JPH0653716A - 共振器 - Google Patents
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Abstract
が少ない共振器を得る。 【構成】 第1の誘電体層14上に、面状の第1のシー
ルド電極16を形成する。第1のシールド電極16上の
第2の誘電体層18,第3の誘電体層26,第4の誘電
体層32上に、コ字状の第1のコイル電極20,第2の
コイル電極28,第3のコイル電極34を形成する。コ
イル電極20,28,34をスルーホール30,36を
介して接続することによって、螺旋状電極を形成する。
第1のコイル電極から第2の誘電体層の端部に向かっ
て、アース用引出電極22と取出電極24とを引き出
す。第5の誘電体層38上に第2のシールド電極40を
形成し、その上に第6の誘電体層42を配置する。これ
らの誘電体層を積層し、複数の外部端子を形成する。第
1のシールド電極16,アース用引出電極22,第2の
シールド電極40を外部端子で接続し、取出電極24を
別の外部端子に接続する。
Description
とえば、数GHz帯で用いられる共振器に関する。
よび図10に示すような1/2波長のストリップライン
共振器がある。この共振器1は、誘電体基板2の一方主
面に両端の開放されたライン電極3が形成され、誘電体
基板2の他方主面の全面にアース電極が形成されてい
る。このような共振器1では、波長をλ,誘電体基板2
の実効誘電率をεとすると、ライン電極3の長さL
1 は、次の数1に示される式で与えられる。
の端部から回り込むようにして、ライン電極3の一端を
アース電極に接続した1/4波長の共振器がある。この
共振器1のライン電極3の長さL2 は、次の数2に示さ
れる式で与えられる。
の一方主面に渦巻状のコイル電極4を形成した共振器が
ある。この共振器1では、コイル電極4に対向するよう
にして、誘電体層2の他方主面にアース電極5が形成さ
れる。さらに、コイル電極4の一端からアース電極5に
接続されるアース用引出電極6が引き出され、このアー
ス用引出電極6から間隔を隔てて取出電極7が形成され
る。この共振器1では、コイル電極4が渦巻状に形成さ
れているため、コイル電極4を長くしても、小型化が可
能である。
波長の共振器や1/4波長の共振器では、たとえば2〜
3GHzの共振器ではライン電極が長くなり、共振器が
大型化してしまう。また、コイル電極を用いた共振器で
は、コイル電極が渦巻状であるため、隣接するライン間
で磁束が影響しあい、コイル電極に電流が流れにくくな
る。そのため、実質的な抵抗が増大して、Qが低下す
る。共振器を小型化すると、コイル電極の隣接するライ
ン間の距離が小さくなり、ライン間の磁束の影響も大き
くなって、このような弊害が大きくなる。
型化が可能で、かつ小型化してもQの低下が少ない共振
器を提供することである。
体層上に形成され、互いに接続されることにより螺旋状
電極となる複数のコイル電極と、コイル電極の中の1つ
から誘電体層の端部に引き出されるアース用引出電極
と、アース用引出電極から間隔を隔てて、コイル電極の
1つから誘電体層の端部に引き出される取出電極と、複
数のコイル電極の両側においてコイル電極と間隔を隔て
て対向するシールド電極とを含む、共振器である。さら
に、コイル電極とシールド電極との間においてシールド
電極と対向するようにコンデンサ電極を形成してもよ
い。この場合、コンデンサ電極とコイル電極とは、電気
的に接続される。
これらのコイル電極が接続されることにより、螺旋状電
極が形成される。この場合、隣接するライン間には誘電
体層が存在する。また、コイル電極とシールド電極との
間にコンデンサ電極を形成することによって、コンデン
サ電極とシールド電極との間に静電容量が形成される。
よって螺旋状電極が形成されるため、コイル電極の形成
された誘電体層の数を調整することによって、螺旋状電
極の長さを調整することができる。この場合、螺旋状電
極を長くしても、1つの平面上に電極を形成する場合の
ように共振器が大きくならない。しかも、隣接するコイ
ル電極間には誘電体層が存在するため、その厚みに相当
する距離を確保でき、コイル電極間の磁束の影響を小さ
くすることができる。そのため、共振器のQを低下させ
ることなく、共振器を小型化することができる。さら
に、コンデンサ電極とシールド電極との間に静電容量を
形成することによって、共振周波数を下げることがで
き、共振周波数の調整が可能となる。
におけるシールド性を向上させることができる。さら
に、アース用引出電極と取出電極との間隔を変えること
によって、共振器のインピーダンスを調整することがで
きる。したがって、外部回路とのインピーダンスマッチ
ングを考慮に入れて、共振器を製造することができる。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
る。共振器10は積層体12を含む。積層体12は、図
2に示すように、第1の誘電体層14を含む。第1の誘
電体層14上には、第1のシールド電極16が形成され
る。第1のシールド電極16は、第1の誘電体層14の
ほぼ全面に形成され、第1の誘電体層14の対向する2
つの端部に引き出される。
電体層18が配置される。第2の誘電体層18上には、
第1のコイル電極20が形成される。第1のコイル電極
20は、第2の誘電体層18の一方主面のほぼ半分の区
域において、コ字状に形成される。この第1のコイル電
極20の一端からは、第2の誘電体層18の端部に向か
って、アース用引出電極22が形成される。さらに、第
1のコイル電極20の中間部分から第2の誘電体層18
の端部に向かって、取出電極24が引き出される。この
実施例では、取出電極24は、アース用引出電極22が
