JPH0653438B2 - 乾燥防止機構を有するキヤツプレス筆記具 - Google Patents
乾燥防止機構を有するキヤツプレス筆記具Info
- Publication number
- JPH0653438B2 JPH0653438B2 JP62089875A JP8987587A JPH0653438B2 JP H0653438 B2 JPH0653438 B2 JP H0653438B2 JP 62089875 A JP62089875 A JP 62089875A JP 8987587 A JP8987587 A JP 8987587A JP H0653438 B2 JPH0653438 B2 JP H0653438B2
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、キャップの着脱を要しないので使用が便利で
あり、不使用時には筆記体が本体内で良好にシールされ
る上、部品点数が少なく構造も安価に製造できる乾燥防
止機構を有するキャップレス筆記具に関する。
あり、不使用時には筆記体が本体内で良好にシールされ
る上、部品点数が少なく構造も安価に製造できる乾燥防
止機構を有するキャップレス筆記具に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、乾燥防止を目的としたキャップレス筆記具として
は、筆記体自体を乾燥しにくくしたものと、本体内に乾
燥防止機構を設けたものと大別して二通りある。前者
は、乾燥しにくいインキを使用したり空気孔の位置を後
方に移してしかも小さくしたりしているが、機構的にシ
ールしていないので乾燥防止の目的を充分に果すことが
できず、そのため筆記体(リフィール)を本体と別にし
てアルミのホイール等に包んで売っているので消費者は
買う前に試し書きが出来ないという問題点があった。ま
た後者は、乾燥防止機構として各種のものを採用してい
るが、いずれもシール性が不充分で、やはり筆記体(リ
フィール)を別包みにして売っている上、部品点数が多
く組立てが大変で非常に高価なものとなる欠点があっ
た。
は、筆記体自体を乾燥しにくくしたものと、本体内に乾
燥防止機構を設けたものと大別して二通りある。前者
は、乾燥しにくいインキを使用したり空気孔の位置を後
方に移してしかも小さくしたりしているが、機構的にシ
ールしていないので乾燥防止の目的を充分に果すことが
できず、そのため筆記体(リフィール)を本体と別にし
てアルミのホイール等に包んで売っているので消費者は
買う前に試し書きが出来ないという問題点があった。ま
た後者は、乾燥防止機構として各種のものを採用してい
るが、いずれもシール性が不充分で、やはり筆記体(リ
フィール)を別包みにして売っている上、部品点数が多
く組立てが大変で非常に高価なものとなる欠点があっ
た。
本出願人は、これまでにもシール性が良好で、しかも安
価に製造できる乾燥防止機構を有するキャップレス筆記
具をいろいろと開発してきた。第一のものは、シール性
が良好で、しかも部品点数が少なく安価に製造できるも
のであるが、使用するときに本体を水平に近い状態にし
てノックし、使用を終ったら本体の先端を下に向けてノ
ックしなければならず、いわゆる“方向性”のあること
が問題とされてきた(特開昭59-142197 号後方参照)。
そこで第二のものとして、方向性のないものを開発した
が、第一のものと同様に摺動筒がある上、シール筒、シ
ール蓋及び筆記体を前進後退させる機構を別に設けてい
るためコストがやや高くなり、しかも摺動筒があるので
外観を損うという問題点があった(特開昭60-105599 号
公報参照)。また第三のものとして方向性がなく摺動筒
のないものを開発したが、このものはシール蓋をシール
筒に密着させる機構やシール蓋裏面の溝の作成にかなり
コストがかかり、また先端形状をシャープに出来ないと
いう欠点を持っていた(特開昭60-58896号公報参照)。
価に製造できる乾燥防止機構を有するキャップレス筆記
具をいろいろと開発してきた。第一のものは、シール性
が良好で、しかも部品点数が少なく安価に製造できるも
のであるが、使用するときに本体を水平に近い状態にし
てノックし、使用を終ったら本体の先端を下に向けてノ
ックしなければならず、いわゆる“方向性”のあること
が問題とされてきた(特開昭59-142197 号後方参照)。
そこで第二のものとして、方向性のないものを開発した
が、第一のものと同様に摺動筒がある上、シール筒、シ
ール蓋及び筆記体を前進後退させる機構を別に設けてい
るためコストがやや高くなり、しかも摺動筒があるので
外観を損うという問題点があった(特開昭60-105599 号
公報参照)。また第三のものとして方向性がなく摺動筒
のないものを開発したが、このものはシール蓋をシール
筒に密着させる機構やシール蓋裏面の溝の作成にかなり
コストがかかり、また先端形状をシャープに出来ないと
いう欠点を持っていた(特開昭60-58896号公報参照)。
本発明は、上述した従来の技術が有する各問題点を解決
し、使用が便利でシール性が良く、しかも部品点数が少
なく構造も簡単で安価に製造できることを技術的課題と
している。
し、使用が便利でシール性が良く、しかも部品点数が少
なく構造も簡単で安価に製造できることを技術的課題と
している。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前記の技術的課題を解決するために、本体内
に先端筆記部と空気孔を有するサインペン、水性ボール
ペン等の筆記体(リフィール)を収容し、該筆記体をノ
ックや回転等により前進させて本体内の前進位置(筆記
可能位置)で本体に係止したり係止を解除して筆記体を
後退させて収納したりする機構を本体内に設け、本体内
の前方部分に筆記体の前方部分を通過させる透通孔を有
するシール筒を設け、該シール筒の先端付近にシール筒
とヒンジ部を介して一体とした、あるいはシール筒と別
体のシール蓋を開閉自在(常時開口方向に付勢されてい
てもよい)に設け、シール蓋の裏面もしくはシール筒の
