JPH065267B2 - ジヨセフソン接合高感度磁束計 - Google Patents
ジヨセフソン接合高感度磁束計Info
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- JPH065267B2 JPH065267B2 JP59155058A JP15505884A JPH065267B2 JP H065267 B2 JPH065267 B2 JP H065267B2 JP 59155058 A JP59155058 A JP 59155058A JP 15505884 A JP15505884 A JP 15505884A JP H065267 B2 JPH065267 B2 JP H065267B2
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- Japan
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- superconducting
- squid
- input
- output
- loop
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- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はジョセフソン接合を有する高感度磁束計に関す
る。
る。
(従来の技術) ジョセフソン効果を応用した磁束計SQUID(superco
nducting quantum interference device)は高感度かつ
応答が極めて速いという特徴を有し、高精度測定および
高感度測定が要求される分野に使用されている。例え
ば、人体から発生する微弱磁界信号の検出がSQUID
磁束計によって可能になった。また、油田層の存在や高
温水層の探査等地質的な調査を精度よく行うことが可能
となった。
nducting quantum interference device)は高感度かつ
応答が極めて速いという特徴を有し、高精度測定および
高感度測定が要求される分野に使用されている。例え
ば、人体から発生する微弱磁界信号の検出がSQUID
磁束計によって可能になった。また、油田層の存在や高
温水層の探査等地質的な調査を精度よく行うことが可能
となった。
SQUIDとしては、今日第2図に示されるようなRF
−SQUIDと第3図に示されるようなDC−SQUI
Dとが知られている。
−SQUIDと第3図に示されるようなDC−SQUI
Dとが知られている。
DC−SQUIDは動作バイアス電圧の最適化が可能で
あり、RF−SQUIDと比較して高感度であるが、人
体等の帯電電荷により容易に破損してしまうという欠点
があり、実際にはRF−SQUIDのみが実用されてい
る。第2図に示されるRF−SQUIDにおいて、各超
伝導ループ50、51の自己インダクタンスをLとし、
超伝導ループ50および51を流れる電流をI1および
I2とし、超伝導ループ50および51に与えられる外
部磁束をそれぞれΦe1およびΦe2とし、超伝導ループ5
0および51の内部磁束をそれぞれΦ1およびΦ2とし、
さらにジョセフソン接合52の臨界電流値をImとする
と、第2図に示されたRF−SQUIDの動作を表わす
方程式は で与えられる。ここで は単位磁束量子を表わす。
あり、RF−SQUIDと比較して高感度であるが、人
体等の帯電電荷により容易に破損してしまうという欠点
があり、実際にはRF−SQUIDのみが実用されてい
る。第2図に示されるRF−SQUIDにおいて、各超
伝導ループ50、51の自己インダクタンスをLとし、
超伝導ループ50および51を流れる電流をI1および
I2とし、超伝導ループ50および51に与えられる外
部磁束をそれぞれΦe1およびΦe2とし、超伝導ループ5
0および51の内部磁束をそれぞれΦ1およびΦ2とし、
さらにジョセフソン接合52の臨界電流値をImとする
と、第2図に示されたRF−SQUIDの動作を表わす
方程式は で与えられる。ここで は単位磁束量子を表わす。
第5図に第2図に示されるRF−SQUIDにおける励
起外部磁束Φe=(Φe1−Φe2)/2に対する内部磁束
Φ1の関係を示す。曲線A、Bは異なる臨界電流値IM
に対するものであるが、雑音の理論によると第5図の曲
線Bの場合が動作点における入力磁束対出力磁束の比が
最大であり最高感度を得ることができる。曲線Bは Φ0=2πLIM (2) の時に実現される。
起外部磁束Φe=(Φe1−Φe2)/2に対する内部磁束
