JPH0653617A - 光導波路構造及びその製造方法並びに半導体レーザ装置及びその製造方法 - Google Patents
光導波路構造及びその製造方法並びに半導体レーザ装置及びその製造方法Info
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- JPH0653617A JPH0653617A JP22524392A JP22524392A JPH0653617A JP H0653617 A JPH0653617 A JP H0653617A JP 22524392 A JP22524392 A JP 22524392A JP 22524392 A JP22524392 A JP 22524392A JP H0653617 A JPH0653617 A JP H0653617A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御性良く作製することのできる光導波路構
造を得る。 【構成】 光導波路形成時の制御すべき要素の一つであ
るリッジ部以外の領域の半導体層の厚みを第1の半導体
層4の結晶成長厚D1 により制御し、また制御すべき要
素の他の一つであるリッジ幅を第1の半導体層4上に第
2の半導体層14をストライプ状に選択成長する際の選
択成長マスク13の開口幅W1 で制御した。
造を得る。 【構成】 光導波路形成時の制御すべき要素の一つであ
るリッジ部以外の領域の半導体層の厚みを第1の半導体
層4の結晶成長厚D1 により制御し、また制御すべき要
素の他の一つであるリッジ幅を第1の半導体層4上に第
2の半導体層14をストライプ状に選択成長する際の選
択成長マスク13の開口幅W1 で制御した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光導波路構造に関し、
特に制御性良く作製可能な光導波路構造及びその製造方
法、並びにこの光導波路構造を備えた半導体レーザ装置
及びその製造方法に関するものである。
特に制御性良く作製可能な光導波路構造及びその製造方
法、並びにこの光導波路構造を備えた半導体レーザ装置
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在製造されている一般的な半導体レー
ザ装置は縦,及び横モードの単一化と動作電流の低減化
のために各種の光導波路構造を有している。このような
光導波路構造の一例として、活性層上に配置される上側
クラッド層をストライプ状のリッジを有する形状とする
ものがある。
ザ装置は縦,及び横モードの単一化と動作電流の低減化
のために各種の光導波路構造を有している。このような
光導波路構造の一例として、活性層上に配置される上側
クラッド層をストライプ状のリッジを有する形状とする
ものがある。
【0003】図3はこのような光導波路構造を有する従
来のAlGaAs/GaAs系半導体レーザ装置を示す
図であり、図5はその製造方法を示す断面工程図であ
る。図において、101はn型GaAs基板である。n
型AlGaAs下クラッド層102は基板101上に配
置される。AlGaAsのバルク結晶からなる、あるい
はAlGaAs系材料で構成される量子井戸構造を有す
る活性層103はn型クラッド層102上に配置され
る。p型AlGaAs上クラッド層104は活性層10
3上に配置され、素子中央部にストライプ状のリッジを
有する形状に成形されている。p型GaAsキャップ層
105はp型上クラッド層104のリッジ部上に配置さ
れる。n型GaAs電流ブロック層107はp型上クラ
ッド層104のリッジ両側の部分にリッジを埋め込むよ
うに配置される。p型GaAsコンタクト層108は電
流ブロック層107上及びキャップ層105上に配置さ
れる。また、p側電極109及びn側電極110はそれ
ぞれコンタクト層108上及び基板101裏面に設けら
れる。
来のAlGaAs/GaAs系半導体レーザ装置を示す
図であり、図5はその製造方法を示す断面工程図であ
る。図において、101はn型GaAs基板である。n
型AlGaAs下クラッド層102は基板101上に配
置される。AlGaAsのバルク結晶からなる、あるい
はAlGaAs系材料で構成される量子井戸構造を有す
