JPH0652965A - 内燃機関用スパークプラグ - Google Patents
内燃機関用スパークプラグInfo
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- JPH0652965A JPH0652965A JP20501592A JP20501592A JPH0652965A JP H0652965 A JPH0652965 A JP H0652965A JP 20501592 A JP20501592 A JP 20501592A JP 20501592 A JP20501592 A JP 20501592A JP H0652965 A JPH0652965 A JP H0652965A
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Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハウジングと碍子脚部との気密性が高くさら
に、耐熱性にも優れた気密部材の取付構造を有したスパ
ークプラグを提供することを目的とする。 【構成】 絶縁碍子10の保持部18構造をテーバ部1
8aと段差部18bとして、パッキン22をこの保持部
18およびハウジング20の当接部24とによって、挟
持させる構成としたので、燃焼室の熱よりパッキン22
を保護することができるとともに、パッキン22の厚さ
をはじめて厚くすることができたので、接触面積を大き
くさせ、気密性をも向上させることができた。
に、耐熱性にも優れた気密部材の取付構造を有したスパ
ークプラグを提供することを目的とする。 【構成】 絶縁碍子10の保持部18構造をテーバ部1
8aと段差部18bとして、パッキン22をこの保持部
18およびハウジング20の当接部24とによって、挟
持させる構成としたので、燃焼室の熱よりパッキン22
を保護することができるとともに、パッキン22の厚さ
をはじめて厚くすることができたので、接触面積を大き
くさせ、気密性をも向上させることができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のスパ−クプ
ラグに関するものである。
ラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスパークプラグは、図8の如く、
中心電極1を内包している絶縁碍子2の燃焼室に露出し
ている碍子脚部2aと、この絶縁碍子2を保持するハウ
ジング3との間の気密を保つためのパッキン4が挟持さ
れている。
中心電極1を内包している絶縁碍子2の燃焼室に露出し
ている碍子脚部2aと、この絶縁碍子2を保持するハウ
ジング3との間の気密を保つためのパッキン4が挟持さ
れている。
【0003】このパッキン4によって、絶縁碍子2とハ
ウジング3との間の気密を保っている。しかし、近年、
二輪や四輪のエンジン出力が上がり、スパークプラグの
熱害に対する影響が増すとともに、燃焼室の燃焼時の圧
力および温度が上昇傾向にあり、絶縁碍子2とハウジン
グ3との間の気密を保つためのパッキン4の耐熱性の向
上が望まれてきた。
ウジング3との間の気密を保っている。しかし、近年、
二輪や四輪のエンジン出力が上がり、スパークプラグの
熱害に対する影響が増すとともに、燃焼室の燃焼時の圧
力および温度が上昇傾向にあり、絶縁碍子2とハウジン
グ3との間の気密を保つためのパッキン4の耐熱性の向
上が望まれてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、図8の如く、図示しない燃焼室にパッキン4の側面
4aが露出した状態となっているため、例えば、パッキ
ン材料等を改良するなどして、パッキン自体によって、
燃焼室内の熱に対する耐熱性を向上させなくてはいけな
かった。
は、図8の如く、図示しない燃焼室にパッキン4の側面
4aが露出した状態となっているため、例えば、パッキ
ン材料等を改良するなどして、パッキン自体によって、
燃焼室内の熱に対する耐熱性を向上させなくてはいけな
かった。
【0005】しかし、このパッキンは、単に耐熱性の向
上だけでなく、さらには、絶縁碍子2とハウジング3と
の間の気密性をも十分満足させる必要があり、このよう
なパッキン材料を見出すことは、困難なことであった。