Φ1の関係を示す。曲線A、Bは異なる臨界電流値IM
に対するものであるが、雑音の理論によると第5図の曲
線Bの場合が動作点における入力磁束対出力磁束の比が
最大であり最高感度を得ることができる。曲線Bは Φ0=2πLIM (2) の時に実現される。
第2図に示されるRF−SQUID磁束計の一例が特願
昭57−225633号明細書に記載されている。この
明細書に記載されるRF−SQUIDは、絶縁体薄膜と
超伝導体薄膜とを積層する薄膜積層技術によって形成さ
れており、ジョセフソン接合は弱結合によって達成され
ている。この薄膜型のRF−SQUID素子は、従来の
ポイントコンタクト形式のものと比較して大量生産の可
能性をひめている。
昭57−225633号明細書に記載されている。この
明細書に記載されるRF−SQUIDは、絶縁体薄膜と
超伝導体薄膜とを積層する薄膜積層技術によって形成さ
れており、ジョセフソン接合は弱結合によって達成され
ている。この薄膜型のRF−SQUID素子は、従来の
ポイントコンタクト形式のものと比較して大量生産の可
能性をひめている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したようにジョセフソン接合の臨界電流値は第(2)
式を満たすように設定されることが、最高感度を得るた
めの条件とされるが、従来のRF−SQUIDで第(2)
式の条件IM=Φ0/(2πL)を満足することは極め
て難しい。
式を満たすように設定されることが、最高感度を得るた
めの条件とされるが、従来のRF−SQUIDで第(2)
式の条件IM=Φ0/(2πL)を満足することは極め
て難しい。
例えば、上記特願昭明細書に記載されるような薄膜型の
SQUIDにおいては、薄膜によって形成された小さな
超伝導ループのインダクタンスの計算も実測も容易でな
く設定すべき値を正確に見い出すことができないという
問題もあるが、それよりも10μA程度の臨界電流値I
Mを正確に調整することが極めて難しいという問題が存
在する。
SQUIDにおいては、薄膜によって形成された小さな
超伝導ループのインダクタンスの計算も実測も容易でな
く設定すべき値を正確に見い出すことができないという
問題もあるが、それよりも10μA程度の臨界電流値I
Mを正確に調整することが極めて難しいという問題が存
在する。
ジョセフソン接合として弱結合を用いた場合弱結合部の
寸法が、所望の臨界電流値を得るために設計段階でまず
例えばはば0.5μm、厚さ150オングストローム、長
さ100オングストロームと決められ、さらに製造段階
で弱結合部の寸法の調節が行われるのが通常であるが、
実際には臨界電流値は第(2)式によって決まる予定値か
らはかなりへただった値となる。
寸法が、所望の臨界電流値を得るために設計段階でまず
例えばはば0.5μm、厚さ150オングストローム、長
さ100オングストロームと決められ、さらに製造段階
で弱結合部の寸法の調節が行われるのが通常であるが、
実際には臨界電流値は第(2)式によって決まる予定値か
らはかなりへただった値となる。
ジョセフソン接合として弱結合を用いた場合(他のジョ
セフソン接合に関しては言えない)例外的に一旦ジョセ
フソン接合を製造した後陽極酸化法によって臨界電流値
IMを調整することができるが、この場合においても、
陽極酸化時に同時に臨界電流値を測定することができ
ず、陽極酸化と臨界電流値の測定を交互に行う必要があ
り、陽極酸化と臨界電流値の測定を有限回(例えば30
回)繰り返しても予定値にならない場合が多い。それど
ころか逆に予定値よりも臨界電流値が小さくなりすぎて
失敗してしまう場合がある。陽極酸化法は臨界電流値I
Mを小さくすることのみが可能である。
セフソン接合に関しては言えない)例外的に一旦ジョセ
フソン接合を製造した後陽極酸化法によって臨界電流値
IMを調整することができるが、この場合においても、
陽極酸化時に同時に臨界電流値を測定することができ
ず、陽極酸化と臨界電流値の測定を交互に行う必要があ
り、陽極酸化と臨界電流値の測定を有限回(例えば30
回)繰り返しても予定値にならない場合が多い。それど
ころか逆に予定値よりも臨界電流値が小さくなりすぎて
失敗してしまう場合がある。陽極酸化法は臨界電流値I
Mを小さくすることのみが可能である。
従って、従来は磁束計動作時に液体ヘリウム温度を変化
させて臨界電流値IMを変化(臨界電流値は温度依存性
がある)して最高感度の条件第(2)式を満足させてい
た。しかしながら実用という観点から見れば液体ヘリウ
ム温度を変化させることは極めて厄介でありまたそのた
めの費用が必要とされ好ましくない。