る活性層103はn型クラッド層102上に配置され
る。p型AlGaAs上クラッド層104は活性層10
3上に配置され、素子中央部にストライプ状のリッジを
有する形状に成形されている。p型GaAsキャップ層
105はp型上クラッド層104のリッジ部上に配置さ
れる。n型GaAs電流ブロック層107はp型上クラ
ッド層104のリッジ両側の部分にリッジを埋め込むよ
うに配置される。p型GaAsコンタクト層108は電
流ブロック層107上及びキャップ層105上に配置さ
れる。また、p側電極109及びn側電極110はそれ
ぞれコンタクト層108上及び基板101裏面に設けら
れる。
【0004】次に動作について説明する。図4は図3の
半導体レーザ装置の動作を説明するための図であり、図
3のIV−IV線断面を示している。図において、111は
動作時の電流、112は発振領域、W2 はリッジ幅、D
2 は上クラッド層の残し厚である。
半導体レーザ装置の動作を説明するための図であり、図
3のIV−IV線断面を示している。図において、111は
動作時の電流、112は発振領域、W2 はリッジ幅、D
2 は上クラッド層の残し厚である。
【0005】図4において、p側電極109とn側電極
110の間に電位差を与えると、図に示すように電流1
11が生じる。これはn型GaAsブロック層7の部分
に電流が流れず、電流狭窄がされているためである。そ
して、発振領域112でレーザ発振が生じ、図3の矢印
120に示すようにレーザ光が出射される。ここで、こ
の半導体レーザ装置の水平方向のビーム広がり角(半導
体層の積層方向への広がり角度)や素子寿命等の特性は
リッジ幅W2 及び上クラッド層の残し厚D2 に大きく依
存している。
110の間に電位差を与えると、図に示すように電流1
11が生じる。これはn型GaAsブロック層7の部分
に電流が流れず、電流狭窄がされているためである。そ
して、発振領域112でレーザ発振が生じ、図3の矢印
120に示すようにレーザ光が出射される。ここで、こ
の半導体レーザ装置の水平方向のビーム広がり角(半導
体層の積層方向への広がり角度)や素子寿命等の特性は
リッジ幅W2 及び上クラッド層の残し厚D2 に大きく依
存している。
【0006】従って、上記光導波路構造を安定に形成で
きるかどうかが半導体レーザ装置の特性に大きく影響し
てくる。
きるかどうかが半導体レーザ装置の特性に大きく影響し
てくる。
【0007】次に図3に示す半導体レーザ装置を製造す
る従来の製造工程を図5に沿って説明する。まず、図5
(a) に示すように、n型GaAs基板101上にn型A
lGaAsクラッド層102,活性層103,p型Al
GaAsクラッド層104,及びp型GaAsキャップ
層105を順次結晶成長(第1結晶成長)する。
る従来の製造工程を図5に沿って説明する。まず、図5
(a) に示すように、n型GaAs基板101上にn型A
lGaAsクラッド層102,活性層103,p型Al
GaAsクラッド層104,及びp型GaAsキャップ
層105を順次結晶成長(第1結晶成長)する。
【0008】次に、p型GaAsキャップ層105上に
SiNxあるいはSiO2 膜等の絶縁膜を成膜し、これ
を転写工程でパターニングされたフォトレジストをマス
クとしてエッチングし、絶縁膜からなるストライプパタ
ーン106を形成する。この絶縁膜ストライプパターン
106をマスクとして、図5(b) に示すように、p型G
aAsキャップ層105及びp型AlGaAsクラッド
層104を硫酸と過酸化水素水と水の混合液でウェット
エッチングする。このときのストライプパターン106
の幅、エッチング時間等によりリッジ幅W2 及び上クラ
ッド層の残し厚D2 が所望の値となるように制御する。
SiNxあるいはSiO2 膜等の絶縁膜を成膜し、これ
を転写工程でパターニングされたフォトレジストをマス
クとしてエッチングし、絶縁膜からなるストライプパタ
ーン106を形成する。この絶縁膜ストライプパターン
106をマスクとして、図5(b) に示すように、p型G
aAsキャップ層105及びp型AlGaAsクラッド
層104を硫酸と過酸化水素水と水の混合液でウェット
エッチングする。このときのストライプパターン106
の幅、エッチング時間等によりリッジ幅W2 及び上クラ
