JPH0652298B2 - Nmr用コイル - Google Patents
Nmr用コイルInfo
- Publication number
- JPH0652298B2 JPH0652298B2 JP61190278A JP19027886A JPH0652298B2 JP H0652298 B2 JPH0652298 B2 JP H0652298B2 JP 61190278 A JP61190278 A JP 61190278A JP 19027886 A JP19027886 A JP 19027886A JP H0652298 B2 JPH0652298 B2 JP H0652298B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- nmr
- coils
- arc
- magnetic field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サンプルが装填される円筒空間の外周に2組
のコイルを同心円筒上に配置してなるNMR(核磁気共
鳴)用コイルに関する。
のコイルを同心円筒上に配置してなるNMR(核磁気共
鳴)用コイルに関する。
〔従来の技術〕 第4図はNMR用コイルの構成例を示す図、第5図は従
来のNMR用コイルの形状例を示す図である。図中、1
1と12はコイル、13は観測用端子、14は照射用端
子、15はロック用端子、16と17はボビンを示す。
来のNMR用コイルの形状例を示す図である。図中、1
1と12はコイル、13は観測用端子、14は照射用端
子、15はロック用端子、16と17はボビンを示す。
核スピン系を外部静磁場H0の中におくと、核磁化M
0は、静磁場H0の周りに ω0=γH0……(1) のラーモア周波数で歳差運動する。ここで、γは磁気角
運動量比と呼ばれ、それぞれの磁性核に固有な定数であ
る。NMR(核磁気共鳴)では、このラーモア周波数と
同じ周波数で静磁場H0に垂直な面内で回転する高周波
磁場(ラジオ波)を加えると、共鳴が起こって高周波磁
場からエネルギーが吸収される。そこで、NMR装置で
は、一定磁場内にサンプルをおき、RF発振器からNM
R用コイルに共鳴周波数を与えて高周波磁場を発生さ
せ、共鳴によって吸収されるエネルギーを検出する。
0は、静磁場H0の周りに ω0=γH0……(1) のラーモア周波数で歳差運動する。ここで、γは磁気角
運動量比と呼ばれ、それぞれの磁性核に固有な定数であ
る。NMR(核磁気共鳴)では、このラーモア周波数と
同じ周波数で静磁場H0に垂直な面内で回転する高周波
磁場(ラジオ波)を加えると、共鳴が起こって高周波磁
場からエネルギーが吸収される。そこで、NMR装置で
は、一定磁場内にサンプルをおき、RF発振器からNM
R用コイルに共鳴周波数を与えて高周波磁場を発生さ
せ、共鳴によって吸収されるエネルギーを検出する。
NMR装置では、第4図に示すようにNMR用コイルと
して2つのコイル11及びコイル12を備えている。そ
して、それぞれコイル11を観測用として観測用端子1
3に接続し、コイル12を高周波磁場の照射用とNMR
ロック用として照射用端子14及びロック用端子15に
接続している。このNMR用コイルは、第5図に示すよ
うに相互に適度な距離を保つようにして同心円筒のボビ
ン16、17を配置し、これらにRF磁界の方向が直交
する(円筒空間の軸方向をZ軸、円筒空間の断面をXY
平面とすると、コイル11のRF磁界をX方向、コイル
12のRF磁界をY方向とする)ようにそれぞれのコイ
ル11及びコイル12を配置している。
して2つのコイル11及びコイル12を備えている。そ
して、それぞれコイル11を観測用として観測用端子1
3に接続し、コイル12を高周波磁場の照射用とNMR
ロック用として照射用端子14及びロック用端子15に
接続している。このNMR用コイルは、第5図に示すよ
うに相互に適度な距離を保つようにして同心円筒のボビ
ン16、17を配置し、これらにRF磁界の方向が直交
する(円筒空間の軸方向をZ軸、円筒空間の断面をXY
平面とすると、コイル11のRF磁界をX方向、コイル
12のRF磁界をY方向とする)ようにそれぞれのコイ
ル11及びコイル12を配置している。
また、図示しないが、NMR用コイルの形状として第5
図に示すボビン16、17を共通にしてその内側と外側
にそれぞれコイル11及びコイル12を配置するものも
ある。
図に示すボビン16、17を共通にしてその内側と外側
にそれぞれコイル11及びコイル12を配置するものも
ある。
NMR共鳴信号は、サンプルに近ければそれだけ強い信
号が検出できる。しかし、基本的な形状としてヘルムホ
ルツ(馬蹄)型を採用しているため、コイル11とコイ
ル12とをあまり近接して配置すると、第5図(b)から