させて臨界電流値IMを変化(臨界電流値は温度依存性
がある)して最高感度の条件第(2)式を満足させてい
た。しかしながら実用という観点から見れば液体ヘリウ
ム温度を変化させることは極めて厄介でありまたそのた
めの費用が必要とされ好ましくない。
本発明の目的は、上記問題を解決することにある。即
ち、第(2)式を満足する臨界電流値Imを容易に得るこ
とができ、最高感度の測定を容易に実現することのでき
るジョセフソン接合高感度磁束計を提供することにあ
る。
ち、第(2)式を満足する臨界電流値Imを容易に得るこ
とができ、最高感度の測定を容易に実現することのでき
るジョセフソン接合高感度磁束計を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明のジョセフソン接合高感度磁束計は、第1図に示
されるように、2つのジョセフソン接合1、2を有する
超伝導制御ループ3と、一つのジョセフソン接合1また
は2を共有する2つの超伝導入出力ループ4および5か
らなっており、超伝導制御ループ3にはこれと磁気トラ
ンス結合する制御線6が近接して配される。また、超伝
導入出力ループ4および5の少なくとも一方(図におい
ては両方)にはやはりこれと磁気トランス結合する入出
力線7が近接して配される。ここで磁気トランス結合と
は超伝導制御ループ3と制御線6および超伝導入出力ル
ープ4、5と入出力線7が磁界を介して磁気的に結合す
ることを意味する。
されるように、2つのジョセフソン接合1、2を有する
超伝導制御ループ3と、一つのジョセフソン接合1また
は2を共有する2つの超伝導入出力ループ4および5か
らなっており、超伝導制御ループ3にはこれと磁気トラ
ンス結合する制御線6が近接して配される。また、超伝
導入出力ループ4および5の少なくとも一方(図におい
ては両方)にはやはりこれと磁気トランス結合する入出
力線7が近接して配される。ここで磁気トランス結合と
は超伝導制御ループ3と制御線6および超伝導入出力ル
ープ4、5と入出力線7が磁界を介して磁気的に結合す
ることを意味する。
本発明の磁束計は第2図に示されるRF−SQUIDと
第3図に示されるDC−SQUIDとの中間的な構造を
有しているものと考えられる。このことは本発明の磁束
計はRF−SQUIDのジョセフソン結合をDC−SQ
UIDで置換した第4図に示される回路からII−Δ回路
網変換法則などの電気回路網変換によって得られること
からも明らかであり、従って本発明の磁束計をハイブリ
ット(Hybrid)SQUIDと呼ぶことができる。
第3図に示されるDC−SQUIDとの中間的な構造を
有しているものと考えられる。このことは本発明の磁束
計はRF−SQUIDのジョセフソン結合をDC−SQ
UIDで置換した第4図に示される回路からII−Δ回路
網変換法則などの電気回路網変換によって得られること
からも明らかであり、従って本発明の磁束計をハイブリ
ット(Hybrid)SQUIDと呼ぶことができる。
本発明のハイブリットSQUIDはRF−SQUIDと
DC−SQUIDの長所を兼ねそなえていて高感度でか
つ電荷による破損の問題もない。
DC−SQUIDの長所を兼ねそなえていて高感度でか
つ電荷による破損の問題もない。
(作用) 本発明のハイブリットSQUIDの特性は次式によって
記述される。
記述される。
Ψ1は第1b図に定義されている通りであり、Ψ1=Φ1
+(Φ3/2)である。またΦe3、Φ3は制御ループ3の
それぞれ外部磁場、内部磁場である。第6図に励起外部
磁束 Φe=(Φe1−Φe2)/2に対する内部磁束Ψ1の関係
を示す。本発明においては制御用の外部磁束Φe3を変化
させるだけでΨ1とΦeとの関係が様々に変化すること
がわかる。
+(Φ3/2)である。またΦe3、Φ3は制御ループ3の
それぞれ外部磁場、内部磁場である。第6図に励起外部
磁束 Φe=(Φe1−Φe2)/2に対する内部磁束Ψ1の関係
を示す。本発明においては制御用の外部磁束Φe3を変化
させるだけでΨ1とΦeとの関係が様々に変化すること
がわかる。
第(1)式と第(3)式とを比較すると が成立していることがわかる。
このことは第3図のDC−SQUIDにおいて I=I1+I2 =Imsin(θ+δ)+Imsin(θ−δ) =2Imcosδ・sinθ=IMsinθ (5) が成立することからわかるように第(4)式は典型的なD
C−SQUIDにおける臨界電流値の磁場による変調と
同じものである。
C−SQUIDにおける臨界電流値の磁場による変調と
同じものである。
本発明のハイブリットSQUIDはRF−SQUIDと
