ張り力を地盤との剪断
抵抗によって地面に伝達させる抵抗部分となるアンカー
体18と、該アンカー体18に連接する引っ張り部19
と、構築物15からの力を引っ張り力として無理なく引
っ張り部19に連接する頭部20とよりなっている。
そして、前記頭部20の固定方法としては、螺子による
方法と楔を使用する方法とがあり、螺子による方法は第
4図に示すように、構築物の表面に配設された台座21
上に支圧板22を載せ、アンカーロッド23の頭部先端
に螺着する締付け金具の一例であるナット24を締付け
て、構築物15(または14)を固定する構造となって
いた。一方、楔による方法は頭部に相当する引っ張り材
をジャッキによって、所定の荷重で引っ張り、楔等の締
付金具で固定していた。
方法と楔を使用する方法とがあり、螺子による方法は第
4図に示すように、構築物の表面に配設された台座21
上に支圧板22を載せ、アンカーロッド23の頭部先端
に螺着する締付け金具の一例であるナット24を締付け
て、構築物15(または14)を固定する構造となって
いた。一方、楔による方法は頭部に相当する引っ張り材
をジャッキによって、所定の荷重で引っ張り、楔等の締
付金具で固定していた。
しかしながら、前記工法においては一旦締付金具を固定
すると、その後アンカーに所定の引張力が作用している
かどうか不明である。
すると、その後アンカーに所定の引張力が作用している
かどうか不明である。
そこで、前記締付金具が完全に締付けられたか、アンカ
ー体が破壊してはいないか、永久アンカーであれば定期
的に、仮設アンカーにおいてはジャッキ等で引っ張って
毎日でも点検する必要があった。しかし、重たいジャッ
キ装置を持ち歩くのは、非常に困難で足場の関係で不可
能ともいえ、更には実際に全てのアースアンカーについ
て前記検査を行うことは極めて困難であるという問題点
があった。
ー体が破壊してはいないか、永久アンカーであれば定期
的に、仮設アンカーにおいてはジャッキ等で引っ張って
毎日でも点検する必要があった。しかし、重たいジャッ
キ装置を持ち歩くのは、非常に困難で足場の関係で不可
能ともいえ、更には実際に全てのアースアンカーについ
て前記検査を行うことは極めて困難であるという問題点
があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、目視
することによってアースアンカーの効き具合を判断でき
るアースアンカーの固定方法を提供することを目的とす
る。
することによってアースアンカーの効き具合を判断でき
るアースアンカーの固定方法を提供することを目的とす
る。
前記目的に沿う本発明に係るアースアンカーの固定方法
は、地盤中の適当な深度にアンカー体を造成し、アンカ
ー頭部の台座と支圧板との間に、一方に円錐台状凸面を
有する複数枚の皿バネを、隣り合う前記皿バネの円錐台
状凸面を向かい合わせて嵌着した後、頭部の締付金具を
装着するようにして構成されている。
は、地盤中の適当な深度にアンカー体を造成し、アンカ
ー頭部の台座と支圧板との間に、一方に円錐台状凸面を
有する複数枚の皿バネを、隣り合う前記皿バネの円錐台
状凸面を向かい合わせて嵌着した後、頭部の締付金具を
装着するようにして構成されている。
ここで、皿バネとは通常弾性力のある金属板から形成さ
れて、自由状態では中央部が周辺部より高くなって円錐
台状をしているが、軸方向に所定の荷重で押付けると平
面状となるものをいう。
れて、自由状態では中央部が周辺部より高くなって円錐
台状をしているが、軸方向に所定の荷重で押付けると平
面状となるものをいう。
本発明に係るアースアンカーの固定方法においては、ア
ンカー頭部の台座と支圧板との間に複数枚の皿バネが、
隣り合う前記皿バネの円錐台状凸面を向かい合わせるよ
うにして対向して配設されている。
ンカー頭部の台座と支圧板との間に複数枚の皿バネが、
隣り合う前記皿バネの円錐台状凸面を向かい合わせるよ
うにして対向して配設されている。
この皿バネは軸方向に一定の圧縮力を加えると平面状と
なって力を抜くと円錐台状となる。従って、アンカー体
に滑りを生じて引っ張り部に力がかからなくなると、自
然に皿バネが円錐台状(横から見て)となり、隣り合う
皿バネの側縁部分に隙間があくことになり、これによっ
てアースアンカーの効き具合を判断できることになる。
なって力を抜くと円錐台状となる。従って、アンカー体
に滑りを生じて引っ張り部に力がかからなくなると、自
然に皿バネが円錐台状(横から見て)となり、隣り合う
皿バネの側縁部分に隙間があくことになり、これによっ
てアースアンカーの効き具合を判断できることになる。
ここで、更に多数の皿バネを用い、それぞれの隣合う皿
バネの円錐台状凸面を対向させて配置した場合には、皿
バネの変位が拡大され、これによって視認性を向上させ
ることができる。なお、前記皿バネの替わりに一部が切
り欠かれたスプリングワッシャを使用することが従来技
術から考えられるが、スプリングワッシャを使用する
と、緩んで食い違いの部分が段状になるのは一個所しか
ないので容易に目視できないが、本発明のように、皿バ
ネを使用することによって均等に円錐台状となるので、
全方向から緩みの状態を判別できることになる。また、
スプリングワッシャは現在の諸材料が一定していないの
で、平面状に押圧する力にバラツキがあるが、皿バネの
場合は規格化されているので、平面状となる力は一定し