明らかなように円筒断面に沿って配置される円弧形のア
ークコイル部では、相互の電磁結合がかなり強くなって
しまうため、最も重視される観測側の共鳴信号がコイル
12に吸収され、感度低下をもたらすという問題が生じ
る。
号が検出できる。しかし、基本的な形状としてヘルムホ
ルツ(馬蹄)型を採用しているため、コイル11とコイ
ル12とをあまり近接して配置すると、第5図(b)から
明らかなように円筒断面に沿って配置される円弧形のア
ークコイル部では、相互の電磁結合がかなり強くなって
しまうため、最も重視される観測側の共鳴信号がコイル
12に吸収され、感度低下をもたらすという問題が生じ
る。
そこで従来は、第5図に示すようにボビン16と17と
の径の差を大きくすることによって前記の問題の改善を
図っている。しかし、この場合、相互に離す距離が無視
できなくなる。なぜなら、コイル11とコイル12との
間で相互に離す距離を大きくすればするほどコイル12
により検出される共鳴信号の強度が弱まり、照射、NM
Rロックの効率低下を引き起こし前記とは別の問題が生
じる。従って、この距離は、極端に大きくとれない。
の径の差を大きくすることによって前記の問題の改善を
図っている。しかし、この場合、相互に離す距離が無視
できなくなる。なぜなら、コイル11とコイル12との
間で相互に離す距離を大きくすればするほどコイル12
により検出される共鳴信号の強度が弱まり、照射、NM
Rロックの効率低下を引き起こし前記とは別の問題が生
じる。従って、この距離は、極端に大きくとれない。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、コイ
ル11及びコイル12のアークコイル部における相互の
電磁結合をなくし、相互に近接配置できるNMR用コイ
ルを提供することを目的とするものである。
ル11及びコイル12のアークコイル部における相互の
電磁結合をなくし、相互に近接配置できるNMR用コイ
ルを提供することを目的とするものである。
そのために本発明は、サンプルが装填される円筒空間の
外周に、円弧形のアークコイル部と軸に平行な軸方向コ
イル部とにより構成されRF磁場を発生させる2組のコ
イルを同心円筒上に配置してなるNMR用コイルにおい
て、前記RF磁場を発生させる2組のコイルの軸方向コ
イル部より上方と下方にシールド環を分割し、それぞれ
のシールド環をアークコイル部間に挟み込むように配置
したことを特徴とするものである。
外周に、円弧形のアークコイル部と軸に平行な軸方向コ
イル部とにより構成されRF磁場を発生させる2組のコ
イルを同心円筒上に配置してなるNMR用コイルにおい
て、前記RF磁場を発生させる2組のコイルの軸方向コ
イル部より上方と下方にシールド環を分割し、それぞれ
のシールド環をアークコイル部間に挟み込むように配置
したことを特徴とするものである。
本発明のNMR用コイルでは、シールド環が2組のコイ
ルのアークコイル部間に挟み込まれるので、両コイルを
近接して配置しても電磁結合がなくなり、観測側の共鳴
信号が照射/ロック用のコイルに吸収されて感度低下を
もたらすことがなくなる。また、照射/ロック用のコイ
ルをサンプルの近くに配置しても観測用のコイルとの電
磁結合が遮断でき、共鳴信号の強度が弱まることもなく
なるので、照射、NMRロックの効率低下を防止するこ
とができる。
ルのアークコイル部間に挟み込まれるので、両コイルを
近接して配置しても電磁結合がなくなり、観測側の共鳴
信号が照射/ロック用のコイルに吸収されて感度低下を
もたらすことがなくなる。また、照射/ロック用のコイ
ルをサンプルの近くに配置しても観測用のコイルとの電
磁結合が遮断でき、共鳴信号の強度が弱まることもなく
なるので、照射、NMRロックの効率低下を防止するこ
とができる。
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係るNMR用コイルの1実施例を示す
図、第2図は本発明に係るNMR用コイルの回路図、第
3図はシールド環の他の実施例を示す図である。図中、
1と3はボビン、2はシールド環、4と5はコイルを示
す。
図、第2図は本発明に係るNMR用コイルの回路図、第
3図はシールド環の他の実施例を示す図である。図中、
1と3はボビン、2はシールド環、4と5はコイルを示
す。
本発明に係るNMR用コイルは、第1図に示すように同
心円筒のボビン1、3を配置し、これらにRF磁界の方
向が直交する(円筒空間の軸方向をZ軸、円筒空間の断
面をXY平面とすると、コイル4のRF磁界をX方向、
コイル5のRF磁界をY方向とする)ようにそれぞれの
コイル4及びコイル5を配置する。そして、コイル4及
びコイル5のアークコイル部が相対する部分のボビン
1、3間にシールド環2を挟み込むようにしたものであ