上だけでなく、さらには、絶縁碍子2とハウジング3と
の間の気密性をも十分満足させる必要があり、このよう
なパッキン材料を見出すことは、困難なことであった。
【0006】また、気密性を単に向上させようとする場
合には、パッキンの締めつけ圧力を上げることによっ
て、気密性自体は達成することができるが、パッキンの
締めつけ力を上げることは、碍子脚部2aおよびハウジ
ング3に多大な内部応力を内在させることになり、特に
ハウジングの耐久性に影響を与えてしまうという問題が
生じてしまう。
合には、パッキンの締めつけ圧力を上げることによっ
て、気密性自体は達成することができるが、パッキンの
締めつけ力を上げることは、碍子脚部2aおよびハウジ
ング3に多大な内部応力を内在させることになり、特に
ハウジングの耐久性に影響を与えてしまうという問題が
生じてしまう。
【0007】そこで、本発明では、ハウジングと碍子脚
部との気密性が高くさらに、耐熱性にも優れた気密部材
の取付構造を有したスパークプラグを提供することを目
的とする。
部との気密性が高くさらに、耐熱性にも優れた気密部材
の取付構造を有したスパークプラグを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、中心電極を内包する絶縁碍子と、該絶
縁碍子の外周表面に形成され、段差形状をなす保持部
と、中空形状をなし、前記絶縁碍子の前記保持部と当接
可能な当接部を内周表面に形成されたハウジングと、前
記ハウジングによって、前記絶縁碍子を保持する際にお
いて、前記絶縁碍子の前記保持部と前記ハウジングの前
記当接部との間隔が0より大きくかつ0.5mm以下と
なるように、前記絶縁碍子の保持部と前記ハンジングの
前記当接部との間に挟持される気密部材とからなる内燃
機関用スパークプラグを提供する。
に、本発明では、中心電極を内包する絶縁碍子と、該絶
縁碍子の外周表面に形成され、段差形状をなす保持部
と、中空形状をなし、前記絶縁碍子の前記保持部と当接
可能な当接部を内周表面に形成されたハウジングと、前
記ハウジングによって、前記絶縁碍子を保持する際にお
いて、前記絶縁碍子の前記保持部と前記ハウジングの前
記当接部との間隔が0より大きくかつ0.5mm以下と
なるように、前記絶縁碍子の保持部と前記ハンジングの
前記当接部との間に挟持される気密部材とからなる内燃
機関用スパークプラグを提供する。
【0009】
【作用】本発明では、絶縁碍子に段差形状をなす保持部
を絶縁碍子の外表面に形成したので、気密部材が保持部
の段差部分によって保持される。そのため、ハウジング
と絶縁碍子との間に挟持される気密部材が外気にさらさ
れる部分を、ハウジングの当接部と絶縁碍子の保持部と
の間隔である0.5mm以下という微小の間隔とするこ
とができ、気密部材が外気から受ける熱の面積を少なく
させることができる。よって、外気が高温であっても、
気密部材が劣化しないようにすることができる。
を絶縁碍子の外表面に形成したので、気密部材が保持部
の段差部分によって保持される。そのため、ハウジング
と絶縁碍子との間に挟持される気密部材が外気にさらさ
れる部分を、ハウジングの当接部と絶縁碍子の保持部と
の間隔である0.5mm以下という微小の間隔とするこ
とができ、気密部材が外気から受ける熱の面積を少なく
させることができる。よって、外気が高温であっても、
気密部材が劣化しないようにすることができる。
【0010】さらに、段差形状を有する保持部に気密部
材を保持したので、気密部材の厚みを厚くすることがで
き、従来と比べて、絶縁碍子と気密部材との接触面積を
大幅に大きくし、この接触面積に比例して、気密性もま
た向上させることができた。
材を保持したので、気密部材の厚みを厚くすることがで
き、従来と比べて、絶縁碍子と気密部材との接触面積を
大幅に大きくし、この接触面積に比例して、気密性もま
た向上させることができた。
【0011】
【発明の効果】本発明によって、気密性及び耐熱性にす
ぐれた気密部材を保持する構造を有する内燃機関用スパ
ークプラグを提供することができた。
ぐれた気密部材を保持する構造を有する内燃機関用スパ
ークプラグを提供することができた。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例のスパークプラ
グの断面構成図を示す。10はアルミナ磁器より成る絶
縁碍子である。この絶縁碍子10には、軸方向に軸穴1
0aが形成されている。そして、この軸穴10aには、
耐熱、耐食性を有する導電性金属で、例えばニッケル合
金よりなる中心電極12が内包され、その一端が図示し
ない燃焼室に露出される。また、この中心電極12の一
端12aには、ハウジング20に固定されている接地電
極21とともに、放電ギャップGを形成している。ま
た、中心電極12の他端12bには、導電性ガラスシー
ル層14を介して、炭素鋼からなる中軸16と電気的に
導通されている。さらに、絶縁碍子10の外周部には、
後述する保持部18が形成されている。
グの断面構成図を示す。10はアルミナ磁器より成る絶
縁碍子である。この絶縁碍子10には、軸方向に軸穴1
0aが形成されている。そして、この軸穴10aには、
耐熱、耐食性を有する導電性金属で、例えばニッケル合
金よりなる中心電極12が内包され、その一端が図示し
ない燃焼室に露出される。また、この中心電極12の一
端12aには、ハウジング20に固定されている接地電
極21とともに、放電ギャップGを形成している。ま
た、中心電極12の他端12bには、導電性ガラスシー
ル層14を介して、炭素鋼からなる中軸16と電気的に
導通されている。さらに、絶縁碍子10の外周部には、
後述する保持部18が形成されている。
【0013】20は、ハウジングで耐熱、耐食性のある
導電性金属で構成しており、絶縁碍子10を内包してい
る。そして、ハウジング20は、内周面に形成されると
ともに、絶縁碍子の保持部18に保持された気密部材で
あるパッキン22を介して当接する当接部24とかしめ
パッキン26を介したかしめ部28とによって、絶縁碍
子10を固定している。
導電性金属で構成しており、絶縁碍子10を内包してい
る。そして、ハウジング20は、内周面に形成されると
ともに、絶縁碍子の保持部18に保持された気密部材で
あるパッキン22を介して当接する当接部24とかしめ
パッキン26を介したかしめ部28とによって、絶縁碍
子10を固定している。
【0014】図2は、第1実施例の特徴部分である絶縁
碍子10とハウジング20との当接部分の拡大図を示
す。絶縁碍子10の外周面には、段差形状となった保持
部18が形成されている。この保持部18は、図2の如
く、絶縁碍子10の中段部10aと碍子脚部10bとの
境界部に形成されており、テーパ部18aと段部18b
とから構成されている。また、パッキン22は、絶縁碍
子10の保持部18とハウジング20との間に挟持され
ている。第1実施例では、保持部18の段差部18bの
高さhを0.8mm及びパッキン22が介在されている
際の絶縁碍子10の保持部18とハウジング20の当接
部24との間隔lは、0.1mmとした。
碍子10とハウジング20との当接部分の拡大図を示
す。絶縁碍子10の外周面には、段差形状となった保持
部18が形成されている。この保持部18は、図2の如
く、絶縁碍子10の中段部10aと碍子脚部10bとの
境界部に形成されており、テーパ部18aと段部18b
とから構成されている。また、パッキン22は、絶縁碍
子10の保持部18とハウジング20との間に挟持され
ている。第1実施例では、保持部18の段差部18bの
高さhを0.8mm及びパッキン22が介在されている
際の絶縁碍子10の保持部18とハウジング20の当接
部24との間隔lは、0.1mmとした。
【0015】次に、第1実施例の内燃機関用スパークプ
ラグの製造方法を述べる。第1実施例では、絶縁碍子1
0の母体10aの径をa、絶縁碍子10の保持部18の
段差部18bの高さをh、段差部18bの径をb、パッ
キン22の内径をc、パッキン22の外径をd、パッキ
ン22の厚さをt、ハウジング20の内径をeとした
時、以下の寸法条件とした。
ラグの製造方法を述べる。第1実施例では、絶縁碍子1
0の母体10aの径をa、絶縁碍子10の保持部18の
段差部18bの高さをh、段差部18bの径をb、パッ
キン22の内径をc、パッキン22の外径をd、パッキ
ン22の厚さをt、ハウジング20の内径をeとした
時、以下の寸法条件とした。
【0016】a=φ9.15mm b=φ7.2mm
h=0.8mm c=φ7.4mm d=φ9.1mm t=1.0mm e=φ9.
2mm 以上の形状を有する絶縁碍子10の保持部18、パッキ
ン22及びハウジング20を用意したのち、ハウジング
20内の当接部24にパッキン22を挿入し、その後、
絶縁碍子10をハウジング20内に挿入し、ハウジング
20内に絶縁碍子10を固定する。
h=0.8mm c=φ7.4mm d=φ9.1mm t=1.0mm e=φ9.
2mm 以上の形状を有する絶縁碍子10の保持部18、パッキ
ン22及びハウジング20を用意したのち、ハウジング
20内の当接部24にパッキン22を挿入し、その後、
絶縁碍子10をハウジング20内に挿入し、ハウジング
20内に絶縁碍子10を固定する。
【0017】図4は、ハウジング20内への絶縁碍子1
0の固定方法を示す説明図である。絶縁碍子10をハウ
ジング20内に固定するには、絶縁碍子10をハウジン
グ20内に挿入させ、絶縁碍子10の保持部18とハウ
ジング20の当接部24とをパッキン22を介して当接
させるとともに、かしめ部28にて、かしめパッキン2
6を介して、固定する。このかしめ部28による固定
は、図4に示す如く、ジグ30aをかしめ部28に当接
させ、さらにジグ30bをハウジング20の底面20b
に当接させ、ジグ30aおよびジグ30bを挟むように
することによって、かしめ部28をかしめる。さらに、
かしめ時においては、ハウジング20の調整部32に通
電加熱させながらかしめを進行させ、かしめ部28のか
しめが終了し次第、通電加熱を中止し、冷却させる。こ
の冷却によって、パッキン22がハウジング20の当接
部24と絶縁碍子10の保持部18とによって構成され
る空間内でさらに挟持され、この空間内においてパッキ
ン22が充填されることとなる。
0の固定方法を示す説明図である。絶縁碍子10をハウ
ジング20内に固定するには、絶縁碍子10をハウジン
グ20内に挿入させ、絶縁碍子10の保持部18とハウ
ジング20の当接部24とをパッキン22を介して当接
させるとともに、かしめ部28にて、かしめパッキン2
6を介して、固定する。このかしめ部28による固定
は、図4に示す如く、ジグ30aをかしめ部28に当接
させ、さらにジグ30bをハウジング20の底面20b
に当接させ、ジグ30aおよびジグ30bを挟むように
することによって、かしめ部28をかしめる。さらに、
かしめ時においては、ハウジング20の調整部32に通
電加熱させながらかしめを進行させ、かしめ部28のか
しめが終了し次第、通電加熱を中止し、冷却させる。こ
の冷却によって、パッキン22がハウジング20の当接
部24と絶縁碍子10の保持部18とによって構成され
る空間内でさらに挟持され、この空間内においてパッキ
ン22が充填されることとなる。
【0018】尚、絶縁碍子1の保持部18は、スパ−ク
プラグの成形、研削と同じく、同時に形成されるもので
ある。第1実施例によれば、パッキン22は、保持部1
8の段差部18bによって、図示しない燃焼室と隔離さ
れ、僅かに段差部18bと当接部24との隙間lだけが
燃焼室の熱にさらされるのみとなる。そのため、燃焼室
の温度が高温になったとしても、パッキン22は、段差
形状となった保持部18がない場合と比べて、非常に微
小な範囲のみが燃焼室の高温にさらされるだけでよいの
で、パッキン22全体が受ける熱が従来よりはるかに少
なくて済む。そのため、燃焼室の温度が例え非常に高温
であったとしても、従来の材質よりなるパッキン22で
あっても十分に耐えることができるのである。
プラグの成形、研削と同じく、同時に形成されるもので
ある。第1実施例によれば、パッキン22は、保持部1
8の段差部18bによって、図示しない燃焼室と隔離さ
れ、僅かに段差部18bと当接部24との隙間lだけが
燃焼室の熱にさらされるのみとなる。そのため、燃焼室
の温度が高温になったとしても、パッキン22は、段差
形状となった保持部18がない場合と比べて、非常に微
小な範囲のみが燃焼室の高温にさらされるだけでよいの
で、パッキン22全体が受ける熱が従来よりはるかに少
なくて済む。そのため、燃焼室の温度が例え非常に高温
であったとしても、従来の材質よりなるパッキン22で
あっても十分に耐えることができるのである。
【0019】図5は、第1実施例のスパークプラグのパ
ッキンと図9に示される従来のスパークプラグのパッキ
ンの場合との耐熱性を比較した比較図を示す。尚、従来
のスパークプラグの構成に採用されたパッキンの大きさ
と第1実施例に採用されたパッキンの大きさとは同一の
ものを使用した。また、耐熱性を示す数値は、火花点火
時期で示されている。
ッキンと図9に示される従来のスパークプラグのパッキ
ンの場合との耐熱性を比較した比較図を示す。尚、従来
のスパークプラグの構成に採用されたパッキンの大きさ
と第1実施例に採用されたパッキンの大きさとは同一の
ものを使用した。また、耐熱性を示す数値は、火花点火
時期で示されている。
【0020】図5より明らかなように、第1実施例を採
用することによって、上記理由の如く、耐熱性を大幅に
向上させることができた。以上のように、第1実施例で
は、段差形状となった保持部18を採用したことによ
り、外気からの熱影響は、隙間lの寸法に関係し、従来
の如くパッキンの厚みが厚い程、外気にさらされる面積
が大きくなり、耐熱性が劣化することがなくなった。
用することによって、上記理由の如く、耐熱性を大幅に
向上させることができた。以上のように、第1実施例で
は、段差形状となった保持部18を採用したことによ
り、外気からの熱影響は、隙間lの寸法に関係し、従来
の如くパッキンの厚みが厚い程、外気にさらされる面積
が大きくなり、耐熱性が劣化することがなくなった。
【0021】さらには、パッキン22の厚みを大きくす
ることがはじめてできたので、パッキンと絶縁碍子の保
持部およびパッキンとハウジングの当接部との密着面積
を大きくすることができ、より密着力の優れた構成とす
ることができた。
ることがはじめてできたので、パッキンと絶縁碍子の保
持部およびパッキンとハウジングの当接部との密着面積
を大きくすることができ、より密着力の優れた構成とす
ることができた。
【0022】さらにまた、第1実施例においては、保持
部18のテーパ部18a、段部18bおよび当接部24
によって構成されるほぼ閉ざされた空間内にパッキン2
2をを充填させることができるので、パッキン22の弾
性力を有効に絶縁碍子10とハウジング20との密閉力
に用いることができた。
部18のテーパ部18a、段部18bおよび当接部24
によって構成されるほぼ閉ざされた空間内にパッキン2
2をを充填させることができるので、パッキン22の弾
性力を有効に絶縁碍子10とハウジング20との密閉力
に用いることができた。
【0023】表1は、第1実施例のスパークプラグと従
来のスパークプラグ(図8参照)のそれぞれの場合の絶
縁碍子の保持部とパッキン及びハウジングの当接部とパ
ッキンとの密着面積を示す。尚、それぞれのパッキン厚
さも合わせて記載した。
来のスパークプラグ(図8参照)のそれぞれの場合の絶
縁碍子の保持部とパッキン及びハウジングの当接部とパ
ッキンとの密着面積を示す。尚、それぞれのパッキン厚
さも合わせて記載した。
【0024】(以下余白) 表1よりあきらかなように、第1実施例においては、従
来の比べてより大きな密着面積を得ることができたの
で、従来の比べて気密性の優れたパッキン保持構造を得
ることができたことがわかる。
来の比べてより大きな密着面積を得ることができたの
で、従来の比べて気密性の優れたパッキン保持構造を得
ることができたことがわかる。
【0025】さらにまた、図示しない燃焼室にさらされ
る絶縁碍子10の碍子脚部10bが高温になったとして
も、絶縁碍子10がパッキン22を介して、ハウジング
20と接触する接触面積が上述のように、従来の比べて
大きくすることができたので、熱が伝導しやすくなり、
絶縁碍子の耐熱性さらには、スパークプラグ自身の耐熱
性をも向上させることができた。
る絶縁碍子10の碍子脚部10bが高温になったとして
も、絶縁碍子10がパッキン22を介して、ハウジング
20と接触する接触面積が上述のように、従来の比べて
大きくすることができたので、熱が伝導しやすくなり、
絶縁碍子の耐熱性さらには、スパークプラグ自身の耐熱
性をも向上させることができた。
【0026】上記第1実施例においては、保持部18と
当接部24との隙間lを0.1mm、保持部18の段部
18bの高さを0.8mmとしたが、本発明はこの寸法
に限られるものではなく、他の寸法でもよい。以下、こ
の寸法に関して検討する。
当接部24との隙間lを0.1mm、保持部18の段部
18bの高さを0.8mmとしたが、本発明はこの寸法
に限られるものではなく、他の寸法でもよい。以下、こ
の寸法に関して検討する。
【0027】図6は、隙間lと耐熱性との関係を示す特
性図である。耐熱性を示す指標は、図5の耐熱性と同一
の指標を用いた。図6より明らかなように、隙間lは、
0.5mm以下の場合、高い耐熱性を得ることが分か
る。
性図である。耐熱性を示す指標は、図5の耐熱性と同一
の指標を用いた。図6より明らかなように、隙間lは、
0.5mm以下の場合、高い耐熱性を得ることが分か
る。
【0028】また、隙間lは、0である場合、絶縁碍子
の保持部とハウジングの当接部とが接触することにな
り、保持部または当接部の破損という問題が生じてしま
い好ましくない。
の保持部とハウジングの当接部とが接触することにな
り、保持部または当接部の破損という問題が生じてしま
い好ましくない。
【0029】図7は、同一組付け力に於ける、パッキン
初期厚さと組付け後のパッキン厚さに対する気密限界温
度及び気密洩れ量の関係を示す特性図である。ここで、
気密限界温度とは、洩れ量が1cc/分以上となる温度
とした。また、αを初期パッキン厚さ、βを組付け後の
パッキン厚さとした。
初期厚さと組付け後のパッキン厚さに対する気密限界温
度及び気密洩れ量の関係を示す特性図である。ここで、
気密限界温度とは、洩れ量が1cc/分以上となる温度
とした。また、αを初期パッキン厚さ、βを組付け後の
パッキン厚さとした。
【0030】図7より明らかなように、パッキン厚さを
厚くすることによって、気密限界温度が上昇し、洩れ量
も低下することができることが分かる。即ち、パッキン
厚さは、組付け後のパッキン厚さで、0.3mm、好ま
しくは、気密洩れ量を考慮すると、0.6mmがよいこ
とがわかる。
厚くすることによって、気密限界温度が上昇し、洩れ量
も低下することができることが分かる。即ち、パッキン
厚さは、組付け後のパッキン厚さで、0.3mm、好ま
しくは、気密洩れ量を考慮すると、0.6mmがよいこ
とがわかる。
【0031】しかし、パッキン厚さは、従来よりも厚く
することができれば、気密限界温度も気密洩れ量も向上
させることができるのであるから、従来よりもパッキン
厚さを厚くすることができる本発明の特徴部分である保
持部の段部hが少しでも形成してあればよいことが分か
る。しかしながら、段差部hの形成において、少なくと
も0.1mm以上でないと非常に製作が困難であり、
0.1mm以上が好ましい。
することができれば、気密限界温度も気密洩れ量も向上
させることができるのであるから、従来よりもパッキン
厚さを厚くすることができる本発明の特徴部分である保
持部の段部hが少しでも形成してあればよいことが分か
る。しかしながら、段差部hの形成において、少なくと
も0.1mm以上でないと非常に製作が困難であり、
0.1mm以上が好ましい。
【0032】以上のように、本発明においては、絶縁碍
子の保持部構造をテーバ部と段差部として、パッキンを
この保持部とハウジングの当接部とによって、挟持させ
る構成としたので、燃焼室の熱よりパッキンを保護する
ことができるとともに、パッキン厚さをはじめて厚くす
ることができたので、接触面積を大きくさせ、気密性を
も向上させることができた。さらには、接触面積を大き
くすることにより、ハウジングと絶縁碍子との接触面積
をも大きくしたことになり、絶縁碍子の熱を有効にハウ
ジングへ伝えることができた。
子の保持部構造をテーバ部と段差部として、パッキンを
この保持部とハウジングの当接部とによって、挟持させ
る構成としたので、燃焼室の熱よりパッキンを保護する
ことができるとともに、パッキン厚さをはじめて厚くす
ることができたので、接触面積を大きくさせ、気密性を
も向上させることができた。さらには、接触面積を大き
くすることにより、ハウジングと絶縁碍子との接触面積
をも大きくしたことになり、絶縁碍子の熱を有効にハウ
ジングへ伝えることができた。
【0033】尚、本発明における気密部材としては、使
用前の硬度がHv=100〜150である鉄、銅、ニッ
ケル等の金属パッキンであってもよい。
用前の硬度がHv=100〜150である鉄、銅、ニッ
ケル等の金属パッキンであってもよい。
【図1】本発明の第1実施例のスパークプラグの断面図
である。
である。
【図2】本発明のスパークプラグの絶縁碍子とハウジン
グとの当接部の拡大図である。
グとの当接部の拡大図である。
【図3】本発明のスパークプラグの絶縁碍子とハウジン
グとの寸法を示す説明図である。
グとの寸法を示す説明図である。
【図4】本発明のスパークプラグの組み立てを説明する
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明と従来のスパークプラグに対する耐熱性
を比較した比較図である。
を比較した比較図である。
【図6】本発明の隙間lに対するパッキンの耐熱性の関
係を示す関係図である。
係を示す関係図である。
【図7】パッキン厚さに対する気密限界温度及び気密洩
れ量との関係を示す関係図である。
れ量との関係を示す関係図である。
【図8】従来のスパークプラグにおける絶縁碍子とハウ
ジングとの当接部の拡大図である。
ジングとの当接部の拡大図である。
10 絶縁碍子 18 保持部 20 ハウジング 22 パッキン(気密部材) 24 当接部
Claims (1)
- 【請求項1】 中心電極を内包する絶縁碍子と、 該絶縁碍子の外周表面に形成され、段差形状をなす保持
部と、 中空形状をなし、前記絶縁碍子の前記保持部と当接可能
な当接部を内周表面に形成されたハウジングと、 前記ハウジングによって、前記絶縁碍子を固定する際に
おいて、前記絶縁碍子の前記保持部と前記ハウジングの
前記当接部との間隔が0より大きくかつ0.5mm以下
となるように、前記絶縁碍子の保持部と前記ハンジング
の前記当接部との間に挟持される気密部材とからなるこ