先端に弾性体のシール体を取りつけたりしてシール蓋が
閉じたときシール筒の先端孔を密閉するようにし、シー
ル筒と筆記体間に、筆記体の先端筆記部がシール筒内に
収納されたときの空気孔より後方位置で互に圧接するO
リング等の弾性体のシールリングを設け、筆記体収納時
にシール蓋とシールリング間で筆記体の先端筆記部と空
気孔とをシールするようにし、一方、シール筒と本体の
いずれか又はその両方に溝や透通孔、リブ等を設けて合
成繊維のフィラメント等の糸状部材を通過させるように
し、該糸状部材により筆記体の前進後退につれて前進後
退する連動部材とシール蓋とを連結するとともに、該連
動部材、筆記体のいずれかを押しスプリングや引張りス
プリングで常時後退方向へ付勢し、連動部材、筆記体の
前進につれてシール蓋が開いた後も糸状部材がたるむこ
とにより連動部材、筆記体が前進でき、連動部材の後退
につれて糸状部材のたるみがなくなった後はスプリング
の力で更に後退しようとする連動部材により糸状部材が
シール蓋を引張ってシール筒先端孔を密閉するととも
に、連動部材のそれ以上の後退を阻止するようにしたこ
とを特徴としている。
に先端筆記部と空気孔を有するサインペン、水性ボール
ペン等の筆記体(リフィール)を収容し、該筆記体をノ
ックや回転等により前進させて本体内の前進位置(筆記
可能位置)で本体に係止したり係止を解除して筆記体を
後退させて収納したりする機構を本体内に設け、本体内
の前方部分に筆記体の前方部分を通過させる透通孔を有
するシール筒を設け、該シール筒の先端付近にシール筒
とヒンジ部を介して一体とした、あるいはシール筒と別
体のシール蓋を開閉自在(常時開口方向に付勢されてい
てもよい)に設け、シール蓋の裏面もしくはシール筒の
先端に弾性体のシール体を取りつけたりしてシール蓋が
閉じたときシール筒の先端孔を密閉するようにし、シー
ル筒と筆記体間に、筆記体の先端筆記部がシール筒内に
収納されたときの空気孔より後方位置で互に圧接するO
リング等の弾性体のシールリングを設け、筆記体収納時
にシール蓋とシールリング間で筆記体の先端筆記部と空
気孔とをシールするようにし、一方、シール筒と本体の
いずれか又はその両方に溝や透通孔、リブ等を設けて合
成繊維のフィラメント等の糸状部材を通過させるように
し、該糸状部材により筆記体の前進後退につれて前進後
退する連動部材とシール蓋とを連結するとともに、該連
動部材、筆記体のいずれかを押しスプリングや引張りス
プリングで常時後退方向へ付勢し、連動部材、筆記体の
前進につれてシール蓋が開いた後も糸状部材がたるむこ
とにより連動部材、筆記体が前進でき、連動部材の後退
につれて糸状部材のたるみがなくなった後はスプリング
の力で更に後退しようとする連動部材により糸状部材が
シール蓋を引張ってシール筒先端孔を密閉するととも
に、連動部材のそれ以上の後退を阻止するようにしたこ
とを特徴としている。
(作 用) 本発明は前記のように構成したことにより、筆記体を本
体内に収納した不使用時においては、糸状部材がシール
筒と本体間を通ってシール蓋と連動部材とを連結してい
るので、スプリングによる連動部材の後退力によりシー
ル筒の先端孔にシール蓋が引っぱられて押しつけられた
状態となり、シール蓋もしくはシール筒先端に設けた弾
性部材のシール体によりシール筒の先端孔を密閉してい
る。一方、筆記体の空気孔より後方位置においてはOリ
ング等の弾性部材で作られたシールリングがシール筒と
筆記体間にあって両者に圧接しているので、筆記体の先
端筆記部と空気孔はシール蓋とシールリングとにより両
方ともシールされている。この状態ではスプリング等の
力により連動部材は更に直接的又は間接的に後退力を受
けるが、糸状部材がシール蓋と筆記体と連動する部材と
の間でピンと張っており、これ以上の連動部材の後退を
阻止している。
体内に収納した不使用時においては、糸状部材がシール
筒と本体間を通ってシール蓋と連動部材とを連結してい
るので、スプリングによる連動部材の後退力によりシー
ル筒の先端孔にシール蓋が引っぱられて押しつけられた
状態となり、シール蓋もしくはシール筒先端に設けた弾
性部材のシール体によりシール筒の先端孔を密閉してい
る。一方、筆記体の空気孔より後方位置においてはOリ
ング等の弾性部材で作られたシールリングがシール筒と
筆記体間にあって両者に圧接しているので、筆記体の先
端筆記部と空気孔はシール蓋とシールリングとにより両
方ともシールされている。この状態ではスプリング等の
力により連動部材は更に直接的又は間接的に後退力を受
けるが、糸状部材がシール蓋と筆記体と連動する部材と
の間でピンと張っており、これ以上の連動部材の後退を
阻止している。
次に筆記体前進機構を介して筆記体を前進させると、連
動部材が前進して糸状部材による引張り力がゆるみシー
ル蓋の開口方向への動きを可能にするので、シール蓋は
自力で、もしくは開口方向への付勢力により、あるいは
筆記体の先端部分で押されて開く。更に筆記体を前進さ
せると、筆記先端部が本体先端より突出して筆記可能の
状態となるとともに、筆記体はその前進位置で本体に係
止する。このとき糸状部材は本体内でたるんでいる。
動部材が前進して糸状部材による引張り力がゆるみシー
ル蓋の開口方向への動きを可能にするので、シール蓋は
自力で、もしくは開口方向への付勢力により、あるいは
筆記体の先端部分で押されて開く。更に筆記体を前進さ
せると、筆記先端部が本体先端より突出して筆記可能の
状態となるとともに、筆記体はその前進位置で本体に係
止する。このとき糸状部材は本体内でたるんでいる。
筆記を終って筆記体の前進位置での係止を解除すると、
スプリング等の後退方向への付勢力により、連動部材は
筆記体とともに後退して筆記体の先端筆記部がシール筒
先端孔内に没した後、連動部材に連結された糸状部材に
引張られて、シール蓋もシール筒先端孔を塞いで密閉す
る。
スプリング等の後退方向への付勢力により、連動部材は
筆記体とともに後退して筆記体の先端筆記部がシール筒
先端孔内に没した後、連動部材に連結された糸状部材に
引張られて、シール蓋もシール筒先端孔を塞いで密閉す
る。
