JPH0652182U - 電気部品の取付構造 - Google Patents

電気部品の取付構造

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JPH0652182U
JPH0652182U JP8590892U JP8590892U JPH0652182U JP H0652182 U JPH0652182 U JP H0652182U JP 8590892 U JP8590892 U JP 8590892U JP 8590892 U JP8590892 U JP 8590892U JP H0652182 U JPH0652182 U JP H0652182U
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JP
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copper foil
discharge gap
circuit board
printed circuit
metal case
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JP8590892U
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誠二 浜端
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の小型化を損なわず、安価な方法で
信頼性の高いコモンモードサージを保護すること。 【構成】 プリント基板9の下面には銅箔部14を形成
し、この銅箔部14と金属ケース1の係止部13の上端
面とが接触するようにする。従って、特別に電気的に接
続する手間が不要となっている。また、この銅箔部14
と対向し、電源端子16の一端に接続された銅箔部15
をプリント基板9の下面に形成する。この両銅箔部1
4,15間を放電ギャップ11としている。この放電ギ
ャップ11のブレークオーバ電圧を回路中で最も低く設
定する。また、係止部13が多少位置ズレしても対向銅
箔部14,15間の距離が一定になるような形状の銅箔
としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器を外来サージから保護するための電気部品の取付構造に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の発達に伴い、電源ラインからのサージ電圧の侵入による誤動作や故 障などのトラブルが増加してきている。それに対しての保護手段も各種考案され ている。 その一例を図6〜図8に示す。図6は非常灯の回路例を示し、図7及び図8は その構造を示している。図6において、非常灯はトランスT1 の1次側が商用電 源ACに接続され、2次側は整流器Reを介して電池3を充電している。
【0003】 また、トランスT1 の2次側はダイオードD1 ,D2 を介してコンデンサC1 に接続され、通電時においては、コンデンサC1 の充電電圧が上昇して、トラン ジスタQ2 ,Q1 をオフさせ、ランプ2を消灯させている。そして、この通電時 においては、電池3を充電している。 停電時においては、電池3を電源として、トランジスタQ2 ,Q1 をオンさせ ることで、ランプ2を点灯させるようになっている。
【0004】 ここで、非常灯の電気部品は金属ケース1により覆設されている。 この図6に示す非常灯の場合に、サージ電圧保護手段としての第1は、ノーマ ルモード(電源線間)に対して電源と並列にサージアブソーバAVを接続し、サ ージ電圧吸収を行っている。 尚、電源(商用電源AC)と直列に接続された電流ヒューズFは、サージアブ ソーバAVに過大なサージ電圧が印加され、サージアブソーバAVが短絡モード で破壊した場合、電源短絡となって配線からの焼損あるいはシステムダウンなど の2次的災害の防止手段として用いている。
【0005】 このような保護手段は、非常灯に限らず多くの電子機器に広く採用されている 方法である。 サージ電圧の印加モードは、ノーマルモードだけではなく、コモンモード(電 源線−大地間)も考慮する必要がある。一方、電子機器は、万一内部の部品が寿 命末期等で故障し、異常に発熱したり、焼損する場合も考えられるため、それを 収納するケースは類焼を防止するため金属製のものを使用することも多い。
【0006】 このため、場合によっては、この金属ケースがアースされた時が発生する。こ のような場合、コモンモードに対するサージ電圧対策として、従来では、図7及 び図8に示すような構造としていた。 すなわち、金属ケース1は、ケース4とカバー5とで構成され、ケース4の底 面に略コ字型の絶縁物6を配設し、この上のケース4の底板より切り起こした係 止部7の上に電子部品8を実装したプリント基板9を配設している。また、ケー ス4の側板の端部より固定部10を形成して、プリント基板9の位置決めを行っ ている。