ており、適当に皿バネを選択することによって締付け力
も容易に決定することができる。
バネの円錐台状凸面を対向させて配置した場合には、皿
バネの変位が拡大され、これによって視認性を向上させ
ることができる。なお、前記皿バネの替わりに一部が切
り欠かれたスプリングワッシャを使用することが従来技
術から考えられるが、スプリングワッシャを使用する
と、緩んで食い違いの部分が段状になるのは一個所しか
ないので容易に目視できないが、本発明のように、皿バ
ネを使用することによって均等に円錐台状となるので、
全方向から緩みの状態を判別できることになる。また、
スプリングワッシャは現在の諸材料が一定していないの
で、平面状に押圧する力にバラツキがあるが、皿バネの
場合は規格化されているので、平面状となる力は一定し
ており、適当に皿バネを選択することによって締付け力
も容易に決定することができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化し
た実施例につき説明し、本発明の理解に供する。
た実施例につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、第1図及び第2図は本発明の一実施例に係るア
ースアンカーの固定方法を示す部分断面図である。
ースアンカーの固定方法を示す部分断面図である。
本発明の第1の実施例に係るアースアンカーの固定方法
は、予め所定の深さまで削孔した後、通常の手段によっ
て先端部にセメント等の固着剤を流し込んで地盤との間
にアンカー体を形成し、しかる後、建造した構築物の表
面に金属板25が埋設された台座26を設け(予め設け
ておくことも可能)、突出したアンカーロッド27に複
数の皿バネ31〜34を対向させて該皿バネ31〜34
を嵌着させ、上部から鋼板製の支圧板29を嵌めて、ナ
ット30を前記アンカーロッド27の先端に螺着させ
る。ここで、前記皿バネ31〜34は隣り合う皿バネの
円錐台状凸面を向かい合わせるようにして配置する。な
お、前記アンカーロッド27の先端には適当長の雄螺子
が刻設されていて、皿バネ31〜34にはアンカー体に
応じた適当な引っ張り力を発生させる皿バネが選択使用
されているものとする。
は、予め所定の深さまで削孔した後、通常の手段によっ
て先端部にセメント等の固着剤を流し込んで地盤との間
にアンカー体を形成し、しかる後、建造した構築物の表
面に金属板25が埋設された台座26を設け(予め設け
ておくことも可能)、突出したアンカーロッド27に複
数の皿バネ31〜34を対向させて該皿バネ31〜34
を嵌着させ、上部から鋼板製の支圧板29を嵌めて、ナ
ット30を前記アンカーロッド27の先端に螺着させ
る。ここで、前記皿バネ31〜34は隣り合う皿バネの
円錐台状凸面を向かい合わせるようにして配置する。な
お、前記アンカーロッド27の先端には適当長の雄螺子
が刻設されていて、皿バネ31〜34にはアンカー体に
応じた適当な引っ張り力を発生させる皿バネが選択使用
されているものとする。
この後ナット30を回して、第2図に示すように前記皿
バネ31〜34を平面状となすことによって所定の力を
アンカーロッド27の引っ張り部に発生させてアンカー
ロッド27を締付けることができることになる。
バネ31〜34を平面状となすことによって所定の力を
アンカーロッド27の引っ張り部に発生させてアンカー
ロッド27を締付けることができることになる。
ここで、仮にアンカー体の部分に異常があると、皿バネ
31〜34の押圧力が解けて皿バネ31〜34が円錐台
状となって支圧板29と台座26との間に隙間ができて
これによって容易にアンカー体の異常を外部から判断で
きる。
31〜34の押圧力が解けて皿バネ31〜34が円錐台
状となって支圧板29と台座26との間に隙間ができて
これによって容易にアンカー体の異常を外部から判断で
きる。
即ち、第1図及び第2図に示すアースアンカーの固定方
法においては、4個の皿バネ31〜34をその円錐台状
凸面をそれぞれ向かい合わせて用いている。これによっ
て皿バネの復元長さ(Σh−Σt)が一個の皿バネの場
合と比較して4倍となるので、外部から容易にアンカー
の異常を発見できることになる。なお、ここでΣtは締
付けた場合の皿バネの厚みを示す。
法においては、4個の皿バネ31〜34をその円錐台状
凸面をそれぞれ向かい合わせて用いている。これによっ
て皿バネの復元長さ(Σh−Σt)が一個の皿バネの場
合と比較して4倍となるので、外部から容易にアンカー
の異常を発見できることになる。なお、ここでΣtは締
付けた場合の皿バネの厚みを示す。
なお、前記皿バネの表面及び裏面に黄色あるいは赤ある
いはその他の塗料を塗布して置くことによってアンカー
に異常を生じた場合、側面から皿バネの表面が見えて目
視によるアンカーの異常が分かる。
いはその他の塗料を塗布して置くことによってアンカー
に異常を生じた場合、側面から皿バネの表面が見えて目
視によるアンカーの異常が分かる。
本発明に係るアースアンカーの固定方法は以上の説明か
らも明らかなように、アースアンカーを施工後アンカー
体あるいはその他の部分に異常を生じた場合は、平面状
に取付けられた円錐台状凸面を有する複数の皿バネが円
錐台状になるので、支圧板が浮き上がり外部から目視に
よってアンカーの異常を検査することができる。
らも明らかなように、アースアンカーを施工後アンカー
