JPH0652114B2 - 自己潤滑軸受 - Google Patents

自己潤滑軸受

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JPH0652114B2
JPH0652114B2 JP2088116A JP8811690A JPH0652114B2 JP H0652114 B2 JPH0652114 B2 JP H0652114B2 JP 2088116 A JP2088116 A JP 2088116A JP 8811690 A JP8811690 A JP 8811690A JP H0652114 B2 JPH0652114 B2 JP H0652114B2
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lubricating oil
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ピーター・ジー.・クロニック
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テカムシー・プロダクツ・カンパニー
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16N7/36Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated with feed by pumping action of the member to be lubricated or of a shaft of the machine; Centrifugal lubrication
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エンジンの潤滑システム、特に、立軸エンジ
ンの軸受潤滑システムに関するものである。
[先行技術 及び発明が解決しようとする課題] 内燃機関エンジンの作動成分を潤滑するための有効潤滑
システムは、エンジンの摩耗を減少させることによっ
て、軸受の破損を防ぎ、エンジンの寿命を伸ばすために
必要である。立軸エンジンにおいて、軸ジャーナルの下
端の軸受は、充分に潤滑されなければならない。潤滑シ
ステムは、高圧循環システム、または、重力式サンプシ
ステムによって、潤滑油を供給している。
高圧循環システムにおいては、各軸受を潤滑するために
システム中の循環管路を、潤滑油が循環している。とこ
ろが、高圧装置のために必要な管と流路の系がエンジン
を非常に複雑にすると共に、その製造費用も増大させて
しまう。
サンプシステムにおいては、通常、容積ポンプによって
潤滑油がはねかけられており、重力によって、最終的に
油プールに落ちてくる。クランクケースの下部にある油
プールまたはサンプには、容積ポンプの油だめが設置さ
れているが、容積ポンプを設置するためには、エンジン
の現有構造に対して複雑で高価な改造を必要としてい
る。また、軸受の下部は、油サンプの潤滑油に浸すこと
ができるため、専用装置を使って潤滑油を軸受に供給す
る必要もなくなる。
普通の条件下では、つまり油サンプが満タンであり、ク
ランクケースが水平に置かれる時に、軸ジャーナルの浸
漬潤滑システムは正確に働くが、油の液面が落ちると、
または、クランクケースが傾くと、軸受を潤滑する油が
なくなる。これは容積ポンプの吸い込みラインが油の液
面の上に位置することに起因する。油の液面の相対的な
降下は、軸受壁を油サンプの液面の上に露出させること
につながり、または、クランクケースの傾斜は油がクラ
ンクケースの別の所に流れ込むことを引きおこす。
上記問題を克服するために、自動潤滑のできる軸受潤滑
システムが必要である。また、油サンプの潤滑油が減っ
たり、油サンプが傾いたりしても、潤滑油を供給できる
潤滑システムも必要とされている。さらには、製造が容
易で低価格な潤滑システムが必要とされている。
[課題を解決するための手段] 本発明のエンジンは、油サンプ36を有するクランクケ
ース14と、該クランクケース14内のジャーナル軸受
30と;該ジャーナル軸受30の内部空間38内に配置
された部分32を有するシャフト12とから成り、該ジ
ャーナル軸受30は、該サンプ36から内部空間38へ
潤滑油37を流させるための流路40を有し、該シャフ
トの一部32は、該ジャーナル軸受30の潤滑油と連絡
している内部空間38に配置されており、軸方向に面す
る面45を有するエンジンにおいて;該ジャーナル軸受