なお、合成繊維のフィラメント等を使用すれば糸状部材
は連動部材の前進につれてたるむが、シール筒より前方
部分にたるみが出ても筆記体先端に絡んだり、たるんだ
部分が本体内でもつれたりすることはない。また、筆記
体に前後後退機構の一部を設けて筆記体そのものの後端
をノック棒としてもよい。また、前進位置での係止を解
除したときに筆記体が抜け出さないようになっていれ
ば、この場合は筆記体の後退が糸状部材により阻止され
ているので、ノック棒とした部分の後退を制限しなくて
も、糸状部材に僅かの伸びが生じた場合シール蓋をシー
ル筒先端孔に密着させる機能が失われないので、かえっ
てよい。
は連動部材の前進につれてたるむが、シール筒より前方
部分にたるみが出ても筆記体先端に絡んだり、たるんだ
部分が本体内でもつれたりすることはない。また、筆記
体に前後後退機構の一部を設けて筆記体そのものの後端
をノック棒としてもよい。また、前進位置での係止を解
除したときに筆記体が抜け出さないようになっていれ
ば、この場合は筆記体の後退が糸状部材により阻止され
ているので、ノック棒とした部分の後退を制限しなくて
も、糸状部材に僅かの伸びが生じた場合シール蓋をシー
ル筒先端孔に密着させる機能が失われないので、かえっ
てよい。
(実施例) 次に、本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は、本発明の第1実施例を示す筆記具の平面断面
図、第2図は第1図の状態のまま90度回転させたとき
の、つまり側断面図であり、ともに筆記体を本体内に収
納したシール状態を示している。
図、第2図は第1図の状態のまま90度回転させたとき
の、つまり側断面図であり、ともに筆記体を本体内に収
納したシール状態を示している。
図において1は先軸、2は後軸で、この両者を螺合して
一体となし本体を形成する。本体内には筆記体3を収容
するが、この筆記体3は先端筆記部3a,空気孔3b,
小径部3c,大径部3d,大径部3dの後方の雄ネジ部
3eを有している。筆記体3の大径部3dの外側に円筒
体4を嵌装する。円筒体4にはスプリング15を受ける
大径部4a、該大径部4a内の雌ネジ部4b,大径部4
aの後端のせまい切溝4c,4cを設けている(第6図
参照)。筆記体3の雄ネジ部3eを円筒体4の雌ネジ部
4bに螺合して両者を一体とする。この両者を一体にす
る方法は螺合でなくてもよく、例えば円筒体4の内面か
筆記体3の大径部3dの外周にゴム帯等の摩擦抵抗の強
い材質のものを取りつけておき、筆記体3を円筒体4に
圧入してもよい。また、円筒体4は筆記体3に連動する
ように保持する部分を持ってさえいれば、円筒体でなく
てリング状のものでもよい。
一体となし本体を形成する。本体内には筆記体3を収容
するが、この筆記体3は先端筆記部3a,空気孔3b,
小径部3c,大径部3d,大径部3dの後方の雄ネジ部
3eを有している。筆記体3の大径部3dの外側に円筒
体4を嵌装する。円筒体4にはスプリング15を受ける
大径部4a、該大径部4a内の雌ネジ部4b,大径部4
aの後端のせまい切溝4c,4cを設けている(第6図
参照)。筆記体3の雄ネジ部3eを円筒体4の雌ネジ部
4bに螺合して両者を一体とする。この両者を一体にす
る方法は螺合でなくてもよく、例えば円筒体4の内面か
筆記体3の大径部3dの外周にゴム帯等の摩擦抵抗の強
い材質のものを取りつけておき、筆記体3を円筒体4に
圧入してもよい。また、円筒体4は筆記体3に連動する
ように保持する部分を持ってさえいれば、円筒体でなく
てリング状のものでもよい。
筆記体3の前進につれて円筒体4やリング状のものが筆
記体3に押されて前進し、筆記体3の後退につれてスプ
リング15により円筒体4やリング状のものが後退するよ
う、筆記体3が円筒体4やリング状のものに着脱自在に
取り付けられていればよい。
記体3に押されて前進し、筆記体3の後退につれてスプ
リング15により円筒体4やリング状のものが後退するよ
う、筆記体3が円筒体4やリング状のものに着脱自在に
取り付けられていればよい。
筆記体3の後方にノック棒5を後軸2内に嵌挿するが、
ノック棒5の前方部分は筆記体3の後端を受ける受け部
5aとなっている。ノック棒5には逆コ字形の軸方向に
長いスリット5bを設けて、舌片5cを弾性的にノック
棒5により保持している。舌片5cの中央部分より先端
寄りの外周に突起5dを設けている。(第9図参照)。
ノック棒5の舌片5cの反対側の部分には巾の広い長孔
5eを設けている。後軸2の後端外周の一部に、クリッ
プ6を取り付ける凸部2aを設けるとともに、後軸2の
クリップ6に隠れる部分に前記ノック棒5の突起5dが
丁度通れる程度の巾のスリット(長孔)2bを設けてい
る。そしてノック棒5の前進後退時に突起5dが後軸2
の長孔2b内を前進後退できるようにしている。突起5
dにより、ノック棒5は後軸2に対して回転することは
ない。
ノック棒5の前方部分は筆記体3の後端を受ける受け部
5aとなっている。ノック棒5には逆コ字形の軸方向に
長いスリット5bを設けて、舌片5cを弾性的にノック
棒5により保持している。舌片5cの中央部分より先端
寄りの外周に突起5dを設けている。(第9図参照)。
ノック棒5の舌片5cの反対側の部分には巾の広い長孔
5eを設けている。後軸2の後端外周の一部に、クリッ
プ6を取り付ける凸部2aを設けるとともに、後軸2の
クリップ6に隠れる部分に前記ノック棒5の突起5dが
丁度通れる程度の巾のスリット(長孔)2bを設けてい
る。そしてノック棒5の前進後退時に突起5dが後軸2
の長孔2b内を前進後退できるようにしている。突起5
dにより、ノック棒5は後軸2に対して回転することは
ない。
次に、クリップ6の後端裏側に凹部を設け、この凹部を
後軸2の凸部2aに圧入してクリップ6を後軸2と一体
にする。クリップ6のほぼ中央部分裏側に、後軸2のス
リット2bより巾の広い係止部6aを突設する。該係止
部6aの後端面(突起5dと係合しない面)はテーパー
面にしたり丸味をつけたりして、本体をポケット等より
抜き出すときに引っかからないようにしている。係止部
6aより前方にヒンジ部6bを設けて、クリップ6の先