ッド層の残し厚D2 が所望の値となるように制御する。
【0009】次に、絶縁膜ストライプパターン106を
選択成長のマスクとして用いて、リッジの両側のp型A
lGaAsクラッド層104上に、リッジを埋め込むよ
うにn型GaAsブロック層107を結晶成長(第2結
晶成長)した後、絶縁膜ストライプパターン106をプ
ラズマエッチャーあるいはHF等で除去し、その後、n
型GaAsブロック層107上及びp型GaAsキャッ
プ層105上にp型GaAsコンタクト層108を結晶
成長(第3結晶成長)する。最後に、p型GaAsコン
タクト層108上にp側電極9を、n型GaAs基板1
01裏面にn側電極10をそれぞれ形成し、チップ単位
に分割することにより半導体レーザ装置が完成する(図
5(c) )。
選択成長のマスクとして用いて、リッジの両側のp型A
lGaAsクラッド層104上に、リッジを埋め込むよ
うにn型GaAsブロック層107を結晶成長(第2結
晶成長)した後、絶縁膜ストライプパターン106をプ
ラズマエッチャーあるいはHF等で除去し、その後、n
型GaAsブロック層107上及びp型GaAsキャッ
プ層105上にp型GaAsコンタクト層108を結晶
成長(第3結晶成長)する。最後に、p型GaAsコン
タクト層108上にp側電極9を、n型GaAs基板1
01裏面にn側電極10をそれぞれ形成し、チップ単位
に分割することにより半導体レーザ装置が完成する(図
5(c) )。
【0010】以上のように、活性層3上のp型AlGa
Asクラッド層4とp型GaAsキャップ層をエッチン
グすることで、光導波路部の形成を行っていた。
Asクラッド層4とp型GaAsキャップ層をエッチン
グすることで、光導波路部の形成を行っていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の光導波路構造
は、以上のようにウェットエッチングの技法を用いて光
導波路を形成するためのリッジ構造を作製していたの
で、リッジ幅及びエッチング残し厚の制御が困難で、特
性にバラツキを生じやすいという問題点があった。
は、以上のようにウェットエッチングの技法を用いて光
導波路を形成するためのリッジ構造を作製していたの
で、リッジ幅及びエッチング残し厚の制御が困難で、特
性にバラツキを生じやすいという問題点があった。
【0012】特に半導体レーザ装置の光導波路において
は、上述したように、リッジ幅及び上クラッド層の残し
厚は、水平方向のビーム広がり角や素子寿命等の特性に
大きく影響するが、特に微小なバラツキさえ特性に影響
する上クラッド層残し厚は、結晶の厚さからエッチング
量を差し引いた値のみでモニタしており、実測できない
部分であるため、制御が困難であった。
は、上述したように、リッジ幅及び上クラッド層の残し
厚は、水平方向のビーム広がり角や素子寿命等の特性に
大きく影響するが、特に微小なバラツキさえ特性に影響
する上クラッド層残し厚は、結晶の厚さからエッチング
量を差し引いた値のみでモニタしており、実測できない
部分であるため、制御が困難であった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、制御性良く作製できる光導波路
及びその製造方法を提供することを目的とする。
ためになされたもので、制御性良く作製できる光導波路
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光導波路
構造は、半導体基板上に、広い面積にわたって結晶成長
された第1の半導体層と、該第1の半導体層上にストラ
イプ状に選択的に結晶成長された第2の半導体層とを備
えたものである。
構造は、半導体基板上に、広い面積にわたって結晶成長
された第1の半導体層と、該第1の半導体層上にストラ
イプ状に選択的に結晶成長された第2の半導体層とを備
えたものである。
【0015】また、この発明に係る光導波路構造の製造
方法は、半導体基板上に、広い面積にわたって結晶成長
された第1の半導体層を形成した後、該第1の半導体層
上にストライプ状の開口を有する絶縁膜をパターニング
し、上記絶縁膜を選択成長マスクとし、上記開口部に露
出した上記第1の半導体層上に該第1の半導体層と同じ