30と該シャフトの一部32の間に給油チャンネル48
を備え、該シャフトの一部32の軸方向に面する端面4
5において外周面にポケット44を設置し、さらに、該
ポケット44から該外周面上、シャフト12の上方に伸
びる溝46を備え付けることにより、該シャフトの一部
32が回転する時に、該ポケット44の潤滑油が該溝4
6を通って該給油チャンネル48まで汲み上げられ、該
ジャーナル軸受30を潤滑するようにしたことを特徴と
する。
また、上記エンジンにおいて、該シャフトの一部32
に、該シャフト12のスタブ延伸部34を含み、該シャ
フト12の下端に軸方向に面する該端面45を設けるこ
とを特徴とする。
上記エンジンにおいて、該ポケット44が、第一の側壁
44aと第二の側壁44b及び上面44cによって形成
されており、該側壁44aが該側壁44bと垂直である
ことを特徴とする。
上記エンジンにおいて、該側壁44aが、該スタブ延伸
部34のある半径と一直線上にそろえられることを特徴
とする。
上記エンジンにおいて、該側壁44aが、該スタブ延伸
部34の回転方向に面していることを特徴とする。
本発明の動力伝導装置は、油サンプ102を有するハウ
ジング14と、ハウジング14の中のジャーナル軸受5
2の内部空間98に配置されたシャフトの一部94を有
するシャフト90と、該油サンプ102から該内部空間
98に潤滑油37を吸い込むための該油サンプに伸びて
いる流路104を有する該ジャーナル軸受52と、該軸
受52の潤滑油と連絡している該内部空間98に配置さ
れた軸方向に面している端面を有するシャフトの一部9
4とから成る動力伝導装置において;該ジャーナル軸受
52と該シャフト90の間に給油チャンネル58を備
え、該シャフトの一部94の軸方向に面している端面に
おいて外周面上にポケット60を設置し、さらに、該ポ
ケット60から該外周面上に該シャフト90まで伸びる
溝62を備え付けることにより、該シャフトの一部94
が回転するとき、該ポケット60の潤滑油が、該溝62
を通って該給油チャンネル58まで汲み上げられ、該ジ
ャーナル軸受52を潤滑するようにしたことを特徴とす
る。
また、上記動力伝導装置において、該給油チャンネル7
6の下端において、該ジャーナル軸受74と該シャフト
72の間に環状チャンネル80を設置し、該シャフト7
2の回転中に、いつでも該溝78から潤滑油を取り入れ
ることができるようにしたことを特徴とする請求項6記
載の装置。
上記装置において、該シャフトの一部94が複数のポケ
ット60とそれに対応する溝62を有することを特徴と
する。
上記装置において、該溝62が該シャフトの一部94の
底面と鋭角に設けられていることを特徴とする。
上記装置において、該ポケットが、側壁60aと側壁6
0b及び上面60cにより形成されており、該側壁60
aと該側壁60bとが直交しており、さらに、両側壁の
交差点60dが、湾曲角であることを特徴とする。
[作用] 本発明は、油サンプの潤滑油が少なくなったり、エンジ
ンが傾いたりしても潤滑することができる自動潤滑軸受
を有する潤滑システムを提供している。カウンタバラン
ス軸のようなシャフトの下端のスタブ延伸部には、クラ
ンク軸が回転している時、遠心ポンプのような役割を果
たすポケットまたは引っ込み部を用意している。このよ
うに、シャフトの回転が自動潤滑油流動の動力として利
用されている。スタブ延伸部のポケットに潤滑油が注が
れ、そして遠心力によって外側に押し出され、スタブの
上で上方へ軸受とシャフトの間の送油路に伸びている給
油溝にのる。この潤滑システムは、ジャーナル軸受中の
シャフトを伸ばし、スタブ延伸部を機械加工し、スタブ
を収容でき、かつ潤滑油を上方へ運ぶことのできるよう
に適切の形に加工された軸受をクランクケースに用意す
ることによって、立軸エンジンに容易に設置されてい
る。
本発明は、クランクケースの油サンプに設置されている
立軸ジャーナル軸受用非分離形潤滑システムである。本
発明は、ジャーナル、およびスラスト軸受面を潤滑する
ことができる低圧ポンプとして使われる。本発明は複雑
な管や流路を必要とせず、潤滑油の液面がジャーナルの
底端以下になったとしても、ジャーナルを充分に潤滑す
ることができる。例えば、本発明の一つの実施例とし
て、油サンプの油量が、通常の4分の1になったとして
も、自動潤滑軸受は、ジャーナルの潤滑を保証し、始動
時点の初期湿りを維持することができた。また、油サン
プの油量が通常の半分である時に、ドライ始動させられ
た状態であっても、すなわち、始動時点にジャーナルに
