JPH0654011B2 - 壁体構築用ブロック - Google Patents
壁体構築用ブロックInfo
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- JPH0654011B2 JPH0654011B2 JP32089991A JP32089991A JPH0654011B2 JP H0654011 B2 JPH0654011 B2 JP H0654011B2 JP 32089991 A JP32089991 A JP 32089991A JP 32089991 A JP32089991 A JP 32089991A JP H0654011 B2 JPH0654011 B2 JP H0654011B2
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- wall
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Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
- Revetment (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土留壁や緑化壁、魚巣
等の各種壁体を構築するため上下複数段に積上げて使用
されるブロックに関するものである。
等の各種壁体を構築するため上下複数段に積上げて使用
されるブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】土留壁として広く用いられて来た石積擁
壁では、組積材が互いに裏込材と迫り合ってその位置を
保つものであり、壁体の安定を確保するには、壁体の重
量と土圧との合力の作用点が、任意の高さで壁前面より
内側に入っている必要があり、各高さにおける前記合力
の作用点を結んで得られる線即ち示力線の形は、図1に
示したようにA,B,Cの3種類に分類される。
壁では、組積材が互いに裏込材と迫り合ってその位置を
保つものであり、壁体の安定を確保するには、壁体の重
量と土圧との合力の作用点が、任意の高さで壁前面より
内側に入っている必要があり、各高さにおける前記合力
の作用点を結んで得られる線即ち示力線の形は、図1に
示したようにA,B,Cの3種類に分類される。
【0003】Aの類型では、示力線が天端から基礎に至
るまで壁体断面幅中央1/3 (ミドルサード)内に入って
いるので、最も安定した壁体となり、特に壁体の中心を
示力線に合せたときには、安定性及び審美性の両面から
最も理想的な壁体が構築される。
るまで壁体断面幅中央1/3 (ミドルサード)内に入って
いるので、最も安定した壁体となり、特に壁体の中心を
示力線に合せたときには、安定性及び審美性の両面から
最も理想的な壁体が構築される。
【0004】Bの類型では、示力線が天端と基礎付近を
除いて壁体後面より突出しているので、裏込め層や背面
土が緩んでいれば、後側に陥没する恐れがあり、十分な
突固めが必要となる。
除いて壁体後面より突出しているので、裏込め層や背面
土が緩んでいれば、後側に陥没する恐れがあり、十分な
突固めが必要となる。
【0005】Cの類型では、示力線の下方部分が壁体前
面から突出しているため、壁体のはらみ出し、崩壊の恐
れがあり、擁壁の控え長を長く設定するか擁壁の勾配を
緩く設定する必要がある。
面から突出しているため、壁体のはらみ出し、崩壊の恐
れがあり、擁壁の控え長を長く設定するか擁壁の勾配を
緩く設定する必要がある。
【0006】間知石や割石、玉石等に代る組積材として
提供されている従来のコンクリート製ブロックでは、積
上げ時に接合されるブロックの上面と下面は一般的に平
坦面に形成されている。
提供されている従来のコンクリート製ブロックでは、積
上げ時に接合されるブロックの上面と下面は一般的に平
坦面に形成されている。
【0007】そのため、上面が傾斜した基礎コンクリー
トに下段ブロックを載せ、該下段ブロックの上面に上段
ブロックの下面を接合してブロックを上下複数段に積上
げたときには、上下複数段のブロックの各前面は傾斜し
た一直線上に整列することになり、当然のことながら壁
体の縦方向中心線も傾斜直線となるので、前面側に凹に
なった曲線である示力線とは合致しないことになる。
トに下段ブロックを載せ、該下段ブロックの上面に上段
ブロックの下面を接合してブロックを上下複数段に積上
げたときには、上下複数段のブロックの各前面は傾斜し