半導体からなる第2の半導体層を選択成長するものであ
る。
方法は、半導体基板上に、広い面積にわたって結晶成長
された第1の半導体層を形成した後、該第1の半導体層
上にストライプ状の開口を有する絶縁膜をパターニング
し、上記絶縁膜を選択成長マスクとし、上記開口部に露
出した上記第1の半導体層上に該第1の半導体層と同じ
半導体からなる第2の半導体層を選択成長するものであ
る。
【0016】また、この発明に係る半導体レーザ装置
は、第1導電型半導体基板上に形成された第1導電型の
下側クラッド層と、該下側クラッド層上に形成された半
導体活性層と、該活性層上に結晶成長された第2導電型
の第1の上側クラッド層と、該第1の上側クラッド層上
にストライプ状に選択的に結晶成長された第2導電型の
第2の上側クラッド層とを備えたものである。
は、第1導電型半導体基板上に形成された第1導電型の
下側クラッド層と、該下側クラッド層上に形成された半
導体活性層と、該活性層上に結晶成長された第2導電型
の第1の上側クラッド層と、該第1の上側クラッド層上
にストライプ状に選択的に結晶成長された第2導電型の
第2の上側クラッド層とを備えたものである。
【0017】また、この発明に係る半導体レーザ装置の
製造方法は、第1導電型半導体基板上に第1導電型の下
側クラッド層,活性層,及び第2導電型の第1の上側ク
ラッド層を順次結晶成長した後、上記第1の上側クラッ
ド層上にストライプ状の開口を有する絶縁膜をパターニ
ングし、上記絶縁膜を選択成長マスクとし、上記開口部
に露出した上記第1の上側クラッド層上に該第1の上側
クラッド層と同じの半導体からなる第2導電型の第2の
上側クラッド層を選択成長するものである。
製造方法は、第1導電型半導体基板上に第1導電型の下
側クラッド層,活性層,及び第2導電型の第1の上側ク
ラッド層を順次結晶成長した後、上記第1の上側クラッ
ド層上にストライプ状の開口を有する絶縁膜をパターニ
ングし、上記絶縁膜を選択成長マスクとし、上記開口部
に露出した上記第1の上側クラッド層上に該第1の上側
クラッド層と同じの半導体からなる第2導電型の第2の
上側クラッド層を選択成長するものである。
【0018】
【作用】この発明においては、光導波路形成時の制御す
べき要素の一つであるリッジ部以外の領域の半導体層の
厚みを結晶成長により制御し、また制御すべき要素の他
の一つであるリッジ幅を選択成長マスクの開口幅で制御
したので、所望の特性のものを安定して得ることができ
る。
べき要素の一つであるリッジ部以外の領域の半導体層の
厚みを結晶成長により制御し、また制御すべき要素の他
の一つであるリッジ幅を選択成長マスクの開口幅で制御
したので、所望の特性のものを安定して得ることができ
る。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1は本発明の一実施例による半導体レーザ装置の
構造を示す斜視図、図2は図1の半導体レーザ装置の製
造方法を示す断面工程図である。図1において、1はn
型GaAs基板である。n型AlGaAs下クラッド層
2は基板101上に配置される。AlGaAsのバルク
結晶からなる、あるいはAlGaAs系材料で構成され
る量子井戸構造を有する活性層3はn型クラッド層2上
に配置される。p型AlGaAsからなる第1の上側ク
ラッド層4は活性層3上に配置される。第1の上側クラ
ッド層4と同一組成のp型AlGaAsからなるストラ
イプリッジ形状の第2の上側クラッド層14は第1の上
側クラッド層上の中央部分に配置される。n型GaAs
電流ブロック層7は第2の上側クラッド層14の両側の
第1の上側クラッド層4上に第2の上側クラッド層14
を埋め込むように配置される。p型GaAsコンタクト
層8は電流ブロック層7上及び第2の上側クラッド層1
4上に配置される。また、p側電極9及びn側電極10
はそれぞれコンタクト層8上及び基板1裏面に設けられ
る。また、12は発振領域、20は出射レーザ光であ
る。
る。図1は本発明の一実施例による半導体レーザ装置の
構造を示す斜視図、図2は図1の半導体レーザ装置の製
造方法を示す断面工程図である。図1において、1はn
型GaAs基板である。n型AlGaAs下クラッド層
2は基板101上に配置される。AlGaAsのバルク