る。その横断面図(平面図)が第1図(a)、斜視図が第
1図(b)、縦断面図が第1図(c)であり、内側のコイル4
が観測用、外側のコイル5が照射/ロック用である。
心円筒のボビン1、3を配置し、これらにRF磁界の方
向が直交する(円筒空間の軸方向をZ軸、円筒空間の断
面をXY平面とすると、コイル4のRF磁界をX方向、
コイル5のRF磁界をY方向とする)ようにそれぞれの
コイル4及びコイル5を配置する。そして、コイル4及
びコイル5のアークコイル部が相対する部分のボビン
1、3間にシールド環2を挟み込むようにしたものであ
る。その横断面図(平面図)が第1図(a)、斜視図が第
1図(b)、縦断面図が第1図(c)であり、内側のコイル4
が観測用、外側のコイル5が照射/ロック用である。
第1図(b)、(c)に示すようにコイル4及びコイル5のア
ークコイル部と円筒空間の軸に平行な軸方向コイル部と
により形成される窓部をあけ、アークコイル部の間にシ
ールド環2を挟み込むことによって、アークコイル部の
間に電磁障壁を設けている。このため、両コイル4、5
を近接して配置しても相互で問題となる電磁結合をなく
すことができ、コイル5もコイル4との電磁結合を意識
することがないので、コイル4と同様にサンプルの近く
に配置することができる。
ークコイル部と円筒空間の軸に平行な軸方向コイル部と
により形成される窓部をあけ、アークコイル部の間にシ
ールド環2を挟み込むことによって、アークコイル部の
間に電磁障壁を設けている。このため、両コイル4、5
を近接して配置しても相互で問題となる電磁結合をなく
すことができ、コイル5もコイル4との電磁結合を意識
することがないので、コイル4と同様にサンプルの近く
に配置することができる。
コイル4、5のそれぞれのアークコイル部及び軸方向コ
イル部の関係を表すと第2図のようになる。この第2図
に示すようにアークコイル部の断面方向(Z)は、コイ
ル4、5のいずれもが同じ方向であるのに対して、軸方
向コイル部の断面方向(X,Y)は、それぞれが直交す
る方向である。本発明のNMR用コイルでは、この同じ
方向で電磁結合するアークコイル部の間に点線で示すシ
ールドを施したものである。なお、このシールドは、ア
ースしてもよいし、アースから浮かしてもよい。
イル部の関係を表すと第2図のようになる。この第2図
に示すようにアークコイル部の断面方向(Z)は、コイ
ル4、5のいずれもが同じ方向であるのに対して、軸方
向コイル部の断面方向(X,Y)は、それぞれが直交す
る方向である。本発明のNMR用コイルでは、この同じ
方向で電磁結合するアークコイル部の間に点線で示すシ
ールドを施したものである。なお、このシールドは、ア
ースしてもよいし、アースから浮かしてもよい。
また、シールド環2は、第2図に示すように円筒状のパ
イプでもよいが、相互のコイルのアークコイル部間で電
磁障壁の作用をするものであれば、第3図(a)に示すよ
うなパイプを半分に割った形状のものを用意してこれを
向き合わせるようにして使ってもよいし、第3図(b)に
示すような円盤型のものを使ってもよい。
イプでもよいが、相互のコイルのアークコイル部間で電
磁障壁の作用をするものであれば、第3図(a)に示すよ
うなパイプを半分に割った形状のものを用意してこれを
向き合わせるようにして使ってもよいし、第3図(b)に
示すような円盤型のものを使ってもよい。
シールド環としては、導電材料や金属、高分子材料等を
用いることができ、これらの材料を使ったフィルム状の
プリント板や、ガラス、セラミックに蒸着したもの、箔
状板をガラス、セラミック基材に張り付けたものでもよ
い。
用いることができ、これらの材料を使ったフィルム状の
プリント板や、ガラス、セラミックに蒸着したもの、箔
状板をガラス、セラミック基材に張り付けたものでもよ
い。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、観測
用コイルと照射/ロック用コイルとの間でアークコイル
部に起因する電磁結合を遮断するため、両コイル共にサ
ンプルに近接して配置できる。その結果、それぞれのコ
イルでのNMR共鳴信号の感度を高め、測定効率の向上
を図ることができる。特に、従来のNMR用コイルで
は、コイル相互間の電磁結合により共振波が数多く発生
するため、目的とする共振波の発生エネルギーを吸収す
る場合が多く、また、検出空間外の空間にある物質の信
号をピックアップし、スペクトラムの裾の広がりが大き
くしていた。しかし本発明によれば、シールド環を設
け、不要な共振波の減少を図ると共に、検出空間外から
の信号のピックアップを遮断するので、上記のような従
来のNMR用コイルによる問題が解消し、測定感度や測
定効率の向上を図ることができる。
用コイルと照射/ロック用コイルとの間でアークコイル
部に起因する電磁結合を遮断するため、両コイル共にサ