潤滑油がなくても、本発明によれば、ジャーナルを潤滑
することができた。
本発明は、クランクケースのジャーナル軸受の摩耗を小
さくすることによって立軸エンジンの寿命を伸ばそうと
するものである。装置は、非分離形であり、その結果、
潤滑油の流動を維持するための複雑な配管系は必要でな
い。さらに、本発明を実施するには、在来のエンジン構
造に対して、わずかの改造をすれば、つまり、スタブ延
伸部をシャフト上に追加し、適切な引っ込み部をジャー
ナル軸受に設ければすむことができる。
本発明は、一つの実施例において立軸エンジンの潤滑シ
ステムである。潤滑油の油サンプを有するクランクケー
スは、クランクケースのジャーナル軸受に設置されたシ
ャフトを有している。シャフトは、軸受内部に設置され
る部分を持っている。軸受は、内部に油サンプからの潤
滑油を流すための通路を有し、また、シャフトに通じる
チャンネルも持っている。シャフトのこの部分は、軸方
向に向きポケットが設けられる面と、その側にニックか
らシャフトに伸びる溝を有している。このシャフトの部
分が回転する時、ポケットの潤滑油は、遠心力のために
シャフトの回転軸から外側にはね出される。その結果、
溝の中の潤滑油が上方へ流れ、チャンネルに入って、そ
こからスラスト軸受面に流れる。
本発明の他の実施例において、スタブ延伸部はその下端
面に複数のニックとそれらに対応する溝を有している。
これらの溝はスタブ延伸部の側面をわたって回転方向に
沿ってシャフトまで伸びており、だいたい対角線上に伸
びている。シャフトの底端は、丸みぞがほられており、
その結果、二組の切欠溝と組合せることによって、改良
されたスタブ延伸部は、より大量の潤滑油を吸い上げる
ことができ、ドライ始動の性能を向上した。
本発明の一つの目的は、軸受の中の非分離形潤滑システ
ムを提供することである。
本発明の他の目的は、油量が減ったり、クランクケース
が傾いたとしても、軸受を、潤滑することができる潤滑
システムを提供することである。
本発明のさらなる目的は、現有のエンジン構造に対し
て、部品の追加を必要とせず、わずかの機械加工をすれ
ば得られる潤滑システムを提供することである。
[実施例] 添付された図に参照して、本発明の実施例の後述の説明
によって、本発明の上述及び他の特徴と目的、そして、
それを達成するための方法が明確になり、本発明は、充
分に理解されるだろう。
第1図は、カウンタバランスされた内燃エンジンの平面
図である。
第2図は、本発明に装備された、クランクケースとカウ
ンタバランス軸の拡大断面図である。
第3図は、カウンタバランス軸のスタブ延伸部の透視図
である。
第4図は、スタブ延伸部の底面図である。
第5図は、第2図の5−5線に沿って切断した、矢印の
方向から見た断面図である。
第6図は、ジャーナル軸受と油ポンプの局所拡大縦断面
図である。
第7図は、本発明の他の実施例に装備された、クランク
ケースとカウンタバランス軸の縦断面図である。
第8図は、第7図の他の実施例のスタブ延伸部の透視図
である。
第9図は、他の実施例のスタブ延伸部の底面図である。
第10図は、本発明に装備されたクランクケースとクラ
ンク軸の拡大断面図である。
第11図は、クランク室の外側に伸びるカウンタバラン
ス軸を使用した、本発明の拡大断面図である。
図面に用いられた部品番号はすべての図に通用する。
例証として挙げられた本発明の好適実施例は二つの形態
として示されている。そのような実施例は、あらゆる面
で開示の範囲や発明の範囲を限定するような解釈はされ
ない。
第1図に関して、機関8は、本発明の自動潤滑軸受を有
するインラインカウンタバランスウェートシステムを備
えている。クランク軸10及び、カウンタバランス軸1
2はクランクケース14の中に設置され、ピストン16
は、連接棒18の運動によってクランク軸を駆動してい
る。アメリカ特許4,800,852に述べられた、本
発明と同様のインラインカウンタバランスウェートシス
テムが、ここで参考にされている。
第2図はクランクケース14中の上部及び下部ジャーナ
ル軸受20と22のそれぞれの中に設置されたカウンタ
バランス軸12を示している。軸受20と22の間のカ
ウンタバランス軸12は、上部カウンタバランスウェー
ト24と下部カウンタバランスウェート26、及びカウ
ンタバランスウェート24と26の両方の下にありクラ
ンク軸10に連結されたギア27によって駆動されてい
るカウンタバランス駆動ギア28が設置されている。カ
ウンタバランス駆動ギア28の下にシャフト12の軸ジ
ャーナル32とシャフト12のスタブ延伸部34を収容