た一直線上に整列することになり、当然のことながら壁
体の縦方向中心線も傾斜直線となるので、前面側に凹に
なった曲線である示力線とは合致しないことになる。
【0008】実開昭58−69044号公報に記載され
た谷積み用間知ブロックでは、本体部の一方の対向側面
に位置決め突条を形成し、他方の対向側面には積み上げ
時に該位置決め突条が嵌合される位置決め溝を形成し、
位置決め突条と位置決め溝の前後方向の縦断面を円弧形
にしている。
た谷積み用間知ブロックでは、本体部の一方の対向側面
に位置決め突条を形成し、他方の対向側面には積み上げ
時に該位置決め突条が嵌合される位置決め溝を形成し、
位置決め突条と位置決め溝の前後方向の縦断面を円弧形
にしている。
【0009】しかしながら、この間知ブロックでは、位
置決め突条と位置決め溝をブロックの上下接合端面の中
間部に限定して設けると共に、位置決め突条の前側と位
置決め溝の前側に合端部を形成する稜線部を設けている
ので、該稜線部が相当接する段階まで位置決め突条が位
置決め溝に嵌め込まれたときには、上段ブロックは該合
端部に邪魔されるため、下段ブロックに対して前面側に
傾斜回転することは、全く不可能である。
置決め突条と位置決め溝をブロックの上下接合端面の中
間部に限定して設けると共に、位置決め突条の前側と位
置決め溝の前側に合端部を形成する稜線部を設けている
ので、該稜線部が相当接する段階まで位置決め突条が位
置決め溝に嵌め込まれたときには、上段ブロックは該合
端部に邪魔されるため、下段ブロックに対して前面側に
傾斜回転することは、全く不可能である。
【0010】このように位置決め突条と位置決め溝は、
隣接ブロック間の合端部の位置決めを行なって、ブロッ
ク相互の位置ずれを防止するために設けられたに過ぎな
いものであり、位置決め突条と位置決め溝は、ブロック
の積み上げ後に上段ブロックを下段ブロックに対して鉛
直面内で前面側に回転させることを意図して形成された
ものではない。
隣接ブロック間の合端部の位置決めを行なって、ブロッ
ク相互の位置ずれを防止するために設けられたに過ぎな
いものであり、位置決め突条と位置決め溝は、ブロック
の積み上げ後に上段ブロックを下段ブロックに対して鉛
直面内で前面側に回転させることを意図して形成された
ものではない。
【0011】したがって、この間知ブロックにおいて
も、上下複数段のブロックの各前面は傾斜した一直線上
に整列することになり、当然のことながら壁体の縦方向
中心線も傾斜直線となるので、前面側に凹になった曲線
である示力線とは合致しないことになる。
も、上下複数段のブロックの各前面は傾斜した一直線上
に整列することになり、当然のことながら壁体の縦方向
中心線も傾斜直線となるので、前面側に凹になった曲線
である示力線とは合致しないことになる。
【0012】このように従来の石積み壁体やブロック積
み壁体では、壁体の縦方向中心線を前面側に凹になった
曲線である示力線に合致させることができないので、壁
体の安定性確保のために壁体の勾配を緩く設定し、壁体
の最大許容高さも比較的低く設定している。
み壁体では、壁体の縦方向中心線を前面側に凹になった
曲線である示力線に合致させることができないので、壁
体の安定性確保のために壁体の勾配を緩く設定し、壁体
の最大許容高さも比較的低く設定している。
【0013】しかしながら、壁体の勾配を緩く設定する
と、天端に続く地面又は基礎に続く地面において壁体構
築に占有される面積が増大してしまうので、土地の有効
利用上問題がある。
と、天端に続く地面又は基礎に続く地面において壁体構
築に占有される面積が増大してしまうので、土地の有効
利用上問題がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、壁体の縦方向中心線が示力線と合致するか大部分が
十分近接するように的確かつ容易に積上げることがで
き、また、上下段ブロックの配置角度の調整範囲が比較
的広く、多様な壁体を一種類のブロックによって容易に
構築でき、更にまた、上下段ブロックの配置角度の大小
に関係なく、壁体の正面側を常に整然とした均一の形態
に形成することができる壁体構築用ブロックを提供する
ことである。
は、壁体の縦方向中心線が示力線と合致するか大部分が
十分近接するように的確かつ容易に積上げることがで
き、また、上下段ブロックの配置角度の調整範囲が比較
的広く、多様な壁体を一種類のブロックによって容易に
構築でき、更にまた、上下段ブロックの配置角度の大小