【0007】 つまり、コモンモードに対するサージ電圧対策としては、電子部品8を搭載し たプリント基板9と金属製のケース4との間にコ字型の絶縁物6でサージ電圧の 耐量を上げたり、充分に絶縁距離を確保するなどしてコモンモードサージ電圧耐 量(この場合、ブレークオーバ電圧を上げる)を確保していた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この方法では、次のような問題がある。 絶縁物6の形状が複雑になり、部品も高価になったり、組立作業性も悪い 。 絶縁物6の挿入スペースや絶縁距離の確保など電子機器が大型となる。
【0009】 サージ電圧が所定値以上になると全体の中で最も弱い箇所からブレークオ ーバし、電子部品8が故障となり、耐量に限界がある。 また、別の保護手段として、図9に示すように、商用電源ACの一端とアース 間にサージアブソーバAV2 を接続することで、先の従来例で述べた欠点を克服 することができるが、前述のように過大なサージ電圧(エネルギー)が印加され た場合には、短絡モードで故障する場合がある。そうなると、感電地絡など危険 性があり、好ましくない。
【0010】 本考案は上述の点に鑑みて提供したものであって、電子機器の小型化を損なわ ず、安価な方法で信頼性の高いコモンモードサージを保護することを目的とした 電気部品の取付構造を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、金属ケースに複数の電子部品を搭載したプリント基板を収納するよ うにした電気部品の取付構造において、上記金属ケースの一部にプリント基板を 固定する係止部を形成し、プリント基板の下面に上記係止部と接触する第1の導 電部を形成し、この第1の導電部に対向し電源の一端に接続されて第1の導電部 と放電ギャップを形成する第2の導電部を形成し、両導電部の距離を略一定に保 つ上記放電ギャップを他の箇所のブレークオーバ電圧より低く設定したものであ る。
【0012】
【作用】
本考案によれば、過大なサージ電圧を印加しても電子機器の故障を確実に、し かも感電等の危険もなく保護することができる。また、特別な素子や新たな部品 を用いることもなく小型で、安価な電子機器を提供することができる。このよう に、電子機器の小型化を損なわず、安価な方法で信頼性の高いコモンモードサー ジを保護することができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。本考案は、金属ケースに形 成した係止部と接触するようにプリント基板に銅箔を設け、その銅箔と対向する 位置に電源の一端が接続された銅箔を設け、この銅箔間のブレークオーバ電圧を 回路中で最も低くするようにし、また、金属ケースの係止部が多少位置ズレが生 じても、対向する銅箔間の距離が一定になるような形状の銅箔としたものである 。
【0014】 図3は本考案を適用した従来と同様な非常灯の回路図を示し、図3に示すよう に、商用電源ACの一端とアースとの間に設けた放電ギャップ11を利用したも のである。 すなわち、電源の一端とケース(大地)間のブレークオーバ電圧を他の箇所よ り低くすることによってサージ電圧印加時には放電ギャップ11で放電するもの である。
【0015】 この場合、商用電源ACとアース間には電子部品等の素子は介していないため 、部品の破壊を防止することができる。 また、過大なサージ電圧が印加された場合でも、所定値以上では他の部分が放 電する以前にこの箇所(放電ギャップ11)が放電するため、実用的には上限な しに耐えることができる。
【0016】 以下、具体的な構造について説明する。尚、本例の回路及び放電ギャップの絶 縁物の形状を除く基本的な構造は従来例と同様の非常灯として便宜上説明する。 図2は非常灯の電気部品を納装する金属ケース1の断面図を示し、従来と同様に 、金属ケース1はケース4とカバー5とで構成されている。ケース4の底面には 平板状の絶縁物12が配設されており、またプリント基板9の上面には各種電子 部品8が実装されている。
【0017】 図1に示すように、ケース4の底部から係止部13が切り起こし形成され、こ の係止部13によりプリント基板9を固定するようにしている。そして、プリン ト基板9の下面には銅箔部14を形成し、この銅箔部14と係止部13の上端面 とが接触するようにしている。従って、特別に電気的に接続する手間が不要とな っている。
【0018】 また、この銅箔部14と対向し、電源端子16の一端に接続された銅箔部15 をプリント基板9の下面に形成している。この両銅箔部14,15間を放電ギャ ップ11としている。尚、図1において、リード線17が電源端子16に半田1 8により接続されている。 図1(b)において、銅箔部14の中央の斜線部分は、ケース4の係止部13 の接触面を示している。また、銅箔部14内の2点鎖線内の閉面は、係止部13 の位置がずれる可能性のある範囲を表している。
【0019】 これに対して、銅箔部14は、2点鎖線の部分を包含するように形成し、放電 ギャップ11のブレークオーバ電圧を決める重要な要素である絶縁距離l1 を一 定に保つようにしている。 仮に、銅箔部14がなく、ケース4の係止部13と銅箔部15との間で放電ギ ャップ11を形成した場合、絶縁距離にバラツキが生じるため、略一定のブレー クオーバ電圧を得ることができず、短い場合は使用される電圧に絶えず感電等の 危険が生じる虞がある反面、逆の場合には、過大なサージ電圧でも放電せず、他 の箇所での電圧破壊が生じ、保護手段としては充分とは言えない。