結晶からなる、あるいはAlGaAs系材料で構成され
る量子井戸構造を有する活性層3はn型クラッド層2上
に配置される。p型AlGaAsからなる第1の上側ク
ラッド層4は活性層3上に配置される。第1の上側クラ
ッド層4と同一組成のp型AlGaAsからなるストラ
イプリッジ形状の第2の上側クラッド層14は第1の上
側クラッド層上の中央部分に配置される。n型GaAs
電流ブロック層7は第2の上側クラッド層14の両側の
第1の上側クラッド層4上に第2の上側クラッド層14
を埋め込むように配置される。p型GaAsコンタクト
層8は電流ブロック層7上及び第2の上側クラッド層1
4上に配置される。また、p側電極9及びn側電極10
はそれぞれコンタクト層8上及び基板1裏面に設けられ
る。また、12は発振領域、20は出射レーザ光であ
る。
【0020】次に図1の半導体レーザ装置の製造工程を
図2(a) 〜図2(g) に沿って説明する。まず、n型Ga
As基板1上に、図2(a) に示すように、n型AlGa
Asクラッド層2,活性層3,及びp型AlGaAsか
らなる第1の上側クラッド層4を順次結晶成長する。こ
こで、結晶成長法として有機金属気相成長(MOCV
D)法等の気相成長法を用いれば、第1の上側クラッド
層4の層厚D1 は極めて精度良く制御することが可能で
ある。
図2(a) 〜図2(g) に沿って説明する。まず、n型Ga
As基板1上に、図2(a) に示すように、n型AlGa
Asクラッド層2,活性層3,及びp型AlGaAsか
らなる第1の上側クラッド層4を順次結晶成長する。こ
こで、結晶成長法として有機金属気相成長(MOCV
D)法等の気相成長法を用いれば、第1の上側クラッド
層4の層厚D1 は極めて精度良く制御することが可能で
ある。
【0021】次に、第1の上側クラッド層4上にSiN
xあるいはSiO2 膜等の第1の絶縁膜13を成膜し、
これを写真製版及びエッチングの技術を用いてパターニ
ングし、図2(b) に示すように、幅W1 のストライプ状
の開口部を設ける。
xあるいはSiO2 膜等の第1の絶縁膜13を成膜し、
これを写真製版及びエッチングの技術を用いてパターニ
ングし、図2(b) に示すように、幅W1 のストライプ状
の開口部を設ける。
【0022】次に、パターニングされた第1絶縁膜13
を選択成長マスクとして、p型AlGaAsクラッド層
4と全く同条件で結晶すると、凸状成長したp型AlG
aAs第2上側クラッド層14が形成される。例えば、
基板表面が(100)面の場合、(01/1)面方向と
平行方向に抜きのストライプパターンの第1絶縁膜13
を形成すると、図1(c) に示すように、(1/1/1)
面と(111)面を側面に持つ順メサ形状の凸状成長し
たp型AlGaAs第2上側クラッド層14が形成され
る。
を選択成長マスクとして、p型AlGaAsクラッド層
4と全く同条件で結晶すると、凸状成長したp型AlG
aAs第2上側クラッド層14が形成される。例えば、
基板表面が(100)面の場合、(01/1)面方向と
平行方向に抜きのストライプパターンの第1絶縁膜13
を形成すると、図1(c) に示すように、(1/1/1)
面と(111)面を側面に持つ順メサ形状の凸状成長し
たp型AlGaAs第2上側クラッド層14が形成され
る。
【0023】また、(011)面方向と平行方向に抜き
のストライプパターンの第1絶縁膜13を形成すると、
(1/11)面と(11/1)面を側面に持つ逆メサ形
状の凸状成長したp型AlGaAs第2上側クラッド層
14が形成される。
のストライプパターンの第1絶縁膜13を形成すると、
(1/11)面と(11/1)面を側面に持つ逆メサ形
状の凸状成長したp型AlGaAs第2上側クラッド層
14が形成される。
【0024】さらに、(010)面方向と平行方向に抜
きのストライプパターンの第1絶縁膜13を形成する
と、(001)面と(00/1)面の垂直面を側面に持
つ凸状成長したp型AlGaAs第2上側クラッド層1
4が形成される。
きのストライプパターンの第1絶縁膜13を形成する
と、(001)面と(00/1)面の垂直面を側面に持
つ凸状成長したp型AlGaAs第2上側クラッド層1
4が形成される。
【0025】次に、図1(d) に示すように、全面にSi
NxあるいはSiO2 膜等の第2の絶縁膜15を成膜