に関係なく、壁体の正面側を常に整然とした均一の形態
に形成することができる壁体構築用ブロックを提供する
ことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明の壁体構築用ブロック
1では、ブロック1の上端面と下端面の一方に前後方向
の縦断面が円弧形の接合用凹部2を設け、ブロック1の
上端面と下端面の他方に前後方向の縦断面が円弧形の接
合用凸部3を設け、ブロック1の前面部分12を接合用
凸部3に連続した円弧面に形成する。
符号を用いて説明すると、本発明の壁体構築用ブロック
1では、ブロック1の上端面と下端面の一方に前後方向
の縦断面が円弧形の接合用凹部2を設け、ブロック1の
上端面と下端面の他方に前後方向の縦断面が円弧形の接
合用凸部3を設け、ブロック1の前面部分12を接合用
凸部3に連続した円弧面に形成する。
【0016】接合用凹部2に接合用凸部3を嵌め込んで
ブロック1,1を積み上げた状態において、接合用凹部
2と接合用凸部3を中心として上段ブロック1が下段ブ
ロック1に対して鉛直面内で前面側に回転し得るよう
に、接合用凹部2と接合用凸部3を前後方向の幅員の全
部にわたって設ける。
ブロック1,1を積み上げた状態において、接合用凹部
2と接合用凸部3を中心として上段ブロック1が下段ブ
ロック1に対して鉛直面内で前面側に回転し得るよう
に、接合用凹部2と接合用凸部3を前後方向の幅員の全
部にわたって設ける。
【0017】
【作用】壁体を構築するときには、基礎コンクリート体
9の縦断面円弧形の凹部10に最下段のブロック1の接
合用凸部3が嵌め込まれ、ブロック1の中心が構築対象
の壁体について予め算定された示力線に合致するよう
に、最下段のブロック1が接合用凸部3を基礎コンクリ
ート体9の凹部9に摺接させた状態で鉛直面内において
前面側に傾斜回転させられる。
9の縦断面円弧形の凹部10に最下段のブロック1の接
合用凸部3が嵌め込まれ、ブロック1の中心が構築対象
の壁体について予め算定された示力線に合致するよう
に、最下段のブロック1が接合用凸部3を基礎コンクリ
ート体9の凹部9に摺接させた状態で鉛直面内において
前面側に傾斜回転させられる。
【0018】次に、第2段のブロック1の接合用凸部3
が最下段のブロック1の接合用凹部2に嵌め込まれ、該
ブロック1の中心が前記示力線に合致に合致するよう
に、第2段のブロック1が接合用凸部3を最下段ブロッ
ク1の接合用凹部2に摺接させながら、鉛直面内で所要
角度だけ前面側に回転させられる。
が最下段のブロック1の接合用凹部2に嵌め込まれ、該
ブロック1の中心が前記示力線に合致に合致するよう
に、第2段のブロック1が接合用凸部3を最下段ブロッ
ク1の接合用凹部2に摺接させながら、鉛直面内で所要
角度だけ前面側に回転させられる。
【0019】以下、この積み上げと配置角度の調整を繰
返すことによって、最下段のブロックから最上段のブロ
ックまで多数段のブロックが、示力線に沿うように順次
に積上げられる。
返すことによって、最下段のブロックから最上段のブロ
ックまで多数段のブロックが、示力線に沿うように順次
に積上げられる。
【0020】構築対象の壁体が土留め擁壁である場合に
は、積上げられたブロック1,1の背後には常法に従っ
て裏込め栗石や目潰し砂利などの裏込材が充填され、背
面土が埋め戻され、所要の水抜き管が配設される。
は、積上げられたブロック1,1の背後には常法に従っ
て裏込め栗石や目潰し砂利などの裏込材が充填され、背
面土が埋め戻され、所要の水抜き管が配設される。
【0021】練積の場合には、常法に従って下段ブロッ
ク1の接合用凹部2と上段ブロック1の接合用凸部3間
等に合端モルタルが充填され、ブロック積み壁体の背後
に裏込めコンクリートが打設され、背面土が埋め戻さ
れ、所要の水抜き管が配設される。
ク1の接合用凹部2と上段ブロック1の接合用凸部3間
等に合端モルタルが充填され、ブロック積み壁体の背後
に裏込めコンクリートが打設され、背面土が埋め戻さ
れ、所要の水抜き管が配設される。
【0022】
【実施例】本発明のブロックは、本体部分の形状構造を
適宜変更することによって、土留擁壁や緑化擁壁、土留
兼緑化擁壁、人工魚巣等といったように地面又は水中に
構築される各種の壁体に適用される。また、接合用凹部
や接合用凸部の曲率半径と形成位置もまた適宜変更され
る。
適宜変更することによって、土留擁壁や緑化擁壁、土留
兼緑化擁壁、人工魚巣等といったように地面又は水中に
構築される各種の壁体に適用される。また、接合用凹部