する軸受壁30が設けられる。一つの実施例には、長さ
約0.75インチのシャーナル32と長さ約0.5イン
チのスタブ延伸部が採用されている。油サンプ36が第
2図に示され、軸受壁30の頂部以上に潤滑油37で満
たされ、流路40と42を通って軸受22の内部や環状
室38に潤滑油を提供している。本発明の潤滑システム
は、流路40から42へ潤滑油を吸い上げ、軸受22と
スラスト軸受43を潤滑している。
第6図に下部ジャーナル軸受22が、より詳しく示され
ている。スタブ延伸部34は、その底面45にニックま
たはポケット45を有している。好適実施例において、
ニック44は、約0.09インチの深さと、外周から中
心に向って約0.125インチの幅を有している。半サ
ークルの形をしている給油溝46がスタブ延伸部34の
外周を横切ってニック44から軸ジャーナル32に伸び
ている。ニック44と溝46の形成は、第3図と第4図
に示されている。
ニック44は、側壁44a、44b及び上面44cによ
り形成されている。側壁44aは、スタブ34の外周の
接線に対し垂直であり、側壁44bは側壁44aの下方
と平行であり、上面44cは軸方向に向いている面45
と平行である。スタブ延伸部34は、第4図に示された
実施例において右回りに回転し、壁44aは回転の方向
に面し、外側へ半径方向に潤滑油を確実に流させる。
軸受壁30は、軸ジャーナル32に面し、ジャーナル3
2の底部より下から軸受通路42に向かって伸びている
給油チャンネル48を有しており、給油チャンネルは壁
30の上縁に形成された小さな穴である(第5図と第6
図参照)。スタブ34の外表面は壁30やクランクケー
ス14との間に間隔を置いて、環状室32を形成する。
流路40は、環状室38と油サンプを連結している。流
路40、環状室38、給油チャンネル48、軸受通路4
2は油サンプ36から下部ジャーナル22を通って油サ
ンプ36に戻るための潤滑油の通路となっている。この
通路によって、油サンプ36の液面が4分の1ぐらいに
なっても、軸受32と43に潤滑油を常に供給すること
ができる。
自動潤滑軸受は、作動中、カウンタバランス軸12を駆
動しているカウンタバランス駆動ギア28の動きによっ
て回転している。カウンタバランス軸12が回転するの
と同時にスタブ延伸部34も回転する。ポケット44の
中の潤滑油は遠心力によってカウンタバランス軸12の
回転軸から外側へ押し出される。ポケット44から押し
出された潤滑油は、軸受壁30に向って外側へ動き、軸
受壁につく時点で給油溝46に入る。給油溝46の頂点
で、潤滑油は、軸受壁30に向って外側に流動し、給油
チャンネル48へ導かれる。潤滑油は、給油チャンネル
48の中を上方に流れ、ジャーナル軸受22とスラスト
軸受43を潤滑し(第2図参照)、そして軸受壁30上
の開口42を通して外側へ流れ、そこで油サンプに戻
る。潤滑油は、環状室38に再び入るために油サンプ3
6から流路40の中に吸い込まれる。油サンプ36の油
の液面は、浸漬潤滑の場合のような、下部軸受22の頂
点ではなくて、流路40の入口の高さ以上であればよ
い。
本発明の他の実施例は、第7図、第8図と第9図に描か
れている。軸受52はジャーナル32とほぼ同じ長さで
あるが、そのスタブ延伸部50の長さは約スタブ延伸部
34の40%で、直径の方もわずかに小さい。この実施
例において、軸受52が約0.7485インチの直径で
あるのに対して、スタブ延伸部50は、約0.2インチ
の高さと約0.625インチの直径を有する。
面取り肩または面取りリム54は環状肩56に対して円
周状に面しており、その直径はスタブ延伸部50より大
きく、軸受52より小さい。下部軸受22はまた、スタ
ブ延伸部50の底部から、軸受壁30の頂部に伸びる延
長給油チャンネル58を有している。
スタブ延伸部50には、2組のポケット60と給油溝6
2が、底面63に、向いあった側に配置されている。ス
タブ延伸部50の低さを補償するために、給油溝62は
スタブ延伸部50の回転方向に沿い、スタブ延伸部50
の底部より限定された平面に対して約45度の角をなす
ように設けられる。そして、給油溝62は肩54の中の
部分も含む最大長さまで伸びている。ポケット60の幅
は、側壁60bによって限られる線に沿って外周から内
側に測って約0.125インチであり、また深さは約
0.09インチである。
ポケット60は、側壁60aと60b、上面60cによ
り形成される。側壁60aは、側壁60bと垂直なスタ
ブ延伸部50の半径方向と平行であり、側壁60bは、