類似する形状を有しているのにDC−SQUID的働き
もしている。本発明の動作特性はRF−SQUIDとD
C−SQUIDとの中間的なものであることは実は第
(3)式においてすでに証明されている。
類似する形状を有しているのにDC−SQUID的働き
もしている。本発明の動作特性はRF−SQUIDとD
C−SQUIDとの中間的なものであることは実は第
(3)式においてすでに証明されている。
第7図に示されるように本発明においては可変抵抗53
を変化させるだけで、Φe3を変化させ第(3)式に従って
ジョセフソン接合の実効的な臨界電流を変化させること
ができ、第6図に示されるような種々の特性を得ること
ができる。第2図に示される従来のRF−SQUIDの
特性を変化させようとすると液体ヘリウムの温度を変え
るという厄介で費用のかかる手段を用いるしかない。
を変化させるだけで、Φe3を変化させ第(3)式に従って
ジョセフソン接合の実効的な臨界電流を変化させること
ができ、第6図に示されるような種々の特性を得ること
ができる。第2図に示される従来のRF−SQUIDの
特性を変化させようとすると液体ヘリウムの温度を変え
るという厄介で費用のかかる手段を用いるしかない。
本発明は第(4)式を満足するので第(2)式の条件は次のよ
うに書きなおすことができる。
うに書きなおすことができる。
これだと従来のRF−SQUIDの場合と事情が非常に
異なる。即ち、製造時においてはリソグラフィ、ドライ
・エッチング技術およびジョセフソン接合として弱結合
を使用する場合は陽極酸化法によって臨界電流Imを ImΦ0/(4πL)が満たされる適当な値に作って
おく。正確にIm=Φ0/(4πL)である必要はな
い。動作時に、Φe3を調整して第(6)式を満足させて最
高感度を得ることができる。Φe3を変化させるには第7
図の可変抵抗53を変化させるだけでよく、従来のRF
−SQUIDの場合のように液体ヘリウム温度を変化さ
せることなく最高感度の条件式第(6)式を満足させるこ
とができる。
異なる。即ち、製造時においてはリソグラフィ、ドライ
・エッチング技術およびジョセフソン接合として弱結合
を使用する場合は陽極酸化法によって臨界電流Imを ImΦ0/(4πL)が満たされる適当な値に作って
おく。正確にIm=Φ0/(4πL)である必要はな
い。動作時に、Φe3を調整して第(6)式を満足させて最
高感度を得ることができる。Φe3を変化させるには第7
図の可変抵抗53を変化させるだけでよく、従来のRF
−SQUIDの場合のように液体ヘリウム温度を変化さ
せることなく最高感度の条件式第(6)式を満足させるこ
とができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を説明する。第8図は第1図に示
された磁束計の実体構成を示す平面図である。
された磁束計の実体構成を示す平面図である。
2つのジョセフソン接合1、2を有する超伝導制御ルー
プ3はSiO2等の絶縁体基板上に設けられた第1の超伝導
薄膜11aとこの薄膜11a上に絶縁膜を介して設けら
れた第2の超伝導薄膜12aとを第3の超伝導薄膜13
a、13a′によって弱結合することにより形成されて
いる。2つの超伝導入出力ループ4、5は第1の超伝導
薄膜11b、11cと第2の超伝導薄膜12b、12c
とを第3の超伝導薄膜13b、13cによって結合する
ことによって形成されている。ジョセフソン接合を形成
する弱結合は、超伝導制御ループ3の弱接合と共用され
たものとなっている。制御ループ3に磁束を印加する制
御線6は第2の超伝導薄膜12dによって形成されてお
り、入出力ループ4、5との間で磁束の入出力を行う入
出力ループは交差する部分を除いて第1の超伝導薄膜1
1dによって形成されている。この実施例においては、
磁束計の構成が左右対称であり入出力信号が左右反対称
であるので、地磁気等の外部磁場の影響を受けにくい。
本磁束計においては磁束計を製造するのに4つのマスク
を必要とするが、これは制御ループを有さない従来の磁
束計の場合と全く同一であり、制御ループを付加しても
製造工程が複雑になることはない。なお超伝導薄膜の材
料としてはNb等、絶縁膜としては超伝導薄膜を酸化し
たもの等を使用できる。
プ3はSiO2等の絶縁体基板上に設けられた第1の超伝導
薄膜11aとこの薄膜11a上に絶縁膜を介して設けら
れた第2の超伝導薄膜12aとを第3の超伝導薄膜13
a、13a′によって弱結合することにより形成されて
いる。2つの超伝導入出力ループ4、5は第1の超伝導
薄膜11b、11cと第2の超伝導薄膜12b、12c