端部分を指で押さえたとき、該クリップ6の先端が内方
へ傾くようにしている。クリップ6の先端付近裏側には
押し部6cを設けているが、この押し部6cの巾は後軸
2のスリット2bよりせまいものであるため、押し部6
cの突端部分はスリット2b内に沈むことが可能であ
る。なお、クリップ6の先端からヒンジ部6bの前端に
かけては、クリップ6の両側面の裏側にテーパー壁6d
を設けてクリップ6を衣服等のポケットに差し込みやす
くしている。押し部6cも頭を丸くして引っかからない
ようにしている。
後軸2の凸部2aに圧入してクリップ6を後軸2と一体
にする。クリップ6のほぼ中央部分裏側に、後軸2のス
リット2bより巾の広い係止部6aを突設する。該係止
部6aの後端面(突起5dと係合しない面)はテーパー
面にしたり丸味をつけたりして、本体をポケット等より
抜き出すときに引っかからないようにしている。係止部
6aより前方にヒンジ部6bを設けて、クリップ6の先
端部分を指で押さえたとき、該クリップ6の先端が内方
へ傾くようにしている。クリップ6の先端付近裏側には
押し部6cを設けているが、この押し部6cの巾は後軸
2のスリット2bよりせまいものであるため、押し部6
cの突端部分はスリット2b内に沈むことが可能であ
る。なお、クリップ6の先端からヒンジ部6bの前端に
かけては、クリップ6の両側面の裏側にテーパー壁6d
を設けてクリップ6を衣服等のポケットに差し込みやす
くしている。押し部6cも頭を丸くして引っかからない
ようにしている。
次に、先軸1の前方部分内部にシール筒7を設けるが、
このシール筒7の先端は小径部7aとなっており、更に
その小径部7aの先端を図のように肉薄にして先細りに
している。シール筒7内には、筆記体3の先端筆記部3
a、小径部3cが通過する透通孔7cを設けており、透
通孔7cはシール筒7の小径部7aの先端に先端孔7d
を開口している。シール筒7の小径部7aには、シリコ
ンゴム等の弾性部材で作ったシール体8の円筒状部8a
をかぶせている。シール体8はヒンジ部8bを介して蓋
部8cと円筒部8aがつながっている。蓋部8cはドー
ナツ状をしており、その中穴にシール蓋9の裏面に突設
した円形突部9aを嵌め、両者を離脱しないようにして
いる。(第7図,第8図参照)シール蓋9は第7図,第
8図に示す形状をしており、その天面に入口をややせま
くした溝9bを設けている。
このシール筒7の先端は小径部7aとなっており、更に
その小径部7aの先端を図のように肉薄にして先細りに
している。シール筒7内には、筆記体3の先端筆記部3
a、小径部3cが通過する透通孔7cを設けており、透
通孔7cはシール筒7の小径部7aの先端に先端孔7d
を開口している。シール筒7の小径部7aには、シリコ
ンゴム等の弾性部材で作ったシール体8の円筒状部8a
をかぶせている。シール体8はヒンジ部8bを介して蓋
部8cと円筒部8aがつながっている。蓋部8cはドー
ナツ状をしており、その中穴にシール蓋9の裏面に突設
した円形突部9aを嵌め、両者を離脱しないようにして
いる。(第7図,第8図参照)シール蓋9は第7図,第
8図に示す形状をしており、その天面に入口をややせま
くした溝9bを設けている。
一方、シール筒7の先軸1に接する部分にも2本の溝7
b,7bを設けている(第2図,第4図,第5図参
照)。シール蓋9の溝9bやシール筒の溝7bは、透通
孔としてもよく、またリブを2本揃えて谷状の部分を形
成してもよい。シール筒7にリブを設けた場合は、先軸
1内に溝を彫ってシール筒7の2本のリブをその溝内に
嵌めて、結果として2本のリブの間を透通孔としてもよ
い。また、シール筒7に溝を設ける代りに先軸1に溝を
設けてもよい。
b,7bを設けている(第2図,第4図,第5図参
照)。シール蓋9の溝9bやシール筒の溝7bは、透通
孔としてもよく、またリブを2本揃えて谷状の部分を形
成してもよい。シール筒7にリブを設けた場合は、先軸
1内に溝を彫ってシール筒7の2本のリブをその溝内に
嵌めて、結果として2本のリブの間を透通孔としてもよ
い。また、シール筒7に溝を設ける代りに先軸1に溝を
設けてもよい。
次に、シール筒7の後方大径部内にシールリングである
Oリング10を嵌め、Oリング抜け出し防止用のワッシ
ャー11をシール筒7内に固定する。このワッシャー1
1は必らずしも必要でなく、シール筒7内のOリングよ
り後方(図で右方)に3箇所ほどの内方への出っぱりを
形成してワッシャー11を省略してもよい。
Oリング10を嵌め、Oリング抜け出し防止用のワッシ
ャー11をシール筒7内に固定する。このワッシャー1
1は必らずしも必要でなく、シール筒7内のOリングよ
り後方(図で右方)に3箇所ほどの内方への出っぱりを
形成してワッシャー11を省略してもよい。
最後に、糸状部材12を用意するが、この糸状部材は合
成繊維のフィラメントの中から低温、高温により変化
しない、細くて強い、特に摩擦や衝撃的な引っぱりに
強い、伸びることが殆どない、しなやかで素直にた
るみ、突っぱることがない、ものを選ぶようにする。こ
の糸状部材の両端に熱をかけて糸玉(ピリング)を作
り、スプリング15をシール筒7と円筒体4の大径部4
a間に嵌装した後、大径部4a後端の切溝4cに糸状部
材12の一端の糸玉12aを嵌めて引っかけ、シール筒
7の一方の溝7bを通し、シール蓋9の天面の溝9bに
も嵌めて通し、更にシール筒7の他方の溝7bを通して
から他端の糸玉12aを円筒体4の大径部4aの後端の
他方の切溝4cに、スプリング15を縮めて嵌め止める
ようにする(第5図,第6図参照)。
成繊維のフィラメントの中から低温、高温により変化
しない、細くて強い、特に摩擦や衝撃的な引っぱりに
強い、伸びることが殆どない、しなやかで素直にた
るみ、突っぱることがない、ものを選ぶようにする。こ
の糸状部材の両端に熱をかけて糸玉(ピリング)を作
り、スプリング15をシール筒7と円筒体4の大径部4
a間に嵌装した後、大径部4a後端の切溝4cに糸状部
材12の一端の糸玉12aを嵌めて引っかけ、シール筒
7の一方の溝7bを通し、シール蓋9の天面の溝9bに