や接合用凸部の曲率半径と形成位置もまた適宜変更され
る。
【0023】図2に示した実施例のブロックは、前面部
分と下端面部分を同一の円弧面に形成した全体形状が立
方体ないし直方体のブロックであり、接合用凹部2を上
端面に設け、接合用凸部3を下端面に設けてある。接合
用凹部2と接合用凸部3の各円弧面の曲率半径は合致し
ている。尚、練積の場合には、接合用凸部3の円弧面の
曲率半径は、接合用凹部2の円弧面の曲率半径よりも合
端モルタルの厚さ相当分だけ短く設定される。
分と下端面部分を同一の円弧面に形成した全体形状が立
方体ないし直方体のブロックであり、接合用凹部2を上
端面に設け、接合用凸部3を下端面に設けてある。接合
用凹部2と接合用凸部3の各円弧面の曲率半径は合致し
ている。尚、練積の場合には、接合用凸部3の円弧面の
曲率半径は、接合用凹部2の円弧面の曲率半径よりも合
端モルタルの厚さ相当分だけ短く設定される。
【0024】接合用凹部2の後側には平坦面部1bが設
けられ、接合用凸部3の後側には平坦面部1dが設けら
れているが、これらの平坦面部は上段ブロック1が下段
ブロック1に対して鉛直面内で前面側に傾斜回転すると
きの障害物とはならない。
けられ、接合用凸部3の後側には平坦面部1dが設けら
れているが、これらの平坦面部は上段ブロック1が下段
ブロック1に対して鉛直面内で前面側に傾斜回転すると
きの障害物とはならない。
【0025】図3に示した実施例では、ブロック1の全
体形状は上面部分の中央部を横長方向に開口した円筒体
であり、接合用凹部2は該開口部の縦断面円弧形の縁面
1eと1fによって構成され、接合用凸部3はブロック
1の下面部分それ自体よって構成され、前記縁面1e,
1fが含まれる円弧面の曲率半径はブロック1の全体の
半径と合致している。
体形状は上面部分の中央部を横長方向に開口した円筒体
であり、接合用凹部2は該開口部の縦断面円弧形の縁面
1eと1fによって構成され、接合用凸部3はブロック
1の下面部分それ自体よって構成され、前記縁面1e,
1fが含まれる円弧面の曲率半径はブロック1の全体の
半径と合致している。
【0026】本実施例では、ブロック1の前面部分12
に透孔15を設けてあり、透孔15は植生空間や水抜き
等に使用することができる。接合用凸部3の前後には過
剰回転の阻止用ストッパー16を突設することもでき
る。接合用凸部3の壁部には連通用開口8を設けてあ
る。
に透孔15を設けてあり、透孔15は植生空間や水抜き
等に使用することができる。接合用凸部3の前後には過
剰回転の阻止用ストッパー16を突設することもでき
る。接合用凸部3の壁部には連通用開口8を設けてあ
る。
【0027】図4に示した実施例では、ブロック1の全
体形状は上方中央部と左右一側面の中央部を球面状に切
開いた形の中空球体であり、接合用凹部2は該上方切開
部の球面状縁面1gによって構成され、接合用凸部3は
ブロック1の下方中央部分それ自体によって構成され、
球面状縁面1gの曲率半径はブロック1の全体の半径と
合致している。尚、練積の場合には、接合用凸部3の曲
率半径は、接合用凹部2の曲率半径よりも合端モルタル
の厚さ相当分だけ短くなる。
体形状は上方中央部と左右一側面の中央部を球面状に切
開いた形の中空球体であり、接合用凹部2は該上方切開
部の球面状縁面1gによって構成され、接合用凸部3は
ブロック1の下方中央部分それ自体によって構成され、
球面状縁面1gの曲率半径はブロック1の全体の半径と
合致している。尚、練積の場合には、接合用凸部3の曲
率半径は、接合用凹部2の曲率半径よりも合端モルタル
の厚さ相当分だけ短くなる。
【0028】また、前記側面切開部の球面状縁面1hの
曲率半径はブロック1の全体の半径と合致しており、こ
れには左右に隣接するブロック1の別の側面中央部が回
転可能に嵌合する。ブロック1には、植生空間や水抜き
等に使用できる透孔15を設けてある。尚、練積の場合
には、前記球面状縁面1hの曲率半径はブロック1の全
体の半径よりも合端モルタルの厚さ相当分だけ長くな
る。本実施例によれば、天然の玉石で構築したような壁
体が得られる。
曲率半径はブロック1の全体の半径と合致しており、こ
れには左右に隣接するブロック1の別の側面中央部が回
転可能に嵌合する。ブロック1には、植生空間や水抜き
等に使用できる透孔15を設けてある。尚、練積の場合
には、前記球面状縁面1hの曲率半径はブロック1の全
体の半径よりも合端モルタルの厚さ相当分だけ長くな
る。本実施例によれば、天然の玉石で構築したような壁