とを第3の超伝導薄膜13b、13cによって結合する
ことによって形成されている。ジョセフソン接合を形成
する弱結合は、超伝導制御ループ3の弱接合と共用され
たものとなっている。制御ループ3に磁束を印加する制
御線6は第2の超伝導薄膜12dによって形成されてお
り、入出力ループ4、5との間で磁束の入出力を行う入
出力ループは交差する部分を除いて第1の超伝導薄膜1
1dによって形成されている。この実施例においては、
磁束計の構成が左右対称であり入出力信号が左右反対称
であるので、地磁気等の外部磁場の影響を受けにくい。
本磁束計においては磁束計を製造するのに4つのマスク
を必要とするが、これは制御ループを有さない従来の磁
束計の場合と全く同一であり、制御ループを付加しても
製造工程が複雑になることはない。なお超伝導薄膜の材
料としてはNb等、絶縁膜としては超伝導薄膜を酸化し
たもの等を使用できる。
第9図は制御ループ3と入出力ループ4、5を制御線6
と入出力線7と別体に形成した場合の実施例の平面図で
あり、使用時に一体的に積層して使用するようにしたも
のである。図中符号は第8図と同じである。
と入出力線7と別体に形成した場合の実施例の平面図で
あり、使用時に一体的に積層して使用するようにしたも
のである。図中符号は第8図と同じである。
第10図は本発明の磁束計を使用する磁束測定装置の概
略図である。
略図である。
本発明の磁束計30の入出力線31の端子32と容量3
3とが並列に接続されており、これら入出力線31と容
量33とからなる並列共振回路はrf発振器34、rf検波
器35およびaf発振器42に接続されている。SW1が
開放していると、磁束計30の制御線36には直流電源
37によって直流電流が印加されるようになっている。
制御線36に流れる電流の値は可変抵抗38によって調
整され、実効的な臨界電流値IMが最適な値とされる。
磁束測定ピックアップコイル39の一端は磁束計30の
入出力ループ40に合わせてループ状に形成されてお
り、入出力ループ40上に設置される。
3とが並列に接続されており、これら入出力線31と容
量33とからなる並列共振回路はrf発振器34、rf検波
器35およびaf発振器42に接続されている。SW1が
開放していると、磁束計30の制御線36には直流電源
37によって直流電流が印加されるようになっている。
制御線36に流れる電流の値は可変抵抗38によって調
整され、実効的な臨界電流値IMが最適な値とされる。
磁束測定ピックアップコイル39の一端は磁束計30の
入出力ループ40に合わせてループ状に形成されてお
り、入出力ループ40上に設置される。
af発振器42とrf発振器34とによって入出力線を介し
てaf変調磁束が入出力ループ40に加えられると、位相
検波器41からはrf信号を測定磁束で微分した値が得ら
れる。即ち、従来のRF−SQUID用の制御測定回路
をそのまま使用することができる。
てaf変調磁束が入出力ループ40に加えられると、位相
検波器41からはrf信号を測定磁束で微分した値が得ら
れる。即ち、従来のRF−SQUID用の制御測定回路
をそのまま使用することができる。
SW1を閉じ、SW2をb側に切り換え、制御用ループ4
4にrf発振器43からの高周波信号を印加するように
し、位相検波器の基準入力としてrf発振器43の信号と
rf発振器34の信号との差周波信号f1−f2を使用する
と上述と全く同様にして測定を行うこができる。
4にrf発振器43からの高周波信号を印加するように
し、位相検波器の基準入力としてrf発振器43の信号と
rf発振器34の信号との差周波信号f1−f2を使用する
と上述と全く同様にして測定を行うこができる。
以下、本発明の別の実施例を説明する。第11図に記載
された実施例において、第1の超伝導入出力ループ4は
閉路a、b、c、aにより、第2の超伝導入出力ループ
5は閉路d、b、c、dにより形成されており、線路
b、cが第1および第2の超伝導入出力ループ4、5に
おいて共有されている。
された実施例において、第1の超伝導入出力ループ4は
閉路a、b、c、aにより、第2の超伝導入出力ループ
5は閉路d、b、c、dにより形成されており、線路
b、cが第1および第2の超伝導入出力ループ4、5に
おいて共有されている。
第12図の実施例においては、第1の超伝導入出力ルー
プ4は閉路a、b、c、aにより、第2の超伝導入出力
ループ5は閉路d、b、c、dにより、超伝導制御ルー
プ3は閉路a、b、c、d、aにより形成されている。
この実施例は、第11図の実施例をT−ブリッジ回路綱
変換することにより得られる。また、本実施例をブリッ