も嵌めて通し、更にシール筒7の他方の溝7bを通して
から他端の糸玉12aを円筒体4の大径部4aの後端の
他方の切溝4cに、スプリング15を縮めて嵌め止める
ようにする(第5図,第6図参照)。
そして第5図の筆記体3の雄ネジ部3eに、第6図の円
筒体4の雌ネジ部4bを螺合して両部材を接合した状態
に組立てたものを、先軸1内に挿入、固定する。次に筆
記体受け部5aを有するノック棒5を嵌挿した後軸2を
先軸1に螺合すれば、第1図、第2図の状態となる。こ
の螺合の場合、受け部5aにより筆記体3が回されるこ
とはないが、円筒体4の大径部4aの外周に突起を設
け、一方先軸1内に溝を設けて両者を嵌合させれば、円
筒体4の回転を完全に防止できる。
筒体4の雌ネジ部4bを螺合して両部材を接合した状態
に組立てたものを、先軸1内に挿入、固定する。次に筆
記体受け部5aを有するノック棒5を嵌挿した後軸2を
先軸1に螺合すれば、第1図、第2図の状態となる。こ
の螺合の場合、受け部5aにより筆記体3が回されるこ
とはないが、円筒体4の大径部4aの外周に突起を設
け、一方先軸1内に溝を設けて両者を嵌合させれば、円
筒体4の回転を完全に防止できる。
なお、シール筒7は先軸1内に固定しなくてもよいが、
筆記体3を交換するときに支障のないようにする必要が
ある。
筆記体3を交換するときに支障のないようにする必要が
ある。
次に、作用について説明すると、第1図、第2図の状態
においては、スプリング15の弾撥力により円筒体4、
筆記体3がともに後退させられているが、糸状部材12
の両端の糸玉12a,12aが円筒体4の大径部4aの
後端の切溝4c,4cに嵌まりこんで引っかかり、糸状
部材12の中央部分がシール蓋9の溝9bを通っている
ので、円筒体4は後退を阻止されている。ノック棒5の
受け部5aは自重で筆記体3の後端に接しており、ノッ
ク棒5の突起5dと後軸2の長孔2bの後端との間には
隙間がある。この隙間は筆記具の先端を上にすればなく
なり、代って筆記体3の後端と受け部5a間に同じ隙間
ができる。この隙間は、円筒体4、筆記体3の後退を妨
げないためのもので、従ってシール蓋9、シール体8と
シール筒7の小径部7aの先端との密着を良くしてい
る。また糸状部材12に多少の伸びが生じても、この隙
間によって吸収される。
においては、スプリング15の弾撥力により円筒体4、
筆記体3がともに後退させられているが、糸状部材12
の両端の糸玉12a,12aが円筒体4の大径部4aの
後端の切溝4c,4cに嵌まりこんで引っかかり、糸状
部材12の中央部分がシール蓋9の溝9bを通っている
ので、円筒体4は後退を阻止されている。ノック棒5の
受け部5aは自重で筆記体3の後端に接しており、ノッ
ク棒5の突起5dと後軸2の長孔2bの後端との間には
隙間がある。この隙間は筆記具の先端を上にすればなく
なり、代って筆記体3の後端と受け部5a間に同じ隙間
ができる。この隙間は、円筒体4、筆記体3の後退を妨
げないためのもので、従ってシール蓋9、シール体8と
シール筒7の小径部7aの先端との密着を良くしてい
る。また糸状部材12に多少の伸びが生じても、この隙
間によって吸収される。
第3図,第4図は、それぞれ第1図,第2図の状態から
ノック棒5を押して、筆記体3を本体内の前進位置に係
止し先端筆記部3aによる筆記を可能とした状態を示し
ている。シール蓋9は、シール体8の蓋部8cの自力に
よる立ち上り力により開いており、糸状部材12は本体
内でたるんでいる。ノック棒5の舌片5cに設けられた
突起5dは、クリップ6の係止部6aと係合して筆記体
3を前進位置に係止している。スプリング15は、円筒
体4が前進した距離だけ縮められている。この状態で筆
記をする。
ノック棒5を押して、筆記体3を本体内の前進位置に係
止し先端筆記部3aによる筆記を可能とした状態を示し
ている。シール蓋9は、シール体8の蓋部8cの自力に
よる立ち上り力により開いており、糸状部材12は本体
内でたるんでいる。ノック棒5の舌片5cに設けられた
突起5dは、クリップ6の係止部6aと係合して筆記体
3を前進位置に係止している。スプリング15は、円筒
体4が前進した距離だけ縮められている。この状態で筆
記をする。
筆記を終ったら、クリップ6の先端を中心方向に押すと
クリップ6の前方部分がヒンジ部6bを介して内方に折
れ曲り、従って押し部6cが後軸2の長孔2b内に入ろ
うとして舌片5cの先端を押して沈ませる。すると突起
5dも沈み、クリップ6の係止部6aとの係合が外れる
のでスプリング15に押されて円筒体4、筆記体3はと
もに後退し、第3図,第4図の状態から第1図,第2図
の状態に戻る。クリップ6の先端部分を指で押さえなく
ても、クリップをポケットに差しこめば、たとえ薄い布
地であっても突起5dと係止部6aとの間を通せば、両
者の係合を外すことになるので、筆記体3はクリップ6
の先端を押したときと同様に本体内に収納されシールさ
れる。
クリップ6の前方部分がヒンジ部6bを介して内方に折
れ曲り、従って押し部6cが後軸2の長孔2b内に入ろ
うとして舌片5cの先端を押して沈ませる。すると突起
5dも沈み、クリップ6の係止部6aとの係合が外れる
のでスプリング15に押されて円筒体4、筆記体3はと
もに後退し、第3図,第4図の状態から第1図,第2図
の状態に戻る。クリップ6の先端部分を指で押さえなく
ても、クリップをポケットに差しこめば、たとえ薄い布
地であっても突起5dと係止部6aとの間を通せば、両
者の係合を外すことになるので、筆記体3はクリップ6
の先端を押したときと同様に本体内に収納されシールさ
れる。
この第1実施例においては、糸状部材12を円筒体4に
取り付けており、該円筒体4と筆記体3は着脱自在なの
で、筆記体3のインキがなくなったときは第1図,第2
図の状態で後軸2を回して先軸1から外し(この場合で
もノック棒5の受け部5aによって筆記体3を回すこと
にはならないので糸状部材12はよじれることがな
い)、円筒体4の大径部4aを持って筆記体3を回せば
筆記体3を簡単に取り外すことができる。従って、古い
筆記体を抜き取り、新しい筆記体を取りつけることがで