し、凸状成長した第2の上側クラッド層14上の第2絶
縁膜15上にレジストパターン16を形成する。
NxあるいはSiO2 膜等の第2の絶縁膜15を成膜
し、凸状成長した第2の上側クラッド層14上の第2絶
縁膜15上にレジストパターン16を形成する。
【0026】次にレジストパターン16をマスクにドラ
イエッチングあるいはウェットエッチングにより、第1
絶縁膜13と第2絶縁膜15を除去する。
イエッチングあるいはウェットエッチングにより、第1
絶縁膜13と第2絶縁膜15を除去する。
【0027】さらに、レジストパターン16を除去した
後、パターニングされた第2絶縁膜15を選択成長マス
クとして、図2(e) に示すように、n型GaAsブロッ
ク層7を選択埋込み成長する。
後、パターニングされた第2絶縁膜15を選択成長マス
クとして、図2(e) に示すように、n型GaAsブロッ
ク層7を選択埋込み成長する。
【0028】そして、第2の上側クラッド層14上の第
2絶縁膜15をプラズマエッチャーあるいはHF等で除
去した後、図1(f) に示すように、p型GaAsコンタ
クト層8を結晶成長する。
2絶縁膜15をプラズマエッチャーあるいはHF等で除
去した後、図1(f) に示すように、p型GaAsコンタ
クト層8を結晶成長する。
【0029】最後に、図1(g) に示すように、p側電極
9とn側電極10を形成して、チップ単位に分割するこ
とにより、図1に示す半導体レーザ装置が完成する。
9とn側電極10を形成して、チップ単位に分割するこ
とにより、図1に示す半導体レーザ装置が完成する。
【0030】このようにして作製された半導体レーザ装
置においては、第1の上側クラッド層4の層厚D1 が従
来の半導体レーザ装置における上クラッド層残し厚D2
に相当するが、この層厚D1 は結晶成長層厚により決ま
るので、MOCVD法等により結晶成長することによ
り、極めて精度良く制御することができる。またリッジ
幅は第1の絶縁膜13の開口幅W1 により決まり、従来
のリッジ幅W2 のようにエッチング量により変動しない
ので、制御性を大幅に向上できる。従って、半導体レー
ザ装置の動作特性のバラツキを抑えることができ、歩留
りを大幅に向上することができる。
置においては、第1の上側クラッド層4の層厚D1 が従
来の半導体レーザ装置における上クラッド層残し厚D2
に相当するが、この層厚D1 は結晶成長層厚により決ま
るので、MOCVD法等により結晶成長することによ
り、極めて精度良く制御することができる。またリッジ
幅は第1の絶縁膜13の開口幅W1 により決まり、従来
のリッジ幅W2 のようにエッチング量により変動しない
ので、制御性を大幅に向上できる。従って、半導体レー
ザ装置の動作特性のバラツキを抑えることができ、歩留
りを大幅に向上することができる。
【0031】なお、上記実施例ではAlGaAs/Ga
As系の材料を用いているが、他の半導体材料を用いた
場合にも適用できる。
As系の材料を用いているが、他の半導体材料を用いた
場合にも適用できる。
【0032】また、上記実施例では半導体レーザ装置の
光導波路として適用したものについて説明したが、発光
機能を持たない光ガイド素子等の光導波路としても適用
することができることは言うまでもない。
光導波路として適用したものについて説明したが、発光
機能を持たない光ガイド素子等の光導波路としても適用
することができることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、この
発明においては、光導波路形成時の制御すべき要素の一
つであるリッジ部以外の領域の半導体層の厚みを結晶成
長により制御し、また制御すべき要素の他の一つである
リッジ幅を選択成長マスクの開口幅で制御したので、所
望の特性のものを安定して得ることができる効果があ
る。
発明においては、光導波路形成時の制御すべき要素の一
つであるリッジ部以外の領域の半導体層の厚みを結晶成
長により制御し、また制御すべき要素の他の一つである
リッジ幅を選択成長マスクの開口幅で制御したので、所
望の特性のものを安定して得ることができる効果があ
る。
【図1】この発明の一実施例による光導波路構造を有す
る半導体レーザ装置を示す斜視図である。
る半導体レーザ装置を示す斜視図である。
【図2】図1の半導体レーザ装置の製造方法を示す断面
工程図である。
工程図である。
【図3】従来の光導波路構造を含む半導体レーザ装置を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図4】図3の半導体レーザ装置の動作を説明するため
の図である。
の図である。
【図5】図3の半導体レーザ装置の製造方法を示す断面
工程図である。
工程図である。
1 n型GaAs基板 2 n型AlGaAsクラッド層 3 AlGaAs活性層あるいは量子井戸構造を有す
る活性層 4 p型AlGaAsクラッド層 7 n型GaAsブロック層 8 p型GaAsコンタクト層 9 p側電極 10 n側電極 11 動作時の電流 12 発振領域 W1 リッジ幅 D1 上クラッド層残し厚 13 第1絶縁膜 14 凸状成長したp型AlGaAsクラッド層 15 第2絶縁膜 16 レジストパターン 20 レーザ光
る活性層 4 p型AlGaAsクラッド層 7 n型GaAsブロック層 8 p型GaAsコンタクト層 9 p側電極 10 n側電極 11 動作時の電流 12 発振領域 W1 リッジ幅 D1 上クラッド層残し厚 13 第1絶縁膜 14 凸状成長したp型AlGaAsクラッド層 15 第2絶縁膜 16 レジストパターン 20 レーザ光
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】次に、パターニングされた第1絶縁膜13
を選択成長マスクとして、p型AlGaAsクラッド層
4と全く同条件で結晶すると、凸状成長したp型AlG
aAs第2上側クラッド層14が形成される。例えば、
基板表面が(100)面の場合、(0/11)面方向と
平行方向に抜きのストライプパターンの第1絶縁膜13
を形成すると、図2(c) に示すように、(/1/11)
面と(111)面を側面に持つ順メサ形状の凸状成長し
たp型AlGaAs第2上側クラッド層14が形成され
る。
を選択成長マスクとして、p型AlGaAsクラッド層
4と全く同条件で結晶すると、凸状成長したp型AlG
aAs第2上側クラッド層14が形成される。例えば、
基板表面が(100)面の場合、(0/11)面方向と
平行方向に抜きのストライプパターンの第1絶縁膜13
を形成すると、図2(c) に示すように、(/1/11)
面と(111)面を側面に持つ順メサ形状の凸状成長し
たp型AlGaAs第2上側クラッド層14が形成され
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、(011)面方向と平行方向に抜き
のストライプパターンの第1絶縁膜13を形成すると、
(/111)面と(1/11)面を側面に持つ逆メサ形
状の凸状成長したp型AlGaAs第2上側クラッド層
14が形成される。
のストライプパターンの第1絶縁膜13を形成すると、
(/111)面と(1/11)面を側面に持つ逆メサ形
状の凸状成長したp型AlGaAs第2上側クラッド層
14が形成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】次に、図2(d) に示すように、全面にSi
NxあるいはSiO2 膜等の第2の絶縁膜15を成膜
し、凸状成長した第2の上側クラッド層14上の第2絶
縁膜15上にレジストパターン16を形成する。
NxあるいはSiO2 膜等の第2の絶縁膜15を成膜
し、凸状成長した第2の上側クラッド層14上の第2絶
縁膜15上にレジストパターン16を形成する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】そして、第2の上側クラッド層14上の第
2絶縁膜15をプラズマエッチャーあるいはHF等で除
去した後、図2(f) に示すように、p型GaAsコンタ
クト層8を結晶成長する。
2絶縁膜15をプラズマエッチャーあるいはHF等で除
去した後、図2(f) に示すように、p型GaAsコンタ
クト層8を結晶成長する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】最後に、図2(g) に示すように、p側電極
9とn側電極10を形成して、チップ単位に分割するこ