ジ−π回路綱変換すると、第1図に示された構成を得る
ことができる。
プ4は閉路a、b、c、aにより、第2の超伝導入出力
ループ5は閉路d、b、c、dにより、超伝導制御ルー
プ3は閉路a、b、c、d、aにより形成されている。
この実施例は、第11図の実施例をT−ブリッジ回路綱
変換することにより得られる。また、本実施例をブリッ
ジ−π回路綱変換すると、第1図に示された構成を得る
ことができる。
第13図の実施例はジョセフソン接合1、2を回路の外
周に設置するようにしたものであり、上記各実施例とは
全く内部磁束の量子化条件が異なる。第1の超伝導入出
力ループ4は閉路a、b、c、aにより、超伝導制御ル
ープ3は閉路a、c、d、aにより形成されている。
周に設置するようにしたものであり、上記各実施例とは
全く内部磁束の量子化条件が異なる。第1の超伝導入出
力ループ4は閉路a、b、c、aにより、超伝導制御ル
ープ3は閉路a、c、d、aにより形成されている。
第14図の実施例においては、第1の超伝導入出力ルー
プ4は閉路a、d、c、aから形成されており、第2の
超伝導入出力ループ5は閉路b、c、d、bから形成さ
れており、超伝導制御ループ3は閉路a、d、c、b、
aから形成されている。本実施例は第13図の実施例を
T−ブリッジ回路綱変換することにより得ることができ
る。
プ4は閉路a、d、c、aから形成されており、第2の
超伝導入出力ループ5は閉路b、c、d、bから形成さ
れており、超伝導制御ループ3は閉路a、d、c、b、
aから形成されている。本実施例は第13図の実施例を
T−ブリッジ回路綱変換することにより得ることができ
る。
第15図の実施例においては、第1の超伝導入出力ルー
プ4は閉路a、e、f、c、aから形成されており、第
2の超伝導入出力ループ5は閉路b、d、f、e、bか
ら形成されており、超伝導制御ループ3はa、b、d、
e、aから形成されている。本実施例は第14図の実施
例をブリッジ−Y回路綱変換することにより得ることが
できる。
プ4は閉路a、e、f、c、aから形成されており、第
2の超伝導入出力ループ5は閉路b、d、f、e、bか
ら形成されており、超伝導制御ループ3はa、b、d、
e、aから形成されている。本実施例は第14図の実施
例をブリッジ−Y回路綱変換することにより得ることが
できる。
なお、上記各実施例においては第1および第2の超伝導
入出力ループ4、5に入出力線7が近接して配された
が、第1および第2の超伝導入出力ループ4、5の一方
のみに入出力線7を近接して配しても磁束の測定は可能
である。
入出力ループ4、5に入出力線7が近接して配された
が、第1および第2の超伝導入出力ループ4、5の一方
のみに入出力線7を近接して配しても磁束の測定は可能
である。
さらに、ジョセフソン接合としても従来公知のいかなる
ものをも使用できる。
ものをも使用できる。
(発明の効果) 詳細に説明したように、本発明のSQUID高感度磁束
計では、動作時に、超伝導制御ループに印加するバイア
ス磁場を調整するだけで感度のピークを容易に実現でき
る。このことのために従来のRF−SQUIDとくらべ
て次のような長所を持っている。
計では、動作時に、超伝導制御ループに印加するバイア
ス磁場を調整するだけで感度のピークを容易に実現でき
る。このことのために従来のRF−SQUIDとくらべ
て次のような長所を持っている。
(1)陽極酸化法によるジョセフソン接合の臨界電流の調
整に対する厳しさが大巾に緩和され、製造歩留りが向上
し、薄膜本来の大量生産が可能となった。
整に対する厳しさが大巾に緩和され、製造歩留りが向上
し、薄膜本来の大量生産が可能となった。
(2)ジョセフソン製造の臨界電流が経年変化しても、従
来のような性能劣化や破損を意味しない。調整制御ルー
プ印加するバイアス磁束をずらせるだけで感度のピーク
を与える条件は完全に満足させることができ最高感度が
再現する。これは装置の寿命が長くなったことを意味し
ており、装置を常に最高感度で使用できることを意味し
ている。
来のような性能劣化や破損を意味しない。調整制御ルー
プ印加するバイアス磁束をずらせるだけで感度のピーク
を与える条件は完全に満足させることができ最高感度が
再現する。これは装置の寿命が長くなったことを意味し
ており、装置を常に最高感度で使用できることを意味し
ている。
(3)最高感度の点で動作させるには制御電源の可変抵抗
を変化させるだけでよく、従来のような液体ヘリウムの
温度を変化させるという、困難で金きかかることを実行
する必要がなくなった。
を変化させるだけでよく、従来のような液体ヘリウムの