きる。すなわち、筆記体(リフィール)の交換が可能で
ある。
取り付けており、該円筒体4と筆記体3は着脱自在なの
で、筆記体3のインキがなくなったときは第1図,第2
図の状態で後軸2を回して先軸1から外し(この場合で
もノック棒5の受け部5aによって筆記体3を回すこと
にはならないので糸状部材12はよじれることがな
い)、円筒体4の大径部4aを持って筆記体3を回せば
筆記体3を簡単に取り外すことができる。従って、古い
筆記体を抜き取り、新しい筆記体を取りつけることがで
きる。すなわち、筆記体(リフィール)の交換が可能で
ある。
第10図,第11図は、本発明の第2実施例を示す側断
面図であり、それぞれ第1実施例の第2図,第4図に相
当する状態、すなわち筆記体を収納したシール状態およ
び筆記体を前進させた筆記状態をそれぞれ示している。
それぞれ90度回転させる前の、第1実施例の第1図お
よび第3図に相当する状態を示す平面断面図は省略す
る。
面図であり、それぞれ第1実施例の第2図,第4図に相
当する状態、すなわち筆記体を収納したシール状態およ
び筆記体を前進させた筆記状態をそれぞれ示している。
それぞれ90度回転させる前の、第1実施例の第1図お
よび第3図に相当する状態を示す平面断面図は省略す
る。
この第2実施例においては、糸状部材をノック棒の一部
に取りつけて筆記体とノック棒を一体としており、ノッ
ク棒を押して筆記体を前進位置に係止させ、係止を解除
して筆記体が後退するとともにノック棒も後退するよう
になっている。なお、第1実施例と同一部品については
同一符号を用いて説明する。
に取りつけて筆記体とノック棒を一体としており、ノッ
ク棒を押して筆記体を前進位置に係止させ、係止を解除
して筆記体が後退するとともにノック棒も後退するよう
になっている。なお、第1実施例と同一部品については
同一符号を用いて説明する。
第10図,第11図においてHは本体軸であり、本体軸
Hの前方部分内部に第1実施例と同様シール筒7,シー
ル体8,シール蓋9,シールリング(Oリング)10,
ワッシャー11を設けている。筆記体3の先端筆記部3
aが第10図の収納状態においてシール筒7の小径部7
aの先端より少し後方(図で右方)に位置し、空気孔
(小径部3cの先端に設けてある)がOリング10の前
方(図で左方)に位置するようにして筆記体3の前方部
分をシール筒7内に挿入する。次にノック棒5を用意す
るが、該ノック棒5の先端には2個の突起部5f,5f
が設けられており、該突起部5f,5fには細い切溝5
g,5gが切ってある。
Hの前方部分内部に第1実施例と同様シール筒7,シー
ル体8,シール蓋9,シールリング(Oリング)10,
ワッシャー11を設けている。筆記体3の先端筆記部3
aが第10図の収納状態においてシール筒7の小径部7
aの先端より少し後方(図で右方)に位置し、空気孔
(小径部3cの先端に設けてある)がOリング10の前
方(図で左方)に位置するようにして筆記体3の前方部
分をシール筒7内に挿入する。次にノック棒5を用意す
るが、該ノック棒5の先端には2個の突起部5f,5f
が設けられており、該突起部5f,5fには細い切溝5
g,5gが切ってある。
本体軸H、シール筒7内に収納した筆記体3の後端鍔部
3fとシール筒7間にスプリング15を介在させ、更に鍔
部3f後端にノック棒5の先端を当接させてから、糸状
部材12によりスプリング15をやや縮めた状態でシール
蓋9とノック棒5とを連結する。すなわち、糸状部材1
2の一端の糸玉12aを、ノック棒5の突起部5f,5
fの切溝5g,5gの一方に嵌め、糸状部材12をシー
ル筒大径部の一方の溝7bに嵌め、次でシール蓋9の天
面の溝9bに嵌め、更にシール筒大径部の他方の溝7b
に嵌めてから、スプリング15を縮めてノック棒5の他方
の突起部5fの切溝5gに糸状部材12の他端の糸玉1
2aを嵌めてセットする。
3fとシール筒7間にスプリング15を介在させ、更に鍔
部3f後端にノック棒5の先端を当接させてから、糸状
部材12によりスプリング15をやや縮めた状態でシール
蓋9とノック棒5とを連結する。すなわち、糸状部材1
2の一端の糸玉12aを、ノック棒5の突起部5f,5
fの切溝5g,5gの一方に嵌め、糸状部材12をシー
ル筒大径部の一方の溝7bに嵌め、次でシール蓋9の天
面の溝9bに嵌め、更にシール筒大径部の他方の溝7b
に嵌めてから、スプリング15を縮めてノック棒5の他方
の突起部5fの切溝5gに糸状部材12の他端の糸玉1
2aを嵌めてセットする。
なお、第2実施例においても、ノック棒5が本体軸Hの
後方部分で筆記体3を前進位置に係止したり係止を解除
したりする機構は、第1実施例のものと同じである。ノ
ック棒の舌片上の突起は本体軸のスリット内を更に後退
できるようになっているが、糸状部材12がノック棒5
の突起5fと、閉じたシール蓋9との間でピンと張って
いるので、スプリング15の後退力によってもノック棒
5、筆記体3は後退しない。シール蓋9はシール筒小径
部3aの先端に押しつけられているので、良好にシール
されている。
後方部分で筆記体3を前進位置に係止したり係止を解除
したりする機構は、第1実施例のものと同じである。ノ
ック棒の舌片上の突起は本体軸のスリット内を更に後退
できるようになっているが、糸状部材12がノック棒5
の突起5fと、閉じたシール蓋9との間でピンと張って
いるので、スプリング15の後退力によってもノック棒
5、筆記体3は後退しない。シール蓋9はシール筒小径
部3aの先端に押しつけられているので、良好にシール
されている。
この実施例においては、筆記体と連動する部材はノック
棒である。この実施例のものは、本体軸Hに嵌挿する内
部機構をまず外で組立ててから、本体軸Hの後方よりノ
ック棒5の突起5dを沈ませながらスリット2bに突起
5dの位置を合わせて内部機構全体を本体軸H内に挿入
して組立てる。シール筒7は、本体軸Hに遊嵌していて
も差支えない。
棒である。この実施例のものは、本体軸Hに嵌挿する内
部機構をまず外で組立ててから、本体軸Hの後方よりノ
ック棒5の突起5dを沈ませながらスリット2bに突起
5dの位置を合わせて内部機構全体を本体軸H内に挿入