体が得られる。
【0029】各実施例において、示力線に沿ったブロッ
クの積み上げを更に能率良く行なうため、ブロック間の
相対変位を的確に知る目的でブロックの側面に角度目盛
等を付けて置くこともできる。
クの積み上げを更に能率良く行なうため、ブロック間の
相対変位を的確に知る目的でブロックの側面に角度目盛
等を付けて置くこともできる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の壁体構築用ブロッ
クでは、ブロック1,1を積み上げた後、接合用凹部2
と接合用凸部3を中心として下段ブロック1が下段ブロ
ック1に対して鉛直面内で前面側に回転し得るように、
前後方向の縦断面が円弧形の接合用凹部2と接合用凸部
3を、ブロック1の前後方向の幅員の中間部に設けると
共に、接合用凹部2の後側の平坦面部1bと接合用凸部
3の後側の平坦面部1dが相当接したとき、接合用凹部
2の前側の平坦面部1aと接合用凸部3の前側の平坦面
部1cとの間に遊び間隔が生じるように各平坦面部の配
置角度を設定したので、上段ブロック1の前面を1段又
は2段以上下方にある下段ブロック1の前面に対して傾
斜配置させることによって、壁体の縦方向中心線が示力
線と合致するか十分近接するようにブロックを積み上げ
ることができ、安定性と審美性のいずれにも優れた壁体
を的確かつ容易に構築することができる。
クでは、ブロック1,1を積み上げた後、接合用凹部2
と接合用凸部3を中心として下段ブロック1が下段ブロ
ック1に対して鉛直面内で前面側に回転し得るように、
前後方向の縦断面が円弧形の接合用凹部2と接合用凸部
3を、ブロック1の前後方向の幅員の中間部に設けると
共に、接合用凹部2の後側の平坦面部1bと接合用凸部
3の後側の平坦面部1dが相当接したとき、接合用凹部
2の前側の平坦面部1aと接合用凸部3の前側の平坦面
部1cとの間に遊び間隔が生じるように各平坦面部の配
置角度を設定したので、上段ブロック1の前面を1段又
は2段以上下方にある下段ブロック1の前面に対して傾
斜配置させることによって、壁体の縦方向中心線が示力
線と合致するか十分近接するようにブロックを積み上げ
ることができ、安定性と審美性のいずれにも優れた壁体
を的確かつ容易に構築することができる。
【0031】このように壁体の縦方向中心線を実質的に
示力線と合致させるのが容易であり、これによって十分
な安定性を確保できるので、壁体の安定性確保だけの理
由から壁体の勾配を緩く設定する必要がなくなり、天端
に続く地面や基礎に続く地面の有効利用面積を増大させ
ることができ、また、より高い壁体の構築も可能であ
る。
示力線と合致させるのが容易であり、これによって十分
な安定性を確保できるので、壁体の安定性確保だけの理
由から壁体の勾配を緩く設定する必要がなくなり、天端
に続く地面や基礎に続く地面の有効利用面積を増大させ
ることができ、また、より高い壁体の構築も可能であ
る。
【0032】また、本発明の壁体構築用ブロックでは、
前記のように接合用凹部2と接合用凸部3は前後方向の
幅員の全部にわたって設けられ、接合用凹部2と接合用
凸部3の前側には上段ブロック1の前面側への回転を阻
害する突起物が存在していないため、上下段ブロックの
配置角度の調整範囲が比較的広くなり、多様な壁体を一
種類のブロックによって容易に構築することができる。
前記のように接合用凹部2と接合用凸部3は前後方向の
幅員の全部にわたって設けられ、接合用凹部2と接合用
凸部3の前側には上段ブロック1の前面側への回転を阻
害する突起物が存在していないため、上下段ブロックの
配置角度の調整範囲が比較的広くなり、多様な壁体を一
種類のブロックによって容易に構築することができる。
【0033】更にまた、本発明の壁体構築用ブロックで
は、ブロック1の前面部分12を接合用凸部3に連続し
た円弧面に形成したので、上段ブロック1が下段ブロッ
ク1に対してどのような角度位置を占めても、下段ブロ
ック1の前面部分12と上段ブロック1の接合用凸部3
及び上段ブロック1の前面部分12とで形成される壁体
の正面側形態は、壁体のどの区域においても均一であ
り、整然とした壁面を的確に形成することができる。
は、ブロック1の前面部分12を接合用凸部3に連続し
た円弧面に形成したので、上段ブロック1が下段ブロッ
ク1に対してどのような角度位置を占めても、下段ブロ
ック1の前面部分12と上段ブロック1の接合用凸部3
及び上段ブロック1の前面部分12とで形成される壁体