温度を変化させるという、困難で金きかかることを実行
する必要がなくなった。
(4)弱結合以外の臨界電流値を製造後に変更しえないジ
ョセフソン接合をも使用することができる。
ョセフソン接合をも使用することができる。
第1a図および第1b図は本発明の実施例の概念図、 第2図は従来のRF−SQUIDを表わす図、 第3図は従来のDC−SQUIDを表わす図、 第4図はRF−SQUIDのジョセフソン接合をDC−
SQUIDで置き換えた場合の回路図、 第5図はRF−SQUIDの特性を表わすグラフ、 第6図は本発明のハイブリットSQUIDの特性を表わ
すグラフ、 第7図は本発明のハイブリットSQUIDの制御手段を
表わす図、 第8図および第9図は本発明の磁束計の実体構造の一例
を示す平面図、 第10図は本発明の磁束計に用いられる磁束測定装置の
概略図、 第11図ないし第15図はそれぞれ本発明の別の実施例
の概念図である。 1、2……ジョセフソン接合 3……超伝導制御ループ 4……第1の超伝導入出力ループ 5……第2の超伝導入出力ループ 6……制御線 7……入出力線
SQUIDで置き換えた場合の回路図、 第5図はRF−SQUIDの特性を表わすグラフ、 第6図は本発明のハイブリットSQUIDの特性を表わ
すグラフ、 第7図は本発明のハイブリットSQUIDの制御手段を
表わす図、 第8図および第9図は本発明の磁束計の実体構造の一例
を示す平面図、 第10図は本発明の磁束計に用いられる磁束測定装置の
概略図、 第11図ないし第15図はそれぞれ本発明の別の実施例
の概念図である。 1、2……ジョセフソン接合 3……超伝導制御ループ 4……第1の超伝導入出力ループ 5……第2の超伝導入出力ループ 6……制御線 7……入出力線
Claims (1)
- 【請求項1】2つのジョセフソン接合を有する超伝導制
御ループ、一方の前記ジョセフソン接合を前記制御ルー
プと共有する第1の超伝導入出力ループ、他方の前記ジ
ョセフソン接合を前記制御ループと共有する第2の超伝
導入出力ループ、および前記超伝導制御ループに近接し
て配され、前記超伝導制御ループと磁気トランス結合す
る制御線を備えてなるジョセフソン接合高感度磁束計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59155058A JPH065267B2 (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | ジヨセフソン接合高感度磁束計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59155058A JPH065267B2 (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | ジヨセフソン接合高感度磁束計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6134484A JPS6134484A (ja) | 1986-02-18 |
| JPH065267B2 true JPH065267B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=15597746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59155058A Expired - Lifetime JPH065267B2 (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | ジヨセフソン接合高感度磁束計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065267B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62188791A (ja) * | 1986-02-15 | 1987-08-18 | Nishimura Watanabe Chiyuushiyutsu Kenkyusho:Kk | Ni,Co,Zn,Cu,Mn及びCrの電解採取方法 |
-
1984
- 1984-07-25 JP JP59155058A patent/JPH065267B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6134484A (ja) | 1986-02-18 |
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