側壁60aと垂直である。上面60cは、底面63と平
行である。側壁60aと60bの交差点は、直角ではな
く湾曲角60dを形成する。スタブ延伸部50が図9に
示された実施例において、右回りに回転するとき、側壁
60aは回転方向に面すこととなる。
第7〜9図に示された他の実施例の動作は、好適実施例
の動作に似ている。スタブ流路40と内部空間38と給
油チャンネル58と通路42は、潤滑油が油サンプ36
から下部ジャーナル軸受22を通って流れ、油サンプ3
6に戻るための回路を形成する。2組のポケット50と
溝52を用いることで、本実施例は、汲み上げられる潤
滑油の量を増加し、ドライポンピング能力を高めた。
スタブ延伸部が設置される軸受に潤滑油を供給すること
に加えて、本発明は、軸受の周囲にも、たとえば隣接し
ている軸受にも潤滑油を供給することができる。本発明
が、ジャーナル軸受に設置されたシャフトの中間部に適
用されるならば、シャフトのポケット44のすぐ下を切
り取られる必要があり、そうすれば、潤滑油がポケット
44に吸い込まれ、上方に汲み上げられることができ
る。本発明は、内燃エンジンのシャフトに適用される例
だけを示したが、変速機構や動力伝達軸などのような動
力伝達システムのシャフトに適用することもできる。
第10図に、クランク軸の軸受の潤滑原理が示されてい
る。潤滑油ポケット68はジャーナル70の軸方向に面
した部分の中に設けられており、クランク軸72のクラ
ンク71より下に配置されている。給油チャンネル76
を通過する潤滑油は、約45度の角をなしてジャーナル
70の外表面を横切って伸び、給油チャンネル76まで
伸びている給油溝78を通って流れている。ジャーナル
上のポケットと溝の組の数を一組以上にすることも、潤
滑要求と利用可能のスペースにより可能である。ジャー
ナル70は、溝78とつながっている環状潤滑油通路8
0を有している。環状通路80は、給油チャンネル76
の底部に位置し、クランク軸72がフル回転になった時
の潤滑油の流路を提供している。クランク軸72が、ク
ランクケース14の外側に伸びているため、そこにシー
ル82が用意され、それにより内部空間84を形成す
る。ポケット68が上述の方法に似たような方法で潤滑
油を給油チャンネル76に汲み上げるための油だめを形
成する油サンプ88から、流路86を通って潤滑油が内
部空間84に入ってくる。
第11図に関してカウンタバランス軸90は、パワーテ
ークオフの役割を果たし、クランクケース14の外側に
伸びており、シール92によって密封されている。シャ
フト90の下部94は、軸受52の中に位置している。
下部94の端部はスタブ延伸部50であり、軸受52と
共に第7図に似たような構造を有している。また、スタ
ブ延伸部50はその下端面に位置する付加軸延長部96
を含んでいる。内部空間98は、シール92と、環状の
軸収容空所100と、シャフト90によって形成され、
流路104を通って油サンプ102と連絡している油だ
めとして働く。この油だめは、上記方法に似たような方
法で潤滑油を汲み上げるスタブ延伸部50に潤滑油を供
給する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、カウンタバランスされた内燃エンジンの平面
図である。 第2図は、本発明に装備された、クランクケースとカウ
ンタバランス軸の拡大断面図である。 第3図は、カウンタバランス軸のスタブ延伸部の透視図
である。 第4図は、スタブ延伸部の底面図である。 第5図は、第2図の5−5線に沿って切断した、矢印の
方向から見た断面図である。 第6図は、ジャーナル軸受と油ポンプの局所拡大縦断面
図である。 第7図は、本発明の他の実施例に装備された、クランク
ケースとカウンタバランス軸の縦断面図である。 第8図は、第7図の他の実施例のスタブ延伸部の透視図
である。 第9図は、他の実施例のスタブ延伸部の底面図である。 第10図は、本発明に装備されたクランクケースとクラ
ンク軸の拡大断面図である。 第11図は、クランク室の外側に伸びるカウンタバラン
ス軸を使用した、本発明の拡大断面図である。 (符号の説明) 10……クランク軸、12……カウンタバランス軸、1
4……クランクケース、20・22……ジャーナル軸
受、30……軸受壁、32……軸ジャーナル、34……
スタブ延伸部、36……油サンプ、38……環状室、4
4……ニック、45……ポケット、50……スタブ延伸
部、52……ジャーナル軸受、60……ポケット、68
……ポケット、70……ジャーナル、72……クランク