の正面側形態は、壁体のどの区域においても均一であ
り、整然とした壁面を的確に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】擁壁に作用する示力線の類型を示す説明図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例に係る壁体構築用ブロックの
積み上げ状態を示す縦断面図である。
積み上げ状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明の別の実施例に係る壁体構築用ブロック
の積み上げ状態を示す縦断面図である。
の積み上げ状態を示す縦断面図である。
【図4】本発明の更に別の実施例に係る壁体構築用ブロ
ックの積み上げ状態を示す縦断面図である。
ックの積み上げ状態を示す縦断面図である。
1 壁体構築用ブロック 2 接合用凹部 3 接合用凸部 8 連通用開口 9 基礎コンクリート体 10 凹部 12 ブロックの前面部分 15 正面側開口 16 ストッパー 1b 平坦面部 1d 平坦面部 1e 切開部の縁面 1f 切開部の縁面 1g 切開部の縁面 1h 切開部の縁面
Claims (1)
- 【請求項1】 ブロック1の上端面と下端面の一方に前
後方向の縦断面が円弧形の接合用凹部2を設け、ブロッ
ク1の上端面と下端面の他方に前後方向の縦断面が円弧
形の接合用凸部3を設け、接合用凹部2に接合用凸部3
を嵌め込んでブロック1,1を積み上げた状態におい
て、接合用凹部2と接合用凸部3を中心として上段ブロ
ック1が下段ブロック1に対して鉛直面内で前面側に回
転し得るように、接合用凹部2と接合用凸部3を前後方
向の幅員の全部にわたって設け、ブロック1の前面部分
12を接合用凸部3に連続した円弧面に形成した壁体構
築用ブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32089991A JPH0654011B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 壁体構築用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32089991A JPH0654011B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 壁体構築用ブロック |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61239995A Division JP2596733B2 (ja) | 1986-10-08 | 1986-10-08 | 壁体構築用ブロツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055311A JPH055311A (ja) | 1993-01-14 |
| JPH0654011B2 true JPH0654011B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=18126515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32089991A Expired - Fee Related JPH0654011B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 壁体構築用ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0654011B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005111707A1 (ja) | 2004-04-26 | 2005-11-24 | Mitsubishi Chemical Corporation | カラーフィルター用青色組成物、カラーフィルター及びカラー画像表示装置 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP32089991A patent/JPH0654011B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH055311A (ja) | 1993-01-14 |
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