して組立てる。シール筒7は、本体軸Hに遊嵌していて
も差支えない。
この第2実施例の作動は、第1実施例のものと同じであ
るので省略する。
るので省略する。
以上いくつかの実施例について説明したが、本発明は以
上の実施例に限られるものではない。例えば筆記体その
ものの後端をノック棒とし、前進位置で係止したり係止
を解除したりする機構を筆記体の一部に取り付けてもよ
い。この場合は、糸状部材でシール蓋と筆記体の一部と
を連結することとなる。円筒体と筆記体とを着脱自在に
取りつける方法も任意でよい。すなわち、円筒体やリン
グ等の連動部材が筆記体に押されて前進し、スプリング
の力で後退するようになっていれば、該連動部材に筆記
体を着脱自在に取り付ける方法は任意でよい。また、ク
リップを合成樹脂の成形品とし、係止部より前方を肉薄
にして内方へ折れ曲がり易くしてもよい。シール体とシ
ール蓋とを一体の成形品として、シール筒を密閉する側
(裏側)を柔かい合成樹脂とし、糸状部材で押えたり引
っぱったりする側(天面)を堅い合成樹脂としてもよ
い。また、シール体やシール蓋は常時開口方向に付勢さ
れていても、付勢されていなくても揺動するものであっ
てもよい。筆記体の前後後退につれて前進後退する部材
は、回転しないで前進後退する部分なら糸状部材をどん
な前進後退機構に連結してもよい。その他、各部品の一
体化や材質、形状等も任意でよく、設計変更も可能であ
る。
上の実施例に限られるものではない。例えば筆記体その
ものの後端をノック棒とし、前進位置で係止したり係止
を解除したりする機構を筆記体の一部に取り付けてもよ
い。この場合は、糸状部材でシール蓋と筆記体の一部と
を連結することとなる。円筒体と筆記体とを着脱自在に
取りつける方法も任意でよい。すなわち、円筒体やリン
グ等の連動部材が筆記体に押されて前進し、スプリング
の力で後退するようになっていれば、該連動部材に筆記
体を着脱自在に取り付ける方法は任意でよい。また、ク
リップを合成樹脂の成形品とし、係止部より前方を肉薄
にして内方へ折れ曲がり易くしてもよい。シール体とシ
ール蓋とを一体の成形品として、シール筒を密閉する側
(裏側)を柔かい合成樹脂とし、糸状部材で押えたり引
っぱったりする側(天面)を堅い合成樹脂としてもよ
い。また、シール体やシール蓋は常時開口方向に付勢さ
れていても、付勢されていなくても揺動するものであっ
てもよい。筆記体の前後後退につれて前進後退する部材
は、回転しないで前進後退する部分なら糸状部材をどん
な前進後退機構に連結してもよい。その他、各部品の一
体化や材質、形状等も任意でよく、設計変更も可能であ
る。
(発明の効果) 本発明によれば次のような効果が奏される。
(1) キャップの着脱を必要とせず、不使用時には筆記
体が良好にシールされるので使用が便利である。
体が良好にシールされるので使用が便利である。
(2) 部品点数が少なく各部品が安価にできる上、構造
が簡単で組立ても機械による自動組立てができるので、
低いコストで生産できる。
が簡単で組立ても機械による自動組立てができるので、
低いコストで生産できる。
(3) リフィール交換用のものにも、使い捨てのものに
も利用できる。
も利用できる。
(4) ポケットに差したとき筆記体が本体内に収納され
るようにすれば、筆記体収納操作を忘れてポケットに差
しても衣服にインキをにじませることがない。
るようにすれば、筆記体収納操作を忘れてポケットに差
しても衣服にインキをにじませることがない。
(5) サインペンにも水性ボールペンにも適し、用途に
応じて普及品、中級品、高級品を作ることができる。
応じて普及品、中級品、高級品を作ることができる。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示す筆記具の
平面断面図及び側断面図で、筆記体を本体内に収納した
シール状態を示し、第3図及び第4図は同じく筆記可能
状態を示す平面断面図及び側断面図、第5図ないし第9
図は要部説明図、第10図及び第11図は本発明の第2
実施例の異なった作動状態を示す側断面図である。 1……先軸、2……後軸、2b……スリット、3……筆
記体、3a……先端筆記部、3b……空気孔、4……円
筒体、5……ノック棒、5c……舌片、5d……突起、
6……クリップ、6a……係止部、7……シール筒、7
c……透通孔、7d……先端孔、8……シール体、9…
…シール蓋、10……シールリング、12……糸状部
材、15……スプリング。
平面断面図及び側断面図で、筆記体を本体内に収納した
シール状態を示し、第3図及び第4図は同じく筆記可能
状態を示す平面断面図及び側断面図、第5図ないし第9
図は要部説明図、第10図及び第11図は本発明の第2
実施例の異なった作動状態を示す側断面図である。 1……先軸、2……後軸、2b……スリット、3……筆
記体、3a……先端筆記部、3b……空気孔、4……円
筒体、5……ノック棒、5c……舌片、5d……突起、
6……クリップ、6a……係止部、7……シール筒、7
c……透通孔、7d……先端孔、8……シール体、9…
…シール蓋、10……シールリング、12……糸状部
材、15……スプリング。
Claims (4)
- 【請求項1】本体内に先端筆記部と空気孔を有する筆記
体を収容し、該筆記体を前進させて筆記位置に係止し係
止を解除して収納位置へ後退させる前進後退機構を設
け、本体内の前方部分に前記筆記体の前方部分が通過す
る透通孔を有するシール筒を設け、該シール筒の先端付
近にシール筒の先端孔を密閉するシール蓋を開閉自在に
取り付け、またシール筒と筆記体間に、筆記体の先端筆
記部がシール筒内に収納されたときの空気孔より後方位
置で互に圧接する弾性部材のシールリングを設け、筆記
体の前進後退につれて前進後退する連動部材と前記シー
ル蓋とを糸状部材により構成するとともに、該連動部
材、筆記体のいずれかをスプリングにより常時後退方向
へ付勢し、かつ本体とシール筒間に前記糸状部材を通過
させる手段を設け、前記連動部材、筆記体の前進につれ
て前記シール蓋が開いた後も前記糸状部材がたるんで連
動部材、筆記体が前進でき、連動部材の後退につれて糸