軸、82……シール、88……油サンプ、90……カウ
ンタバランス軸、92……シール、102……油サン
プ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油サンプ36を有するクランクケース14
    と、該クランクケース14内のジャーナル軸受30と;
    該ジャーナル軸受30の内部空間38内に配置された部
    分32を有するシャフト12とから成り、該ジャーナル
    軸受30は、該サンプ36から内部空間38へ潤滑油3
    7を流させるための流路40を有し、該シャフトの一部
    32は、該ジャーナル軸受30の潤滑油と連絡している
    内部空間38に配置されており、軸方向に面する面45
    を有するエンジンにおいて;該ジャーナル軸受30と該
    シャフトの一部32の間に給油チャンネル48を備え、
    該シャフトの一部32の軸方向に面する端面45におい
    て外周面にポケット44を設置し、さらに、該ポケット
    44から該外周面上、シャフト12の上方に伸びる溝4
    6を備え付けることにより、該シャフトの一部32が回
    転する時に、該ポケット44の潤滑油が該溝46を通っ
    て該給油チャンネル48まで汲み上げられ、該ジャーナ
    ル軸受30を潤滑するようにしたことを特徴とするエン
    ジン。
  2. 【請求項2】該シャフトの一部32に、該シャフト12
    のスタブ延伸部34を含み、該シャフト12の下端に軸
    方向に面する該端面45を設けることを特徴とする請求
    項1記載のエンジン。
  3. 【請求項3】該ポケット44が、第一の側壁44aと第
    二の側壁44b及び上面44cによって形成されてお
    り、該側壁44aが該側壁44bと垂直であることを特
    徴とする請求項2記載のエンジン。
  4. 【請求項4】該側壁44aが、該スタブ延伸部34のあ
    る半径と一直線上にそろえられることを特徴とする請求
    項3記載のエンジン。
  5. 【請求項5】該側壁44aが、該スタブ延伸部34の回
    転方向に面していることを特徴とする請求項4記載のエ
    ンジン。
  6. 【請求項6】油サンプ102を有するハウジング14
    と、ハウジング14の中のジャーナル軸受52の内部空
    間98に配置されたシャフトの一部94を有するシャフ
    ト90と、該油サンプ102から該内部空間98に潤滑
    油37を吸い込むための該油サンプに伸びている流路1
    04を有する該ジャーナル軸受52と、該軸受52の潤
    滑油と連絡している該内部空間98に配置された軸方向
    に面している端面を有するシャフトの一部94とから成
    る動力伝導装置において;該ジャーナル軸受52と該シ
    ャフト90の間に給油チャンネル58を備え、該シャフ
    トの一部94の軸方向に面している端面において外周面
    上にポケット60を設置し、さらに、該ポケット60か
    ら該外周面上に該シャフト90まで伸びる溝62を備え
    付けることにより、該シャフトの一部94が回転すると
    き、該ポケット60の潤滑油が、該溝62を通って該給
    油チャンネル58まで汲み上げられ、該ジャーナル軸受
    52を潤滑するようにしたことを特徴とする動力伝導装
    置。
  7. 【請求項7】該給油チャンネル76の下端において、該
    ジャーナル軸受74と該シャフト72の間に環状チャン
    ネル80を設置し、該シャフト72の回転中に、いつで
    も該溝78から潤滑油を取り入れることができるように
    したことを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】該シャフトの一部94が複数のポケット6
    0とそれに対応する溝62を有することを特徴とする請
    求項6記載の装置。
  9. 【請求項9】該溝62が該シャフトの一部94の底面と
    鋭角に設けられていることを特徴とする請求項6記載の
    装置。
  10. 【請求項10】該ポケットが、側壁60aと側壁60b
    及び上面60cにより形成されており、該側壁60aと
    該側壁60bとが直交しており、さらに、両側壁の交差
    点60dが、湾曲角であることを特徴とする請求項6記
    載の装置。
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