引き出された端部に隣接する第2の誘電体層18の端部
に引き出される。そして、第1のコイル電極20とアー
ス用引出電極22とは、第1のシールド電極16に対向
するように形成され、取出電極24は第1のシールド電
極16が形成されていない部分に対応する端部に引き出
される。
体層26が形成される。第3の誘電体層26上には、第
2のコイル電極28が形成される。第2のコイル電極2
8は、第1のコイル電極20が形成された区域と反対側
の半分の区域において、第1のコイル電極20とは逆向
きのコ字状となるように形成される。第2のコイル電極
28の一端には、第3の誘電体層26を貫通するように
して、スルーホール30が形成される。このスルーホー
ル30を介して、第1のコイル電極20の他端と第2の
コイル電極28の一端とが接続される。
体層32が配置される。第4の誘電体層32上には、第
3のコイル電極34が形成される。第3のコイル電極3
4は、第1のコイル電極20と同じ側の半分の区域にお
いて、第1のコイル電極20と同じ向きのコ字状となる
ように形成される。第3のコイル電極34の一端には、
第4の誘電体層32を貫通するようにして、スルーホー
ル36が形成される。このスルーホール36を介して、
第2のコイル電極28の他端と第3のコイル電極34の
一端とが接続される。このように、第1のコイル電極2
0,第2のコイル電極28および第3のコイル電極34
を接続することによって、螺旋状電極が形成される。
体層38が配置される。第5の誘電体層38上には、第
2のシールド電極40が形成される。第2のシールド電
極40は、第1のシールド電極16と同じ形状に形成さ
れる。この第2のシールド電極40上には、第6の誘電
体層42が形成される。そして、これらの誘電体層が積
層された状態で、積層体12が形成されている。
44b,44c,44d,44e,44fが形成され
る。外部端子44a,44b,44d,44eは、第1
のシールド電極16および第2のシールド電極40が引
き出された端部に形成される。そして、これらの外部端
子44a,44b,44d,44eは第1のシールド電
極16および第2のシールド電極40に接続され、外部
端子44eは同時にアース用引出電極22にも接続され
る。また、外部端子44c,44fは、第1のシールド
電極16および第2のシールド電極40が引き出されて
いない端部に形成される。そして、外部端子44cは、
取出電極24に接続される。
すように、誘電体材料すなわち絶縁体材料で形成された
複数のセラミックグリーンシート50が準備される。そ
して、複数のセラミックグリーンシート50上に、第1
のシールド電極16,アース用引出電極22,取出電極
24,第1のコイル電極20,第2のコイル電極28,
第3のコイル電極34および第2のシールド電極40の
形状に、たとえば導電ペーストを印刷することによりペ
ースト層52が形成される。さらに、第2のコイル電極
28および第3のコイル電極34に対応するペースト層
52の端部には、セラミックグリーンシート50を貫通
するように、スルーホール54が形成される。このスル
ーホール54に導電ペーストなどを入れることによっ
て、第1のコイル電極20,第2のコイル電極28およ
び第3のコイル電極34に対応するペースト層52が接
続される。そして、各誘電体層の厚みが得られるよう
に、必要な数のセラミックグリーンシート50が挟み込
まれ、各セラミックグリーンシート50が積層,圧着さ
れて、成形体が得られる。
形状となるように、導電ペーストが塗布される。これら
の導電ペーストは、成形体内部のペースト層52の必要
なものと接続される。そして、この成形体を焼成するこ
とによって、共振器10が得られる。なお、外部電極4
4a〜44fに対応する導電ペーストを塗布する前に成
形体を焼成し、その後に外部電極44a〜44fを焼き
付けてもよい。
と2つのシールド電極16,40とがアース用引出電極
22および外部電極44eを介して接続されているた
め、1/4波長の共振器として働く。この共振器10で
は、各コイル電極20,28,34で形成される螺旋状
電極部分でインダクタンスが形成される。また、各コイ
ル電極20,28,34と2つのシールド電極16,4
0との間に僅かながら静電容量が形成される。したがっ
て、この共振器10は、図4に示すような等価回路を有
する。さらに、この共振器10の周波数特性の一例を図
5に示す。この周波数特性では、約2GHzのところに
共振周波数が存在する。
た誘電体層の数を調整することによって、螺旋状電極の
長さを自由に調整することができる。そのため、共振周
波数の設計を自由に行うことができる。また、共振器の
製造工程においては、同一パターンの交互の積み重ね構
造であるため、加工工程の簡略化が可能である。なお、
この実施例では、コイル電極20,28,34の分布容
量を低減するため線幅を0.3mm以下にし、Qの劣化
を防ぐためにコイル電極20,28,34の厚みを6μ
m以上,第3および第4の誘電体層26,32の厚みを
約100μmとしている。
ため、螺旋状電極が長くなっても共振器10を小型化す
ることができる。たとえば共振周波数1.0GHz,実
効誘電率25の場合、1/4波長のストリップライン共
振器は15mmとなり、渦巻状の電極を有する共振器で
はそれより小型化することができる。それに対して、こ
の発明の共振器10では、コイル電極20,28,34
によって螺旋状電極が形成されるため、コイル電極の隣
接するラインは誘電体層を介して積層方向に位置する。
そのため、螺旋状電極が長くなっても、コイル電極の形
成された誘電体層を大きくする必要がなく、さらに共振
器10を小型化することが可能である。このとき、誘電
体層によって隣接するコイル電極間の距離が確保される