とにより、図1に示す半導体レーザ装置が完成する。
9とn側電極10を形成して、チップ単位に分割するこ
とにより、図1に示す半導体レーザ装置が完成する。
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板上に、広い面積にわたって結
晶成長された第1の半導体層と、 該第1の半導体層上にストライプ状に選択的に結晶成長
された第2の半導体層とを備えたことを特徴とする光導
波路構造。 - 【請求項2】 半導体基板上に、広い面積にわたって結
晶成長された第1の半導体層を形成する工程と、 上記第1の半導体層上にストライプ状の開口を有する絶
縁膜をパターニングする工程と、 上記絶縁膜を選択成長マスクとし、上記開口部に露出し
た上記第1の半導体層上に該第1の半導体層と同じ半導
体からなる第2の半導体層を選択成長する工程とを含む
ことを特徴とする光導波路構造の製造方法。 - 【請求項3】 第1導電型半導体基板上に形成された第
1導電型の下側クラッド層と、 該下側クラッド層上に形成された半導体活性層と、 該活性層上に結晶成長された第2導電型の第1の上側ク
ラッド層と、 該第1の上側クラッド層上にストライプ状に選択的に結
晶成長された第2導電型の第2の上側クラッド層とを備
えたことを特徴とする半導体レーザ装置。 - 【請求項4】 第1導電型半導体基板上に第1導電型の
下側クラッド層,活性層,及び第2導電型の第1の上側
クラッド層を順次結晶成長する工程と、 上記第1の上側クラッド層上にストライプ状の開口を有
する絶縁膜をパターニングする工程と、 上記絶縁膜を選択成長マスクとし、上記開口部に露出し
た上記第1の上側クラッド層上に該第1の上側クラッド
層と同じの半導体からなる第2導電型の第2の上側クラ
ッド層を選択成長する工程とを含むことを特徴とする半
導体レーザ装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22524392A JPH0653617A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 光導波路構造及びその製造方法並びに半導体レーザ装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22524392A JPH0653617A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 光導波路構造及びその製造方法並びに半導体レーザ装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0653617A true JPH0653617A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16826248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22524392A Pending JPH0653617A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 光導波路構造及びその製造方法並びに半導体レーザ装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0653617A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010003923A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体光素子を作製する方法 |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP22524392A patent/JPH0653617A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010003923A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体光素子を作製する方法 |
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