体あるいはその他の部分に異常を生じた場合は、平面状
に取付けられた円錐台状凸面を有する複数の皿バネが円
錐台状になるので、支圧板が浮き上がり外部から目視に
よってアンカーの異常を検査することができる。
そして、本発明方法においては、複数の皿バネがその円
錐台状凸面をそれぞれ対向させて装着されているので、
アースアンカーが緩んだ場合には、円錐台状凸面を対向
させて装着した皿バネに隙間を生じ、これを目視できる
ので、これによって更にアースアンカーの効き具合を簡
便に判断することができる。
錐台状凸面をそれぞれ対向させて装着されているので、
アースアンカーが緩んだ場合には、円錐台状凸面を対向
させて装着した皿バネに隙間を生じ、これを目視できる
ので、これによって更にアースアンカーの効き具合を簡
便に判断することができる。
また、スプリングワッシャに比較して皿バネはその押圧
力が均一になっているので、アンカーロッドに均一な引
っ張り力を発生させることができ、更には、スプリング
ワッシャの場合は一方向からしかその緩みを判断するこ
とは出来ないが、皿バネの場合は全体が横から見て均等
に円錐台状となるので、全方向からアンカーの異常を判
断することができる。
力が均一になっているので、アンカーロッドに均一な引
っ張り力を発生させることができ、更には、スプリング
ワッシャの場合は一方向からしかその緩みを判断するこ
とは出来ないが、皿バネの場合は全体が横から見て均等
に円錐台状となるので、全方向からアンカーの異常を判
断することができる。
第1図及び第2図は本発明の一実施例に係るアースアン
カーの固定方法を示す部分断面図、第3図、第4図及び
第5図は従来例に係るアースアンカーの固定方法を示す
断面図である。 〔符号の説明〕 25……金属板、26……台座、27……アンカーロッ
ド、29……支圧板、30……ナット、31、32、3
3、34……皿バネ
カーの固定方法を示す部分断面図、第3図、第4図及び
第5図は従来例に係るアースアンカーの固定方法を示す
断面図である。 〔符号の説明〕 25……金属板、26……台座、27……アンカーロッ
ド、29……支圧板、30……ナット、31、32、3
3、34……皿バネ
Claims (1)
- 【請求項1】地盤中の適当な深度にアンカー体を造成
し、アンカー頭部の台座と支圧板との間に、一方に円錐
台状凸面を有する複数枚の皿バネを、隣り合う前記皿バ
ネの円錐台状凸面を向かい合わせて嵌着した後、頭部の
締付金具を装着することを特徴とするアースアンカーの
固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22769987A JPH0651972B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | アースアンカーの固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22769987A JPH0651972B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | アースアンカーの固定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6471920A JPS6471920A (en) | 1989-03-16 |
| JPH0651972B2 true JPH0651972B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=16864963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22769987A Expired - Fee Related JPH0651972B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | アースアンカーの固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651972B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1143941A (ja) * | 1997-07-29 | 1999-02-16 | Ohbayashi Corp | アンカーの定着部構造 |
| JP3541688B2 (ja) * | 1998-08-26 | 2004-07-14 | 株式会社大林組 | アンカー頭部の定着構造 |
| JP2002004275A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-09 | Okabe Co Ltd | 水平力対抗用アンカーの施工方法及び水平力対抗用アンカー |
| JP6298498B2 (ja) * | 2015-11-25 | 2018-03-20 | 有限会社三神製作所 | 杭の引抜具 |
-
1987
- 1987-09-10 JP JP22769987A patent/JPH0651972B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6471920A (en) | 1989-03-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |