JPH0652942B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0652942B2
JPH0652942B2 JP62086824A JP8682487A JPH0652942B2 JP H0652942 B2 JPH0652942 B2 JP H0652942B2 JP 62086824 A JP62086824 A JP 62086824A JP 8682487 A JP8682487 A JP 8682487A JP H0652942 B2 JPH0652942 B2 JP H0652942B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録再生装置(以下VTRと記す)に係
り、特に映像輝度信号の記録規格を複数有するVTRに
好適な再生信号の記録規格を自動判別する回路に関す
る。
〔従来の技術〕
現在、家庭用VTRでは、輝度信号FM変調色度信号低
域変換方式により、映像信号の記録を行っている。VH
S規格では、輝度信号は搬送波周波数3.4MHz 〜4.4MHz
でFM変調され、色度信号は3.58MHz から0.629MHz に
低域変換されて磁気テープに記録される。このため、輝
度信号の伝送帯域には約3MHz で、水平解像度は240本程
度である。
水平解像度を改善し、画質を向上させる手段としては、
テレビジョン学会誌1986年5月号P36〜39の「1/2イン
チハイバンドVTR」で述べられているように、輝度信
号の搬送波周波数を高周波側にシフトさせるハイバンド
記録方式が挙げられる。この方式では、輝度信号の搬送
周波数シフトに伴い、輝度信号処理回路の特性を一部変
更する必要があり、一台のVTRで従来方式、ハイバン
ド方式の双方の記録再生を可能とするために、記録方式
に応じて輝度信号処理回路の一部をユーザーがスイッチ
で切り替えている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、再生時に再生信号の記録方式に応じ
た輝度信号処理回路の切り替えを、ユーザーが手動スイ
ッチの操作で行っており、また、記録方式の判別は、モ
ニター画面を見たユーザーの視覚判断で行なわれてい
た。つまり、再生時の輝度信号処理回路の切り替えが自
動化されておらず、操作の煩わしさがあった。
本発明の目的は、従来方式とハイバンド方式の双方の記
録再生が可能であるVTRにおいて、再生時に記録方式
を自動判別する手段を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、再生時に記録方式に応じて特性が切り替え
られる輝度信号処理回路、に達する以前の再生FM信号
を用いて記録方式を判別する判別回路を設け、必要に応
じてこの判別回路で判別に用いる信号をFM自動利得調
整回路(以下FMAGC回路と記す)通過後の信号と
し、また必要に応じてヘッドドラムの回転位相信号など
を用いて判別するタイミングをとり、判別回路での判別
結果に基づいて再生輝度信号処理回路を切り替えること
により達成される。
〔作用〕
判別回路において、再生時に記録方式に応じて特性が切
り替えられる輝度信号処理回路に達する以前の再生FM
信号を用いて記録方式を判別することにより、再生起動
時およびテープの途中で記録方式が替わった場合などで
も確実な判別処理ができる。また、FMAGC回路通過
後の再生FM信号を用いて記録方式を判別することによ
り、テープ,ヘッドの再生レベルのバラツキに関係なく
確実な判別処理ができる。また、ヘッドドラムの回転位
相信号などを用いて判別のタイミングをとることによ
り、サーチなどの特殊再生時にも確実な判別処理ができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図を用いながら説明する。
第2図は、磁気テープに記録される映像信号の周波数ア
ロケーションを示したものである。第2図(a)はVH
Sの従来方式の規格で、輝度信号(Y信号)は搬送波3.
4〜4.4MHzにFM変調され、色度信号(C信号)は副搬
送波が3.58MHzから0.629MHzに低域変換される。Y信号
の帯域は約3MHzとなる。本発明を適用するVTRで
は、これに加え第2図(b)に示すように、Y信号の搬
送波をたとえば5.5〜6.5MHzに設定した新しいハイバン
ド規格での記録再生も行なう。ただしC信号は従来方式
と同様の低域変換を行う。このハイバンド化により、Y
信号の低域は約2MHz広がり、解像度にして約160本の改
善が可能となる。
第3図は、本発明の記録系回路の実施例を示すブロック
図である。端子14から入力されたNTSC映像信号は、BPF1
5でC信号成分だけが取り出され、記録C信号処理回路1
6で低域変換され、LPE17で不要高周波成分が除去され
て、加算器18へ入力される。また、端子14からの入力信
号はC信号除去回路19へも加えられここでY信号だけが
抜き出され、記録Y信号処理回路20でFM変調され、HP
F22で前述の低域変換されたC信号と重なる周波数成分
が除去され、加算器18へ加えられる。ここでY信号とC
信号が周波数多重され、映像信号は記録増幅器23,ヘッ
ド2を介して磁気テープ1に記録される。なお、記録Y
信号処理回路20内のLPF,プリエンファシス回路,FM
変調回路等の特性は、端子21から入力されるユーザーが
任意に切り替えられる記録方式選択スイッチからの信号
により、従来方式又はハイバンド方式に切り替えられ
る。
次に、上記回路により記録された信号を再生する回路と
して、第1図にその実施例の回路ブロック図を示す。
ヘッド2により、磁気テープ1から読み出された信号は
プリアンプ3を通り、LPE4,スイッチ8,判別回路12へ
それぞれ入力される。まずLPF4では、C信号成分だけが
抜き出され、再生C信号処理回路5で副搬送波をもとの
3.58MHzにし、BPF6で不要周波数成分が除去され、加算
器7へ入力される。次に、スイッチ8では、後述する判
別回路12の出力により再生信号が従来記録の場合は、た
とえば第4図の特性24のような周波数特性をもつピーキ
ング回路9へ送られ、また、ハイバンド記録の場合は、
たとえば第4図特性25のような周波数特性をもつピーキ
ング回路10へ送られる。この後信号は再生Y信号処理回
路11を通り、加算器7へ入力され、前述のC信号と周波
数多重され、もとのNTSC映像信号として端子13から
出力される。なお、再生Y信号処理回路11の内、FM復
調回路、デエンファシス回路等の特性も、判別回路12の
出力により再生信号の記録方式に合わせて切り替える。
判別回路12では、前述のように再生信号の記録方式を判
別し、その結果をスイッチ8及び再生Y信号処理回路11
へ送り、記録方式に合わせて再生系の信号処理回路の特
性を自動的に切り替える。なお、記録方式の判別に、ピ
ーキング回路を通る前の再生信号を用いる理由は以下の
通りである。ピーキング回路9,10は、テープ,ヘッド系
で生じる低域強調,高域抑圧の伝送特性を補償するFM
等化の働きをしており、第4図に示したように、FM搬
送波の最高周波数付近を強調し下側帯波を抑圧する特性
をもつ。よって、本実施例ではピーキング回路10はピー
キング回路9に比べ、ピーキングの中心周波数が約2MH
z高周波側になっている。仮に記録方式の判別に、たと
えば再生Y信号処理回路11の入力信号のようにピーキン
グ回路通過後の信号を用いたとする。再生起動時にスイ
ッチ8が第1図に示した接続で、ハイバンド方式で記録
された信号が再生された場合、再生Y信号処理回路11の
入力信号は、搬送波より約2MHz離れた下側帯波成分が
搬送波に対して異常に強調されるため、判別回路ではこ
の下側帯波を搬送波と判断し、再生信号が従来方式で記
録されたものと誤判別してしまう。テープの途中で再生
信号の記録方式が従来方式からハイバンド方式に替わっ
た場合も、同様の事がおこり得る。このような判別回路
の誤判別を防止するため、本発明では第1図に示したよ
うに、ピーキング回路を通る前の再生信号を用いて記録
方式の判別を行なう。これにより、再生系のピーキング
回路,再生Y信号処理回路の動作状態に関係なく、確実
な判別が可能となる。
次に、再生系の回路で、判別回路への入力信号にFMA
GC回路の出力を用いた実施例を第5図に示す。
ヘッド2により読み出された信号はプリアンプ3で増幅
された後、LPF4へは前述の実施例と同様にこの時点で入
力されるが、スイッチ8,判別回路12へは、FMAGC
回路26で振幅を一定にした後入力される。これにより、
テープ及びヘッドの感度が変化し、再生信号の振幅が変
化しても判別回路への入力振幅は一定となり、確実な判
別が可能である。
また、前述の実施例ではスイッチ8でピーキング回路へ
の入力を切り替えたが、第6図に示すように、ピーキン
グ回路の出力をスイッチ8で切り替える構成としてもよ
い。
次に、判別回路12の具体的構成を説明する。第7図は判
別回路の一実施例を示す回路ブロック図である。再生信
号は端子27から入力され、BPF28及びBPF30へ送られる。
これらのBPFは、各記録方式でのFM輝度信号の搬送
波付近を抜き出すものである。
それぞれのBPFの出力は、信号レベル検波回路(以下
AMDETと記す)29,31へ送られる。AMDETでは
BPFを通過した信号レベルに比例した検波電圧を出力
する。
信号レベル検波回路(AMDET)29,31の出力は比較
器32へ加えられ、端子33には、再生信号がハイバンド方
式の場合はハイレベル,従来方式の場合はローレベルが
出力され、これが判別回路の出力となり、スイッチ8及
び再生Y信号処理回路11へ送られる。
なお、第6図に示した実施例の場合、スイッチ8がピー
キング回路の後に配置されているため、判別回路の構成
を第8図の回路ブロック図のようにしても、前述の判別
回路と同様の機能が得られる。これは、第7図に示した
判別回路における、BPFの機能をピーキング回路で代
用したもので判別回路の構成が簡略化できる。
次に、判別回路において、動作不良防止を行った場合の
実施例を第9図に示す。ホールドタイミング回路34は、
端子35から入力されるヘッドドラムの回転位相信号(以
下SW30信号と記す)又は水平同期信号をもとに、垂直同
期又は水平同期期間だけ、スイッチ36,38をオン状態に
する制御信号を発生する。これにより、スイッチ36,38
の出力に接続されたコンデンサ37,39には、垂直同期又
は水平同期期間の信号レベル検波回路(AMDET)2
9,31の出力電圧が保持される。これにより、映像信号の
映像内容の影響を受けることなく、安定した判別が可能
となる。
また、カードバンド記録されたテープをサーチ(高速再
生)する場合、ホールドタイミング回路34でSW30信号を
もとに、映像1フィールド内でノイズバンドとなる期間
はスイッチ36,38をオフ状態にする制御信号を発生させ
る。これにより、サーチ時のノイズバンド期間での制御
回路の動作不良(チャタリングなど)を防止する。
なお、サーチ時のノイズバンド期間での制御回路の動作
不良は、第10図に示す実施例によっても防止できる。端
子27から入力される再生信号は、サーチ時のノイズバン
ド期間ではその振幅がほぼノイズレベルまで減衰する。
そこで信号レベル検波回路(AMDET)40では、この
再生信号の振幅に比例した検波電圧を出力し、ホールド
タイミング回路34ではこの検波電圧をもとにノイズバン
ド期間を検出し、ノイズバンド期間はスイッチ36,38を
オフ状態にする制御信号を発生する。よってコンデンサ
37・39にはノイズバンド期間でも、ノイズバンドとなる
直前のAMDET29・31の検波電圧が保持されるので制
御回路の動作不良が防止できる。この実施例では、サー
チ時に映像1フィールド内でのノイズバンド期間が固定
されていなくとも、制御回路の動作不良が防止できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、VHS VTRにおいて、従来方式又はハイ
バンド方式で記録された信号を再生する場合、記録方式
に応じて特性が切り替えられる輝度信号処理回路に達す
る以前の再生FM信号を用いて、記録方式の自動判別を
行うことにより、再生起動時の回路の特性等に影響され
ずに記録方式の確実な自動判別ができる。
また、判別回路において必要なBPFを、FM等化を施
すためのピーキング回路によって代用することにより、
判別回路の構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第5図,第6図は本発明における再生系回路の
実施例を示すブロック図、第2図はVHS方式VTRの従
来規格,及び本発明における記録信号の周波数アロケー
ションを示す説明図、第3図は本発明における記録系回
路の実施例を示すブロック図、第4図は従来方式,及び
ハイバンド方式におけるピーキング回路の特性を示す説
明図、第7図,第8図,第9図,第10図は本発明におけ
る判別回路の実施例を示すブロック図である。 8……スイッチ、9,10……ピーキング回路、 11……再生Y信号処理回路、 12……判別回路、19……C信号除去回路、 20……記録Y信号処理回路、 26……FM自動利得調整回路、 28,30……BPF、 29,31……信号レベル検知回路、 32……比較器、 34……ホールドタイミング回路、 36,38……スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 美智雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 三浦 邦昭 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内 (56)参考文献 特開 昭62−293896(JP,A) 特開 昭59−81989(JP,A) 特開 昭61−281687(JP,A) 実開 昭62−5775(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも映像輝度信号を或る搬送波周波
    数のFM被変調信号(以下、第一のFM被変調信号とい
    う)となして磁気テープへ記録する第一の録画モード
    と、少なくとも映像輝度信号を第一の録画モードよりも
    高い搬送波周波数のFM被変調信号(以下、第二のFM
    被変調信号という)となして磁気テープへ記録する第二
    の録画モードと、を有し、かつ、これらの録画モードで
    記録されたFM被変調信号を前記磁気テープから再生す
    る場合、再生された前記FM被変調信号を処理する再生
    輝度信号処理回路のうち、一部の回路の特性を記録時の
    録画モードに合わせて変更するようにした磁気記録再生
    装置であって、 再生された前記FM被変調信号に対し、前記第一のFM
    被変調信号に応じたFM等化を施して出力する第一のピ
    ーキング回路と、再生された前記FM被変調信号に対
    し、前記第二のFM被変調信号に応じたFM等化を施し
    て出力する第二のピーキング回路と、前記第一のピーキ
    ング回路から出力された信号のレベルと前記第二のピー
    キング回路から出力された信号のレベルとを比較し、再
    生された前記FM被変調信号が前記第一のFM被変調信
    号であるか第二のFM被変調信号であるかを判別する判
    別回路と、前記第一のピーキング回路から出力されたF
    M被変調信号と前記第二のピーキング回路から出力され
    たFM被変調信号とを入力し、前記判別回路による判別
    結果に応じて何れか一方を選択し、前記再生輝度信号処
    理回路に出力する選択手段と、を具備して成り、前記判
    別回路による判別結果に応じて、前記再生輝度信号処理
    回路のうち、一部の回路の特性を変更するようにしたこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。
JP62086824A 1986-10-31 1987-04-10 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JPH0652942B2 (ja)

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EP92112073A EP0509563B1 (en) 1986-10-31 1987-10-28 Magnetic recording and reproducing apparatus
DE3752016T DE3752016T2 (de) 1986-10-31 1987-10-28 Magnetisches Aufzeichnungs- und Wiedergabegerät
US07/113,603 US4786986A (en) 1986-10-31 1987-10-28 Magnetic recording and reproducing apparatus
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5986014A (ja) * 1982-11-08 1984-05-18 Canon Inc 画角変化補正装置
JPH0636589B2 (ja) * 1985-05-20 1994-05-11 三洋電機株式会社 記録モ−ド判別切換回路
JPS625775U (ja) * 1985-06-25 1987-01-14

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