【0020】 また、サージ電圧が繰り返し印加された場合、プリント基板9の銅箔部の圧入 が薄い(通常35μm)ため、消失することが考えられるが、銅箔部14,15 間の平行部分の距離l2 をある程度長く(目安として、l1 <l2 )することに よって、一部分の消失が生じても最短距離l1 は一定であり、ブレークオーバ電 圧を安定的に確保することができる。
【0021】 (実施例2) 図4に実施例2を示す。本実施例では、先の実施例に対して放電ギャップ11 を形成する部分に、空隙を設けるためのスリット19を追加したものである。ス リット19がない場合は、電子機器の使用環境によって、例えば、湿度などでブ レークオーバ電圧が大きく変化する場合が考えられる。
【0022】 また、繰り返しサージ電圧が印加された場合でスリットがない時は、放電ギャ ップ11のプリント基板9の表面に炭化物が生成され、ブレークオーバが変化す る可能性があるためスリット19によってその影響を最小限にして、安定な特性 が得られる点で更に良い例である。 (実施例3) 実施例3を図5に示す。本実施例では、先の実施例1,2に対して、銅箔部1 4,15の平行部分の距離l2 を小さくしたものである。これにより、実装密度 を高くすることができ、小型化に寄与できる例である。
【0023】 本実施例では、銅箔部14,15上に半田層20を形成することにより、繰り 返しサージ電圧印加による銅箔の消失を防止するものである。この実施例では、 l2 を短かくしているが、係止部13の位置バラツキを考慮して接触できる寸法 に設定している。 また、本実施例では、導体の厚みを上げるために、半田を用いたが、別のもの で、導電体であれば何でも良い。
【0024】 上記各実施例1〜3では、便宜上、1種類の形状を用いて説明したが、この形 状に限るものではないことは言うまでもない。
【0025】
【考案の効果】
本考案は上述のように、金属ケースに複数の電子部品を搭載したプリント基板 を収納するようにした電気部品の取付構造において、上記金属ケースの一部にプ リント基板を固定する係止部を形成し、プリント基板の下面に上記係止部と接触 する第1の導電部を形成し、この第1の導電部に対向し電源の一端に接続されて 第1の導電部と放電ギャップを形成する第2の導電部を形成し、両導電部の距離 を略一定に保つ上記放電ギャップを他の箇所のブレークオーバ電圧より低く設定 したものであるから、過大なサージ電圧を印加しても電子機器の故障を確実に、 しかも感電等の危険もなく保護することができる。また、特別な素子や新たな部 品を用いることもなく小型で、安価な電子機器を提供することができる。このよ うに、電子機器の小型化を損なわず、安価な方法で信頼性の高いコモンモードサ ージを保護することができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案の実施例の断面図である。
(b)は同上の平面図である。
【図2】同上の金属ケースの断面図である。
【図3】同上の本考案を適用した非常灯の回路図であ
る。
【図4】(a)は同上の実施例2の断面図である。
(b)は同上の平面図である。
【図5】(a)は同上の実施例3の断面図である。
(b)は同上の平面図である。
【図6】従来例の非常灯の回路図である。
【図7】従来例の金属ケースの斜視図である。
【図8】従来例の金属ケースの断面図である。
【図9】他の従来例の非常灯の回路図である。
【符号の説明】
1 金属ケース 8 電子部品 9 プリント基板 11 放電ギャップ 13 係止部 14 銅箔部 15 銅箔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ケースに複数の電子部品を搭載した
    プリント基板を収納するようにした電気部品の取付構造
    において、上記金属ケースの一部にプリント基板を固定
    する係止部を形成し、プリント基板の下面に上記係止部
    と接触する第1の導電部を形成し、この第1の導電部に
    対向し電源の一端に接続されて第1の導電部と放電ギャ
    ップを形成する第2の導電部を形成し、両導電部の距離
    を略一定に保つ上記放電ギャップを他の箇所のブレーク
    オーバ電圧より低く設定したことを特徴とする電気部品
    の取付構造。
JP8590892U 1992-12-15 1992-12-15 電気部品の取付構造 Withdrawn JPH0652182U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007142173A1 (ja) * 2006-06-07 2007-12-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 車載用電子装置およびそれを搭載する車両
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