ンプルに近接して配置できる。その結果、それぞれのコ
イルでのNMR共鳴信号の感度を高め、測定効率の向上
を図ることができる。特に、従来のNMR用コイルで
は、コイル相互間の電磁結合により共振波が数多く発生
するため、目的とする共振波の発生エネルギーを吸収す
る場合が多く、また、検出空間外の空間にある物質の信
号をピックアップし、スペクトラムの裾の広がりが大き
くしていた。しかし本発明によれば、シールド環を設
け、不要な共振波の減少を図ると共に、検出空間外から
の信号のピックアップを遮断するので、上記のような従
来のNMR用コイルによる問題が解消し、測定感度や測
定効率の向上を図ることができる。
第1図は本発明に係るNMR用コイルの1実施例を示す
図、第2図は本発明に係るNMR用コイルの回路図、第
3図はシールド環の他の実施例を示す図、第4図はNM
R用コイルの構成例を示す図、第5図は従来のNMR用
コイルの形状例を示す図である。 1と3…ボビン、2…シールド環、4と5…コイル。
図、第2図は本発明に係るNMR用コイルの回路図、第
3図はシールド環の他の実施例を示す図、第4図はNM
R用コイルの構成例を示す図、第5図は従来のNMR用
コイルの形状例を示す図である。 1と3…ボビン、2…シールド環、4と5…コイル。
Claims (1)
- 【請求項1】サンプルが装填される円筒空間の外周に、
円弧形のアークコイル部と軸に平行な軸方向コイル部と
により構成されRF磁場を発生させる2組のコイルを同
心円筒上に配置してなるNMR用コイルにおいて、前記
RF磁場を発生させる2組のコイルの軸方向コイル部よ
り上方と下方にシールド環を分割し、それぞれのシール
ド環をアークコイル部間に挟み込むように配置したこと
を特徴とするNMR用コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61190278A JPH0652298B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | Nmr用コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61190278A JPH0652298B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | Nmr用コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6345549A JPS6345549A (ja) | 1988-02-26 |
| JPH0652298B2 true JPH0652298B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=16255501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61190278A Expired - Fee Related JPH0652298B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | Nmr用コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652298B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0722576B2 (ja) * | 1988-04-11 | 1995-03-15 | 三菱電機株式会社 | 磁気共鳴装置 |
| JP2002085373A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-26 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | コイル間電磁結合抑制方法、直交コイル、mri装置および直交コイルの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4642569A (en) * | 1983-12-16 | 1987-02-10 | General Electric Company | Shield for decoupling RF and gradient coils in an NMR apparatus |
-
1986
- 1986-08-13 JP JP61190278A patent/JPH0652298B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6345549A (ja) | 1988-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |