JPH0652975A - セラミックヒーター及びそれを用いた石油気化器 - Google Patents
セラミックヒーター及びそれを用いた石油気化器Info
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- JPH0652975A JPH0652975A JP20350492A JP20350492A JPH0652975A JP H0652975 A JPH0652975 A JP H0652975A JP 20350492 A JP20350492 A JP 20350492A JP 20350492 A JP20350492 A JP 20350492A JP H0652975 A JPH0652975 A JP H0652975A
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- heating element
- ceramic heater
- glass layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】発熱体と外部との電気的絶縁が良好なセラミッ
クヒーターを提供することにある。また、漏電や発熱体
にショートの発生しない石油気化器を提供することにあ
る。 【構成】セラミックスから成る絶縁基体1の上面に、モ
リブデンシリサイドから成る発熱体4及び該発熱体4を
覆うガラス層9が被着されて成るセラミックヒーター3
であって、前記ガラス層9の上面に更にセラミックスか
ら成る絶縁板2が接合されている。
クヒーターを提供することにある。また、漏電や発熱体
にショートの発生しない石油気化器を提供することにあ
る。 【構成】セラミックスから成る絶縁基体1の上面に、モ
リブデンシリサイドから成る発熱体4及び該発熱体4を
覆うガラス層9が被着されて成るセラミックヒーター3
であって、前記ガラス層9の上面に更にセラミックスか
ら成る絶縁板2が接合されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックヒーターに
関し、より詳細には絶縁基体の表面に発熱体パターンが
被着形成されたセラミックヒーターの改良に関するもの
である。
関し、より詳細には絶縁基体の表面に発熱体パターンが
被着形成されたセラミックヒーターの改良に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来、セラミックヒーターは、例えば石油
ファンヒーター等に使用される石油気化器の熱源として
用いられている。
ファンヒーター等に使用される石油気化器の熱源として
用いられている。
【0003】この石油気化器は、例えばアルミニウム等
の金属から成る有底円筒状の気化用ポットと、該気化用
ポットの底部下面に取着されたセラミックヒーターとか
ら構成されており、前記気化用ポットの底部をセラミッ
クヒーターにより所定温度に加熱するとともに該気化用
ポットの底部上面に灯油等の石油を滴下することによっ
て、該滴下された石油を気化させる。
の金属から成る有底円筒状の気化用ポットと、該気化用
ポットの底部下面に取着されたセラミックヒーターとか
ら構成されており、前記気化用ポットの底部をセラミッ
クヒーターにより所定温度に加熱するとともに該気化用
ポットの底部上面に灯油等の石油を滴下することによっ
て、該滴下された石油を気化させる。
【0004】また、前記セラミックヒーターは、アルミ
ナセラミックス等のセラミックスから成る平板状の絶縁
基体の上面にモリブデンシリサイド等の抵抗体から成る
発熱体が被着されて成り、該発熱体に通電することによ
って該発熱体がジュール発熱し、これによりセラミック
ヒーターとしての所定温度に発熱する。
ナセラミックス等のセラミックスから成る平板状の絶縁
基体の上面にモリブデンシリサイド等の抵抗体から成る
発熱体が被着されて成り、該発熱体に通電することによ
って該発熱体がジュール発熱し、これによりセラミック
ヒーターとしての所定温度に発熱する。
【0005】尚、前記セラミックヒーターはその発熱体
が気化用ポットの底部と接触してショートするのを防止
するために、絶縁基体の上面に発熱体を覆うようにして
例えばホウ珪酸ガラス等の高融点ガラスから成るガラス
層が被着されている。
が気化用ポットの底部と接触してショートするのを防止
するために、絶縁基体の上面に発熱体を覆うようにして
例えばホウ珪酸ガラス等の高融点ガラスから成るガラス
層が被着されている。
【0006】また、前記ガラス層は発熱体が被着された
絶縁基体の上面に例えばホウ珪酸ガラス粉末から成るガ
ラスペーストを従来周知のスクリーン印刷法等の厚膜手
法を採用して印刷塗布するとともに約1000℃の温度
で焼き付けることによって絶縁基体上面に発熱体を覆う
ようにして被着される。
絶縁基体の上面に例えばホウ珪酸ガラス粉末から成るガ
ラスペーストを従来周知のスクリーン印刷法等の厚膜手
法を採用して印刷塗布するとともに約1000℃の温度
で焼き付けることによって絶縁基体上面に発熱体を覆う
ようにして被着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記セ
ラミックヒーターは通常、その絶縁基体上面に被着され
た発熱体が約20μmの厚みを有しており、その結果、
絶縁基体の上面と発熱体の上面との間には約20μmの
段差が形成される。このため、前記発熱体が被着された
絶縁基体の上面にスクリーン印刷等の厚膜手法を採用し
てガラス層となるガラスペーストを印刷塗布した場合、
絶縁基体上面と発熱体側面との間に形成される角部にガ
ラスペーストが完全に充填されにくく、その結果、該角
部に気泡が取り込まれ、これがガラス層を焼き付ける際
に該ガラス層から抜け出だして発熱体周辺のガラス層に
多数のピンホールを形成する。
ラミックヒーターは通常、その絶縁基体上面に被着され
た発熱体が約20μmの厚みを有しており、その結果、
絶縁基体の上面と発熱体の上面との間には約20μmの
段差が形成される。このため、前記発熱体が被着された
絶縁基体の上面にスクリーン印刷等の厚膜手法を採用し
てガラス層となるガラスペーストを印刷塗布した場合、
絶縁基体上面と発熱体側面との間に形成される角部にガ
ラスペーストが完全に充填されにくく、その結果、該角
部に気泡が取り込まれ、これがガラス層を焼き付ける際
に該ガラス層から抜け出だして発熱体周辺のガラス層に
多数のピンホールを形成する。
【0008】このようなピンホールは、該ピンホールに
例えば大気中の水分や塵等が浸入すると発熱体と外部と
の電気的絶縁性を低下させる。その結果、セラミックヒ
ーターの発熱体と気化用ポットとの電気的絶縁が保たれ
ず、漏電や発熱体のショートを引き起こすという欠点を
有していた。
例えば大気中の水分や塵等が浸入すると発熱体と外部と
の電気的絶縁性を低下させる。その結果、セラミックヒ
ーターの発熱体と気化用ポットとの電気的絶縁が保たれ
ず、漏電や発熱体のショートを引き起こすという欠点を
有していた。
【0009】
【目的】本発明は係る従来のセラミックヒーターの欠点
に鑑み案出されたものであり、その目的は発熱体と外部
との電気的絶縁が良好なセラミックヒーターを提供する
ことにある。
に鑑み案出されたものであり、その目的は発熱体と外部
との電気的絶縁が良好なセラミックヒーターを提供する
ことにある。
【0010】また、漏電や発熱体にショートの発生しな
い石油気化器を提供することにある。
い石油気化器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るセラミ
ックヒーターは、セラミックスから成る絶縁基体の上面
にモリブデンシリサイドから成る発熱体及び該発熱体を
覆うガラス層が被着されて成るセラミックヒーターであ
って、前記ガラス層の上面に更にセラミックスから成る
絶縁板が接合されていることを特徴とするものである。
ックヒーターは、セラミックスから成る絶縁基体の上面
にモリブデンシリサイドから成る発熱体及び該発熱体を
覆うガラス層が被着されて成るセラミックヒーターであ
って、前記ガラス層の上面に更にセラミックスから成る
絶縁板が接合されていることを特徴とするものである。
【0012】第2の発明に係る石油気化器はセラミック
スから成る絶縁基体の上面にモリブデンシリサイドから
成る発熱体及び該発熱体を覆うガラス層が被着され、前
記ガラス層の上面に更にセラミックスから成る絶縁板が
接合されたセラミックヒーターを有底筒状の気化用ポッ
トの底部下面に取着して成ることを特徴とするものであ
る。
スから成る絶縁基体の上面にモリブデンシリサイドから
成る発熱体及び該発熱体を覆うガラス層が被着され、前
記ガラス層の上面に更にセラミックスから成る絶縁板が
接合されたセラミックヒーターを有底筒状の気化用ポッ
トの底部下面に取着して成ることを特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】第1の発明及び第2の発明に係るセラミックヒ
ーターは、絶縁基体の表面に発熱体を覆うようにしてガ
ラス層が被着され、前記ガラス層の上面に更にセラミッ
クスから成る絶縁板が接着されているので、発熱体と外
部との電気的絶縁性が良好である。
ーターは、絶縁基体の表面に発熱体を覆うようにしてガ
ラス層が被着され、前記ガラス層の上面に更にセラミッ
クスから成る絶縁板が接着されているので、発熱体と外
部との電気的絶縁性が良好である。
【0014】
【実施例】次に本発明のセラミックヒーターを添付の図
面を基に詳細に説明する。図1は本発明のセラミックヒ
ーターの一実施例を示す断面図であり、1は絶縁基体、
2は絶縁板である。この絶縁基体1と絶縁板2とでセラ
ミックヒーター3を構成する。また図2は図1に示すセ
ラミックヒーター3の絶縁板2を除いた上面図である。
面を基に詳細に説明する。図1は本発明のセラミックヒ
ーターの一実施例を示す断面図であり、1は絶縁基体、
2は絶縁板である。この絶縁基体1と絶縁板2とでセラ
ミックヒーター3を構成する。また図2は図1に示すセ
ラミックヒーター3の絶縁板2を除いた上面図である。
【0015】前記絶縁基体1は、アルミナ質セラミック
ス、ムライト質セラミックス、窒化アルミニウム質セラ
ミックス、炭化珪素セラミックス等のセラミックスから
成る円板状体であり、その上面には発熱体4が屈曲状に
被着されている。
ス、ムライト質セラミックス、窒化アルミニウム質セラ
ミックス、炭化珪素セラミックス等のセラミックスから
成る円板状体であり、その上面には発熱体4が屈曲状に
被着されている。
【0016】前記絶縁基体1は例えばアルミナ質セラミ
ックスから成る場合、アルミナ(Al2 O3 )、シリカ
(SiO2 )、カルシア(CaO)、マグネシア(Mg
O)等の原料粉末に適当なバインダー、溶剤を添加混合
して泥漿状となし、これを従来周知のドクターブレード
法等のシート成形法を採用することによってシート状の
セラミックグリーンシート(セラミック生シート)を成
形し、次に前記セラミックグリーンシートに適当な打ち
抜き加工、切断加工等を施すとともに該セラミックグリ
ーンシートを高温(約1600℃)で焼成することによ
って製作される。
ックスから成る場合、アルミナ(Al2 O3 )、シリカ
(SiO2 )、カルシア(CaO)、マグネシア(Mg
O)等の原料粉末に適当なバインダー、溶剤を添加混合
して泥漿状となし、これを従来周知のドクターブレード
法等のシート成形法を採用することによってシート状の
セラミックグリーンシート(セラミック生シート)を成
形し、次に前記セラミックグリーンシートに適当な打ち
抜き加工、切断加工等を施すとともに該セラミックグリ
ーンシートを高温(約1600℃)で焼成することによ
って製作される。
【0017】また前記絶縁基体1の上面に被着された発
熱体4は、モリブデンシリサイドを含む抵抗体粉末の焼
結体から成り、通電されることによってジュール発熱す
る。
熱体4は、モリブデンシリサイドを含む抵抗体粉末の焼
結体から成り、通電されることによってジュール発熱す
る。
【0018】前記発熱体4はモリブデンシリサイドの粉
末及びホウ珪酸ガラスの粉末に適当なバインダー、溶剤
を添加混合して得た抵抗体ペーストを従来周知のスクリ
ーン印刷等の厚膜手法を採用することによって前記絶縁
基体1の上面に印刷塗布した後、これを非活性雰囲気
中、 約1000℃の温度で焼成することよって絶縁基体
1の上面に屈曲状に被着される。
末及びホウ珪酸ガラスの粉末に適当なバインダー、溶剤
を添加混合して得た抵抗体ペーストを従来周知のスクリ
ーン印刷等の厚膜手法を採用することによって前記絶縁
基体1の上面に印刷塗布した後、これを非活性雰囲気
中、 約1000℃の温度で焼成することよって絶縁基体
1の上面に屈曲状に被着される。
【0019】また前記絶縁基体1には前記発熱体4の両
端部が配される位置に貫通孔5が形成されており、該貫
通孔5には発熱体4と電気的に接続されるリード端子6
が導電性接着剤7を介して挿通固定されている。
端部が配される位置に貫通孔5が形成されており、該貫
通孔5には発熱体4と電気的に接続されるリード端子6
が導電性接着剤7を介して挿通固定されている。
【0020】前記リード端子6はニッケル、コバール
(Fe−Ni−Co合金)、42アロイ(Fe−Ni合
金)等の金属から成る金属線であり、外部電源に接続さ
れることにより発熱体4に電力を供給する作用を為す。
(Fe−Ni−Co合金)、42アロイ(Fe−Ni合
金)等の金属から成る金属線であり、外部電源に接続さ
れることにより発熱体4に電力を供給する作用を為す。
【0021】また前記リード端子6は、その上端部に鍔
部8を有しており、該鍔部8が絶縁基体1の上面に係止
されることによりリード端子6が絶縁基体1の貫通孔5
から下方に抜け落ちるのを有効に防止するようになって
いる。
部8を有しており、該鍔部8が絶縁基体1の上面に係止
されることによりリード端子6が絶縁基体1の貫通孔5
から下方に抜け落ちるのを有効に防止するようになって
いる。
【0022】また、前記リード端子6を絶縁基体1の貫
通孔5に固定している導電性接着剤7は発熱体4と実質
的に同一の材料から成り、リード端子6を絶縁基体1の
貫通孔5内に接着固定するとともにリード端子6と発熱
体4とを電気的に接続する作用を為す。
通孔5に固定している導電性接着剤7は発熱体4と実質
的に同一の材料から成り、リード端子6を絶縁基体1の
貫通孔5内に接着固定するとともにリード端子6と発熱
体4とを電気的に接続する作用を為す。
【0023】尚、前記導電性接着材7を介してリード端
子6を絶縁基体1の貫通孔5内に挿通固定するには、リ
ード端子6の鍔部8下面及びその近傍に発熱体4となる
抵抗体ペーストと実質的に同一の接着剤ペーストを塗布
するとともに該リード端子6を発熱体4となる抵抗体ペ
ーストが印刷塗布された絶縁基体1の貫通孔5にその鍔
部8の下面が絶縁基体1の上面に当接するようにして挿
入し、これを発熱体4となる抵抗体ペーストを焼成する
のと同時に焼成することによってリード端子6が接着剤
7を介して絶縁基体1の貫通孔5内に固定される。
子6を絶縁基体1の貫通孔5内に挿通固定するには、リ
ード端子6の鍔部8下面及びその近傍に発熱体4となる
抵抗体ペーストと実質的に同一の接着剤ペーストを塗布
するとともに該リード端子6を発熱体4となる抵抗体ペ
ーストが印刷塗布された絶縁基体1の貫通孔5にその鍔
部8の下面が絶縁基体1の上面に当接するようにして挿
入し、これを発熱体4となる抵抗体ペーストを焼成する
のと同時に焼成することによってリード端子6が接着剤
7を介して絶縁基体1の貫通孔5内に固定される。
【0024】また、前記絶縁基体1の上面には発熱体4
を覆うようにしてガラス層9が被着されている。
を覆うようにしてガラス層9が被着されている。
【0025】前記ガラス層9は、ホウ珪酸ガラス等のガ
ラスから成り、絶縁基体2の上面に絶縁板3を接着する
作用を為す。
ラスから成り、絶縁基体2の上面に絶縁板3を接着する
作用を為す。
【0026】また前記ガラス層9は、例えばホウ珪素酸
ガラスの粉末に適当なバインダー、溶剤を添加して得た
ガラスペーストを発熱体4と成る抵抗体ペーストが印刷
され、且つ貫通孔5にリード端子6が挿入された絶縁基
体1の上面に従来周知のスクリーン印刷法等の厚膜手法
を採用して印刷するとともにこれを発熱体4となる抵抗
体ペースト及び接着剤7となる接着剤ペーストを焼成す
るのと同時に焼成することによって、絶縁基体2の上面
に発熱体4を覆うようにして被着される。
ガラスの粉末に適当なバインダー、溶剤を添加して得た
ガラスペーストを発熱体4と成る抵抗体ペーストが印刷
され、且つ貫通孔5にリード端子6が挿入された絶縁基
体1の上面に従来周知のスクリーン印刷法等の厚膜手法
を採用して印刷するとともにこれを発熱体4となる抵抗
体ペースト及び接着剤7となる接着剤ペーストを焼成す
るのと同時に焼成することによって、絶縁基体2の上面
に発熱体4を覆うようにして被着される。
【0027】また前記ガラス層9の上面には電気絶縁性
に優れるセラミックスから成る絶縁板2が更に接合され
ている。このため、たとえガラス層9にピンホールが存
在していたとしても該ピンホールは外部に露出すること
はなく、従って発熱体4と外部との電気絶縁性は良好に
保たれる。
に優れるセラミックスから成る絶縁板2が更に接合され
ている。このため、たとえガラス層9にピンホールが存
在していたとしても該ピンホールは外部に露出すること
はなく、従って発熱体4と外部との電気絶縁性は良好に
保たれる。
【0028】前記絶縁板2は、アルミナ質セラミック
ス、ムライト質セラミックス、窒化アルミニウム質セラ
ミックス、炭化珪素セラミックス等の電気絶縁性に優れ
るセラミックスから成る円板状体であり、発熱体4と外
部とを電気的に良好に絶縁する作用を為す。
ス、ムライト質セラミックス、窒化アルミニウム質セラ
ミックス、炭化珪素セラミックス等の電気絶縁性に優れ
るセラミックスから成る円板状体であり、発熱体4と外
部とを電気的に良好に絶縁する作用を為す。
【0029】尚、前記絶縁板2は例えばアルミナ質セラ
ミックスから成る場合、アルミナ(Al2 O3 )、シリ
カ(SiO2 )、カルシア(CaO)、マグネシア(M
gO)等の原料粉末に適当なバインダー、溶剤を添加混
合して泥漿状となし、これを従来周知のドクターブレー
ド法等のシート成形法を採用することによってシート状
のセラミックグリーンシート(セラミック生シート)を
成形し、次に前記セラミックグリーンシートに適当な打
ち抜き加工、切断加工等を施すとともに該セラミックグ
リーンシートを高温(約1600℃)で焼成することに
よって製作される。
ミックスから成る場合、アルミナ(Al2 O3 )、シリ
カ(SiO2 )、カルシア(CaO)、マグネシア(M
gO)等の原料粉末に適当なバインダー、溶剤を添加混
合して泥漿状となし、これを従来周知のドクターブレー
ド法等のシート成形法を採用することによってシート状
のセラミックグリーンシート(セラミック生シート)を
成形し、次に前記セラミックグリーンシートに適当な打
ち抜き加工、切断加工等を施すとともに該セラミックグ
リーンシートを高温(約1600℃)で焼成することに
よって製作される。
【0030】また、前記絶縁板3はガラス層9となるガ
ラスペーストが印刷塗布された絶縁基体2の上面に絶縁
板3を載置させておき、ガラスペーストを焼成する際に
ガラスペーストが溶融することによりガラス層9上面に
接合される。
ラスペーストが印刷塗布された絶縁基体2の上面に絶縁
板3を載置させておき、ガラスペーストを焼成する際に
ガラスペーストが溶融することによりガラス層9上面に
接合される。
【0031】かくして、本発明のセラミックヒーターに
よればリード端子6を外部電源に接続することによって
発熱体4に電力を供給し、これによって発熱体4がジュ
ール発熱し、該熱がガラス層9及び絶縁板2を介して外
部に伝達されることとなる。
よればリード端子6を外部電源に接続することによって
発熱体4に電力を供給し、これによって発熱体4がジュ
ール発熱し、該熱がガラス層9及び絶縁板2を介して外
部に伝達されることとなる。
【0032】次に本発明の石油気化器について、添付の
図面を基に詳細に説明する。図3は本発明の石油気化器
の一実施例を示す断面図であり、この石油気化器は有底
筒状の気化用ポット11の底部11a下面に上述したセ
ラミックヒーター3がその上面を当接するようにして取
着されている。
図面を基に詳細に説明する。図3は本発明の石油気化器
の一実施例を示す断面図であり、この石油気化器は有底
筒状の気化用ポット11の底部11a下面に上述したセ
ラミックヒーター3がその上面を当接するようにして取
着されている。
【0033】前記気化用ポット11はアルミニウム等の
金属から成る有底筒状体であり、円形平板状の底部11
aと円筒状の側壁部11bとを有している。
金属から成る有底筒状体であり、円形平板状の底部11
aと円筒状の側壁部11bとを有している。
【0034】また前記気化用ポット11はその側壁部1
1bに貫通孔13が形成されており、該貫通孔13には
送油管14がその一端を気化用ポット11内に突出させ
た状態で挿入されている。
1bに貫通孔13が形成されており、該貫通孔13には
送油管14がその一端を気化用ポット11内に突出させ
た状態で挿入されている。
【0035】前記気化用ポット11の側壁部11bに設
けた貫通孔13に挿入される送油管14は気化用ポット
11の底部11a上面に灯油等の石油を滴下供給する作
用を為し、気化用ポット11の底部11aをセラミック
ヒーター3で加熱しながら底部11a上面に送油管14
を介して石油を滴下すると滴下された石油は気化用ポッ
ト11の底部11aにおける熱で気化することになる。
けた貫通孔13に挿入される送油管14は気化用ポット
11の底部11a上面に灯油等の石油を滴下供給する作
用を為し、気化用ポット11の底部11aをセラミック
ヒーター3で加熱しながら底部11a上面に送油管14
を介して石油を滴下すると滴下された石油は気化用ポッ
ト11の底部11aにおける熱で気化することになる。
【0036】また前記気化用ポット11はその底部11
a下面に円形平板状のセラミックヒーター3がその上面
を当接させた状態で取着されている。
a下面に円形平板状のセラミックヒーター3がその上面
を当接させた状態で取着されている。
【0037】前記セラミックヒーター3は前述したよう
にその上面に発熱体4を覆うようにしてガラス層9が被
着され、前記ガラス層9上面に更に絶縁板2が接着され
ているので、その上面を気化用ポット11の底部11a
底面に当接するようにして取着しても両者間の電気的絶
縁は良好に保たれ、その結果、漏電やショートが発生す
ることは皆無となる。
にその上面に発熱体4を覆うようにしてガラス層9が被
着され、前記ガラス層9上面に更に絶縁板2が接着され
ているので、その上面を気化用ポット11の底部11a
底面に当接するようにして取着しても両者間の電気的絶
縁は良好に保たれ、その結果、漏電やショートが発生す
ることは皆無となる。
【0038】また、前記セラミックヒーター3は気化用
ポット11の底部11aにネジ15により取着された固
定金具16とステンレス鋼等の弾性を有する金属から成
る板バネ17によりその上面が底部11aに当接するよ
うにして固定されており、セラミックヒーター3の発す
る熱が気化用ポット11の底部11aに良好に伝達され
るようになっている。この場合、前記気化用ポット11
とセラミックヒーター3との当接は板バネ17の弾力に
より行われているため気化用ポット11の底部11aと
セラミックヒーター3との間に熱膨張量の差を生じたと
しても両者間には滑りが発生するだけで大きな熱応力が
発生することはなく、該応力によってセラミックヒータ
ー3に破損等を発生させることは皆無となる。
ポット11の底部11aにネジ15により取着された固
定金具16とステンレス鋼等の弾性を有する金属から成
る板バネ17によりその上面が底部11aに当接するよ
うにして固定されており、セラミックヒーター3の発す
る熱が気化用ポット11の底部11aに良好に伝達され
るようになっている。この場合、前記気化用ポット11
とセラミックヒーター3との当接は板バネ17の弾力に
より行われているため気化用ポット11の底部11aと
セラミックヒーター3との間に熱膨張量の差を生じたと
しても両者間には滑りが発生するだけで大きな熱応力が
発生することはなく、該応力によってセラミックヒータ
ー3に破損等を発生させることは皆無となる。
【0039】かくして、本発明の石油気化器によれば、
セラミックヒーター3に電力を供給しこれを発熱させて
気化用ポット11の底部11aを加熱し、該加熱された
気化用ポット11の底部11a上面に送油管14を介し
て灯油等の石油を滴下供給すれば、供給された石油は気
化用ポット11の底部11aの熱によって気化されるこ
ととなる。
セラミックヒーター3に電力を供給しこれを発熱させて
気化用ポット11の底部11aを加熱し、該加熱された
気化用ポット11の底部11a上面に送油管14を介し
て灯油等の石油を滴下供給すれば、供給された石油は気
化用ポット11の底部11aの熱によって気化されるこ
ととなる。
【0040】尚、本発明は上述の実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種
々の変更は可能である。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば種
々の変更は可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明のセラミックヒーターは、絶縁基
体の表面に発熱体を覆うようにしてガラス層が被着さ
れ、前記ガラス層上面に更に電気絶縁性に優れるセラミ
ックスから成る絶縁板が接着されているので、発熱体と
外部との電気的絶縁性が良好である。
体の表面に発熱体を覆うようにしてガラス層が被着さ
れ、前記ガラス層上面に更に電気絶縁性に優れるセラミ
ックスから成る絶縁板が接着されているので、発熱体と
外部との電気的絶縁性が良好である。
【0042】また、本発明の石油気化器は、気化用ポッ
トの底面に取着されたセラミックヒーターの絶縁基体の
上面に発熱体を覆うようにしてガラス層が被着され、前
記ガラス層上面に更に電気絶縁性に優れるセラミックス
から成る絶縁板が接着されているのでセラミックヒータ
ーと気化用ポットとの電気的絶縁が良好であり、従って
セラミックヒーターからの漏電やセラミックヒーターの
発熱体のショート等は一切発生しない。
トの底面に取着されたセラミックヒーターの絶縁基体の
上面に発熱体を覆うようにしてガラス層が被着され、前
記ガラス層上面に更に電気絶縁性に優れるセラミックス
から成る絶縁板が接着されているのでセラミックヒータ
ーと気化用ポットとの電気的絶縁が良好であり、従って
セラミックヒーターからの漏電やセラミックヒーターの
発熱体のショート等は一切発生しない。
【図1】本発明のセラミックヒーターの一実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】図1に示したセラミックヒーターの絶縁板を除
いた上面図である。
いた上面図である。
【図3】本発明の石油気化器の一実施例を示す断面図で
ある。
ある。
1・・・絶縁基体 2・・・絶縁板 3・・・セラミックヒーター 4・・・発熱体 11・・・気化用ポット 11a・・底部
Claims (2)
- 【請求項1】セラミックスから成る絶縁基体の上面にモ
リブデンシリサイドから成る発熱体及び該発熱体を覆う
ガラス層が被着されて成るセラミックヒーターであっ
て、前記ガラス層の上面に更にセラミックスから成る絶
縁板が接合されていることを特徴とするセラミックヒー
ター。 - 【請求項2】セラミックスから成る絶縁基体の上面にモ
リブデンシリサイドから成る発熱体及び該発熱体を覆う
ガラス層が被着され、前記ガラス層の上面に更にセラミ
ックスから成る絶縁板が接合されたセラミックヒーター
を有底筒状の気化用ポットの底部下面に取着して成るこ
とを特徴とする石油気化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20350492A JPH0652975A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | セラミックヒーター及びそれを用いた石油気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20350492A JPH0652975A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | セラミックヒーター及びそれを用いた石油気化器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0652975A true JPH0652975A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16475256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20350492A Pending JPH0652975A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | セラミックヒーター及びそれを用いた石油気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0652975A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10247584A (ja) * | 1997-02-28 | 1998-09-14 | Kyocera Corp | セラミックシーズヒータ及びこれを用いた流体加熱装置 |
| JP2005317233A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Kyocera Corp | セラミックヒータおよびその製造方法 |
| WO2006055946A1 (en) * | 2004-11-19 | 2006-05-26 | Conair Corporation | Hair dryers containing high-watt density ceramic heaters |
| KR100981798B1 (ko) * | 2008-07-21 | 2010-09-13 | 엘지전자 주식회사 | 스팀발생장치 |
| US8731384B2 (en) | 2008-07-21 | 2014-05-20 | Lg Electronics Inc. | Steam head for cleaner |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP20350492A patent/JPH0652975A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10247584A (ja) * | 1997-02-28 | 1998-09-14 | Kyocera Corp | セラミックシーズヒータ及びこれを用いた流体加熱装置 |
| JP2005317233A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-11-10 | Kyocera Corp | セラミックヒータおよびその製造方法 |
| WO2006055946A1 (en) * | 2004-11-19 | 2006-05-26 | Conair Corporation | Hair dryers containing high-watt density ceramic heaters |
| KR100981798B1 (ko) * | 2008-07-21 | 2010-09-13 | 엘지전자 주식회사 | 스팀발생장치 |
| US8731384B2 (en) | 2008-07-21 | 2014-05-20 | Lg Electronics Inc. | Steam head for cleaner |
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