状部材のたるみがなくなった後は糸状部材がシール蓋を
引張ってシール筒先端孔を密閉するとともに連動部材の
それ以上の後退を阻止するよう構成したことを特徴とす
る乾燥防止機構を有するキャップレス筆記具。 - 【請求項2】前記連動部材と筆記体とが着脱自在である
特許請求の範囲第1項記載の乾燥防止機構を有するキャ
ップレス筆記具。 - 【請求項3】前記連動部材と筆記体とが一体となってい
る特許請求の範囲第1項記載の乾燥防止機構を有するキ
ャップレス筆記具。 - 【請求項4】前記筆記体を前進後退させる機構が、ノッ
ク棒の一部に設けられ弾性的に支持される舌片上の突起
と、本体のクリップに隠れる部分に設けられた該突起が
前進後退するスリットと、クリップの裏面に設けられた
該スリットより広巾で前記突起と係合する係止部と、手
指で押えてクリップ先端部分を内方へ折り曲げたとき前
記舌片を押えて突起と係止部との係合を解除する前記ス
リットより巾のせまい押し部とよりなる特許請求の範囲
第1項記載の乾燥防止機構を有するキャップレス筆記
具。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62089875A JPH0653438B2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 | 乾燥防止機構を有するキヤツプレス筆記具 |
| US07/117,781 US5048990A (en) | 1986-11-07 | 1987-11-06 | Writing instrument with drying-preventing mechanism |
| EP87116425A EP0267557B1 (en) | 1986-11-07 | 1987-11-06 | Writing instrument with drying preventing mechanism |
| DE8787116425T DE3771664D1 (de) | 1986-11-07 | 1987-11-06 | Schreibgeraet mit vorrichtung zum verhindern des austrocknens. |
| KR1019870012570A KR950000776B1 (ko) | 1986-11-07 | 1987-11-07 | 건조방지 장치를 가진 뚜껑없는 필기구 |
| HK42894A HK42894A (en) | 1986-11-07 | 1994-05-05 | Writing instrument with drying preventing mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62089875A JPH0653438B2 (ja) | 1987-04-14 | 1987-04-14 | 乾燥防止機構を有するキヤツプレス筆記具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63256499A JPS63256499A (ja) | 1988-10-24 |
| JPH0653438B2 true JPH0653438B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=13982939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62089875A Expired - Lifetime JPH0653438B2 (ja) | 1986-11-07 | 1987-04-14 | 乾燥防止機構を有するキヤツプレス筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653438B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100415542C (zh) * | 2002-11-18 | 2008-09-03 | 百龙企业有限公司 | 伸缩式书写工具 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0630992B2 (ja) * | 1987-05-29 | 1994-04-27 | アンコス株式会社 | 乾燥防止機構を有するキヤツプレス筆記具 |
| JPH0726148U (ja) * | 1993-06-25 | 1995-05-16 | 株式会社タンゴ | 押し印装置 |
| US7850382B2 (en) * | 2007-01-18 | 2010-12-14 | Sanford, L.P. | Valve made from two materials and writing utensil with retractable tip incorporating same |
| US8226312B2 (en) * | 2008-03-28 | 2012-07-24 | Sanford, L.P. | Valve door having a force directing component and retractable instruments comprising same |
-
1987
- 1987-04-14 JP JP62089875A patent/JPH0653438B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100415542C (zh) * | 2002-11-18 | 2008-09-03 | 百龙企业有限公司 | 伸缩式书写工具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63256499A (ja) | 1988-10-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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