とを特徴とする内燃機関用スパークプラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20501592A JPH0652965A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 内燃機関用スパークプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20501592A JPH0652965A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 内燃機関用スパークプラグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0652965A true JPH0652965A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16500037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20501592A Pending JPH0652965A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 内燃機関用スパークプラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652965A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009039478A3 (en) * | 2007-09-21 | 2009-05-07 | Honeywell Int Inc | Spark plug structure for improved ignitability |
| JP2010027540A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| US7741763B2 (en) | 2006-08-29 | 2010-06-22 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| JP2015141781A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| DE102014215768A1 (de) | 2014-08-08 | 2016-02-11 | Robert Bosch Gmbh | Zündkerze mit verrundeter Kante der inneren Dichtscheibe |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP20501592A patent/JPH0652965A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7741763B2 (en) | 2006-08-29 | 2010-06-22 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| WO2009039478A3 (en) * | 2007-09-21 | 2009-05-07 | Honeywell Int Inc | Spark plug structure for improved ignitability |
| US8058785B2 (en) | 2007-09-21 | 2011-11-15 | Fran Group IP LLC | Spark plug structure for improved ignitability |
| JP2010027540A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
| JP2015141781A (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 日本特殊陶業株式会社 | スパークプラグ |
| DE102014215768A1 (de) | 2014-08-08 | 2016-02-11 | Robert Bosch Gmbh | Zündkerze mit verrundeter Kante der inneren Dichtscheibe |
| DE102014215768B4 (de) | 2014-08-08 | 2018-03-15 | Robert Bosch Gmbh | Zündkerze mit verrundeter Kante der inneren Dichtscheibe |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021126 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050819 |