ため、磁束の影響によるQの低下が少ない。
電極22と取出電極24との間の距離を調整することに
よって、インピーダンスを調整することができる。上述
の実施例では、アース用引出電極22と取出電極24と
は第2の誘電体層18の隣接する端部に向かって引き出
されたが、これらの電極は同じ側の端部に向かって引き
出されてもよく、これらの電極間の距離によってどの方
向の端部に引き出してもよい。さらに、コイル電極2
0,28,34の線幅を調整したり、コイル電極20,
28,34とシールド電極16,40との間の距離を調
整することによっても、インピーダンスを調整すること
ができる。このように、共振器10のインピーダンスの
調整が簡単であるため、外部回路とのインピーダンスマ
ッチングを考慮に入れて共振器を製造することができ
る。
側にシールド電極16,40が形成されているため、高
周波域におけるシールド性能が良好で、安定した特性を
得ることができる。
極34上に第7の誘電体層60を配置し、この第7の誘
電体層60上にコンデンサ電極62を形成してもよい。
このコンデンサ電極62は、第2のシールド電極40と
対向するように、面状に形成される。そして、コンデン
サ電極62から第7の誘電体層60を貫通するようにし
て、スルーホール64が形成される。このスルーホール
64を介して、コンデンサ電極62と第3のコイル電極
34とが接続される。この共振器10では、コンデンサ
電極62と第1のシールド電極16,第2のシールド電
極40との間に静電容量が形成される。したがって、図
6に示される共振器10の等価回路は、図7に示すよう
に、インダクタンスに直列に接続された静電容量を有す
る回路となる。
1および図2に示す共振器と同じにして、図6に示す共
振器10の周波数特性を測定し、その結果を図8に示し
た。図1および図2の共振器では共振周波数が2GHz
であるのに対し、図8では共振周波数が約1.6GHz
付近になっている。このように、コンデンサ電極62を
形成することにより、共振器の周波数特性を変えること
ができる。この共振器10では、たとえばコンデンサ電
極62の面積を変えたり、コンデンサ電極62と第2の
シールド電極40との間の誘電体層38の厚みを変える
ことによって、コンデンサ電極62とシールド電極1
6,40との間に形成される静電容量を変えることがで
きる。このように、静電容量を変えることによって、共
振器10の共振周波数を調整することができる。
ある。
図である。
ある。
る。
ある。
す平面図である。
図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の誘電体層上に形成され、互いに接
続されることにより螺旋状電極となる複数のコイル電
極、 前記コイル電極の中の1つから前記誘電体層の端部に引
き出されるアース用引出電極、 前記アース用引出電極から間隔を隔てて、前記コイル電
極の1つから前記誘電体層の端部に引き出される取出電
極、および複数の前記コイル電極の両側において前記コ
イル電極と間隔を隔てて対向するシールド電極を含む、
共振器。 - 【請求項2】 さらに、前記コイル電極と前記シールド
電極との間において前記シールド電極と対向するように
形成され、かつ前記コイル電極と電気的に接続されるコ
ンデンサ電極を含む、請求項1の共振器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220852A JP2830638B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 共振器 |
| US08/096,716 US5404118A (en) | 1992-07-27 | 1993-07-23 | Band pass filter with resonator having spiral electrodes formed of coil electrodes on plurality of dielectric layers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220852A JP2830638B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 共振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0653716A true JPH0653716A (ja) | 1994-02-25 |
| JP2830638B2 JP2830638B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=16757554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4220852A Expired - Lifetime JP2830638B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 共振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2830638B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-07-27 JP JP4220852A patent/JP2830638B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2830638B2 (ja) | 1998-12-02 |
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